- 1二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 15:57:20
- 2二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 15:59:42
いい
それでいい
続きを出力しろ - 3二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 16:01:39
メガネをかけた清楚地味真面目な女の子がクラスメイトに挟まれ…
- 4二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 16:11:57
ギャルに癒やされる限界OLは良い…
- 5二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 16:37:52
続きは????
- 6二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 16:49:32
続きって言われてもどうすればいいんだ……
とりあえず前世年齢のサイコロでも転がしとくか……
dice1d20=16 (16) +25
- 7二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 16:51:07
絶妙…彼方に忘れた青春の憧憬が狂わせちゃう
- 8二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 16:57:37
41かぁ
より一層眩しいだろうなぁ - 9二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 18:10:31
なんだか調子出てきたな…
私はこの前41になった普通の独身会社員。本当なら記念すべき誕生日…の、はずだが…私は命を落とした。
原因はそう、dice1d3=1 (1) である。
1過労死
2事故死
3自死
そして41という中途半端な歳で死んだ私は……目が覚めると見渡す限り美少女だらけの世界にいた。
- 10二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 18:22:35
人生暗黒から再び光を得てしまった
- 11二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 18:26:43
このレスは削除されています
- 12二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 18:34:43
- 13二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 18:47:52
そんなまるでキヴォトスに闇のロリコンがいるみたいな…
- 14二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 19:17:25
あの日…私の41の誕生日。私は相変わらず、ほぼ朝のような時間までの残業を強いられていた。勿論、残業代は出ない。
長すぎるほどの残業を終え、うっすらと朝日が見え始めた空を尻目に私は仮眠室に向かい、糸が切れた人形のように意識を手放した。
そして…目が覚めると、私は子供のような身体になっていた。
dice1d2=1 (1)
1ちゃんと肉体年齢も見た目通り
2見た目とは裏腹にちゃんと高校生
なぜ前世の記憶が戻ったのかは分からないけど、そうして私は改めて第二の生を歩み始めたのだ。
身長dice1d45=10 (10) +100
学力dice1d100=66 (66)
身体能力dice1d100=87 (87)
キヴォトス適応度dice1d100=81 (81)
- 15二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 19:18:26
たっけぇなおい!
- 16二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 19:18:34
久々の若いボディが運動性能高いと燃える
- 17二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 19:18:55
ちっこい体に希望が詰まってる
- 18二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 19:23:01
チェリノより10cmもチビじゃん…
- 19二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 19:29:24
久しぶりに学校の教科書開くと昔は簡単にできてた問題が解けなかったりするやつじゃん
- 20二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 19:35:49
ちなみに今の年齢
dice1d6=3 (3) +6
- 21二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 19:36:30
うおっイブキお姉さん……
- 22二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 19:39:53
- 23二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 19:49:05
普通だ……
- 24二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 20:23:40
これは飛び級できるレベルだわ
- 25二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 20:30:23
死因といい学力といいさては相当のバリキャリだったな?
- 26二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 20:36:58
あ、忘れてた
神秘パゥワーdice1d100=18 (18)
- 27二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 21:38:45
- 28二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 22:49:21
前世での経験が役立ったおかげで、私はなんと齢九歳にして高等部に引き抜かれることとなった。
二度目の高校生活……一度目は、思い出したくもないというか思い出すこともないというか、正に地味そのものだった。
ずっと私は日陰者。所謂ガリ勉と呼ばれる人種で、友達もいないわけではないが多いわけでなく、親友と定義される関係性の人物は一人もいなかった。同窓会に呼ばれたことは…ない。
そしてそのまま大人になっていった私は、誰かと愛し合うことも、誰かと笑い合うことも数えるほどしかないまま、歯車のように会社で労働をし続けることになった。
でも今度こそは、もっと楽しい学生生活を遅れるかもしれない!……そんな僅かな希望を胸に、私は小さな足を前へと踏み出した。
ドコに入るか
dice1d6=1 (1)
1万魔殿
2風紀委員
3給食部
4救急医学部
5温泉開発部
6美食研究会
- 29二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 22:51:20
既視感!
- 30二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 22:56:46
ロリコン集団万魔殿
- 31二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 23:07:37
ユウカロリコンはあにまんだけでは
- 32二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 23:42:02
登校初日。私は私を引き抜いた万魔殿という組織へと向かった。その仰々しい名前を聞いたときは何事かと思ったが、どうやら本質はただの生徒会のようなものらしいので少し安堵した。
広い校舎をゆっくりと歩く。今の小さな体では、普通の廊下もまるで万里の長城のような長さに思える。切れてきた息を整えながら、ゆっくりゆっくり歩いていると、ふと何かに躓いて転んでしまった。
「うぎゃあ!!!!」
アラフォーの女が出してはいけないような悲鳴を上げて思い切り転ぶ。子供の体とはなんて扱いにくいんだろう。
思い切り打ち付けた額を擦ると、手の甲に薄っすらと紅い痕が付いていた。はぁ……幸先悪いなぁ……そう思っていると、ふと目の前に掌が差し出される。
「大丈夫?立てる?」私の目の前には、溢れんばかりの光を放つ……ギャルが立っていた。 - 33二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 00:51:05
この元OLがギャルを苦手とする理由
dice1d3=2 (2)
1人の席には勝手に座るしやたら話しかけてくるしうるさいし………!!!
