- 1二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 23:36:55
- 2二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 23:38:18
ハルトくん…近親相姦押しなのか…
- 3二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 23:40:10
- 4二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 23:42:38
- 5二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 23:44:03
- 6二次元好きの匿名さん24/02/19(月) 23:46:46
こんな感じの三人がわちゃわちゃ気ぶり合戦しながら最終的に三人でくっつくのを見たいです
- 7二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 00:16:24
ちなみにお互いの好感度は
1-50 友達
51-70 かなり好き
71-89 付き合える
90- 抱ける/抱かれてもいい
ゼイユ▶スグリ dice1d100=74 (74)
ゼイユ▶ハルト dice1d100=73 (73)
スグリ▶ゼイユ dice1d100=97 (97)
スグリ▶ハルト dice1d100=25 (25)
ハルト▶ゼイユ dice1d100=74 (74)
ハルト▶スグリ dice1d100=42 (42)
- 8二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 00:20:20
ダイス神はホモがお嫌いの様で草
- 9二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 00:23:43
しれっとスグリ→ゼイユが高くて草テラス
- 10二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 00:23:58
ゼイユ
スグリともハルトとも付き合えるくらいは好感度高い
スグリ
ゼイユは抱ける(抱かれてもいい?)
ハルトは友達
ハルト
ゼイユと付き合える
ハルトは友達
思ってた以上に姉弟愛が濃厚すぎてビビった - 11二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 00:28:24
- 12二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 00:28:55
みんなそこまで高くないな?
- 13二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 00:30:07
スグリ……ねーちゃん抱けるくらい好感度高いぽいので「俺がねーちゃんを幸せにしたいけど……姉弟はダメだべ」と思ってハルトを推してる……?
- 14二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 00:42:20
ゼイユスグリハルトを○○しないと出られない部屋にご招待
1 カップルができないと出られない部屋
2 S〇Xしないと出られない部屋
3 キスしないと出られない部屋
4 バトルしないと出られない部屋
dice1d4=4 (4)
- 15二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 01:01:12
ハルト「……?ここどこかな?」
スグリ「わやじゃ……ねーちゃんも起きて」
ゼイユ「ん……って何!?あたしいつの間に寝て……ってここどこよ!?」
ハルト「あ、壁になんか張り紙があるよ。……ふむふむ」
”バトルして勝った一人が二人に命令をしてそれに従わないと出られない部屋 ”
スグリ「ポケモンっこさ……いるな。俺はいつでもバトルできる」
ゼイユ「みっ、認めたくないけど!!流石にこれあたしが圧倒的に不利じゃない!?二人ともチャンピオンレベルなんだけど!」
ハルト「まあ、でもやらないと出られないみたいだし……本気でいくね」
ゼイユ「キー!ほんっと容赦ないわよねあんた!!」
ハルト「いへへ、ほっぺつねらないでよお……!」
ゼイユ「ま、加減されても生意気だからいいわ!やってやろうじゃない!」
ハルト「そうこなくっちゃ!」
スグリ「…………」
スグリ(ハルトとねーちゃん仲いいな、これならすぐにくっつきそう……でも、俺は……それでいいのか?でもハルトの方が俺より……) - 16二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 01:03:24
バトルに勝ったのは
1 ゼイユ
2 ハルト
3 スグリ
dice1d3=1 (1)
- 17二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 01:04:09
おお!ねーちゃん!?
- 18二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 01:15:58
***************
ゼイユ「……やった、やった!!ねえやったわよ!あたしチャンピオン二人に勝っちゃったわ!ま、分かり切っていたことよね!あたしのヤバソチャは最高で最強なんだから!ブルベリーグチャンピオン狙ってみようかしら!」
スグリ「ねーちゃんわや嬉しそうだべ」
ゼイユ「なによスグ、にへにへして、勝ったのはあたしなのよ?」
ハルト「ゼイユまた強くなってる!学園で僕といっぱいバトルしたもんね!」
ゼイユ「ふふ、あんたに散々な目にあわされまくった甲斐があったわ!」
スグリ(俺の知らないところでハルトとねーちゃん……)
ゼイユ「えーと、部屋を出る条件は”勝者が敗者に命令する”ってことよね!ふふーん、何にしてやろうかしら!」
ハルト(うわああ絶対えげつないやつくるよこれ!?)
*************** - 19二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 01:24:00
- 20二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 01:28:39
- 21二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 01:39:53
本音を言っても現時点だとお互い友達認識だからどっかで好感度アップ挟まないと難しいな…
- 22二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 01:47:15
本音ってどういう本音?
どっちもゼイユ絡みでの推しCPがあるっていう話するのか…? - 23二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 01:52:10
***************
スグリ・ハルト「本音!?」
ゼイユ「そうよ、相手に思ってたことを正直に言いなさい!」(さあ好きって言え!)
ハルト「本音かあ……スグリに言いたいこと……」
(言っちゃおうかな。今チャンスだよね!見たいものが見れる……姉弟だとアレって言うけど、四災を解き放つことに比べたら全然アレじゃないよ、僕は解き放ったし捕まえたからなんとかなる!)
ハルト「スグリ!ゼイユと付き合ってほしいな!」
ゼイユ「…………へ?」
スグリ「!!」
(……え?、え?ハルト……!?わやじゃ、でも、でも……俺は良い!……ねーちゃんは……嫌って言うだろうな、言われたら……そうだ、姉弟はダメなんだ)
スグリ「お、俺は、ハルトとねーちゃんが付き合ってほしい!」
ハルト「…………え?」
ゼイユ「は…………?」
*************** - 24二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 02:14:18
楽しみすぎて寝られねえ……!!
- 25二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 11:46:10
時間とれたら続き書きます保守
- 26二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 12:28:35
ココのゼイスグ姉弟両想いで草テラスタル
ゼイユねーちゃんに姉弟以上の感情を抱きつつも姉弟という関係に苛まれハルゼイを推すスグリがわや美しい… - 27124/02/20(火) 19:59:15
***************
ゼイユ「は!?!、はあああああああ!?!?」
ハルト「…………」
スグリ「…………」
ガチャ!
ハルト「あ、あの~………鍵、開いちゃった……みたいだね」
スグリ「わやじゃ……」
ゼイユ「…………と、とりあえず出るわよ、話はそれから……!」
(開いたってことは二人ともちゃんと本音を言ったのね
というかハルトあいつほんと何考えてるの!?姉弟なのに!)
***************
ゼイユはどうするか
1 ハルトと付き合う
2 スグリと付き合う
3 誰とも付き合わない
4 ハルスグどっちも付き合う
dice1d4=4 (4)
- 28124/02/20(火) 20:02:21
- 29二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 20:02:49
ひっく!
- 30二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 20:34:49
***************
ハルト「出れた………」
スグリ「………(ねーちゃん、どうするんだろ)
ゼイユ「……はあ、仕方ないわね。とりあえず、二人とつ、付き合ってやるわ」
(正直こういうの良くないって思うけど、二人のことは大好きだし……形だけやってそういう……キ、キスとかしなければ大丈夫よね、関係だけ変えたフリするわ)
ハルト「え、えええええ!?」
スグリ「……え?ねーちゃん、どうして………」
***************
ハルトは dice1d2=1 (1)
スグリは dice1d2=2 (2)
1 承諾する
2 承諾しない
- 31二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 20:38:03
姉弟はダメなんだって思ってる部分なんとかしないと無理だわな…説得できるか?
