入学式に青春の墓標を掲げよう

  • 1二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 06:35:01

    「さてと、入学式も終わったね。思ったより普通だった」
    「チーム探しながら施設見て回ろう。特別な施設とかもいっぱいあるはずだしね!」
    「え、まずは食堂から?いいですね行きましょう!サラダチキンには飽きました!」
    「いやー初日から色々話してくれるウマ娘がいるって嬉しいね。身近にウマ娘なんていなかったもの」
    「思った以上に美味しいね、トレセン学園の食堂というものは。」
    「これが一日3食でも6食でも食べられるというのだからたまらない」
    「栄養バランスもよし、ただこれ以上味わうと次行った時の満足感が減るからこの辺で」
    「ごちそうさまでした」
    「それじゃあ一緒に寮に向かおうとしたが、寮が違かった、残念」
    「それじゃあ名前だけ聞いて、またねー」
    「...やっぱり家族からの連絡はないか。そんなもんだね」

  • 2二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 06:46:17

    「ここが共同で生活する寮かー、同室はどんなウマ娘なのでしょうか」
    「ふむふむおはようございますですか。もう昼ですよ?」
    「まぁなんでもいいでしょう。おはようございます!」
    「さて、問題児じゃなくてよかった。というわけで椅子とか机とかの配置をお話ししましょう」
    「あたしのこだわりは特にないよ。パーソナルスペースとか気にしませんし。」
    「あ、ベッドにポスター貼ってる。いいな。あたしも適当に飯テロポスターを貼ろう!」
    「撤去されました。残念。仕方ないので月のポスターでも貼ります」
    「気に入られて同室のウマ娘さんが太陽のポスターを貼りました。エモいですね、エモい。」
    「…ベッドふかふかだ。堕ちないようにしなければ。」
    「あ〜、同室さんあたしのベッドに飛び込まないでください!」

  • 3二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 07:07:35

    「よし、初日も終わりましたし夕飯食べよう」
    「うまい、うまい」
    「さて運動しよう。軽くストレッチしまして、その後軽く走りましょう。」
    「今日は入学式のせいで運動できませんでしたから運動しましょう。ところでトレーニングルームはどっちなんだろう?」
    「あ、先輩。トレーニングルームはどっちでしょうか!」
    「え?1年生ですよ?1年生たちはこっち?え?どこいくんですか?」
    「1年生向けのトレーニングルームの説明?初日からあるんだ。すごいですね!」
    「ふむふむ、え?こんな器具もあるんですか?」
    「え?あんな器具も?」
    「むふー、説明聞きながら軽く実践するだけですごい練習量になりましたね?」
    「ただ教官もいない中ですし無茶は厳禁。寮に戻りましょ」
    「同室さんが帰ってこないから寝れないとか言われました。ごめんなさい風呂入って寝ます」
    「あ、シャワーあったかい」
    「あ、お布団柔らかい、これ一瞬でおちちゃう」
    「......日記書いてないけどまぁいいか」

  • 4二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 07:50:17

    「さて起床。予定よりはいっぱい寝てしまいましたがいいでしょう」
    「本日の授業はまだ時間がありますね。朝ごはんを食べて授業に向かいましょう」
    「授業は簡単ですね。真面目に勉強してきた甲斐があるというものです」
    「これからはレースのことだけに熱中したいから勉強はこまめにやるぐらいで済むといいなーって」
    「明日からチーム参加のテストとか受けていきたいから今日中にチーム決めましょう」
    「あたしの活動ペースは早いのです。真面目だからね」
    「参加しないと埋める?テストは今日だけ?G1ウマ娘大量の超名門?」
    「ひえっ、明日からとかほざいてられないな。テスト参加するしかない」
    「入学二日目からはいくらなんでも早いよ〜」

  • 5二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 07:53:50

    「死ぬかと思った」
    「今日テストあるチーム7つあって、まず1つ明らかにヤバそうなところが除外」
    「1つはなんか名門というよりなんか色々呪いとかが怖そうな場所、除外」
    「2つは青春を楽しむところに重きを置いたチーム、これも除外」
    「というわけで残った3つ、全部名門な上にかなり真面目でしっかりしてるチーム」
    「それにその中にはダービーウマ娘が教えてくれるところとか至れり尽くせりな場所もあった」
    「というわけでその3つ、全部テスト受けれそうだから受けてきました」
    「結果は3チームの中で2つに合格」
    「さっき言ってた場所と、G1勝ててないだけで色々な名ウマ娘を排出した、ハワイ旅行とかがついているチーム」
    「すごい厳格としていてお嬢様チックで少し怖いですが、サポートはこっちが手厚い。前者にしよう」
    「タイム届かなかったけど、色々なところのテストに出てたってのでおまけしてくれた恩もありますからね」
    「明日正式に申請を出しましょう。もう夜です」
    「同室さんがまた帰るのが遅いと怒り心頭、日記を書いてお風呂に入ってさて寝ましょう」

