- 1設定衆22/01/17(月) 19:42:26
ルディが女の子だった場合の無職転生を妄想するスレです。
※キャラクターに対する過度に暴力的な曇らせや、曇らせのための原作キャラの極端なクズ化は、虐待スレやキャラヘイトになるので、なるべくそのキャラが好きな人が見てもあまり不快に思われないように常識の範囲でお願いします。
>>190は次のスレ立てをお願いします。
※次のスレを貼る人はこれをテンプレにして下さい。
↓前スレ
https://bbs.animanch.com/board/297479/?res=55
- 2設定衆22/01/17(月) 19:43:08
ルディ子(名前ルーディア、ルディア)
・小さい頃はちょっと生意気で小賢しく口が回った
・エリスとの初夜でアルスとクリスがいるシングルマザー
・妊娠しやすい呪子
・男性不信の男性恐怖症
・子供たちを温めるための火属性や水属性が得意
・低身長巨乳(149くらい…?)
・14歳からずっと母乳が出ている
・もしかして*よわよわ…?
・ジュリのことを子供のように想っている
・ノルンやアイシャにお母さんみたいに振舞っているが誰もいない時ゼニスに甘えている
・ナナホシにも甘えられてる
ルディ呪子概念
・妊娠しやすい。出産までの期間が早くなる。
・生まれた子供は膨大な魔力や、強い力を持つ
・子供への愛情が強くなる
・ずっと若々しい見た目、寿命は人族と同じ
・妊娠している子供の安全性が爆上げ
・出産時肉体活性化
AIの呪い
・子供の成長が早くなる
・子供が呪い子になる
#二次創作 #恋愛 【TSルディネタ】我が子【※エリスファン閲覧注意】 - 02 インテンシティの小説 - pixivエリスの子だ。 たった今、俺の中から生み出された二つの命を見てそう感じた。 顔を真っ赤にして、割れんばかりの声で力強くなく赤子。そして二人の深紅の髪がエリスとのつながりを否応なしに感じさせた。 女としてこの世に生を受け、初めてこの身をささげようと決めた相手、エリス。 だが、エリス...www.pixiv.netここだけルディが女の子だった世界線SSまとめ(許諾もらえたもののみ) Wiki*wikiwiki.jp - 3限界22/01/17(月) 19:46:25
建て乙
- 4設定衆22/01/17(月) 19:46:50
絵からで!!
あとアシタカさん、残業で疲れたルディ子! - 5ssアシタカ22/01/17(月) 19:47:27
限界ニキネキの絵大好きだから先に絵見たいです!
- 6限界22/01/17(月) 19:47:35
- 7変態の同胞22/01/17(月) 19:47:37
コテハン集会状態!
- 8限界22/01/17(月) 19:48:08
- 9二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:48:11
- 10ルディ子の髪留め22/01/17(月) 19:48:27
あれ?ゾルダート編投げるなら今か?
- 11二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:48:47
守らねば…
- 12限界22/01/17(月) 19:49:05
頂戴♡
- 13二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:49:13
- 14二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:49:19
- 15二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:50:02
そこはまじでそうなのよね…
- 16ssアシタカ22/01/17(月) 19:50:40
- 17二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:51:04
- 18ルディ子の髪留め22/01/17(月) 19:51:37
私の世界線だとあんまり曇らせるつもりはないというか、
TSサラの話の時にゾルダートイケメンだよなぁから書き始めたから解釈違い起こしたらそれはそれで許して!
ゾルダートとの出会い(ゾルダート目線) - ルディ子スレに投稿していたSS+α - ハーメルン某スレの自作分まとめ 名前改編あり ルーデウス→ルディア エリス→エリオット シルフィ→フィッツsyosetu.org - 19二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:51:51
- 20二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:51:55
7巻読んでたら作者からお墨付き貰わなくてもゾルダートに慰められるまで死ななかったの奇跡だって分かるくらい追い詰められてたよな
- 21限界22/01/17(月) 19:51:57
- 22二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:52:45
そういやここまでゾルダート√語られてないな…?いや普通にあるんじゃね?あの後1番優しくしてくれた男でしょ?
- 23ssアシタカ22/01/17(月) 19:53:06
- 24二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:53:23
地獄の蓋の化身みたいなお方が破滅の大王みたいなこと言ってる…
- 25二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:54:04
骨指輪どころかヒュドラとか置手紙じゃないですかね
- 26二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:54:45
- 27二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:54:58
分かってないルディがルディだ!
- 28二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:56:20
倍とか年上だとしても(まぁ中身は私のほうが上ですし問題ありませんね)で幼妻ルート多いのがヤバイよね…
- 29二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:56:28
どうあがいても曇らせてくるの草
- 30二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:56:43
- 31二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:57:14
- 32ssを叩き込むアシタカ22/01/17(月) 19:58:11
- 33二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:59:10
おつかれ!ちゃんと飯食ったかアシタカ
- 34二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:59:18
- 35二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:59:33
失恋√か……しかも、きっと失恋後も自分と知られないように何かと手を回して世話焼くんだぜ?
- 36ルディ子の髪留め22/01/17(月) 20:00:07
ゾルダートと悪友幼なじみっぽく「お前とはそういう関係にはならねぇ」っていいながらふとした弾みになんか意識して、そのままラノアに行かないルートを開拓したくなるくらいにはゾルダートは夢女子力生成力が強い
なんなら、エリナリーゼに嫉妬するルディ子が見たい - 37二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 20:00:56
- 38二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 20:02:51
- 39二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 20:04:11
- 40二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 20:05:37
- 41二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 20:06:22
今は、お前が…強い!
- 42二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 20:06:24
- 43 22/01/17(月) 20:06:24
- 44二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 20:06:57
男性恐怖症が原因で、置き手紙?
勿論エリスと違ってきちんと伝わるよう書いて……あ、母親探すために自分から有名になってるから、逃げられないか。
子無しなら、「傷に付け込むような真似はしたくねぇ」で失恋。子持ちなら逆に面倒見そう……
- 45仁義なきラノア~会長の襲来編~22/01/17(月) 20:07:53
ここはルード傭兵団本拠地の中に用意されたノルンちゃんファンクラブの会議室。
今日、会議室はいつも以上の緊張感が支配している。
「みんな~遅れてごめんね?課題を出し忘れちゃった子がいて~」
そう、滅多にない会長の来訪、
ノルンちゃんファンクラブ会長にしてノルンちゃんの実の姉ルーディア・グレイラットその人である。
龍神の右腕としての活動や家の仕事、ラノアの非常勤講師としての仕事、彼女に課せられた使命はかなりの数に昇る、よって彼女は本来会長の座に相応しくない。
だが、彼女以外の者を会長にすることは会長の不安を煽る、彼女は知らないだろうがノルンちゃんファンクラブの前身はルーディア先生のファンクラブ(非公認)なのだから、そのルーディア先生を不安にさせるような事は絶対ご法度である。 - 46二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 20:08:12
一番安定してない時期!!
- 47ルディ子概念を深め隊22/01/17(月) 20:10:30
流れぶったぎってしまって申し訳ありません。
駄文の投稿を許してください。
「ふぁ。よく寝た~」
窓の隙間から入ってきた朝日に照らされ、私は目を覚ました。昨日は久しぶりによく寝られた。
「おはよう。アルス、クリス」
まだ眠っている子供達の頭を撫でようとして、手を伸ばし━━━━
「えっ?」
視界に入ってきた子供のように小さな自分の手を見てそんな声が漏れた。
「どっどうなって…」
内心の動揺からか思わずそんな声が漏れた。っていうかあれ?私の声なんかいつもより高くなね?
