Chocolate【ウンスキン+α・SS】

  • 1二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 01:00:59

    拝啓、ニシノフラワー様。立春の候、いかがお過ごしでしょうか。
    今日は二月十四日、恋人達とチョコレートの日です。甘くて苦いチョコレートに恋心を乗せて、大好きな人へ想いを届ける、それはそれは素晴らしい日ですね。
    フラワーにおかれましては、大得意なお菓子作りの腕を遺憾なく発揮している頃でしょうか。それとも、完成したチョコスイーツを意中の人に渡している頃でしょうか。さて、セイちゃんはと言いますと、一緒に暮らしてる意中の人と示し合わせてお仕事をお休みにしたので、朝からチョコをお伴に愛を語らったりしようかなー……などと思っていたのですが。

    「き・ん・ぐ♪ ハッピーバレンタイン! と言う訳で、愛しのセイちゃんにキングの愛情たっぷりチョコ、下さいな♪」
    「無いわよ」

    一つ屋根の下で愛を育んでいるつもりだったキングのびっくりするくらいの塩対応に、ちょっとだけ心が痛むバレンタインデーの朝でございます。

    「……キングが冷たすぎて悲しいのでセイちゃん今日は一日横になりますね」
    「そうはいかないわ。今日は貴方に手伝って欲しい事があるの」

    そう言って、何だか真剣味を纏った表情のキングはすっくと立ち上がり、台所へ。それに続いて台所にやってきたセイちゃんの瞳には、驚くべきものが飛び込んできました。
    ずらりと並んだ製菓用クーベルチュールチョコレート、無塩バター、生クリーム、小麦粉、純ココア、卵……。

  • 2二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 01:04:08

    「これって……」
    「チョコが無いとは言ったけど、正確には『まだ無い』と言うべきね。キングが選んだ一流のパティスリーを予約して貴方を招待しても良かったのだけれど」

    そこまで言って、キングはちょっとだけ顔を俯けて表情を隠し、次の瞬間こちらへ振り向きます。真っ直ぐに私を見つめる瞳と、少しだけ紅を差した頬の色がとても魅力的で、思わずドキッとしちゃいました。

    「一緒に作ってお互い送り合う、というのはどうかしら」

    学園にいた頃の、もうちょっと言うと一緒にターフに居た頃のキングなら、多分もう少し照れ隠しの入った事を言ってたと思うんです。
    でも、キングは覚悟を決めた事に関しては、そんな遠回りはやめて、目を逸らさず真っ直ぐに勝負を仕掛けてくるんです。ベッドの中で私を抱き寄せて、卒業したら一緒に住もうって言った時もそうでした。
    そんな事をされると、いつものセイちゃんならパッと思い付くキングをからかう言葉も、お誂え向きのイタズラっぽい笑顔もどこかへ引っ込んでしまって。

    「……じゃあ、キングとセイちゃん、これが初めての共同作業、って事で」

    ほっぺをちょっとだけ赤く染めて、どうにも照れ隠しが出来ない私の様子に、決まってキングは真剣な表情を緩めて、こう言うんです。

    「おばか」

    一流の微笑みって、きっとこういう表情の事を言うんだろうなって、今日も今日とて思います。あるいは、惚れた弱みというヤツなのでしょうか。

  • 3二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 01:09:09

    『ケーキ作りに限らず、お菓子作りの基本にして一番大事なのは計量です』と、二人してフラワーと、時々フラワーのお手伝いに来てくれたフラッシュさんにトレセン学園在籍中に厳しく指導されたのもあって、今や引き出しからすぐに取り出せるデジタル計量器は大事な大事なパートナー。
    キングと手分けをして、それぞれ必要な材料をボウルやお皿に分けて量っていく。

