- 1二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 18:34:52
「実は白色って200種類もあるんだぜ!」
「ちげぇよ。実はそれ誤解だぞ」
「えっマジで??嘘だろマシマシラ」
「誤解というか……正確にはヒトそれぞれの捉え方によって違うという問題ですわね。少なくとも白色が200種類あるのは間違いありませんわ」
「どういう意味だキチキギス?」
「『色』の区別というものをそのヒトがどう見るかによるということですわ。そもそも、『白』だの『グレー』だの『緑』だの『薄緑』だなんてのは、あくまでニンゲンの目で明確に見分けられる範囲での分け方ですわ。ですが、ニンゲンに見分けられない範囲まで含めれば色というのは無数に存在していますの」
「極端に言えば、『白』の状態から『光の当てる角度を1度変える』や『何かの色素の値を1下げる』ってことをするだけでも、それは厳密には『白』とは違う色ってことになるからな 。だからそのあたりも含めるなら、白色だけを取っても200種類どころか1000種類以上あると言われてるんだぜ」
「なるほど……。そういうわけだ!そこのお前、邪魔したな!」 - 2二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 18:36:31
豆知識ともっこ!!豆知識ともっこじゃないか!!!
- 3二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 18:36:49
ためになる三馬鹿!?!?
- 4二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 18:36:59
このシリーズ大好き
- 5二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 18:39:48
アンミカさんも後で訂正してたやつだ!
- 6二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 18:40:23
おう久々だなお前ら
モモワロウはいないのか? - 7二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 18:42:21
このレスは削除されています
- 8二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 18:44:22
「そこのお前!トンボの目の前で指をぐるぐる回すと、トンボは目を回して捕まえやすくなるんだぜ!」
「ちげぇよ。それ誤解だぞ」
「えっマジで??」
「トンボの捕まえ方として広く知られているその方法ですが……細かい説明は省略しますが、実はトンボの複眼には『目を回す』という概念はないのですわよ。よって、この情報は誤りとされていますわ」
「じゃあなんで『指を回すとトンボが捕まえやすくなる』って広まったかというと、それもトンボの目の構造に関係あるんだ。トンボはハエやハチといった飛び回る昆虫を空中で捕まえて捕食してるんだが……その関係でアイツらの目は高速で飛び回る物を捉えやすいようにできてるんだぜ」
「ですがそれと引き換えに、トンボは逆にゆっくり動く物を見るのが苦手とされていますの。それらを見ようとすると、どうしても自分の動きを止めてじっくりと観察するような形になってしまいますので、その間に捕まってしまう……というのが『目の前で指を回すとトンボが捕まえやすい』ということですわ」
「ちなみにコレと関連した噂として、『トンボは首が簡単に取れるから、目を回しすぎるとその拍子に首がもげてしまう』っつーのがあるな」
「確かにトンボの首の作りが脆いのは事実ですが……そんな些細なことでまでもげていたら高速で飛ぶ際の負担に耐えられるわけがありませんわ。なのでこちらの噂は単なるデマか勘違いだとされています」
「なるほど……。そういうわけだ!そこのお前、邪魔したな!」 - 9二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 18:45:38
相変わらずお嬢様口調のキチキギスじわる
- 10二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 18:48:47
「そこのお前!カメってのは『ウサギとカメ』で有名なように歩くのが超絶遅いんだぜ!」
「ちげぇよ。それ微妙に誤解だぞ」
「えっマジで??」
「確かにカメと言えばノロマなイメージがありますわね。一般的なカメであるリクガメの歩く速度は時速約350m……100mを歩くのに約19分かかる速度だと言われていますわ」
「おっそ!なら間違ってないんじゃないのか?」
「ですが、リクガメにも当然個体差がありますわ。現在『世界一足が早いカメ』としてギネス認定されているリクガメは、時速約965mで移動できますの。これは100mの距離を約6分で移動できる速度ですわ。カメの中にも素早いものはいるのです」
「んん……なんか、さっきより早いのはわかるが、いまいちピンと来ねぇな……」
「例えるならル◯バよりちょっと速ぇくらいだぜ」
「相変わらず遅い気もするが、まぁ確かにカメにしては結構速い方か……」
「他にも、厳密にはカメとは違いますが……スッポンなんかは甲羅を柔らかくして軽くしている分ウサギに匹敵する速度で走れると言われていますわ。ネットに動画がありますが、見てみるとビックリしますわよ」
「カメってのは四肢の可動域が意外と広いんだ。だから足も意外と早いし、舐めてっと噛みつかれるから気を付けるんだな」
「なるほど……。そういうわけだ!そこのお前、邪魔したな!」 - 11二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 18:52:16そこのお前!|あにまん掲示板「レモン1個分に含まれるビタミンCはレモン1個分なんだぜ!」「ちげぇよ。実際は4個分だよ」「えっマジで??嘘だろマシマシラ」「正確には、果肉部分も含めたレモン丸ごと1個分のビタミンCが、レモン4個分の…bbs.animanch.comそこのお前!!|あにまん掲示板「レモン1個分に含まれるビタミンCはレモン1個分なんだぜ!」 「ちげぇよ。実際は4個分だよ」 「えっマジで??嘘だろマシマシラ」 「正確には、果肉部分も含めたレモン丸ごと1個分のビタミンCが、レモン4…bbs.animanch.com
というわけでそれなりに好評だったのでまたネタを貯めてきました。前回はネタ切れと誤字が酷かったので今回は気を付けます(とか言いながらさっそく誤字って消しましたが)。
またゆるくお付き合いいただければ幸いです
- 12二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 19:06:05
ともっこの豆知識!
好きだったから嬉しいです! - 13二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 19:06:27
この豆知識ともっこと会えなくて寂しいと感じてた自分が悔しい
- 14二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 19:07:30
前の時はまだここ知らなかったから、初めて生きてるスレ見れて嬉しい。
続きも楽しみにしてます。 - 15二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 19:23:27
ともっこ達にまつわる通説と異説と真実を公式から語られた後に
このやりとり見ると何だか染み入るものがある - 16二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 19:28:21
このスレめっちゃ好きだったんで続編嬉しいです~!ともっこたちの掛け合いも時たま出てくるオーガポンも好きです~!
- 17二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 19:29:09
お、久しぶり!
ところで大将の出番はあるんかい? - 18二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 19:29:56
無知だとしても素直なアホは気持ちいい
- 19二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 19:36:39
間違った情報とはいえ意外と物知りなイイネイヌ
周りがちゃんと補足しながら訂正してくれるからすごい賢いんだろうな - 20二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 19:49:42
自分の勘違いを素直に認められるとイイネイヌは実際賢い
- 21二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 04:40:32
モモワロウ物語が出た後にまた、ともっこ豆知識スレが見れるの嬉しい。
- 22二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 07:47:04
やった!ともっこ豆知識スレだ!
- 23二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 09:29:44
三馬鹿もとい、ともっこ豆知識がまた帰ってきてくれたの嬉しい
モモワロウはどんな形で登場するかな? - 24二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 10:54:46
「なぁお前らー。暇だしさっき拾ったこの木の棒使って、木の上にいるイトマルを誰が一番早く落とせるかって遊びでもしねぇ?」
「相変わらずくだらないことを思い付きますわねイイネイヌ」
「ま、いいんじゃねぇの?暇だし」
「おし。そんじゃ、一位のヤツは何がもらえるか決めるか───」
「そこの家来たちモモ!!」
「んん?なんだ……?誰に断って俺らを家来呼ばわりしやがんだ……って、ちょっと待て。この声はまさか……!?」
「そのまさかモモ!モモが帰って来たキビよー!」
「も、モモの坊っちゃん!?」
「そうモモ!久しぶりキビねイイネイヌ!」
「うおっ、マジでモモワロウじゃねぇか」
「まぁ!本当にモモワロウさんですの!?一体今までどこに行ってましたの?私心配してましたのよ!」
「マシマシラにキチキギスも久しぶりモモ!実は、モモはちょっと前までじいじとばあばの元に戻ってたんだキビ!……こういうの里帰りって言うんだモモ?それで最近やっとキタカミの方に戻ってきたんだキビよー!」
「ひ、一人で帰ってたのか!?マジか坊っちゃんっ、怪我とかしてないか!?」
「モモは大丈夫モモ!でも、やっぱり一人は怖かったモモ……」
「そりゃそうだろ。ったくモモワロウ、どこかに行くなら俺らも連れていけよな」
「でもここで家来たちと再会できて本当に良かったモモ!これで安心無敵モモ!……ところで、家来たちは木の棒を持って何をやってるんだキビ?」
「コレか?実は俺ら、これから木の上にいるイトマルを落とすつもりだったんだが、良かったら坊っちゃんも───オゴッ!?」
(やめなさいイイネイヌっ!!無垢なモモワロウさんが変なことを覚えたらどうしますのっ!?教育に悪いですわよ!!)
(だ、だからって叩くことないだろ……!)
「あー……実はですわね、イイネイヌをこの棒で叩くとイイネイヌが威力を測ってくれるそうですのよ。パンチングマシーンみたいに」
「なにそれ面白そうキビ!モモもやって良いモモ!?」
「ちょっと待てキチキギスこっちの方が教育に悪いんじゃねぇのかおい……痛い痛い坊っちゃん叩かないでくれ!坊っちゃんのAって何気に88だからな!?クロバットやドラピオンと大体一緒だから地味に痛いんだ……だから痛いって坊っちゃん!そんなことしちゃいけません!キチキギスも嬉々として枝集めてくんじゃねぇよ!!」
「また騒がしくなりそうだな」 - 25二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 11:15:20
過保護に坊っちゃんの世話焼くイイネイヌ概念も合流した…
- 26二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 11:20:12
うーんこれは兄貴のことが大好きな末っ子と末っ子にめっちゃ過保護な兄貴たち
- 27二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 15:39:27
やっぱ末っ子モモワロウ概念と合流したか……。地味にともっこたちのモモワロウへの接し方も
イイネイヌ → (桃の)坊っちゃん
マシマシラ → モモワロウ
キチキギス → モモワロウさん
みたいに呼び方や気遣い方に微妙に個性が出てるの良いね - 28二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 15:43:02
坊っちゃんクロバットと同じこうげきだったんだ…
- 29二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 15:53:54
- 30二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 15:56:04
毒タイプ結構最近まで攻撃110超えてるのがアルセウスしかいないってレベルで攻撃力不足だったからな…
ヒスイとSVで出てきてくれたが - 31二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 17:20:25
爺ちゃん婆ちゃんと会えたのか?
まぁモモワロウもゴーストタイプだし - 32二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 17:58:33
「んー……ねーねーイイネイヌ!」
「お?どうした坊っちゃん」
「今本を読んでて思ったキビけど……怪しんだりするときに使う『きな臭い』の『きな』ってどこから来たんだモモ?」
「あーそれはだな……マシマシラ!キチキギス!坊っちゃんに教えてやれ!」
「はいよ。『きな臭い』の語源については、実は諸説あると言われているんだぜ」
「木が燃えている臭いの『木な臭い』から、という説もあれば、強力な毒薬であるストリキニーネの原材料であるキナから、とも言われていますわ。ですが、今最も有力とされているのは、布や紙が燃えている臭いの『衣(きぬ)臭い』から変化したのではないか、という説ですのよ」
「んん?木が燃えてるのと布が燃えてるのって、どう違うんだモモ?」
「なんとなく木の方は山火事とかで自然に燃える可能性があるが……布や紙は中々燃えるイメージが無いっつーか、基本的に人為的な何かがないとほぼ燃えねぇように思うだろ?そんな布や紙が燃えているような臭いは、何かしらの異常事態を連想とさせたんだぜ。昔だったらそれこそ、火薬や戦火のようなな」
「そこから、『何かよからぬことが起こりそうな気がする』言葉として『きな臭い』を使うようになったと言われているのですわよ」
「おお……モモワーイ!謎が解けたモモ!ありがとうキビねイイネイヌ!マシマシラ!キチキギス!」
「へっ、やめろよ坊っちゃん。照れるぜ」 - 33二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 17:59:44
- 34二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 18:01:46
布の燃える匂い=不穏な匂いはわりと納得できる説
- 35二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 18:03:46
- 36二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 18:08:08
「そこのお前!新聞紙って42回折ると月まで届くんだぜ!」
「ちげぇよ。それ誤解……ではないけど、現実的には不可能なんだぜ」
「えっマジで?……ってか、なんだその言い回し」
「その雑学はあくまで『理論上は』という枕詞が付くということですわ。実際どのような計算で月まで届くのかと言いますと……ここではわかりやすいように、紙の厚さを0.1mm……1万円札と同じ厚さと考えますわよ。その紙を一回折れば0.2mm、二回折れば0.4mmというように倍々方式で厚くなっていきます。この計算で行きますと、十回折ればもう約10cmの厚みとなって、二十五回折れば約3355mで富士山とほぼ同じ高さになりますの。そうして、四十二回折れば約44万kmになり……地球から月までは約38万kmと言われてますので月まで届く、というわけですわ」
「おお……なんか夢のある話だな!」
「といっても、それは所詮机上の空論ってヤツだけどな。分子的に考えると……いや、難しくなるから詳細は省くぜ。簡単に言うと紙を折っていく度に、そのために必要な力はどんどん増えていくんだ。一説によれば、十回以上折るために必要な圧力を計算すると紙の分子が崩壊するほどの力になるとかどうとか。だから、現実的には新聞紙を折るのは精々八回ぐらいが限界らしい」
「そして、よしんば何かの間違いで折り続けることができたとしても……42回も折ったときの紙の面積は、元の面積に比べて1/4398億まで小さくなってしまうと言われていますわ。それほどまでに小さくできる紙を用意するのは不可能です。なので、この話はあくまで理論上は可能というだけの結論に落ち着くのですわ」
「な、なるほど……。そういうわけだ!そこのお前、邪魔したな!」 - 37二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 18:10:35
昔から気になってた知識きたわ
途方もなく巨大な紙を用意しても次はそれを折る力が必要になるんか… - 38二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 18:14:36
「そこの家来たち!」
「ん?坊っちゃんか、どうしたんだ?」
「ふふん、良いことを教えてやろうキビ!実は新聞紙って42回重ねると月まで届くんだキビ!」
「……えっマジで?(さっき話したばっかだわ……間が悪い) 」
「(ですが、ここは驚いてあげるのが一流の家来ですわ) さすがはモモワロウさんですわ!物知りですわね!」
「えっへん!というわけで、今からこの方法で月まで行くキビよ家来たち!」
「ったく仕方ないなぁ坊っちゃ……え??」
「……マ、マジで言ってるのかモモワロウ?なんで急に?」
「実は故郷のじいじとばあばから、『本物の月の石が欲しい』ってお願いされたんだモモ!だから、月まで行って拾ってくるキビよ!」
(あのジジババ何お願いしてくれてんだ!?)