…というか今気づいたが、胸がなくなってる。そのせいか胸元がぶかぶかだ。
いや、ぶかぶかなのは胸元だけじゃない私の身は明らかにサイズの合っていない服に包まれており、全身がぶかぶかだった。
「まっまさか!」
とっそこまで考えたところで、ひとつの可能性に思い至った私は鏡をみた。
━━━━そこには、サイズの合っていない服を着ている六、七歳ぐらいの女の子が映っていた。 - 48ルディ子概念を深め隊22/01/17(月) 20:19:52
- 49二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 20:21:21
- 50仁義なきラノア~会長の襲来編~22/01/17(月) 20:21:45
「おはようございます会長!さぁ、これから会議が始まるのでこちらの席に!」
そう声をかけたのはノルンちゃんファンクラブ副会長にして実質的な会長のゴリアーデ、ラノア魔法大学の大多数の生徒から支持を得るまでになり、ルーディア先生からも信頼の厚い彼女以外に務まる仕事ではないだろう。
「いやーいつも悪いね~」
先生はたまに中年の親父のような言い回しをするが、それもまた人気の一つである、場の空気が一気に和む。
「会長!新しい即売会の予定です!」
「会長!今回の活動報告を……」
「「会長!会長!」」
先生はすぐに会員達に飲まれていくが、ゴリアーデの一声で場は一旦落ち着く、
正直、これからの予定とトラブルがなかったかを確認すれば先生の会長としての仕事は終わりだ。
先生は最初こそ意気揚々とここに来ていたが最近はここでのんびりと我々の活動を眺めて帰っていくことがほとんどだ。
先生は早くも手持ち無沙汰になり土魔術で人形を作り始める、今回の人形はゴリアーデのようで、手は止めないものの全員がチラチラと様子を伺い始める。
先生の作る人形はたまによく分からない作りになる、今回のゴリアーデの人形もなぜか制服が刺々していて髪が逆立っている。
意味不明だがなぜかカッコいいその人形は、ルーディア先生の職員机でも存在感を放つようになるのだろう。
「会長、お茶です。」
「ん~、ありがとう。」
先生はもう人形の方に夢中だ、一応小腹が空かないようにおやつや米の中に肉を入れた団子みたいなものも出される。
先生は人形を作る片手間にそれを食べて汚れた手を魔術で作った器の上で洗っている、本当に無茶苦茶だ。 - 51仁義なきラノア~会長の襲来編~22/01/17(月) 20:27:45
「というわけで次回のノルンちゃんグッズ制作での禁止事項はこれくらいに…」
会議も一通り終わる頃、先生も人形作りを一段落させ、汗を乾かそうと胸元に手を入れて魔術を使う。
空気が、凍る。
先生の会長としてのもう一つの仕事はこれだ、ファンクラブのルールを破りノルンちゃんや会長本人に嫌らしい視線を向ける者は粛清される。
先生の時折見せる無防備さはバカをあぶり出す一番の手なのだ。
「じゃあ次の即売会は私もいくと思うから、その時はよろしくね~」
「「「「お疲れ様でした!会長!」」」」
今日も何事も無く会長は帰っていく、だが、我々の仕事(粛清)はこれから始まるのだ。 - 52ルディ子概念を深め隊22/01/17(月) 20:28:31
>>49わかりました。続き書きます。アシタカさんと被るの怖いな、いつ投稿しよう?
- 53二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 20:28:59
俺このファンクラブ入ったら一日と持たない自信あるわ
- 54ssアシタカ22/01/17(月) 20:29:22
- 55二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 20:29:38
このファンクラブ何日持ちこたえられるかな…
- 56ssアシタカ22/01/17(月) 20:39:16
ルディ子先生の無自覚無防備というとんでもないデストラップを乗り越えられるものだけが先生と一緒に活動することを許される厳しい世界……
- 57ssアシタカ22/01/17(月) 20:45:10
- 58ssアシタカ22/01/17(月) 20:47:38
- 59二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 20:52:57
この人新年から働きすぎておかしくなってない?
- 60ルディ子概念を深め隊22/01/17(月) 20:54:04
>>47続きです。
「どっどうなってんの?」
━━━━朝起きたら子供になっていた。
そんな異常事態に直面して、私は混乱しきっていた。
なぜ、こんな状態になっているのか?元に戻れるのか?そんな事を考えながら頭を悩ましていると
「ふぁ、母さんおはよー」
「おはよー、ママぁ」
二人が目を覚ました。
ま、まずい。今の私の姿を見られたら、二人に朝起きたら知らない女の子がなぜか寝室にいるという恐怖体験をさせてしまう。
なっなんとかしなければ、そう思いながらも何もできないでいる内に二人と目があった。もう終わりだー。そう思っていると━━
「母さん?」
「あれ?ママ小さくなってる?」
そんな声が聞こえた。
「えっ?二人とも私が誰かわかるの?」
そんな私の問に対して二人は
「当たり前じゃないか。僕たちが母さんのことを間違えるはずないよ。」
「うん!ちょっとびっくりしたけどすぐママだってわかったよ!」
そう言ってくれた。
続き書くのに時間かかるんで、雑談とかssとか出しててください。
- 61二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 20:56:00
第六天魔王アシタカ概念
- 62へんたいのへんたい22/01/17(月) 20:56:39
- 63二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 20:57:53
了解ですー
自分も中々時間が取れないがまたSS書きてぇ… - 64へんたいのへんたい22/01/17(月) 21:00:53
宣伝はしりをのせるのわすれてた
ギリのとこだけ行こう
(・・・しちゃったなぁ)
エリオットを慰めるために迎えた初めては幸せだった、強く強く抱きしめられ、何度もわたしの体に興奮したエリオットに中を満たされ、気絶して目を覚ませばまた貪られる
何もかもをエリオットの色に染められて、どこまでも私を求めてくるエリオットに、自分がエリオットのものだと刻み込まれた
そう、わたしはいま私を乗せてすぅすぅと寝息を立てるすごくかっこいい男の子のものになったのだ
そうおもうと自然と口がにやける、顔が赤らむ、なんだか意味もなくぽふぽふとたくましい胸板をたたいてしまう
「ひゃあ!!」
なぜか急に快感が走る、というかこれは・・・
「ルディア」
「あ、その・・おはよう、エリオットぉ!?」
おしりを揉みしだかれる、と同時に私の中でむくむくと、その、エリオットのものが大きくなる
「なぁ、俺さ、もうそろそろ満足したから冒険に戻ろうって思ってたんだよ、ルディアの母さんも探して結婚報告したいしさ」
結婚!??!?いや確かにえっちしたんだからそういうことだけどというかそれならとめてとめてまたたてなくなる
「なに可愛いことしてんだルディ!我慢できねぇだろうが!」
「それわたしのせいってんひぃ!!」 - 65へんたいのへんたい22/01/17(月) 21:01:21
こっから先はR18だ(規約アウトだからのせれない)
- 66二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 21:02:10
- 67ssを叩き込むアシタカ22/01/17(月) 21:04:38
- 68へんたいのへんたい22/01/17(月) 21:05:38
アメスクさんにゃかてねぇや
- 69限界22/01/17(月) 21:08:07
- 70設定衆22/01/17(月) 21:08:29
サンクス!!!!ありがとうアシタカ!!
- 71限界22/01/17(月) 21:08:31
- 72二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 21:09:42
マジでお前さぁ(賞賛)
- 73設定衆22/01/17(月) 21:11:36
限界ぃ!!!!これ髪白くなるレベルのやつじゃねぇか!!!
このあと一人ぼっちになるの想像したらなんかこう、ふふ、下品だからやめときますね… - 74二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 21:12:11
- 75二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 21:13:08
みんなのSS力が強い…
自分もちょっと百合キスSS書こう、明日も仕事なんで途中までしか書けないないが… - 76ルディ子概念を深め隊22/01/17(月) 21:13:46
>>60続きです。
「うっうわーん」
二人の言葉に思わず私は泣き出してしまった。
「どっどうしたの母さん!」
「ママ!?どこか痛いの?」
いきなり、泣き出した私を心配して二人が近づいてきた。その様子に涙がさらに出そうになるが我慢する。
「だっ大丈夫。二人が私だってわかってくれたのが嬉しくって」
「ならいいんだけど…ていうか大袈裟だよ。」
「よしよし。なかないでママ」
クリスが頭を撫でてくれた。
その後、落ち着いた私は二人になんでこうなったかも、戻れるのかもわからないことも伝えた。
「ということは、しばらく母さんはその姿なのか」
「早く戻れるといいね。」
その二人の言葉を聞いて思い出したが
「仕事どうしよう。」
そう今日は仕事なのだ。どうする?こんな状態で仕事できるのか?でも、休むのも悪いし…
そんな事を考えていると━━━━
「いや、休みなよ」
「ママ働く気なの?」
そう言われた。いや、働かなきゃダメでしょそう思って反論しようとすると
「悪いけど、今の母さんは絶対に働かせないから」
「ゆっくり。休んでママ」
- 77二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 21:14:49
フォントに対してさぁ…編題に対しても内容がヤバすぎる
- 78二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 21:16:02
治癒魔術は偉大だなぁ
- 79一日のご褒美22/01/17(月) 21:17:56
「あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛~゛~゛疲゛れ゛た゛ぁ゛~゛」
正直舐めていた、非常勤講師なんだからそこまで無茶苦茶に仕事は入れられないと思ってたけど、私の無詠唱魔術の講座は異常な人気だった。
最後には教師までメモを取りに来る始末、無詠唱、どんだけ貴重なんだ……
珍しくアルスとクリスとも食事を取れなかった私は一人リビングで鍋に火をかけている。
「先にお風呂入れば良かったな……もう出来ちゃったから先に食べるしかないけど」
人間疲れていると順番を忘れるものである。
私は帰宅した途端二人の寝顔を確認したらリビングで夜食を作り始めた、机仕事と立ち仕事でヘトヘトの身体を完全に忘れて。
「うめぇ……食料輸入見直してくれたサイレントくん?ちゃん?が授業に来たらもう靴でもなめる自信あるよ…」
私は故郷の味である米や唐揚げのようなナナホシ焼きなどに囲まれて大満足だ。
…この鍋の出汁に味噌と醤油があれば完璧なんだけどな………
そんなことを考えながら空っぽの胃袋に懐かしの味を放り込んでいく、気づけば風呂の事も完全に忘れて眠りこけた私は、翌日エリナリーゼさんに正座させられた。 - 80ssアシタカ22/01/17(月) 21:19:24
- 81二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 21:21:31
これ、よくザノバ編行ったな……
- 82変態の同胞22/01/17(月) 21:22:18
速度がやばすぎてまとめきれないんですけど!?