- 32二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 21:14:08
***************
ハルト「え……っとびっくりしたけど僕は良いよ!ゼイユもスグリも大好きだし!」(姉弟もくっつくし!最高!)
スグリ「……ダメだ。ハルトとねーちゃんだけが付き合ってよ。俺とねーちゃんは姉弟だから……ダメだべ。ダメなんだよ……」
ゼイユ「な、そこまで本気にならなくてもいいでしょ!?形だけよ形だけ、別に今までとそんな変わんないわよ。お互いに、か、彼氏とか……彼女とか?なんか呼びたいときにそうする程度でいいじゃない」
ハルト「えっ……え……」(僕は割と本気で好きなんですけど!?本気の関係じゃないの!?)
スグリ(本気じゃないけど付き合う?ねーちゃんが考えてることがよく分からない……でもこれで良い?のか………?)
ゼイユ「あっち!出口みたいよ!ってどこに出るわけ……?ってほら、何あんたらちんたら歩いてんの!さっさと行くわよ!!」
***************
どこに出た?
1 ハルトの部屋
2 キタカミ姉弟の実家(キタカミ)
3 さらなる○○しないと出られない部屋
dice1d3=2 (2)
- 33二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 21:16:48
ちなみにハルトは二人と付き合うことにどのくらい乗り気か
dice1d100=30 (30)
- 34二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 21:21:31
ちなみにスグリは二人と付き合うことにどのくらい乗り気か
dice1d100=36 (36)
- 35二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 21:23:45
承諾しなかったスグリが一番乗り気という
色々と本音と建て前のギャップが一番大きい………葛藤してるのかな
でも全員意欲に伸びしろがあるな、今はまあまあだけど今後ガツンと数値が上がってもう後戻りできない感じになってほしい - 36二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 21:41:34
***************
ハルト「ここは……?」
ゼイユ「ってあたしたちの部屋じゃない!ってことはここキタカミなの?もうわけ分かんないんだけど!?」
ハルト「あ、これ昔の写真?わあ!かわいいね二人とも!」
ゼイユ「マイペースすぎないあんた!?……って勝手に部屋物色するのやめなさいよ!!……はあ、それにしてもわけ分かんない日だったわ、なんか気づいたら変な部屋でバトルさせられるわ、三人で付き合う羽目になるわ、実家に飛ばされるわ……でもう何が何だか!はあ、疲れた……」
スグリ「俺、何か飲みもんとか取ってくる……ねーちゃんとハルトはのんびりしててな」
ゼイユ「ふーん?スグにしては気が利くじゃない!」
ハルト「手伝おっか?」
スグリ「大丈夫だべ、ありがとな」
(なるべくハルトとねーちゃんを二人っきりにして進展させよう、俺は当て馬でもいい……その方が綺麗に終われる気がする)
*************** - 37二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 21:56:19
***************
「んー……なんか久しぶりのこの感じ。やっぱ実家は落ち着くわね!」
「僕はちょっと緊張してるけど、ゼイユたちの部屋に入るのは初めてだし」
「ってハルトがいるんだった。前言撤回、ぜんっぜん落ち着けないわ!!」
「えー……なんでさ」
「だって、だって……なんか付き合っちゃったじゃないあたしたち……まあ形だけだけど」
「……意識してくれるんだ?」
「は、はあ!?何よ急に!変なこと言うのやめなさいよ!?」
「だってゼイユのこと本気で好きだし。付き合いたい気持ちはあったよ……まあそれに加えてゼイユとスグリ姉弟が付き合うのもみてみたかったし」
「な、何よ!姉弟が付き合うの見たいって趣味おかしすぎない!?それにあたしのこともす、すきっての両立しなくない!?したらおかしいわよ!?」
ハルトは dice1d4=1 (1) した
1 ゼイユを床に押し倒す
2 ゼイユにキス
3 「チャンピオンなので!」
4 「確かに……おかしいよね……」
***************
- 38二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 21:59:41
盛り上がってまいりました
- 39二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 22:16:17
***************
「……するんだよ、両立」
「っ……!?」
ゼイユは固い床の感触と、見たことのないハルトの表情の異様さに頭がついていかなかった。
この状況を変えようとしても、動けない。がっちりと組み伏せられている。
こんなに力のある少年だったのか、敵わないかもしれない、という恐れでひやりと汗をかく。
「僕、おかしくなっちゃったんだ、ゼイユのことが本気で好きで……でもゼイユとスグリと引き離すようなことはしたくなくて、ずっと仲良しですっと一緒にいてほしいから……」
そうだ、僕はスグリが一人になって悲しむのだって見たくない……三人で、というのは理想の形かもしれない───ふ、とハルトは微笑む。
【ハルト▶スグリの好感度が 42+ dice1d30=12 (12) になった】
【ハルトの付き合う意欲が 30+ dice1d30=27 (27) になった】
「……っ何よ。何よ……」
「気持ちが追い付いていないのに、形からってのは少し寂しい……でも、三人で築いていけるこれからが楽しみなんだ。……僕は本気、だから。覚えててね」
するり、引き戸を開ける音。
「麦茶持ってきた、ばーちゃんがりんごさ、切ってくれたべ……って……」
スグリは盆を持ったまま、その───親友が姉を組み伏せている、という状況を見てぽかんと口を開けた。
「あ…………」
***************
- 40二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 22:22:40
- 41二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 22:27:02
好感度アップしたけどスグリ側がどうなるんだこれ…
- 42二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 22:33:23
- 43二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 22:34:14
ここのダイス神近親で盛り上がったかと思えば妙なところで堅実なんですが!?
- 44二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 22:34:24
健全!
- 45二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 22:35:41
この中だとゼイユが性欲強め?(平均並みで他が低すぎ……?)みたいですね
- 46二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 22:40:00
ちなみに性知識は
1-30 たまごパワーサンドイッチ食べてピクニックすれば子供が生まれる
31-70 保健体育
71-89 エロ本(プレイなど知っている)
90- プロ(経験あり)
ゼイユ dice1d100=3 (3)
スグリ dice1d100=74 (74)
ハルト dice1d100=25 (25)
- 47二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 22:43:22
- 48二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 22:46:39
- 49二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 22:47:02
性欲はないのに知識はやたらあるってどういう状況なんだよ>スグリ
- 50二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 22:48:43
むしろ性知識ピクニックなのに他二人に比べて性欲数値高め(それでも低い数字ではある)のゼイユは何なんだ
サンドウィッチ食べたいんか - 51二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 22:50:27
覚醒状態の性欲
ゼイユ 70
スグリ 38
ハルト 40
これはゼイユがおねムーブでショタたちをリードする感じか?なお性知識はたまごピクニック
スグリがしぶしぶやり方や知識を提供するんかな? - 52二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 22:51:29
知識はあるけど無関係だと思ってるパターンとか?