2目も眩むほど明るいその姿に無意識に嫉妬していた
3普通にギャルに絡まれた時のロクな記憶がない
- 34二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 01:00:04
光属性嫉妬陰キャOLかぁ…
- 35二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 01:33:31
嫉妬からギャルに対していい感情を抱いていなかったけど実はギャル側はむしろ好意的だったことに気付けなかった事を第二の人生で知る奴〜。
…最高だな? - 36二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 02:04:25
ギャルは苦手だ。その眩しさが、自分の惨めさをより際立たせるようで。その可憐さが、自分の醜さをより強調するかのようで。
私にとってあの集団は太陽だった。私はその光に目を向けることが辛かった。でも…目を背けると、今度は私自身の陰が目に入ってくる。私はそれも嫌だった。だから私は、太陽を嫌悪した。
窓から射し込む光の中に、彼女はしゃがみこんで私に手を伸ばす。その姿は、いつか私に共に遊ぼうと誘ってくれた彼女達に似ていた気がした。
「だ、大丈夫です。自分で立てます……」
思わず私はまた、その差し伸べられた手を拒んだ。
でも、彼女は違った。私の話を聞いていないのか、気にも留めていないのか、私の手を引いた彼女はそのまま腕を差し込み私を抱え上げた。幼い体はヒョイッと軽く持ち上がる。そして私を見て彼女は一言言った。
「かっ…かわいいー!!!!」
「えっめっちゃ可愛くない!?可愛いよね!!」
そう言って騒ぐピンクの髪の少女。
「確かに。この子が噂の二人目の飛び級生かな?」
しきりに頭をなでてくるのは、物静かそうな白髪の少女。
「キミ、名前なんていうの?」
答えたくはなかったが、答えないと離してくれそうになかったので、仕方なく私はこの世界での名前を名乗った。
>>40までからダイス
- 37二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 02:20:19
有坂ノウエ
- 38二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 02:24:48
陰村ナバリ
- 39二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 02:38:50
水橋 ソネミ
- 40二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 02:44:18
宮城 ナカ
- 41二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 02:56:01
四位ナガレ
- 42二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 03:24:03
dice1d4=3 (3)
1有坂ノウエ
2陰村ナバリ
3水橋ソネミ
4宮城ナカ
- 43二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 08:06:41
嫉みかぁ…
しかも苗字も東方Projectで見たことある嫉妬深い子のやつだ - 44二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 08:35:16
9歳の力で持てる武器ってなんだろうなぁ…イブキですら自分の身長とそんなに差がない銃を持ってるし…
- 45二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 11:20:15
「ソネミ。水橋ソネミ。」
昔から嫉妬してしまう事の多かった私によく似合う、嫉みとよく似た自身の名前を、私は必要最低限の名乗りで彼女達に告げた。我ながら酷い態度だ。
でも、彼女達は私のそんな悪辣さも交じるような素っ気ない態度を意に介することもなく、私の頭をなで始めた。
「かわいいねー、ソネミちゃんは今何歳?」
「え、えっと…九歳。」
「九歳…イブキちゃんよりも小さいんだね」
本当は41だが、今の私は九歳児だ。
私より遥かに年下で遥かに年上の彼女達は、自らをキララ、エリカと名乗った。
彼女らは私を、「遠いから万魔殿までおんぶしてってあげるよ!」と半ば強引に私をおぶって歩き出した。
華奢で少し大人びた背中に体を委ねて、ただ彼女の歩みに合わせて揺られ続ける。
この幼い肉体のせいだろうか、それとも一定の心地よいリズムのせいだろうか。苦手なはずのギャルに背負われているというのに、私はなんだかすごく心地がよかった。暖かい陽気と暖かい背中。まるで布団のような………
「……ミちゃん、ソネミちゃん」
誰かの呼ぶ声で目が覚める。
重い瞼をゆっくり開くと、明るい光とともにエリカさんの顔が見える。
「わたし……ねてた……?」
「おはよう、ソネミちゃん。」
私はベンチの上で、エリカさんに膝枕をされていたようだった。
「アハハッ、凄かったよもー!超グッスリって感じ!」
「うん、気持ちよさそうだったね。」
寝ぼけ眼で周りを見渡すと、私はとうに目的地についていたようだった。大きな扉が聳え立っているのが見える。
「ありがとう……でも、もうじぶんでいけるから……」
そう言って立ち上がって、ドアの方へ向かう。
「ありがとう。とても助かった…」
彼女達の優しさはありがたかったが、私はその明るさが苦手だ。ドアノブを開いて、さっさと中に入ってしまおうと手を伸ばす…………ない。ドアノブがない。
しまった。今の自分の身長ではとてもじゃないがドアノブには届かない。必死で背伸びして手を伸ばすが、ドアは相変わらず無表情でそそり立っている。
「アハハッ!!もーソネミちゃんってばかわいい〜!!!」
そんな無様な私を見かねてか、キララさんは笑いながら近寄ってきて私を抱き上げた。
「おねーさんと一緒に行こっか!」
そう言って無邪気に笑いかける笑顔も眩しくて、私は今すぐ逃げてしまいたくなった。 - 46二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 12:37:08
名前に違わず光属性すぎるぞキララちゃん
- 47二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 22:42:14
無邪気系ロリのイブキ
クール系ロリのソネミ
バランスはピッタリ - 48二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:01:11
なんかそう聞くとマコトの脳がバグりそう…
- 49二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 09:57:28
コンコン、とキララさんがドアを叩くと、中から「キキキッ…入れ」と荘厳な声が響く。
「お邪魔しま〜す」
そんな声にも臆することなく、気の抜けた声で返答しドアを開くキララさん。
彼女が軽くドアを開くと、中には邪悪の王…とでもいうような顔をした少女が座っていた。
「キキキッ…おや?意外な組み合わせだな」
「この子が困ってたから助けてあげてたんだ〜」
「キキキッ…なるほどな……」
かなりの威圧感があるこの人物にも物怖じ一つせず、慣れ親しんだ友達と喋るようなテンションで会話をするキララさん。ギャルの強さを私はひしひしと感じた。
「お前が、水橋ソネミだな?」
「は、はい…」私は、その威圧感に思わず腰が引けてしまう。
「ふん、ほうほう…キキキッ」
彼女は私の前進を舐め回すように眺め、そしてこう言った。
dice1d3=2 (2)
1かっ……かわいいいいっ!!!!!