昨日はやった直書きで生まれたのが多い・・・うれしい・・・ - 83二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 21:22:57
今日も新鮮な曇らせやってんねぇ
あにまん民は度し難いなぁ - 84設定衆22/01/17(月) 21:23:36
- 85ssアシタカ22/01/17(月) 21:26:25
- 86二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 21:27:13
だからなんで授乳させるんだよ!?
- 87設定衆22/01/17(月) 21:28:18
あぁ、まるでおふくろの味の味噌汁で返すなんてな…
- 88ssアシタカ22/01/17(月) 21:35:41
- 89設定衆22/01/17(月) 21:37:57
……いつ休んでるの?SSは仕事じゃないから休んでもいいのよ?
- 90二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 21:38:30
この人結局五本もあげるつもりなのかよ……
- 91薄めすぎたカ○ピス22/01/17(月) 21:40:06
- 92薄めすぎたカ○ピス22/01/17(月) 21:42:51
「ねぇルディア、その…今日は一緒に寝てくれない?」
……はい?なんだろうかこのご褒美展開?一緒に寝る?私をタ・ベ・テ♡みたいな話なんだろうか。いや、食べられるとしたら俺の方だったわ。あの猛獣エリスにパクリンチョされてしまうのだ。
「良いですけど…どうしたんですか急に?」
「ちょっと怖い夢を…ってなんでもないわよ!!」
怖い夢、か。そういえば子供の頃に弟が似たような事を言って俺の部屋に来たことあったっけ。ノルンやアイシャも一緒の家で暮らしていれば似たような事を言ってきたかもしれないな。
「良いですよ、でも朝起きたら胸の中に私の顔が収まっててもグーはやめてくださいね」
「わかったわ!」
本当にわかってるのか心配だが…まぁ良いや。
「それじゃあ久しぶりに一緒の布団で寝ましょうか、ふふ…」
「?何笑ってるのよ?」
「いえいえ、女子会というやつだなと思ったもので」
「ジョシカイ?」
「そう、女子会です。本当はお酒とかを飲みながら駄弁ったりする会らしいのですが私たちにはまだお酒は早いですね」
「そうね!」
そうすると駄弁ったりの部分がメインになるな、こういう会の鉄板ネタといえば…
「そうですね…まずはとっておきの怪談でも披露し「それはやめて」……ハイ」
ロアの町で初めて会った時より怖かった。油断をすればマウントポジションされる…。
「じゃ、じゃあなんの話をしましょうか」
「そうね!私は冒険の話とかしたいわ!」
「あんまり派手な話をすると今度は寝付けなくなっちゃいますよ…。そうですねエロいはな「冒険の話ね!」……ハイ」 - 93薄めすぎたカ○ピス22/01/17(月) 21:43:30
夜はふけていく。冒険の話、魔術の話、ルイジェルドから聞いた話。……家族の話。
色々話した。話し足りない事もあったがこれ以上は明日に響く。
「んぅ…ルディア…まだ話しましょうよ…」
「ダメですよエリス、明日の朝起きれなくなりますから今日は寝てしまいましょう」
エリスの背中をポンポンと軽く叩きながら同じ布団で横になる。こうしてやると弟はよく眠ったものだ。
「おやすみなさいエリス。今度は良い夢を」
ノルンとアイシャ、そしてみんなと無事に再会できたら、こんな風に夜を過ごせたら良い。そんな事を思いながら俺も眠ることにした。
「んがっ!?」
気持ちいい朝だ。剣の聖地にいた頃からそうだったが寒い所は寝覚めが良くていい。
それにしても昨日は私の日だったからか随分と懐かしい夢を見た気がする。あれはまだ魔大陸にいた頃だろうか。あの時は確かお父様たちの夢をみて不安で眠れなくなってしまったからルディアの部屋を訪ねたのだったか。色々話した内容はあまり覚えていないがとにかく安心して眠れた事は覚えている。
すー すー。
私の腕の中でルディアが寝息を立てている。安心した顔だ。昔は彼女から安心をもらうばかりだったが、今は少しくらい返せているだろうか。
「ん…ぐー…」
ルディアはまだ起きる気配がない、昨日激しくしすぎたかもしれない。今日はルディアと一緒に寝坊しよう。そう決めた私は再び布団の中に戻ることにした。
- 94薄めすぎたカ○ピス22/01/17(月) 21:46:02
- 95二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 21:50:12
Good文章で賞あげる
- 96変態の同胞22/01/17(月) 21:51:04
- 97ルディ子概念を深め隊22/01/17(月) 21:53:08
>>76続きです。
その後二人を説得してなんとか仕事にいこうとしたが、二人に阻まれそれは叶わなかった。
「わかったよ。仕事休む」
そう言うと二人はやっとわかってくれたか、と言わんばかりに息を吐いた。
正直気が引けるが子供達の必死のお願いを無視するのは忍びないので、仕事は休むことにする。
せめて家事だけはしようと、歩きだすが━━━
「母さん。もしかして家事やる気?」
アルスにそう言われた。
「もちろん。やるよ?」
「その身体で?というか休んでって言ったよね」
「?、仕事は休むよ?」
「あのね、ママ。私達はママに仕事も家事も休んでほしいんだよ?」
「えっ?ちょっちょっと待ってじゃあ誰が家事やるの?」
「エリナリーゼさんに頼めばいいでしょ。」
「いや、でもエリナリーゼさんに悪いし…」
私がそうごねていると、
「母さん。この際だから言うけど母さんはもっと周りの人に頼るべきだよ。」
「アルスの言うとおり!ママは頑張りすぎなの!」
そう言われた。私は混乱してしまうがそんな私を気にせず二人は続ける。
- 98ルディ子概念を深め隊22/01/17(月) 21:53:15
「母さんに頼りきりの僕らにこんなこと言う資格はないかもしれない、でも言うよ。母さんはもっと周りを頼るべきだ。」
「ママ。こんな時ぐらいゆっくり休んで?ママに何かあったら私もアルスもみんなも悲しいから。」
……何やってんだ私は。
こんな状態じゃ子供達を心配させるのも当たり前だ。
なのに無理に普段どうり動こうとして二人を不安にさせてしまった。
そうだ。二人の言うとおりこんな時ぐらい周りを頼ろう。迷惑かけた分は後で何か返せばいい。
そう思って私は二人に
「そうだね。助けてもらおうか。」
と言った。
こうして私の幼児化生活が始まった。
終わりです。こんな駄文にお付き合いくださりありがとうございました。
もしかしたら、続きというか幼児化ルディ子といろんなキャラの絡みを書くかもしれません。 - 99二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:00:07
- 100二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:03:27
ナナホシ来たな……
- 101ルディ子概念を深め隊22/01/17(月) 22:08:14
- 102二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:11:10
…のむの?