ハルゼイは子ども(たまご)ほしいみたいな感じかな… - 53二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 22:57:21
- 54二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 22:58:37
ステータスはのちのちまとめよう……
ssの続きも進めていきたい - 55二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 23:02:19
- 56二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 23:02:50
姉弟揃って身が固い
- 57二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 23:04:39
ちなみに体力(ここではすけべしたときのバテにくさ)数値が高い方が何戦もやれる
ゼイユ dice1d100=44 (44)
スグリ dice1d100=46 (46)
ハルト dice1d100=43 (43)
- 58二次元好きの匿名さん24/02/20(火) 23:05:35
- 59二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 00:14:57
保守
- 60二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 10:31:10
保守
- 61二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 17:22:25
【デフォルトの性欲(スイッチ入った時の性欲)】
ゼイユ 29 (70)
スグリ 9 (38)
ハルト 8 (40)
【性知識】
たまごパワーサンドイッチ食べてピクニックすれば子供が生まれる
ゼイユ(3)
ハルト(25)
エロ本(プレイなど知っている)
スグリ(74)
【快楽耐性(低い方が達しやすい)】
ゼイユ・スグリ 88
ハルト 54
【すけべしたときのバテにくさ】
ゼイユ 44
スグリ 46
ハルト 43
な か よ し - 62二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 17:34:00
- 63二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 17:39:57
***************
「仲いいのはいいことだべ」
へにゃり、気の抜けたような笑顔を見せながら、スグリはローテーブルに盆を置いた。
「キー!よ、よくないでしょ!ハルトどきなさい!どけ!」
「えー……」
dice1d3=3 (3)
1 ゼイユ「代わりにスグを押し倒せばいいでしょ」
2 スグリ「ハルト、もっとやってみてよ」
3 ハルト「じゃあスグリがゼイユを代わりに押し倒しといて」
***************
- 64二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 22:26:38
続きめっちゃ気になる……
- 65二次元好きの匿名さん24/02/21(水) 23:30:42
保守
- 66二次元好きの匿名さん24/02/22(木) 06:41:24
保守
- 67二次元好きの匿名さん24/02/22(木) 16:50:43
保守
- 68二次元好きの匿名さん24/02/22(木) 23:41:26
保守
- 69二次元好きの匿名さん24/02/22(木) 23:50:33
***************
「じゃあスグリがゼイユを代わりに押し倒しといて、僕はりんご食べるね」
「はあああああ!?なんであたしはずっと押し倒されとかなきゃならないわけ!?!?!いい加減に手ぇ出るよ!?」
「なおさら抑えとかないとね」
「は────!?あんたってやさしさとか無いの!?ね、ねえ、スグ!!なんとかしなさいよ!!!」
予想外の展開に呆けていたスグリは、ぼそりと呟いた。
「……ねーちゃん、ごめんな」
「っ…………!?!?」
あっけにとられたままのゼイユがスグリに組み伏せられるのを、ハルトはりんごを口にしながら楽し気に眺める。
「りんごおいしい!仲良し姉弟良いね!」
のんきなハルトの声を無視してゼイユは諭すように言った。
「す、スグ……どきなさいよ、ねえ」
想定外の弟の行動に、日ごろの威勢は多少削がれたようだった。
「ねえ、ってば……」
「ねーちゃん、ほそっこいな」
ぽつり、スグリは呟いた。
今は身長差が意味を成さない。
姉は大きくて恐ろしい生き物、という印象はなりを潜めていた。
*************** - 70二次元好きの匿名さん24/02/22(木) 23:51:17
出先でホスト規制とか喰らってて続き書くの遅くなった……
保守ありがたい - 71二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 00:25:00
***************
「…………」
ハルトは皿のりんごを半分ほど食い尽くしながら、姉弟を眺める。
───にやり、何を思ったか口角を上げながら立ち上がった。
「えいっ、と」
「わや!?」
「うわ!何よ!?」
ハルトに背を押され、スグリは姉の胸に顔からダイブした。
「っ──────!?!!」
初心な少年の顔はみついりりんごよりも赤く、まっかっかに熟した。
「こ、この体勢……わやじゃ!?だ、だだダメ、ダメだ!わやぁぁあ!!!」
「?何が?」
「は、ハルトッッ!?!?」
スグリは目をめいっぱい開き、ハルトを見た。
そこにいるのが信じられない伝説ポケモンを見るときの目だった。
おやつでなんで来るんだろう、以前こぼしたハルトの疑問がスグリの頭の中で再生された。
「そうよ!邪魔だけど、そんなに焦ることじゃないでしょ?……って、ふふ。なんか懐かしいわね。ちっこいときのスグ思い出したわ、ほら!」
ぎゅうぅ、ゼイユはスグリの背に手を回し抱きしめた。
「よくこうして、スグを抱き枕にしてたもんね!あったかいから冬とかちょうど良かったのよ!ふふ!」
「っっっ~~~~!?!?!?」
並々ならぬ好意を密かに実姉に寄せている難しい精神状態の少年にとってそれはどくすぎた。
ぎゅっと回された姉の腕はじゃどくのくさりのように、スグリを蝕んだ。
*************** - 72二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 00:37:02
キタカミの 仲良し姉弟 イイネイヌb
ハルトが味わう 禁断の果実♡
満更でもない スグリに期待♡ - 73二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 00:40:42
***************
「ねーちゃん!!そ、そそそういうのはダメだべ!!?」
「?別にいいでしょ、何が問題なのよ」
「仲良しになるにはくっつくのがいいよね!僕もあとでぎゅってしてよ!」
ハルトに下心はみじんもない、純粋に仲良し同士がじゃれつくための手段としか考えていないのだ。
どっかの国ではハグは挨拶らしいよね!
「嫌よ」
「えーなんでー!!」
「だって急に押し倒したりするから!反省しなさいよ!?」
「…………」
じゃどくのくさり(姉の腕)は解かれず、スグリはぐちゃぐちゃになった頭を無理やり停止させ悟りを開こうとしていた。俺はただの抱き枕だべ。
でも、ねーちゃん押し倒されて嫌?だったのか……?やっぱり、ねーちゃんにもちゃんとそういう恥の感性があるんだ……(希望的観測)
今のスグリは姉に嫌がられることは嫌だけどでもちゃんと嫌がってほしい(なんか危ういので)という複雑な心境だった。
「そういうのはあたしからさせなさいよ!そういうバトルでしょ?押し倒すとかケンカするときにやるやつだし!!先にやられるのむかつきすぎて気絶しそうなんですけどおおお!?!?!!」
───は?