  • 6二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 08:19:23

    「同室さんおはようございます!」
    「というわけで今日は同室さんと一緒に朝ごはんを食べに行きます」
    「食事中チームが決まったことを伝えたら羨ましがられました」
    「参加したチームを教えたらすごい褒められました、嬉しいです」
    「ふぅ、美味しかった」
    「と一息ついているとメイド服を着た方がやってきました」
    「初めまして、今後あなたのお手伝いをさせていただきますメイドです。と自己紹介されました」
    「同室さんとあたしの二人で仲良くぽけーっとしていると申請用紙を回収して行きました」
    「すっごい親切だねって言ったら、仕事ですからって返してきてくれてかっこいいな〜って」
    「ど、同室さん授業に行きましょう!」

  • 7二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 08:44:56

    「はい授業終わり、さーてトレーニングルームでもあ、さっきのメイドさん」
    「えーとはいはい、専用の練習メニューを作るから体力測定?」
    「というわけでやって来ました病院」
    「体操着に着替えてでは早速、これなんでサイズぴったりなのよ。名門恐るべし」
    「えーと息を出来るだけ長く吐けばいいのよね?」
    「はーーー」
    「…」
    「こんなものでいいですかね、酸素ください〜」
    「次は……その次は……」
    「終わった。名門は初日からきついトレーニングがあると聞いたがデマだ。もっと怖い」
    「専用のトレーニングメニューができるまでは今まで通りでいいらしい」
    「それじゃあ病院から寮まで走りますね!道はこっち?ありがとうございます!」
    「車ついて来てくれるんだ、ガチの専属なんだなこのメイド」

  • 8二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 09:08:45

    「というわけで結果が届きました」
    「適性は差しだが前が壁になる傾向や、自分より強い相手への対策が多いなど色々言われたが一番気になるところはやはり」
    「トレーニングメニュー。普段の練習量よりすごく多くないですか?」
    「これでも壊れないでいけるんですね。やはり現代生理学は偉大」
    「よしトレーニングです!頑張ります!」
    「ランニング中、一周のペースが1秒早いとのこと」
    「ここまで細かいトレーニングメニューです。早く走れているからといって調子がいいわけではないらしい」
    「え?普段の姿勢にも気を使え。肩肘張りすぎてるからもう少し気を抜けなど」
    「いやはや細かいところまで教えてくれるのは素晴らしい」
    「あとランニング1週ですね!頑張ります!」

  • 9二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 09:25:30

    「現在はミーティングの時間です。まずはメイドと二人で個別ミーティング」
    「メイドさんも資格を持っているらしい」
    「つまりこのチーム実質専属付き。さすが名門」
    「専属トレーナー、別に婚活をしに来たわけではないので求めてはいなかったが、いてくれるに越したことはない」
    「…一度、諦めたことだしね」
    「女性だから大事なところもズバズバ言ってくれるしとても助かる」
    「そしてその後、チーム全員での全体ミーティング。みなが協力して様々なことを話している」
    「一言ぐらいしか話せなかったと悲しんでいると、そんなところで次はあたしの議題」
    「メイクデビューをどこにするかとこれからのローテの話」
    「私の目標は……です」

  • 10二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 09:55:43

    「機械のような細かいトレーニングだが、レースの情熱はすごい激しい彼女たちだ」
    「なんか一名ずっと甘味食べてる娘もいるけどそれは置いといた方がいいのかな?」
    「とにかく、チームのみんなが全力になってあたしのローテについて語り合ってくれた」
    「もっと普通の青春したかったななどと思ったが、これはあたしだけが思っておけばいいことだ。今は」
    「少し空を見上げていると、幾つものローテがホワイトボードに浮かび上がっていく」
    「予定が完璧に行った場合、何回か負けてもいいように、ただ自信は持って勝てるだろうところは堂々と」
    「芸術的な日程調整や体力回復なども計算に入れた本当に美しいローテを眺める」
    「最も大事な三年間の予定をこの短い時間で作り上げた」
    「そのあと細かい調整はあとで一緒にしようとチームのリーダーが言ってこの場は一旦閉幕となった」
    「まぁ、これはこれで悪くないのかも、と、本日も日記をつけた」

  • 11二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 10:25:32

    「1週間後、寮でG1でも見ようかなとベッドの上で休んでいると、メールが届いた」
    「生で桜花賞見てみませんかと」
    「そうして桜花賞を指定席で見ることになった。生のG1の熱気を見て」
    「これを半年で越えれるか?どうだ?」
    「と前向きな感想を残せた。自信満々ではないがびびってないなら大丈夫」
    「あたしは、レースを勝たなければいけないんだ」
    「そうして数ヶ月、レースを鑑賞しトレーニングし日常生活を送り、美しい汗を流して」
    「そんな日常をひたすらに過ごすあたしのメイクデビューは今週末だ」
    「初レースの前日に久しぶりの休息の中、窓の外を眺めた」
    「あぁ、あの時のように星が綺麗だなと」