- 103二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:12:31
うわでた
- 104二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:17:10
授乳ナナホシが無敵すぎてすぐにスレが支配される
エリオットの復権派より強くないか - 105二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:18:13
- 106凡人に囲まれた凡人22/01/17(月) 22:18:16
なんか、調子に乗ってもう一作SS作ってきました。
クォリティはお察しですが。
まとめ可です。 - 107凡人に囲まれた凡人22/01/17(月) 22:18:43
『成人式 ヒロイン非TSルート』
―――母さま、相談があるのですが
「あら、珍しい。どうしたの、急に?」
―――シルフィに何か贈り物をしたいのです。え、えと、その苦手な火系統の魔術を上手に使えるようになったので……
「ふふふ、ずっと男の子だと思ってたことへのお詫びもしなきゃいけないものね」
―――そ、そ、そんな訳ないじゃないですかー!やだなぁ、母さまったら
「ふふ、そういう事にしておいてあげる」
―――は、話を戻しますと、ですね。私が貰って嬉しかったのは母さまの本と父さまの髪留めです。でも、そういうものは、その、値が張るでしょう?あんまり高い物をあげるのもどうかと思いまして
「じゃあ、女の子なんだし、こういうのはどうかしら?………」
―――あ、でも、それだと長持ちしないので、いや、あれが使えるかな?でも、知識もないし、いや、試してみる価値は……
「ル、ルディ……?あんまり凝ったもの作らなくてもいいのよ……?」
―――上手く行ったら母さまにも一つ作ってあげますね! - 108凡人に囲まれた凡人22/01/17(月) 22:19:26
****************
※シルフィ視点
「シルフィ姉さん、頼みがあるんです」
そう言ってボクの所にやってきたのは、ノルンちゃんとアイシャちゃんだった。
「頼み?」
「あの今度、私達の成人式のパーティーやってくださるじゃないですか?」
「うん、何か食べたい物のリクエストあったら遠慮なく言ってね」
「ありがとうございます、って、そうじゃなくてですね」
「私達もルディ姉に、何かお返しがしたいんです」
祝われる側だけではすまない、ってのはノルンちゃんらしい。でも、アイシャちゃんもか……ちょっと意外だった。
「あの、ルディ姉がここまで、私達の世話をしてくれた感謝したくて……」
「特に私は入学した時、ルディ姉さんに面倒かけてしまいましたし……」
ああ、そういうことか。確かにルディは必死に二人を幸せにしたい、って見える所、見えない所で頑張ってきたもんなぁ。それくらい二人にも伝わってるよね。
「で、二人で話したんだけど、あんまり金かけてもルディ姉は喜ぶどころか、嫌がりそうだって、ノルン姉と同じ結論になってさ……」
「うーん、そんなことないと思うけどなぁ。当日一緒に何か食べ物作る?」
「母さんが私達に台所使わせてくれるか分からないし」
「それに姉さんが長く使ってもらえるものがいいなって」
ふむ、長く使えて、金もかからないものか……確かに難しいな。でも、二人の祝いの席だし、彼女達が姉に何かプレゼントするって事も、二人へのプレゼントになるだろうか。
金がかからず、長持ち、長持ち……思い出した、ボクが女の子だって分かってもらえてから、そんなに経ってない時のこと、転移事件で失くしちゃったけど、ルディから貰った大事な贈り物。
作り方はざっくりとしか教えてもらってないけど、そこら辺はロキシーに助力を乞うとして……
「ねぇ、ノルンちゃん、〈氷結領域〉使えたりする?」
「えと、まあ、学校で習いましたけど……」
「よし。それからアイシャちゃん、家庭菜園にさ……」
「あるけど、何に使うの?」
二人のきょとんとした顔を見て、ボクは笑みを浮かべた。
- 109凡人に囲まれた凡人22/01/17(月) 22:20:42
ルディ視点
アイシャにあげたミグルド族の首飾りはしっくり来なかったみたいだったが、ノルンにあげたパウロの胸像はイヤゲモノにならなかったようでひとまずは安心した。
とりあえず、皆がプレゼントを渡し終えてパーティーも終わりとなった所でノルンとアイシャが私の前にやってきた。
「……えと二人とも?」
「ルディ姉、私達もルディ姉にプレゼントあるんだ」
「えー、私とっくに成人してるんだけど……?」
「そうじゃなくて!」
ノルンが大きな声を上げた。
「私引きこもった時にいっぱい心配かけました。あの時、ルディ姉さんが来てくれなかったら、どうなっていたか分かりません」
「私も妾の子だって、メイドだって、下に扱ってもおかしくないのに、ノルン姉と同じ妹だって扱ってもらいました」
「だから、今まで世話してもらったお礼を返したいんです」
ノルンはそう言って小さな物を渡してきた。
花のブローチ……?でも、この花の感触どこかで……?あ。
私はシルフィの顔を見た。彼女はフフンとイタズラが成功した顔をしていた。
―――じゃあ、女の子なんだし、こういうのはどうかしら?お花で冠を作ってあげるの。ほら、あそこの川沿いに綺麗なお花がいっぱい咲いてるでしょ?
でも、小賢しい頃の私は長持ちしないじゃん、ってなって水系統魔術でブリザードフラワーを作ったんだ。
中々上手く行かなくて、いくつもの罪のない花が犠牲になったことか。成功した花も、変に色落ちして出来は最悪だったのだけど……そっか、シルフィ覚えてくれていたのか……。
私はブローチを胸に刺した。
「私より作るの上手いじゃん……もう、自信なくすなー……」
私はそう言って二人の妹を抱き寄せて両手で頭を撫でた。オルステッドに両手を復活させてもらえて良かった。
まさか、二人を祝う席でこんなに喜ぶ結果になると思わなかった……。
「二人ともありがとう」
「「どういたしまして!!」」
その後、エリスにも「作って」とせがまれ、作ってみたが、結果は酷いものでノルン・アイシャの合作には遠く及ばないものだった。彼女はその結果でも、「まあ、いいわ」と出来に文句を云わずに受け入れてくれたのが救いだったけど。
後日、ラプラス討伐募集のパーティーの衣装に貰ったブローチを刺す姿を見られて、私はシルフィにニヤニヤされてしまった。
- 110凡人に囲まれた凡人22/01/17(月) 22:21:09
終わりです。
作り方調べたらエタノール液とか色々必要だったらしいのだけど、「魔力があれば何でもできる」があるので、ノルン・アイシャ組は上手く行ったと思ってください。
ネットないのでにわか知識の無職氏では上手く行かなかったという感じです
- 111二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:25:18
割とルディにもできない事あるし、それもまぁ受け入れるエリスがいいんだ…
- 112二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:25:44
やっぱ平和が1番だな…姉妹ほのぼの空間は素晴らしいぞ…
- 113二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:33:07
- 114二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:34:50
ss師達の独壇場になってきてるのがもう笑うしか無いんだ
何人Ss書いたことない人がいるんだレベルなんだ - 115二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:35:31
- 116二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:35:36
それだけルディが魅力的ってことだね
- 117二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:36:15
土日めちゃくちゃおとなしかったss勢が平日の仕事終わりに豹変してss投げまくるのマジで草
- 118薄めすぎたカ○ピス22/01/17(月) 22:36:35
>>92のと同じような理由でもう一本書いた文の推敲が完了したから投稿してもよろしいか?
- 119薄めすぎたカ○ピス22/01/17(月) 22:37:17
「眩しい…って!今何時!?」
丸まっていた体を伸ばして頭まで被っていた布団から跳ね起きる、なんてこったもう日が昇ってるじゃないか!慌てて身支度を整えて宿を飛び出しギルドへ走る。丁度いい依頼が残っていますように…!