スグリは考えるのをやめた。
*************** - 74二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 00:43:45
ここのハルトとゼイユは多分キッズ向けの恋愛漫画程度の性知識しかない
- 75二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 00:59:29
美少年&美少女(黙っていれば)の姉弟が仲良く(健全に)抱き合ってる(抱き合わせた)光景を肴にキタカミりんごをキメるハルトに草を禁じ得ない
- 76二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 01:29:40
***************
「ってかあっついわね!!!スグどっか行って、暑い!」
姉という生き物、弟の扱いは雑である。
自由の身になった瞬間、ものすごい勢いでスグリはゼイユから離れた。
「そういえば、今日はこのあとどうしよう?時間的に学園には帰れそうもないし……」
結局皿のりんごを一人で全て食い尽くしたハルトは呟いた。
「あ!ハルトあんたりんご全部食べちゃったの!?キー!!生意気───!!」
「ねーちゃん落ち着いて。……じーちゃんとばーちゃんさ、びっくりしてたけど今日はもう泊まってけって。ハルトもな」
「わーい!やったあ!!いつも公民館に泊まってたからスグリとゼイユとお泊り会できるの嬉しいな!」
「にへへ……俺も」
どうか何も変なことが起きずに、平和的にこのお泊り会を終えられますように……スグリは心の中で祈る。
*************** - 77二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 01:33:26
***************
「じゃあ、風呂一緒に入るわよ!シャンプー目に入れてやるわ!!」
「………え?………え??」
スグリの目からハイライトが退場した。
「入る!!うわあ、ママ以外と入るの初めて!!シャンプー目に入れるのはやめてね!洒落にならないくらい痛いからアレ!!」
「は、ハルトッッ!?!?」
スグリは信じられない伝説ポケモンを見るときの目でハルトを見た。
「スグ!今日くらいはあんたも一緒に入りなさいよ?ハルトもいるんだから!最近こっち帰っても一緒に入ってくれないし」
風呂はテーマパークではない。誘い合わせて行くものではない。
「風呂はテーマパークじゃない……なんでそんな楽しそうなんだよねーちゃんもハルトも……ハルトはまだしもねーちゃんはダメ!一人で入ってよ!」
「な」
「なんでって女の子だからだべ!!!」
「え?いいじゃん。何かダメなことあるの?」
ハルトはさらっと答えた。
「そうよ!あたしが学園に入る前は一緒に風呂だって入ってたし!ちょっと体の違いはあった気がしたけど、背が高いとか低いとか……そんな感じのと同じでしょ?」
「(絶句)」
スグリは絶句した。必ず、かの純粋無知な姉と親友を教育せねばならぬと決意した。二人は性知識がわからぬ。スグリは、年頃の少年である。バトルをし、ポケモンと遊んで暮して来た。けれどもえっちなことに対しては、人並みに興味深々であった。
初めて彼に性知識───エロ本を与えたのはカキツバタだ。
ちなみにカキツバタとは性癖の方向性の不一致でそりが合わない。
「でかけりゃでかいほどいいねぃ。ヘキの血が滾る」
「個性潰してまで大きくするの良くないよ。個性を大事にできないの?」
「元チャンピオン様は真面目さんだねぃ、性癖、広くせにゃこの世は地雷だらけ、ご愁傷様よ」
「う、うざ……」
*************** - 78二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 02:06:46
- 79二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 02:11:16
スグリが盛るペコ反対派なのは身近な好きな女の子の影響があるかもしれない……
- 80二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 02:12:32
- 81二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 02:20:33
- 82二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 02:24:21
この慈愛の心は紛うことなきキタカミの女神ゼイユ
- 83二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 02:38:13
なんですかこの今にも一線越えそうな姉弟は……(興奮)
- 84二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 13:19:58
- 85二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 13:21:45
姉への好感度の異様な高さの割には色々と理性高めダイスが出るなここのスグリ
- 86二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 13:40:10
しれっと癖を暴露されるカキツバタ
- 87二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 13:54:08
ここのスグリはねーちゃんへの好感度高いのに「やっぱだめだべ!」と欲求と戦ってブレーキ掛かっちゃう弟ムーブが栄養満点で持病に効くぅ…
家族愛(親愛)と異性への恋慕(情愛)が葛藤している様が非常に美しく非常に美味ですね… - 88二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 14:23:40
***************
「好きな奴と風呂入れるったぁまたとない大チャンスだねぃ、元チャンピオン」
脳内カキツバタがそう言う。
……なんだか無性に腹が立ってきた。
「俺、キタカミ10周してくるな」
このどうしようもない状況をひとまず放置しよう。
時間が解決してくれるはず……スグリは一縷の希望を抱きしんそくで家から飛び出して行った。
「はあああ!?ってちょっと待ちなさい……って!?もういないんだけど!?」
「しんそく使えるんだスグリ……わやかっこいい」
「そういうことじゃないでしょ!!ッチ、逃げやがったわねあいつ。……まあいいわ、二人で入りましょ!」
「うん!」
さあ行くべ10周!
……と思ったのもつかの間、家から飛び出して数百メートル、ふと目についたりんご園ではたくさんのカジッチュがころころと転がっていた。わやかわいいな。
戯れにカミツオロチを出してみる。
幼い子供ッチュたちが可愛くて仕方ないのか、珍しく5オロチュ総動員でわやわやとじゃれあいはじめた。
わやかわいい……
日頃からその本気出してくれないかな。きまぐレーザーで。
「なんか、久しぶりだべ……」
ぼんやりとカミツオロチたちを眺めながら呟く。
こうしてキタカミの地で一人のんびりするのはいつぶりだろうか。
思えばいつもうるさい姉がいた気がする。
下僕のような扱いだった、ついて行かないという選択肢もあったはずだ、それでもいつもくっついていたのは。
「っ………」
思い出して、顔が火照る。
……ねーちゃん、わややわこかった。
ハルトのせいで姉の胸にダイブしてしまった。しかも顔から。
*************** - 89二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 14:24:38
***************
「今頃ハルトとねーちゃん、一緒に風呂入ってんのかな……」
それでいい、でもちょっと嫌だ。
どうせなら一緒……はもっとダメだ。
「キタカミ10周……」
やるか。
カミツオロチに声をかける、名残惜しそうな相棒をなだめつつボールへと入れ、スグリはその場を去った。
──結局一周も出来なかった。
襲ってきたポケモンを追い返したり、捕まえたり。
寄ってきた人懐っこいポケモンと触れ合ったりしているうちにだいぶ遅い時間になっていた。とうに外は真っ暗だ。
そろそろ帰らないと心配させる、流石にあの二人はとうに風呂を済ませているだろう。
そっと帰ってさっさと寝てしまおう。
スグリは帰路についた。
「……ただいま」
小声で帰宅を告げる、返事はない。
皆寝ているようだ、安堵半分、寂しさ半分。
「汗だくだべ……」
汗の染みたタンクトップを脱ぐ、シャワーを浴びたくなった。
風呂場へと向かい、シャワーを浴びるために蛇口の栓を開けようとした時だった。
「……やっと帰ってきたわね!!ねえ、面白いことみつけたの!ハルトとやってみて気持ちよかったからスグもやるわよ!!」
「僕スグリと風呂入りたい!!」
──脱走計画は上手くいっていたように思えた、風呂場に全裸の姉と親友が乱入してくるまでは。
*************** - 90二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 19:25:31
ちなみにゼイユとハルトの性知識は「たまごパワーサンドイッチ食べてピクニックすれば子供が生まれると思っている」くらいです
ゼイユ:3
ハルト:25 ◀保健体育聞き流してたかも?くらいの知識量? - 91二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 19:33:08
イケない想いを振り払うために思わず逃げ出しちゃうスグリ君が切なくて芸術点高いですね♡
- 92二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 19:47:47
- 93二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 20:19:17
このレスは削除されています
- 94二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 20:47:13
平和なキタカミののどかな風景と
癒されるポケモン達の微笑ましい光景
そして脳裏に浮かぶわややわこかったねーちゃんの感触とその情景…
どこか懐かしさを感じる長閑なこの地にスグリくんの成長に必要なものが全部揃っているんだなぁ
- 95二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 21:21:07
***************
《数時間前》
「あったか……きもちいい……スグリも一緒に入ればよかったのに」
ハルトは湯船に肩まで浸かりふにゃりとほほ笑んだ。
「ねえハルト、あたしが髪洗ってあげる。来なさい」
「えーシャンプー目に入れるんでしょ?やだ」
「入れないわよ!洗わせたらあたしを褒めたたえたくなるわよ、天才すぎて」
「ほんと?」
ざばり、ハルトは湯船から出る。
「ここ座って、ほら、さっさとしなさい」
すらっとした無駄肉のない美しい体をためらいなく晒すゼイユではあるが、それをえっちだと思えるだけの性知識がないハルトはまるで同性の友人同士かのように風呂をキメていた。
ゼイユもまた同じく、ハルトに対してその手の感想を抱かなかった。弟と同じような生き物は見慣れている。
「シャンプー多くない?大丈夫?垂れない?」
ぎゅ、と目をきつく閉じたハルトは不安げに呟いた。
「うっさいわね、入れないって言ってるでしょ!というか、何か変だと思ったら……」
「?」
「あの頭のアホみたいな毛、濡れると消えるのね!ふふ!」
「あ、アホ!?」
「うわっ!急に動くなっての!今ので目に入ってもあたしのせいじゃないから!!」
「っ…………!?」
その時、ハルトは硬直した。
*************** - 96二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 22:45:40
- 97二次元好きの匿名さん24/02/23(金) 23:36:52
知っちまったなぁ!気持ちいいことをよぉ!