2キキキッ、やはりな…ソネミ、お前からは素質を感じる…
3マコト先輩♡って呼んでみてくれないか
- 50二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 19:15:11
「キキキッ…やはりな、ソネミ、お前からは素質を感じる…」
素質…?思わず不思議そうな顔で見上げる私に、彼女は変わらず不敵な笑みを向ける。
「どうやら、自分にそのような素質が本当にあるのかわからない、という顔だな。心配するな。私を誰だと思っている?万魔殿の議長、羽沼マコト様だぞ?私の目に狂いなどない。」
彼女のことはよくわからないが、ここまで自分を評価されることは初めてで、私はそれがとてつもなく嬉しかった。
「すごいじゃん!!あのマコト議長にこんなに褒められるなんて!!!」
キララさんにも、このマコトという少女にも、手放しでこうして褒めてもらえる。そんな状況が嬉しくて、つい子供のような笑みを浮かべてしまう。
「えっ…へへ……そう…ですかね」
決して、昔も出来ない人間なわけではなかった。
でも…何かが突出してできる人間でもなかった。
平凡、普通、何でもそつなくこなす。でも…特技はない。
何事も人並みより少し上手くできる人間は、何事も人並みより出来るが故に褒めてもらえない。それの典型が幼少の私だった。小さい頃から何でもそつなくできた。最初は才能があると持て囃されたけど、それも次第に消えてった。いつしか私が出来る事は普通になり、ミスだけが目立つようになっていった。
こうして面と向かって総てを肯定されるのは、久しぶりだった。
私はそれだけの理由で、彼女についていくと決めた。 - 51二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 02:01:30
ニコニコソネミちゃんかわいあ
- 52二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 12:49:25
そして、一通り話を終えた私は、他の万魔殿メンバーとも挨拶をしておくことにした。
最初に、近くにいた赤髪の少女に話しかける。
「は、初めまして……」
私が声をかけると、彼女は気怠げな目を私に向けた。
「あー…マコト先輩がスカウトした子ですね。私は棗イロハです。よろしくお願いしますね」
あまり良く思われてない……?と、少し心配になるものの、その顔を見ればそんな心配は不要なことはすぐに分かった。
「水橋ソネミです、よろしくお願いしま……す……?」
イロハ先輩は、私が自己紹介を終えるより早く私に近づき…
dice1d3=2 (2)
1頭を撫でてきた
2抱きついてきた
3抱きついて思い切り髪に頭を埋めてきた
- 53二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 12:52:02
(棗イロハが)堕ちたな(確信)。
- 54二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 13:09:06
落ちたのか
- 55二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 15:15:23
ぎゅっ。イロハ先輩は、いきなり私に抱きついてきた。
小さめに見えるイロハ先輩の体。それなのに私のほうが、すっぽり包まれるぐらい小さかった。
イロハ先輩の髪からは甘く優しい匂いがした。
誰かに抱き締められるのも随分と久しぶりだ。最後は数十年ほど前だったような気がする。
人の肌の温もり。私の顔に触れる掌から伝わる暖かく懐かしいそれに、私は思わず涙を零してしまった。
「柔らかくて可愛い……ってえっ!?ど、どどどうしたんですか!?何か私変な事でもしてしまいましたかね……?」
「いやっ、その…違くて、あの…えっと…ぐすっ、ひっく、嬉しくて、あったかくて………」
文章にすらなっていないような言い訳をタラタラと並べ立てる。そんな情けない自分が恥ずかしい。
でも……今の自分は九歳なんだから、少しぐらいはいいかな。そんなことを思いながら、ただ感情に任せて涙を流し続けた。
そしてそんなソネミをイロハは
dice1d3=2 (2)
1ずっとオロオロ心配している
2落ち着いて黙ってなでてあげてる
3(……私……母親だったかもしれない……)
- 56二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 16:00:40
イロハママぁ…
- 57二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 16:11:27
ママだ……あまりにもママすぎる…
- 58二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 22:47:40
妄言に縋る•••
- 59二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 01:17:26
気が済むまで泣いた私は、イロハ先輩に軽く例を言って立ち上がった。
そして、真っ赤になった鼻をこすりながら、次の先輩のもとに向かった。
サツキ先輩。なんだかすごくナイスバディなその先輩は、さっきまで泣きじゃくっていた私のことを心配そうに見つめていた。
「大丈夫ですよ、心配しないで。」
私が一言そう言うと、彼女は「それならいいのだけど…」と言い、自身のことを話し始めてくれた。
「私はサツキ。趣味は科学よ!」
科学!私はハッとした顔で彼女の顔を見る。もっとも、私の身長では顔……というより豊満な二つの乳しか見えないのだが。
私のそんな表情を見て、彼女は少し嬉しそうな顔で自身の趣味の「科学」について語り始めた。
「私が趣味にしている科学…それは、催眠術なのよ!!」
そう言って彼女はノリノリで5円玉を取り出した。
私は
dice1d2=2 (2)
1催眠術かぁ…と少し落胆した
2催眠術!?と凄く興奮した
- 60二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 01:22:22
ソネミちゃんは「いや胸デッッッカ!!!」になって催眠術効かないかそれとも普通に効くのか。見物やね。
- 61二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 01:30:54
催眠術!?と凄く興奮した。
昔からオカルトは大好きだった。小さい頃はUFOを呼び出そうと躍起になったり、世界滅亡の予言を本気にしたりしてたっけ。最近は忙しくてそんな事は出来なくなったけど、オカルティックな事象に思いを馳せている時間が私の一番の楽しみだった。
そんなキラキラした私の瞳をみとめて、彼女の語りは勢いを増す。
「その目…もしかして、貴方も興味があるのね!!さすが我ら万魔殿に引き抜かれただけの事はあるわね!いい?私の催眠術を人はインチキだとかかかるわけ無いじゃんwとか言うけど、万年失敗続きってわけじゃないのよ!現にマコトちゃんなんて何度も掛かってるわけだしね!」
彼女につられて、私もテンションが上がる。
「えっ、私にもかけられる!?今すぐかけられる!?」
「いいわよ!モチロン!!」
しゃがみこむサツキ先輩。目の前にぶら下がった5円玉。それが揺れ始めるのと同時に、彼女は私に語りかけ始める。
「あなたは段々…そうね、私に甘えたくな〜る…赤ちゃんみたいに甘えたくな〜る………」
「あっ、ズルいですよ!!私に甘えるようにしてくださいって!!」
「フフン、もう遅いわ!私に甘えたくな〜る…私にたくさん甘えたくな〜る…」
ソネミは催眠術に
dice1d2=1 (1)
1かかった
2かからなかった
- 62二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 01:48:59
チョロいぞこのロリ!
- 63二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 01:54:41
なんか愛に飢えてるお労しいロリ(41歳OL)なんだなって
- 64二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 02:50:49
「っあ……あう……」
「えっかかったの!?」
「なんでかけておいて驚いてるんですか」
「いや、マコトちゃんぐらいしかかかった事なかったから…」
「……まま…まま!!ままぁ!!」
「見た!?私のことママって言ったわよ!!!」
「催眠術で何を喜んでるんですか!!」
「おおっ!ママ呼びで甘えてるところなんて…加入初日の記念の一枚に相応しい!!それハイチーズ!!あカシャカシャカシャ!!!」
「まますきー♡だいすきー♡」
「ふへへへへへ………悪い気はしないわね……」
「そろそろ解いてあげたらどうです?ソネミちゃんが可哀想ですよ」
「あら、嫉妬?」
「ちっ…違いますよ」
「ほらソネミちゃ〜ん、アレはイロハ“おねーちゃん”よ」
「おねーちゃん!イロハおねーちゃん!!」
「はっ…早く催眠を解いてください!!!」
「もー、仕方ないわね…」
パンッ!と手を叩く音で目が覚めた。
私は、さっきまで眼前にあったはずの大きな大きな乳に押しつぶされていた。
モゴモゴと呻くと、サツキ先輩はくすぐったそうに私を解放した。
記憶がない。まさか本当に催眠に……?
