昔は洋の東西問わず貴族がよく粛清されてるけど

  • 1二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 18:25:27

    日本は流刑で済む場合が多いよね

  • 2二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 18:40:49

    まあ流刑と言う名の実質死刑っていう気もするけどな

    平安時代とかだとマジで開拓も進んでない僻地に飛ばされるし、生きる環境としては超過酷だと思う

  • 3二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 18:42:18

    日本の中世以降の貴族階級は実質的に武士が埋めてるから普通に切腹やぞ

  • 4二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 18:43:42

    流刑って法の外の存在にするって意味もあるんよね

    はやい話こいつには人権ないからなにしてもいいよって扱いになる

  • 5二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 18:46:53

    菅原道真の追放も、子供の頃は「新鮮な魚がとれる地域に飛ばされたんだから、むしろ都より良くね?」なんて思ってたけど、色々資料とか読んだら単純に不便とか以前に『孤独』に一番苦しめられるんだな……って思うと道真に同情した

  • 6二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 18:54:03

    世界史全然わかんないんだけど貴族に対する粛清、処刑と言われるとフランス革命前後くらいしかピンとこないんだけど他に何かあったっけ?

  • 7二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 18:55:25

    平安時代前は普通に処刑もされてたんだけど薬子の変から保元の乱の間は貴族の処刑は忌避されてたんだよね
    ……ちなみに法皇に矢を射った某兄弟はそれでも死罪になりかけたんだが

  • 8二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 18:57:08

    江戸期の八丈島の宇喜多秀家でさえ前田や旧臣から援助してもらってたにも関わらず服がボロボロだったという有様だからな
    それより前の流刑なんてそれこそ死ぬより苦しい目だろう

  • 9二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 19:00:50

    >>4

    室町時代辺りは遠方の流刑地に連れていけるだけの支配力を朝廷も幕府も持っていなったから


    幕府「流刑地に行く途中でポーイ! みんな! この人には何してもいいよ!」

    野盗「ん? 今なんでもって言ったよね? ね?」

    流刑者「」


    みたいな実質処刑だったとかなんとか

  • 10二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 19:01:46

    後醍醐天皇「流刑ぐらいでは諦めん!!!」

  • 11二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 19:02:12

    >>4

    欧州で言うトコの「破門」に近いね

  • 12二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 19:02:16

    >>6

    ウラド3世とか中央集権化するために貴族を粛清してたはず

  • 13二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 19:03:03

    流刑、流罪も向こうの有力者と仲良くなる・気を遣われて庇護されたり知識人として慕われたりと運が良ければそれなりの暮らしもできたり
    まあ、そういったパターンは一部だけだが

  • 14二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 19:06:51

    >>13

    皇族とかだったらさすがに丁重に扱われたりするしね

  • 15二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 19:14:38

    源頼朝とか

  • 16二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 19:16:44

    隠岐島から再起した後醍醐天皇ってもしかしてヤバい?

  • 17二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 19:21:58

    >>6

    清教徒革命:絶対王政の国王チャールズ一世を処刑し共和派貴族の内乱で対立相手を粛正。クロムウェルの独裁体制になるも内部対立が収まらなかったので王政復古→立憲君主制へ

  • 18二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 19:23:55

    >>16

    もしかしなくてもヤバい

  • 19二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 19:24:29

    >>16

    「木を以て作るか、金を以て鋳るかして、生きたる院、国王をばいづくへも皆流し捨てばや」

    帰ってきたのはこんな時代です

  • 20二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 19:45:33

    >>12

    あー串刺し公!なるほど


    >>17

    そういえば習ったな…



    革命や政治体制の転換とかレベルとなると日本の場合は政治の実権はともかく天皇制が続いてたから武家同士のレベルでは戦の結果による滅亡や打首や切腹とかじゃない粛正に相当するものが発生しにくかったのかな?

  • 21二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 19:54:45

    >>10

    出たな不屈の魂

    お前マジで何でそんなにバイタリティ溢れてんだよ

  • 22二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 20:14:56

    >>20

    そうでもないさ

    関が原は戦いが終わった後に「お前三成派だよな?」で取り潰しや転封された大名家もある

    処刑や追放じゃなくて領地や権力取り上げるのも粛清だからね

    明治維新だと会津が藩ごと津軽斗南へ流刑されたのは政治的粛清といえる

  • 23二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 20:16:29

    >>22

    シベリア送りだって立派な粛清だしな

  • 24二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 20:21:43

    ロシアだとロマノフ朝の時代からシベリア送りだったり女性貴族の修道院送りだったり流刑も多い印象だな
    拷問史読むと進んだ国ほど公開処刑やら拷問が発展してる感じだったので娯楽需要が高いと処刑が多いのかな

  • 25二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 20:22:52

    >>22

    >>23

    なるほど!粛正=処刑とかのイメージだったけど

    領地や権力取り上げるのも粛清と言われたら結構日本でもあるな…?