- 98二次元好きの匿名さん24/02/24(土) 00:58:11
次はスグリだ
- 99二次元好きの匿名さん24/02/24(土) 11:26:10
保守
- 100二次元好きの匿名さん24/02/24(土) 18:10:00
性教育をしなかったばかりに…
- 101二次元好きの匿名さん24/02/24(土) 21:25:57
保守
- 102二次元好きの匿名さん24/02/24(土) 23:43:51
- 103二次元好きの匿名さん24/02/24(土) 23:44:29
- 104二次元好きの匿名さん24/02/24(土) 23:49:03
ちなみにハルトはゼイユに遊ばれてどうだったか
数字がでかい方がより強い欲
気持ちよかったのでまたやってほしい
dice1d100=57 (57)
ちょっと怖くなった(初めての快楽にビビってる)
dice1d100=92 (92)
- 105二次元好きの匿名さん24/02/24(土) 23:52:41
92!?たっか………
ここのハルト性知識皆無だし、初めてで何が起こったのかわかってなくて怖くなっちゃったか
初心すぎる……かわいいね
ゼイユ押し倒すくらいは攻めムーブもしてたけど割と等身大少年だ……
でも割と気持ちよかったぽいのがまた
- 106二次元好きの匿名さん24/02/25(日) 10:40:22
すっぱいりんごより酸っぱくて、みついりりんごより甘~いキタカミ姉弟の甘酸っぱい絶妙な、距離感と純朴ハルト少年のスケベトライアングルイイネイヌ保守d♡
- 107二次元好きの匿名さん24/02/25(日) 10:54:33
- 108二次元好きの匿名さん24/02/25(日) 20:39:39
保守
- 109二次元好きの匿名さん24/02/25(日) 20:40:57
スレ主です
サバ落ちたりホスト規制が入ったり入らなかったりで安定しないので今日中に続き書き込めるかわからん……
けど続きは書いていきたい - 110二次元好きの匿名さん24/02/25(日) 23:24:07
- 111二次元好きの匿名さん24/02/26(月) 00:44:10
ハルゼイもスグゼイも大好きだから続きが楽しみすぎる。応援してるよスレ主
- 112二次元好きの匿名さん24/02/26(月) 01:58:03
スグゼイありがとう
- 113二次元好きの匿名さん24/02/26(月) 11:38:23
ほしゅ
- 114二次元好きの匿名さん24/02/26(月) 17:07:59
このレスは削除されています
- 115二次元好きの匿名さん24/02/26(月) 21:31:37
続きです
***************
「は……え………?」
スグリはシャワーを出すことも忘れ、全裸のまま風呂場で硬直していた。
同じく風呂場にはにやにやと性悪そうな笑みを浮かべた全裸ゼイユと、今にも泣きそうな顔をしてスグリにすがる全裸ハルトがいた。
「面白くって気持ちいいこと見つけたの!スグ!あんたの●●●借りるわ!!」
姉の口からとんでもない放送禁止用語が飛び出した、そんなの貸すなんて到底無理だべ!?
何を言ってんだこいつは………と思ったのもつかの間。
「す、スグリ!!!!大変なことになっちゃった!!僕病気かも!!!」
続いて今にも泣きそうな顔したハルトに迫られる。
多分大丈夫なやつなんだろうけど、何かわや……わや嫌な予感がするべ…………
スグリは今すぐにでも風呂場から逃げ出したい気分に陥った。
***************
- 116二次元好きの匿名さん24/02/26(月) 22:44:49
保守
- 117二次元好きの匿名さん24/02/26(月) 23:42:22
わや盛り上がってきたべ‼️
- 118二次元好きの匿名さん24/02/27(火) 10:38:02
保守
- 119二次元好きの匿名さん24/02/27(火) 10:38:13
保守
- 120二次元好きの匿名さん24/02/27(火) 14:01:26
保守
- 121二次元好きの匿名さん24/02/27(火) 22:19:42
保守
- 122二次元好きの匿名さん24/02/27(火) 22:23:18
エクストリーム保守たすかる
- 123二次元好きの匿名さん24/02/27(火) 22:24:49
続き
ゼイスグのターン!
散々逃げ回っていたスグリはついにねーちゃんと一線を越えてしまう……!
激しめ叡智なのでテレグラフに
ゼイスグのターン「聞いてよスグリ……ゼイユにちんちん握られたら、何か白い液体が出ちゃって!!!…………なんかの病気!?ゼイユは分からないって言うから、スグリに聞きたくて…………」それ多分大丈夫なやつ!いやダメなやつ!