    「スカイさん、ボウルをもう一つ取って貰える?」
    「ほいよー」

    私がチョコレートとバターを計量している間に、キングが卵を黄身と白身に分ける。自称卵焼きが精一杯だった頃に比べたら、キングの手捌きは今や見惚れる程の鮮やかさだ。
    グラニュー糖は、黄身と白身でそれぞれ使うので二つに分けて計量。小麦粉と純ココアは一緒に粉ふるいにかけるので、計量したら纏めておく。湯煎用のボウル、ゴムベラ、ミキサー等々、道具も揃えて、準備完了。
    さて、ここからが本番。スイーツ作りは、慌てず、焦らず、レシピ通りに。これも、フラワーとフラッシュさんの大事な教え。

    「チョコレート、お願いして良い?」
    「んじゃ、ミキサーの方はお任せしちゃいますね」

    チョコレートとバターを湯煎にかければ、台所一杯に濃厚なクーベルチュールチョコレートの香り。恋心の香りを楽しむ傍ら、卵黄とグラニュー糖を白くなるまでミキサーで混ぜる。泡立て器でも良いけれど、ここはテンポ重視でミキサーを登用。

    「こっちは良いわよ、スカイさん」
    「ん、後もう少しだけ……」

    フラッシュさん曰く、焼き菓子に限らず、スイーツは本来混ざり合わないモノ同士を絶妙なバランスで混ぜ合わせるからこそ素晴らしいスイーツとして完成するのだそう。
    例えば今の湯煎みたいに、溶け残りのチョコレートがあったり、溶けてないバターの塊が残った状態で先の工程に進んでしまうと、必ずどこかで何かが崩れ、そのお菓子は失敗しまうのだそうだ。

  • 4二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 01:15:04

    チョコレートとバターがしっかり溶けて混ざり合った事を確認したら、キングがやってくれた卵黄の方に溶かしたチョコを流し込む。
    ボウルにチョコレートが残らないよう、ゴムベラで綺麗にチョコレートを掬っていく。

    「キング、ミキサーちょうだい」
    「ええ、メレンゲは任せるわ」

    さて、お菓子作りはテンポも大事。キングがチョコレートと他の材料を混ぜている間に、こちらはメレンゲ作りに取りかかる。一人でも作れるが、二人居ると作業分担が出来るのが強みだ。
    手早くホイッパーを洗ってもう一度使えるようにしたら、早速卵白にグラニュー糖を加えてミキサーにかけていく。グラニュー糖は何回かに分けて加え、メレンゲにムラが出来ないようしっかりと全体を泡立てる。ミキサーを止めて持ち上げた時、ピンとツノが立ったら、メレンゲ完成。

    「スカイさん、オーブンはどうかしら?」
    「ほいほい……お、余熱完了。いつでもいけるよ」
    「分かったわ、すぐに行くからオーブンを開けて頂戴」

    チョコレート生地とメレンゲをムラ無く混ぜ合わせたら、ケーキ生地、完成。後は生地を型に流し込んで、160℃に余熱したオーブンにお任せ。
    熱気が溢れ出る扉を閉めたら、まずはふうと一息、キングと顔を見合わせる。

    「お疲れ様、こうして見ると、お菓子作りも大分様になってきたわね」
    「そうだねぇ……やっぱり先生が良いからかな?」
    「何言ってるのよ、貴方も生徒の一人でしょう」
    「にゃはは、確かに」

    イタズラっぽく笑って見せれば、キングの表情も嬉しそうに綻んだ。こうして見ると、お互いエプロンと三角巾がよく似合うようになったものだと、しみじみ思う。

    「片付けたら、お茶にしましょうか。お湯を沸かして貰える?」
    「仰せのままに」

  • 5二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 01:23:48

    お菓子が焼き上がるまでの時間は、ケーキの種類にもよるけれど、それなりに長い。二人で使用したボウルやらお皿やらの洗い物を済ませるには、十分な時間がある。

    洗った器具の水気を取って、一通り片付けが済んだら、紅茶を淹れてしばし談笑の時間。
    話題は、キングがデザインコンペを兼ねたファッションショーに送り出す春の新作衣装の話や、そのランウェイで私が着るために誂えている服の話。
    季節の話に移ると、義理や本命、はたまた自分用と言った最近のバレンタインデー事情の変化について、もう少し先取りしたら、ホワイトデーには二人でどんなお菓子を作るかの相談も。
    そして、春が来たらまた皆でお花見に行きたいという話。今度は二人と、フラワー達も誘ってお弁当を持ち寄るのも楽しいかもしれない。

