- 1二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 22:01:59
「武天老師様! 今日こそトレーニングを!!!」
昼時。孤島に鳴り響く快活な声に、昼寝をむさぼっていた武天老師こと亀仙人はげんなりとした顔つきになった。
声の主は、若い娘。
身に纏っているのは、どこぞの学園の制服であろう。
何より特記すべきは、その女子生徒の頭部と臀部。
頭のてっぺんにはぴょこぴょこと世話しなく動く、馬のものによく似た耳があり、背後からはちらちらと、これまた馬のものによく似た尻尾が跳ねている。
もっとも、動物の特徴を有した人間などこの世では珍しいことではないのであるが。
「…なんじゃい。またお主か」
「はい!!!サクラバクシンオー、今日もやって参りました!!!」
サクラバクシンオーと名乗る娘は、なかなかに端正な顔立ちをしているし、スタイルだって都のアイドルに引けを取らない。
普段であればこういう「ピチピチギャル」には目のない亀仙人なのだが、彼女にたいしてはどこか苦手意識があった。
「じゃから、ワシは武術を教えるのであって陸上競技のトレーニングというのはだな…」
「おうちのなか、失礼しますね!!!」
「…聞いとらんの」
ずかずかと孤島の一軒家に入るサクラバクシンオーは、勝手知ったる他人の家。慣れた様子で屋内のクローゼットを引き開けると、中から橙色の武道着を取りだし、濡れた制服をポンポンと脱ぎ捨てて、それへ袖を通す。
サイズはピッタリ。かつての弟子のためにとっておいたものなのだが、まさかこのような形で日の目を見るとは。
馬の尻尾だって、その「かつての弟子」が大人になっても着用できるようにと設けた背面の穴から通せば、なんの問題もない。
「さぁ、武天老師様!!!早速トレーニングを!!!」
「…お主を弟子にとったつもりはないんじゃがのう…」
げんなりとした顔になった亀仙人だが、その反面、どこか楽しそうに口角が上がるのを自覚せざるを得なかったのだ。
こないだ「バクシンオーって亀仙人を武天老師様!って呼ぶの似合いそう」みたいな過疎スレ見て、ビビっときたので。
世界観とかそこんところは気にしないで。 - 2二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 22:03:17
亀仙人はセクハラしそうで嫌だなぁ。
- 3二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 22:04:12
亀仙人は最初はピチピチギャルで興奮するけど、根っこは常識人だからそのうちバクシンオーに振り回されるよ
- 4二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 22:11:26
結構ぐいぐいくる娘は逆に苦手だと思うの、亀仙人。
ロリ時代のチチににてる部分もあるし、サクラバクシンオー。 - 5二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 22:14:36
おいおい
爺さんの前でなんの恥じらいも無く着替えやがった - 6二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 22:31:58
3日休んで3日トレーニングそんでもって3日休む…そしてレースだ
今無理に鍛えもただ辛いだけだ、そんなのは修行じゃねぇ