(SS注意)グラスワンダーの初体験

  • 1二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:34:57

    「今度、スペちゃん達に誘われて、初めて恵方巻を食べることになったんですよ~」

     その少女は、両手を合わせ、嬉しそうな微笑みを浮かべた。
     栗毛の腰まで伸びた長髪、短めの前髪には白い星、少しおっとりとした濃い青色の垂れ目。
     この日、彼女────グラスワンダーは、カフェでミーティングがてら、世間話をしていた。
     その対面に座っているのは、少しのんびりとした雰囲気を感じさせる、穏やかな雰囲気の男性。
     グラスワンダーの担当トレーナーである彼は、お茶に口をつけながら先の話を聞いて目をぱちくりとさせる。
     やがて、ああ、と納得したように小さく呟いた。

    「そっか、もうすぐ節分か……つい最近、年が明けたと思ったのに」
    「まさに『光陰矢の如し』ですね~、もうすぐ大きなレースも始まりますし」
    「改めて気を引き締めないとね、それにしても恵方巻かあ、懐かしいなあ」
    「……懐かしい?」

     思わぬ言葉に、グラスワンダーの耳がぴくりと反応する。
     恵方巻とは年に一度の、日本の古き良き恒例行事。
     ────それが正しいかどうかはともかく、少なくとも彼女の認識ではそうだった。
     それに対して『懐かしい』という感想を抱くことに対して、彼女は微かな違和感を覚える。
     トレーナーは、そんな彼女の不思議そうな表情を見て、笑みを浮かべた。

    「ああ、昔スーパーでバイトをしていた時、良く節分の時に手伝っていたんだ」
    「……販売を、ですか?」
    「いや、製造の方、多少練習すれば案外出来るもんだよ……まあ本数がアレだから大変だけど、本当に大変だけど」

     そう言いながら、トレーナーは心底嫌気が刺したような表情で、遠い目をする。
     普段あまり見せない顔にグラスワンダーは興味を惹かれるものの、色々と察して深くは聞かないとを決めた。

     それよりも、彼女にとって気になるのは────恵方巻を作ることが出来る、という点である。

  • 2二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:35:14

     グラスワンダーは、今まで、トレーナーの料理の腕前については意識していなかった。
     彼の本職はあくまでトレーナーであり、料理の腕前は、彼の評価に関係していないからだ。
     ただ、知ってしまったのならば、話は異なる。
     彼が、見ているだけで穏やかな気分になれる笑顔で、恵方巻を作っている姿が、脳裏に浮かんでしまう。
     その少しごつごつとした大きな手で、しっかりと巻いた恵方巻を頬張る自身の姿を、想像してしまう。
     乙女として、淑女として、はしたないと思いながらも、こくりと唾を飲み込んでしまう。
     
     ────トレーナーさんの恵方巻を、食べてみたい。

     湧き上がる衝動。
     まるで幼い子どものような、我儘ともいえる、欲求。
     彼女にとっては恥ずべき、愚かしいともいえる想いだったが、どうにも抑えられない。
     しばらくの間、己の中で葛藤してはみるものの、どうにも折り合いがつかなかった。
     
    「……難しい顔してるけど、どうかした?」

     心配そうなトレーナーの声に、グラスワンダーは我に返る。
     慌てて目の前の彼を見てみれば、不安気な表情で、真剣そのものの目でじっと見つめていた。
     彼にこんな表情をさせてしまった、その事実が、彼女の心に影を落とす。
     
    「ふぅ」

     グラスワンダーは一口お茶を啜って、息をついた。
     まだまだ温もりを残した、じんわりと優しい味が口の中で広がる。
     すると少し頭が冷えて来て、自身の衝動を整理することが出来るようになった。

  • 3二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:35:29

     ────そもそも、別に恥ずかしいことではないですよね。

     食べたことのないものに興味を持つのは、至極自然なこと。
     それを、担当トレーナーという身近な人物が作れるとなれば、作って欲しいと思うのはおかしくはない。
     多少不躾ではあるかもしれないが、彼女達はすでに固い信頼関係を築いている。
     断られたら退けば良い、作ってくれるのならば素直に礼を言い、ご馳走になれば良い。
     グラスワンダーは、もう一口お茶を啜り、口の中を濡らした。

    「あの、トレーナーさん、少しお願いがあるのですが」
    「ああ、なんだい?」
    「…………っ、その……あなたが作った恵方巻を……食べてみたいです」

     恥ずかしくない、と言い聞かせたはずなのに、頬が熱くなるのを止められない。
     グラスワンダーは少しずつ声を小さくしていって、最後には消え入るように、顔を赤くして俯いてしまった。

