- 1二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 00:30:06
- 2二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 00:30:45
ヤンデレジャナイカ
- 3二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 00:31:19
貼ってもいいのよ
- 4二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 00:31:51
正直見てみたい
- 5二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 00:35:01
「トレーナー!ボクたちの結婚式はいつにしようか?」
ある日、トレーナー室に入ってくるなりテイエムオペラオーはそんな事を言ってきた。
「……は?今なんて言った?」
「だから結婚だよ、結婚」
俺が聞き返すと彼女はさも当然のようにそう答えた。
「いや、なんでいきなり結婚の話になるんだよ」
確かに俺たちの関係は世間一般で言うところの『恋人同士』という奴だろう。だがそれはあくまで名目上であって別に交際しているわけではないのだ。それなのに何故このタイミングでそんな話が出てくるのか全く理解できなかった。
「だってキミはボクのことを好きだろう?」…………は?コイツ何言ってんだ?俺がお前を好きだって?寝ぼけてんのか?いやそもそも俺はお前のことなんか―――「嘘はよくないなぁ~トレーナー」「ッ!?」……気づけば目の前にいたはずのオペラオーの姿はなく、背後から声をかけられていた。慌てて振り向くとそこには笑顔を浮かべる彼女の姿があった。しかしその目は全く笑っておらず、まるで蛇のような視線だった。
「キミがボクに対して抱いている感情はただの好意じゃない。もっとドロドロした汚らしいものじゃないか。ねぇ?そうだろ?」
その言葉を聞いた瞬間、心臓を掴まれたような感覚に陥った。そして思い出してしまったのだ。自分の醜さを。彼女が言うように俺は彼女を愛していたのではなく、憎んでいたことを。
「あ……」
思わず後ずさりしてしまう。しかしすぐに壁にぶつかった。逃げ場がない。
「まぁいいさ。どうせ遅かれ早かれこうなる運命なんだ。それにキミもそっちの方が嬉しいだろ?」
そう言いながら彼女はゆっくりと近づいてくる。俺はもう動くこともできずその場に立ち尽くしてしまっていた。すると次の瞬間、唇に柔らかい感触を覚えた。それが彼女のものだと気づくのには少し時間がかかった。
「んっ……ちゅっ♡……ふぅ、ごちそうさま」
長い口付けの後、彼女は妖艶な表情で微笑みかけた。
「じゃあこれから末永くよろしく頼むよ。旦那様♡」
その後、俺は彼女に監禁され続け、気がつけば1年以上の月日が経過していた。最初は抵抗していたが今はもう諦めてしまっている。しかしそんな生活にも変化が訪れた。 - 6二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 00:44:00
この先はドトウが出てくるんだけど、地の文はトレーナーの主観で描写されるのにセリフ上はトレーナーが一切出てこなくて、オペラオーとドトウの掛け合いになる
「セリフの口調はオペラオー」で「モノローグの口調はトレーナー」の形で進んでいくから自我の境界線が狂った後暗いホラー小説みたいになった - 7二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 00:46:02