彼女は催眠をかけているとき、赤ちゃんみたいに甘えたくなる……と言っていた気がする。もし催眠にかかったのなら私は彼女に…………
怖かったので想像するのをやめた。
催眠を受けたソネミは
dice1d3=3 (3)
1サツキを師匠と呼び慕うようになった
2サツキを定期的に間違えてママと呼ぶようになった
3昔の幼い自分のようにオカルトにどっぷり浸かるようになった
- 65二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 08:23:35
マママウント取るサツキすき
- 66二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 10:18:49
クール系ちょろかわロリ。良き。
- 67二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 16:56:41
このレスは削除されています
- 68二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 18:38:52
そして最後。一番私と見た目の歳が近い少女のもとへ向かう。
「イブキだよ!えーっと、ソネミちゃんだっけ?よろしくね!」
突然飛んできた無邪気さに思わず目が眩む。
「よ、よろしく…」
「大丈夫?」
「大丈夫………」
私を心配してくれる動作一つとっても愛らしい。
「ねえ、イブキちゃんは何歳なの?」
「えーっとね、11歳!!」
年上だった。
「年上だ……」
同じ年齢かと思っていた私が愕然としているのにも構わず、彼女は無邪気に私に尋ねる。
「年下なの!?ソネミちゃんは何歳?」
「九歳。」
私が素直に年齢を伝えると、イブキちゃんはパッと嬉しそうな顔をして
「わあっ!イブキのほうが年上だね!お姉ちゃんって呼んでもいいよ!」
と私にねだる。どうしようか、言わないとイブキちゃんが悲しむかもしれない…でも…中身アラフォー未婚OLの女が11歳児をお姉ちゃんと呼ぶのは人としてどうかと思うしそれをしてしまったら自分の中の何か大事な尊厳を投げ捨てる事になるような気もする。悩ましい。
そんな私の悩みはつゆ知らず、彼女は「ねー呼んで呼んでー」と私の腕を揺さぶる。小さな手が私の細い腕を握り、しきりにねだってくる。
私は……
dice1d2=1 (1)
1言った
2言わなかった
- 69二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 18:51:13
お姉ちゃん(11歳)
妹(中身は41歳)
なんか草 - 70二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 21:49:11
「っ……くっ……お、おね…お姉ちゃん……」
イブキちゃんの強いお願いに押し負けて、私はイブキちゃんをお姉ちゃんと呼んだ。
すると、イブキちゃんの顔は途端に笑えるほど明るい顔になり
「も、もう一回、もう一回!!」
とより強くアンコールをし始めた。
私も最早吹っ切れて、何度もイブキお姉ちゃんをお姉ちゃんと呼んだ。
「イブキお姉ちゃん!!お姉ちゃん!!」
「もっともっと!!」
「いえーい!!お姉ちゃんいえーい!!」
「いえーい!!」
息切れするほど「お姉ちゃん」を連呼し続けたあと、やっと我に帰った私は、顔を真っ赤にして近くにあったぬいぐるみに埋めた。
チアキ先輩は、頭がおかしいぐらい写真を撮りまくっていた。
一通り挨拶を終えて、私はひとまず部屋に帰ることにした。
寮生活は初めてだが、会社に泊まるのと似た感じだろうからきっと大丈夫だろう。
「キララ先輩、エリカ先輩。今日はありがとうございました。」
私の苦手だったギャル。でも今は二人のおかげで、そういった種類の人に対しての偏見は少し取れた…と思う。
私にとって重要な存在となった二人に礼を言い、私が背中を向けようとすると…彼女たちは私を抱え上げ、どこかにダッシュで連れ去ってしまったのだった。 - 71二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 00:59:45
何だこのロリだらけの空間…天国か?
- 72二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 11:08:24
ロリ誘拐だ!!!捕まえろ!!
- 73二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 19:15:12
このレスは削除されています
- 74二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 19:48:25
生徒会役員…いやまだ役職ついてないのか?
略取だ! - 75二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 01:58:30
保守
- 76二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 12:28:35
そして私はあれよあれよと、キララ先輩とエリカ先輩の部屋に連れてこられた。
二人の言い分によると、「ソネミちゃんみたいな小さくて可愛い子を一人で置いとくなんてありえない!」だとか「ソネミちゃんもひとりで寂しいと思う!」とかそんな調子だった。
一人でいることは別に苦でも何でもなかったが、そんなことを9歳児が言っても余計な心配を煽ることにしかならない気がしたので、私は黙って彼女達のされるがままでいることにした。
「よーし!じゃあ早速……」
dice1d3=3 (3)
1お風呂に入ろう!
2ご飯を食べよう!
3たくさんお話しよう!
- 77二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 22:31:23
保守
- 78二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 04:34:32
わっきゃうふふのおはなしタイムいいぞ〜
- 79二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 13:40:27
保守
- 80二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 23:20:01
「じゃあじゃあ、お話しよっ!」
明るい笑顔から繰り出されたその提案に、私は一瞬頭を?にする。
「人を知るにはまずお話することから始めないと!」
彼女はそんな言い分を私に押し付け、早速質問攻めを始めた。
答えられるような質問など、何もなかった。
趣味を聞かれても、とうに忘れてしまったし。
好物を聞かれても、口の中にはインスタント麺の単調な味しか残されていない。
友達を聞かれても、今も昔もそんな人たちとの関わりは途切れている。
そして何より、『水橋ソネミ』の事、過去や家族のことを聞かれても、私は『水橋ソネミ』ではないから、何も分からない、答えようがない。
結局私は、自身の知っている範囲の水橋ソネミの情報や、話せる程度の過去だけを見せ、面接のように、あるいはポーカーのようにその場をやり過ごした。
「ソネミちゃんの好きな食べ物は?」
「…特にない、あんまり美味しいものとか、食べに行ったことないから」
「……じゃあ!ソネミちゃんの趣味は!?」
「…特にない。強いて言うなら…読書?」
「…………えっと、じゃあ、友達は?」
「…特にない。人と関わること、あんまりしないから。」
「…………………えっと……じ、じゃあ…家族は?」
「……覚えてない。産まれてすぐに死んだみたい。」
そう。ソネミも私と同じでカラッポだった。
『私』を思い出した私は、その『私』の過去に埋もれてしまったソネミの記憶を、過去を探った。ソネミに家族はいなかった。彼女が産まれてすぐに、死んでしまったらしかった。ソネミに友達はいなかった。……正確にはいなかったわけではないが、そんな数少ない彼女達も、『私』を思い出したせいでのソネミの急変を異様に感じ、離れていってしまった。
……よく考えると、ソネミがカラッポなんじゃなくて、私がソネミすらカラッポにしてしまったのかもしれない。
「はぁ……」
そんなことを考えていると、ついため息が漏れてしまった。 - 81二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 23:58:53
人の暖かさを知ってくれソネミ…
- 82二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 00:08:32
どう見ても頑張ってきたのに褒められなかった子供…!