(新聞紙を折って月まで行くのは不可能ですわよ……というかそもそも宇宙で息できませんし私たち)
(このままじゃ俺ら、無理難題に付き合わされた挙げ句宇宙まで自滅しに行く羽目になるぜ。……イイネイヌかキチキギス、さすがに真実を教えてやれよ)
(私は嫌ですわよ……。モモワロウさん目ぇキラッキラさせてるじゃありませんの……私憎まれ役と汚れ役をやるのはゴメンですわ)
(おいキチキギス……はぁ、仕方ねぇな俺が言うか……)
「……てわけだから、悪いけどそれは不可能なんだ坊っちゃん」
「そ、そんな……!?じゃあ、じいじとばあばの願いは、叶えられないキビ……!?」
(うわっ、なんか罪悪感がやべぇんだが)
(まぁ仕方ないですわよ。こうやって無理なものを無理と諦めて、ポケモンは大人になっていくのですわ)
「うう……。……わかったキビ」
(……どうやら、わかってくれたみてぇだな)
「なら……探しに行くキビよ!!そんな不可能を可能にする紙を!!」
(……はい??)
(あー……そうきたか)
「この世にはたくさんの地方があるって聞くキビ!!その地方全てを回れば、きっとどこかには簡単に42回折れたり1/4398億になってもモモたちが立てるほどの大きさの紙があるはずモモ!!それを探す旅に出るキビよ!!」
(……う、嘘ですわよね?それはもはや魔法の紙というレベルなのですが……)
「よーし、皆くさりもちは持ったモモね!!さっそく出発キビよぉ!!」
(あれ?俺らって『桃太郎』の物語がモチーフだったよな?これはいつの間に『かぐや姫』になったんだ?) - 39二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 18:24:51
本物の月の石がほしい草
かぐや姫ばりの難題だな - 40二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 20:17:15
てか何気にじいじとばあばちゃんと生きてるんだな。スレによってはもう寿命迎えちゃってるパターンもあったから良かった。しかもたまに里帰りできるぐらいには坊っちゃんとの仲も良好みたいだし。
ただ割と図々しい性格とは見た - 41二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 20:20:01
……これ、進化道具としての「つきのいし」を欲しがってたオチに見えたなぁ!
- 42二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:21:51
マシマシラとキチチギスに教えてもらった知識を幼いモモワロウ(IQ的には人間の3~5歳児相当か?)にかいつまんで分かりやすく教えられるイイネイヌはやっぱり頭がイイネイヌ
誰かから教わって何となく理解するまでならそれほど難しくないけどそこからまた別の誰かに教えるとなると十分理解してないと厳しいからね - 43二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 08:39:58
面白えやつらだ
- 44二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 11:37:49
「そこのお前!かの名作『ターミネーター2』はキャメロンがCG技術を研究する目的で作った『アビス』のCGノウハウがふんだんに活かされているんだぞ!」
「ちげぇよ。それだけじゃなくて当時は結構CG代高かったから演出は結構実写でやってたんだよ」
「えっマジで?嘘だろマシマシラ」
「たしかにT-1000の演出にはたくさんCGが使われていますが…T-1000がジョンコナーの義母に化けて夫を殺すシーン、ショットガンに撃たれて液体金属部分が露出するシーンはそれぞれカメラワークと特殊メイクを使っていたんですわ」
「そうだったのか…」
「そんで『Astra vista baby』のシーンでT-1000の手足がもげるシーンは実際に手足のない俳優を使ってたんだぜ、あのスター団みたいなサングラスとヘルメットの衣装にも意味があったんだ」
「そしてT-1000が変身する描写にそっくりさんじゃなくて実際に双子の役者を使った演出も多いですしね、裏話がおもしろい映画なんですけど私はT2以降認めていません」
「…だそうだ。マシマシラとキチキギスは強火のターミネーターオタクだな!ハスタラビスター☆ベイベー! …なあ、モモワロスさんどう思ってるんですか」
「めっちゃT2以降のターミネーター評価してますやん」
- 45二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 12:04:17
ターミネーター雑学ときたか
- 46二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 12:53:58
今さらだけど復習も兼ねた前回の大まかな豆知識の軽いまとめ
・チョコ食って鼻血が出るのは単に本人の栄養バランスが乱れているだけ
・猫が背中を向けるのは猫なりの信頼の証
・青いバラの花言葉は最初は『不可能』だった
・パキケファロサウルスは頭突きをすると構造的に首の骨が折れるので頭突きできない
・犬は遺伝子に多様性があるため犬種が多い
・フグはたまに自分の毒で死ぬ
・メガネウラは実はトンボの直接の先祖ではない
・キュウリは水分ばかりで栄養がないと言われるが、必要な栄養はあるし野菜は大体似たり寄ったりである
・毛を剃ると濃くなるのはガセ - 47124/02/01(木) 16:13:47
(一応言うと>>44は自分じゃないです)
「んー……ねーねーイイネイヌ!」
「お?どうした坊っちゃん」
「今本を読んでて思ったキビけど……お料理の『さしすせそ』って、さは砂糖、しは塩、すはお酢、そは味噌なのに、なんでせだけ醤油なんだモモ?醤油だったら『し』なんじゃないかモモ?」
「あーそれはだな……マシマシラ!キチキギス!坊っちゃんに教えてやれ!」
「はいよ。そのあたりは日本語の歴史と関係があるんだな。実は昔は醤油のことは『せうゆ』と呼んでいたんだぜ」
「所謂、歴史的仮名遣いというヤツですわね。現代の『しょ』にあたる部分は、昔では『せ』と読んでいることが多かったのですわよ。時折ギャグマンガなどで『それでは行きましょう』を『それでは行きませう』としている台詞があったりするでしょう?あれも要するにそういうことに絡めた台詞なのですわ」
「だから『さしすせそ』のせは醤油ってわけなんだぜ。……後は、単に『せ』から始まる調味料が他にないから、てのもあるかもだがな」
「おお……モモワーイ!謎が解けたモモ!ありがとうキビねイイネイヌ!マシマシラ!キチキギス!」
「へっ、やめろよ坊っちゃん。照れるぜ」
- 48二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 16:22:11
モモワロウ物語のともっこは一々カッコ良すぎて濡れるわ
モモワロウにはこう見えていたのか - 49124/02/01(木) 16:22:36
「そこのお前!俗に言う『ゆとり世代』の時代は、円周率を3.14じゃなくて3として教わってたんだぜ!ぷぷーっ!甘えた計算してんな!」
「ちげぇよ。それ誤解だぞ」
「えっマジで??」
「現代に至るまでよく広まっている噂ですが……実際にはそんな教育を受けた人などいないのですわよ。ゆとり世代の方も円周率はキチンと3.14で教わっていますわ」
「じゃあなんでそんな誤解があるのかというとだ。実はゆとり世代……っつーか、ゆとり教育の時代の最初に、方針の転換によってそれまで使われていた学校教科書などを一新したんだ。その時の新しい算数の教科書には、『円周率は目的に応じて3を用いて処理する』という文章が新たに加わったんだぜ」
「これ自体は特におかしくはありませんわ。あくまで『小数点以下二桁の計算がまだできなかったり、大雑把な数字が知りたいだけの時は3を使っても良い』みたいなニュアンスです。ですが、これをとある学習塾が誤解したのか、あるいはゆとり教育叩きにちょうど良いと意図して曲解したのか、『最近の子供は円周率を3と教わっている!!』と代々的に世間に広めたのですわ。これがこのデマの大元だと言われていますの」
「これに伴って、所謂『ゆとり世代はバカ』みたいな偏見がついちまったわけだぜ。この小数点をはじめとして、『ゆとり世代は○○』っつーのは大半がデマと言われてるから、お前らは気を付けるんだな」
「なるほど……。そういうわけだ!そこのお前、邪魔したな!」 - 50124/02/01(木) 16:27:05
「……そういや、ゆとり世代と言えば」
「うん?どうしたマシマシラ」
「ちょっとした豆知識になるが……実は年代的には、ゆとり世代の大人が所謂『森ガール』だとか『草食世代』とか最初に言われ出した世代なんだぜ」
「へぇ、そうなのか」
「久しぶりに聞きましたわね森ガール。山ガールと並んで一時かなり流行っていたような……」
「山ガール懐かしっ。確か登山を趣味としてるようなヤツのことだっけか。……んん?」
「どうしましたのイイネイヌ」
「俺ふと思ったんだけどよ……俺らって鬼が山に住んでるようなもんだから、ある意味俺らも『山ガール』と言えるんじゃないか?」
「ふむ……?た、確かにそう言えるかもしれませんわね?」
「俺らオスだけどな。……つかそういう意味じゃ、俺らよりもあの鬼アマの方が『山ガール』って言えんじゃねぇのか?」
「いやいや……仮に条件に当てはまってたとしても鬼アマはもう『ガール』とか呼べる歳じゃねぇだろ常識的に考えて……」
「鬼アマはどちらかと言うと山ガールよりも『やまんば』ですわね」
「ぶふっ!!ちょっ……笑わせんなキチキギスっ!!」
「だってそうじゃありませんの?代わりに『鬼婆』としても良いですが」
「ぶふほっ!ちょっ……待てっ……!」
「なんかイイネイヌが変な方向にツボってんだが……」
「いやっ……だってよっ……山ガールじゃなくてやまんばて……ぶはははははっ!!」
「そ、そんなに笑うほどか……?ほどほどにしとけよ。鬼アマに聞き付けられても知らねぇからな俺……」
「ぽにっ!」
- 51二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 16:28:50
DEAD END
- 52二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 16:32:08
あっ
- 53二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 16:36:10
未来予知、間に合いませんでした…
- 54二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 16:48:46
定期的に巻き込み事故に遭う近所の悪ガキに付き合ってあげるおばあちゃんぽにちゃん好き
- 55二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 16:59:03
まぁ山に住んでる鬼で婆には違いないんだよな…
ともっこは死んでたから中身そのままだけど、ぽにおはあれからずっと生きてきたんだし… - 56二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 17:34:35
そういえば山姥は今で言うところの逃がし屋みたいな役割を請け負ってたのではないかって俗説を聞いたことがある
昔は交通インフラが整ってなかったからDV夫に耐えかねた妻が身一つで逃げてもすぐ捕まるか野垂れ死ぬかしかなかったが、怪異に魅入られて気が狂ったふりをしながら山に逃げると山姥役の老女が匿ってくれて逃亡の手引きをしてくれる
表向き妻は恐ろしい山姥に食われて死んだということになってるのでDV被害者妻は新天地で別人として生きていくことができる
DV夫側も器量の悪い馬鹿女が勝手に山姥に食われただけ!自業自得!ってことにしとけばDVも有耶無耶にできるし妻を喪った可哀想なボクチャンぶって堂々と次の奴隷候補の若い女を物色できるので薄々察してるけど敢えて追及しなかったとか何とか - 57二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 20:15:51
- 58二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 23:27:58
勉強になるスレだわ
- 59124/02/02(金) 00:48:36
「お~い!ばあば~!」
「……ぽに?」
「ばあば!鬼のばあばっ!モモが来たキビよっ!」
「ぽに~!ぽにぽにっ!……ぽにぃ?」
「ううん違うよ!家来たちが出掛けちゃって暇になったんだキビ!だから恐れ穴の鬼のばあばのとこに遊びに来たんだモモっ!……いいかな?」
「ぽにぽに。ぽにっ!」
「───それでねっ、実はきな臭いの『きな』って『きぬ臭い』から来てるらしいんだキビよ!あとねあとねっ!醤油って昔はせうゆって呼んでたんだモモよっ!」
「ぽにぃ~……ぽにぽに!」
「えっへへ~……!モモ物知りでしょ!」
「ぽにぽにっ!……ぽ?」
「ん?鬼のばあばどうしたの?……あっ……外、雨降ってる」
「ぽに……」
「ど、どうしよう……これじゃ帰れないキビよ……」
「ぽに。ぽにぽに」
「えっ……雨が止むまでここにいろって?いいの?」
「ぽにっ。……ぽに!」
「なに?……うわぁキタカミもちだ!これ食べてていいモモ!?」
「ぽに!」
「モモワーイ!」
『おーい坊っちゃーん!!おーい!?ちくしょうどこ行ったんだ……?』
「ぽ?」
「あっ……この声、イイネイヌだモモ!雨が止んだから探しに来てくれたんだ!」
『あんま心配しなくても大丈夫だろ。俺の予知は、ここでモモワロウと再会できると言ってるぜ』
『……で、どうやって再会できますの?今の私たちは「結果」じゃなくて「過程」が知りたいんですのよ。意外と役に立ちませんわねあなたの予知』
「マシマシラもキチキギスも皆探してる……は、早く行ってくるモモ!じゃあ、鬼のばあばありがとう~!また来るモモね~!」
「ぽにお~ん!……ぽにぽに」 - 60124/02/02(金) 01:02:44
このスレでのオーガポンとモモワロウの関係は、モモワロウは色々優しくしてくれるオーガポンおばあちゃんに懐いており、オーガポンは一応過去に報復自体は済ませたしモモワロウの精神が子供ということも知ったので、思うところは多少あれどいつか成長したときに謝ってくれればいいとして孫のように接してる感じです
- 61二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 02:52:28
仲良くしてるぽにおと坊っちゃんからでしか得られない栄養素がある……。坊っちゃんは鬼のばあばと呼べるほど懐いてるのに未だに鬼アマ呼びの腐れ縁みたいな関係であるともっこたちときたら……
- 62二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 03:26:17
このシリーズ帰ってきてくれたのすごく嬉しい
モモちゃんも加わって賑やかになったね - 63二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 07:29:50
保守
- 64二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 08:53:43
おばあちゃんの豆知識っぽくポンがモモに教えてる日もあるかもしれんね
- 65二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 14:07:02
待ってましたそこのお前第三弾!with桃の坊ちゃんと鬼のばぁば!!