  • 4二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:35:44

    「あっ、酢飯は海苔の端までしっかり伸ばした方がきれいに巻けるよ」
    「……なかなか上手く広がりませんね」
    「まあ急ぐ必要はないからゆっくりね、それで広げたら中央手前よりに具材を並べて」
    「まぐろ、いか、海老、帆立に玉子……ふふっ、盛り沢山ですね~」
    「せっかく作るんだから、見た目が豪勢な方が良いかなって」

     節分を数日後に控えたある日、二人は調理室にいた。
     トレーナーは、グラスワンダーの心を振り絞るようなお願いに、あっさりとOKを出した。
     要望した彼女の自身が拍子抜けをしてしまうほど。
     それどころか、彼の方からとある提案をしてきたくらいだった。

     ────どうせなら、一緒に作ってみない?

     そんなわけで、二人は並んで、恵方巻を作っていた。
     グラスワンダーはある程度の料理やお菓子作りの経験を有しているが、巻物の経験はない。
     酢飯を作ることも含めて、初めての体験ばかりだった。
     
    「酢飯で具材を包むように一巻きして、四角を意識してぎゅっと力を込める」
    「……丸じゃないんですね」
    「俺も最初そう思った、そしたら余った部分を巻くように転がして、完成」
    「なるほど、それじゃあ私も……あっ、あら?」

     グラスワンダーは見様見真似で巻いてみようと試みた。
     トレーナーがあまりにも簡単にやっているので、そこまで難しくないのだろう、と思ったのである。
     しかし実際にやってみると具材が転がって崩れたり、なかなか上手くいかない。
     四苦八苦しながらも、なんとか巻いてはみたのだが。

  • 5二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:35:58

    「……まるで『雲泥の差』ですね」
    「そんなことないよ、初めてでこれだけ負けてれば十分凄いと思うよ」

     グラスワンダーは、お互いの作った恵方巻を横から眺めて、渋い顔をした。
     トレーナーのものは綺麗に具材が並び、酢飯をしっかり巻かれていて、お店にあっても違和感のない出来。
     対して彼女がつくったものは具材が崩れて海苔に直接触れている部分もあったりと、不格好なものであった。

    「…………」

     アメリカ生まれでありながら、風流を愛する、物腰柔らかな大和撫子。
     それも間違いなくグラスワンダーの本質ではあるのだが、あくまで彼女のもつ一面でしかない。
     そのことを良く知るトレーナーは、なんとなく嫌な予感がして、ちらりと彼女の方を覗き見た。
     
     ────彼女は、恵方巻を見つめるその瞳に、青い炎を宿していた。

    「トレーナーさん、もう一本巻かせてもらっても良いですか?」

  • 6二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:36:12

    「……すいません、『過ぎたるは猶及ばざるが如し』でした」
    「まっ、まあ、多めに準備をしてたせいもあったから、気にしない気にしない」

     しゅんとした様子で俯くグラスワンダーに、慌ててトレーナーは声をかける。
     あの後、流石というべきか、彼女の巻物の出来はトレーナーのものと遜色ないものとなった。
     そして、満足気に額の汗を拭った彼女が山積みされた、あまり日持ちしない海鮮の恵方巻。
     ちなみにトレーナーの予定では、残った酢飯はかんぴょうなどの材料で晩御飯やお夜食用にする予定だった。
     彼は頬をかきながら、申し訳なさそうに苦笑を浮かべる。

    「熱中しているキミを見てるのが楽しくて、具材を追加した俺も悪いしね」
    「……いくら使ってもなくならないと思ったら」

     グラスワンダーはぽかんとした表情でトレーナーの顔を見た。
     二人は顔を見合わせて、やがて示し合わせたかのように同じタイミングで、吹き出す。

    「ふっ、ふふっ……!」
    「ぷっ、あはは……!」
    「それじゃあ、お互い様ということで」
    「うん、そうしてくれると俺も助かるよ、まあ食べ切れなかった時は誰か呼べば良いだろうし」
    「……そうですねー」

     グラスワンダーはトレーナーの提案に、少しだけトーンを落とした声で応えた。
     確かに、彼女の友人────主に一人にとっては、この程度の量は前菜にすらならないだろう。
     けれど、彼女はそうする気にはならなかった。
     彼女自身もそれなりに健啖家であり、十分食べ切れるという点もある。
     けれどそれ以上に、他の人に食べさせたくないと、そう思ってしまったから。