  • 12二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 10:57:12

    「阪神レース場、メイクデビュー」
    「一番人気はもちろんあたし、枠も極端じゃなくていい感じ」
    「距離は1600m、回るのは外回り、あたしの脚質適性は差しだがレース展開によっては逃げるのも吉」
    「スタートダッシュさえ決まればあとは少し足を上げても持つとのこと」
    「それよりも前が壁にさえならなければゴリ押しも十分効くらしい」
    「ただ一番大事なのはここで潰れないこと、最悪負けても連闘があるから気楽にいけ、らしい」
    「遠くから聞こえる同室、チームメンバー、メイドの応援を受けて」
    「蹄鉄よし、髪飾りよし、ゼッケンよし。さーて、メイクデビュー頑張りましょう!」
    「全員ゲートに入ったね、位置についてー」
    「集中集中。いざ!」

  • 13二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 11:11:37

    「まさに完璧なスタートダッシュ、これは教科書に載るほどだ」
    「今日の芝は数日前に降った雨の影響で少し重い、だからいつも使ってるレースタイマーを0.5秒遅らせて」
    「皆が無理に前を狙っているからあえて外に回したほうがいいかな」
    「いや、無理に前に出た1番を無理やり捕まえに行っているウマ娘がいる」
    「それの影響で全体的に団子になっていて、あたしは今中団外目にいる」
    「早めに外に動く選択をしたおかげで馬群に飲まれる心配はない」
    「残り500m、ここからカーブで一気に隊列が崩れる」
    「大外と外の間、2馬娘分空いている、ここだ!」
    「残り150mであたしが先頭!あとは呼吸を整え、足を踏み締め、一歩、二歩!」
    「これはセーフティーリードだ!1馬身半であたしの勝ちだ!」

  • 14二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 11:35:48

    「ふぅ、いいレースだったよと大外回して2着の娘と握手をする」
    「メイクデビューで大外まくりは肝が座っている。かっこいい、などと考えながらライブに向かう」
    「ウィニングライブももちろん完璧。もちろんこれも練習の賜物だ」
    「ライブ後メイドによる足のケアを行い、車に乗ってトレセン学園に帰還した」
    「帰って最初にやったことは、メイクデビュー2着の場合を考慮に入れて組んでいたローテーションを崩すこと」
    「その後次走について語り合う。いきなり重賞に行こう、ここは休養を挟もうなど」
    「そうして仲裁案、休養後重賞に向かうことに決まった」
    「次走は東京スポーツジュニアステークスだ」
    「これまた次走までは数ヶ月ある。未勝利を突破したご褒美に、日記だけ書きお布団に」
    「暖かな日差しに包まれながら、昔のことを思い出す」
    「目標までは、まだまだ遠い」

  • 15二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 11:56:10

    「さて次走。練習してレースについて語って、日常生活を過ごすだけだから時間が一瞬で過ぎていく」
    「東京芝1800m、G2。これもまたスーパーG2、G1に近いレースの1つかもしれない」
    「つまりここからは1つ1つが大レース、ここを勝ったら一瞬でトップウマ娘の仲間入り」
    「これから先の第1目標達成のためにも勝たなければいけないレースの1つだ」
    「人数が少ないことも多いこのレース、つまり駆け引きが求められる」
    「逆にメイクデビューのように馬群を気にする必要がない」
    「有体に言えば全力を出して来い」
    「蹄鉄よし、髪飾りよし、ゼッケンよし。さて、東京スポーツジュニアステークス頑張りましょう!」
    「ゲートに入って、位置について」
    「出遅れるなよ、あたし!」

  • 16二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 12:15:05

    「よし、ある程度いいスタートだ。ただ結構後ろより、みんなスタートダッシュが完璧な様子」
    「隊列は縦長、一人大逃げしているが時計的にはかなり無茶」
    「あたしは現在5番手、時計的にも理想より少し遅いがスムーズにうちにつけて安定している」
    「皆が動くまで待つよ、末脚には自信があるからね」
    「待つ、待つことが大事なんだ。焦ったっていいことがない。まだ1000m地点だ」
    「残り600mで前が動いた。よし、ロングスパートだ」
    「いつも練習しているし、馬群を捌くのは得意だが、今回は大外だ」
    「メイクデビューで見た彼女のように、外を回って外を回って」
    「最後の直線、先頭の体力はないはずだ」
    「残り50m、行けあたし。超えろ、超えろっ!」
    「ゴール板は切った。あとは掲示板を覗くのみ」
    「1位に浮かぶこの数字は、あたしの数字だ。あたしの勝ちだ」

