なぜいつもこうなるんだ!いつもいつも...俺が守りたかった人は俺がいないところで...うおおおおおおーーーーー!!!!」

  • 1二次元好きの匿名さん24/03/10(日) 15:02:41

    怒りと悲しみのあまり感情を制御できなくなった狛治さんは叫び声を上げ...畳を拳で何度も何度も打ち叩きます...


    (狛治さん...ッ!危ない避けて!!)

    暗闇の中に銀色の刃が光り、取り乱す狛治さんの背後から何者かが襲い掛かりました


    「ガッ...!」

    狛治さんは後ろ足を大きく蹴り上げ、背後の敵を蹴り飛ばしてしまいました

    バキッ!!と鈍い音を立て折れた刀がクルクルと宙を舞い、狛治さんに蹴られた男は壁に叩きつけられうめき声を上げています

    「コ...コイツ...闇討ちしたのに...なんで...」

    「か...刀を足で叩き折ったぞ...!!化け物だ!!」

    狛治さんを闇討ちしてきたのは隣の道場の門下生の人たちでした。


    「おまえたち...ここでなにしてる?」

    狛治さんは淡々とした口調で道場に入り込んだ賊の一味に問いかけます


    「いたぞーー!!狛治だ!!」

    「集まれーー!!この薄汚い罪人を俺たちの手で討ち取るんだ!!」
    闇討ちに失敗した賊は大声を張り上げて仲間を呼びました

  • 2二次元好きの匿名さん24/03/10(日) 15:03:04

    ドカドカという乱暴な足音がたくさん近づいてきて、あっという間に十五人の真剣を手に握りしめた男たちが狛治さんを取り囲んでしまいました

    (この人たち...隣の道場の...!ッ...!狛治さん逃げてください!!ここにいたら殺されてしまいます!!)

    「おまえたち...なにをしたか...わかってるんだろうな?」


    私の呼びかけが狛治さんに届くことはなく、顔中に脈を浮き上がらせた狛治さんは鬼の形相を浮かべ、臨戦態勢を取りました

    「てめえら...!!かかれーーー!!井戸に毒を入れた狛治を殺せ!!」

    「うおおおおおおおおおおおおーーーーーー!!!」


    賊の中には跡取りの側近の一人が混ざっていました

    その男が合図を出すと凶器を持った男たちが一斉に狛治さん目掛け襲い掛かってきました


    「くたば...ぎゃあ!?」

  • 3二次元好きの匿名さん24/03/10(日) 15:03:24

    彼は最後まで言葉を言い切ることができませんでした...なぜなら下顎を狛治さんに蹴り上げられ、頭部が体から千切れ飛んでしまったからです


    「え...?」

    「な...なにが...」

    (は...狛治...さん?)

    門下生の男たちは目の前で起こった光景を信じることできずに、根を生やしたかのようにその場から動けなくなってしまいました

    千切れとんだ頭部が宙を舞い、血しぶきが部屋の中を赤く染め上げます

    「お前たち...一人も生かして帰さない...殺してやる」

    そこからは目を覆いたくなるほどの...一方的な惨殺が繰り広げられました...

    「この人殺しが....ギャア!?」

    「や...やめ...ウグッ!!」

    狛治さんは目にも止まらぬ速さで間合いを詰め、二人の命を一瞬で奪いました...

  • 4二次元好きの匿名さん24/03/10(日) 15:03:56

    一人は拳で頭蓋を叩き割られ...もう一人は腹部を素手で貫かれ内臓を抉られていました...背まで貫通した狛治さんの拳は血で真っ赤に染まっていました


    叩き割られた頭蓋からは脳髄がドロリと零れ落ち、内臓を握りつぶされた腹部からは血しぶきが噴き上げました


    「う...うわああああああーーー!!」

    「に...逃げろーーー!!!」


    人間離れした狛治さんの強さに戦意を喪失した男たちは蜘蛛の子を散らすかのごとく我先にと逃げ出します...

    「ころす...コロス...殺す!!」

    (狛治さんダメ!!)

    憎悪と殺意に囚われた狛治さんは、逃げ回る男たちを追いかけまわすと一人...一人...と惨殺してまわりました


    「く...くるな...!!うぎゃああ!!」

    「お...おっかあ...たす...ぎゅっ!!」


    素流道場の中は阿鼻叫喚の地獄絵図と化しました

    首がもげ...内臓がはみ出し...吐き気を催すほどの強烈な血の匂い...

    そんな地獄が一瞬のうちに出現したのです

  • 5二次元好きの匿名さん24/03/10(日) 15:04:31

    あ...ああ...」


    側近の男を除いた門下生の人たちは狛治さんの手によって殺されてしまいました

    部下を皆殺しにされ一人残された男はあまりの恐怖に腰を抜かし、失禁したのか袴を黄色く汚してしまっています

    (なんて...ことを...)