こんな子が好意に遠慮がちになって褒められると慣れてなさげに笑うんですよ思い切り甘やかしてやってくれ - 83二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 01:31:03
私のため息を聞いてか、キララ先輩もエリカ先輩も少し申し訳なさそうな顔をしてしまう。
「あっ、ご、ごめんなさい……」
そんな顔を見て、つい反射的に謝ってしまう。
顔からマイナスな感情を感じ取り、反射的に謝罪する。社会人時代に培った技術のうちのひとつだ。
最近は普通に喋った回数より謝罪した回数のほうが多いような気がする。そんな自分に相変わらず嫌気が差す。
「え、えっと…な、何の話すればいいかな…」
気まずい空気が流れる。
「そ、そうだ!髪、綺麗だね。」
「髪…?」
チラッと横にあるドレッサーに目をやる。
確かにキレイな髪だ。アニメのキャラクターのようなキレイな髪。自分のものとは思えないようなキレイな髪。
「もうちょっとアレンジとかしてみたらいいのに、そんなキレイな髪をポニテだなんてもったいないって!」
そう言いながら、キララ先輩は私の頭に手を伸ばす。
昔は髪をいちいち結うのが面倒で、全部バッサリカットしてしまった。髪のケアなんてしてる余裕もなかったし、ドライヤーどころか、トリートメントすらしてる余裕もなかった思い出がある。
「ホントにキレイ、羨ましくなっちゃうぐらい」
そう言いながら私の髪をクシで梳かしてくれるキララ先輩。
その触り方は繊細で流麗で、髪の扱いをよく分かっている人の触り方だった…と思う。
とても心地よくて、私はついウトウトしてしまった………
ソネミちゃんの髪色は何色か
>>87まで募集
- 84 24/02/07(水) 01:48:37
空色
- 85二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 01:53:10
青色
- 86二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 02:04:02
明るい緑色
- 87二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 02:08:04
薄いオレンジ
- 88二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 02:34:44
dice1d4=2 (2)
1空色
2青色
3明るい緑色
4薄いオレンジ
- 89二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 07:52:04
青色はいいね
万魔殿の誰とも被ってないし - 90二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 18:15:33
保守
- 91二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 19:25:40
申し訳なさそうな顔察知して謝るようになってるのマジかわいそう
- 92二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 20:13:58
保守
- 93二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 23:34:04
人生乾いたOLの質感が上手い
- 94二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 00:22:13
「できたよ〜〜!!もー、ぐっすり寝ちゃって」
キララ先輩の朗らかな声で目を覚ます。
開いた目の前には鏡が置かれていて、そこには丁寧に髪を結われた私が映っていた。
「かわいい……」
そんな自分を見て、ポロッと本音が漏れる。
「でっしょ〜〜!?めっちゃめちゃ可愛くできたと思うんだよね!?すごくない!?」
私のその本音を待ってましたと言わんばかりに、彼女は自信に溢れた言動をこれでもかと繰り出す。
(私にはこんな言葉、どう足掻いても吐けないだろうな)
なんてことを少し思いながら、鏡に映った自分をしげしげと眺める。
やっぱり可愛くって、ふふっと笑いが漏れる。
「ありがとう、キララ先輩、エリカ先輩」
久し振りに出た、心の底からのとびきりの笑顔。
私の心に、少しの光が差し始めた。
キララ先輩が結ってくれた自信作の髪型とは!
>>98までからダイス
- 95二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 00:27:25
片方のもみあげを三つ編みにして、後ろ髪はツインテールに
- 96二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 00:39:00
シニヨンふたつにツインテ
- 97二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 00:40:35
ツーサイドアップ
- 98二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 00:58:40
めっちゃめちゃ編みまくりヘア
- 99二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 01:02:43
このレスは削除されています
- 100二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 01:03:10
出目数ミスった〜
dice1d4=1 (1)
1片方のもみあげを三つ編み、そしてツインテール
2シニヨン2つとツインテ
3ツーサイドアップ
4とにかくたくさん編み込んである
- 101二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 01:24:53
- 102二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 10:37:53
おいおいおいおい
- 103二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 12:01:13
きゃわいい
こんな死んだ目で110cmとかいうギャップよ - 104二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 20:31:40
このレスは削除されています
- 105二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 00:19:42
メンタル大人なクール系ロリたまらん
- 106二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 12:11:09
ほし
- 107二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 20:53:16
お姉様方にヘアアレンジされたり餌付けされたりしてて欲しい
- 108二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 23:34:31
死んだ目をしたロリっ子すきすぎる
甘いもの食べさせてあげましょうね - 109二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 02:12:33
「…でも、こんなにかわいい髪型…私毎朝できる自信ないよ……」
なんせ十数年髪を括ることすらしなかった女だ。こんな丁寧な三つ編みなどできる訳がない。
だがそんな僅かな不安も、彼女は即打ち破ってくれた。
「そんなん、あたし達が毎朝やったげるよ!!」
「…いいの?」
彼女は自身に満ち溢れた顔で、まかせて!と言わんばかりに胸を叩く。
「…へへ、ありがと…」
この好意は、素直に受け取っておくことにした。
「じゃあ、そろそろご飯にする?」
エリカ先輩がそう言った途端、私のお腹がぐぅ〜〜と大きな音を立てる。
恥ずかしさに顔が紅潮する私に、キララ先輩は相変わらず過剰なほどの撫でを繰り出してくる。もちろん、「も〜〜かわいい〜〜〜!!!!」のセリフもセットだ。
私……もしかして愛玩動物かなんかだと思われてない?
そんな不安はさておき、私達は晩ご飯を作ることにした。
三人の料理力は
キララdice1d100=96 (96)
エリカdice1d100=95 (95)
ソネミdice1d100=18 (18)
- 110二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 02:18:20
無慈悲すぎないかダイス
- 111二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 02:20:06
自炊してなかったのか…
- 112二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 02:28:25
- 113二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 02:33:57
料理で失敗して手を切ったりしちゃう9歳児かわいいね!