「はぁ…はぁ…」
街中を全力ダッシュなんてしたのはいつぶりだろう。普段からクエストに出かけがてらジョギング程度はこなしているがまだ体力はついていないようだ。もっともっと頑張らないと。
それにしても最近町が静かになった気がする。前までは囁くような音で溢れていて、話しかけられてもマトモに聞きとれなかったものだが。
まぁ良いや、手頃な依頼を手に取って窓口へ向かう。受付のお姉さんからハンコを貰って手続きは完了だ。
「泥沼ちゃん…その…大丈夫?」
いつも対応してくれる受付のお姉さんが今日は珍しく心配そうな顔だ。
「へ?何がです?」
「何がって!目の下の隈はひどいし唇は切れてるし頬もなんだかこけてきてる…本当に大丈夫なの!?それに体調が悪そうなのにいつもこんな街から遠く離れた依頼ばかり受けて…!」
「本当に大丈夫ですよ。ここ最近色々と入り用で、割りのいいクエストが欲しいだけです。それじゃあ行ってきますね!」
「あっ、ちょ待って!」
ギルドを出て街の外へ向かう。急がないと受付終了までに帰ってこれなくなってしまう。 - 120二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:37:23
聞きたいかね?今日までで99822回だ(大嘘)
- 121薄めすぎたカ○ピス22/01/17(月) 22:37:27
クエスト自体は簡単なものだった。合間にその辺できのみや魚を取って栄養補給を済ませる余裕さえあった。ただ現場が街から離れたものを選んでいる都合上帰ってくるのは自然と夜になる。この時間だと昼間のお姉さんはもう退勤しているだろう、仕事でもないのにわざわざ心配してくれたお礼を言っておきたかったのだが。
「なんとか…間に合った…」
仕事疲れからか昼間より息が上がっている気がする。ここ最近なぜか体力が落ちてる。体作り、もっと頑張らないとなぁ…。
そしてやはりお姉さんはもう帰ってしまっていた。同僚の人に聞くとなんでも知り合いの冒険者と急遽会う予定が入ったらしい。残念。依頼達成の手続きと報酬の受け取りを済ませて宿に戻れば後は寝るだけだ、明日こそ寝坊しないようにしないと。
「はぁ…疲れた…」
ベッドに転がっていると、昼間のお姉さんの言葉を思い出す。それにしても隈や唇、頬とは盲点だった。その辺のケアもした方がいいのだろうが生憎そういった知識も時間も金も何もない。
「本当…どうしろってんだよ…」
故郷はもう無い。知り合いも居ない。ミリスに居るパウロ達を頼るわけにもいかない。私を置いていったあの人は今どこにいるかさえ分からない。
『ねぇあの子…』『泥沼っていつも一人だよな』『おい聞いたかあの噂』『ああ貴族にヤり捨てられただか勘当されただかってやつ?』『ありゃいつくたばってもおかしくねぇな』
やっと聞き流せるようになった陰口は今になって心を刺しに来る。
これは幻聴だ。本当はこんなこと言われていない。言われていないいわれていないいわれていないったらいない。大丈夫。私は強い。私はやれる。私はまだ私のままだ。
「もう、寝よう」
幻聴を遮るために布団を被り直して、眠ることにした。明日はもっと、本気でやらなきゃ。
- 122限界22/01/17(月) 22:38:07
- 123薄めすぎたカ○ピス22/01/17(月) 22:39:23
終わりです。半日クオリティその2。なんでも体を丸めて寝たり布団を頭までかぶるのはストレスへの防衛反応だそうです。
ここ最近お願いするのを忘れておりましたが同胞殿。昨日直書きが流行った時に投稿したクリスの話、先ほどのエリスとルディの話、そしてこれも纏めていただけると大変嬉しく存じます。
- 124限界22/01/17(月) 22:39:26
- 125薄めすぎたカ○ピス22/01/17(月) 22:40:21
- 126二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:40:51
- 127限界22/01/17(月) 22:41:07
限界っていうのは皆が心に持っているものなんだ…君も曇らせたその時から限界なんだ…
- 128二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:41:20
毎度毎度真名解放が邪悪すぎるよこの人……
- 129二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:42:43
- 130二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:45:26
もうヒソカじゃん
- 131二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:45:44
まぁ幸せなルディ子のほのぼのした話は好きだけどそれはそれとして10代前半のシンママルディ子がほとんど心が折れたままギリギリ生きてる話はもっと好きかもしれない
- 132ルディ子の髪留め22/01/17(月) 22:46:04
私はね、幸せってのがありふれた日常の中にあったんだって自覚する瞬間が好きなんだ……
それが不幸のどん底でも、その後に幸せになったあとでも、望外の幸せに見回れているときでも、「ああ、あの時が一番幸せだったなぁ」とか「今、幸せなんだ」ってなる瞬間が好きなんだ……
だから、幸せにも幸福にもするけどそれはそれとして辛い目にもあってもらおうと思っています……
普段冷静だったり、大人ぶってる子が、
劇重感情で早口になったり、涙が止まらなくなっているのいいよね(自分の書いた世界線を見ながら) - 133二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:46:36
いいか、皆、闇を知るから光を生み出せる
光を知るから闇を生み出せるんだ - 134二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:47:00
いいよね…
- 135ルディ子の髪留め22/01/17(月) 22:47:48
あ、私の推しはアイシャとパウロです
- 136変態の同胞22/01/17(月) 22:48:00
- 137二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:52:49
いつもありがとうな…
- 138二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:52:53
- 139二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:55:31
- 140二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 22:57:31
出たな六面世界のエヴァ量産期
- 141百合キス魔術ルディ子22/01/17(月) 23:04:38
今日はSS作成班がみんなハッスルしてるのでちょっと自分も頑張ってみよう!
…とやってたらシルフィと友達になるシーンだけで4500文字以上書いてた私が通ります
下手したら本編の焼き増しになるかもしれませんがそれでも見てもらえますでしょうか? - 142二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 23:07:19
はい
お願いします - 143百合キス魔術ルディ子22/01/17(月) 23:08:31
ありがとうございます。ちょっと修正するので10分程度したら投稿しますね。
- 144変態の同胞22/01/17(月) 23:16:10
編纂おわりぃ!(限界さん以外)
限界さんは画像からのテキスト起こしがあるから待っててねー
今日はもう即興やってねます! - 145百合キス魔術ルディ子22/01/17(月) 23:19:58
よっしゃ、作成完了!そんじゃ投下します!
- 146二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 23:22:39
- 147二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 23:23:25
- 148ルディ×シルフィ(出会い編)22/01/17(月) 23:25:14
「…おおおー-…村の中ってこんな風になってたんだ…」
現在、どういう訳か死んだはずなのに異世界でまた生まれ、
女の子の身体になってしまった俺ことルディは生まれて初めて一人で村の中を歩いていた。
村のあちこちを歩いてみると、時々いる村人に挨拶をする。
偉丈夫や子供がいる母親、その子供など、いろんな人が俺に笑顔で挨拶を返してくれた。
挨拶しても特に怖い事はなかった。ロキシーがトラウマを溶かしてくれたお陰だ。
…そのロキシーとも体液魔術の試運転の件で色々やってしまったが、今は考えない事にしよう。
(正直まだ完全に人が怖くない訳じゃないけど…これは今後の課題だな。)
少しばかり問題もあるが、これはもう慣れの問題だ。
時間をかけてゆっくり解決していくしかないだろう。
そして人の交流も楽しかったが、特に俺の興味を引いたのは村の景色だった。
(…うわー、すげぇ…色んな色の葉がついてる木があちこちに…)
正直、自分の貧弱な語彙力では表すことが出来ない風景がそこは広がっていた。
異世界の植生も関係しているのか、ずっと見ていても飽きない光景がそこには広がっていた。
(せっかくだし、もうちょい見ても…いやいや、今日は村を半分は見ておきたいし、今は我慢だ!)
正直家から植物図鑑でも持ってきてどんな植物が生えているのか確認してみたかったが、
今はそれどころではない。早く村の全体像を把握しておきたいのだ。
正直そこまで急ぐ必要もない気がするが、
一人で外に出たのが初めてな俺はすっかりはしゃいでしまっていた。
(次はあっちに行ってみようか…おや?)
そこでふと、誰かの声が聞こえて俺は足を止めた。 - 149ルディ×シルフィ(出会い編)22/01/17(月) 23:26:22
「…おい!いい加減帰れよ魔族!」「消えちまえ!緑髪の魔族!」
…おう、いじめですか。折角いい気分だったのに台無しである。
複数いる子供が泥をぶつけながら相手を罵倒していた。
そのせいですっかりフードは泥だらけになり、ぶつけられていた子は必死にフードを被って耐えていた。
(…どうする、止めたいけど今の身体だと止められるかどうか…)
男の身体なら割って入って止める事も出来たかもしれないが、あいにくと今の身体は女性だ。
下手に割って入って余計に悪化しました、なんて事になったらしゃれにならない。
魔術で止めるべきか…?それも危ないかもしれない。
もし魔術を使って怪我をさせた場合、いじめっ子が親にチクってパウロにばれるかもしれない。
そうなったらかなり面倒なことになるかも…
などと頭の中で考えていたら、いじめっこが別の動きをし始めた。
「…こ、これでも…」
手に持っているのは泥ではなく、石…!
いかん、それはまずい!