  • 26二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 20:30:10

    そりゃ手を汚したくないってのと
    ワシならお付きの人いなきゃ死んじゃうーやからな

  • 27二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 21:31:04

    >>9

    室町時代じゃ流刑が決まった途端にその家に民衆が押し寄せて家の中がすっからかんになる(もちろん誰も止めない)とかってあったらしいね

  • 28二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 21:50:28

    流刑後の末路一覧

    1自然死
    →赦免されなかった場合に多い末路 普通は大抵こうなる(後鳥羽天皇・宇喜多秀家など)

    2赦免
    →後年に罪を許されて政界に復帰する場合もある(和気清麻呂・日蓮など)

    3暗殺・処刑
    →流罪の時点で政治的にはほぼ死んでいるため実はあまりないパターン(淳仁天皇・日野資朝など)

    4脱走
    →木っ端な罪人はともかく偉人となると滅多にない(後醍醐天皇など)

    5反乱
    →同じくレアケース(源為朝・後醍醐天皇など)

  • 29二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 21:52:48

    >>28

    後醍醐天皇…

  • 30二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 21:56:08

    流罪かーしゃあねーなー家臣たちと旅行でもすっかー
    とかやった奴がいるそうだな

  • 31二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 22:11:30

    >>28

    なんで名前が2回出てくるやつがいるんだ

  • 32二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 22:21:58

    海外の場合は流刑したらそのまま外国や不満勢力に取り込まれて反乱起こす可能性が極めて高いからな
    日本は国外とは没交渉だし下々は良くも悪くもお上に逆らって権力持とうとか思わねーしで流刑のデメリットがほぼない
    逆に狭い国内で権力者同士もだいたい血縁だから表立って処刑を言い渡すとギスりやすいというデメリットはばっちりある
    流刑なら建前上生きてるから実質処刑や粛清だとしてもまあなあなあにできるよね

  • 33二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 22:43:49

    あと、貴族層は知識人でもあるわけだから、あんまり粛清したり、追放したりしても国は回らなくなるのよ

  • 34二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 22:51:40

    天皇で初めて流罪になった淳仁天皇は

    脱走しようとする → 失敗 → 翌日に病死()

    という末路を辿ってる

    後に島流しになった崇徳天皇や後鳥羽天皇たちが何度も都に帰りたいと手紙を送りながらも
    脱走はせずにそのまま配流先で没したのは淳仁天皇の末路を知っていたから……なのかもしれない




    なお後醍醐

  • 35二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 23:04:00

    フランス革命は普通に処刑された方がマシだったみたいだな

  • 36二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 23:29:38

    流罪の待遇色々
    一口に流罪と言っても待遇については犯した罪の重さや配流者の身分によって様々に変わる
    ・大宰権師などの遠方の役職に就かされる
    →左遷に近い ただし政治の中心である都から離れるのは致命的な事態になりかねない 身分が高い人物に多い(藤原伊周など)

    ・遠方の名目上の役職に就かされる+給料なし+世話人なし
    →上記とほぼ同じだが給料もなければ使用人が付くことも許されない 緩慢な処刑と言える 身分が高いが重罪を犯した(とされる)場合に(菅原道真など)

    ・陸続きの遠方に追放される
    →島流しに比べればマシ ただし監視役は付く 身分がまあまあ高い人物に多い(源頼朝など)

    ・人が住んでいる島に流される
    →割とマシな島流し 世話人も付く 身分が高い人に多い(後鳥羽天皇など)

    ・無人島(もしくはそれに近い島)に流される
    →かなりヤバい 当然世話人もいない 身分が低い人に多い(俊寛など)

    ・配流先に着く前に死ぬ(殺される)
    →室町時代ではデフォ その前の時代政治的なアレコレで時々いた(早良親王など)


    ※例外
    ・配流先に宮殿が作られる
    →無実なのに何で自分から流罪になったの?という上皇限定の待遇(土御門天皇)

