今日は節分だからSSが欲しい

  • 1二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 07:54:28

    『オグリ!恵方巻買ってきたから一緒に食べるぞ』
    『今まで値段が高く食べたことの無かった恵方巻、どんな味だろうか。』
    『今年の方角は東北東だからこっちだな』
    『そうか、いただきます』
    『食べる時の注意は口を恵方巻から離さず喋らすゆっくり食べるんだ、ご利益が逃げな』
    ーーごっくん
    『ー美味かった、マグロとサーモンが口の中で舞を踊っているようだった。トレーナー、他にも種類はあるのか?まだ食べたりないのだが』
    (鳴り響く腹の音)
    『もう……食べた……のか?……相変わらずだな君は。他にも色々あるから食べるといいよ』
    『…とんかつが入っているのもあるのだな、どれも美味しそうだ。トレーナーは食べないのか?』
    『いや、オグリのために買ってきただけだし…』
    『一緒に食べると美味しいぞ?』
    『いや、でも……』
    『……………』
    『わかった、僕も一つ選ぶよ』
    『よかった、トレーナーと一緒に食べれる』

    オグリとかけがえのないひと時を過ごせたような気がした

    みたいなSS欲しいのですが

  • 2二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 07:59:13

    そこにありますね

  • 3二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 08:02:35

    ……何を言っているのだろう

  • 4二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 08:06:58

    SSは出来上がっているのにこれ以上を他人に求めるとはなんと傲慢なのだろうか

  • 5二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 08:16:38

    ─節分だし、恵方巻き買ってきたぞ
    「わーい!恵方巻きってカラフルだし美味しいからターボ好きだぞ!」
    ─今年の恵方は……あっちみたいだ
    「いっただきまーす!」
    ─いただきます

    🕛

    「美味しかった!」
    ─それは良かった。どんな願い事した?
    「え?ねがいごと?」
    ─恵方を向いて、食べながら願い事をすると叶うって行事なんだけど……
    「……普通に食べちゃった」
    ─もう一個買ってくるよ
    「じゃあさ!今度は一口サイズのちょうだい!」
    ─どうして?
    「一本まるごと食べたらお腹いっぱいになっちゃうけど、一口サイズなら何個でも食べられるし、願い事し放題!」
    ─……天才?
    「でしょー!」

  • 6124/02/03(土) 08:17:48

    >>1

    一文抜けていた

    最後の文の前に

    『オグリはその時、とても幸せそうな笑顔を見せた』

    >>5

    うおおおおおおお!ありがとうございます!

  • 7二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 09:01:07

    いつの間に新しいSSが湧いているだと!

  • 8二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 10:14:44

    「今日は節分だな」

    「そうだな」

    「昼飯、恵方巻にしようか」

    「そうするか」


    「恵方巻を見ていると、思い出すことがあるんだ」

    「何をだ」

    「恵方……、えほう……、エホウ……、エホー……」

    「?」

    「エ゛フ゛フ゛ォ゛ー゛リ゛ア゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛」

    「どうした急に」

  • 9二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 10:24:59

     今日は節分。些細ではあるものの、美浦寮では豆まきのイベントを行う予定らしい。
    鬼役は元々寮長のヒシアマさん1人だけ、だったのだが……。

    「お待たせ♪ スカイちゃん、どうかな?」
    「いやぁ……ローレルさん、これは流石に……」

     目の前に現れた同室の先輩の姿に、思わず息を呑む。
    鬼コスをするから感想が欲しい、とは言われたものの……それが虎柄のパンツとチューブトップのみを纏った、布面積が極端に小さい衣装とは考えもしなかった。

    「ただ豆をぶつけられるだけじゃ面白くないもの。避けられるように軽い格好の方が良いでしょ?」
    「それはそうですけど……」
    「ってスカイちゃん、もしかしてちょっと照れてる? 顔、赤いよ?」