実年齢……?なんのことやら…… - 114二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 08:01:38
女子力の差を見せつけられるソネミちゃん
- 115二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 09:02:12
体の勝手がまだ分かってないのかもしれない(震え声)
- 116二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 18:01:20
まぁ頭脳はともかく体は小さくなって意識そのままならズレというかラグは起きてそう
- 117二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 19:08:48
私達…と言ったが、私は家事において何も役に立つことができなかった。
包丁を持てば指を切り、皮を剥けば野菜はボロボロに、そして挙げ句の果てに皿を運んで落として割る…
私は何も出来ない自分に嫌気が差し、結局部屋の隅で小さくなっていた。
「はぁ………」
エリカ先輩が黙って隣に座り、私の背中を撫でてくれる。その気遣いと優しさがまた辛い。
「ごめんなさい、何にもできない役立たずで……」
ほろりと、自分を卑下する一言が漏れる。
「大丈夫大丈夫、飛び級したって言ったってまだ9歳だもんね。私達が支えてあげるから大丈夫だよ」
エリカ先輩の優しい慰めの言葉。でも……
「そうじゃないの。」
「えっ?」
「そうじゃない。私は……もっと出来なきゃ、もっとデキる大人じゃなきゃ駄目なのに……こんな……」
ふと隣を見やると、キョトンとした顔で私を見つめる二人がいた。
「大人……?」
訳のわからないことを言って、混乱させてしまったかもしれないな。そう思い、私が謝ろうと口を開いた瞬間、キララ先輩の言葉が遮った。
「大丈夫大丈夫!大人だってできない事たくさんあるらしいよ?だから…まあソネミっちがどう大人なのかはあたし達知らないけど!大人だからできないことがあっちゃ駄目、大人だからもっと出来なきゃ駄目、なんて思い込む必要ないって!…ま、コレ先生の言ったことそのまんまだけどねー」
そんなキララ先輩の明るい言葉に、私の顔も自然と笑顔にさせられる。
その日のご飯は、物凄く美味しかった。
次の日のソネミちゃんに起こること
dice1d3=1 (1)
1ヒナと遭遇
2先生と遭遇
3たくさんの生徒に可愛がられる
- 118二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 20:28:23
幼女の口から「何も出来ない役立たずでごめんなさい」は精神抉られるやつ〜
- 119二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 23:12:16
光属性キララちゃんのパワーで人生に疲れきったOLを浄化だ!!いっけぇ!!
- 120二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 00:10:09
実際ガタイが10代手前にまで変わってるわけでしょ?
元が41なら加齢の影響もガッツリ受けてきてるところだし尚更感覚の違いは大きいと思う
手の大きさって特に影響デカいよ - 121二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 02:31:14
ついに過労と過労が出会ってしまうのか
- 122二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 12:22:03
ゲヘナのヒーローに会ってしまうのか
- 123二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 13:29:13
とりあえずヒナと出会う大まかな経緯を決めておこう
dice1d3=1 (1)
1風紀委員会への嫌がらせについていかされるソネミ
2チンピラに絡まれているところを助けられるソネミ
3キララエリカが会いに行ったのについていったソネミ
- 124二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 18:58:51
働き詰めなヒナを目にして自分の仕事してた頃思い出して泣いちゃわない?周り全員狼狽えそう
- 125二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 22:20:20
今日は万魔殿での初仕事だ。
正直なところ、気持ちとしては楽しみ半分不安半分といったところだが、それでもやはりどこかワクワクしている自分がいた。
いつもなら、仕事の二文字を見るだけで鬱屈とした感情を抱いていたのに、今はすごく心が軽やかだ。
どんな仕事をするんだろうか、生徒会ならやっぱり生徒の悩みを聞いたりするのだろうか、それも青春っぽくて楽しそうだ…そんな期待に僅かに胸を躍らせながら万魔殿の扉を開く。扉には、マコト先輩の手によって私にもちょうどいい高さのノブが増設されていた。
「マコト先輩!おはようございます!」
先日とは打って変わって明るい私の声に驚いたのか、マコト先輩やイロハ先輩は目を白黒させて私を見つめる。
「初仕事ですね!どんな仕事をするんですか!?」
「お、おお…そうだな、それでは早速…イロハ、イブキ、そしてソネミ!お前たち三人にはある任務をやってもらう。」
任務……!!普段は聞かないその言葉にワクワクが増してゆく。だが、彼女の口から飛び出した仕事内容は予想外のものだった。
「風紀委員会に嫌がらせをしてこい!!何でもいいからいちゃもんをつけて予算を削ってやるのだ!!」
「……え?」
その仕事内容を聞いて私は…
dice1d3=2 (2)
1引いた
2マコト先輩を軽蔑した
3混乱した
- 126二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 22:44:56
うーんかわいそう
- 127二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 22:49:36
幼女になにやらせてんのマコト
- 128二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 05:08:09
軽蔑されるのもしゃーない
- 129二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 08:48:21
今日のマコ虐
- 130二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 15:33:34
いきなり人のダメなところ見せつけられる幼女InOL
- 131二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 16:55:33
かわいそう…でもないな!
- 132二次元好きの匿名さん24/02/13(火) 00:48:54
ソネ虐では
- 133二次元好きの匿名さん24/02/13(火) 01:31:51
私はその仕事内容を聞いて、マコト先輩を心の底から軽蔑した。
風紀委員ということは、この学校の風紀を維持するために必死に働いている人達なのだろう。
それを邪魔しようだなんて、この人は正気なのか?
……もしかしたら、あのハゲ上司もバカ課長もこんなノリで私の仕事を無闇矢鱈に増やしてニヤニヤキモい笑いを浮かべていたのだろうか。いや、きっとそうだ。絶対そうに違いない!!!わざわざ人の上に立ってやろうとするやつはどいつもこいつも屑ばかりだ…畜生、思い出すだけで腹が立つ…畜生、畜生、畜生畜生畜生!!!!!
「ソネミちゃん、大丈夫…?」
ハッ、とイブキちゃんの一言で我に帰る。
「ごめん…ちょっとビックリしちゃって…」
当のマコト先輩は、私の不機嫌な顔に気が付いたのか、どこかオロオロした顔をしていた。
「マコト先輩……ホントに必要なんですか?この仕事…」
「ああ…必要だ」
彼女は迷い無く答えた。
「仕事している人の邪魔をするような仕事が、本当に必要だと?」
「勿論だ。」
…駄目だ、話が通じそうにない。彼女は自分の行いが正当であると信じて疑わない目をしていた。
隣のイロハ先輩に助けを求め視線を送るも、彼女の目は私に「悪いことは言わないから諦めろ」と訴えかけていた。
彼女のこういう所は気に食わないが、せっかく手に入れた居場所を手放すのも惜しい。
私は諦めて大人しく引き下がることにした。 - 134二次元好きの匿名さん24/02/13(火) 08:16:36
前世のストレスが……
- 135二次元好きの匿名さん24/02/13(火) 15:33:45
早くも万魔殿離反ポイントが貯まってきてる気が…居場所なのでまだいてくれるけど他に居場所が出来たらスタコラサッサしそうな…
- 136二次元好きの匿名さん24/02/13(火) 19:20:47
サツキとチアキにだけ風紀委員会に移ること伝えて、万魔殿抜けそう
- 137二次元好きの匿名さん24/02/13(火) 20:17:48
これは離反ポイント荒稼ぎ...ヒナに出会ったら昔の自分と重ねてさらに離反ポイント貯まるかな?