鬼と桃と悪ガキ三匹の空気感大好き - 66二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 15:06:45
さりげなく『結果』がわかっても『過程』がわからないっていうマシマシラの予知も万能じゃないの示しててイイネ
- 67二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 17:59:43
このレスは削除されています
- 68124/02/02(金) 18:03:27
「そこのお前!銃を乱射しまくることに快感を覚えるニンゲンのことをトリガーハッピーって呼ぶんだぜ!」
「ちげぇよ。それ誤解だぞ」
「えっマジで??」
「実はトリガーハッピーの元々の意味は、『射撃のみに集中してしまうこと』ですのよ。なので、『撃つことに快感を覚えること』とは微妙に意味合いが違うのですわ」
「アニメとかでたまに、初めて銃を撃ったキャラクターが、敵が倒れた後もレ○プ目や浅い呼吸のまま引き金を引き続けてしまう的なシーンを見たことはねぇか?トリガーハッピーってのは要するにそういう現象のことだ。極度の緊張状態の中で銃声や反動といった衝撃がかかると、脳が冷静な判断能力を失って思考がそのまま停止しちまうんだ。だから自分の体を自分で止められず、そのまま執拗に同じ対象に射撃を続けちまうんだぜ」
「この現象は経験の浅い新兵などが陥りやすいと言われていますわ。こうなると上官の静止命令も聞き入れなくなってしまいますし弾丸の無駄ですし、なにより味方の邪魔ですので早い内に訓練で矯正されますの。実際の軍隊に限らず、サバゲー初心者でもたまになると言われていますわ」
「だから、『冷静さを失ってとにかく必死に撃ってる』のと『あくまで正気のまま銃を乱射して楽しんでいる』のとでは似て非なる意味合いになるんだぜ。ま、現代は後者の意味で使われることが多いけどな」
「なるほど……。そういうわけだ!そこのお前、邪魔したな!」 - 69124/02/02(金) 18:13:25
「そこのお前!辛党ってのは甘いものよりも辛いものの方が好きな人ってことなんだぜ!」
「ちげぇよ。それ本来は違うぞ」
「えっマジで??」
「実は辛党の由来は、『甘いものより辛いものが好きな人』ではなく『甘いものよりお酒が好きな人』のことですのよ」
「辛いってのは厳密に言うと『舌がピリピリとすするような味覚』のことを指すからな。そしてその感覚は酒の風味にも当てはまっていたんだぜ」
「ですので、昔は酒の味を『辛い』と表現していたと言われていて、酒を好むニンゲンを辛党と呼んでいたんだと言われていますのよ」
「なるほど……。酒の味と辛味、言われてみれば似てるかもだな……ま、俺ら酒飲んだことねぇんだが。まぁそういうわけだ、邪魔したな!」 - 70二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 18:23:38
酒好きはそれだけでも短くて伝わりやすいし飲兵衛とか他にも色々表現あるから正直このまま辛党は辛いもの好きの意味にシフトして欲しい派
- 71二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 18:26:37
チョコレートの鼻血ネタって既出だったっけ?
- 72124/02/02(金) 18:32:13
「そこの家来たち!良いことを教えてやるキビ!」
「ん?坊っちゃんか。どうしたんだ?」
「ふふん!実はボクシングには、クロスカウンターっていう相手のパンチに合わせてクロスするように自分のパンチを放つ技があるんだキビ!相手のパンチを受けつつもそれを利用してパンチする……!拳と拳のぶつかり合い……とってもカッコ良いキビね!」
「あー……モモワロウ、実はそれは誤解なんだぜ」
「えー!?だ、だって公民館にあった漫画ではそうやってたキビよ!?」
「今に至るまでクロスカウンターに対してそういうイメージが確立されたのは、間違いなく漫画『あしたのジョー』の影響ですわね。主人公の必殺技として採用されていた以上、どうしても見映えを重視する必要があり相打ちのような形にしていたのかもしれませんが……実際の所、相打ちのようになっているクロスカウンターは失敗とされてますのよ」
「そ、そうなのモモ!?」
「名前からしてクロス『カウンター』だからな。本来は、相手のパンチをギリギリで躱して、攻撃に転じて無防備になっている相手へと打撃を加える。これらをほぼ同時にやるっていう、結構な高等技術なんだぜ?」
「クロスカウンターはそんな泥臭さとスマートさを兼ね備えた技であるはずなのですが……創作物で取り上げられる際は相打ちのような泥臭さばかりがプッシュされ勝ちですわね。……まぁ確かに、ソチラの方が絵的に盛り上るのも事実ですけど」
「おお……モモワーイ!教えてくれてありがとうキビねイイネイヌ!マシマシラ!キチキギス!」
「へっ、やめろよ坊っちゃん。照れるぜ」 - 73二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 18:33:09
- 74二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 19:10:07
クロスカウンターってそういうことだったのか…!
素直なモモ坊が可愛らしい - 75二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 19:11:16
何気にふふん!がめっちゃ可愛い
- 76二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 19:15:28
- 77二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 19:26:29
このレスは削除されています
- 78124/02/02(金) 19:29:14
「そこのお前!昆虫のイナゴは、エサが少なくなると群生相ってのに変異して群れで移動しながら草木を食い荒らしていくんだぜ!蝗害ってヤツだな!全く野蛮な虫だぜ!」
「ちげぇよ。それ誤解だぞ」
「えっマジで??」
「確かに蝗害に『蝗(イナゴ)』の漢字が使われていたり、『ネットイナゴ』というスラングがあったりでそう思われがちですが……実はイナゴはそんなことはせず、主に蝗害を起こすのはバッタですのよ」
「なんだそれ紛らわしいな!じゃあなんで蝗害にイナゴの漢字が使われてるんだ?」
「そもそも蝗害ってのは日本じゃあまり縁がなく外国で頻発してたんだぜ。だから日本人は中国からの伝来によって蝗害の存在を知ったとされてんだ。そして、元である中国の方では『蝗』はちゃんと『バッタ』のことを指してたんだが……伝来した際に日本人は『蝗』はイナゴのことを指すんだと誤解しちまったんだ。だから蝗害にイナゴの漢字が使われてる。……より正確には、『蝗』の漢字がイナゴのことを指すようになっちまったって感じなんだぜ」
「なんだとぉ!?……てことはイナゴは、やってもないのに誤解で濡れ衣を着せられた被害者ってことか!?許せねぇな!」
「いえ、別に丸っきり被害者ってわけでもないですけどね。蝗害を起こさないというだけで、イナゴも普通に稲の茎を食べる害虫ですし」
「なんじゃそりゃ!やっぱイナゴは野蛮な虫だぜ。……しかしなんか、アレだな」
「どうしましたの?」
「誤解されてるほどの加害者ではないんだが、それはそれとして普通にやらかしもしているのって……なんか、微妙に他人事に思えない気がするんだが」
「気のせいじゃねぇの?」
「気のせいではありませんの?」
「まぁ気のせいだろうな。……そういうわけだ!そこのお前、邪魔したな!」 - 79二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 19:47:43
気のせいかなぁ…?
現代で漫画とか楽しんでる4匹かわいいな - 80二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 20:17:31
- 81二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 21:31:39
- 82124/02/03(土) 08:38:22
「そこのお前!日本神話の有名な怪物であるヤマタノオロチは、頭が八つあるってことは『また』は七つってことになるから実際は『ナナマタノオロチ』と呼ぶべきなんだぜ!」
「ちげぇよ。それ誤解だぞ」
「えっマジで??だってのび太もそう言ってたじゃん……」
「確かに一瞬なるほどと思ってしまいそうな指摘ですが……『また』と言うのは原則としては 分岐点ではなく分岐先を数えるものなのですわ」
「たとえば、二人のメスに手を出すことは『二股』、刃先が三つある槍のことは『三つ又の矛』って言うだろ?だから理屈で言えば、頭が八つある怪物を『ヤマタ』と呼ぶのはなんの間違いもないんだぜ」
「い、言われてみれば……」
「他にも別の説として、『円形の体を中心に放射状に八つの首が生えている』のをヤマタノオロチとするものもありますわ」
「あ、それなんかぬ~べ~で見たことあるような気がするな」
「あれならば『また』もちゃんと八つあることになりますからね。まぁ、それはそれでナットレイのようで美しくない気もしますが」
「なるほど……。そういうわけだ!そこのお前、邪魔したな!」 - 83二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 10:41:05
ドラ○もんでこれ出てきてなるほどって思ってた話だ…
確かに二股って3人に手を出すこととは言わないな - 84二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 11:50:28
このレスは削除されています
- 85二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 11:54:28
「そこのお前! 台風は日毎にデカくなっていくんだぜ!」
「ちげぇよ。それ誤解だぞ」
「んなことねぇだろマシマシラ。 だってテレビの台風予報で日毎にデカくなってんじゃん」
「あれはだな……」
「あれは予報円と呼ばれるものです」
「!? どなた!?」
「ごきげんようともっこの皆様、そして人の子の皆様」
「れ……レックウザ!?」
「台風予報では『予報円』というものが使用されますね。これは日毎に大きくなっていきます」
「……あ、あぁ。その予報円ってのが台風のデカさを予測してるんじゃねぇのか?」
「いいえ、大きさではありません。あれは『台風の位置』を予測しているのです」
「日毎に大きくなっていくのは予測のブレが未来日付になるにつれて大きくなっていくからだ。その証拠に、次の日の予報では同じ日付の予報円の面積は小さくなる」
「流石は『おみとおし』のマシマシラさんですね。ちなみに予報円の範囲内に台風の中心が来る確率は70%と言われています」
「ということは、予報円の範囲外に台風の中心が来ることもあるんですの?」
「その通りです、キチキギスさん。いわゆる『迷走台風』と呼ばれる台風の中には、予報円の範囲外に移動するパターンも少なくありません」
「でもよぉ、皆が知りてぇのは『どこが台風の影響で天気が崩れるか』じゃねぇのか? 予報円だと中心部分しかわからねぇことになるぞ」
「イイネイヌさんのご心配はごもっともです。そこで天気予報では『現在の暴風域』と『暴風警戒域』を一緒に表示します。今どこが暴風域になっていて、将来はどこが暴風域に入る可能性があるのかを予報円と合わせて確認することで、台風に備えることができるのですね」
「天気予報を正しく理解するのは大事ですわね。お出かけする時の服装なんかにも影響しますもの」
「……と、いうことです。ではともっこの皆様、人の子の皆様、お邪魔しました。引き続きご歓談ください」
「……解説だけして帰ってったなレックウザ」
- 86二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 11:56:41
人の子レックウザ様!?
- 87124/02/03(土) 12:03:31
- 88二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 13:08:37
突然のレックウザ様コラボに思わずニッコリしちゃった
- 89二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 13:14:39
レックウザ様とのコラボとは驚いたな
- 90二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 13:21:47
まさかのお天気レックウザ様!?
- 91124/02/03(土) 14:29:06
「そこのお前!拳銃の銃口にサプレッサーをつけると、ほとんど銃声がしなくなるんだぜ!