  • 7二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:36:38

     調理室にあるテーブルの上に恵方巻の山とお茶を置いて、二人は椅子に腰かける。
     
    「えっと、恵方を向いて、無言で食べるんでしたよね?」
    「丸かぶりってやつだね、まあ無理はしなくて良いと思うけど」
    「いえ、『郷に入っては郷に従え』ですから、では早速」

     グラスワンダーは、トレーナーが作ったであろう恵方巻を手に取る。
     そして事前に調べておいた恵方、東北東を向いた。
     それは偶然にも彼女の正面、トレーナーのいる方向である。
     準備は万全、両手で恵方巻を持ち、正面から向かったその瞬間、彼女は思った。

     ────おっ……大きい……!

     そう、黒くて長いそれは、太くて大きいのである。
     手で触れている時には気にならなかったが、それを頬張ろうとする時には、強く感じてしまう。
     普段、食事の際には上品に、会話の時には可愛らしく開かれる、彼女の小さな口。
     そこに入れようとするのは、それはあまりにも逞しすぎるサイズであった。
     微かな酸味と生臭さを感じさせるそれを目の前に、彼女は思わず躊躇してしまう。
     そして、正面にいるちらりと、トレーナーを見やる。
     彼は、わくわくとした表情で、じっと彼女のことを見つめていた。

     ────何故、そんなに楽しそうに見つめているのですか……!?

     なんてことはない、自分が作ったものを食べるグラスワンダーの反応を待っているだけである。
     しかし、今この瞬間においては、その行動は彼女の胸の内を激しくかき乱した。
     彼女が両手で支える、柔らかくもずっしりとしたそれを口に入れるには、大口を開ける必要がある。
     卑しく、はしたなく、大きく、その口を、トレーナーの目の前で開ける必要がある。
     それは彼女にとって、耐えがたい恥辱であった。
     しかし、拒否することなど出来ようもない。
     それはそもそも彼女が望んでいたことであり、そして今は彼も望んでいること。

  • 8二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:36:53

    「……んあっ」

     彼女は意を決して、どくどくと鳴り響く心臓の音色を聞きながら────大きく口を開いた。
     血色の良い、真っ赤で、てらてらと照り返している、美しくも艶めかしいグラスワンダーの口の中。
     本来であれば秘すべきその場所は、今や、公然と異性の前に晒されている。
     ちりちりと視線が肌を刺激する感覚、彼女の背筋がぞくぞくと走ってしまう。
     その事実に頬を焼きながら、彼女はトレーナーのそれを、咥えた。

    「あむっ……んんっ……」

     今まで経験したことのない大きさに四苦八苦しながらも、何とか歯を立てる。
     そして、一部を被り取って、ゆっくりと咀嚼する。
     口いっぱいに広がる、様々な具材の、豊かで、新鮮な、複雑な味。
     言葉にすることはとても難しいが、あえて短く纏めるとするならばこう表現すべきだろう、『美味しい』と。
     やがて彼女は、それを、ごっくんと、飲み込んだ。
     そして、ぼうっと、浮かされてしまったかのように、頭が熱っぽくなってしまう。
     そんな彼女を見ても、彼は何も言わない。
     彼女も、何も言葉にしない。

    「……っ」

     恵方巻を食べ切るまでは────無言であるものなのだから。

  • 9二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:37:11

    「グラス、どうだった?」

     しばらくして、グラスワンダーは羞恥に耐え忍びながら、トレーナーのものを全てお腹に収める。
     そしてそんな彼女を待っていたのは、屈託のない笑顔で感想を求める、いつも通りの彼であった。
     彼女は、そんな彼の視線を妙に意識してしまい、一瞬だけ目を逸らそうとしてしまう。
     けれど、それを彼女の矜持が許さなかった。
     自らが求めて、ご馳走してもらった食事に対して、何も言わずに顔を背ける。
     礼節を重んじる彼女にとっては、そのような態度は決して許せるものではなかった。
     羞恥心を持ち前の精神力でねじ伏せながら、彼女は彼に感想を伝えようとする。

     ────かっ、感想が思い浮かびません……!