友達になってくれるかもしれない子が怪我をするかもしれないと思った瞬間、
俺は駆け出していた。
「やめろおおおおおおおおおおお!!!!」
咄嗟に無詠唱で作り出したウォーターボールを目の前のいじめっ子…ではなく、地面に向かって思い切り叩きつけた。
ビシャアッ!!
「おわあっ!?」 「な、なんだぁ!?」
目の前で弾けた水の玉が思いっきり地面にぶつかってしぶきを上げる。水が入らないように反射的に慌てて目を背けたいじめっ子の隙を狙って、俺は泥をぶつけられてフードを被っていた子を助け出した。 - 150ルディ×シルフィ(出会い編)22/01/17(月) 23:27:13
「ふざけんなー!」「追えー!」「なんだお前、そいつのなかまか!」
「ほら、行くよ!」「えっ、あっ…う、うん!」
いじめっ子の怒号を無視してフードを被っていた子と一緒に全速力で走り出す…が、いくらパウロとの修行で鍛えているとはいえ、あくまで常人の範疇を出ない小娘の速度、しかも普通の子供と手を繋いで走っているのだからすぐに追いつかれそうになる。
「はぁ、はぁ、はぁ…!」
「ごめんなさい、もうちょっとだけ耐えてくださいね…!」
やはり息が切れているのだろう、苦しそうな声を上げるフードの子に対して声をかけると、
ふるふると首を振って大丈夫だと意思を示していた。なら、大丈夫か。後は…
「なんだこいつ、変な水出してきたぞ!」「へんなの使ってくんなー!」「女のくせに生意気だぞ!」
「生意気で悪かったですね!ほら、女に負けるのが悔しかったらこっちまで来てみなさい!」
後ろで文句を言ういじめっこsに対してこちらも挑発。
後は目の前の麦畑に飛び込めば…!
「よいしょっ!」「ふわっ!?」
フードの子よ、危ない目に合わせてゴメン。
後でしっかり謝ろうと心に決めながら一瞬だけフードの子を担いで麦畑に飛び込む。
目くらましようにまたウォーターボールを地面にたたきつけて一瞬だけ視界を制限すると、
いじめっ子達は一瞬あっけにとられたがすぐに麦畑に飛び込んできた。 - 151ルディ×シルフィ(出会い編)22/01/17(月) 23:28:39
「…おい!どこ行ったー!?」「探せ―!」
麦畑に飛び込んでがむしゃらに進む。
左右のあちこちから声が聞こえてくる。麦畑のおかげで俺達の姿は見えていないが、
あいつらは俺達を探して回っているのだろう。
(…後はあっちに向かって…そりゃ!)「おい!あっちにいるぞー!」「そこかぁ!」
無詠唱で距離の離れた場所からウォーターボールを出現させる。
水の玉がふわふわと麦畑の上を漂っているおかげであいつらはすぐに気付いたようで、
見当違いの場所を探していた。後はこれを数回繰り返せば、
子供の体力なら諦めて引き返してくれるだろう。
「…あ、あの…あ、あり…と…」「…もう少ししたらあいつらもいなくなると思うから、それまで待っててね?」
「う、うん…」
フードの子が小さく遠慮がちに服を引っ張りながら何かを伝えようとしているが、それはもう少し後に聞こう。
ちょっと頬も赤いし、息が上がっているのだろう、乱暴な方法で連れてきてしまったし後でもう一度謝ろう。
そう思いながら、俺はフードの子が不安にならないようにいじめっ子が麦畑から去るまでずっと手を握っていた。
「やっぱり…かっこいいなぁ…」
:
:
:
「えーっと…さっきはごめんね。手荒な方法で助けちゃって…」
「う、ううん。そんなことないよ!…あ、ありがとう…」
いじめっ子達が諦めて帰った後、フードの子と俺は麦畑から出ると、
フードの子から人があまり来ないらしい木の傍で向かい合い、改めて話をする事にした。
俺が先程走らせたり麦畑に突っ込んだりした事を謝ると、
フードの子からは強く否定したが大きな声を出したのが恥ずかしかったのか、
顔を赤くして目を背けてしまった。かわいい。だがしかし、フードを目深に被る前の美形な顔を俺は見逃さなかった。
…これは将来女泣かせに育ちそうな感じのいい顔だな。中性的なのもポイントが高い…
そしてその顔はかなり汚れてしまっている。ちょっと落としてあげた方がいいだろうか。 - 152二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 23:29:06
URLログインになってるぞ
- 153ルディ×シルフィ(出会い編)22/01/17(月) 23:29:30
「それと、重ね重ね言うようだけどごめん。ちょっとだけ前かがみになって?泥を落とすから。」
「え?あ、うん…ひゃあっ!?」
すごい素直に前かがみになってくれた子のフードをめくると、
少し抵抗していたが泥を無詠唱で出したお湯で泥を流すと大人しくなった。
…正直さっきからやってる事が危ない感じだが、今は目を背けよう。後は最近考えてた火と風の魔術を合わせて…と。
「あ、ありがとう…あ、あったかいね…?」
「今乾かしてるから少し待ってね?服についてるのは後で家で洗ってもらいなよ。」
おどおどしながらもなんだか少し楽しそうな顔をしている子の髪に
俺はゆっくりと風を当てていく。正直服もどうにかしてあげたいが、
服までびしょ濡れにしたら風邪をひいてしまうかもしれないのでやめておいた。
この子はいつもこんな事をされてるのだろうか…?
フードの子が着ていた服は泥だらけで、かなり執拗に汚されていた。
少しばかりゼニスの家事を手伝っているせいか、この服の汚れはすぐには落ちない事が分かってしまった。
石をぶつけようとしていた事も腹が立ってしまったが、この場にいじめっ子がいないのにそんな事を考えてもどうしようもない。今はこの子に声をかけて少しでも支えてあげたいと思った。
「あいつら、いつもやってくるの?
反撃しないとずっとああしてくるよ、あいつら。」
「え、あ…うん。…そ、その…ボクが、怖くないの?」
つい言ってしまった忠告に、少しばかりフードの子はびくりと体を震わせると
こちらを見てぷるぷると震えていた。
その言葉の意味…彼女の髪は、緑色だったのだ。 - 154ルディ×シルフィ(出会い編)22/01/17(月) 23:31:25
フードの子の髪の色は師匠が前に言っていた、この世界で恐れられているらしいスペルド族と一致する緑の髪。
しかしスペルド族にあるはずの宝石はない。実はさっき逃げているときに額が少しだけ見えていたので、
あの時点でこの子を警戒する理由はなくなっていた。
…どちらかというと、そのピコピコ動いているエルフっぽい耳に興味があるけど。
「いや、私は特に怖くないよ?師匠が魔族だったから。君の家族か誰かが魔族だったりするの?」
「…!う、ううん…」
そこからぽつりぽつりとフードの子は身の上話をした。
どうやら父親は普通の人間、母はエルフのハーフらしい。
父親も母親も特に魔族ではないらしく、隔世遺伝のようなものらしい。
途中から感極まって泣き出してしまったので、
やってしまったと慌てながら俺はその子の頭を撫でたり手を握って落ち着かせることになった。
「そ、その…なんで、助けてくれたの?」
何とか落ち着いてくれたので、今は二人で村の中を歩いている。
泣き出してしまったのが少し気まずかったのか、フードの子は少し後ろを歩いていた。
…うーん、助けた理由…理由か…
「うーん、なんというか…君が気になったからかな?いじめられてるのが気に食わなかったのもあるけど…」
「へっ!?」
ヤバい、ごく普通に返事をしようとしたらなんか口説き文句みたいになってしまった。
フードの子も顔を赤くしてしまっている。いや、ナンパではない…よな?
「…と、とにかく!その、気にしなくていいから!」
「で、でも…今度はあなたがいじめられちゃうんじゃ…」
照れてるを誤魔化すためにわざと大きな声で言った俺に、
フードの子は申し訳なさそうに声を小さくして答えた。 - 155ルディ×シルフィ(出会い編)22/01/17(月) 23:33:07
いやまぁ、それはあるかもしれんがさっきみたいに何とかなるだろう、それに…
「…いいよ。だって私もう友達いるもん。いじめてくるような奴と友達になるのはあっちが謝らない限りしないよ。」
「え?そ、その…友達…いいの?」
「うん、その手伝いとかで忙しくない時に一緒に遊べたらなって…ダメかな?」
丁度自分も友達が欲しかったのだ。この世界で初めての友達がこの子なら文句はない。
かなりの美形できっと女の子にもモテるような女の子になる、そんな予感がするし…
何より、この子となら気が合いそうだ。なので勢いも付けて少し顔を近づけて友達アピールする。どうだ…どうだ…?