「ちげぇよ。それ誤解だぞ」
「えっマジで??だってリコリス・リコイルではサプレッサー付けた瞬間に銃声が『プシュン』みたいになってたし……」
「確かにフィクションでは『完全に音が消える』というように表現されることが多いですが……実際の所は銃声が大体160dBのところを、120~140dB程度に減音するものがほとんどになりますのよ。……個人の感覚によりますので難しいですがあえて例えますと、『花火の音』が『湿気た花火の音』になるような感じでしょうか。音にするなら『バン』が『パン』になる感じかもですわね」
「参考程度だが、間近で聞いた花火の音が大体150dB、近所に落ちた雷が120dBくらいと言われているぜ。拳銃の発砲音ってのは、銃口からの発射音 、銃口以外の隙間から漏れる発射音 、拳銃そのもの作動音、発射された銃弾の衝撃波と様々な物が重なってるからな。サプレッサーが抑制できるのはその内の銃口から発せられる音だけだ。現代の技術では完全に無音で発砲するのは不可能だと言われてるんだぜ」
「なんだよ、じゃあサプレッサー付けてもあんま意味ないってことか?」
「そんなことは断じてありませんわ。確かに数値上では20dB程度の差ですが、そもそも音は『10dB変わるだけで約半分に感じられる』と言われますので、これは充分音の抑制に貢献してると言えますのよ」
「フィクションでのサプレッサーは『隠密行動のための道具』みたいに使われることが多いが……実際のサプレッサーは『音の違いによる発砲者の位置の誤認』、『仲間の声や環境音を聞き取りやすくする』、そしてなにより『発砲炎を抑制することで夜間でも位置がバレにくくする』ということを期待して装着されてるんだぜ。これらはリアルの戦場においては立派に意味があることなんだ』
「なるほど……フィクションとはまた違う意味合いなんだな……そういうわけだ!そこのお前、邪魔したな!」 - 92二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 17:36:25
- 93124/02/03(土) 17:37:23
「……んじゃ、行くぞお前ら?せーのっ」
『鬼はー外ーっ!!』
「がおぼーん!!がおがおっ!!」
「おらおらもっと豆投げろお前ら!鬼アマに日頃のうら……じゃねぇ節分として投げるぞー!」
「弾幕薄いですわよ!何をやってますの!?マシマシラもちゃんと投げなさい!」
「オイオイ、今の俺は念力で豆が地面に落ちないようにしつつ、後で食べやすいように一つの器に移動させてんだぞ。無茶言うな」
「豆美味しいモモー!」
「坊っちゃん豆食べんのは後だぞ!鬼アマが来てるぜ!」
「ふぇぇっ!?お、鬼は外モモーっ!」
「ぽにんっ!……がおぼーん!」
「はいここで福は内、ですわ」
「福は内、モモ」
「ぽにぽに」
「そして鬼は外ですわーっ!!」
「がおぼーー!!」
「……あ。そういやこんな時になんだけどよ、『節分』って実は年に4回ぐらいあるらしいな」
「ホントにこんな時になんだけどな話題だな……どういうことだマシマシラ?」
「ネットで意味検索すればわかるが、『節分』ってのは本来『季節の変わり目』って意味もあるからな。それに当てはめれば、節分は春夏秋冬で4回あることになるんだぜ」
「そもそも昔から季節の変わり目には鬼……つまり邪気が入り込みやすいと言われていましたのよ。そんな中で新年の始まりであるこの冬と春の変わり目が特に重要視され、豆を投げて邪気を払うという行事が定着したのですわ」
「他にも、『「わたなべ」さんは豆まきしなくて良い』っつー説もあるんだぜ。平安時代の頃、渡辺綱っつー武士によって鬼が退治された言い伝えがあることから、『わたなべさんは豆をまくまでもなく鬼より強い』ってなってるんだそうだ。節分の雑学も調べたら色々出るから面白いぜ」
「モモーーっ!!け、家来たち助けてモモーーっ!!」
「ああ!?なんてアホなこと話してる間に坊っちゃんが鬼アマに連れ去られてんぞ!?」
「お待ちなさいこの姑息な鬼アマっ!!待ってなさいモモワロウさん、今私たちが連れ戻しますわぁ!!」
「がおぼーー!!」
(それにしてもこの鬼アマノリノリだな) - 94二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 17:40:55
ノリノリオーガポンかわいい
ちびっ子がいる家に鬼役しにいくの楽しそうだもんね - 95二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 17:42:45
節分あるある途中で豆食べる子いるわ~
全国のわたなべさんそんな加護あるんだ - 96二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 18:14:29
福は内で一旦休戦になるの好き。もうただの家族じゃんこの子ら……
- 97二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 18:49:19
ちなみに坂田さんも同じく豆まき不要なんだそうな。
理由は渡辺綱と同じ頼光四天王の、我らがゴールデン太郎こと坂田金時が
酒吞童子含めた妖怪変化をなぎ倒した逸話があるから鬼が逃げるとか。 - 98二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 22:42:29
ゆかいなともっこたちの日常会話だやったー!!って思ったらまさかの豆知識複合型で二度美味しかった
まいた豆まで無駄にしないスタイル好き - 99二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 09:57:20
保守
- 100124/02/04(日) 11:28:53
「そこのお前!古代ローマのコロッセオって場所では、娯楽として奴隷や捕虜を『剣闘士』として、ヤツらが命懸けで猛獣とかと戦う様を見世物としてたんだぜ!当時は価値観が違うとはいえひでぇ話だな!」
「ちげぇよ。実はそれ微妙に誤解なんだぜ」
「えっマジで??」
「確かに奴隷や捕虜が剣闘士にされたり、命懸けで戦わされたという事実もありますが……実は剣闘士は今でいうところの福利厚生などは意外としっかりしてましたのよ」
「どんな形であれ、試合をしてもらう剣闘士には強い体を作って健康でいてもらわねぇと困るからな。衣食住は保証されていたし、試合で怪我をすればちゃんと治療もしてもらえてたんだぜ」
「そ、そうだったのか?剣闘士ってもっとこう、『死のうがどうでもいい』みたいな扱いだったんじゃないのか?」
「いくら奴隷や捕虜とはいえ、試合の度に死なせてその度に買い直していては、衣食住やトレーニングにかけてやった分の費用も無駄になり手間も掛かりますわ。剣闘士は現代で言うと所謂『競争馬』や『アスリート』に近い扱いだったと言われているのですわ」
「それに、剣闘士ってのは年中戦ってるようなイメージがあるが……一説によると剣闘士一人が実際に戦うのは一年の中の二週間程度だったと言われてるんだぜ。……ま、逆に言うとその二週間のためだけに超過酷な訓練を受けさせられていたんだが」
「勝利を重ねていった剣闘士は所謂『スター』のような扱いとなり、熱狂的なファンがついたとも言われていますわ。このあたりも競走馬と似ているかもしれませんわね。名声を得て、引退の時まで無事に生き延びた剣闘士は奴隷から『一般人』へと成り上がり、そのまま他の剣闘士を育成する教官になったりもしていたんだとか……」
「ちなみに余談として、犯罪者や死刑囚からの剣闘士は例外だぜ。ソイツらの場合はロクに訓練も受けさせられずまともな武器も持たされずに試合会場に放り出される。こっちが一般的に想像される『剣闘士』と同じ扱いだな」
「意外と奥が深いんだな剣闘士って……。まぁそういうわけだ!邪魔したな!」 - 101124/02/04(日) 11:42:43
「そこの家来たち!」
「ん?坊っちゃんか。どうしたんだ?」
「ふふん!今回はこのモモこと、桃についての解説をしていくキビよ!」
「桃か……桃といえば、日本ではメジャー寄りのフルーツだな。山梨県で最も多く収穫されてると言われているぜ」
「もー!モモの台詞取らないでよマシマシラ!……こほん、桃は品種によっては固いのがあったりするキビけど……基本的には柔らかくて水分があって……モモのように甘い匂いがするモノほど良いモノ、所謂『熟した桃』だと言われてるんだキビ!!」
「夏に食べる水分豊富な桃……それは格別の一言ですわぁ……」
「しかしキビ……実は昔の桃は、今よりずっと身が固くて甘味が少なかったから、あまり食べられたものじゃなかったんだキビ。だから世間ではもっぱら健康食品や観賞用のフルーツとされてたんだキビよ」
「マジか。庭の池にいる錦鯉みたいな扱いだったんだな……」
「そこからひたすらに品種改良を繰り返すことで、桃は柔らかく甘い味になったんだキビ。今の桃があるのは先代のニンゲンたちの努力の賜物だったんだキビね!」
「フグの卵巣といいコンニャクといい、日本のニンゲンが食に懸ける情熱はホントなんなんだろうな……」
「ちなみに余談だけど、色としてよく使われる『桃色』って、勘違いされがちだけど実は果実としての桃の色じゃなくて桃の花の色なんだモモ。間違えないようにしとくんだキビよ」
「なるほど……そういうわけだ!そこのお前、邪魔したな!」
「よくできましたわねモモワロウさん」
「えっへへ~!」 - 102二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 15:13:44
坊っちゃん桃についてはよく知ってるな。知的好奇心も高そうだしわからないことはマシラとキギスが教えてくれるからどんどん色んな知識を身に付けていってるんだろうな
- 103二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 18:26:46
開幕そこの家来たち!なのに締めはそこのお前!邪魔したな!なの地味に好き
モモワロウも豆知識ありがとよ - 104124/02/04(日) 20:56:55
「そこのお前!近頃よく言われてる『蛙化現象』ってのは、好きだった相手のふとした行動で恋が冷めちまうってことなんだぜ!」
「ちげぇよ。それ実は誤用だぞ」
「えっマジで??」
「蛙化現象というのは、正しくは『片想いしていた相手と両思いになれたり付き合えた途端に冷めてしまう』という現象のことですわ。その誤用とは意味合いは似て非なるものですの」
「この蛙化現象の厄介……というか不思議なところは、『好きなのに気持ち悪い』という相反した感情を抱いちまうところなんだ。もはや嫌いを通り越して生理的嫌悪感を感じちまうんだな。あんなに好いていた人物がついに自分のものになったってのによ」
「訳のわからん現象だな……恋が成就した瞬間って一番楽しいときじゃないのか……?あれか?『釣った魚に餌をやらない』ってヤツか?」
「まぁ……それの超悪化版と思ってもらえば大体合ってるかもですわね。蛙化現象が起きる理由はまだ解明されてませんが……所謂『両想いになるまでが楽しい』とか『こんなダメな私を好きになるなんて(だから失望した)』的な心理がトリガーになのではと言われていますわ」
「それが最近は『相手の嫌な部分を見て気持ちが冷めてしまう』として使われることが多いな。ま、この手の誤用は『役不足』だとか『潮時』だかで今に始まったことじゃねぇが……」
「全く……どちらの意味合いでもくだらないですわ。要は真の意味で相手を好いておらず、ただの恋愛ごっこのつもりでいたという話でしょう?恋愛とはそもそも、相手の嫌いな部分も含めて受け入れ、包み込み、吹き飛ばすものですわ。この世に欠点や醜い部分を持たない生物などいませんもの。……まぁ、私はその唯一の例外ですけどねおーほっほっほっ!!」
「恋愛って大変なんだな……まぁそういうわけだ!そこのお前、邪魔したな!」 - 105124/02/04(日) 21:29:39
「いやっふぅー!さすがはラプラスにイダイトウだなー!海の上もすーいすいだぜー!」
「あははははっ!すごいモモー!海の上を移動するのって気持ち良いモモー!!」
「モモワロウさんにイイネイヌ!はしゃぎすぎですわよ!はしたないですわ!」
「まぁまぁ良いだろキチキギス。特にモモワロウはこういうの初めてだろうからな。……つか、キチキギスは乗らねぇのか?俺の後ろ来るか?」
「結構ですわ!翼が濡れますし!」
「おいおい……さっきから何をイライラしてんだ?」
「別にっ……。……ただモモワロウさん、海を渡るだけならわざわざ魚ポケモンの力を借りなくても私の背中に乗ればいいじゃありませんの……私なら海の上だろうと飛べますのに……!」
「そりゃお前とモモワロウだけならそれでもいいが、俺たち全員が渡らなきゃいけないんだから仕方ねぇだろ」
「なんだなんだぁ?男の嫉妬はみっともねぇぜキチキギス!」
「キーーッ!そんなんじゃありませんわ!ただ……私がいる意味があるのか……少し不安なだけですわ!」
「? キチキギスはいてくれないと困るモモよ?」
「気休めなどいりませんわ……ってモモワロウさん!?さ、さっきまでの話聞いてましたの!?」
「うん!意味は全然わからなかったキビけど!でもでも、キチキギスがいてくれないと困るのはわかるモモ!だってこのラプラスやイダイトウが素直にモモたちを乗せてくれてるのも、キチキギスのフェロモンのお陰モモよ?それに……」
「……それに、なんですの?」
「キチキギスは色んなことを教えてくれて優しくて空も飛べるし……モモのことを助けてくれる大事な家来モモ!だからいてくれないと困るモモよ……」
「モモワロウさん……!……お、おーほっほっほっ!まぁそうですわよね!やはり私の存在は必要不可欠ですわぁ!仕方ありませんわね、この海を渡り終えたら今度は私がモモワロウさんを背中に乗せてさしあげますわ!」
「ほんとぉ!?やったモモー!!」
「(単純なヤツめ……) ん、お前ら見てみろよ。キタカミの里ってのが見えてきたぜ」
「ほんとか!?よっしゃ、坊っちゃんのためにも張り切っていくぞー!」
「お面がどこにあるかは知りませんが、必ずぶん取ってモモワロウさんに献上しますわよー!」
- 106二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 21:31:46
一スレ目と二スレ目のキレ芸といいキチキギスにどんどん属性が付与されてらっしゃる……
- 107二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 07:21:37
三人組の三人目ってポジション的に影薄くなりがちだけどこのキチキギスはむしろ輝いてるよ
- 108二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 07:42:12
海移動でモモワロウだけはキチキギスに乗れるんじゃね?と思ってたらこんなエピソード来たか
よかったねキチキギス
こいつらの道中見てて絶対面白いわ - 109124/02/05(月) 11:42:30
「そこのお前!ダチョウは鳥類の中で一番頭が悪くて、なんと脳ミソが目玉より軽いんだぜ!だから記憶力が無くて家族の顔が覚えられなかったり、群れの構成員や自分の卵が入れ替わっても気づかないんだとよ!ひでぇヤツらだな!」
「確かにそうだが……それはアイツらの生態を考えればそこまでおかしくもないかもなんだぜ」
「えっマジで??」
「ダチョウの頭悪いエピソードとしてよく語られることですが……『家族の顔を忘れるなんてありえない』というのは、あくまでニンゲン視点での価値観ですわ」
「ダチョウは基本的に多数の群れで生活し、繁殖の際も一夫多妻制を採用しているらしいぜ。常に多数の同族に囲まれて当たり前のアイツらにとっては、そもそも『家族』や『群れ』なんて概念自体が無いのかもしれないと言われてるんだ」
「『仲間がいるからとりあえず一緒にいる』、『卵があるからとりあえず温める』、『雛がいるからとりあえず育てる』……この考え方は見方を変えれば種を増やすための生物として物凄く合理的な考え方ですわ。ニンゲンと違って、ダチョウにとっては『愛情』だとか『誰の子供だ』などはさして重要ではありませんからね」
「ダチョウのこの思考は、遺伝子を繋いでいくための無駄を切り詰めた結果なのかもしれねぇな……ま、それでもダチョウの頭が弱いのは事実なんだが」
「なるほど……。そういうわけだ!そこのお前、邪魔したな!」 - 110124/02/05(月) 11:47:51
「せっかくですので、同じ鳥類のよしみとしてもう少しダチョウについて解説するとしますわ。日頃バカにされがちですが、実はダチョウは頭が弱いこと以外はかなりハイスペックですのよ」
「ダチョウの身長は約230cm、体重は130㎏ぐらいだと言われてる。近くで見ると思った以上にデケェんだぜ。そしてアイツらは時速60kmっつー馬に匹敵する速度で走ることができるんだ。しかもその速度では馬は5分程度でバテちまうと言われてるが、ダチョウは1時間ぶっ通しで走り続けられるほどのスタミナを持ってんだぜ」
「マジかそれ!?もしダチョウが競馬に使われてたら駆け引きもクソもねぇな……」
「それだけではありませんわ。ダチョウは回復能力も凄まじいのですわよ。骨にヒビが入った程度の怪我ならば造作もなく自然治癒させますし、骨が見えてしまうほどの重症を負っても1ヶ月程度で元通りにしてしまうのですわ。ダチョウは他の生物と比べて細胞の動きが遥かに速いと言われていますので、傷が治るのも速いというわけですわね」
「おまけに免疫力も高ぇんだ。地球に存在する大体のウイルスに抵抗可能とされていて、病気で死ぬことは無いとまで言われてるんだぜ。ある意味『バカは風邪を引かない』の究極形だな。その免疫力を買われて、あのコロナウイルス予防のための研究にも使われたんだぜ」
「更に、ですわ!」
「まだあんのか!?」
「ダチョウは目が非常に良いのですわ。それは5km先の景色まで見渡せると言われており……また40m先のアリの一匹がハッキリ見えるほどとも言われています」
「脳より重いとされる目玉はダテじゃねぇってわけだな。むしろこの視力があるからこそ頭が悪くても大丈夫、という側面もあるんだぜ」
「すげぇな……!アホかと思いきやとんでもねぇスペックオバケ……600族だったんだな」
「高スペックと引き換えにアホになったとも取れるな。ちなみに食用の観点から見ても、ダチョウは豚やアンコウと同じぐらい捨てるところが無いと言われてるんだぜ。このあらゆる意味で面白生物であるダチョウとは、これからも良い関係を築きたいもんだな」 - 111二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 11:48:59
群れとしての繁殖には親子関係とか邪魔なんだよね
一方で、一夫一妻制は自分の子にピンポイントにえさをやれるから、個として自分の持つ遺伝子を残しやすい - 112二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 11:57:49
脳みそって身体の中でもめちゃくちゃ栄養を吸うっていうしな…
例えば人の脳みそだったら全体重の2%ちょっとしかないのに代謝で使うカロリーのうち20%も使うほど燃費が悪いんだとか
ダチョウは脳が使うはずだったカロリーまで全て肉体に注ぎ込んだことであの超フィジカルを手に入れたのかもしれない
ポケモンでいうところの特攻を限界まで切り詰めたタイプ - 113二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 12:17:31
攻撃と素早さがそれぞれ275で残りの50を適当に振ったバカ種族値的な?