  • 17二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 12:33:18

    「流石に想定外の大捲りをしてしまった」
    「外に外に回った結果、最終的に大外を走ることになった」
    「勝ったからいいがしばらく休養だな。ホープフルは無理そうだ」
    「足のケアが終わったあと、次走はトライアルか直行か」
    「ただ、これで重賞ウマ娘、クラシック中はファン数を気にしないで良さそう」
    「ネットでは捲った結果好きになったファンも多いようで」
    「やらかしたかいもあったというものです。それで勝つのも実力だからね」
    「よくやったぞあたし。……ただまぁ」
    「夢にはまだ全然届かないよな」

  • 18二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 12:57:06

    「数日後、疲れは完全に回復した」
    「トライアルに出て、クラシック皆勤しそれでも問題ないほどに回復した」
    「あたしの回復力は凄まじいらしい」
    「ただ詰める必要もないということで直行で皐月賞に向かうことになった」
    「なにより皐月賞を一発で勝てるならそれに越したことはないとのこと」
    「夢のためには、ここで勝たないとだよね?」
    「桜花賞じゃなくてこっち選択したのはちょっと後悔あるけど」
    「初G1、クラシック、皐月賞」
    「大丈夫。あたしは夢を叶えなければならないのだから」
    「そのために青春投げ打ってレースに打ち込んでいるのだから」
    「今日も日記を書き、明日からのトレーニングに向けて寝た」

  • 19二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 13:17:18

    「年が変わった。今年からあたしはクラシックウマ娘」
    「新年の抱負を”馬群に飲まれない”に決め、書き初めを行った」
    「レースに勝っても負けてもいい、名ウマ娘になれるなら」
    「そのためには大敗してはならない。だからそう、この願いだ」
    「そう自分に刻みつけて書きおわり、他の方々のものを見る」
    「チームメンバーはかっこいい漢字の抱負を書いていて尊敬したり」
    「チームからかなりの量のお年玉が渡されていることを今更知ったり」
    「そしてあと、あたしは正月で久々に我儘を言った気がする」
    「メイドお手製のおせちを食べたいと」
    「...いただきます」
    「その後日記を書き、空を眺め、そしてその日を終えた」
    「次の日からはいつも通りのトレーニングだ」

  • 20二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 13:39:29

    「数ヶ月は早く過ぎ、4月になった」
    「新入生たちがやってきて、1日だけのテスト」
    「と思っていたが、実は入学式前からテストがあり、それもネットで告知済み」
    「デビュー前ウマ娘も数人入ってきて、しっかりそれぞれに専属の人物がついていた」
    「メイドは別にいなかったけど」
    「つまりは本来あの日にテストするのは例外、らしい」
    「そして入学式と、その次の日。その二日での合格者はいなかった。残念」
    「それはそれとして、去年と違い今年のレース計画会議では、あたしも口をいっぱい出した」
    「去年を思い返し、成長したなと感じる。勉強だってメイドサポートのおかげで完璧だ」
    「上手くいき過ぎている。そう思ってもいいほどに」
    「でも本来はこんなものじゃない」
    「ずっと調子は悪いんだ。それでもここまで行けているから大丈夫、そうだ、きっと大丈夫」
    「さぁ、半月後は皐月賞だ」

  • 21二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 14:03:07

    「皐月賞、中山2000m、G1、クラシック三冠の初戦」
    「最も早いウマ娘が勝つという触れ込みなど常識、もう少し踏み込んでいこう」
    「早いウマ娘が勝つということで逃げウマ娘のことかと思いがちだがそれは少し違う」
    「前にいるウマ娘が強いのではなく、後ろのウマ娘が届きにくいが正解である」
    「最後の急坂ではどうしてもスピードは出にくい」
    「そのため前にいないと最後思った以上に前にいけないそんなレース」
    「あたしは末脚が強いタイプのウマ娘で決して序盤は本来早くない」
    「だから多少無茶をしてでも早めに前に出よう。体力不足の末脚不発は今回未考慮」
    「今年はスターがいない低レベルなクラシックってずっと言われてるのもあるしね、きっと大丈夫」
    「さて、応援は、いつものメンバーだ」
    「ゲートに入る違和感なし、心臓の鼓動もよし、そして勝負服もよし」
    「いざスタート!」

  • 22二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 14:13:19

    「スタートダッシュは完璧だけど、序盤を急ぎすぎちゃいけない」
    「今回の圧倒的1番人気は先行、つまりかなりハイペース予想」
    「本日の体内時計は良馬場なのでさらにハイペース」
    「ハイペースになる要素しかないレースでどこまでの位置で妥協できるかが勝負」
    「当日行われた中山のレースを概算するに普段より1秒ほど早いペースってメイドが言ってた」
    「だからタイムは58.5がデフォルト、電光掲示板を確認するに今の先頭はそれより少し早い」
    「58.2ということは想定以上のハイペース?かなり前は無茶をしているはず」
    「皆外に回す準備をしている。先頭は必ずバテるはず。だからあたしは最内を通す」
    「綺麗に道が見える」
    「最短距離が、逃げの減速で完璧に出来た」
    「さぁ、初G1制覇はあたしのものだ、先に言おう、大外はとっくにバテている」
    「電光掲示板、あたしのG1初制覇、無事達成となります」

