廣井「スターリーが閉鎖……？」

1二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 11:12:38

廣井「そんな、今日もシャワーたかろうと思って来たのに……」

虹夏「廣井さん……」

廣井「妹ちゃん、先輩どーしたの？」

虹夏「お姉ちゃん……お姉ちゃんは…… dice1d3=3 (3) 」

1. 自分の世界を探して旅に出るって言って……

2. ぼっちちゃんに手を出そうとして……K察に……

3. 今朝急に倒れて……

廣井「えっ……そんな……」

虹夏「あとこのスレは別スレの話題の帳尻合わせのためだけのやつなんで30レスくらいでサクっと終わらせてくださいね……」

廣井「あっはい……」

【このスレは《予備リレー》ポリシーを採用しています】

・基本的にはスレ主が完結まで書くつもりですが、

　最新の投稿から24時間以上が経過して音沙汰がない場合、

　リレーダイスの共通ルールに沿って有志で書き継いで頂けると幸いです

　▼参考

リレー用テンプレート - ぼっち・ざ・ろっく！あにまんダイススレまとめ【2/14更新】リレーダイス用テンプレート《リレーダイススレの暫定共通ルール》・リレーSSの要領で他の人に書き継いでいく・同じ人が続けて書いてもいいが、ダイスを振ったら交代。一回別の人を挟めばまた書ける・概ね...w.atwiki.jp