ラムパルド算じゃねえんだぞ - 114二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 12:24:11
- 115二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 12:27:09
改めて面白すぎんだろこの生物
- 116124/02/05(月) 18:52:15
「俺ふと思ったんだけどよ」
「あ?どうしたイイネイヌ」
「ポケモンSVにはパラドックスポケモンってのがいるが……現代に蘇った俺らってある意味、古代のパラドックスポケモンと言えるんじゃねぇのか?」
「はぁ?何を言ってますの?」
「いや、俺らって大昔にいたポケモンだろ?そしてかつて鬼アマにぶちのめされたにも関わらず今こうして無事に生きている……な?存在が矛盾してるだろ?」
「はっ!?そう言われると確かに……!と、ということは、私たちは実は古代のパラドックスポケモンでしたの!?」
「『古代』とするにはまだ年月が足りねぇ気がするけどな俺ら」
「いいんだよそこも含めてパラドックスってことにしとけ」
「雑」
「さて、そうなると名前考えなきゃだな……!古代のパラドックスは六文字でそれっぽいカタカナ並べればいいから……」
「あなたはイイネイヌですから、『ホメルワンコ』とかでいいんじゃありませんの?」
「ダッッッセ!!絶対嫌なんだがそれ!?犬なんだからこう……よし、『ホエルクサリ』とかでいいだろ!」
「それもダセェような……てか初手で『クサリ』取られたら俺らは名前どうすりゃいいんだよ」
「マシマシラはまぁ……『コソクナサル』とかでいいだろ」
「ただの悪口じゃねぇか……」
「私はどうしましょうか……美しき私ですし、『ニジノツバサ』にでもしておきましょうか」
「いやお前の羽二色しかねぇだろ色盛んな」
「そこも含めてパラドックスですわ!」
「てかそのネーミングは下手したら某地方の伝説ポケモンから訴えられると思うぜ」
「お前はそれこそ『チヲハウハネ』とかでいいだろ」
「誰がチヲハウハネですの!?私の羽は飾りではありませんわ!!ちゃんと飛べますっ!!」
「うっせぇぞ地面抜群の鳥ポケモン」
「ミニクキツルめ」
「キジですわ!!……いや誰が醜いですの!?」
「そういや、もし仮に未来バージョンの俺らが出たらどうする?」
「その時は『テツノクサリ』にでもすれば良いでしょう」
「鎖は元から鉄だけどな」 - 117二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 19:01:03
ダチョウはアホで豆知識を終わらず有用性捕捉するのイイネ
群れ視点の発想はなかった - 118二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 22:24:35
>>ホメルワンコ
かわいくて草
古代パラドックスっぽいネーミングがなんか全部それっぽくて好き
- 119二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 23:25:57
なんかパラドックスってことにすりゃいいだろの雑感ほんとすき
俺らも実はパラドックス?イイネイヌの発想面白いわ - 120二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 02:11:13
駄弁ってるだけで面白すぎる
- 121124/02/06(火) 07:34:09
「そこの家来たち!良いことを教えてやるキビ!」
「ん?坊っちゃんか。どうしたんだ?」
「ふふん!実は、大昔の忍者には水遁の術という忍術があったんだモモ!敵の追手を振り切るために近くの水に潜って竹筒だけを外に出して呼吸しつつ敵の目を逃れる……!とってもカッコ良いキビよ!」
「あー……モモワロウ、実はそれは無理なんだぜ。下手すりゃ死ぬぞ」
「えー!?だ、だって公民館にあった漫画ではそうやってたキビよ!?」
「それは二次元だからできることですわ……。ニンゲンやポケモンの体には浮力があり、どれだけ深く潜ってもいずれは必ず浮かび上がってしまいますから、水中に潜り続けることは不可能なのですの」
「それに、そもそも呼吸の問題もあるからな」
「こ、呼吸するために竹筒があるんじゃないのかモモ!?」
「ストローを吸うときのことを想像すりゃわかりやすいと思うが……あのテの筒って、ある程度長くなると吸うのにも結構力を使うようになるからな。しかも呼吸のための筒が長すぎると、空気が上手く入れ替わらずに結局は自分で吐いた空気を再び吸うような形になっちまうんだ」
「更に深くなりすぎると水圧の問題も出てきますの。……詳細な説明は省きますが、要するに呼吸というのは息を吸って肺を膨らませて行うものですわ。ですが水に潜ると、四方からかかる水圧のせいで息を吸っても肺が膨らまなくなってしまいますの。これでは呼吸はできませんわ」
「だから、その方法じゃ潜れたとしても精々50cmが限界と言われているぜ。風呂場でやってギリギリってとこかもな」
「おお……モモワーイ!教えてくれてありがとうキビねイイネイヌ!マシマシラ!キチキギス!」
「へっ、やめろよ坊っちゃん。照れるぜ」 - 122二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 08:02:45
竹筒のあれって不可能なのか…
モモワロウに解説するたびキメ顔するこいつら面白いな - 123二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 08:55:56
モモワロウが公民館の漫画から知識得てるのかわいい
"公民館"のだから読んでる漫画古そうだな…感も出てて大変良い - 124二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 10:46:56
このレスは削除されています
- 125二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 10:58:29
まだ読んでなかった過去スレ追ってる途中だけどやっぱ面白いな
たまーに人間に辛辣なポケから目線も好きですねぇ - 126124/02/06(火) 13:32:48
「そこのお前!俺たちポケモンでお馴染みなように、水は電気を通しやすいんだぜ!」
「ちげぇよ。実は水って本来は絶縁体で電気を通さねぇんだぜ」
「えっマジで??」
「所謂実験などで使われるような『純水』のことですわね。そもそも、何故水が電気を通すのかと言いますと……水道水やプールの水の中には基本的に薬品の成分が、自然の水の中には二酸化炭素や微生物などといった不純物が溶け込んでおり、それらが電気を通すので水の中にも電気の通り道ができているということなのですわ」
「あくまで中の不純物が電気を通してるってだけで、さっきの不純物を一切取り除いた純水みてぇな水単体では、実は電気は通さねぇんだぜ」
「まぁ、基本私たちの周りにそんな純水は無いと思って良いので、『水は電気を通しやすい』という認識でも全く問題はありませんけどね」
「な、なるほど。……ってことは、水ポケモンが出してる水って、ほとんど不純物を含んでるって認識で良いのか?」
「体内から出した水なんてある意味不純物ありまくりだろ」
「まぁそれもそうか……」
「いどのめんを被った鬼アマのツタこんぼうとか老廃物含みまくってそうですしね」
「ぶふっ!!ちょっ、キチキギスっ……笑わせんなよ……!!」
「だってそうじゃありませんの?鬼アマって結構歳いってて老廃物も多そうですし。あんな汚ならしいモノにシバかれたと思うと死んだ方がマシの屈辱ですわ……!」
「ろ、老廃ぶっ……ぶはははっ!!って、てことはアレか!?鬼アマのいどのめんのツタこんぼうはあれトイレも兼ねてるってことでっ……ぶはははっ!!」
「またイイネイヌが下らねぇことでツボってんだが……。マジで鬼アマにバレても知らねぇからな俺……」
「ぽにっ!」 - 127二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 14:19:44
口は災いのもとを体現してくれる三馬鹿さぁ…
逆に今後じゅんすいって技や特性で電気無効になる可能性あんのか - 128二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 16:38:08
ツボるイイネイヌも悪いけどキチキギスが辛辣すぎるので、3匹まとめてボコっていいよぽにお
🐒「マ?」 - 129124/02/06(火) 18:12:23
「そこのお前!タイレーツの技の元ネタである『背水の陣』は、あえて自ら退路を断つことによって覚悟を決めて普段以上の力を出せるようにしたっつー故事が由来なんだぜ!」
「ちげぇよ。実はそれ微妙に誤解なんだぞ」
「えっマジで??」
「確かに歴史にはそのような事例、意味合いの作戦はありますが……実は本来の背水の陣は、それとは違う意味合いだと言われているのですわ」
「世間一般のヤツが想像する背水の陣の元ネタ……所謂『敗走した兵が崖を背に戦った』って歴史上の戦いだがな……実はこのとき、敗走してる側の軍は部隊を二つに分けてて、密かにもう片方の軍を敵の城の近くに忍ばせてたんだぜ」
「そうとも知らずに、勝ってる側の軍は相手が自ら逃げ道を無くして絶対絶命になったのに気を良くし、『しめしめ、ならばここで兵を大量に投入して一気に叩き潰してやろう』という判断を下したのですわ。そうして、本来は城を守る役目である兵士までをも敵の追撃に向かわせてしまったのです」
「そうなりゃ後はコッチのもんだ。まさに背水の陣の覚悟で兵士達が持ちこたえてる間に、隠れてた別部隊が手薄になった城を攻め立てて一気に陥落させてしまった……っつー戦いなんだな実は」
「そ、そんな戦いだったのかアレ……。てことは、『背水の陣』は決死の戦いなんかじゃなく……実際は相手を油断させる『陽動作戦』だったってことか?」
「そうだぜ。先のタイレーツの例えを使うなら……『ラス1の状況からタイレーツが無双する』じゃなくて、『ラス2の状況でタイレーツが飛行タイプの前で踏ん張ってる間に、もう一匹のポケモンが敵トレーナーを後ろから奇襲する』てのが、背水の陣の本質ってわけだ」
「というわけですので、皆様も背水の陣を使うときは『最終手段』として使うのではなく、キチンと二本目の矢も用意しておくのを推奨しますわ。でないと、背水の陣ではなくただの『ヤケクソ』になってしまいますからね」
「なるほど……そういうわけだ!そこのお前、邪魔したな!」 - 130二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 18:23:33
どっちにしろ囮側は過酷だな…
トレーナー背後からの奇襲がヒスイまではあったの怖い - 131二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 18:29:47
まずもって、水ポケモンは水じゃないからなぁ
水ポケモンの体が電気に弱いというよりは、
水に潜って逃げ隠れしてもそういう普通の不純物入りの水をたどって電気が届いて「効果抜群」なんだろうな - 132124/02/06(火) 18:40:50
「そこのお前!カーラースー♪なぜ鳴くのー♪カラスの勝手でしょー♪……これ良い歌詞だよな!子供の頃についつい口ずさんだニンゲンもいるんじゃないか?」
「確かに良い歌詞だな。……ところでイイネイヌ、実はそれって本来の歌詞じゃなくて替え歌なのは知ってるか?」
「えっマジで!?」
「そもそもこの歌自体の元は、『七つの子』と呼ばれる童謡ですわ。所謂『カ~ラ~ス~♪なぜ鳴くの~♪カラスは山に~可愛七つの~子があるからよ~♪』というヤツですわ」
「それは知ってるが……俺はてっきりその歌の三番あたりの最後のオチを飾る歌詞かと思ってたぞ」
「ちげぇんだなそれが。そもそも七つの子には実は『カラスなぜ鳴くの』というフレーズは一回しか出てこないんだ。だからこれは替え歌なんだぜ。そして、この替え歌を言い出したのが誰かというと……なんとあの志村けんなんだ」
「マジでか!?」
「まぁ正確には、前々から当時の子供たちの間で流行っていたらしいのを志村けんがテレビで初めて使い、本格的に流行する切っ掛けを作った、という感じらしいですけどね。やはり偉大なお方ですわ」
「ちなみに余談だが……この童謡のタイトルである『七つの子』……その意味は、今でも度々論争になってるらしいぜ」
「どういうことだ?」
「果たして『七歳の子』なのか『七人の子』なのかどちらの意味合いなのか?ということですわ。『七つ』ではどちらとも取れますからね。しかし、前者の意味だと『七歳のカラスはもう子供とは呼べないだろう』、後者だと『カラスは七羽も子を生まない』とそれぞれ矛盾があるのですわ。だから未だに答えが出ていないのです」
「ただ近年では、当時の作詞者に七歳となる息子がいたこと、そして作詞者自身も七歳の頃に母親と別れたという経験があったらしいことから、『自分と息子をモデルに作詞したのではないか』という説が有力とされてるな」