  • 23二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 14:35:08

    「いつものようにレース後処理を済ませてメイドと二人でミーティング」
    「普段ならレース後ぐらいは休むのだが、おそらく次走まで1ヶ月もない。だから仕方がない」
    「次走にG2を入れる必要は全くない、というより皐月賞勝利したからレースは完全に自由だ」
    「NHKマイルを試すもよし、やっぱりダービーに行くもよし」
    「でもやっぱりと考えていると1つしか選択肢はない、だからあたしはこう伝えた」
    「やっぱり夢を考えると、オークスしかありえないよね!」
    「メイドは少し驚いたが、しばらくして納得してくれた。やっぱりわかってくれるメイドは良いものだ」
    「……えっと誤解しないでね。あたしにはお相手ちゃんといるから、ちゃんと昔から一途だから」
    「だからそれ以外の人に惚れるなんてないんだよ」
    「本当だよ?」
    「そしてその夜は皐月賞勝利を喜ぶ日記を、ニコニコしながら描いた」
    「それ以上に大喜びしてる同室と、壁際に貼った夜景のポスターを見ながら」

  • 24二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 14:46:42

    「練習する余裕はあまりなく、体力回復に専念し」
    「いきなりやってきましたオークス!1ヶ月ちょっとでやってきたティアラ路線の二冠目」
    「皐月賞に向かったのは夢のため、ティアラに行けるならそちらの方が良い」
    「舞台はダービーと同じく東京2400m、510mの長い直線の末脚勝負」
    「運、そしてトレーナーとの絆が試される舞台」
    「だけど関係ない、あたしは私の道を征く」
    「夢舞台など知ったことか、私は走るためだけにここに来た」
    「応援もいつもより熱がある。ダービーなんかよりハイレベルだとも。でも、大丈夫だ」
    「さて、ゲートに入ろう」
    「勝負服のリボンを軽く触り、数回瞬き」
    「さぁ、深呼吸をして気楽にね」
    「スタート!」

  • 25二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 15:13:22

    「よし、いいスタート。この調子で一歩一歩」
    「G1は命を削る夢舞台、ここにいる皆無傷で勝とうなんて思ってない」
    「あたし以外は。あたしは、涼しい顔でここに立つ」
    「死に物狂いを嘲笑う、あたしはトライアルとしてここに立つ」
    「レースペースは超スローペース、先頭までは4馬身。今回先行、4番手」
    「あとは最後の直線で差し切る」
    「先頭まではあと6馬身、ここで抜ける、ここで抜けるはずだ」
    「......いや」
    「何かがおかしい、レースじゃ流れないような、恐怖による汗が頬を伝う」
    「いや。私の前にあるあの影、これは踏んでは行けない影だ」
    「さっきも言った。これは私にとってはトライアル」
    「この影を踏んだら、壊れる。そう感じるほどの異常を、永遠に続く先頭を」
    「2着だ、2着でいろ、無茶をするな私!」

  • 26二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 15:38:16

    「ゴール板を駆け抜ける。あの影との差は4馬身、そして彼女はスーパーレコード」
    「初の敗北だが、不思議と悔しさは出てこなかった」
    「バグのような、エラーのような、存在しないはずの最速が、そこには立っていた」
    「それでもライブも行われ、チームでは2着の祝賀会が行われた」
    「あのウマ娘の存在を誰も疑問視しない」
    「ただ、あたしだけがおかしさを認識している。あれは本来そこにはいないウマ娘だと」
    「.....あのウマ娘は一体?」
    「あえてこのことはメモに残さず、忘れるためにメイドと初めて遊びに行き」
    「トレーナー室でメイドと一緒に布団に入った。そしてこのことは忘れることにした」
    「これも仕事ですのでって言ってくれて、少し心が落ち着いたよ。…そして最後に、寝る前に再確認した」
    「クラシックでも、グランプリレースを走りたい。だからダービーではなくオークスを選んだんだよって」

  • 27二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 15:53:04

    「次走も近く、練習はほどほどに体力回復に焦点を当て」
    「ついにやってきた宝塚記念。シニア級に入るには早すぎると言い切れるほどの時期」
    「なぜか、不思議なほど自由だ。今なら逃げれそうな気がする」
    「宝塚記念、阪神2200m、G1。前有利レース、いつもの終わり」
    「雑になったのは単純で、そうだね。夢の舞台かもしれないからだ」
    「客席を見る。いつもの通りだ。」
    「なら、いつもの通りに勝ってやろう。それでいい」
    「さて、何事もなくレースが始まりそうだ」
    「大丈夫、あたしは勝てる」
    「スタート!」