・また、上記の時間が経過していない場合でも、

　書きたい方はいつでも飛び入り参加して下さってOKです！

（名前欄や本文でスレ主以外の投稿である旨を明記して頂けると助かります）

2二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 11:18:14

～病院～

ｶﾗｶﾗ……

廣井「……せんぱーい？」

星歌「おー、なんだお前か……こんなとこにまで酒たかりに来たんじゃないだろうな？」

廣井「あーよかった、とりあえず生きてる……心配させないでくださいよぉ」

星歌「なんだよ『とりあえず生きてる』って……」

星歌「dice1d3=1 (1) 」

1. 医者が言うにはただの過労だってさ。まあお前に心配してもらうほどヤワじゃねーよ

2. まあ本当……とりあえずまだ生きてるってだけだけどな……

3. まあ、なんだ、ドリトス症候群とかいう厄介な病気にかかっちまったみたいでな……

3二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 11:24:06

星歌「医者が言うにはただの過労だってさ。まあお前に心配してもらうほどヤワじゃねーよ」

廣井「だったらいーですけど……早く元気になって退院してくださいよぉ。タカる相手いなくなったら困りますから……」

星歌「あっゲホゲホ、はい死んだ。二度とタカりに来んじゃねーぞ」

廣井「そんなぁ……。まあ大丈夫そうでよかったです、じゃあまた来ますねー」

星歌「来んなって……」

～廣井の退室後～

星歌「まったく…… dice1d3=3 (3) 」

1. あのバカに当てられて寝込んでる気もなくなったな……さっさと退院させてもらお……

2. ガハッ（吐血）……あ、あいつの前で弱みなんか……見せられねーよな……

3. さて、仕込みは上々。失踪計画を実行に移すか……

4二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 11:30:30

星歌（これで、虹夏も廣井も私を「ただの過労」と思ってるから大して心配もせず、常時病室には張り付かない……）

星歌（その隙をついて、実は不治の病で死期を悟っていたという手紙を残し、病室から姿を消す……）

星歌（うーむ、我ながらカンペキな計画だ……これで…… dice1d3=2 (2) ）

1. ぼっちちゃんを誘拐しても容疑者から外れることができる……

2. 私の望む並行世界に旅立てる……

3. アイツ（dice1d3=1 (1) 1.山田 2.PAさん 3.皆が知らない恋人）と愛の逃避行と洒落込める……

5二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 11:35:26

――後日

リョウ「店長が病室から失踪したって……？」

虹夏「う、うん……こんな手紙を残して……」

喜多「“私はもう助からない”……“せめて最後は流れ星のように消えたい”……なっ、なんですかこれ……」

ぼっち「あっ……そっそんな、店長さん……」

虹夏「dice1d3=3 (3) 」

1. なんて、どーせタチの悪い冗談だよ！　ほっとけばその内戻ってくるに決まってるよ

2. お姉ちゃん……そんな……うわぁぁん……（号泣）

3. 私のドリトスレーダーが言ってる……お姉ちゃんは別の世界に旅立ったって……

6二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 11:46:21

虹夏「私のドリトスレーダーが言ってる……お姉ちゃんは別の世界に旅立ったって……」

リョウ「別の世界……？」

喜多「なんか最近そういうの流行ってるみたいですねっ！」

ぼっち「あっ……でもなんで、虹夏ちゃんを置いて……」

虹夏「うーん……私自身の記憶ってわけじゃないんだけど、前にあったみたいなんだよね……

　　　お姉ちゃんが色んな並行世界の記憶を見ちゃって、思い悩んでたことが……」

リョウ「まあ虹夏のドリトスにそういう能力があるなら、店長にもあっておかしくないか……」

ぼっち「あっ……店長さんは一体何に悩んで……？」

虹夏「それねー、言いづらいんだけど、お姉ちゃんがぼっちちゃんのこと大好きな世界がたくさんあるみたいで……」

ぼっち「へっ……！？　なっなんで……！？」

喜多「じゃあ店長さんは、ひとりちゃんへの恋心を理由に別世界に行っちゃったってことですか？」

虹夏「薄情な話だよねー、まったく」

dice1d3=3 (3)

1. 廣井「やっほ～、先輩そろそろ退院したー？　シャワー貸してー」

　虹夏「あぁそうだ……せっかくだからこの機会を利用して廣井さんを追い払おう……」

2. 廣井「あっどしたの～、皆お揃いで～。先輩もう退院してるー？」

　虹夏「あっ閃いた……この状況を利用して廣井さんを出禁にしちゃおう……」

3. 廣井「やっほー妹ちゃん、先輩いない間にシャワー貸してー」

　虹夏「そうだ、この際せっかくだから廣井さんを騙して……って何これ、どの選択肢も同じじゃん……」

7二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 11:54:38

廣井「やっほー妹ちゃん、先輩いない間にシャワー貸してー」

虹夏「そうだ、この際せっかくだから廣井さんを騙して……って何これ、どの選択肢も同じじゃん……」

廣井「選択肢？　妹ちゃん何言ってんの～酔った～？」

虹夏（いい？　みんなもシュンとした顔してるんだよ）

喜多（わ、わかりました……）

リョウ（ぼっちは普段通りでいいからいいね……）

ぼっち（あっ……私そんなお通夜みたいな顔してますか……）

虹夏「廣井さん……この手紙を見てください……」

廣井「なにこれ？　“せめて最後は流れ星のように消えたい”……新曲の歌詞？」

虹夏「お姉ちゃん、実は不治の病だったみたいで……私達の誰にも苦しむ姿を見られないように……最後は一人で……」

廣井「風立ちぬかな？」

廣井「……先輩…… dice1d3=3 (3) 」

1. そんなのってないよ……私と星歌ちゃんの仲じゃないですかぁ……

2. ウソだよ……また戻ってきてお酒奢ってよ、頭のポテチ食べさせてよ……ねぇ……！

3. 昨日までは病室にいたんだから、まだ間に合うよ……探し出して看取ってあげなきゃ……！

8二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 12:01:25

廣井「昨日までは病室にいたんだから、まだ間に合うよ……追いかけて看取ってやるから……！」
虹夏「えっ何その行動力……」
廣井「待ってて先輩～っ！」ﾀﾞｯ……

喜多「行っちゃった……」
ぼっち「あっ……でも大丈夫ですかね、店長さんが行ったのは別世界なのに……」
リョウ「なんかもう廣井さんなら世界くらい超えられる気がする……」
虹夏「まあ、とりあえず、これで当分スターリーには寄り付かないでしょ……よかったよかった」
ぼっち「あっあの……自分のお姉さん失踪してるのに『よかったよかった』でいいんですか……？」

