- 1二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 16:21:58
- 2二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 16:29:38
ボーダーに居る時分本部の二階から飛び降りて三階から帰ってきた事がある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら、同僚の一人が冗談に、いくら忍田でも、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい。と囃したからである。
警察を呼ばれて帰って来た時、司令が大きな眼をして水の上を走ろうとして警察を呼ばれる奴があるかと云ったから、この次は呼ばれずに飛んで見せますと答えた。 - 3二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 17:25:40
太刀川の流れは絶えずして、しかも、もとの出水にあらず。
- 4二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 18:16:21
「親父はわらっていたよ。」
「有吾はかぷかぷわらったよ。」
「それならなぜ親父は最期にわらったの。」
「知らない。」 - 5二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 18:21:16
長いトンネルを抜けると玄界であった
- 6二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 18:29:05
私はまだ三十にもならぬに、濃い髪の毛が、一本も残らず真白になっている。
- 7二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 19:16:38
「今晩は」
すると、中では何かことこと音がしていましたがやがて、戸が一寸ほどゴロリとあいて、光の帯が道の白い雪の上に長く伸びました。
子狐はその光がまばゆかったので、めんくらって、まちがった方の手を、――お母さまが出しちゃいけないと言ってよく聞かせた方の手をすきまからさしこんでしまいました。
(手だけ……!?狐の手を囮に……!!)
(空閑の手を使わせてもらった) - 8二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 19:45:25
レイガストの柄へ薄緑色に輝く恐ろしい爆弾を仕掛けた奇怪な悪漢が私で、もう十分後にはあのレイガストが拾い上げられた手を中心として大爆発をするのだったらどんなにおもしろいだろう。
私はこの想像を熱心に追求した。「そうしたらあの村上先輩も粉葉みじんだろう」
そして私は雨と風が粗暴な趣きで街を包んでいる空を昇って行った。 - 9二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 20:30:08
ヒュースは遠くを見ながら言う
神の国のエリン家の上に
毎日出ている青い空が
ヒュースのほんとの空だという - 10二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 21:24:13
そこで考え出したのは、道化でした。
それは、自分の、狙撃に対する最後の求愛でした。自分は、狙撃を極度に恐れていながら、それでいて、狙撃を、どうしても思い切れなかったらしいのです。そうして自分は、この道化の一線でわずかに狙撃につながる事が出来たのでした。おもてでは、絶えず笑顔をつくりながらも、内心は必死の、それこそ千番に一番の兼ね合いとでもいうべき危機一髪の、油汗流してのサーヴィスでした。
(太宰治『人間失格』) - 11二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 21:31:29
吾輩は猫である。名前はまだ無い。
- 12二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 21:57:50
「春の夜明け、ヤバいな」
「ヤバいやろ。え?ヤバない?まずこの白くなってく山際の空がヤバいやろ」
「ヤバいっす」
「せやんな!紫がかってる雲が細くたなびいてるのとか見た?俺ふつうに感動してんけど」
「2万回見ました!」
「ウソつけ」 - 13二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 22:10:07
- 14二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 22:19:09
だれがエネドラ ころしたの?
わたし とミラがいいました
わたしの窓の影で
わたしがころした - 15二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 22:34:36
今は昔、ビル斬りの翁といふ者ありけり。野山にまじりて剣を取りつつ、よろづの敵を斬りにけり。
- 16二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 23:27:57
ある日
森の中
熊ちゃんに
出会った - 17二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 02:45:59
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- 18二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 10:32:24
このレスは削除されています
- 19二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 19:29:53
このレスは削除されています
- 20二次元好きの匿名さん24/02/13(火) 07:23:05
このレスは削除されています
- 21二次元好きの匿名さん24/02/13(火) 08:25:58
ユーマ「そうかそうか、君はそういう奴なんだな」
- 22二次元好きの匿名さん24/02/13(火) 12:26:23
私はKに向って加古さんといっしょに出たのかと聞きました。Kはそうではないと答えました。本部内で偶然スカウトされたから逃げ帰って来たのだと説明しました。私はそれ以上に立ち入った質問を控えなければなりませんでした。
- 23二次元好きの匿名さん24/02/13(火) 19:53:12
するとチビ共は、光る剣を、手の中に戻して、それから、今まで眺めていた死骸の首に両手をかけると、丁度、猿の親が猿の子の虱をとるように、その黒い角を一本ずつ抜きはじめた。角は手に従って抜けるらしい。
羅生門はそれっぽいワードが多いなぁ