「なるほど……そういうわけだ!そこのお前、邪魔したな!……あ、それとキチキギス」
「はい?なんですの?」
「さっき歌ってたとき、お前めっちゃ音痴だったな」
「キチキッチャーーーー!!!」 - 133二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 18:46:38
キジのキレ芸久しぶりに見た気がする
- 134二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 19:58:24
キチキッキャー久しぶりだな
もっと見たいです - 135二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 20:55:06
ちょいちょい弱点あるキギス好き
ちゃんとした歌詞初めて知ったわ - 136124/02/07(水) 01:41:03
「そこの家来たちー!読んだモモよーっ!」
「き、急にどうしたんだ坊っちゃん?読んだって?」
「さっきまで暇だったから一番最初の『そこのお前!』スレを読んでたんだモモっ!」
「おお、坊っちゃんメタいメタい」
「『ポケモンSV』とかハッキリ言ってる世界で何を今さらモモ!それよりそのスレでの家来たち、皆でカセキメラみたいに合体したいとか言ってたモモよね……?」
「懐かしっ……そういやそんなことも話してたような気がするな……」
「うう……ズルいモモーー!!モモがいない間にそんな戦隊ロボットみたいな面白い話してたなんてーー!!モモも合体したいモモーー!!」
「したいんですの!?私はあんな話題二度とゴメンなのですが……」
「……まぁ、確かに坊っちゃんを交えて再び話すのも悪くはないか。よし、そんじゃあ坊っちゃんが主役なんだから坊っちゃんの体をベースにして、そこから俺らの良いとこ取りをしていくぞ」
「まぁ暇だし別に良いけどよ……」
「まずは坊っちゃんの体から屈強な俺の手足を生やすか」
「第一歩目から雲行きヤバくないか??キショ過ぎんだろオイ」
「んで脳ミソはマシマシラのヤツにして……背中にはキチキギスの羽をもぎ取ってつけるぞ。ひこうタイプはつかないがフェロモン分泌ぐらいはできるだろ」
「だからもぎ取るって言い方やめてくださいませんか!?あとひこうタイプがつかないってだけでちゃんと飛べますわよ!!」
「その前にシレっと脳ミソだけになってる俺へのツッコミは無いのか?パワプロの伝説のヒロインじゃねぇんだからよ……」
「おー……!モモの体にイイネイヌの手足とマシマシラの脳とキチキギスの羽……とってもカッコ良いモモね!」
「俺家来になってから初めてモモワロウのセンスを理解できねぇと思ったわ」
「でも……どうせなら鬼のばあばも合体させたいモモ!鬼のばあばだけ仲間外れなのは可愛そうキビ……」
「……まぁ一理あるか。それに鬼アマのツタこんぼうを俺の豪腕で振り回すのはロマンがあるし……。ふむ、そういや鬼アマは蹴り技が得意だったな……なら足は俺のじゃなくて鬼アマのにするか!よっしゃこれでどうだ!?」
「とってもカッコ良いモモーっ!これなら無敵モモねーー!!」
「キッショ……」
「一昔前のポケモンフュージョンみたいですわ……夢に出そうです……」 - 137124/02/07(水) 01:42:17
コラ画像なんて作ったの生まれて初めてだから雑過ぎるのは許して
深夜に俺は何を作ってるんだろう - 138二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 01:50:37
- 139二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 01:54:15
ちなみにターミネーター2でT1000がトラックで主人公を追っかけまわすシーンでおそらく人口のコンクリの川だか何だかの窪みで走ってるシーンでトラックをコンクリのトンネルにぶつけてトラック上部をぶっ壊すシーン、あれ実は予定されたものじゃないんだ。じゃあ何であんなことしたのかっていうと、理由は簡単持ってきたトラックがでかすぎたから。なんとも解決方法がダイナミックでアメリカン。こういう意図せず行った演出が逆にいい味出すのは映画の面白さの1つだよね。
- 140二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 02:00:24
確かにダチョウは群れの誰かが走り出したらとりあえず走るっていうことはある。この行動はアホに思われがちだが、実際これが起こる時はじめて走るダチョウはなぜ走るのかを考えたらそうでもないように思える。走り出す理由は野生の場合天敵(主に肉食動物)が来たからってのが多い。そうすると、危険が迫っている状況で「なんで走ってるの~?」とか悠長に考えてる暇無ぇ!!!だから何も考えずに走る!ってのは割と合理的な判断なんだ。
- 141二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 04:51:07
- 142二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 05:34:28
- 143124/02/07(水) 08:50:23
【大昔、モモワロウが旅に出た直後】
「はぁ~……」
「ん?どうしたんだ坊っちゃん。ため息なんか吐いて」
「いや、お面を探しにいくこの旅のことだけど……なんだかもう帰りたくなってきたモモよ……」
「おいおい坊っちゃん早すぎるぞ何言ってんだ!まだ出発してから二日しか経ってないだろ?」
「そうキビけど……じいじとばあばのためとはいえ、知らない場所に行くなんて……。やっぱりとっても不安モモ……」
「俺がついてるから大丈夫だ!もし坊っちゃんに危害を加えるヤツがいたら、俺の怪力でぶっ飛ばしてやるぁ!」
「とっても不安モモ……」
「坊っちゃん??」
「今まで外には出たことなかったけど、やっぱり村の外は危険キビよぉ……」
「……ひょっとして坊っちゃん、さっき俺がヘルガーに襲われたり雷に打たれかけたのを気にしてんのか?ヘルガーなら返り討ちにしたし、雷はギリギリで回避できただろ?」
「モモ……でも……」
「別に俺は怪我してないし、坊っちゃんが気にすることなんかないんだぞ?」
「…………」
「……んー……あー、えっと……あっ、そうだ!それはそうとして坊っちゃんこんな豆知識知ってるか!?実はな、鳥類のダチョウってなすっげぇアホなんだぜ!なんと脳が目玉より軽いらしい!」
「えぇっ!?なにそれ知らないモモ!!もっと教えてイイネイヌ!!」
「おう!なんとアイツらな、あまりにアホすぎて家族の顔が覚えられなかったり、自分の卵が入れ替わっても気づかないんだとよ!ひでぇヤツらだよな!」
「あははははは何それモモーーっ!モモだったらじいじとばあばの顔を忘れるなんて絶対あり得ないキビよーー!」
「だよなー!あ、あとな、トンボっているだろ?アイツらは目の前で指をぐるぐる回すと目を回しちまって捕まえやすくなるんだぜ!」
「へぇ~~!今度試してみるモモ!……すごいモモ!イイネイヌってすごく物知りキビね!」
(おっ……聞き齧った豆知識だったが、意外とウケてくれたな……良かった良かった……。坊っちゃんに悲しい顔をされると俺も困る……。これからも豆知識の話題はちょいちょい振ってみるか。幸いまだストックはあるし) - 144二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 08:52:29
朝からすごくほっこりした、ありがとう
- 145二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 08:55:07
豆知識ゼロ!?
元はモモワロウを元気付けるために始まったのだとしたらイイネイヌがオカンすぎる…… - 146二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 09:25:16
ゼロの秘宝(豆知識)
- 147二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 11:38:38
このレスは削除されています
- 148124/02/07(水) 11:40:45
雑談パートが多めになってきて薄々気づいてる人もいるかもしれませんがネタ切れ気味です。ですがなんとか頑張ります。
今回も>>185あたりを目掛けて終わる感じです
- 149124/02/07(水) 11:44:23
「でもでも……やっぱり不安モモよ……」
「なにがだ?坊っちゃん」
「ヘルガーみたいな普通のポケモンならイイネイヌに任せられるけど……自然現象とかは無理モモよ……」
「……まぁ確かに、俺も雷と真正面からぶつかればさすがに三途の川行きか……そうでなくてもこれからの旅は急に雨に降られたりすることもあるだろうし……」
「モモ……」
「……なら、新しいヤツをスカウトするか?」 「すかうと?」
「あ、すまん。えっと……新しく家来を増やすかってことだ。俺は坊っちゃんとの二人旅も楽しいが……まぁ四、五人ぐらいでワイワイ旅すんのも乙なもんだろ」
「おおー……楽しそうモモ!やろうモモ!雨とか崩落とかっ……とにかく危ないモノを予知できるポケモンを家来にしたいキビね!」
「さすがにそこまでできるヤツはいないと思うが……だがそんな感じのエスパー能力あるヤツが欲しいな。どっかにいないか……」
「イイネイヌっ!あのポケモンが良いモモ!」
「あの……え、あれか??あんなんただの猿ポケモンじゃないのか??とてもエスパーポケモンには……」
「あのポケモンが良いモモっ!キビビっと来たモモっ!」
「はぁ……?まぁ結局は坊っちゃんの好みが一番だから良いけどよ……」
「じゃあ行ってきてイイネイヌ!!」
「って俺が交渉すんのかよ!?」
「だってモモは怖いキビよ……」
「俺だって怖ぇよ!?何話したら良いかわかんねぇよ!!」
「こないだモモに話してくれた豆知識モモよ!あれでまず会話の糸口を掴むモモっ!」
「坊っちゃんは無理難題をおっしゃる……」
「ちっ……世の中クソだな。俺が学習スピードが遅いからってどいつもこいつも……」
「そ、そこのお前!」
「……あ?誰だお前?」
「えっと……実はな!レモン1個分に含まれるビタミンCってレモン1個分なんだぜ!」
「……なんだお前急に。……しかもちげぇよ。それ誤解だぞ」
「えっマジで??」
- 150二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 11:49:26
てか何気に旅始めて早々にヘルガーに襲われてるの地味に主人公たちと一緒で良いな
- 151二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 13:22:32
お、いつもの流れ来たな
- 152二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 13:30:41
最終的には坊っちゃんの意思を最優先して手助けもしてくれるイイネイヌがオカンすぎる……。たぶんこんな風にしてメンバーも集まっていったんだろうな
- 153二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 17:02:11
2人旅の不安をまぎらわせるし会話のきっかけにもなる
豆知識ってすげー! - 154124/02/07(水) 18:15:41
「そこのお前!ニホンザルはよく群れの仲間の毛繕いをしてやって、そこについてるノミをついでに食ってるんだぜ!所謂『猿のノミ取り』ってヤツだな!」
「ちげぇよ。それ誤解だぞ」
「えっマジで??」
「猿山などに行くとよく見られる光景だが……実は猿の体にはほとんどノミは付かないとされてるんだぜ。じゃあアレは何を口に運んでんのかと言うと……主に汗が乾燥し固まってできた塩を食べてんじゃないか、と言われてるな。猿は毛繕いしながらついでに塩分の補給もしてるとされてんだ」
「そもそも猿は汚れていなくても仲間の毛繕いをしますからね」
「ああ。『グルーミング』ってヤツだな。『仲良くしましょう』とか『私はあなたに敵意はありませんよ』っつー、一種の愛情表現だ」
「猫がお互いに体舐め合う行為と一緒か……」
「ちなみに余談だが、猿の毛繕い……あれは実はする側の猿が地位が上で、される側の猿が地位が下なんだぜ」
「えっマジで?普通地位が上の方が毛繕いしてもらうんじゃねぇのか?」
「そのあたりはまだよくわかってねぇな。ちゃんと自分が上であることをアピールをしたいのかもな」
「お嬢様キャラが主人公によくやる『あなた、ネクタイが曲がってらしてよ。シャンとしなさい』的なアレかもしれませんわね」
「なるほど……そういうわけだ!そこのお前、邪魔したな!」 - 155二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 18:18:11
へー!地位上が世話してやってるのか