～

廣井「待っててね先輩……今こそ幸せスパイラルの真価を発揮するとき……！」

廣井「うぉ～、別世界にトリ～ップ！」

――古来、酒は神や冥界と繋がる力を持つとされてきた

――ヒロインの口噛み酒で時空を超越した某アニメ映画の主人公の如く――

――星歌を想い、幸せスパイラルを決めることで、廣井の意識は多元宇宙へとトリップしたのである！

9二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 12:09:34

～

　『あっ……店長さんどこ行っちゃったんですかね……』
　『虹夏、思い出してよ……自分のお姉さんのことでしょ……』
　『知らない……私にお姉ちゃんなんていない……』

廣井（何この湿っぽい世界……違う違う、こんなとこに先輩はいない……）

～

　『今日までスターリーは回してきたけど……もう限界だよ……戻ってきてお姉ちゃん……』
　『あっ虹夏ちゃん……わっ私達がいますよ……』

廣井（うぅ、胸が締め付けられる……先輩が生きてる世界を探さなきゃ……）

～

　『ぼっちママァァアァアア！！』
　『ひっ……けっK察を……！』
　『判決、死刑！』

廣井（……これは見なかったことにしよう）

10二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 12:14:10

――そして、dice10d10=7 1 6 4 7 10 6 8 10 2 (61) もの並行世界を巡った廣井は、遂に……

　ぼっち「あっ、つまり……虹夏ちゃんをしらす丼に没頭させれば……

　　　　ドリトスの力でそういう世界の虹夏ちゃんとリンクして、喜多ちゃんとのCP妄想は打ち消せるかも……！」

　星歌「何て？」

廣井（あっ先輩……！　生きて喋ってる先輩だ、やっと見つけた……！）

廣井（なんか頭にポテチ乗っけてるのが気になるけど……この際それでもいいや……）

　廣井「こんちわぁ〜！なんか私のお酒レーダーがここに美味しいツマミがあるっていってるんですけどぉ〜！」

　星歌「げっ……こんな時に面倒な奴が……」

　廣井「あっ！ポテチはっけーん！」

　星歌「あっおい馬鹿！」

廣井（この世界の私にスパイラルイン……！）

　廣井「ハッ……あれ、でも……なんで先輩が生きてるんだっけ……？」

>>14

11二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 12:18:54

　廣井「なんで先輩が生きてるんだっけ……？」
　星歌「……おい、なんだよ、急に怖いこと言うなよ」
　虹夏「そうだよ廣井さん、言っていい冗談と悪い冗談があるよ！？」
　廣井「ごめん……でも……先輩にまた会えたのが、嬉しくて……」
　星歌「おい何泣いてんだ、気持ちわりーやつだな！」

廣井（あれ……でもなんで、私、先輩と会えて懐かしんでるんだっけ？）

廣井（まあいいや、とにかく先輩が元気ならなんでもいーや）

　廣井「せんぱーい、再会を祝して先輩の奢りで飲み行きましょうよ〜！」
　星歌「行くかバカ、お前が●んでろ！」
　廣井「あーっ、いくらなんでも言っていい冗談と悪い冗談がありますよ〜？　ねえ妹ちゃん！」
　虹夏「あ、はい……そうだ、そんなことより私、喜多ちゃんとデートしなきゃ……」
　廣井「そんなことぉ！？」

虹夏の声『30レスくらいでサクっと終わらせてくださいね……』
廣井「あれ？　妹ちゃん、今何か言った？」
虹夏「いえ？」
廣井「……まあいいや。なんか30どころか11レスくらいしか経ってないけど」

廣井「終わったよ、みんな……」

（完）