「…あ、その…忙しくないので、大丈夫!こ、こちらこそよろしくお願いします…」
なんか頭を下げられてしまった、いや別に友達になるだけだよ?
なんでお嫁に行きそうな台詞を…いやこの子ならお婿か?
「う、うんよろしく。私の名前はルディ。えーっと…君の名前を教えてもらっていい?」
「う、うん。私の名前はシル…」
おっと、強い風が吹いたな…
シルフィ?なんだかかっこいい名前だ。
「シルフィ…風の妖精さんみたいな名前でいいね!これからよろしく!」
「あ…う、うん…!」
思わず口に出してしまったが、どうやら高評価だったようで嬉しそうだ。
折角なので手を差し出して握手もしておこう。初の友達が出来た記念だ。
「…えへへ。」
(…なんか嬉しそうだし、もう少し握ってようかな?)
こうして、初めての友達作りは成功し、俺達は握手を交わした。 - 156ルディ×シルフィ(出会い編)22/01/17(月) 23:35:13
【おまけ:その後の話】
(手を離さずにシルフィの顔見てたら恥ずかしくなってきた…)
(…うう、なにしてるんだろうボク…
折角友達になってくれた子なのにずっと手を握っちゃった…)
…その後、なんだかシルフィがとても嬉しそうで手を離すに離せず
しばらく手を握り合った状態で向かい合ってしまい、お互いの顔をまじまじと見つめてしまったが、
ちょっと失敗だったかと思うので、後日会ったらなかったことにして話す事にしようと心に決めた。
【おまけ:シルフィside】
家に帰ると、汚れていた服を見てお母さんがびっくりしていた。
なんでもない…と言おうとしたけど、お母さんは何か察したように服を洗濯してくれた。
お母さんには申し訳ないけど、少しだけいい事もあった。
お母さんに友達が出来た事を言うと、嬉しそうにボクの身体を抱きしめてくれた。
ボクの髪が緑色なせいでお母さんやお父さんには迷惑をかけてしまっているけれど、
ボクの事を大切に思ってくれていることがどうしようもなく嬉しくて、
ボクも少し泣きながらお母さんの身体をぎゅっと抱きしめた。
「えへへ…友達、友達…」
夜、嬉しくてついベッドの上で呟いてしまう。
いじめられた事は悲しいけど、今日の出来事はそれを帳消しにするくらい嬉しかった。
(…初めての友達があの子だなんて、嬉しいなぁ…)
前から少しだけ見かけた事のある女の子。茶髪にきれいな顔をしていたからよく覚えている。
青色の髪をしていた女の子と一緒にいた子。
今日は見かけた時よりももっと印象が変わった。あの子はとてもかっこよかった。
(えへへ、明日も会えるかなぁ…)
すっかり浮かれた気分で今日の事を思い返しながら、ボクはいつの間にか眠ってしまった。
(…いつか、あの事も聞けるかな。) - 157ルディ×シルフィ(出会い編)22/01/17(月) 23:37:41
今回の投下終わり!めっちゃ長くなってしまってすみません…!
今回は女の子ルディがシルフィと友達になるまでのお話を書かせていただきました。
【注意】
今回の投下ではこちらのお話の続きを投下しました。
一応見なくても楽しめるとは思いますが、ご注意ください。
ルディ(♀)、特殊魔法を開発する - ハーメルンルディが変な魔法を作ってしまい大変な事になるお話。syosetu.org>>146さんありがとうございます!消去したのでこちらからどうぞ!
- 158二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 23:38:03
サラッと百合キス時空に繋がっている……すげぇ……
- 159変態の同胞22/01/17(月) 23:40:24
おぉー・・・濃厚な子供時代・・めずらし美味しい
- 160二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 23:40:55
いい…
- 161変態の同胞22/01/17(月) 23:41:01
どっちでもいいよー、こっちこそおくれてごめんねー
- 162ルディ×シルフィ(出会い編)22/01/17(月) 23:44:44
- 163変態の同胞22/01/17(月) 23:44:45
さて、ゆりきす投稿あいだにかいたのいくよー
- 164変態の同胞22/01/17(月) 23:45:15
今日はアルスくんもクリスちゃんもいない日だ、というかおばあちゃんがまぁまぁ相変わらずかわいらしいこと!といいながら攫っていった。
本当に何をしているんだろうあの人は・・まぁ二人も楽しそうだったしルディもニコニコしながら見ていたから良いんだろうが
そんな事情はともかく・・・新婚以来初めての二人っきりだった、なんだかドキドキする
「シルフィ~」
間延びした声が響くってえ!?
「えい!」
ぽふんと、軽い感触とともにやわらかいものが膝の上に乗っかる・・・・・
「え?うぇ?ちょ!?ルディさん!?」
しあわせだけど、すごくしあわせだけど急になにをしてくれているんですかこの奥さんは!
「その、だって、二人っきりでお家って初めてじゃない。リーゼおばあちゃんに気を使ってもらっちゃったし、その・・いちゃいちゃ・・・するべきかなって」
・・・なんだろうこのかわいいいきものは、あ、ほっぺたまっかだ、これぼくのおくさんです、だれにもあげません
「えっと、じゃあその・・・いちゃいちゃ、しよっか?」
「うん、その、よろしくおねがいします?」
あらためてルディのおなかに手をまわしてぎゅっと抱きしめる
「あむ、うん、おいしくできてる。シルフィあーん」
ルディがつくったクッキーを、膝の上に座ったルディの手で食べさせてもらう・・・あ、振り向きながらの上目遣いがかわいい、ごちそうさまです
「うん、おいしい、ならお返し、はい」
僕の方もお返しにお菓子をあげる、アリエル様の伝手で仕入れたちょっとお高いお菓子だ、いつかとは思っていたがこんなに幸せな使い方ができるとは - 165変態の同胞22/01/17(月) 23:53:19
「あむ・・・・れろ」
「わひゃあ!?」
な、なめられたぁ!?ルディは驚く僕を見ていたずら大成功とばかりににやにやしているそっちがそうならこっちも!
「もう・・・いけない奥さんだなぁ」
「ひゃうん!?」
耳元であえて低く作った声で囁く、ルディがこういうのに弱いのは知っているのだ!情報の勝利!
「んふ、ふふふふふ」
ルディが急に笑い出す、つ・・つぎは何が来るんだろう
「耳には耳を!シルフィ覚悟!」
「ちょ!?ルディそれはずるい」
僕の耳ぃ!かなり敏感なのだ、ルディが興味を抱いているのは知っていたがここで来たか!
ならこっちも!!
――――――――――――――――――――――――――――――――
「んふふふふ、たのしかったねー」
「あはは、まぁね」
また膝の上にルディをのせなおしてのんびりと話す、いたずらの応酬を続けていたらもうアルスくんやクリスちゃんが帰ってきそうな時間だ、名残惜しいが仕方ない
「リーゼおばあちゃんね、たまにはお母さんやお父さんじゃなく恋人やってもいいんだって、こんな時間作ってくれたの」
「そっか・・・あいかわらず・・うん、ありがたいね」
「お礼言おうとしても楽しくひ孫と遊んでくるだけですわ!なんて言っちゃって、ほんとにもう」 - 166変態の同胞22/01/17(月) 23:53:27
かなわないなぁあのお婆ちゃんには・・・恩がいっぱいだ
「シルフィ」
「なぁに?」
「また、その・・・たまには、恋人やろうね?」
「うん、喜んで」
「おーっほっほっほっほ、かわいい子供たちのご帰還ですわよー!!」
すごく元気そうな声が響く、相変わらずだなぁ
「さーって、お母さんは子供で迎えてご飯作ってきますか!」
「あはは、じゃあお父さんはお風呂沸かしてくるよ」
少しふざけた調子でお父さんとお母さんに戻る、次のいつかまでを楽しみにしながら、子供たちと楽しく過ごすとしよう - 167変態の同胞22/01/17(月) 23:56:19
- 168二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 23:57:48
- 169変態の同胞22/01/18(火) 00:01:02
- 170ssアシタカ22/01/18(火) 00:01:16
- 171ssアシタカ22/01/18(火) 00:02:54
- 172変態の同胞22/01/18(火) 00:04:09
- 173ssを叩き込むアシタカ22/01/18(火) 00:07:59
- 174変態の同胞22/01/18(火) 00:10:20
アシタカぁ!残業してた言ってたのに何本目アシタカぁ!