    トゥインクル・シリーズを走っていた頃はそんなに気にしていなかったけど、目まぐるしく変わる世間の流れに目を凝らし、四季の移り変わりを感じながら、暮らしのリズムを少しずつ変える事も大切だと、今にしてしみじみ思う。
    卒業して社会に出て、季節との付き合い方が重要な服飾の世界に居るならば尚更だ。
    かと思えば、時には何もかも全部放り出して、身も心も全力でサボらせる事も忘れてはいけない。そうして皆が皆、一生自分で自分を調整していかなければならないのだから、まったく、キングから見た私で無くとも世話が焼ける話だ。

    紅茶の香りと共に話に花を咲かせていると、キッチンタイマーが私達を呼ぶ音がした。いそいそとオーブンからケーキを取り出すと、甘く濃厚で、それでいて少し苦い愛の香りが台所いっぱいに広がる。
    キングとセイちゃん初めての共同作業、ガトーショコラの完成だ。
    私達は、しっかりと膨らんだガトーショコラを前に、お互いの掌を打ち鳴らして、二人のバレンタインデーを祝うのだった。

  • 6二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 01:32:02

    その日の夜は、少し早めに夕食を済ませ、デザートを兼ねて二人で作ったガトーショコラを切り分ける。黒く重厚なホールに粉糖でお化粧したら、ふんわりと甘く仕上げた生クリームをお伴に添えて。
    一口食べれば、チョコレートの濃厚な味と香りが一杯に広がって、私達を幸せな気持ちにさせてくれる。

    「……ふふ、美味しい。私にはちょっと苦いけど、粉糖と生クリームと一緒に食べると凄く良い感じじゃない?」
    「ええ、上出来ね。これならフラワーさんにも太鼓判を貰えるかしら」

    偉大な師に教えを受けて完成させたガトーショコラ。立派に完成したそれは、二人がこれまでに培った経験の賜物だが、美味しく感じる理由はそれだけでは無かった。
    私は、一口分をフォークで切ると、生クリームをたっぷり乗せて、キングの目の前に運んだ。

    「はい、キング。あーん♪」
    「ちょっと、急にどうしたのよ」
    「やだなぁ、キングが言い出したんじゃありませんか。『バレンタインのスイーツ、一緒に作って送り合おう』って」
    「……そう、だったわね」
    「だからほら、あーん♪」

    私の言葉で気付いたのか、キングはほんのりと頬を染めると、おずおずと顔を出し、私の差し出したガトーショコラを口に含んだ。幸せそうに味わって食べるその姿は、恋する乙女のようで。

    「……美味しいわ、甘くて、濃厚で」

    そう言って嬉しそうに微笑んだキングに、私の顔も熱を持つ。目の前にいる恋人に向けている私の顔は、あの時好きだと言ってくれた表情のままでいられているだろうか。
    不意に、私の目の前に一切れのケーキが差し出される。目線を戻すと、キングが変わらず嬉しそうに微笑んで、私に一口分のケーキを向けている。

    「お互いに送り合うんでしょう? なら、キングの愛情の証を受け取る権利をあげるわ」

    どこか懐かしいフレーズに、私の頬が緩む。甘くて、濃厚で、少し苦い愛情の証。一緒に想いを込めて作ったそれを、私は自信の口でしっかりと受け取るのだった。

  • 7二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 01:41:31

    ……と言った感じで、バレンタインデーにキングと作ったガトーショコラは大成功を収めたのでした! フラワーに教わったスイーツ作りは、今でもセイちゃんとキングを甘ーく幸せにしてくれています。
    思えば、あの時バレンタインのお菓子作りを大失敗した所をフラワーに見つかって本当に良かった。途中からフラッシュさんも加わって、徹底的にセイちゃん達を鍛えてくれましたね。あの厳しい日々が無ければ、今セイちゃん達はどうなっていたか分かりません。本当にありがとう、フラワー。