     グラスワンダーの頭の中には、恵方巻の味についての記憶があまり残っていなかった。
     美味しかったことは間違いないのだが、その他の経験が上回っていたのである。

     緊張のあまり大きく音を鳴らす心臓。
     恥ずかしさのためか燃えるように熱くなる顔。
     大きく開かれた口の中に刺さる痛いくらいの視線。
     その全てをトレーナーに見られてしまっているという恥辱。

     そんな未知の経験が、初めて味わう恵方巻の印象を上書きしてしまっていた。
     もっと味わって食べたかった、そんな後悔の念が、グラスワンダーの心を重くさせる。
     でも、それよりもまずは伝えないといけない。
     彼女はそう考えて、脳漿を絞り、伝えるべき言葉を形にする。

    「ご馳走様でした、海の幸を存分に味わえて美味しかったです、でも、少し食べるのが大変でした」
    「ああ、丸かぶりって結構大変だもんね」
    「はい、でも貴重な経験もさせていただいて……今日は本当にありがとうございました」
    「どういたしまして、俺も久しぶりに巻けて楽しかったよ、ありがとうグラス」

  • 10二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:37:28

     トレーナーは嬉しそうな笑みを浮かべて、そう言った。
     感謝と美味しさがしっかりと伝えられたのがわかり、グラスワンダーは心の中でほっと息をつく。
     
    「さて、じゃあ俺も頂こうかな、グラスももっと食べちゃってよ」
    「はっ、はい、では……」

     そして、トレーナーは恵方巻の山に手を伸ばしながら、グラスワンダーにそう言った。
     その言葉に、彼女の心臓はドクンと大きく音を鳴らしてしまう。
     恵方巻はまだたくさんあった、責任を取る意味でも、彼我の食べられる量という意味でも、彼女をもっと食べなくてはいけなかった。
     それは、すなわち。

     ────また、あんな姿を、トレーナーさんに晒さなくてはいけない……!

     それは、グラスワンダーにとっては耐え難いことではあった。
     けれど、自らの責務を放棄することは、それ以上に彼女にとっては耐えられないことであった。
     深呼吸を一つ。
     彼女は意を決して、再び恵方巻を手に取り、ぎゅっと目を閉じる。
     そしてその慎ましやかで美しい口を、まるで獣のようにあぺっぴろげに大きく開けた。

     ────あら?

     直後、グラスワンダーは、異変に首を傾げてしまう。
     先ほど激しく感じていた心の騒めきが、一切起きないのである。
     彼女は不思議に思いながらも、ゆっくりと閉じていた瞳を開いてみた。

  • 11二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:37:45

     そして、彼女の目に映るのは、自身に背を向けるトレーナーの姿。

     食事中不作法ではないかと思うかもしれないが、別段おかしいことではない。
     彼は、先ほどのグラスワンダーと同じ様に、恵方を向いて恵方巻を食べているだけなのだから。
     だから彼女にとっては何の問題もない。
     むしろ、自身のあられもない姿を見せないで済む、絶好の流れ。
     そのはずなのに、彼女は少しだけ、腹を立てていた。
     何故、見てくれていないのか、と。

    「……えっ?」

     当然のことのように流れる自らの思考に、グラスワンダーは小さく、困惑の声を上げた。
     まるで死角を突かれたかのような発想。
     しかし、それは彼女の中にすとんと落ちて、空いていた穴にぴったりと嵌るようであった。

     ────私は、自らの痴態を、トレーナーさんに見られたいと思っていた?

     そう気づいた瞬間、グラスワンダーの世界は全くの別物になった。
     理性と欲求が繋がったことにより、感覚全てが、意味合いを変えていく。

     背徳感のあまり大きく高鳴る心臓。
     高揚しているせいかどうしても火照ってしまう顔。
     口の中に甘い痺れを感じさせるような視線。
     その全てをトレーナーに見られてしまっているという、快感。

     今までの人生の中で経験したことがない、初めての感覚。
     まさしくそれは、グラスワンダーの、初体験であった。

  • 12二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:38:03

    「ふぅ、美味しかった……ってあれ、グラス全然進んでないみたいだけど」

     しばらくして、トレーナーは恵方巻を食べ切って、再びグラスワンダーと向き合う。
     しかし、恵方巻の本数は変化がなく、彼女の手元にあるものも、口を付けられた様子がない。
     やっぱり美味しくなかったのだろうか、彼の中でそんな不安な気持ちが湧き上がる。
     
    「トレーナーさん、一つお願いしても良いですか?」
    「えっ、ああっ、どうしたの?」

     突然、グラスワンダーはにこりと笑みを浮かべた。
     その様子に少し違和感を覚えながらも、彼は彼女の言葉に応じる。
     すると彼女は、少し芝居がかった流れで、困ったように眉を歪ませた。