- 175ルーディア、ピカピカの一年生22/01/18(火) 00:14:54
私は今特別生のクラスにまで来ている、非常勤講師兼授業免除の特別生なんてなめてると思われそうで少し、いやかなりめちゃくちゃ不安だ、たまにホームルームに行っただけで机探しから始めるなんて事にならないだろうな……?
教室の場所も明らかに隔離された腫れ物扱いみたいな位置で妙に怖い、ええい、不安そうな目で見ないで私の天使達……!
言われずともお母さんのカッコいいところ見せてあげますとも!
「し、失礼しまーす…」 - 176ルーディア、ピカピカの一年生22/01/18(火) 00:28:54
「始めまして、今年からこの学校に通うことになったルーディア・グレイラットです、たまに講師としても会うことになるかもしれないのでよろしくお願いします」
周りからの視線が痛い、赤ん坊二人背負って生徒しながら講師もやるとか滅茶苦茶だ、前世の私ならラノベの設定にこんなのがあったら鼻で笑うくらい設定過多だ。
「し、しし、師匠ーーー!!!!!」
「!!?!!??ザノバ!?」
シーローンで半ば無理矢理弟子入りしてきたフィギュア王子がいた、というか目の前まで迫ってきている。
「フ、フレイムスワロー!」
「のおおおおおおおおおお!!?」
危なかった……前に会ったときには怪力の神子だなんて知らなかったが知ってる今、こいつに背中の2人ごと抱き締められるわけにはいかない。
「師匠!お元気そうで何よりですな!」
「ザノバ殿下も、まさかここに留学していたなんて驚きでしたよ。」
「それにしてもこのザノバめのために講師にまでなって会いに来ていただけ……む?師匠、背中の子らは……?」
「ああ、あれから産まれたんですよ、双子だけあってそっくりで可愛いんですよもう~」
「となるとエリオット殿とはうまくいっているようでありますな!」
「あ、あははは…エリオットはなんか目を離したらどこかへ行ってしまいました……」
「なんと…まぁ、そういうこともあるもの…」
「なんだと!君一人に子供を背負わせて逃げたのか!?エリオットは!」
そこには、ミリシオンで会った頃とあまり変わっていないクリフ君がいた。 - 177ルーディア、ピカピカの一年生22/01/18(火) 00:38:11
クリフ君とは、ミリシオンでパウロと喧嘩をした時に、腫れた顔を治してもらった縁がある。
強引だけど正々堂々とハッキリと物を言う彼の怒りを沈めるのには一苦労だった。
「そういうわけで、エリオットもこの子達の事は知らないし本人も穏やかな状況じゃないんです、仕方なかったんですよ。」
「なんて事だ…ルーディア、君も一人で子供の面倒を見るのは大変だろう、僕も子供の面倒を見るのは慣れてるからたまに力にならせてくれ。」
相変わらず度量の大きい、私がフリーなら惚れていたところだ。
「新入りぃ!あちしらに挨拶もなしにいつまでくっ喋ってるニャ!」
「リニアはガミガミ騒ぎすぎなの」
「……トーナ?」 - 178ルーディア、ピカピカの一年生22/01/18(火) 00:43:39
- 179ssアシタカ22/01/18(火) 00:45:09
- 180変態の同胞22/01/18(火) 00:46:00
- 181ssアシタカ22/01/18(火) 00:46:13
日付跨いだからまだ一本!一本です!
- 182二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 00:56:36
- 183設定衆22/01/18(火) 03:51:38
アホも極めたらかわいいもんだな…
- 184二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 06:36:16
エリスに置き去りにされて3日、放心する私はロアの街の難民に襲われた
魔術を使えなくする薬を飲まされ、裸に剥かれ、牢に繋がれて、男に殴られて……恐怖を教え込まれ、尊厳を奪われた。シーローンの記憶が蘇り、それを塗り潰すほど現状は絶望的だった。
私はファンタジー世界を舐めきっていた。ツケが回ってきたのだ。奴隷を買ったら「ネコの虐待」をしようなんてすら考えていた。
私もヴェラさんやシェラさんみたいな目に合うのだろうか……そう思いながら奴隷馬車で旅して3日、私を閉じ込める牢が壊された。
「すまなかったな、ルディ……」
そこにはパウロの顔があった。ミリスで会った時よりも、健康を取り戻した顔だった。
何でここに?と思うよりも先に緊張が溶けた。絶対的な安心だった。
そして、生暖かく湿っだ感触が私の股関を走った。
「や、いや、やだ、見ないで、やだ……!!」
恥ずかしかった。この歳になって。前世含めれば40をとうに超えてるのに
急にパウロに失望されるという恐怖を感じた。ミリスで喧嘩した時、彼は「私ならなんとかできると思っていた」と言った。また期待を裏切ったのではないか、と不安だった。
パウロは構わず私を抱き締めた。
「き、きたな、だめ、よご」
パウロの服を汚すまいと必死になって押しのけようとしたが、彼の力には敵わなかった。
「ごめんな、ごめんな……」
パウロは、私に構わず泣きながら乱暴に頭を撫で回した。私はその感触があまりに居心地がよくて、脱力して泣きながら身を委ねてしまった。
朝起きて真っ先に思い付いたのがこれだった。俺は変態だ、許してくれ
その後、「龍神への恐怖で失禁したせいでルディ子のオムツ交換にハマるナナホシ」概念も思い付いたんだけどね? - 185二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 06:49:58
- 186二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 07:14:29
- 187二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 07:15:37
ダリウスめ…!
- 188二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 07:23:41
- 189二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 07:28:14
魔方陣用の魔力結晶が足りなくなってきた。
また、買い足さねばならないのだろうか、と思った矢先、魔力量の凄まじい奴隷の噂を偶然耳にした。寝れば魔力の回復する人間に協力させるのはとても効率的な考えに思えた。
この時、研究に行き詰まっていた事もあるのだろう、私は「郷に入れば郷に従え、どうせ倫理観の狂った世界なのだ」といつもだったら考えられない思考に洗脳され。
そして、奴隷市場で龍神に怯え狭い檻の中で後退り、逃げ場ないと悟って失禁した彼女を見て。
私は足を踏み外した。
「これで今日の魔方陣は終わりね……あら?」
私は目の前でもじもじするルディの姿を見て、クスクスと笑った。
「ねぇ?ルディ?我慢できなかったの?今日はもうちょっとで、トイレに行けたのに?」
「う……う……」
赤面して泣きじゃくる彼女を見て、行き詰まった研究のストレスが緩和されていくのを私は感じた。
私は自分の研究中、奴隷として購入したルディに一つ命令を下していた。退室禁止。ただし、彼女には研究が始まる前にお茶を飲ませているが
「あなた、今15でしょう?ああ、前世から数えて49だったかしら?」
「言わないでぇ……」
私は奴隷として買った時に彼女に洗いざらい事情を話させていた。彼女が『転生者』で親に寄生する穀潰しだったことは知っていた。
私はルディのおしめを変えるべく彼女をベッドの上に寝そべらせた。少し前までは『泥沼』だなんて持て囃されていた彼女を自由にできる快感に、私は嗜虐的な笑みを我慢できなかった。
私の中で良心が警鐘を鳴らし続けている気は常にしていた
「大丈夫よ、ルディ?あなたがどんなに我慢ができない子でも、私はぜーったい、あなたを見捨てたりしないから」
毎回、この言葉を口にすると彼女は心底安心して救われたような顔をする。そのせいで、私の良心の呵責は結局鳴りを潜めてしまうのだった。
寝てもいないのに白い全身モザイクが目の前に現れて「書け」って言うから、思わず書いてしまった。
文句はそいつに言ってくれ。
- 190二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 07:33:30
- 191二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 07:36:27
- 192二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 07:44:30
- 193二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 07:46:16
- 194二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 07:47:01
ナナホシの悪評はそこまでだ
- 195二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 07:48:47
六面世界ではマトモに人間関係築いてこなかっところにこれはどんどん壊れていくやつ……
- 196二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 07:56:48
涙に治癒とか何かしらの価値があるから虐待されるタイプの奴隷じゃん……
- 197二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 07:56:55
ダリウスからしてルディ子って好みなんだろうか?ロリ体系(一部を除く)だし
- 198二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 07:58:25
だってメスガキだぜ?
- 199二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 08:05:28
- 200二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 08:06:49
性癖で死ぬナナホシの悲しい現在とそれを聞くオルステッド…