    ・配流先に家来と一緒に宴会しながら向かう
    →罪人の自覚ある???(佐々木道誉)

    ・配流先で半独立する
    →本当になにやってるの?????(源為朝)

  • 37二次元好きの匿名さん24/02/04(日) 23:55:14

    >>34

    崇徳帝は大魔縁になる話、現地で殺された話、わりと穏やかに暮らしてましたの3パターンあるからな

    崇徳帝の配流地周辺には、ここで殺されたって場所の名前も残ってたりする

  • 38二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 01:42:25

    >>34

    うるせ〜〜!!!!!知らね〜〜〜〜!!!!政権奪還

  • 39二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 01:48:46

    後醍醐はホンマなんなん……?

  • 40二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 02:22:49

    土御門天皇「父である後鳥羽院が遠流であるのに自分が京にいるのは忍びない。自ら申し出て土佐国に流される」

    これ言われた方はびっくりしてそうだね

  • 41二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 02:50:17

    >>11

    こういう「村八分」的な刑罰って中世的な価値観ならどこでもあるもんだねえ

  • 42二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 03:09:01

    たとえばファンタジーとかの都市国家みたいな世界観を想像して
    都市の内側では法も治安も行き届いているけど、塀の向こう側はモヒカン共がヒャッハーしている世紀末の荒野だったり、あるいは無垢の巨人が徘徊しているような世界で
    さて、この世界で「流刑」「追放刑」に処されたらどうなるでしょうかって話だよな

    裁く側としては死刑より気楽で終身刑より手間がかからない
    今よりも国家の枠組みが小さくて「ここは(実質的に)どこの国にも属さない“ただの土地”ですが」みたいな場所が存在した頃の合理的な刑罰

  • 43二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 03:20:40

    上で言われてるのに合わせると藤原伊周はゴッサムシティ町長になる…?

  • 44二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 03:31:36

    江戸時代初期はむしろ粛清の典型例じゃないか
    西欧は粛清というより単純に敵を攻め落としてるだけでは
    現代の国境に当てはめて考えてるから粛清に見えるだけで

  • 45二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 03:37:11

    >>41

    昔は禁固刑がなかったから。刑と言えば追放だったのよね

    ゲルマンの古法に「罪人たるは狼として追放すべし」とあって

    狼となった人間には人の法は適応されない

    これが狼人間の元ネタじゃないかという説もある

  • 46二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 03:44:17

    ほんで>>42みたいに追放されたら普通はもうおしまい、と思うところなんだが

    向こうの記録だと追放者や元から逃げてきたものが徒党を組んであちこち荒らしまわる

    なんてのも珍しくなかったそうな

    人間というのは社会的動物なんで、どんな危険な状況下でも「無法」にはならない

    マフィアやギャングがやたらルールにうるさいのもそういうこと

  • 47二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 03:49:36

    遠島になったのに泳いで帰って来るヤツとか居るのおかしくない

  • 48二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 04:30:09

    まあ世の中には津軽海峡泳いで渡ったりドーバー海峡単独往復する人もいるしな

  • 49二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 07:26:24

    流罪になってから記録から消える人物もちらほら
    例えば蘇我赤兄という人物は天智天皇と大友皇子の側近で左大臣という朝廷No2の実力者だった
    ……にも関わらず壬申の乱で敗北後に流罪になった後の記録が一切なくいつ亡くなったかも不明だったりする

  • 50二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 07:38:14

    土地持ちを取り込んだり追放したり滅ぼした大名の中央集権化がすすんだ戦国期なんかは粛清が多かったといえるかも
    いわゆる豪族を貴族階層と捉えるべきかは微妙だけど

  • 51二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 07:59:56

    粛清は有力者の力を削ぐために行うので平安以後の貴族のような実権や武力や領地を持ってない人間を粛清する意味あまりないしな

    そういうのが揃った武士はバンバン粛清してる

  • 52二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 10:42:37

    中華帝国での流罪は大抵現地で処刑されるイメージ

    たぶん>>32辺りが理由なんだろうけど

  • 53二次元好きの匿名さん24/02/05(月) 10:44:35

    粛清って政敵の処刑みたいな意味で使われがちだけど
    本来の意味は「悪いやつ (内通者とか) を排除する」程度の意味なんだよね

    だから敵対してる連中を役職から外すのも立派な粛清
    ただ役職から外したついでに処刑するケースが共産圏などで多すぎて粛清≒処刑みたいになってるけど

オススメ

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