    「恵方巻の作法が間違っていないかどうか、もう一度見て欲しいんです」
    「……作法って、キミの友人達はそんなことは気にしないと思うけど」
    「私が気にするんです、『親しき仲にも礼儀あり』ですからね~」
    「……なるほど」

     トレーナーは頷いて、一応の納得を示す。
     友人達の前で恥をかきたくない、というのは誰もが思うことではあるからだ。
     けれど、彼にはさっきの食べ方に問題があるようには思えなかったし、彼女も気にしているようには見えなかった。
     そんな彼の思惑を尻目に、グラスワンダーは先ほどと同じように、両手で恵方巻を持つ。
     どこか熱っぽい目を彼に向け、尻尾を妖しくゆらゆらと揺らめかせながら、彼女は言葉を、欲求を伝えた。
     あの味を、あの悦びを、もっとしっかりと味わいたいから。

    「────それじゃあトレーナーさん、私のことを、しっかりと見ていてくださいね~?」

  • 13二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:39:22

    お わ り
    恵方巻は滅べと毎年思っています

  • 14二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:39:39

    良いSSだ

  • 15二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:55:34

    なんかこう…上手くいえないけどえっちです!

  • 16二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:56:57

    卑しか女ばい!!!!

  • 17二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 00:12:04

    おかしい…タイトルがやらしくて内容もやらしいだなんて…

  • 18二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 00:41:18

    グラスがこう...いろんな『欲』に負けてしまう展開...いいですわよね...

  • 19124/02/01(木) 07:27:07

    >>14

    そう言っていただけると幸いです

    >>15

    そんな……恵方巻を食べてるだけなのに……

    >>16

    見んねエル!

    >>17

    そのままを表した単純なタイトルなのに……

    >>18

    生真面目な女の子が欲に負けることでしか得られない栄養素がある

  • 20二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 07:37:38

    朝から白因子出させられちゃった……

  • 21二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 07:51:01

    グラスちゃんは思春期!

    賢い子が考え過ぎて頭ピンクになっちゃうの可愛いね。
    それは君の年頃ならみんな思うことがあるんだよって教えてあげたい(下卑た眼差し)

  • 22124/02/01(木) 12:27:19

    >>20

    おげんき

    >>21

    見透かした上で優しく責めたいよね……

  • 23二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 13:03:13

    ひょっとして似たシチュエーションをゼファー(だったかな?)で書いたことあったり………?

  • 24二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 14:26:08

    ミラクルで見てえなぁ
    やだもうとか言いつつ揶揄ったら
    一本でプール何往復すればいいか考えてたって切り返されるオチの

  • 25二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 14:28:17

    見られたくなかったのに自分ばっかり意識してるのが悔しくなって逆に見せつけちゃうの負けず嫌いで可愛いね
    あとで思い出して爆発するんじゃないかこのグラス

  • 26二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 15:34:13

    >>11

    ここでの気付きが本当にえっち

  • 27124/02/01(木) 21:39:11
  • 28二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 09:38:20

    自分で作った恵方巻なら、グラトレさんはグラスワンダーちゃんが食べてる姿をしっかり見届けなきゃですね。

  • 29二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 09:55:57

    健全な快楽堕ち助かる

  • 30二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 12:07:31

    このレスは削除されています

  • 31二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 12:57:49

    貴方でしたか

    >>27

  • 32二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 13:18:32

    >>27

    良いですね…

  • 33二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 13:30:19

    二大欲求が満たせてお得

  • 34二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 14:07:34

    ケーッ!!

  • 35124/02/02(金) 21:46:22

    >>28

    自分のものだからね……

    >>29

    恵方巻食べてるだけだから健全!

    >>31

    前の作品も読んでいただきありがとうございます

    >>32

    そう言っていただけると幸いです

    >>33

    食欲と後はなんやろなあ……

    >>34

    エル

  • 36二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 09:41:19

    どうしてトレーナーさんはグラスちゃんが食べ始める前はしっかり見つめていたのに、食べ始めたら背を向けていたんですか?(ニヤニヤ)

  • 37124/02/03(土) 20:52:33

    >>36

    恵方を向かないといけないから……それ以外深い意味はないです

  • 38二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 21:35:07

    よき





    よき

  • 39124/02/04(日) 06:06:28

    >>38

    グラスちゃんいいよね……まともに書いたの初めてだったけどやっぱええ子や……

  • 40二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 18:04:45

    >>36

    もしも相手のウマ娘がグラスさんじゃなくてローレルさんだったら弄られてましたね…

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