- 138二次元好きの匿名さん24/02/14(水) 03:42:43
万魔殿を内側から変えようとするかもしれない
もしかしたら - 139二次元好きの匿名さん24/02/14(水) 14:16:35
私は渋々、風紀委員会へと向かった。
風紀委員会の部屋では、多くの風紀委員が忙しなく働いていた。
昔を思い出し、少し気持ちが落ち込む。
と、私達を目にした背の低い(といっても私よりも高い)少女が歩いてくる。
「よく来たわね、万魔殿。」
「いつもお疲れ様です、風紀委員長」
この小さな少女が風紀委員長なのか……!私は少し驚いたが、その大人びた様子は本当に彼女が組織の長であることを如実に物語っていた。
「はぁ……またどうせイチャモンをつけて私達の予算を削りに来たんでしょう」
慣れたものと言わんばかりに、私達の来訪の目的をピタリと言い当てる風紀委員長。そして…
「まあそうですけど…私だってやりたくてやってるわけじゃないんですよ、はぁ…面倒くさい…」
イロハ先輩の方も、やる気がなくて仕方ないといった様子だった。
「そんなに面倒なら、別にやらなくてもいいんじゃないですか?あの議長のことですし、どうせろくすっぽ確認しませんよ」
…しまった、つい本音が口をついて出てしまった。あまり場の空気を乱すようなことはしたくなかったのだが、我慢ができなかった。
イロハ先輩は……
dice1d2=2 (2)
1仕方ありませんよ…これも仕事ですし……
2そうですね、ソネミがそう言うのならそうしましょう。みんなで適当にサボって帰りましょうか
- 140二次元好きの匿名さん24/02/14(水) 18:31:21
このイロハちょろいぞ
- 141二次元好きの匿名さん24/02/14(水) 20:13:21
イロハがチョロいのかソネミの魅力が凄いのか
- 142二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 02:50:03
ソネミちゃんはここからどう動くのか…
- 143二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 02:58:14
イロハとしてはサボれる口実が増えた……?
- 144二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 08:11:31
- 145二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 19:21:03
- 146二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 19:33:16
- 147二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 19:38:45
でも専用のドアノブ作ってくれる程度には好きだぞこのマコト
- 148二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 03:09:22
可愛いし好きだけどそれはそれとしてしっかりしてるから仕事にも出せると思って任せてるんだろう
あと風紀委員会のグルストでイブキも居たから結構分け隔てなくそういう事させるんじゃないか? - 149二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 12:11:45
保守保守
- 150二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 13:10:40
ひ弱だから
- 151二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 00:06:09
「…そうですね、ソネミがそう言うのならそうしましょう。みんなで適当にサボって帰りましょうか」
嬉しいことに、イロハ先輩はあっさり折れた。
「じゃ、失礼しました」
と言い、即踵を返して歩き出すイロハに急いでついていく。
「ま、待ってくださいイロハ先輩!」
イロハ先輩は「?」ときょとんとした顔で私を見る
「ああは言いましたけど……いいんですか?マコト先輩の任せた仕事をサボったりして…」
私の一言のせいで、イロハ先輩が怒られるのはなんだか忍びない。
「…別に、さっきも言いましたがやりたいわけじゃないですし…それに、ソネミがやりたくないって言ってたと言えば、マコト先輩はきっと喜んでやめると思いますし」
「…そうですかね?私の目にはそんなに…」
マコト先輩が私をそこまで好んでいるようには見えなかった。だが、どうにもそうでもないらしい。
「何言ってるんですか、あの人…あなたのことすごく気に入ってますよ」
マコトは
dice1d3=1 (1)
1どうやって自然にソネミの好物を聞き出そうかと四苦八苦している
2ソネミが(無意識に)気に入ってるウェーブキャットのグッズを大量買いした
3ソネミとイブキとなんとかして一緒にお風呂入ったり川の字になって寝たりしたいなと四六時中考えている
- 152二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 01:54:27
これは……ロリコンマコトの気配
- 153二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 11:13:53
ロリと仲良くしようと四苦八苦するマコトはかわいい
- 154二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 21:16:27
ほ
- 155二次元好きの匿名さん24/02/18(日) 07:25:26
保守
- 156二次元好きの匿名さん24/02/18(日) 16:42:17
まぁどうも思ってないロリのためにわざわざノブ付けたりしないよね…
- 157二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 02:17:40
バレバレのツンデレはいいものだ
- 158二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 10:25:06
保守
- 159二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 16:20:35
「どうやってソネミの好物を聞き出そうか、四苦八苦していましたよ」
驚きだった。まさか自分をここまで気にかけているとは思わなかった。
……帰ったら、私の好物を教えてあげよう。
そんなことを思いながら、私はイロハ先輩やイブキちゃんと共にサボりに向かった。
サボり部屋は、人目につかず目立たない隅っこにひっそりと在る扉の向こう側にあった。
イロハ先輩は部屋に入るなり、ぽいぽいと靴と靴下を投げ出し、畳とクッションの上にその身を投げ出しのびのびと寝転がる。イブキちゃんもそれに倣い気持ちよさそうに寝転がる。
私は…なんだか、思いきり羽を伸ばすのが久しぶりで、どうしたらいいか分からず、隅の方で座っていた。
と、ふとイロハ先輩が私に質問を投げかける。
「そういえば……ソネミの好きなものって何ですか?」
私の好きなもの……仕事にプライベートを封殺されていた私だが、それでも好きな物はあった。
私の好きな物、それは……
安価下3つ - 160二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 17:16:27
カロリーメイト ゼリータイプ(アップル)
- 161二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 17:22:53
茹でて塩を振っただけのジャガイモ
- 162二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 17:24:27
オムライス
- 163二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 17:50:52
択が絶望的なんだけど!
オムライスがむしろ闇なんだけど! - 164二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 19:16:53
ジャガイモは極貧料理的なアレか?