スグリは戦慄した。
かっこいいと憧れた、理想として狂うほど追い求めた親友が性知識皆無すぎる上に実姉によって(おそらく)精通させられたという事実。どうして。俺もそうなりたかった。いや違う。
「は、ハルト………だ、だだ大丈夫だべ大丈夫じゃない………」
「はあ!?どっちなのスグ!大丈夫なのね??………まあいいわ、今からスグでも試してみれば良いだけよ!」
「………え?………え?ね、ねーちゃ」
待って、を言うよりも早く、ゼイユのえげつない握りしめによる刺激がスグリの脳を焼いた。
「わ゛ゃ゛っ゛っっ!!?!?」
「良い声ね!!久々にあんたの悲鳴聞いたわ!ほら、あたしがたっぷり遊んであげる」
ぐにゅぐにゅくにくに…………数時間前にハルトがされたように、スグリもまた悪タイプの笑みを浮かべたゼイユによって男の急所を蹂躙されていた。
「これ、いじったらこんなことになっちゃうんだ。昔一緒に風呂はいってたから見慣れてたけど……こん…telegra.ph - 124二次元好きの匿名さん24/02/28(水) 01:00:48
ありがとう…ありがとう…
- 125二次元好きの匿名さん24/02/28(水) 09:27:03
感謝の保守
- 126二次元好きの匿名さん24/02/28(水) 16:35:35
***************
スグリは布団の上で体育座りをしていた。
「…………終わったべ」
ハイライトの退場した目でスグリははしゃいでいるハルトとゼイユを眺めた。
風呂場での何もかもが衝撃だった禁断のアレ……気持ちよかった……いやダメだ、この感覚を覚えてしまったら癖になりそうだった。忘れよう。
あんなことがあった以上、二人とはしばらく距離をおきたかったスグリだが「布団二つしかないし三人でなんとかして寝るわよ!!」姉の提案で逃げれられない現実を直視することとなる。───実家では姉と同室だということ。
ブルーベリー学園に入学し、初めての個室を与えられたときの途方もない喜びをぼんやりとスグリは思い出していた。
「僕きょうだいいないから、こうしてみんなで寝るのやってみたかったんだよね!!」
風呂場での記憶をどっかに落としでもしたのか、とうに普段の元気を取り戻しているハルトは楽し気に言った。
「あたし久しぶりに誰かと寝れるの結構嬉しんだけど!ほら寮ではいつも一人きりでしょ?」
布団に寝転がりながら、ゼイユはふふ、と笑った。
───嬉しそうな二人にスグリは根負けした。
「わかったべ……一緒に寝よう」
さっさと寝てしまえば何も起きない、大丈夫だろうと思いながら。
***************
ハルトは dice1d3=1 (1)
ゼイユは dice1d3=3 (3)
スグリは dice1d3=2 (2)
1 寝れた
2 寝れなかった
3 寝ようとしなかった
- 127二次元好きの匿名さん24/02/28(水) 16:37:02
- 128二次元好きの匿名さん24/02/28(水) 22:41:08
保守
- 129二次元好きの匿名さん24/02/28(水) 23:42:23
ほしゅ
- 130二次元好きの匿名さん24/02/29(木) 07:21:46
保守
- 131二次元好きの匿名さん24/02/29(木) 15:10:21
- 132二次元好きの匿名さん24/02/29(木) 16:18:43
なぜスグリは”寝れなかった"のか
なぜゼイユは”寝ようとしなかった”のか
寝ようとしなかったゼイユは何を考えているのか
ココの理由を妄想するとわや味わい深い
このダイス結果にナゼかしっとりとした禁断の香りがほのかに香る…
- 133二次元好きの匿名さん24/02/29(木) 22:09:56
保守
- 134二次元好きの匿名さん24/03/01(金) 03:23:47
保守
- 135二次元好きの匿名さん24/03/01(金) 11:12:37
保守
- 136二次元好きの匿名さん24/03/01(金) 18:07:20
ほしゅ
- 137二次元好きの匿名さん24/03/02(土) 01:07:17
保守
- 138124/03/02(土) 10:12:43
謎のホスト規制が……
続き書いていきたい - 139二次元好きの匿名さん24/03/02(土) 19:17:59
- 140二次元好きの匿名さん24/03/02(土) 19:46:43
スグリは「ねーちゃんは俺が幸せにする!」っていうぐいぐいタイプじゃないから
1歩も2歩も下がってゼイハルを眺めてるここのスグリくん(性格:ひかえめ)推せる♡
物理的にも押したい♡
押されたスグリがねーちゃんのわややわこいゼイユっぱい(性格:ひかえめ)にドラゴンダイブを決めて顔真っ赤にしてわやわやと混乱している所を激写したい♡ - 141二次元好きの匿名さん24/03/02(土) 20:12:18
ネリネさん明日のバトルに支障出ませんか
- 142二次元好きの匿名さん24/03/02(土) 23:51:45
***************
かわいい
───ゼイユはハルトの寝顔を眺めながら心の中で呟く。
先程まで三人で寝れることに喜んでいた少年はすやすやと心地よさそうに夢の世界へ落ちていた。
丸っこい顔も髪型も、幼い寝顔も……可愛い、かわいい。
風呂場でハルトの体を弄りまわしてみたときのとっても可愛い姿で、自分の中にある何かのスイッチが入ったかのような気がしていた。
───ずっと見ていたくなる、だから起きていた。
スグのことも見ていたかったけど、あいつハルトの横で寝てる、あたしから逃げたんだ、生意気……ゼイユは肘で体を支えながら上半身を起こす。
ま、こうすれば丸見えなんだけど!……スグ、目つむってるけど寝たフリね。
小さい頃から一緒に寝ている姉の観察眼を見くびってもらっては困る。
ゼイユはふふん、と鼻を鳴らした。
「……ねえ、スグは起きてる?」
ハルトを起こさないように、最大限小さな声でゼイユは問いかけた。
「………」
聞こえないフリ、スグリの心臓はドクドクとうるさいくらい鳴っている。
……けど、きっとバレない、大丈夫。
スグリはハルトの横で寝ていた、姉から逃げるために。
ちょうどハルトが壁になってこちらからは姉のことが見えない。……それでも眠れなかったけど、色々と思い出してしまって。
思い出すのを止めようと、気を逸らすために真横の親友を眺めた。
何も考えてなさそうな、幸せそうな寝顔。───今では、かっこよかったはずの親友をかわいいと思ってしまう。
さきほどの衝撃的な風呂場事件では、ハルトに対して少しだけ暴力的な欲を持つ自分が頭をもたげたが、場の勢いにのせられていただけだと思い直す。
「ねえ、起きてんじゃん、無視するなんていい度胸ね」
明らかに不機嫌な姉の声にびくりとスグリの体がこわばった。
***************
- 1431◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 10:51:35
***************
「ね、何か言ってよ。……無視しないで、スグ」
寂し気な姉の声音にきゅう、と胸が切なくなった。
ねーちゃん俺が惚れてること知ってて、狙って急所に当ててきてんだ。ずるっこ。
スグリの頭の半分は感情的に抗議し、もう半分は諦めて冷静に分析していた。風呂場での言動から察したが、姉は絶望的なほどその手のことに疎いというか無知だ。……だからこれは俺が惚れてるせい、ただそれだけ。
「……ねーちゃん、このままだと大変なことになるべ。引き返せなくなる」
「何よ、スグの弱虫。あたしたちならなんの問題ないでしょ?あたし、二人のこと大好きだし───幸せだからいいの、全部」
「っ───!?」
不安と、期待と、欲望と、最後の砦のような理性が混ざってスグリの思考が止まった。脳内に一秒前の言葉だけが響く。
大好き───って、そして幸せだって、言った、確かに。
スグリの顔がキタカミりんごのように熟した。
好きな人にそう言って貰えたことが嬉しくて……うれしくて。
ふわふわとした心地、落ち着かなくて枕に顔を埋めた。
何だか色々な悩みも自制も葛藤もどこかへと飛んで行ってしまいそうだった。
「……俺も、ねーちゃんのことさ……大好きだべ。もちろん、ハルトも」
枕に吸い込ませるように話す……ねーちゃんに聞こえても聞こえてなくてもいい。それでもスグリは確信していた、今の姉なら自分の言葉を何が何でも聞き取ろうとするだろう、と。
