- 1二次元好きの匿名さん21/09/03(金) 22:58:40
その夜、テイエムオペラオーは妙な寝苦しさから目を覚ました。そしてすぐに異変に気付く。
意識はあるものの、体が動かないのだ。まるで何かに押さえつけられているような…俗に言う金縛りだろうか。
しかし視線を自分の体に向けると、動けない原因はすぐに分かった。誰かが自分の体に乗っかっていたのだ。
これには流石のオペラオーもギョッとした。思考が追いつかないまま固まっていると、不意に外から風が吹き、カーテンを揺らした。そして月明かりが、その何者かを照らし出す。
「ド…ドトウ…?」
照らし出されたのは宿敵、そして盟友である、メイショウドトウの顔だった。彼女はオペラオーの布団に潜り込む形で、この覇王の体をガッチリとホールドしているのだった。見知ったその顔に、オペラオーは安堵する。
「どうしたんだい盟友…こんな時間に。部屋に黒き飛翔体(ゴキブリ)でも現れたかい…フワァ…それならシャカールさんにでも…いや、彼女もアレは苦手だったかな…」
ここまで話してふと気付く。おおかた彼女は何か怖い思いをしてこうして布団に潜り込んで来ているのだと思っていたが、自分を見つめるドトウの顔色に、そういった恐怖の色は無かった。むしろ、こんな覚悟の決まったような顔のドトウは初めて見るかもしれない。
「オペラオーさん…」
「…何かあったんだね。良いだろう、この覇王に話してみると良い。ただ、隣でハヤヒデさんが寝てるから声は小さめで…ンム…!?」
瞬間。ドトウに唇を奪われていた。
オペラオーは完全にフリーズしていた。起きたら突然ドトウが乗っかっていて、いきなり情熱的な口付けをされたのだ、無理もない。思考がぼやける中、実に一分程、ドトウとオペラオーの間はゼロ距離のままだった。
「……………ッハァ!!ハァ…ハァ…」
ようやく解放され、とにかく酸素を求めて呼吸する。
なんだ?自分は夢を見ているのか?しかし夢にしてはあまりにも…
「気持ち、良かったですか…?オペラオーさん…」
「──ッ、ド、ドトウ…」
「顔…真っ赤ですね…やっぱり気持ちよかったんだぁ…もっと…もっと気持ちよくしてあげますから…!」
「ドトウ!!やめっ────!!!」 - 2二次元好きの匿名さん21/09/03(金) 22:59:09
- 3二次元好きの匿名さん21/09/03(金) 22:59:10
来る
- 4二次元好きの匿名さん21/09/03(金) 22:59:38
…続きは?
- 5二次元好きの匿名さん21/09/03(金) 23:00:07
オージの表情がドン引きしてるように見えてしまった……
- 6二次元好きの匿名さん21/09/03(金) 23:00:08
大人しい顔してすごいこと考えてるねキミ
- 7二次元好きの匿名さん21/09/03(金) 23:00:26
ドトウの頭の中にあるんじゃない?
- 8二次元好きの匿名さん21/09/03(金) 23:00:36
- 9二次元好きの匿名さん21/09/03(金) 23:00:36
真昼間から本人を目の前になんちゅー妄想しとんねん
- 10二次元好きの匿名さん21/09/03(金) 23:03:38
原作ドトウはオペのなら掘られてもいいってオペの名前聞くと尻差し出すってマジ?
- 11二次元好きの匿名さん21/09/03(金) 23:04:15
角度的にオペラオーが考えてる説もあるのでは…
- 12二次元好きの匿名さん21/09/03(金) 23:06:25
オペラオーに負けた負けたって周りが悲しそうな顔して言うから、目と耳を背けるようになっただけだぞ