上下関係の感覚が違っておもしろい - 156二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 18:25:37
確か猿だけじゃなくて猫も基本はそうらしいね
- 157124/02/07(水) 18:30:42
「そこのお前!動物のコウモリは他の生物の血を一気に吸い上げる不気味な生き物なんだぜ!」
「ちげぇよ。それ微妙に誤解だぞ」
「えっマジで??」
「コウモリと言えば吸血というイメージが根強いですが……実はコウモリの中では血を主食とする種類は極一部なのですわ。ほとんどの種類は小型の虫を補食したり、果物を主食としているモノがほとんどですの。ちなみに、超音波……俗に『エコーロケーション』と呼ばれるものを使うのは、前者の虫食のタイプですわ」
「血を吸うコウモリといえば、フィクションでの相手の首もとに牙を刺してそこから吸血……なんてイメージがあるが、実際はそんなことはせずに、牙はあくまで獲物に傷をつけるだけで、そこから流れる血を舐め取る程度なんだぜ。ま、その牙が狂犬病を媒介することもあるから、結局迷惑なのには変わりないんだが」
「ということは、創作物のアレはかなり誇張されてるんだな……」
「ですわ。ついでに余談となりますが……その血を吸うコウモリの一種である『ナミチスイコウモリ』というコウモリのメスは、群れの中に血を吸えなかったメスがいたりすると、なんと自らが吸った血を吐き戻して分け与えることがありますの」
「そうしておけば後で自分が困ったときに助けてもらえるから、てわけだな。実際に他のメスに血を与えたことがあるメスは、血を与えたことのないメスと比べて緊急時に仲間から血を分けてもらえる確率が高くなってんだぜ。どうやらコウモリの世界にも『恩を売っておく』、『借りを返す』って文化はあるみてぇだな」
「卑怯ものや薄汚いという印象が強いコウモリですが、実際は義理堅く、群れ同士で助け合ってることが多いようですわね」
「助け合い、分かち合いの精神!良いじゃあないか!俺そういうの大好きだぜ!他方から奪って独占するよりも、分け合って共有した方が遥かに気分が良いからな!」
「だな」
「ですわね」
「お前らもそういう生き方を目指すんだぞ!では邪魔したな!」 - 158二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 19:49:25
そうだな!…きれいな目で言ってるんだろなぁ
動物の社会豆知識すき というかコウモリって群れるんだ - 159二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 22:54:15
頭の悪さがコンプレックスだった頃のマシマシラだから、その豆知識がなんか違うのは知ってても詳しくはあんまり知らない…くらいの頭の良さだったのかもしれない
この後マシマシラはキビ団子もといくさりもちをもらって頭良くなるし細かく捕捉してくれるキチキギスも加入してく…って流れがあったんだろう
こういうイイネイヌとモモワロウのたのしい仲間がぽぽぽん増えてく珍道中ももっと見たいよ
- 160二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 05:35:25
イイネイヌとモモワロウにへぇボタン渡したら豆知識解説聞くたび連打しまくるぞきっと
- 161124/02/08(木) 12:40:11
「おーらおらおらおら邪魔だー!どけどけどけどけーーっ!」
「この風を切る感覚……良い気分ですわね~!もっとスピードを上げなさいなイイネイヌ!」
「オイこらイイネイヌ、あんま体を揺らすんじゃねぇよ。俺が酔うだろうが」
「うっせぇぞお前ら!ほら今から山道下るぜ!舌噛むんじゃねぇぞぉ!?」
『うひょーーーーーっ!!』
「すげぇスピードだな……!今の俺らあのケンタロスより速ぇんじゃねぇのか?」
「おーっほっほっほっ!ボケモンがゴミのようですわぁ!たまにはこういうのも悪くないですわね~!」
「実にヌンダフルだ!一般ポケモンは俺に撥ね飛ばされたくなけりゃ、大人しく道あけるのが吉だと思うぜぇ?はーっはっはっは……あ、やべ」
「あ?どうしたイイネイヌ」
「……坂道を駆け下りてたら足が止まらなくなっちまった」
「マジかよおい」
「えぇどうしますの……このままだといずれどこかにぶつかるんじゃありませんの?」
「そうだが……なんでお前らそんな余裕なんだ?」
「別に、俺はぶつかる直前でお前から飛び退けば良いしな」
「私もあなたの尻尾を掴んでいるだけですし。もろはのずつきは一人でやってくださいまし」
「はぁ!?なんて薄情なんだお前ら!!こうなったらぶつかる直前に咄嗟に後ろ向いて『もろはのせなか』にしてやるからな!?」
「な、なんてことするつもりですの!?」
「てかちょっと待て。……この先、どうやら崖っぽいんだが……止まれるか?イイネイヌ」
「えっ……マジで止まれねぇ!!おいどうすんだこれ!?さすがの俺もこの高さの崖から落ちたらやべぇぞ!?……こ、こうなったらいっそ大ジャンプしてなんか良い感じのとこに着地するか!?」
「仕方ねぇな……ならお前がジャンプした瞬間俺が念力を使ってやる。俺らをまとめて浮かせるのはキツいが、落下速度を緩めるぐらいはできるだろ」
「では、私は後ろから羽を広げてグライダーのようになりますわ!これなら風を浮けつつ優雅な着地ができるでしょう!」
「おい大丈夫か?マシマシラはともかく、飛行タイプじゃないキチキギスの羽とか不安しかねぇんだが……」
「まだそのこと引っ張りますの!?私だけ脱出してやりますわよ!?」
「もう時間がねぇぜ腹括れお前ら!せーのっ!」
『アイキャンフラーーイ!!』
- 162二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 12:43:16
R団等悪の組織手持ちや洞窟でうじゃうじゃ出現、毒や超音波でめんどいことで有名なズバットだって、最後はなつき度高く義理を知った個体が進化だもんなぁ…
- 163二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 12:44:53
ともっこのシールネタか。この移動方法解釈一致で良いよな……
- 164124/02/08(木) 15:47:45
「んー……ねーねーイイネイヌ!」
「お?どうした坊っちゃん」
「今ふと思ったキビけど……改めて考えると『きびだんご』ってなんなんだモモ?なんとなくお団子なのはわかるモモけど……『きび』はどこから来たんだキビ?」
「あーそれはだな……マシマシラ!キチキギス!坊っちゃんに教えてやれ!」
「あいよ。『きびだんご』ってのはだな……簡単に言うと普通の団子が米を原料にして作られてるのを、そのまんま『黍(きび)』っつー雑穀で作られてる団子のことなんだぜ。黍が材料になってるお陰で、普通の団子よりも少し香ばしいとされてんだ」
「『桃太郎』の発祥の地とされている岡山県では、昔からたくさんの黍が収穫されたと言われていますの。故にきびだんごとなったのでしょう。現代でも岡山県ではきびだんごがお土産品として売られており、購入することができますわよ」
「もっとも、現代のきびだんごはもち米に砂糖や水飴を混ぜて、そこに香り付け程度で黍を加える物らしいけどな」
「なんか寂しいモモね……」
「時代の流れってヤツだな……」
「ちなみに余談となりますが……お団子と聞くとなんとなくモッチモチでフッワフワな食感を思い浮かべますが、一説によりますと当時桃太郎が持っていたきびだんごは長旅の合間でも食べられる保存食として開発された物なので、実際はカッピカピのパッサパサな物だったのではないかと言われていますわ」
「マジかそれ……俺が桃太郎の家来だったらそんなので従わされんのは嫌だな……」
「えっ……そ、そうなのモモ?じゃ、じゃあ……もしもモモが美味しいくさりもちを作れなくなったら……その時はイイネイヌたちは離れちゃうモモ……?」
「はぁ??なんでそういう話になるんだよ坊っちゃん??」
「俺たちもう長い付き合いだろ。今更くさりもちが不味い程度でどっか行くかよ」
「……ま、今の私たちは麦わらの一味のように『一緒に旅した期間よりも死んでた期間の方が長い』みたいな感じになってそうですけどね」
「じゃ、じゃあ……家来たちはこれからもモモについてきてくれるモモ?」
「当たり前だぜ坊っちゃん!」
「おーっほっほっほっ!モモワロウさんには私たちがついていないとダメですからね!」
「ここまで来りゃ俺たちは一蓮托生だろ」
「……えへへっ、そうキビよね!モモワーイ!!ありがとうみんな!!」
「へっ、やめろよ坊っちゃん。照れるぜ」 - 165二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 15:52:09
麦わらの一味は草。でも確かに冷静に考えると坊っちゃん以外は死んでた期間の方が長いってことになるのか
- 166二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 17:31:09
- 167二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 19:02:43
最後のイイネイヌの台詞がいつもなら「お前が言うな」状態なのに今回はちゃんとグッとくる会話になってるのが上手くて好き
- 168124/02/08(木) 19:27:12
「そこのお前!実は犬ってチョコレートを食べても意外と平気なんだぜ!」
「ほう、さすがに犬に関する知識にゃブレがねぇなイイネイヌ。確かに世間では『犬はチョコレートを食ったら即アウト』みたいな印象があるが、実際の所はほんのちょっとならまだ問題なかったりするんだぜ」
「物質には致死量というものがありますからね。一般的に、犬がチョコレート……より正確にはそれに含まれる『テオブロミン』という物質を摂取した時の致死量は、体重1kgあたり大体250mgと言われていますわ」
「つまり、コンビニで売られてるような板チョコに含まれてるテオブロミンは…………おいいくつだマシマシラ?」
「250~400mgってとこだ」
「そう!つまり単純計算で、体重3kgの小型犬なら、大体板チョコ三枚食ったらアウトってことだな!」
「そう聞くと意外と余裕がありそうに思えますが、もちろん個体差はありますわよ。犬によっては板チョコの欠片で痙攣を起こす犬もいますので、危険なのには変わりありませんわ。例えるなら、素人の友人が捌いたフグの刺身ぐらい危険です」
「だから結局あげないに越したことはねぇな。飼い主なら、ペットの飲食にはキチンと責任を持つんだぜ?」
「しかしよぉ……それでもやっぱりちょっとだけなら犬にやっても大丈夫なんだろ?チョコ」
「そもそも俺らポケモンだけどな」
「いえまぁそうですが……さっきまでの私たちの警告を全否定しないでくださいます?」
「けど……けどよぉ……!今日はバレンタインデーなんだぞ!?なのに誰もチョコを渡してこねぇ!!なんだよ皆俺が犬だからって気ぃ遣ってんのか!?そんな気遣いいらねぇよ全然ウェルカムだぞ!?」
「いやそれ以前にまず俺ら貰える相手がいねぇだろ。諦めて現実見ろ」
「いいじゃねぇかよぉ!?別に手作りは求めねぇ!!市販のモノでもいい!!なんなら誰かの食べかけでもいいからよぉ!!少しだけ……先っちょくれるだけでも良いからよぉ!!」
「もう土に還れよお前」 - 169124/02/08(木) 19:32:31
「まったく……負け犬の遠吠えは醜いですわ。大体バレンタインデーにチョコを渡すなど……あんなのお菓子メーカーの創作、販売戦略ですわよ」
「……存外そうとも言い切れねぇんだがな」
「どういうことだマシマシラ?」
「そもそもバレンタインの由来ってのは……かつてのローマにおいて2月14日に司祭のウァレンティヌスってニンゲンが処刑されたことに由来してんだ」
「ウァレンティヌス?」
「当時のローマでは、『兵士が戦争に行きたがらなくなるから』という皇帝の意向によって、兵士の恋愛はご法度とされてたんだ。だが、それを可哀想に思っていた司祭のウァレンティヌスは、内緒でとある兵士の結婚式を執り行ったんだが……皇帝にバレて処刑されちまったんだぜ」
「ちなみに司祭というのは今で言う牧師みたいなものですわ」
「そのウァレンティヌスを讃えるような形で、それ以降2月14日が『バレンタインデー』となり恋人同士が愛を誓い合う日となったらしいぜ」
「なるほど……ちゃんと由来があったんだな!……あ、ひょっとして、その日に恋人たちが贈り物を渡し合っていたのが、今のチョコレートに繋がってるってわけか?」
「……いや、実は『バレンタインデーにチョコレートを渡す』ってのは日本で急に生えてきた日本独自の文化らしいけどな」
「なんじゃそりゃ!!」
「やっぱりお菓子会社の陰謀じゃありませんの!くだらないですわ……こんな日を意識するなどバカのすることで……」
「あっ!こんなところにいたモモーっ!」
「ぽにー!」
「んん?この声は……」
- 170二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 19:38:50
レジキメラ!?
