- 11/324/02/28(水) 23:07:46
タロ「カキツバタ!さぼるのはよくないですよ!!」
カキツバタ「オイラがやるよりタロがやる方が早いし丁寧だし間違いがないからお願いするねぃ」
タロの言葉にカキツバタは言い訳をしてそそくさと部室から出て行ってしまった
ネリネ「タロ、カキツバタに何言っても無駄。さっさと仕事を終わらせた方が早い」
ネリネは机に置かれたさして多くもない書類を手に取り内容を確認する
ネリネ「それに、ちょうどゼイユもいるし手伝ってくれるって」
ゼイユ「言ってないわよ!?なんで私が四天王の仕事の手伝いしないといけないの!?」
ネリネ「四天王命令。部下は上司に従う」
ゼイユ「いつあなたが上司になったのよ!?」
いつものやり取りをしてゼイユは書類を受け取り必要事項を書き込んでくれる
ゼイユ「そういえば前から気になってたんだけど…」
タロ「はい」
ゼイユ「タロってカキツバタの事好きなの?」
タロ「はいぃ!?な、なんで…」
ゼイユの突然の問いかけに動揺してしまうタロ
ゼイユ「いや、カキツバタが何言ってもやらないってわかってるのに毎日文句言ってるのはやっぱそういう気があるのかなって」
タロ「そ、そんなわけないじゃないですか!?なんであんな…」
ネリネ「ゼイユ、さすがにそれは邪推しすぎ。タロもカキツバタも身内にジムリーダーがいて昔からの知り合いなのだから…」
タロ「そ、そうです。ただの幼馴染で…」
ネリネ「もう熟年夫婦の域に達している」
タロ「違います!!」 - 22/324/02/28(水) 23:08:09
タロの声にネリネは眼鏡を曇らせながら、ゼイユは笑いをこらえながら書類を完成させタロに渡す
ゼイユ「まあ実際どんな感情でいるのかは知らないけど、あんまりカキツバタに構うのもどうかと思うわよ」
ネリネ「それじゃあゼイユ、約束通りブルレク付き合って」
ゼイユ「しょうがないわね…それは命令しないのね」
ネリネ「友達に命令する人などいない」
ゼイユ「あんたさっき書類手伝わせたでしょ!!」
二人が去った部室でタロは机に突っ伏す
タロ「はぁ…」
カキツバタ「お、お疲れだねぃ」
タロ「ひゃぁぁぁ!」
戻ってきたカキツバタに声をかけられ飛び上がってしまうタロ
カキツバタ「な、なにもそんなに驚かなくても…」
タロ「カキツバタ!!どこ行ってたんですか!?」
カキツバタ「仕事が忙しいだろうからと思ってほらこれ」
カキツバタはポケットから缶ジュースを投げてよこす
タロ「なんですこれ…?サイコソーダ?缶の?」
カキツバタ「それ飲んで一息ついとけ。せっかくのかわいい顔が台無しだぞ」
タロ「何言ってるんですか、まったく」 - 33/324/02/28(水) 23:08:22
タロはサイコソーダのタブを上げる
その時中身が噴出して勢いよくタロの顔面にかかる
カキツバタ「あ…あ~…買った後ポケットに入れたままキョーダイ達とブルレクしてたから振られたみたいだねぃ」
タロ「か、カキツバタ~…」
カキツバタ「そ、それじゃあ仕事頑張れよ」
カキツバタは不穏な空気を感じて部室から出て行ってしまう
タロ「そういうのよくないと思います!!!!」
タロの怒号が部室から廊下に響き渡った - 4二次元好きの匿名さん24/02/28(水) 23:08:57
書いた後調べて分かったんだが、サイコソーダって入れ物ラムネ瓶だったね
- 5二次元好きの匿名さん24/02/28(水) 23:36:52
気にするな
ブルーベリー学園では缶タイプのを仕入れてるのでもいいし
現実にもあるようなラムネ瓶風のペットボトルってことにしてもいい - 6二次元好きの匿名さん24/02/29(木) 00:07:49
現実でも缶入りのラムネはあるからセーフ
サ〇ガリアが作ってる - 7二次元好きの匿名さん24/02/29(木) 00:11:29
- 8二次元好きの匿名さん24/02/29(木) 00:19:39
カキタロ好きワイ、SSに大喜びしたけど>>7を見て確かにそういうオチかも……って怯えた
震えて眠る
- 9二次元好きの匿名さん24/02/29(木) 05:07:40
まあ仕事丸投げしてきた張本人が差し入れ持ってきても「ンなもんどうでもいいからてめーが仕事しろ」なのに開けたら顔面ハイドロポンプされたらガチギレ不可避だわな
でも文章力は素晴らしいしゼイユに話すときだけはちょっと言葉遣いが柔らかくなるネリネも可愛いしSS自体はとてもいいと思います! - 10二次元好きの匿名さん24/02/29(木) 05:55:53
そうなんじゃない?だってCP閲注ついてねーもん
- 11二次元好きの匿名さん24/02/29(木) 10:52:30
このレスは削除されています
- 12二次元好きの匿名さん24/02/29(木) 11:06:24
スレ画とスレタイから見るにガチ拒否だろうなとは