それともシンプルすぎるだけで母の味か? - 165二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 22:48:50
過労死レベルで働いてたからもはやそれぐらいしか作れなくなってた可能性……
- 166二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 00:49:05
私が好き好んで食べていた、ゼリー状のリンゴ味カロリーメイト。時間が無いときによく作っていた、意外と美味しい塩振り茹でジャガイモ。そして……お母さんが昔よく作ってくれた、思い出のオムライス。
これが私の好きな食べ物だ。
リンゴ味のカロリーメイトは味が好きで、時間がないときによく食べていた。
茹でジャガイモは……凝った料理を作るほどの時間がなく、これぐらいしか作る余裕がなかったからと仕方なくよく作っていたが、食べているうちに好きになっていった。
オムライスは言わずもがなだ。ヒトはいくつ歳を重ねても、母の作る料理の味が好きなのだ。
お母さん……私は、とんだ親不孝者だった。忙しいからと、お母さんやお父さんとも数えるほどしか会わず、二人が常日頃から言っていた、私の孫を抱きたいという願いも叶えられないどころか、先に私の葬式をさせる羽目になってしまった。悔やんでも悔みきれないほど私は愚か者だ。
……こんなことばかり考えて、自然と気が滅入ってくる。私の悪い癖だ…
私の好物を聞いた彼女達は……
dice1d3=2 (2)
1しきりにお菓子や美味しいものを私に食べさせようとするようになった
2より私にべったりくっついて離れなくなった
3私の過ごした環境を勝手に想像して涙を流した
- 167二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 11:23:37
このレスは削除されています
- 168二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 11:43:35
お労しい幼女(41)
- 169二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 18:59:42
ソネミちゃんがめちゃめちゃ痛い人みたくなっちゃう
- 170二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 00:39:43
たっぷりとキヴォトスで幸せになれ…
- 171二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 12:02:58
保守
- 172二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 12:04:46
このレスは削除されています
- 173二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 13:04:03
この絶望的な好物のラインナップを聞いたらヒナも甘やかすに違いないな…
- 174二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 22:39:03
ほしゅ
- 175二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 22:47:29
私の好物を聞いた二人は、いきなり私にべったりくっついて来た。どうやらよほど辛い生活をしていたのだと思われてしまったらしい。
と、イロハ先輩がいきなりどこかに電話をかける。
「もしもし?……いやそれはソネミがやりたくないって言うので……ええ、そうですけど…ってそんなことより本題ですよ本題……食事会の準備を…はい?理由?ソネミの歓迎会ですよ、まだやってないでしょう?はい、予約しておいてください、とびきりいい店を予約しておいてくださいね、いいですね!!!!」
会話の中身は殆ど聞こえなかったが、ものすごく力強く念押しをしたあと、彼女は勢い良く通話を切った。
「ソネミ、そういえば歓迎会がまだでしたね。今日はみんなで美味しいものを食べに行きましょうか」
「歓迎会………!?」
私はそのワードを聞いて
dice1d3=1 (1)
1心を踊らせた
2美味しい食べ物を想像してよだれが溢れてきた
3大学での新歓コンパでの事を思い出してしまった…………
- 176二次元好きの匿名さん24/02/22(木) 01:17:51
ほ
- 177二次元好きの匿名さん24/02/22(木) 10:32:31
このレスは削除されています
- 178二次元好きの匿名さん24/02/22(木) 19:05:23
このレスは削除されています
- 179二次元好きの匿名さん24/02/22(木) 22:43:27
保守
- 180二次元好きの匿名さん24/02/22(木) 22:45:44
このレスは削除されています
- 181二次元好きの匿名さん24/02/22(木) 22:46:32
わくわくソネミちゃんかわいい
- 182二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 04:19:26
保守
- 183二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 10:05:00
3引かなくてよかった。お通夜になる
- 184二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 19:16:28
切実に3引かなくてよかった
歓迎会でwktkするソネミちゃんカワヨ……… - 185二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 22:43:03
ほ
- 186二次元好きの匿名さん24/02/24(土) 01:30:34
私はその「歓迎会」というワードに心を躍らせた。
「ホント!?歓迎会・・・どんな食べ物が出るのかな!? 」
興奮のあまり、思わずイロハ先輩の目の前までずいっと顔を近づける。
イロハ先輩はというと、私のそんな姿に目を白黒させていた。
「ソ、ソネミ・・・・・・・? その、ひとまず落ち着いてくださ い・・・」
そんなイロハ先輩の一言で、私は自分が興奮しきって彼女の眼前に迫っている事に気がついた。
途端に、私は恥ずかしさのあまり顔を紅潮させて隠すように伏せた。
そんな私を見て、イブキちゃんは耐えかねたかのようにブハッと噴き出した。
つられてイロハ先輩、そして私も笑ってしまう。
小さな小さな隠れ家に、溢れんほどの笑い声が明るく響き渡った。
そしてその日の夜、私は歓迎会へと向かった。
歓迎会は
dice1d2=2 (2)
1可憐なドレスとめちゃくちゃ豪華絢爛な大規模パーティー
2ソネミの希望で万魔殿の5人とソネミとキララエリカでのホームパーティー
- 187二次元好きの匿名さん24/02/24(土) 01:56:41
歓迎会を行います!理由はもちろんお分かりですね?、余りにもおいたわしいソネミちゃんの好物のラインナップでみんなの心を破壊したからです!
食事会の準備をしておいて下さい。マコト先輩にも問答無用できてもらいます。予算の準備もしておいて下さい!全員強制参加です!
パーティホールにぶち込まれる楽しみにしておいてくださいいいですね!
(ワザップイロハ) - 188二次元好きの匿名さん24/02/24(土) 08:06:33
ほ
- 189二次元好きの匿名さん24/02/24(土) 14:29:29
庶民だしホームパーティレベルで十分だよね。わかってるなマコト?
- 190二次元好きの匿名さん24/02/24(土) 23:05:21
今のソネミちゃんに必要なのはこういう小さな幸せだよな
- 191二次元好きの匿名さん24/02/25(日) 05:29:04
ほ
- 192二次元好きの匿名さん24/02/25(日) 11:45:10
このレスは削除されています
- 193二次元好きの匿名さん24/02/25(日) 21:35:02
保守
- 194二次元好きの匿名さん24/02/25(日) 22:33:30
これ今の所親が早いうちに死んで唯一お母さんが作ってくれたオムライスが好きで何とか働いて生きてきたお労しい幼女にならない?
- 195二次元好きの匿名さん24/02/25(日) 22:53:37
200行きそうだし次スレ建てたほうがいいんじゃないか?
- 196二次元好きの匿名さん24/02/25(日) 23:09:04
その日の夜、万魔殿の応接間でこじんまりとした歓迎会が開かれた。
イロハ先輩によると、マコト先輩は学校すべてを巻き込んだ大規模パーティーを開催しようとしていたらしいが、どうにも気恥ずかしいので私が私含む8人だけでのパーティーを希望したのだ。
こじんまり、といってもやはり我慢ができなかったのか、応接間は小さなパーティー会場と言っても過言ではないほど豪華絢爛に飾り付けされていた。
ドアを開きそんな煌びやかな応接間に唖然とする私をチアキ先輩とサツキ先輩が引っ張り上げ、あっという間に私は奥に連れ込まれ自分も可愛らしいドレスを着る羽目になってしまった。
「……こじんまりでいいって言ったのに……」
そう私が小声でボヤくと、マコト先輩は申し訳なさそうな顔をして「すまない……でも、どうしてもソネミの事を豪華に祝ってやりたかったんだ……」と私に謝罪をした。午前中の尊大な姿とは打って変わったその姿に不思議な感覚を感じたが、その顔からは本当に私の歓迎を盛大に祝いたいという本心が如実に表れていて、何だか申し訳なくなった。
「いや、その…すみません、決して嫌というわけではなくて……こんなに豪華なお祝いされる資格、私にあるのか……って……」
そう。私みたいな人間が……こんなに歓迎されていいのか、私はそれが不安だった。
続きは次スレで - 197二次元好きの匿名さん24/02/26(月) 09:25:09
ほ