「ふーん……そ、まあそうよねーそうじゃなかったら生意気!」
分かってました、姉ですから。そうとでも言いたげに余裕ぶってゼイユは答える。
ねーちゃん素直なのか素直じゃないのかわからないべ……スグリは心の中で呆れた、そんなとこも好きなのかもしれない、と実感しながら。
───しかしスグリは知らなかった、ゼイユもまたキタカミりんご色に顔を染めあげていることに。
ゼイユは掛け布団を投げるように自身にかけ、くるりと潜り込む。ばさり、もぞもぞ。
身体が熱いのは、布団に包まってるせい、ということにしておきたくて。
良い感じにまとまって、良かった。二人とも可愛いなあ。僕も二人のこと大好きだよ───実は数秒前に起きてしまっていたハルトは想う、二人の会話はしっかりと聞いていた。
上手に寝たフリをしながら───にっこり微笑んだ。
*************** - 1441◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 10:53:10
また3人の好感度&性知識ダイスを振り直してみたいなと思ったり
次は誰が葛藤枠なのか…… - 1451◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 12:41:08
- 1461◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 12:45:48
1-50 友達
51-70 かなり好き
71-89 付き合える
90- 抱ける/抱かれてもいい
ゼイユ
▶ハルト 抱かれたい
▶スグリ 普通に弟(だけどだいぶ好き)
スグリ
▶ゼイユ 普通に姉
▶ハルト 抱きたい/抱かれたい
ハルト
▶ゼイユ 抱きたい
▶スグリ 友達
スグリが前回とは真逆の数値を出してて興味深い
ハルゼイが強いな(互いに抱きたい/抱かれたい)
そんな中ハルトに一方的に抱きたい並の好意を寄せてるスグリ
- 1471◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 12:50:27
- 1481◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 12:52:38
- 1491◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 12:54:43
- 1501◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 12:57:17
- 1511◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 12:59:26
- 1521◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 13:05:28
今回こそはガッツリ3pシーン書きたいと思ったけど想像以上にピュアで清らかなダイス出たな
- 1531◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 13:10:00
ゼイユはスグリ▶ハルトの思いをいつ知るか
dice1d4=1 (1)
1 察した
2 スグリから相談を受けた
3 喧嘩した時に勢いで聞いてしまった(喧嘩の原因もハルト絡み)
4 好きな人いないの?と聞いた時
- 1541◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 13:14:37
- 155二次元好きの匿名さん24/03/03(日) 13:19:15
- 156二次元好きの匿名さん24/03/03(日) 13:30:23
- 1571◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 17:47:37
- 1581◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 18:42:04
***************
「…………」
スグリはリーグ部の部室に足を踏み入れて、驚いた。
……ねーちゃんがぼーっとしてる。
レポートでもやるつもりなのか、机の上には資料や用紙が広げられているが全く手を付けていないように見えた。
……あのねーちゃんが?変だ……
目の前で惰眠を貪るカキツバタにぎゃいぎゃいと噛みつきながらも、何だかんだできっちりとレポートを仕上げているあのねーちゃんが?
「ねーちゃん」
「ハルトが……」
スグリは声をかけた、ゼイユは上の空なまま脈略のない言葉を返した。
「わや……ハルトが?」
どきり、スグリの体温が上がる。好きな人の名前に心拍数が高くなる。
「あたしのこと、す、すきだって……言ったの。あいつ……付き合いたいって」
「え…………」
冷や汗がだらり、垂れる。
数秒前の熱さが嘘のようだった、絶対零度でも使ったかのような寒気を感じる。
嫌な予感、心が軋む音がした。
*************** - 1591◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 18:43:03
***************
「……それで」
らしくない姉の態度で、この後の返答は予測できていた。
───それでも、どうしても確かめたかった。無駄に夢を見る前に、醒めたいと思った。
ゼイユは微笑む。
「仕方ないから付き合ってやるの。……ふふ、ハルトのやつ、あたしみたいな美人を彼女にできるなんて幸せ者よね、感謝してもいいよ」
ハルトはここにいないのに、ねーちゃん浮かれきってる。
仕方ない、とか言いながら幸せで仕方ないくせに。
───俺も好きだったのに。……自分の全てを賭けたくらい憧れていたのに。
どす黒い感情は、頬を染めて笑うゼイユの顔を見た途端、罪悪感に変わった。
……そんな顔するんだねーちゃん。
●●が好きだとか、推しだとか、語っているクラスの女子と同じ顔。多分、恋する女子の顔とかいうやつ。
ゼイユを好きだと言ったハルト、恐らくハルトを好きであろうゼイユ。
───勝ち目、ないな。入り込める隙も。
スグリは震えそうな体を抑えようと、上着のチャックを閉める。固く。
***************
スグリ dice1d3=1 (1)
1 「…………」無言で去る
2 「またねーちゃんが持ってく……全部……」
3 「ね、ねーちゃん良かったな……」
- 1601◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 18:44:04
多分全員脳破壊受ける
でもちゃんとハッピーエンドになる予定(三人で付き合うのがゴールなので) - 1611◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 19:18:33
***************
「………何よ?」
ゼイユは苛立ちをにじませた声で呟いた。
───スグが急に来たかと思えば黙ってどっか行った、何なのよ?
「…………」
ちょっと浮かれてたかも。気恥ずかしくなる、憂さ晴らしに爆睡してるカキツバタを怒鳴り起こしてやろうか。……面倒だから放っておく。
スグはたまによく分かんないことをするけど……今日は少しびっくりした。
去り際にみせた目に光のない表情が、以前のおかしかったスグに似てる。
ゼイユは一人悶々と考える。
……何が気に食わないの?あたしが嬉しそうなのが?
それとも、まさか。
*************** - 1621◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 19:21:50
***************
「あんたも……そうなの?」
ハルトが好きなの?
ゼイユは青ざめる、だらだらと冷や汗が流れた。まさか、嘘……でも。
必要な要素はそろっていた。
スグリがハルトに見せる執着心、ハルトには気にするなと伝えたが、スグリが変貌した原因はハルトであろうことをゼイユは察していた。それだけ強い思いを昔からスグリはハルトに寄せていた。
───去り際の暗い顔……このままじゃ、また逆戻り?
