- 1二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 00:39:10
- 2二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 00:39:21
- 3二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 00:39:37
到着してすぐに着替えを始める。シャツのボタンを外し 袖から腕を抜き 脱いだシャツを軽く畳み 予備のシャツを取り出し 袖を通したところで
「わぁ・・・」という聞きなれた声がした。
声のした方へ顔を向けると担当の二人が部屋の入口に立っていた。 ・・・どうやら着替える前に扉の鍵をかけ忘れていたらしい。
年ごろの女生徒の前で着替える というシチュエーションの危うさに気が付いた私は、手早く着替えを済ませ謝罪のために彼女たちに近づいたのだが
これが大きな間違いだった。 - 4二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 00:39:47
私が謝罪の言葉を発するよりも先にロブロイに押し倒されてしまった。一瞬の出来事に目を丸くしていると
「ごめんなさい・・・ ライス達悪い子だから・・・ もう我慢できないけど いいよね、お兄様?」
と内鍵を閉めながら、ライスがロブロイに取り押さえられている私に語りかけてきた。
「待ってくれ」と言おうとした私を押さえるかのようにロブロイが私を抱きしめる。顔全体をやわらかな感触が包む。
甘く芳醇な香りで私の肺の中が満たされ、身体の中をめぐっていくような、脳からゆっくりと溶けていくような感覚に包まれ 意識が少しずつ惚け、落ちる。
そこから先の記憶ははっきりとは覚えていない。
かすかに覚えているのは まどろむ意識の中、部屋の中に響き渡る水の音 何かを打ち付ける音 誰かのすすり泣く声 そして全身を包み込む心地の良い感触だけだった。 - 5二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 00:39:55
私が目を覚ましたのは、トレーナー室ではなく病室のベットの上だった。
先生曰く、私は気を失っている状態で彼女らに運ばれてきたのだという。ひどい脱水症状だったと聞かされた。
それと 彼女たちは門限を大きく破ったことで、今は謹慎処分という形でしばらく学校に顔を出していないらしい。
あの時見たものが本当なら、もっと大きな処罰が下されてもおかしくないというのに その程度で済まされているのか?と耳を疑った。
もしかするとあの時見ていたものは空想なのではないか そう思いすらした。
そんな疑問が確信へと変わるのにはそう時間はかからなかった。 - 6二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 00:40:07
- 7二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 00:40:21
- 8二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 00:43:38ライスとロブロイってさ|あにまん掲示板人並み以上に性欲強そうなのにむっつりだから性欲発散できてなくてめっちゃ溜めこんでそうじゃない?それでたまたまトレーナー室で着替えてたトレーナーと会ってしまったが最後、無言で内鍵をしめて「ごめんなさい・…bbs.animanch.com
このスレ建てた時にせっかくだしSS風にして書いてみようかと挑戦してみたけれど
SSにしては長く ストーリーとしては短かったので改めてSSを書く難しさを教えられました
あとうまぴょいだといった表現を使うのはアウトな気がして避けたけどこれは単にわかりにくくしただけだったかもしれない
- 9二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 05:07:13
元スレと併せて新しい扉を開けた気がする
いいモノを見せて貰った
あとこだわりがなければ画像結合ツールとか使ってみるのもいいかもしれない - 10二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 07:17:32
うおーっ
すげえっ! - 11二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 07:36:28
- 12二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 10:04:36
こんな陳腐なものでも読んでもらえるのはありがてえ