     無理もない。自分より学年が上の高等部で、なおかつ華奢でスレンダーな体つきは悔しいけれど綺麗と表するしかなかった。

    「さあ、風邪じゃないですかね? 今の私の近くでそんな格好してたら伝染っちゃいますよ~?」
    「その手には乗らないよ♪ ふふっ、やっぱり照れちゃった?」

     やっぱり先輩は強い。豆まきを始める前から既に負けた気がした。

  • 10二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 10:33:31

    みんなよくポンポン書けるなぁ…

  • 11二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 11:15:27

    「トレぴっぴ~♪ えほー巻きFOOO!一緒に食うべ!つかえほーってなんだっけ~!!」
    「恵方っていうのは……うんぬんかんぬん」
    「なる!つまりそっち向いて食えばなんかイーカンジってことな!おけまる水産海鮮太巻き!んじゃ早速食うべ!ほいこれトレぴの分!んでえっとぉ~…こっちでおけ??」
    「うん、今年はそっち。…あ、そうだ。食べ始めたら、食べ終わるまでは無言だからね?」
    「………マ?」
    「うん。マ」
    「はぁ~~!?それヤバいじゃん!ウチからしゃべりポイしたら死んじゃうじゃん!!ガチぴんち!!せーめーの危機!!」
    「いやいや大丈夫大丈夫……ちょっと我慢すればいいだけだから」
    「うぅ、りょ…がんばってみりゅ…」
     もぐもぐ……
    「…!! うっは!これウマぽよ!ねっ!トレぴもうまみわかりみっしょ!?」
    「うわぁ、一口目でアウト…! けどまぁ…むしろヘリオスらしいし、これでいっか」
    「そーそー!それな!トレぴも心配すんな~?イーカンジのコトとかぜんぶ、ウチの力で引き寄せたげっから!!」
    「……ははっ!うん!期待してる!」
    「うはははっ♪ ウェ~イ☆」

     そうして、一口食べる度にこちらに振り向いてしゃべりかけてくるヘリオスと談笑しながら、たっぷりの海鮮が詰まった太巻きを食べ進めていった。
     改めて思うと、そもそも向いている方向も、恵方の方角より、『お互い』ばかりに向いていた気がするのだった。

  • 12二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 12:26:55

    >>11

    トレ×ヘリいいねぇ

  • 13二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 15:52:26

    >>8

    どうした急に

  • 14二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 18:45:20

    「鬼は外、貴方は内《ドイツ》」

    「電撃戦か、今日も冴えてる」

    ……あははー、"トレーナーさんのコト、『アンタ』呼びするくらい距離を縮めたいです"って乙女の願いを聞いて断れなかったネイチャさんは節分の鬼役を買って出たわけだけど、サ……
    色々と立場逆転してないですかフラッシュ師匠?確かに相談に乗る時盛ったよ?ああ盛りましたとも、ちょっとの盛りくらいは、トレーナーさんも許して、くれ……両肩わっしのボディタッチ!?

    「今日の恵方は、ここかな」

    「はい。貴方の望むなら、きっと」

    えっ早くも2人だけの世界じゃないですか……ネイチャさんちょっとデジタルさんになりますね、うにゃああああああっ……


    ──☆

    「すみません、豆を当てない方法での、最適解を探った結果でしたが……」

    顔覗き込んで起こしに来るのもサマになってますなー、超絶グッドルッキングウマ娘って、すげー……

    「いやー、Schei☆……なんでもない、即刻両肩わっしからのハグしてもらえるんならもう上等デハナイデショウカ……?」

    「……っ……!?」

    「えっ無意識でいつもあんなんやってんの!?」

  • 15二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 20:31:29

    >>4

    書いた後にこそ続く者が生まれるのだ

    先ず隗より始めよ、自分は書かず他人にだけ描かせようとするのは立て逃げという傲慢ではなかろうか

  • 16二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 22:04:49

    「スズカさん!ゴルシさん!節分はトシの数だけ豆を食べるそうですね!さっそくトレーナーさんの元に請求しに行きましょう!」
    『請求ってスぺちゃん…、私達の年齢を考えると、貰える豆も精々20個弱が限度じゃないかしら』
    『いや待てスぺ。適当なリクツを着けてトレーナーの元に行っても追い返されるのが関の山だ!いいか、ここは理論武装だ!トレーナーから普段の100倍弱の豆を貰える方法を伝授してやる!』

    ~~~~~~~~~~~

    「…トレーナーさん!私、メタいことを言えば1999年のジャパンカップを勝ったことで有名ですよね!というわけで年、つまり西暦の数…西暦と同じ1999個、豆を頂きにきました!」
    『メタいことを言えば史実の生年から換算して28個で勘弁してもらおうか』

  • 17二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 23:23:18

    「あ、そうだ。今日これから用事はある?」
     時刻は17時ごろ、今日のトレーニングのデータをまとめていた私にミスターシービーがそう訊いてきた。
    「そうだね、今やってる作業が終わったらあとは暇だけど……どうしたの?」
    「それなら、今夜は私の家に招待しようかな。いいよね?」
     そう言って彼女は私の返答も聞かずにトレーナー室を出ていった。せめて何の用かだけでも教えてくれたらよかったのだが……まあ、その時になれば自ずと分かることだろうと思って、作業を再開した。

    「……いない」
     早めに仕事を終わらせてシービーの家を訪れたのだが、インターホンを鳴らしても応答がない。気付いていないのかと思って2度ほど押し直してみたが、インターホンは黙ったままだった。
    「さて、どこにいるんだか」
     近くのカフェか、ゲームセンターか、あるいはトレセン学園でカツラギエースにでも会いに行っているのか。いくつか思いついた候補のうち、一番近くのカフェに向かおうと踵を返すと——
    「あれ、もう来てたんだ」
     両手にビニール袋を提げたシービーと出会った。
    「うん、ちょっと急いで終わらせたんだ。ところで、その袋は?」
    「今日の用事だよ。立ち話も何だし、入ろっか」