でも、あたしだってハルトが大好き。弟だから何でも譲ってもらえるとか生意気よ、譲れない、譲りたくないものなのに。
ゼイユは放っておこうと決め、レポート作成のためにペンを取る。
書けない、なんで……手が震える。
もう、あんな風にこじれるのは嫌だ。口を聞いてくれなくなるのは嫌だ。
「ハルトとスグが付き合えば……」
呟いた自分の声が柄にもなく震えていた。
辛い、泣きたいくらい。けど、三人でいられる関係が一番壊れない気がする。
震える手で、ゼイユはスマホロトムを操作する。
ハルトに電話をかけた、連絡を貰えて嬉しそうなハルトの声を、しっかりと聞いて、そして聞かなかったフリをした。
「付き合うって話だけど……なかったことにしなさい。まだ早いわよあたしたちには、そういうの」
*************** - 1631◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 19:28:52
ハルト dice1d4=4 (4)
1 人生の終わり
2 からかってる?(さっきの電話のこと)
3 ゼイユのことだから僕のことからかってたのかもしれない(OK出したのって嘘だったんだ)
4 しょうがない……切り替えよう
- 164二次元好きの匿名さん24/03/03(日) 19:29:34
切り替えが早い!
- 1651◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 19:30:12
切り替え早っ!(動揺)
ハルトはどのくらい悲しんでいるか
dice1d100=47 (47)
怒っているか
dice1d100=43 (43)
- 1661◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 19:35:01
ハルトは何で切り替えた? dice1d4=4 (4)
1 急に一方的にフラれてちょっとムカついた
2 ゼイユにはもっといい人がいるかも
3 まだワンチャンあると思ってる(またアプローチする)
4 ショックすぎて早く忘れたいため
- 1671◆JSpZFWIM4g24/03/03(日) 19:37:04
悲しみと怒りが半々ぐらいあるしショックではあったんだな
- 168二次元好きの匿名さん24/03/03(日) 23:37:39
保守
- 169二次元好きの匿名さん24/03/04(月) 07:45:12
お互いがお互いのカップリングを望んで
自分に向けられた好意、自分が向ける好意が
なかなか噛み合わない三角関係すこ♡
ゼイハルが一番ノーマルだけど
ゼイスグ、ハルスグのインモラルバトルにも
期待しながら保守 - 170二次元好きの匿名さん24/03/04(月) 17:56:34
保守
- 1711◆JSpZFWIM4g24/03/04(月) 22:33:17
***************
「えっ…………」
顔面蒼白で硬直しているハルトが返事をする間も与えず、一方的にかかってきた電話は無慈悲に切れた。
えっ………僕、何かしたっけ。
思い出してみる。告白したときのゼイユの嬉しそうな顔……やっぱり、何で!?
まんざらでもなさそうだったというか僕のこと結構好きそうだったのに!?
───ハルトは直接会って問いただそうと決意した。
早速部室へと突撃したハルトだが、そこにゼイユはいなかった。
呼びだそうとしたが電話もつながらない、避けられている気がする。なんで、どうして。
………しょうがない、切り替えよう。
ショックすぎて早く忘れたい……
「忘れたい……」
「ハルト?……何かあったべ?」
「うひゃあっっ!?スグリ!?」
部室の机に突っ伏していたハルトは驚き、勢いよく顔を上げた。
「………あ、あのさぁ……ゼイユに付き合ってって言ったらOKくれたのにさっき急にフラれちゃってぇ…………」
めそめそと泣き始めたハルトを見て、スグリは目を見開いた。
「は?ねーちゃんが??」
───あんなに幸せそうにしてたのに?……なんで?
「………そういえば、スグリはなんでここに……?」
「あ、ねーちゃ………いやちょっと用事があってな」
さっき自室に押しかけてきた姉に「部室でハルト慰めてやんなさい」と急に命令され、理由が分からないまま………でも好きな人に会えるなら、とスグリは部室へと向かったのだった。
「そっか…………まあでも僕、しょうがないから気持ち切り替えることにしたんだ………早く忘れたくて………」
ハルトはにこりと微笑んだが、スグリにはその表情が痛ましく映った。
「ハルト………」
*************** - 1721◆JSpZFWIM4g24/03/04(月) 22:33:28
スグリは dice1d5=2 (2)
1 「ハルト………俺と付き合ってみる?」
2 「ねーちゃんとちゃんと話せるように俺が何とかする」
3 「ハルト可哀想……俺ねーちゃん叱ってくるよ」
4 「新しく好きな人見つけるしかね……」
5(………ねーちゃん何か企んでる?)
- 173二次元好きの匿名さん24/03/05(火) 09:22:45
保守
- 174二次元好きの匿名さん24/03/05(火) 17:36:29
保守
- 1751◆JSpZFWIM4g24/03/05(火) 20:05:29
ハルト dice1d4=3 (3)
1 「気まずくて………話せる気がしないな……」
2 「もうスグリと付き合っちゃおうかなぁ……なんて」
3 「スグリを巻き込むの申し訳ないな……」
4「今はゼイユに会いたくないな……」
- 1761◆JSpZFWIM4g24/03/05(火) 20:11:27
***************
「スグリを巻き込むの申し訳ないな……僕とゼイユの問題だし……」
スグリは dice1d4=2 (2)
1 「ねーちゃん嘘ついてると思うんだ、だから理由を聞いてみれば……」
2「……わかった」
3「俺、ハルトが悲しんでると辛い……」
4「このままだと気まずい……ちゃんと話した方が良いべ」
***************
- 1771◆JSpZFWIM4g24/03/05(火) 20:17:26
***************
そういえばねーちゃん、ハルトを慰めろって言ってた───スグリは思い出す。
思えば思うほど、ハルトが傷つくと分かっていて振り、そのうえ慰めろと自分に言ってきた姉の考えが分からない。
スグリはゼイユに dice1d4=2 (2)
1 不信感がある(何か企んでる?)
2 怒ってる(ハルトを悲しませたから)
3 ちょっとだけ感謝している(ハルトと付き合うチャンスができたため)
4 考えが分からないからとりあえず保留
***************
- 1781◆JSpZFWIM4g24/03/05(火) 20:23:57
スグリは dice1d100=44 (44)
1-30 多少ムカついてる(態度がつっけんどんになる)
31-50 相手の話は聞くけどめっちゃイライラする
51-80 静かにキレてる(よほどのことがない限り許さない)
81-100 会ったら問答無用で掴みかかりたい
- 1791◆JSpZFWIM4g24/03/05(火) 20:28:11
一方そのころゼイユは dice1d4=1 (1)
1 めちゃくちゃ後悔してる(やっぱつらい)
2 ノコッチ抱きしめて泣いてる
3 全部うまくいってると思ってる
4 これで良い、でもちょっとつらい
- 1801◆JSpZFWIM4g24/03/05(火) 20:32:36
後悔の内容 dice1d5=3 (3)
1 あのスグだし上手くやれないかもしれない(スグが心配)
2 やっぱりハルト大好き
3 付き合ったままでも方法はあったかもしれない
4 ハルト悲しませたかもしれない(罪悪感)
5 ハルトに完全に嫌われたと思ってる
- 181二次元好きの匿名さん24/03/05(火) 22:02:53
恋愛でプルプル悩むゼイユねーちゃんいいゾ~♡
- 182二次元好きの匿名さん24/03/06(水) 09:32:39
保守
- 183二次元好きの匿名さん24/03/06(水) 19:42:09
保守