アイドルになると言って上京した娘が久々に返ってきて

1二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 18:50:01

この人を連れてきたときの両親の心境はいかに

2二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 18:54:51

あの恋バナの一つもなかった美琴がこんな良い人連れてくるなんて…
ってなる

3二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 18:56:57

泣くしかないだろこんなの

4二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 19:00:17

10年間一回も帰らなかったんやろか

5二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 19:00:37

ご両親は話を聞く内に「あ、プロデューサーさんとして挨拶に来ただけなのね…」って一旦落胆するけど
「いや、今を逃したら美琴は…！　上手い事後押ししないと…！」って謎の決意をする

6二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 19:01:16

絶対に逃さん…

7二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 19:01:18

両親揃ってシャニPを囲い込むよ
絶対逃したくないでしょ

8二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 19:02:37

みーちゃんって呼ばれているんだ
私も時々下の名前で呼んでいるの

9二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 19:04:01

シャニPも美琴さんも凄いお互いへの信頼と親愛をにじませる言動するけどクソボケてるんだよね…

10二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 19:09:01

喜ぶと思うよ。
でも正直アイドルとしてはもう芽が出ないと思ってたから結婚相手見つけてくれて良かったって感じで美琴さんからしたら相当嬉しくない喜び方になると思う

11二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 22:30:38

アイドルとしてある程度売れてシャニPと結婚が多分美琴さん両親の希望

12二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 22:34:37

美琴さん信頼できる人を見つけたから心配しないでって言って両親泣かせそう

13二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 23:22:37

シャニPが挨拶すると、両親がホッとしたような残念がるような何ともいえない顔になって

「ああ、プロデューサーさんだったんですね。ごめんなさい、私達てっきり、娘がアイドルを諦めていいお相手を連れてきたとばかり……」
「10年芽が出ないから家内と心配していたんです。こんないい男がいてくれるなら安心だ、と思ったんですがね」
「プロデューサーさんも苦労していませんか？　この子、変に意志が強いから、時間も忘れて練習に没頭したりしていません？　その意志の強さのせいで10年も一人で夢を追いかけて……。親としては、結果が出ずに辛い思いし続けるぐらいなら、夢と違ってても慎ましくても、プロデューサーさんみたいな人と幸せになってくれた方が嬉しいんです」

美琴の母親は心から美琴を心配したように言うけど、シャニPはきっぱりと答えて

「レッスンに没頭することは多いですが、私はそれも「緋田美琴」の魅力だと考えています。それに、苦労せず夢を叶えることはできませんし、それを支える私の方も苦労するのは当然のことです。……何より、娘さんは確かに10年以上伸び悩んでいたかもしれませんが、その積み重ねのおかげでようやく夢が叶いそうなところまで来ています。ここまで来て「諦めた方が賢明だ」とは、どうしても言えません」

怒涛の長文で美琴をフォローするシャニPに心を動かされる両親

「そこまで娘のことを思ってくださるなんて……！　ありがとうございます……！」
「しかし勿体無い。あなたのような男なら、何の心配もなく美琴を嫁に出せるってもんだったんですが」
「ははっ……。今は娘さんをトップアイドルにするのが先ですよ」

シャニPに褒められるやらシャニPが褒められるやらで、珍しいことにどこか照れ臭そうな顔をして割って入ってくる美琴

「……もういいでしょ？　プロデューサーが側にいてくれているし、私は大丈夫だから。行こう、プロデューサー」
「えっ、美琴、ちょっと！　……すみません、今回はこれで失礼します！」

深々お辞儀してから美琴を追いかけていくシャニPを両親が見守る一方、美琴はすたすたと、しかしぼんやりした表情で歩いていく。

(アイドルになれるなら死んでもいいって言っていたの、撤回しないといけないかな)

いつも通りに自分の名を呼ぶプロデューサーの声が届いて、どこか顔の赤い美琴が呟く。

「……「今は」、か」