  • 28二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 16:03:07

    「あら、みなさまで遅れてまして?さて、逃げましょう」
    「え?1000m59.5秒?逃げウマ娘はどこいった!?」
    「もう周りは見なくていい、0.1秒でも早くゴール板を越えることだけを考えて走ってしまおう」
    「それでいい。確かにシニアのウマ娘たちは強い」
    「でも天性の時間感覚のみはあたしのものだ。孤独な時間は誰より長い」
    「そう、残り45秒。滅茶苦茶固まった馬群のその前にあたしの一人旅」
    「そう、あと30秒。異常な末脚がいないことを祈るだけ」
    「残り200m、半馬身以内で固まっているな」
    「大丈夫、あたしは先頭、理想ペースでいる。相手は外に回った分、あたしの方が末脚は残っているはずだ」
    「レースで一番強いのは、先頭で出す末脚だ!」
    「ゴール板を駆け抜けて、確信しながらみた掲示板、勝ったのは、あたしだ」

  • 29二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 16:12:09

    「宝塚制覇したよ!」
    「というわけでレース後終わりの祝賀会の時間になりました」
    「チームとしては初の宝塚記念制覇ということで盛大に盛り上がりました」
    「ダービーと有馬は数勝してるの何かがおかしいが気にしない方針でいきましょう」
    「G1勝つのだって、すっごい狭き門なはずなのだけどね」
    「ただ、夢のレースではなかったなと少し残念になった」
    「チームでは本人の意向で菊花賞行くか無理にしてでも凱旋門賞行くかで揉めている」
    「ではルーレットで10出したら凱旋門賞行ってやりますよー!仕方ないですね!」
    「夢に直接関わらないからと、ふざけて言ったのを後悔した」
    「ルーレットは綺麗に10で止まり」
    「その日にはプライベートジェットでフランスに送り込まれたのであった」
    「大丈夫ですとも!自室は完全再現しますし、食事は日本のものが食べられますから、じゃなくてね?」

  • 30二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 16:20:58

    「えーと現在パリロンシャン、凱旋門賞当日です」
    「絶賛雨季でしてね。雨がものすごい降っております」
    「かれこれずっと止まなくてですね。えぇ。」
    「つまり何が言いたいかというとですね、勝負にならないということです」
    「メイドは、回って帰ってこいと言ってました」
    「はい、あたしパリ旅行してきます」
    「あー滅茶苦茶応援してる記者さんごめんなさい、あたしは重馬場の練習をします」
    「勝負服も雨で滅茶苦茶だよー。毎回新品なのでいいのですけど」
    「でもゲートには入った。あとは体力が残っていれば頑張ってみよう、そうだね」
    「…すたーと」

  • 31二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 16:29:48

    「はい、レースは省略させてほしい。あたしに凱旋門賞は無理、15着」
    「ロンシャンを周りきり、なんとかレースを終わらせて」
    「そのあとある色々も終わって、そのあとメイドが抱きしめてくれた」
    「そう、あなたしかフランスには来ていないもんね」
    「レースとしては悲惨だったかもしれないけど、あたしだけじゃ、絶対海外行こうなんて思わなかった」
    「だから、チームに、あなたにありがとう」

  • 32二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 16:38:11

    「無事帰国し、次走は堂々有馬記念に決めていた」
    「足の問題なども一切なく、むしろ海外に行ったことで経験を積めたメリットしか残ってないレベル」
    「完璧だ、なんの問題もなくグランプリ連覇できるだろう」
    「あたしの今までの中で一番完璧、トレーニングもそつなくこなしている日々だ」
    「チームのみんなも有馬勝てるよと応援してくれるほど、間違いなく今が全盛期だって」
    「有馬記念、うまくいくといいな。あたしの夢も、叶うかな」
    「有馬記念の前日に、あたしはとある場所にやってきた」
    「チームの方に教えてもらっただけで、全く知らなかった空が綺麗に見える場所に」
    「綺麗だ」
    「久々に見たいい景色に思いを連ね、寮に戻る」
    「日記にはレースは完璧だっていう晴れやかな文と、夢が叶うかなって少し悲しい文を書いた」

  • 33二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 16:47:03

    「そんな調子で年末まで、完璧な体調で、この有馬記念にやってきた」
    「有馬記念は夢に一番近づくレースなんだ」
    「だから、どうしても出たくて……それで……」
    「客席を見渡す、そして熱い声援を聴く。あぁ、この熱気でも、そうか」
    「そしてあたしはゲートに入らず、メイドに向けてただ一言」
    「……競走中止をお願いするよ」
    「……

  • 34二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 20:53:54

    「そう、目が覚めたら病院だった」
    「病院の窓から見える景色は綺麗なソラで、隣を見れば美しい花と椅子と人が一人」
    「彼女はリンゴを剥きながら、目が覚めたことを喜んでいた」
    「あたしが眠っていたのはわずか数時間。今はまだ有馬記念当日の夜」
    「疲れ切った体に甘みと水分を入れるのと同時に、彼女は少しづつ話し始めた」
    「今回の競走中止の原因は今までの疲労とはまた別の、精神的?抽象的?なものらしい」
    「むしろ今まで何もなかったのが不思議、本来ならオークス辺りでウマソウル壊れているはず」
    「体には異常がないがその穴をどうしましょうと、そう言っていた」
    「そう、それじゃあせっかくなら少し休ませてもらおうかな」
    「そのままあたしは深く布団に潜り込む」