- 171124/02/08(木) 19:40:10
「家来たちーっ!」
「坊っちゃんに……げっ、鬼アマまで……」
「ぽにっ!」
「どうしたんだ?モモワロウ」
「えっへへー!今日ってバレンタインデーモモよね!だから家来たちにチョコを贈りに来たんだモモ!『友チョコ』ならぬ『家来チョコ』キビね!」
「えっ……ま、マジでか坊っちゃん!?」
「そうモモ!普段のお礼キビよ!」
「まぁ!これは……いつものモモワロウさんのくさりもちにチョコが入っていますの!?とっても美味しそうですわぁ!」
「……やべぇな。なんか俺普通に感動してきたんだが」
「ふふん!モモだけじゃないキビよ!鬼のばあばもチョコを持ってきたんだモモ!さっきまで一緒に作ってたんだモモよ!」
「……ぽに」
「なにぃ!?お、鬼アマまで……!?ま、まさか鬼アマ、俺らのことを恋愛的な意味で……!?」
「ぽに」
「痛い痛い痛い悪かった鬼アマ叩くな!!『ぽに』で振り下ろして良い威力じゃねぇんだよツタこんぼうは!!」
「うお、すげぇなこりゃ。鬼アマのお面を模したチョコか。かまど、いど、いしずえ……ちゃんと3つあるぜ」
「ぽにっ」
「『一応、日頃お世話になってるのは変わりないから』だってモモ!モモも鬼のばあばからみどりの面を模したチョコ貰えたモモ!これから一緒に食べるキビよぉ!!」
「おおー!良いなそれ!」
「ふん、何を喜んでますの……。お菓子メーカーの風潮に乗せられた挙げ句、あの鬼アマからのチョコを有り難がるなんて、みっともないですわねぇ」
「んじゃキチキギスはいらねぇんだな。お前の分は俺が食うぜ」
「誰もいらないとは言ってませんけどぉーー!?鬼アマがどうしてもと言うなら食べてやっても良いですけどぉーー!?」
「……あ。ちなみに今更かつ余談だが、バレンタインデーは一応由来があるが、ホワイトデーの方はマジでお菓子会社の陰謀だぜ。『男性からのお返しが無いのは不公平』という世間の声を聞いて菓子店が考案したイベントと言われてんだ」
「そ、そうだったのか……。……まぁ陰謀だろうがなんだろうが、こんだけもらったからには、さすがに返さねぇとだな」
「……だな」
「ですわね」
- 172二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 19:43:22
少し早めのバレンタインデー、ほっこりしてて良いね……この後どのお面のチョコを誰がもらうかでくだらない言い争いしてるともっこが見える
- 173二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 19:47:06
「そこのお前!いわゆるお布団の『お日様の匂い』ってのはダニの死骸の匂いなんだぜ!」
「ちげぇよ。あれはセルロースが分解されて発生した匂いなんだ」
「えっマジで?嘘だろマシマシラ」
「あれは綿の成分が紫外線にさらされたことによって発生する匂いなんだぜ」
「ダニを全部排除した環境下でも同じような結果が報告されていますわ。ダニの匂いでは決してありません」
「…そうなのか。みんなお日様の匂いを堪能してくれ!そういうわけだ!そこのお前、邪魔したな!」
- 174二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 19:54:22
- 175二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 20:10:44
恋愛的に渡したい相手はもう……
- 176二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 20:11:27
- 177二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 20:32:14
合体センスぼろくそに言うこともあれば家来チョコで喜んじゃうマシマシラの反応かわいいな
友チョコもまた尊し - 178124/02/08(木) 23:34:37
たぶんスレの残り的に明日で終わるかなぁと思います。ここまでお付き合いくださり色々反応してくださった方、ありがとうございました。もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです
- 179二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 06:37:37
こちらこそ楽しいスレを3作もありがとうございます
豆知識も雑談も毎回おもしろかったです
合体コラとそれへのマシラキギスのコメントでめちゃくちゃわらった - 180二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 12:52:11
まさかスレの続きを見ることができるとは思ってなかったから素直に嬉しい
楽しいスレをありがとうございますイッチ…
お菓子会社のマジの陰謀笑うしこういうメタい台詞回しと空気感も好き
こういうゆかいなともっこ概念が大好きです - 181二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 17:56:46
モモワロウが来てさらににぎやかになったともっこ達のやりとり
終わるのさびしいけどここまで続いたのが本当にすごい
イイネイヌとモモワロウ絶対トクサネの白い岩都市伝説信じるタイプだこれ - 182124/02/09(金) 18:27:02
「そこのお前!白髪ってのは抜くと増えるんだぜ!」
「ちげぇよ。それ誤解だぞ」
「えっマジで??」
「頻繁に囁かれる噂ですが……実際には白髪は抜いても増えないですわよ。むしろ白髪を抜くことによって毛根に負担がかかってしまい、次の毛が生えてこなくなる可能性がありますわ」
「悪いことは言わねぇから、白髪が気になるときは無理に抜くよりハサミで切ったりマスカラで部分的に染めるのをオススメするぜ。ハゲになりたくなかったらな」
「当たり前とは言え、やっぱ白髪抜くのって頭皮に悪いんだな。小学校ぐらいの頃って友達の白髪を見つけたらとりあえず抜く謎の文化があるから気を付けてぇ……ん?……おいキチキギス」
「はい?なんですの?」
「お前白髪あるぞ」
「キチャァァァァ!?マジですの!?どこですの!?今すぐ引っこ抜きますから位置教えてくださいましっ!!」
「おいおいさっきまでの自分の解説を全否定するな!!悪かった冗談だ冗談!!」
「しゃ、シャレにならない冗談ですわよイイネイヌ……!次言ったらいばっておだててふくろだたきしますから……!」
「……ちなみに余談として、ストレスで白髪が増えるってのもよく言われることだが、それは本当だぜ。ストレスによって色素細胞の働きが低下して、黒になるはずの髪が白髪として生えてきちまうらしい」
「はぁ……あなた方といると多大なストレスを感じる時が定期的にありますわ……。白髪が生えるのも時間の問題かもしれません。私自身の美容のためにも、やはりあなた方とは縁を切るべきかもしれませんわねぇ」
「お前それ本気で言ってんのか?」
「本気で言ってたらなんだかんだで昔から今に至るまで一緒にいるわけないじゃありませんの」
『えへへへへへッ!!』 - 183二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 18:30:14
もうお前らこのお約束楽しんでるだろ
キチキギスはワンチャン白い孔雀みたいな美しさ狙え - 184124/02/09(金) 18:30:34
「そこの家来たち!良いことを教えてやるキビ!」
「ん?坊っちゃんか。どうしたんだ?」
「ふふん!実は、転んだりして鼻血が出ちゃった時は、鼻の根本をつまんで上を向くと鼻血は早く止まるんだキビよ!」
「モモワロウ、次からその方法は絶対にやっちゃだめだぜ。下手すりゃ死ぬぞ」
「えー!?だ、だってじいじとばあばからはそう習ったキビよ!?」
「確かに昔はそうやって止めていたのかもしれませんが……現代ではそれはむしろ危険な方法だとされていますのよ」
「鼻の奥は喉と繋がってるからな。鼻血出してるときに上を向いちまうと、喉の方に血が流れていって気持ち悪くなっちまったり、流れた血が固まって血栓となり気道を塞いで窒息しちまうこともあるんぜ」
「ち、窒息モモ……!?」
「おいこら坊っちゃんをあんま怖がらせんなマシマシラ」
「悪ぃ……ともかく鼻血が出たときは、正しくは鼻の頭をつまむようにして押さえて、下の方を見とくんだぜ。そうして大人しくしとけば鼻血が止まるのも早くなるからな」
「もしも口の中に血が回ってきてしまった時は、なるべく吐き出すようにしますのよ。先程も言った通り、飲み込むと色々と危険な事態に繋がる可能性がありますからね」
「おお……モモワーイ!教えてくれてありがとうキビねイイネイヌ!マシマシラ!キチキギス!」
「へっ、やめろよ坊っちゃん。照れるぜ。……あと、怪我した時はすぐに俺らを呼ぶんだぞ?」 - 185124/02/09(金) 18:34:42
「んー……ねーねーイイネイヌ!」
「お?どうした坊っちゃん」
「今本を読んでて思ったキビけど……桃太郎の家来ってなんで犬猿雉なんだモモ?」
「んん?どういう意味だ坊っちゃん?」
「だって動物なんてこの世にごまんといるモモ!なのに何でその中から犬と猿と雉になったんだモモ?もっと狼とか馬とか鷲とか……ハブとかマングースの方が強そうモモ!」
「その組み合わせだと一部身内での争いが起きそうだが……まぁ確かにそれもそうだな……。マシマシラ!キチキギス!坊っちゃんに教えてやれ!」
「はいな。ではちょうど良いですし、最後はこれにいたしましょうか。実は、桃太郎の家来にはちゃんと意味があるのですわよ」
「モモワロウは『鬼門』っつー方角について知ってるか?」
「きもん?」
「鬼門というのは風水など……所謂『陰陽道』の思想において、『鬼や邪気が出入りする場所』と考えられている方角ですの」
「その鬼門は方位においては北東に位置すると言われてるんだぜ。そして、その鬼門の反対の位置である南西……そこは邪気を抑える方角である『裏鬼門』と呼ばれてんだ」
「それを踏まえた上で……動物の十二支を北から時計回りに順番に並べてみるのですわ。そうしますと……実は大体南西の部分には申、酉、戌が位置するとされてますのよ」
「モモ!?それって……!?」
「そういうわけだ。鬼を抑える裏鬼門の方角にいて、割と身近にいて親しみがあり、それなりに戦闘力のありそうな動物……鬼退治のお供には打って付けってわけだな」
「モモワーイ!なるほどモモ~……!」 - 186124/02/09(金) 18:44:43
「でも……なんで『酉』が雉になるんだキビ?鳥なら他にもいたんじゃないかモモ?」
「それについては一スレ目で解説した通り……あっ、その時はモモワロウさんはいませんでしたか。まぁその時いた方も既に記憶の彼方かもしれませんが……雉は古くから食肉や狩猟用として日本で親しまれてきた、ある意味日本を代表する鳥なのですわ。ですので、そう考えると特に不自然はないのですわよ」
「後は見映えの問題もあるかもな。犬、猿ときて『鳩』とか『雀』が来ても反応に困るだろ」
「まぁ確かにな……」
「ちなみにここからは余談になりますが……先ほどの鬼門があるとされる北東……そこも十二支に当てはめますと、そこに位置する動物は丑と虎になりますの。そこから、その二匹が鬼のイメージに組み込まれたとも言われていますのよ」
「どういうことモモ?」
「鬼の角は牛の角から、そして所謂『鬼のパンツ』の模様は虎の模様から、ってのがイメージの元になったと言われてんだぜ」
「確かに言われてみりゃ似てるな……なるほど」
「……うー」
「ん?どうしたんだ坊っちゃん?」
「もっ……モゲゲーーーっ!!なんだかそんな話を聞いてたら、モモ無性に鬼退治がしたくなってきたモモよっ!!」
「えぇ??な、なんなんだ急に……??鬼退治ってそんな遊園地行きたいみたいな感覚でやるもんじゃないんだが……」
「なんだか衝動がすごいんだモモっ!だから今すぐ鬼のばあばがいる鬼が山まで行くモモよっ!皆でっ!モモについてくるキビよぉ!!」
(いくら何でも急すぎんなオイ……ど、どうするお前ら?)
(ま、別に良いんじゃありませんの?鬼退治と言ってはいますが……要するにモモワロウさんは鬼アマも交えて全員で遊びたいだけでしょう)
(俺らもどうせ暇だったしな。弾みで鬼アマへの恨みを晴らせるかもしれねぇし……たまには昔みたいに、道行く奴らにちょっかいかけつつ歩いて旅すんのも良いかもだぜ)
(……つかまぁそもそも俺らは、坊っちゃんが望むならどこまでも、だしな!!)
(だな)
(ですわね)
「なにやってるモモー?早く来るキビよイイネイヌ!マシマシラ!キチキギス!」
「はいはい今行くぜー!」
『そこのお前!!』
- 187124/02/09(金) 18:47:25
ここらで自分のは終わりです。
ここまでお付き合いいただいた方、ありがとうございました。久しぶりでしたが相変わらず色々反応してくれたり『待ってた』とレスをしてくださった方々がいてすごい励みになりました。
相変わらず誤字だったりネタ切れ気味になると茶番雑談パートが多めになってしまいすいません……楽しめているなら幸いです。
モモワロウは完全にドクロベエポジションのつもりで準備してましたが、まさかあんな末っ子キャラになるとは思わず書き直す羽目になりましたが全然可愛いのでオッケーです。
改めて、ここまでお付き合いいただきレスしていただいた方々、本当にありがとうございました!
またいつか機会があればよろしくです - 188二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 19:01:04
乙乙!ここ最近の楽しみありがとう!
読みやすい文章でおもしろいネタ書けるの尊敬する - 189二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 19:05:13
ドクロベエに対するドロンボー一味みたいなともっこもきっと面白い…けど末っ子モモワロウを交えたほのぼの悪ガキライフ世界観が大好きでした
モモワロウの情報公開後の豆知識ともっこたちはどうなるんだろう…と気になってたから本当に嬉しいし優しい解釈だった
本当に…ありがとう…それしか言葉がみつからない - 190二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 19:39:31
3スレに渡りありがとうございました!
個性豊かなともっこたち、おばあちゃんなオーガポン、そして末っ子モモワロウのほのぼのしたやりとり、とても楽しかったです!! - 191二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 19:44:13
本当にここ最近の楽しみだった
大変だったろうに凄く良いもの読ませてくれてありがとうスレ主
ともっこもモモワロウもオーガポンも可愛いな - 192二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 01:16:55
- 193二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 04:39:02
こいつらもキャタピーとコンパンの進化先逆じゃねぇのとかポケモン知識も雑談してんだろな
- 194二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 08:54:53
お疲れ様でした!
とても良かったです! - 195二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 17:16:15
こいつらの日常はつづく!つづくったらつづく!
的な終わり方でよかった
仲良くしばかれておいで - 196二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 19:26:15
何気に>>32とかのタイプのモモワロウ構豆知識文が便利。誤解されてる知識じゃなくて単純な疑問でも大丈夫だし普通に勉強になる
- 197二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 19:29:12
俺たちのドタバタ豆知識劇場はこれからだ!
これからも末永く新たな気付きを見つけたり鬼さまと仲良くケンカしたり坊ちゃんのお供したりしててくれよな… - 198二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 20:39:37
最後の締めがイイネイヌの「そこのお前!!」なの粋だね
少しさびしい - 199二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 22:07:46
また貯まってきたら教えて欲しいわ
- 200二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 22:30:05