    あ、もしかして今、惚気てるって思った? セイちゃんとしても、近況報告がこんな話ばかりで申し訳ない気持ちはあるのです。
    あるのですが、この手の話をちょっとでも醸し出すと『惚気デース! マンボもそっぽ向く甘さデース!』だの『セイちゃんは白無垢ですか? それともウェディングドレスですか?』だの『二次会の会場は任せてね!』だの、愉快な同期達が我先にと私達をイジりに来てしまうので、いつも微笑みながら私達の成果を聞いてくれるフラワーにはついお話してしまうんです。その代わり、フラワーがこの手のお話をしたくなった時はセイちゃんとキングがいつでもお付き合いします。
    もう少しして桜が咲いたら、また一緒にお弁当を持ち寄ってお花見に行きましょう。その時までは、どうかお元気で。

    敬具


    LANEに送られて来た近況を告げる手紙風のメッセージと立派に完成したガトーショコラの写真を瞳に写し、フラワーは嬉しそうに微笑んで、それから感慨深く溜め息をついた。瞳を閉じれば、在りし日の事が鮮やかに蘇る。

    バレンタインデーに手作りのお菓子を作ろうとして失敗した所に居合わせ、スカイとキングにお菓子作りのなんたるかを、チョコレートコンテストの縁で仲良くなったフラッシュと共に徹底的に説教し指導した日々の事。
    そして、一緒にバレンタインのお菓子を完成させると共に、自身の胸に秘めた想いが叶わないと知ってしまった時の事。

    甘くて苦い、チョコレート。フラワーが用意していた隠し味は、そっと胸にしまっていた淡い想いの欠片。
    もう届く事のないラブレターを、夕陽に透かしてみる。胸の奥から、瞳から、想いが溢れて止まらなかった。
    甘くて苦い、青春の思い出。

  • 8二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 01:52:15

    「フラワーちゃん? どしたの?」

    不思議そうに尋ねる声に、フラワーの意識が現実に戻る。その声に応えようと口を動かす前に、訪ねた声の主がフラワーのスマホを覗き込む。

    「あ! コレってガトーショコラ? フラワーちゃんがいつだったかバレンタインの時フラッシュさんと教えてたヤツっしょ? 懐かし~……つか、待って。ヤバ、コレめっちゃ美味しそうじゃね!?」

    送られてきたメッセージと写真を見て、嬉しそうな笑みを浮かべて楽しげに話し出したその人に、フラワーもまた笑顔と共に応える。

    「そうなんです、今でも二人で一緒にお菓子を作って、その写真をこうしてメッセージと一緒に送ってくれるんですよ。あの時、フラッシュさんと、お二人と一緒に色んなお菓子を作れて、本当に良かったです」
    「そっかぁ、なんつーか、永遠のズッ友って感じでめっちゃ良いじゃん。チケゾーさんがこんなん聞いたら絶対マジ泣きするわー……なんかコレ見てたら、あたしもスイーツ食べたくなっちゃったなー」

    耳をピコピコ揺らして物欲しそうな顔をする彼女を見て、フラワーは両の腕にグッと力を込めた。

    「それじゃあ、私達も一緒に作っちゃいましょう! 素敵なお菓子を作って『私達も一緒に作りました』ってお返しに写真を撮って送るのはどうですか?」
    「それ、めっちゃ良いじゃん! そうと決まったら、やるっきゃナイっしょ!」