    狛治さんの体は返り血にまみれ...江戸のお父様に会うために、おめかしした衣服は血で紅く汚れてしまいました。


    「た...頼む...見逃がしてくれ...!お、俺は命令されてやっただけなんだ!!」

    「知っていることを全て喋れ...そうすればお前だけは見逃がしてやってもいい...」

  • 6二次元好きの匿名さん24/03/10(日) 15:04:51

    地の底から轟くような狛治さんの声に恐怖した男は首を何度も縦に振りました

    「井戸に毒を入れ...恋雪と師範を殺したのはおまえたちか?」

    「お...俺は反対したんだ!!井戸に毒を入れるなんて...」

    (ウソです!!アナタは私と父が毒で苦しんでいる様子を覗き見て嘲笑っていたではありませんか!!アナタも立派な主犯格の一味です!!)

    「ウソをつくな!!大方主犯格は隣の道場のドラ息子だろう!?金魚の糞のようにドラ息子に付きまとい素流道場に嫌がらせを行ってきたおまえの言葉など信用できるか!!」

    「グウウ...!!く、苦しい...や、やめ...」

    私と狛治さんの気持ちが重なり、怒りに猛った狛治さんは男の胸倉を掴み上げ、男の両足は宙に浮き上がりってしまいました

    「俺を襲撃してきた連中はなんだ?コイツラもおまえたちの陰謀に加担していたのか?俺が井戸に毒を入れたとはどういうことだ?」

  • 7二次元好きの匿名さん24/03/10(日) 15:05:07

    し...知らない...おれは何も...ギャアッ!!」

    ビリリ...と何かが千切れるような音がした後、パタタッと音を立て床に血が飛び散ります...

    「い...イタイ...痛い!!」

    「吐け!!次は貴様の目玉を抉り取るぞ!!」

    狛治さんの人差し指と中指には小さな肉片が収まっていました...

    人差し指と中指の力だけで男の左耳を千切り取ってしまったのです

    「ひいい...!!言う...全部言うから...命だけは見逃がしてくれえ!!」

    「恋雪と慶蔵に毒を持ったのは俺たちの道場の跡取りと取り巻き連中だよ...!おまえと恋雪が祝言を上げることが面白くなかったんだ...!!」


    「お、俺は反対したんだ...!井戸に毒を入れるなんて外道な行いなんてやめましょうって...でも、俺のいうことなんか気にも止めずにアイツら...」

  • 8二次元好きの匿名さん24/03/10(日) 15:05:25

    痛みと恐怖に耐えきれなくなった男は事件の真相をペラペラと語りだしました...身勝手な動機と保身にしがみつく男の醜い姿に狛治さんの眉間に大きな筋が浮き上がります。

    「俺が毒殺犯というのは...どういうことだ?」

    「は...狛治に罪を被せて事件を有耶無耶にしてしまおうと...あのドラ息子が言い出したんだ...お、俺はイヤだったんだ!!でも無理やり従わされて...逆らうことができなか...ギャアアアアアアアッ!!!」

    「ブッコロシテやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

    ビリ...!!

    咆哮を上げた狛治さんは男のもう片方の耳を素手で千切り取ってしまいました

    「ギャアアアアアアッ!!!い、痛いいいいいいいい!!!」

    両耳を千切り取られた男は激痛のあまり、地面に倒れ込み足をバタバタさせて狛治さんに必死の抵抗を試みました...しかし...

  • 9二次元好きの匿名さん24/03/10(日) 15:05:51

    「コロス...!!コロス...!!コロス...!!コロス...!!」

    (は、狛治さん!!やめてください!!やめ...ッ!!!!)

    ブチュ...ズブブ...

    「うぎゃああああああ!!!」

    狛治さんが男に覆いかぶさった直後...悲鳴が夜空を鋭く切り裂きました

    狛治さんの人差し指と中指が男の両眼を貫き、ズブズブと音を立てて眼窩へと潜り込んでいきました...

    「ゴオオおおおおおおッ!!!!」

    割れた眼球から血と白濁した何かが溢れ出し、地獄の激痛に苛まれた男は断末魔の叫びを上げ...灼熱の地面の上で苦しむミミズのごとくのたうち回ります

    「ウガアーーーーーーーーッ!!!!!」

    獣のような咆哮をあげ狛治さんは指をさらに奥へと差し込み...

    ズブリ...

    ついに指は男の脳幹を貫き生命活動を停止させてしまいました...

    「ウガアアァァァーーーーーーー!!!!」

    ギリ...ギリ...ブチブチ...ブシャーーーーーーーーーーー!!!!!!!

    猛り狂う怒りを抑えることのできない狛治さんは男の髪の毛を素手で鷲掴みにすると力任せに男の頭部を千切り取ってしまいました。
    頭部を失った首筋から凄まじい血しぶきが噴きあがり雨のごとく狛治さんの体に降り注ぎました

  • 10二次元好きの匿名さん24/03/10(日) 15:22:36

    ううんどういうことだ?

  • 11二次元好きの匿名さん24/03/10(日) 15:23:25

    ねーっなんなのこれ

  • 12二次元好きの匿名さん24/03/10(日) 15:23:55
  • 13二次元好きの匿名さん24/03/10(日) 15:23:59

    怖いよ

  • 14二次元好きの匿名さん24/03/10(日) 15:24:43
  • 15二次元好きの匿名さん24/03/10(日) 15:35:49

    なんだあっ

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