【パロディ.現パロ】ルフィ「送れーーー!!」

  • 1二次元好きの匿名さん24/03/04(月) 23:22:23

    ある日の放課後。部室の床で寝転がっていたルフィが叫ぶ。

    ロー「送るって、家にか?」

    ルフィ「どーでもいい!おくれよ!」

    訳のわからない物言いに、エースがルフィの胸倉を掴んだ。

    エース「あぁ!わかったよ!そこまで言うなら送ってやるよ!」

    そう言って段ボールを用意するとルフィを詰め込む。

    キッド「で・・・宛先はどうすんだ?」

    エース「こーんな感じ!?」

    サボ「うひゃー♪超適当!」

    エースとサボはルフィが入った段ボールを出しに部室を後にする。

    ロー「それ、届くのか?」

    エース「届く!届く!!」

    サボ「大丈夫だろ!」

  • 2二次元好きの匿名さん24/03/04(月) 23:22:59

    い…稲中ネタなんてあにまんにいるキッズに通じるのか…?!

  • 3二次元好きの匿名さん24/03/04(月) 23:29:14

    ふっ…あにまん歴2ヶ月のクソガキのワイには何が何だかさっぱりだぜ!

  • 4二次元好きの匿名さん24/03/04(月) 23:30:54

    2日後・・・

    ヴィオラ「なに、これ?」

    送り主不明の荷物が届き、開けてみると1人の少年が入っていた。

    リク王「妖怪じゃ!童の妖怪!」

    ヴィオラ「あら、手紙が入ってる。えーと・・・僕はルフィです。適当に送ってください。警察はなしよ・・・はぁ?」

    不思議そうに彼を見つめるが、とにかく声をかけないと始まらない。

    ヴィオラ「あなた、本当に送っていいの?」

    ルフィ「どーでもいいよ」

    ここで、ルフィの腹の虫が鳴った。
    無理もない。2日間も飲まず食わずで運ばれていたのだから。

    ヴィオラ「とりあえず、明日送ってあげるから今夜はゆっくりしていきなさいよ」

  • 5二次元好きの匿名さん24/03/04(月) 23:36:51

    「「「わはは!わははははは!」」」

    送り先のご家族とその御近所らは良い人らばかりで、特にリク王とルフィは行動を共にする事が多かった。
    一緒に風呂に入り。
    一緒に近場の浴場へ覗きに行き。
    一緒に寝て。
    そして翌朝。

    ヴィオラ「じゃあ、閉めるからね」

    段ボールが閉じられる前に、リク王がこちらを覗いていることに気づく。

    ルフィ「爺さん・・・」

    リク王「これ、持っていけ」

    そう言って選別にみかんを差し出される。

    ルフィ「ありがとう爺さん!さようなら!」

    こうして、ルフィはまた送られた。

  • 6二次元好きの匿名さん24/03/04(月) 23:43:03

    翌日・・・

    スカーレット「きゃあああああああ!!」

    キュロス「どうした!?」

    次の宅。届いた段ボールを開けたら中に人がいたら無理もない。

    スカーレット「ヴィオラからよ」

    キュロス「また、どうしてこの子を」

    スカーレットは急ぎ、妹へ電話をかける。

    スカーレット「もしもしヴィオラ!?」

    キュロス「うわ!君くさいな!まずはお風呂に入りなさい」

    食べたみかんの皮も腐り、その臭いを落とす為に風呂へ連れてかれる。
    同様に入っていた手紙も読んで状況を呑み、実家と同じく明日の朝に送ることに。
    この家の娘も帰ってきて、また前家と同じく盛り上がる。

  • 7二次元好きの匿名さん24/03/04(月) 23:45:42

    「「「わはは!わはははははは!!!」」」

    キュロス「いやー、その歳で勇気あるなあ!」

    スカーレット「私も若い時にそういうのやっておけばよかった!」

    ルフィ「いやぁ〜」

    レベッカ「うふふ♪」

    キュロス「じゃあ明日は、全く知らないとこへ送ってやろう!」

    ルフィ「おやおや!きついですなぁ!」

  • 8二次元好きの匿名さん24/03/05(火) 01:30:17

    翌日。ルフィは差し込んだ灯りで目を覚ます。
    そこにいたのは赤髪の男だった。

    シャンクス「誰だお前は?」

    起こされるやいなや、部屋の掃除をさせられてしまう。

    シャンクス「ありがとな。お前にこれをやろう」

    そう言って、麦わら帽子をかぶされた。
    次に送られた先は酒場のお姉さんのところ。
    手を繋いで一緒に買い物に行った。

    マキノ「わぁ、お姉さんになった気分♪」

    次に送られた先はサングラスをかけたおっさんのところ。
    夜に飲みに連れてかれる。

    ボルサリーノ「それでな!そいつが言うんだよぉ!おれはお前が嫌いだってねぇ!」

    ルフィ「うんうん・・・」

  • 9二次元好きの匿名さん24/03/05(火) 01:31:17

    そして、次の送り先にて。

    サカズキ「なっ!?」

    ルフィ「はっ!」

    偶然にも担任の家に送られた。

    サカズキ「なにをしちょるんじゃ・・・?」

    ルフィ「さぁ・・・?」

    こうして、ルフィの旅は終わった。

  • 10二次元好きの匿名さん24/03/05(火) 01:38:41

    久しぶりに部室に顔を出した皆の反応はわかりきっているものだ。

    ロー「2週間近くも連絡せずに何をやってたんだ!?」

    キッド「二度と戻らねぇと踏んでたんだがな」

    ルフィ「ん・・・」

    ロー「で、どうだったんだ?旅は?」

    ルフィ「おれは・・・おれの為に親切にしてくれた人達の為に・・・頑張る」

    なんだか、ルフィが少し大人になって帰ってきた気がした。
    一方、エースはというと。

    エース「世話になるよ」

    ヴィオラ「それ、流行ってるの?」

  • 11二次元好きの匿名さん24/03/05(火) 13:08:08

    保守

  • 12二次元好きの匿名さん24/03/05(火) 17:51:44

    コミュ力お化けすぎるなルフィ…

オススメ

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