    嬉しそうな笑顔が、眩い太陽のようにフラワーを照らした。
    キラキラと輝くこの笑顔とずっと一緒にいられたら。フラワーの心に、淡い想いが宿る。

    「つー訳でフラワーちゃん、あたしにもスイーツ作りのコツ、教えてくんね?」
    「勿論です。一緒に頑張りましょうね、ジョーダンさん!」

    甘くて苦い思い出をしまったアルバムを閉じて、LANEに返信を送る。二人の幸せが、ずっと続くようにと祈りながら。その指先には、今も大好きな花のネイル。

    「準備いーい? んじゃ、まずは買い出しからって事で、よろ!」
    「はいっ! 最高のスイーツにしましょうね!」
    「ウェーイッ♪」

    フラワーは、スマホの向こうの二人に負けない程のスイーツを完成させようと決意した。ふんすと気合いを入れ、ジョーダンと共に街に繰り出して行くのだった。

  • 9二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 02:01:56

    以上です。ありがとうございました。

    バレンタインデーに間に合わせるつもりだったのですが叶わず、盛大に出遅れました。去年も似たような事をやらかしたのに成長しません。
    甘くて苦いガトーショコラ、イメージよりはずっとバレンタインデーの手作りスイーツにオススメのお菓子だと思います。

  • 10二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 02:13:24

    チョコを食べたわけでもないのに無性に口の中が甘ったるくてほろ苦いな
    マスター、ブラックを一つ。あっさりめで頼む

  • 11二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 02:43:42

    切なさが染みるけど、前向きなエンドで良かった
    ジョダフラも良いぞ(小声)

  • 12二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 06:42:58

    甘さも味わう…苦さも受け入れる
    両方やらなくちゃならないのがSSの辛い所だな

  • 13二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 08:40:45

    わァ……ァ……甘々で終わるかと思ったら切なさが一気に来た……
    このほろ苦さはきっといつか素晴らしい思い出になる

  • 14二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 09:04:12

    こういう「想いが実らなかった先での新しい関係の芽生え」は容易く俺を壊す
    幸せになってくれ…

  • 15二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 14:33:29

    "甘くて苦いチョコレート" シンプルだけど色んな想いが込められてて素敵なフレーズよね
    キンセイとフラジョダに幸あれ

  • 16二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 21:21:46

    皆様、読んで頂きありがとうございます。


    >>10

    今回のバレンタインデーは甘いだけでは無いお話になりました。

    チョコレートの苦さが染みるのも大人になるという事なのかもしれません。


    >>11

    私がお話を書く以上は苦いままでは終わらせません。

    イベストで悩むフラワーに自分なりに考えて寄り添うジョーダンが暖かくて好きです。

    お花のネイルするサポカイラストは良いものですよ……。


    >>12

    甘いSSがあれば苦いSSも次々を誕生する、ここは素晴らしいSSの宝庫ですね。

    私は甘さ寄りですが、苦さをスッと書ける人は凄いと思います。


    >>13

    セイちゃんとキングが一緒と言う事は……というのは前々から書いてる時心の片隅にありました。

    大人の階段を上って、振り返ればきっと、その日々は輝いていると思います。


    >>14

    ジョーダンは思いやりのある子なので、元気の無いフラワーにそっと寄り添っていたのかもしれません。

    優しい二人には、きっと幸せな未来が待っています。


    >>15

    シンプルかつ色んな意味を読み取れる素晴らしいフレーズだと思います。こういうの生み出すプロの人ってすごくすごい。

    皆幸せになって……。

  • 17二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 01:02:45

    キング:甘くて濃厚 セイちゃん:甘くて濃厚で、少し苦い 
    フラワー:甘くて苦い
    一見全部チョコレートの味の感想なのに恋心という要素を加えて読むとなんか上手く説明できないエモさと切なさがすごくすごい
    フラワーがセイちゃんの惚気を微笑みで聞けるようになったのは、ジョーダンのおかげもあるんだろうな……

  • 181(16も1です)24/02/17(土) 09:59:09

    >>17

    ありがとうございます。個人的に、恋心の表現として色んな意味でハマるバレンタインとチョコレートの組み合わせはすごくすごいと思います(語彙)。

    ギャル達とお出かけしたり、一緒にネイルをしたりと、フラワーを元気付ける為に色んな事をしてると良いなと思います。

  • 19二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 21:13:50

    良作をありがとうございます…

  • 20124/02/17(土) 23:30:18

    >>19

    ありがとうございます。

    これからも良作と言って頂けるよう精進します。

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