  • 18二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 23:24:07

    「じゃ、早速準備しよっか」
     リビングに入るなり、シービーはそう言ってビニール袋を机の上にひっくり返した。中から出てきたのは、海苔、すし酢、カニ蒲鉾、桜でんぷ等。見たことのあるラインナップだが——
    「ああ、今日は節分だったか」
    「忘れてたの? まあ、アタシもトレーニングが終わってから思い出したんだけど。はい、これご飯ね」
     キッチンからほかほかのご飯が運ばれてくるので、すし酢を開けて酢飯を作る。その間にしゃもじや巻きすなどの調理器具が続々とやってきて、丁度ご飯の用意ができたところで必要な道具が揃った。
    「さてさて……初めてだからドキドキしちゃうな」
     いつもより声を弾ませながら、巻きすの上に海苔を広げ、酢飯を広げ、具材を載せる。そして、
    「えいっ―ーーーあれ?」
     巻こうとしたところで海苔の端が落ちたらしく、隙間から米のはみ出た不格好な巻き寿司を前に首を傾げている。
    「意外と難しいよね。勢いが大事なんだ」
     初めてだったのなら、先に手本を見せた方がよかったかもしれない。少し後悔しながら、今度は私がやって見せる。
     海苔を広げ、酢飯を広げ、具材を載せて、少し勢いをつけて巻く。そのまま軽く押さえて整形し、巻きすを開く。
    「こんな感じかな。こっち食べる?」
    「こっちでいいよ。初めての手作りだし」
     そんなこんなで食べる段になった。今年の恵方は東北東だ。
    「「いただきます」」
     そういえば、恵方巻なんて食べるのはいつぶりだろうか。年を取るにつれ、こういう行事を気にすることはなくなり、1年のほとんどが同じ1日として語られてゆく。時間の流れが速くなっていくのも、それが理由なのかもしれない。
     そんなことを考えながら半分ほど食べ進めていると、こちらに向けられた視線に気が付いた。先に食べ終わっていたシービーからだ。
     どうしたの、と訊こうとして思いとどまる。恵方巻は1本食べきるまで黙っていなければならないという決まりがある。シービーも手をそわそわと動かしたり、こちらをじっと見つめるだけで話しかけてはこない。彼女の気遣いを感じながら、同時に少し意外だとも思った。話したいときには話しかけてくるし、静かにしたいときにはひとりでに黙る。自分のやりたいようにやるのがミスターシービーという少女だ。そんな彼女が、何か言いたげなままじっと我慢して黙りこくっている。

  • 19二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 23:25:00

    「アタシだって話しかけちゃいけないときくらい分かるよ。確かに、我慢するのは好きじゃないけど」
     食べ終わった後、思ったことを素直に伝えると、シービーは軽く頬を膨らませてそっぽを向く。
    「ごめんごめん……けど、そうだな。だとしたら、そもそも恵方巻を一緒に食べようとしたこと自体が意外だった、のかな」
     ふうん、と彼女は頬に手を添えて何か考え込んでいたが、しばらくして口を開いた。
    「きっと、キミだからじゃないかな」
    「…………?」
    「分かってなさそうだね。……そうだなぁ、例えば、アタシが今強烈に山に登りたいって思ってるとするでしょ。でも、丁度出かけようとしたタイミングで、君に海へ行こうって誘われる。アタシは山に行きたいって言おうとするんだけど……やっぱり、考えを変えてキミと海へ行くことにするんだ。でも、それはアタシの望みを我慢したわけじゃない。山へ行くことよりもキミとの海での楽しい時間を望んだからだ。さっきも、それと同じ。話したいことはあったけど、それよりもキミと恵方巻を食べたって思い出の方を望んだ」
     そう言って、シービーは優しく微笑んだ。
     たまに、こんな風に彼女の心の内を聞くたびに、私が彼女にどれだけ信頼されているかを実感して、改めて嬉しく思う。そしてこれからもその信頼を裏切らないようにしたいと、より身が引き締まるのだ。
     ……けど、
    「できれば、君が山へ行きたいときに山に誘えるようになりたいな」
    「——そういうことじゃいないんだけどな」
     意表を突かれた様子で少し固まった後、シービーはそう言ってクスリと笑った。

  • 20二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 23:25:25

    >>17

    >>18

    >>19

    長文でお目汚し失礼しました

    お納めください

  • 21スレ主24/02/03(土) 23:29:27

    ありがとうございます!

  • 22二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 23:47:37

    書いてるのにほしいのか

  • 23二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 23:59:35

    >>22

    逆でしょ

    書いて欲しいからまず自分が例になってる

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