  • 35二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 21:03:48

    「お布団の中は幸せだ。ただ、消えたものが埋まるわけではなく、忘れるだけだ」
    「彼女は寝てる間にあたしの日記を読んだらしい。少しでも目が覚めるためのヒントがないかなと」
    「そしてどうやったら目覚めるかもある程度わかったようだ、日記に夢が書かれてたらしい」
    「あの日記の中は、憶えていない。憶えてないということは思い出さなくていいのだろう」
    「その後チームミーティングに行って、数時間後帰ってきた彼女はこうあたしに伝えてくれた」
    「あなたの人生、私が責任を取りますから、あと1年私に預けてくれませんか?って」
    「足りない穴をトレーナーとの絆で埋めようする、それだけだろうに」
    「ただ少し、違和感を感じる発言」
    「なんだか怖いと断ろうとしたら、メイドはこう言ってきた」
    「大丈夫、ビジネスライクですから!と」

  • 36二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 21:24:58

    「メイドから愛の告白のような発言にうなづいて数日後」
    「彼女は何事もなかったかのようにメイド兼専属トレーナーのようなことをしてくれる」
    「病院食の愚痴を笑顔で聞いてくれて、寂しさとか不安とか、全部受け止めてくれて」
    「ただ、最初からこうだったんだろうなって思えるような、そんな気がした」
    「だから変わったのは見えないところなのだろう、何をしているかあたしには何もわからない」
    「あたしが願った願いは一体、なんだったのだろう」
    「そんな考えるだけじゃ絶対閃かないようなことに頭を捻らせていると彼女がやってきた」
    「そう、それじゃあこれからローテを発表するよと」
    「レース自体はごく普通だった。年2戦は少ないとは思うが、大阪杯、有馬記念の2つだ。違和感はない」
    「ただ特殊なのはこれからだった。大阪杯は最後方から内差しをしろと。それだけでかなり無茶ははずだ」
    「そこから先、日記片手に青春を過ごせとのことそして中身は見るな、とのこと」
    「彼女は時間がないから急いで頑張ってね!とまたどこかへ行った」
    「あと追記でチームやめたからあたしたちで頑張ろうねって言ってたのも憶えてる」

  • 37二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 21:34:49

    「その後大阪杯まで二人きりで練習を行なった」
    「入学初日、もしあの時講習を受けてなかったら、多分トレーニング器具も使えなかっただろう」
    「今までどれぐらいチームに支えられてたかを思い返す」
    「トレーニングも、今まで通りが限度。彼女曰く、大阪杯まで頑張ればなんとかなる」
    「本当にそうなのか、それは多分未来になるまでわからないのだろう」
    「病院から帰って久しく、ようやく寮に帰った時」
    「同室のあの子の心配した顔はそれはもうすごいものだった」
    「さぁ、心に空いたこの夢に向けて無茶して前に進んでいる。これでいいのだろうか」
    「ただあの日のメイドはどこか信じれる声をしていた」

  • 38二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 21:42:52

    「そうして、なんとか迎えた大阪杯。阪神2000mのG1」
    「彼女が言うには最後の勝たなければいけないレース、全力で立ち向かえと」
    「そもそもこのレースも先行有利のレースである」
    「ただ、このレースであたしは最後方から内差しをしなきゃいけないらしい」
    「あぁ、厳しいな。そう思うよ」
    「そもそも、なんでこんなことをしなきゃいけないのかわからない」
    「でも一度信じるって決めたなら、やるしかないよねとあたしは思うよ」
    「ふぅ、さてここは通過点。勝たなきゃいけないのよ」
    「栄光や軌跡よりもはるかに大事なあたしそのもののためにね」
    「ふぅ、勝負服はうん。いつも以上に綺麗だね」
    「さぁゲートに入って」
    「スタート!」

  • 39二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 21:49:15

    「さて、わざと出遅れた。現在一番後ろ。ラスト500mで15人抜く」
    「そうだから最初1500mは一番後ろをスリップストリームで進むだけ…」
    「あと少しで500m、15人、内で差し切る。道があるわけ」
    「……」
    「自分の絶望に呼応してか、俯きを頷きと捉えたか、何かどうかはわからないが」
    「そう、まるであたしがあたしじゃないかのような感覚に襲われた」
    「白濁する中で、意識の連続性が消えないように全力で前を見ようとする」
    「そうして目を開けた先には、ゴール板にまで届いている光の一筋があった」
    「なぜか誰も走っていない最適ルート、なぜか自分が通れるだけのスペースがあるルート」
    「それが一筋の光として映し出されたように見えた」
    「あぁ、これがあの」
    「あたしがあきらめ見れなかった。ついぞ消えたあの夢の先」
    「慣れない中、駆け抜けたゴール板の先には、あたしの一位が映っていた」

  • 40二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 21:56:02

    「レース後、ライブを華麗にこなしたあとメイドの元へ向かう」
    「さぁ、終わったよ。次は何をすればいい?」
    「信じよう。彼女を信じて有馬記念に向かおう。そう思わずにはいられなかった」
    「と、思っていたのだが」
    「レースが終わって部屋に戻ると、すぐにメイドに日記を手渡され」
    「あとは日常を日記と共に、ごゆるりお過ごしください」
    「ただそれだけ伝えて、無責任にあたしを捨ててメイドはあたしを置いてどこかへ行った」
    「大阪杯の動画が、なぜかうまく見れなくて困ったのに何も教えてくれないし」
    「寮に帰ったあとは、ぐったりとソラをながめ、メモを取り寝た」

  • 41二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 22:10:51

    「そして、半年以上もの長い時間」
    「この時間はとても長い時間だろう。あたしは時間を正式に測れるほどに、時間が長く感じるタイプなんだ」
    「練習などない日常の1ページ、これを長く取ることが大事で」
    「そしてそれが一瞬かのように流れるのが大事だと」
    「本来長くって、長くって、見るのが飽きてしまいそうなほどな日常だけど」
    「それが気づかないほど短く描かれて……」
    「ここまできたらあと少し」
    「ここまで付き合ってくれてありがとう。あと少しだけだから」
    「そう、明日は有馬記念。私の夢は……」

  • 42二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 22:14:33

    「有馬記念、中山2500m、最後の直線は短いことや外枠が勝てないことでも有名」
    「ただ、そんなことはどうだっていい」
    「そう、ここなんだ。あたしは海外に行けたから例外を知っているが、大抵は」
    「ここが物語の終わりだ」
    「誤解してたけどクラシック期の有馬に意味はなくて、シニアの有馬、ここが夢の終着点」
    「そう、日記に書かれていたことは誰かに会いたい」
    「誰かにレースを見てもらいたい」
    「いや」
    「君と勝ちたい」

  • 43二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 22:17:54

    「……ラストランは、見に来てくれたんだね。」
    お兄ちゃん

  • 44二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 22:19:01
  • 45二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 22:40:38

    申し遅れました
    このスレはあにまんウマカテ名作SSの1つである
    新入生の入学式を見に行ったら妹(ウマ娘)がいた
    の二次創作SSとなっています。

    元ネタを知らない方には「純粋な才能があるだけのウマ娘のお話」
    元ネタを知ってる方には「入学式で兄と会えなかったソラノメモリアのお話」
    として読んでいただけたら嬉しいです

    SS経験は少ないので拙い文にはなっておりますが、元ネタを知ってる人、一人にでも届けばいいなと言うことで描きました。
    供養になっていれば嬉しいです

    あとは本作の小ネタを語ったり、質問に答えたりしながら終わっていけたらなと思います
    ここまで見てくれた人がいるのなら、ありがとうございました。

  • 46二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 00:40:43

    小ネタ保守:彼女をツインテールにした理由はなんとなくCVを固定したくって、その結果とあるエルフに寄せたからです

  • 47二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 10:37:27

    せっかくいい話なのにライブの大発表と被ったせいで気づかれてなさすぎる
    もっと見られてほしい

  • 48二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 10:44:04

    言いたかないけどリーダビリティが酷すぎる、他人に読ませる気ゼロのチラシの裏に書いとけレベル

    >>47

    自画自賛の自演保守がんばってな

  • 49二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 18:05:53

    小ネタ保守:この作品を描くうえで一番重要視していたところは、どんな物語であろうが最後まで書き切るの一点のみです。元ネタ要素を無理に入れた自覚もあります。申し訳ないね

  • 50二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 18:26:17

    良し悪しの前に
    そもそも読み物として評価できるものではない
    ひっそりとネットの海に沈めておけ

  • 51二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 18:31:26

    読みづらすぎて最後まで読めなかったので公正な評価は無理です……

  • 52二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 01:17:39

    小ネタ保守:最初の絵は元スレのスレ画風に(ピースサインっぽいのも合わせて)、最後の絵はあのパフェの女と同じタッチで描きました。可愛いでしょ?

  • 53二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 02:55:55

    小ネタ保守じゃないんだわ そもそも読めないんだわ

  • 54二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 03:06:21

    まぁ思ったことを真面目に書くと

    誰が何を話して、今何をしていて、そしてどうなったか
    それら全てが把握しづらい
    場面の転換も唐突で頭の中に風景を呼び起こせない

  • 55二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 03:06:27

    セリフなのかどうかわかりにくいところとかある

  • 56二次元好きの匿名さん24/02/06(火) 03:08:50

    全文を分かりやすいようにしてくれってGPTにでも頼んだらどうだ?
    熱意が空回りし続けてるように見えるから何かに頼るってのもいいんじゃないか?

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています