【CP注/ラウグエ/閲注】エピローグ後、 Part2

  • 1二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 00:48:54

    ペトラとフェルシー達が時に背中を押しながら、ラウダとグエルを見守るスレ

    ラウダ・ニール
    兄を殺しかけてしまったことへの後悔や、このまま兄の元にいたらグエルに庇護対象としか見られない気がして頼られる人間となるべく、兄の元から離れてペトラを支えながら地球で成長することを決意
    ペトラの恋心には気付いていなかったが、兄の不在時に自分を支えてくれたことについては深く感謝しており、今度は自分が傍に寄り添い支える番だと意気込んでいる
    ペトラに兄への思いを零したら、「ラウダ先輩ってグエル先輩に恋してるみたいですね」と言われて、何か恋心みたいなものを自覚してしまった
    3年前に支えてくれたペトラに恩返しをしながら地球で成長することを目標にしている
    ……が、実は兄を殺しかけた罪悪感と後悔、自分の無力さに苛まれて自分が兄さんの近くにいていいものか…?と兄から逃げてきた気持ちも強く、自分が傍にいていいのか今も分からない

    ペトラ達に背中をぐいぐいと押されて、いつの間にか偶然ケレスと一緒に地球に来ていたグエルとデートをすることに
    皆に翻弄されながら二人きりの時間を楽しんでいる真っ最中
    明らかにやつれている兄に気付きながら、なかなか一歩進めないでいる



    ペトラ・イッタ
    以前はラウダに対して恋心を寄せていたが、フェルシーが零した行動の数々からすっかり恋心は冷めてしまった
    けど、先輩としては尊敬しているし、兄の元から離れて地球で頑張ろうとしているラウダを応援もしている
    何より「この人誰かが傍で見張ってないと何するか分からないなぁ…」と感じ、地球でのラウダを見守る…もとい見張る役に立候補し、ラウダの行動を生暖かく見守っている
    ラウダの兄への恋心?を自覚させてしまったことに若干気にしており、自覚させてしまったからには最後まで見届けようと思っている

    現在二人のデートをフェルシーと何故かノリノリなエラン・ケレスと一緒に見守っている
    うう~じれったいなぁ!私ちょっとやらしい雰囲気にしてきます!って本当はやりたいけど、ちゃんと我慢している
    本当はやりたいけど

  • 2二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 00:53:18

    フェルシー・ロロ
    うっかりペトラにラウダがシュバルゼッテで地球寮、もとい㈱ガンの面々を襲ったことを零してしまった張本人
    ラウダの人間性に対してちょっと思うところはあるが、まぁ人間色んな側面があると思っているので普通にラウダとの仲は良好
    でもペトラの恋心が覚めたことに関してはちょっとほっとしている
    なおグエル自身にきつく口止めされている為、ペトラにラウダがグエルを殺めかけたことは言えていない

    現在二人のデートをペトラと何かキャラが変わりすぎているエラン・ケレスと一緒に見守っている
    ぐいぐい行くペトラにちょっとついていけないなぁと思ってるけど、付き合ってあげたいと思っている
    ラウダを応援しているというより、ラウダを応援しているペトラを応援している


    カミル・ケーシンク
    ジェターク社勤務で日々やつれていくグエルに気付き、とても心配しており、助けたいと思っている
    ラウダと話すとグエルが元気になることを知って、どうにか二人の時間を作ってあげたいと思っているところ
    そのことをなんとなく察知したペトラによって、フェルシーと開催される女子会(ラウダ先輩の恋心を見守る会)に招待されそうになっていることをまだ知らない
    ちなみに、ラウダからグエルへの恋愛感情については、ラウダ本人よりも先にほんのりと察していた

  • 3二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 00:54:56

    エラン・ケレス
    人の人間関係や恋愛話に首をつっこむのが大好きだけど、恋愛に関してはポンコツ
    キスをすれば何か…こう……どうにかなると思っているフシがある
    ある意味5号はエラン・ケレスをかなりうまくトレースしていたと言える
    二人を見守ろうとするフェルシーとペトラに喜んでついていき、変装の道具一式のスポンサーになった
    グエル個人への興味・関心も高い為、たぶんこれから何かと自ら首を突っ込みに来て関わってくる



    グエル・ジェターク
    エランやセセリアに弄られつつも日々CEOとして奮闘中
    ラウダが地球に一人で旅立ったことや、ペトラを支えるという選択をしたことを誇らしく感じている
    …ものの、実は同時に寂しくもあるが本人に自覚はない
    けどラウダのことを思うと胸がもやもやしており、常に気にかけている
    ラウダに恋心を抱かれていることなどまったく気づいていない
    ラウダのへの恋心の自覚はあるが、そもそも最初から結ばれる筈がないと思い込んでおり胸の奥深くにしまい込んでいる
    体が頑丈なのと日々忙しすぎて色々と麻痺しているが結構体は限界
    自分を未だ許せないままで、誰かに罰してほしい、いなくなりたいといった意識の現れから毎晩ラウダによって殺される夢を見て、安らぎを得ている
    ストレスと睡眠不足、また過労により現在眩暈と味覚障害を抱えていて、何を食べても味が分からないしフラフラしてるけど、自分は全然大丈夫!だと思っている
    全然大丈夫じゃない

  • 4二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 01:06:35

    たておつです!
    かわいさと不穏さがいい塩梅で楽しみ

  • 5二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 01:29:39

    たて乙保守

  • 6二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 01:30:23

    たてありがとうございます!
    前スレラスト、ラウダのグエルへの思いがつよつよでニッコリ

  • 7二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 01:59:47

    わー新スレになってる!
    前スレの最後のダイスがいい仕事してる

  • 8二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 02:57:31

    スレ立てありがとうございます
    ラウダダイスがいい仕事してますな~

  • 9二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 02:57:51

    10まで保守しときますね

  • 10二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 02:59:00

  • 11二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 12:39:23
  • 12二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 22:49:49

    >>11

    (すみません、前スレを貼るべきでした…ありがとうございます)

  • 13二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 22:59:18

    「……あのな、ラウダ、」


    ラウダに手をぎゅっと握られたことで、心が緩んだグエルが話すこと

    dice1d4=2 (2)


    1:最近ちょっとフラッとすること

    2:最近味が分からないこと

    3:不思議な夢を見ること

    4:………今は仕事が立て込んでて…確かに、ちょっと疲れてるかもしれないな、と詳しいことは言わない

  • 14二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 23:46:06

    「……最近、何を食べても……味が分からなくて………」

    「……えっ!?」

    「あ、いや!大したことじゃない!全然大丈夫なんだが……たぶん少しだけ疲れてるんだと思う。…だから、もしお前が俺を見て何かを感じたのならそれのせいかもしれないな。そんなに心配しなくても俺はだいじょう……」

    「な……」

    「ラウダ?」

    「な、何それ!?」

    「え?」

    「病院は!?病院へは行った!?味が分からないって……それ…全然大丈夫じゃないだろ!」

    「え、あ、いや…病院なんておおげさな……」

    「大げさないじゃない!!大丈夫じゃないよ…それ…。えーっと病院の予約をして…あ、いやここからすぐ近くの病院に…くそっ、地球の病院なんて僕には……いや、ここは通院のことを考えるとやっぱりジェターク社に近い病院の方が…あー…でも今から軌道エレベーターに乗ってからじゃ開いている病院が限られてくるし………あっ!…」

    「ラ、ラウダ?」

    「もしかして……さっきのコーヒーも味が分からなかったの?」

    「あ、ああ……お前のラテを勝手に飲んで悪か、」

    「そんな話じゃなくて!あ~~~なんで僕もあそこで気付かなかったんだ!変だとは思ってたけど……そんな……味が分からないなんて……」

    「お、俺は全然大丈夫だ。お前がそんなに気にすることは…」

    「だから大丈夫じゃない!…そんなの……全然…大丈夫じゃない…ほかの人にはいった…?カミルとか……エラン・ケレスとか」

    「いや?お前が初めてだ。特に気にしてなかったし…今もお前に声をかけられなかったら、言うつもりもなかった」

    「………どうして……そんな……兄さん……お願いだから…もっと自分を、」


    少し離れた所で何やら物音が鳴った。

    グエルの、ラウダと一緒に居られることで安心している度(注意力・警戒力の弱まっている度合)

    dice1d100=67 (67)


    この数字を百からひき、その数がペトラ達の尾行力16を上回っていればグエルがペトラ達に気付く

    下回っていれば物音の気づかず、そのままラウダと話し続ける



    「?声まで聞こえないけど……何か揉めてる?二人の雰囲気がおかしいような……」

    「う~ん…せっかくいい雰囲気になったと思ったのにな…いや、でもまだ挽回のチャンスはありますよ、ラウダ先輩!かくなる上は……あっ、」

    「え、あ!?ペトラ!?ペトラーーー!?」

  • 15二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 01:09:11

    ペトラは、


    dice1d2=1 (1)

    1:二人を見るあまり、足元の枝に気付かずこけた

    2:㈱ガンダム製の義肢のバッテリーが切れた

  • 16二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 01:21:17

    「あ、いたた…やばっ、下見てなかった……」

    「おいおい、大丈夫か?」

    「ペトラ!?大丈夫!?」

    「うん、大丈夫。あ、そんなことより二人を………ってこっち見てるし!?」


    「フェルシーと……ケレスさんまで!?それにペトラ!?足が…何かあったのか!?」

    「ペトラ!」


    ラウダはペトラ達の方を見て、グエルの手を


    dice1d100=1 (1)

    (前スレ>>194のラウダ→グエルのダイス結果により+30補正)

    50以下なら離す

    51以上なら離さない

  • 17二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 01:24:04

    ラ、ラウダーーーーーー!?1て

  • 18二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 01:42:39

    ラウダはグエルの手をぱっと離し、ペトラの方へ駆け寄る。手から体温が去っていく寂しさを一瞬感じた後、グエルもラウダに続き、ペトラの方に駆け寄った。


    「ペトラ!?大丈夫!?」

    「ミオリネに連絡を取るか?」

    「あ、ぜーんぜん大丈夫です!こけただけです!ほら!」


    くいくいとペトラは足を動かして見せるが、ラウダとグエルの表情は曇ったまま。その横で、いろんな意味で冷や汗をかいているフェルシーが、あ、あのぉ…と声を出した。


    「た、たまたま私達も公園来たいなーってなって…。まさか二人がいるなんて…い、いやぁびっくりっしたっす!」

    「そ、そうです!たまたまなんです!たまたま!あ、あはは……」

    「…………」


    グエルは、

    dice1d100=8 (8)

    1← 本当に偶然だと思っている

    →100 ラウダと一緒に買い物がしたくて途中から着いてきたのでは?と思っている

  • 19二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 01:52:36

    引きつった笑みを浮かべるフェルシーとペトラの後ろで、何やら端末を操作していたケレスが端末から目を離しふぅと息を吐いた。


    「おい。一応車は手配したが…どうする?」

    「え?!いや、本当に私は全然大丈夫なんで……」

    「そうだな…dice1d3=2 (2)


    1:大事を取って家に帰った方が良いんじゃないか?…ラウダ、ペトラを家まで送り届けてくれ。念のためだ。

    2:ラウダ、ペトラと一緒にいてやってくれ。俺はもう帰るよ。

    3:ラウダ、ペトラと一緒に…「わ、私がいるんで大丈夫です!!!これから二人で買い物する約束なんで大丈夫っす!ペトラのことは、フェルシー・ロロにお任せください!」「そ、そうです!フェルシーとまだまだ買い物あるんで!私は大丈夫です!」

  • 20二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 11:01:44

    こ、こいつ…重要な問題をうやむやで終わらせようとしてる…

  • 21二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 13:15:33

    こら、帰るな!お前も一緒にそのまま病院へ向かうんだ!

  • 22二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 13:25:05

    このレスは削除されています

  • 23二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 13:25:32

    こ、これラウグエだよね???安心して良いんだよね??大丈夫だよね??

  • 24二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 13:27:27

    ラウグエ以外が混じるときは教えてほしい~😭萎えちゃう人間自分以外にも絶対にいるので…配慮を…なにとぞ…

  • 25二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 13:28:31

    いや、ダイスがすごい結果出しちゃっただけでどう転んでもラウグエだから一旦落ち着いて…

  • 26二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 13:30:05

    どこからどう見ても雨降って地固まるの雨パートだから…今は静かに見守ってもろて…

  • 27二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 13:30:31

    手が離れてしまう切ない展開含めて恋愛ダイスの良さだから安心して切ない二人たまんね〜しとけばいいだよ
    少女漫画じゃ常識よ

  • 28二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 14:15:00

    スレタイも説明文もキャラ紹介もラウグエなんだから萎えるとか言う前にちょっと落ち着きなよ…
    ストレートな展開で終わるならダイスにする必要ないから選択肢ですんなり行くか行かないか変えてるだけでしょ

  • 29二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 00:16:56

    ダイススレは予想外な数値に笑ったりしつつ、このままならなさが後に来るハピエンを美味しい味付けにしてくれるのを楽しむのじゃ…

  • 30二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 11:14:25

    🎲神が楽しんでおられるな……ラウグエに幸あれ

  • 31二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 20:10:12

    🎲神弄ぶの大好きだからな…

  • 32二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:14:45

    「そうだな……ラウダ、ペトラと一緒にいてやってくれ。俺はもう帰るよ。」

    「兄さん!?」

    「グエル先輩!?ほ、本当に私は平気で……フェルシーと一緒に買い物ありますし!」

    「そ、そうっすよ!もうちょっとゆっくりしてても…」

    「…いや、元々もう帰る予定だったんだ。寧ろ長く居続けてた位で…。ラウダがペトラ達と一緒に居たらも俺も安心だ。ペトラ、ケレスさんとはもう良いか?」

    「え、あ、はい…」

    「じゃあケレスさんも一緒に帰りましょう。手配した車、軌道エレベーター行きにしてもらっても大丈夫ですか?」

    「ああ、分かった。」


    ケレスがさっと端末を触るのを見ながら、あ、と小さくラウダは声を零した。

    ラウダの頭の中には、さっきのグエルとの会話が過ぎる。兄の体も心配だし、ペトラの体も心配だ。彼女の義肢のバッテリーは、急な別れだったせいですっかりと渡すのを忘れて、今ラウダの荷物の中にある。今のはこけただけだというが、もうそろそろバッテリー切れを起こす時間だ。交換の必要がある為、不慣れなフェルシーよりも、何度か立ち会った自分がいた方が良いだろう。

    ペトラの手つきはもうすっかりと慣れたものだが、念のためだ。

    ぎゅ、と唇を噛む。

    グエルはさっさと帰る準備をして、自分のスーツが入った紙袋とラウダが取った犬のぬいぐるみを抱えた。ケレスに近寄り、端末を見て、軌道エレベーターの発車時刻について話し合っているのが聞こえる。

    「じゃあな、ラウダ。今日は会えてよかったよ。元気そうで安心した。ぬいぐるみ、大事にするよ」

    「え、あ、兄さん……」

    本当はディナーも一緒に、と思っていたがこの状態じゃ無理そうだ。自分とは違って未練がなさそうな背中がさっさと去っていく。

    「兄さん!病院、ちゃんと行って!」

    それだけ叫べば、一瞬だけ振り返って穏やかに微笑まれた。一応ラウダの気持ちは伝わったらしい。ほっと胸をなでおろす。

    去っていくグエルの背中をじっと見つめる。またいつ会えるか分からない兄の姿を目に焼き付けた。




    「……病院?調子でも悪いのか?」

    「いえ。ラウダは…弟は昔からちょっと心配性で。…優しくって、大げさなんですよ。俺は大丈夫なのに。何もありません」


    dice1d2=1 (1)

    1:「あー(今日の言動を思い出しながら)…確かに、ちょっとそういうところありそうだな」

    2:「……ふーん」

  • 33二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:40:18

    「あー…確かに。ちょっとそういうところありそうだな」
    「優しい奴なんですよ。俺はタフなことだけが取り柄ですから。仕事に穴をあけて、ケレスさんに迷惑をかけたりなんかしませんからご安心を」
    「タフなことが取り柄ねえ…。なら良いが。ま、お前は長生き出来なさそうなタイプだから、精々体に気を付けることだな」
    「え…俺そんなに病弱そうに見えます?」
    「そうじゃなくて。お人よしが過ぎて、さっさと死にそうなんだよなー。お前みたいな奴」
    「俺が?まさか……俺は、生き残りたかったら、人を殺すことも厭わない…。そんな人間ですよ」
    「…………お前が?」
    「俺自身がそう言うんだから間違いないですよ。俺のことは、俺が一番よく知ってますから」
    「…俺にはそう見えないけど。まあいいか。ほら、もう軌道エレベーターが見えてきた。明日も仕事なんて嫌になるなー」
    「…………」

  • 34二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 23:04:47

    「……すみません……私が邪魔しちゃって…」
    「いや。あそこでペトラの所へ行かなかった方が兄さんに怒られるよ。それより体、大丈夫?」
    「本当に全然大丈夫です!元気いっぱいです!バッテリーもかえましたし…。あ~~~悔しい~~~!せっかくのデートだったのに!ディナーをキメて、夜景一緒に見ていい感じに終わってほしいなぁって思ってたんですよ、私!」
    「で、デ、デデデデ、デート!?デートって普通恋人同士が一緒に出掛ける時とかに使う言葉じゃ…」
    「好きな人とのお出かけはいつだってデートなんですっ!グエル先輩のこと、好きなんですよね!?」
    「え、あ、えーっと……」
    「あーーー私のことは気にしなくていいっすよ……知ってるんで…」
    「え、ええ!?」
    「ラウダ先輩!好きなんですよね!?」
    「う、うう…好き……です……」
    「恋人になりたいんですよね!?」
    「な、なりたい……です……」
    「ペトラの勢いがすごい…」
    「じゃあやることは一つです!今日の反省を活かして、次こそは完璧なデートをします!!そうと決まれば作戦会議です!お店に入りますよ!行くよ、フェルシー!」
    「う、うん……」

    ・・・・・

    「そういえば、何で後なんか…エラン・ケレスも何でか着いてきてたし…」
    「あっ、いや、ちょっと…気になっちゃって……邪魔してすみませんでした…エラン先輩は私達もちょっとよく分からないです」
    「いや、邪魔というか…。でもおかげで兄さんの手に触ることができたよ。僕一人だったら、たぶんできてなかったと思うから…ありがとう」
    「ちょっとでもお力になれてたら良かったです、安心しました!」
    「いやーうっとりした顔してた甲斐あったっす!」
    「(うっとりした顔…?)あ、だけどさすがにキスはやりすぎじゃない?さすがの僕だってあそこでキスは早まりすぎだってことくらいは分かるよ…二人ともやれって言ってるからちょっと混乱したけど…」
    「…………………キス?」
    「何のことですか?」
    「えっ」

  • 35二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 23:34:49

    「なるほど…ラウダ先輩はグエル先輩とキスがしたかったんですね……」
    「えっ!?いや、違……」
    「わかりました。私に任せてください。思わずキスしたくなる位のデートにしてみせますよ」
    「思わずキスしたくなる位のデートって何!?ペトラ!?」
    「う~~~~ん……いい感じの雰囲気に…やっぱり夜景は外せない…星の下………「星、綺麗だなラウダ…」「兄さんの方が綺麗だよ」よし、これでいきましょう!」
    「待って!何かエラン先輩の影響受けてない!?ペトラ、しっかりしてーー!!」

  • 36二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 23:39:15

    ペトラの両肩を掴んで激しく揺さぶっているフェルシーを見ながら、ほ、星の下…!?そ、そりゃぁ兄さんの方が綺麗だろうけど……と目をぐるぐる回して混乱しながら視線を下に落とせば、目の前に置かれたシンプルなホットケーキが目に入る。それと同時に、ラウダの頭に過ったのは先ほどのグエルの言葉だ。


    …最近、何を食べても……味が分からなくて………


    それ全然大丈夫じゃない。大丈夫じゃないよ…兄さん…。もっと自分の体を大切にして、と途切れて最後まで言えなかった言葉を心の中で呟いた。

    あの時のグエルの姿を思い出す。ラウダが声を荒げても、きょとんとした顔をしていた。心の底から、なんでラウダがそんなことを言っているか分からない。そんな顔。本当に自分が大丈夫だと信じて疑ってない顔だ。

    グエルの言葉通り、ラウダが無茶しないで何て言わなかったら絶対に言わなかっただろう。あれだって、自分の無茶を素直に話したというより、ラウダを安心させたくて言っただけで、体の不調としてカウントしてない。そういう顔。


    (前は、そんなことなかったのに)


    前、と言っても学生時代の話になるけど…あの頃は、今よりももう少しだけ自分を大切にしていたように思う。

    自分を、というよりホルダーである存在を。父の期待に応えられる地位を持つ存在を、しっかりと管理していた。

    自分の変化には敏感で、少しでも体調が悪ければすぐに寝るとか…その程度だったが、ちゃんと自分の不調を不調だととらえていた。今と違って。

    二人の賑やかな会話を聞きながら、さっと自分の端末を取り出して味覚障害について調べる。並ぶ言葉はどれも楽観できるようなものではなく、思わず重い溜息をこぼれた。


    dice1d2=1 (1)

    1:あそこまで言ったんだ…さすがの兄さんもちゃんと病院へ行くよね…。軽く見てそうなのは心配だけど…あの時聞けて本当に良かった)グエルが病院へ行くと信じ切っている。

    2:兄さん…本当にちゃんと病院へ行くかな?………今度電話した時に聞いてみよう)半信半疑状態。ちゃんと次の電話の時に確認しようと決意する。

  • 37二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 23:47:59

    無事にジェターク社へと帰り、エネルギー補給の為適当な栄養ゼリーを流し込んで仕事をしたグエル

    持ち帰ったドーベルマンのぬいぐるみを眺めながら気絶するように眠ったグエルの本日の夢見

    dice1d100=73 (73)

    51以上で(グエルにとって)良い夢

    50以下で(グエルにとって)悪い夢

  • 38二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 23:59:01

    そっとラウダの手が首にかかる。いつもその手は冷たいのに、今日は何故だか温かかった。
    じんわりと心地いい体温が、いつもより少しだけ逞しい指がグエルの首に食い込む。このぬくもりを知っている。ラウダだ…きょうのらうだ。
    あったかかった。自分の記憶の中より、ずっとずっと大人になっていた。そんなラウダの手に、じわじわと力が入る。
    殺意がこもった指が首に容赦なく食い込み、圧迫して、目の前がどんどん暗くて狭くなる。でも全然苦しくない。息がしづらくって、苦しい筈なのに今のグエルにとってそれすらも安らぎだった。
    ラウダの顔は見えない。
    ありがとう、と心の中で呟く。目の前が真っ暗になって、ああこれでやっと


    …………

    目が覚めた。
    しばらくぼんやりと天井を見つめ、自分が何かを抱えているらしいことに気付く。デフォルメされた可愛らしいドーベルマンのぬいぐるみ。昨日ラウダが取ってくれたもの。
    手を少し動かして、そのぬいぐるみを撫でる。このぬいぐるみを撫でたいと思った自分がいて、そして手が動く。
    どうやら今日も、俺はここにいるらしい。
    穏やかな眠りについていた筈なのに、心の中でどろっとした黒い靄が今日も生まれた。

  • 39二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 00:09:46

    お労しいんだけどきょうのわんこみたいなきょうのらうだでちょっと和んでしまった
    ラウダはもっと頻繁に連絡取って病院行ったかどうかもちゃんと確認しよ?

  • 40二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 07:32:57

    この兄さん、病院行く気ないんじゃねぇか…?

  • 41二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 11:08:31

    味覚障害と眩暈だけじゃなくて更に悪化しそうだし

  • 42二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 19:20:55

    ここにいるらしい…じゃないよ、消えたい願望持ってることに無自覚なんかな…

  • 43二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 21:33:45

    そんな夢見て安らいでるの知ったらラウダきっと泣いちゃうよ?
    やめようよ、兄さん…

  • 44二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 22:46:09

    >>36

    不調に気付きながらもグエルが病院へ行くと信じているラウダの心境

    dice1d100=91 (91)


    1← 兄さんの周りには、僕よりももっと頼りになる人達がいっぱいいる…カミルとか…悔しいけどエラン・ケレスとか…。あれだけ言ったんだ。兄さんも分かってくれただろうし、これ以上兄さんから逃げた僕が踏み込んでも…と若干兄に対して踏み出せない気持ち

    →100 あれだけ言ったから、流石に無茶だって気づいてくれたよね…?兄さんは僕と違って、自分の芯を持って真っ直ぐな人だから…きっと大丈夫。会社のことだってあるし、あれ以上自分の体を痛めつけることはしない。ちゃんと病院に行くはず…という兄への絶対的な信頼

  • 45二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 23:56:04

    朝目覚めたときのグエルのストレス

    dice1d50=19 (19)


    (ラウダと楽しい時間を過ごせたこと+その証でありラウダが自分の為に取ってくれたドーベルマンのぬいぐるみが手元にあるお陰で今回の最大値は50)(持越しストレス値は22)

    50を超えた場合、

    dice1d3=1 (1) (1:食欲不振、吐き気 2:倦怠感、疲労感 3:幻覚)の症状が出る

  • 46二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 00:01:38

    ラウダセラピー効いてる! もっと頻繁に会え!

  • 47二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 00:14:19

    「今日はありがとうございました!」
    「ラウダ先輩!次こそはグエル先輩とのデート…完璧なものにしますから!フェルシーと計画練るので楽しみにしといてくださいね!」
    「う、うん…ありがとう。お手柔らかにお願いします……。二人とも気を付けて」
    「「はい!」」

    (……フェルシーは今日はペトラの家で泊まりか…。……いつか…兄さんに僕の部屋泊まりに来てほしいなぁ……。うう…でも兄さん忙しそうだし…なかなか誘えないよ…。あ、でも今日はちゃんと僕のごはん食べてほしいって誘えた…。兄さんもOKしてくれたの嬉しかったな。兄さんに出しても恥ずかしくないよう、料理の練習しなくっちゃ…料理上手いから半端なものは出せないよ…。今日から猛特訓だ。
     …………兄さん大丈夫かな…。ちゃんと病院…行ったかな…。僕があれだけ言ったし、さすがにまずいって分かってくれたよね…?会社のこともあるし、もう体を痛めつけるようなことはしない、はず…。
     兄さんは僕と違って、自分の芯を持って真っ直ぐで…強い、人だから。僕とは…違って…。うん。あの時話が聞けて良かった。ちゃんと病院行って、って言えてよかった…まずは一安心かな)



    ・・・・・・
    ・・・・

  • 48二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 00:43:57

    「うわっ」
    「朝から何だ…人の顔見てうわっ、はないだろ」
    「え、だって…グエル…お前、その顔…」
    「?俺の顔が何だ」
    「いや……」
    (今日はまたすごいやつれた顔をしてるな、とはさすがに言えないな…。そのくせ表情は穏やかだし…何があったか聞きたい…が、グエルのことだ。どうせ心配をかけまいと俺には何も言ってくれないんだろうな…)
    「あー昨日はどうだったんだ?ケレスさんと仕事だったよな?うまくいったか?」
    「ああ。………仕事で地球に行ったんだが…ラウダに、会った。ペトラとフェルシーとも」
    「会ったのか!?そういえばフェルシーに声をかけた時用事があるって言ってたな…これだったのか…。
     直接会うのは久しぶりだったんじゃないか?ペトラとラウダ、元気そうだったか?」
    「元気そうだった…安心したよ。……カミル…」
    「何だ…」
    「ラウダが………」
    「ラ、ラウダが………?」
    「………」
    「何だ!?」
    「…すっごく成長してて…見違えたよ。もう俺の心配なんて要らないってはっきりそう思った。あいつは立派に地球でペトラを支えてた。逞しくなった…俺の隣にいたラウダとはもう違う。俺を支えるって言ってたラウダとは、もう…。元からしっかりした奴だったが…あいつは一人でちゃんと生きていける」
    「…そうか…!突然地球に行くって言った時には驚いたが…。ラウダも頑張ってるんだな…」
    「ああ。二人も…順調そうだし……もう俺がいなくても大丈夫だ。寧ろ俺が邪魔だったな…」
    「お前が邪魔なんてあるわけないだろ。二人も順調…?ああ、そうか、二人とも地球での生活が順調なのか。俺も一安心だ」

  • 49二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 00:45:49

    「ラウダにはペトラがいるし……俺も弟離れをする時が来たな…」

    「お、弟離れ!?そりゃラウダにはペトラ(という良い友人)がいるが……お前が弟離れするのとどう関係が…というか何よりラウダの意思は…」

    「あいつだって俺に口を挟まれずに、地球での生活に専念したいだろう」

    (まずは……


    dice1d3=1 (1)

    1:通話の回数を減らすか…?ラウダと話せるのは…嬉しい、が…。いや、ラウダの負担になる。俺が忙しいって言えば、大丈夫…だよな。


    2:………次もし電話がかかってきたときに…きっぱりもう通話はやめる、と言うか。……ラウダに定期的に連絡を取りたいって言われて…嬉しかったんだがな…今思えば気を遣わせてしまったのかもしれない…。……言いたくな…いや、俺は何を!?ラウダの為だ。俺の我儘なんて…どうでもいいことだな。


    3:連絡を取り合うのをやめるか…?……いや、でも……。ラウダの声を聞けるのが嬉しかった。ずっと連絡を待って、電話が来た時も…本当に……本当に、嬉しかったんだ…。まだ、もう少しだけ……いつか、ちゃんとやめようって切り出すから…もう少しだけ、ラウダの声が聞きたい。…俺は情けない兄だな…立派に自立しようとしている弟の足を引っ張るなんて…。

  • 50二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 01:23:41

    せっかくいい方向に行きかけてるのに自分から泥沼にハマりに行くなよ~

  • 51二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 01:36:25

    良い方向に向かってるの…か…?
    グエルにとって良い夢だけど一般的には悪夢を見るのはヤバい気が…
    あとあの状況でストレスが減るどころか、ストレスダイス振ってる(=ストレスが増えてる)あたりどうなんだろう…??普通減るよね…

  • 52二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 01:42:26

    グエルの生命力あるのに生きるのにあまり向いてない自罰的な思考が好きなんだよなぁ
    胸がキュッとなる

  • 53二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 01:43:20

    可愛いやり取りあるし微笑ましいのに底の方にずっと不穏さがゆらゆらしてる

  • 54二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 01:44:01

    >>51

    ラウダと会ってぬいぐるみもらって最大値が減ってるんだから改善してるでしょ

    でも自分からまた距離取ろうとしてるし…

  • 55二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 01:55:57

    >>54

    今までラウダと話した場合ストレスダイスは振ってなかったし、何ならダイス値によってストレス減少ダイスがあった位だったのに今回プラスに振ってたから最大値は今回(のみ?)減ってたものの悪化してんのかなって…

    いやでも分からないな…スレ主しか分からない…

  • 56二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 02:13:47

    >>55

    一時的なものでストレスの根本的な部分は解決してないんだからほっといたら悪化するでしょう

  • 57二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 13:01:42

    兄さん、思い込みが激しすぎだぞ…
    一人で考え込むな、誰かと相談してから決めるんだ…

  • 58二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 22:26:10

    抱え込むなーーそして全員地味にところどころでアンジャ○シュしてる!?

  • 59二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 23:09:53

    ちなみに、

    グエルのMS搭乗時のPTSDの度合

    dice1d100=21 (21)


    1←クワゼロの時も乗れてたし大丈夫。苦しい記憶もあるけど、ジェターク社のMSがやっぱり好きなので搭乗には問題ない。何となく一人になりたいときは、ディランザのコックピットや、長い時間をかけて修復したダリルバルデのコックピットで一人丸くなっている。

    →100 クワゼロの時はとにかく必死だった為乗れていた。周囲には隠しているが、操縦桿を握ろうとすれば吐き気・頭痛・フラッシュバックが襲い掛かり、吐き気をこらえながら震える手で操縦している。持前のスキルで基本的な動作は問題ないので、周囲からは精々「ごくたまに動きがぎこちない時がある」程度。なお本人が「操縦に集中したい」とのことで、コックピットと外部の通信は繋げていない。

    30以上でダイス値に影響あり

  • 60二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 23:16:12

    やけに穏やかな表情を浮かべて微笑んでいるグエルを前に何だか危機感を覚えたカミル、

    弟離れをすると言い出すグエルに対して、


    dice1d3=3 (3)

    1:「か、考え直せ!別に無理に弟離れなんてしなくてもいいだろ…ラウダが落ち込むぞ」

    2:「どうした!?昨日何があったって言うんだ…!?話なら聞くぞ!」

    3:(……何か地球であったのか…?せっかくラウダに会えたっていうのに……まぁ家族間のことだ。俺が口を出していいことでもない、か…。フェルシーに後で少し話を聞こう…)

  • 61二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 23:19:40

    おお、とりあえずMSの搭乗は大丈夫な感じ?

  • 62二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 23:24:08

    なんかみんな消極的やなあ

  • 63二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 23:31:55

    MSヒッキーしちゃったか

  • 64二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 23:54:23

    「そ、そうか…まぁ……お前なりに考えた結果なら……」

    「ラウダが折角頑張ってるのに、兄として邪魔はしたくないからな。あいつは大丈夫だ。」

    昨日のことでも思い出しているのか静かに微笑みながら自分の手の甲を眺めるグエルを見て、何やらカミルの心はざわめく。はっきりと目の下に隈を作りやつれた様子なのに表情だけは穏やかで優しい。そのアンバランスさが今は何故だか怖かった。

    何か言った方が良いんじゃないか…話でも聞いた方が良いんじゃないか、とも思ったがグエルとラウダはたった二人きりの家族。カミルが口を出して良い問題でもない気がする。

    色んな感情や考えが頭を過り、少しだけ口を開いた後結局カミルは何も言えなかった。


    「…俺もラウダに負けてられないな。しっかりしないと」

    「あまりやりすぎるなよ。元々オーバーワーク気味なんだ…もっとゆっくりしたって、」

    「いや、ケレスさんの手助けもあってどうにか経営は安定して来たけど、まだ父さんの頃みたいには……」

    「グエル………

    dice1d2=1 (1)

    1:お前がそんなに頑張らなくても、どうにかジェターク社はやっていける。だから無茶するな」と、俺達を信じろ!という意味を込めてグエルに声をかける。

    2:そのケレスさんだって、お前だから相手にしてくれるんだぞ。あの人は相手を選んで商談を持ってきてる。もっと自信を持て」と優しく励ます。

  • 65二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 00:18:02

    ダイス結果だから仕方ないけどみんな肝心な一言を省略するからややこしくなってんだよな

  • 66二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 00:32:54

    カミルにそう声をかけられたグエルは、目を僅かに見開き、視線をうろうろさせた後静かに目を伏せる。

    「ああ、そうだな…俺がいなくても、大丈夫、だよな」という声にあまり元気はないように思った…が、カミルが何かを言う前に扉が開いた。

    噂をすればなんとやら…でそこにはエラン・ケレスが立ち、「よ、昨日はどーも」とグエルに声をかけている。自分は邪魔になるな、と判断したカミルはグエルのことが気になりつつもケレスに会釈をしてCEO室から出ていった。




    グエルのストレス値(現在持越しストレス値:41)

    dice1d100=47 (47)


    >>64の結果により、グエルが仕事を更に抱え込みがちに。グエルのストレス値補正ダイス

    dice1d3=3 (3)

    1: 1.25

    2: 1.5

    3: 2

    の数字をストレス値にかける


    50を超えた場合、

    dice1d3=1 (1) (1:食欲不振、吐き気 2:倦怠感、疲労感 3:幻覚)の症状が出る

  • 67二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 00:36:54

    グエ虐と癒しのバランスが…これラウダとどうにかなる前に倒れるのでは?

  • 68二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 00:37:37

    でもいっそ強制入院した方がいいのかな病院行かないし

  • 69二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 00:39:57

    ちゃんと良い目のダイスも用意されてるのにある意味すごいよ…

  • 70二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 00:46:26

    強制入院したらしたで自分を責めて全く休まらないんだろうなというのがまたなあ
    医者にガツンと言われてほしいが

  • 71二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 01:48:22

    ううっ鬱な展開だけどすごく好き……鬱なラウグエもうまいよ……

  • 72二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 11:40:42

    鬱でもきっとこの先にきっと…という希望がみえるからこの空気を楽しめるんだ……

  • 73二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 13:08:07

    自己評価が底だから、言葉の端を悪い方に拾ってしまうのか…?
    そういう拾い方するから自己評価が底に至るのか…?

  • 74二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 13:51:40

    このレスは削除されています

  • 75二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 13:57:13

    せっかくセーフ設定になったのにわざわざ悲惨な設定追加しようとせんでも

  • 76二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 23:16:30

    知ってるかい?障害は大きいほど燃え上がるんだぜ?頑張れラウダ、兄さんの心を救えるヒーローはお前しかいない!

  • 77二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 23:22:24

    今のグエルの体と心の状態はまんまストレス症状なんで、働きすぎ+睡眠不足+自己評価が底なのが響いてるんだろうなぁ…
    ストレス症状に自分が要らない存在だと思うとか諸々あったはず

  • 78二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 08:52:32

    今すぐ病院に担ぎ込みたい俺 VS まぁこの状態をもうちょっと見守ってギリギリまで様子見したい俺

  • 79二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 17:36:43

    むしろ病院がこい

  • 80二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 22:01:22

    ストレス値

    41+47×2=135 につき、

    追加ダイス

    dice1d3=3 (3) (1:倦怠感、疲労感 2:幻覚・幻聴 3:激しい頭痛)の症状が出る


    持越しストレス値:35

  • 81二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 22:06:53

    グエルが現在抱えている症状:眩暈・味覚障害・食欲不振、吐き気・激しい頭痛


    グエルはこれらの症状について、

    dice1d100=31 (31)

    1←あまり気にしていない、不調であるという自覚が薄い

    →100 …?少し体が変か…?と自覚はあるが、体は動いているので問題ないと思っている

  • 82二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 22:10:54

    気にしろ(素)

  • 83二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 22:17:18

    ※融資先もぶおじさん→グエル描写あり



    ある日のエラン・ケレス

    ジェターク社に、dice1d2=2 (2) (1:商談に来た 2:ふらっと立ち寄った)ところ、ジェターク社CEOが、どこぞのお偉いさんに、


    dice1d4=3 (3)

    1:肩を抱き寄せられ何かを囁かれている ※

    2:腰を撫でられている ※

    3:手をにぎにぎされ、密着されている ※?

    4:なれなれしく背中を触られている

  • 84二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 22:36:24

    (ふらっと立ち寄った為セセリア不在、セセリア不在の為声掛けが発生せずモブの行動はエスカレート※)


    (………ああ、取り込み中か。少し待つか……………いや、あのおっさん密着しすぎだろ!?何で手を強くにぎにぎしてるんだよ…うわー俺は無理だわ……アイツもちょっとは嫌がれよ……平然と話してるし…)


    モブの次の行動

    dice1d4=3 (3)

    1:尻を触る

    2:腰を撫でる

    3:耳元に口を寄せる

    4:「じゃあまた都合のいい日を教えてくれたら調整するよ。楽しみにしてるからね」と声をかけて帰っていった

  • 85二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 22:37:14

    病状がオンパレードすぎて笑えねぇ…
    マジでちょっとくらい気にしろよ

  • 86二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 22:41:10

    病院に行け!と思いつつ便所監禁栄養失調瓦礫生き埋め体液曝露しても病院に行った形跡のない男だからな…

  • 87二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 22:43:13

    モブおじさんのえっち…
    ラウダよ兄さん色々ピンチだぞ

  • 88二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 22:46:52

    (うわーーーー……ぞわっときた………襟足撫でながら何か話してるし…あの状態で何話してるんだよ……気持ち悪ぃなぁおい……)


    エラン・ケレスの行動

    dice1d2=2 (2)

    1:即止めに入る

    2:嫌がっている様子がないし…暫く様子見するか?ととりあえず止めには入らない

  • 89二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 22:48:26

    みんなまあ大丈夫だろしすぎや

  • 90二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 23:00:53

    (……嫌がっているなら即止めに入ろうと思ったが…平然としてるな…まぁジェターク社のことだし俺がしゃしゃり出ても……。もしかしたらただ距離が近いだけのおっさんの可能性も捨てきれない……いや、そんなことあるか?それでも気持ち悪いな

     悩むが…幸いこっちに気付いてないようだから、暫く様子見だな…体格良いし、本気で嫌なら相手を突き飛ばすなり投げ飛ばすなりするだろ…たぶん)


    モブの次の行動

    dice1d3=2 (2)

    1:肩を抱き寄せて、首筋に唇を寄せている

    2:腰をそっと撫でている

    3:モブおじさんからの言葉にグエルが何かを返事している。モブは顔を赤らめ嬉しそうに笑っている。


    エラン・ケレスの不快度

    dice1d100=85 (85)

    ケレス→グエルへの興味関心度が高いため+30補正

    100溜まればケレスが止めに入る

  • 91二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 23:27:40

    (……と思ったけど、無理!!うわ~~~~~腰撫でまわしている手つきが気持ち悪すぎる……見るに堪えない…)


    「ん、んん(咳払い)失礼いたします。ジェターク社CEO……ご商談中申し訳ございませんが、緊急で少し込み入った話がありまして……お時間いただけますでしょうか。いやー緊急でして。今すぐ。今すぐです。」

    「?ケレスさん…?何か顔引きつってません?俺は構いませんが……」


    乱入してきたケレスを見るなり、慌ててグエルから離れて肩を叩きながら「連絡待ってるよ」と言って去っていくモブ。

    その後ろ姿に向かってシッシッと手を払いながらケレスはグエルの顔を見る。

    僅かに顔が強張っているので、やっぱりこいつも嫌だったんだな…とほっとしたのもつかの間、「それで緊急の話って何ですか…?」と神妙そうな顔で聞いてくるので、そっちかよ、と思わずケレスは心の中で突っ込んだ。


    「緊急の話ってのは嘘に決まってるだろ。ったく、助けてやったんだからこの俺に感謝しろよな」

    「助け…?何の話です?」

    「だーかーらーあのおっさんに体ベタベタ触られてただろうが!嫌じゃなかったのかよ」

    「別に嫌ってわけじゃ……距離感近い人だなぁと思ってましたよ。でもたまにああいう方もいますし」

    「(……ほかにもいるのかよ…)そういえば、何囁かれたんだ?耳元で何か…うわっ思い出しただけでも鳥肌たった……何か言われてた気がしたんだが」

    「ああ…あれですか。大したことじゃないですよ。

    dice1d2=2 (2)

    1:今度会食に行かないかって誘われたんです。何でもホテルの最上階だとかで…。夜景が綺麗だって言ってました。

    2:今度私の家に来ないかって誘われたんですよ。ジェターク社のMSが好きだから是非語り合いたいと。

  • 92二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 23:46:21

    幸いダイスと様が止めてくれたから助かったけど、放っておいたら未遂じゃ終わらなそうな危なげな兄さん…

  • 93二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 00:15:55

    「う、うわあ~~~~下心!下心しかねえ~~~!!!まさか行く気じゃないよなぁ!?」

    「まぁさすがに家に伺うのは…。でももっとジェターク社を知ることが出来たら、融資額を増やしてもいいと言われたので、何かの機会にじっくりお話はしたいなとは考えてました。」

    「危機感がねえ!ああ~~くっそ…ぞわぞわする…あんな所切れ!俺がもっと良い所紹介してやるよ…絶対連絡するなよ」

    「いやそんな……ケレスさんに迷惑をかけるわけには…」

    「あのなぁ……お前、自分が何されそうになったか分かってるのか?」

    「……」

    「お前あんなにベッタベタ触ってきて腰撫でてきた奴のお家行ってたのしーくお話して帰してもらえる…とか思ってないよな?」


    dice1d2=2 (2)

    1:「…………」ケレスから目を反らし、黙り込む。

    2:「…?思ってますけど…あ、楽しく話せるかは、」「そこじゃないんだよなぁ…」

  • 94二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 00:22:51

    自分に関する全てが適当~

  • 95二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 00:48:05

    ケレスに、お前はあーしてこーされるかもしれなかったんだぞ!?もっと危機感持てよ!そんなことされたくないだろ!?と説明されて怒られたグエルの反応


    dice1d3=3 (3)

    1:「……いや、そんなまさか…俺ガタイ良いですし…そんな…」「そういうのが良い奴もいるんだよ!分かったんならもっと危機感持て!!!あんな密着して腰触ってきた時点でやべーやつなんだよ!」


    2:「…………」「おい、こっち見ろ。何で目を反らした。まさか『融資額が増えるなら…』とか思ってねえよなぁ!?」「………まあ俺の身一つでジェターク社にとって有利になるなら…」「はあああああああ?馬鹿かよ!?」「じょ、冗談ですよ」「本当に冗談なんだよなぁ?」


    3:「ああ、そういうことですか。いや、てっきりMSに興味を持ってもらえたと思って嬉しかったんですが……」「……それだけか?自分の体狙いとか気持ち悪いとか、そういうのあるだろ」「…今まで随分と良くしてもらってましたし…。会社が傾いていた時も、ずっと融資自体は続けてくれたことには感謝しています。優しく声をかけてくれたことにも。俺の体一つで礼が出来るなら…まぁ…」「………(絶句)」

  • 96二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 00:52:33

    枕営業ネタってよくあるけど真面目な話そんな噂広がってまともな融資先なんかつかないからガッツリ説教されてほしい

  • 97二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 00:53:24

    一番ヤバい反応のやつが選ばれてしまった

  • 98二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 01:07:53

    「…冗談ですよ。悪評広められても困りますし。ジェターク社の名誉に傷がついたら嫌ですから。」

    「………そこでもない気がするんだが。お前もっと自分を大切にするべきだろ…。呆れた。今度はもっと上手い冗談を言うんだな。

     何かお前本当に危なっかしいな…声をかけられたらホイホイついていきそうで…。側近とかつけたらどうだ?ほら、丁度良いのがいるだろ。お前の弟とか、そういうのに厳しく目を光らせてくれそうで」

    「ラウダですか?弟は今地球で頑張ってます。俺の都合で呼び戻すわけにはいきません。それに、ラウダにはペトラがいます…離れ離れにさせるわけには」

    「………?」

    「あ、コーヒー出しますね」


    (…………?ペトラって、あのこの前一緒に尾行してた奴だよな…?何で今その名前が……)

    「ケレスさん、今日は砂糖要ります?」

    「……あー今日はもう良い。帰る」

    「え、そうなんですか?…何しに来たんです…?」


    ~帰り道~

    (…………もしかして……)


    エラン・ケレスの直感能力

    dice1d100=34 (34)

    人の恋愛沙汰や人間関係に首を突っ込むのが大好きなので+30補正

    50以上でグエルの勘違いに気付く

  • 99二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 01:14:32

    (アイツ、もしかしてあの二人が付き合ってるって勘違いしてるんじゃ…………付き合ってる…?いやないよな…?一番尾行に熱が入って盛り上がってた奴なのに)

    エラン・ケレスがグエルの勘違い(ラウダとペトラが恋愛的な意味で良い感じ)に気付いた!▼

  • 100二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 01:26:13

    デート(仮)が終わった日からdice1d7=1 (1) 日後グエルに電話をしたラウダ、穏やかに会話をしdice1d120=86 (86) 分(+5分補正)話した後、グエルから「通話の頻度を減らそう」と提案され、


    dice1d2=1 (1)

    1:「え!?なんで…?どうかした…?」と狼狽。2,3分でもたった一言だけでも良いと食い下がる。グエルが「忙しい」というと、dice1d2=2 (2) 1:そういうことなら…兄さんに迷惑をかけたくないししょうがないと引き下がった。でも声がしょんぼりしている 2:それでも、とグエルを説得しようと試みて無理矢理説得した

    2:「わ、分かったよ…兄さんがそういうなら…。もしかして忙しい?」「ああ、ちょっとな。」グエルがそういうなら、と大人しく提案を受け入れる

  • 101二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 01:29:57

    よかった…ここでラウダがグイグイ来てくれて…

  • 102二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 01:41:19

    1時間半以上通話してるの兄さん好きすぎて笑う

  • 103二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 11:35:00

    いいぞラウダ頑張れ 兄さんに食らいつけ

  • 104二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 11:53:31

    グエルにズバズバ言える様が勘違いに気付いたのも結構デカイな

  • 105二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 12:04:20

    「に、兄さんが忙しいって言うなら端末をその辺に置いてていいよ…僕が勝手に兄さんの生活音聞いてるから…」

    「…いや、そんなの聞いててもしょうがないだろ…何の意味があるんだ」

    「あーほら、一人暮らしって結構寂しいんだよ。音があったら僕も落ち着くし」

    「え、だが、」

    「良いから!」

    「わ、分かった…ただし邪魔だと思ったら遠慮なく言ってくれよ。おやすみ、ラウダ」

    「おやすみ、兄さん」


    (…はぁはぁ…思わず声を荒げちゃった…兄さん引いてないかな…必死すぎて取り繕うことも忘れてたよ…びっくりしてないと良いけど。

    ……あー…駄目だな…折角穏やかであろうとしてるのに…こんな風に感情をぶつけちゃまた兄さんに迷惑が…

    ……でも、せっかく兄さんと連絡取り合う約束ができて…声が聞けて嬉しいのに…うう…やっぱり連絡を取り合う前には戻れないよ…兄さんの声が聞きたい)


    (それにしても、忙しいって何だ?仕事のスケジュール管理はどうなってる?またセセリアやエラン・ケレスに厄介ごとを押し付けられてるんじゃ…

    そもそも昨日だって休日なのにエラン・ケレスと仕事してたし…兄さんは体調が悪いんだ、ちゃんと仕事はセーブしないと。まったく…秘書は何やってるんだ?無能なのか?)


    dice1d2=2 (2)

    1:………カミルに一度連絡を取ってみるか?

    2:…いやいや兄さんを信じないと!兄さんは…兄さんは大丈夫…

  • 106二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 12:23:41

    大丈夫じゃないんだよなあ

  • 107二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 12:30:58

    せっかく好転の兆しが見えてきたのにラウダァァ…!

  • 108二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 12:46:40

    それまでの選択肢がしばらくみんなアレすぎたから電話続けるゴリ押しできただけでも進歩ではある…あるのだが…
    ストレス症状の進行に全然追いついてないのがな

  • 109二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 22:59:15

    兄さんの取り繕いと頑丈さのせいで徒になってるんや…悪魔合体すぎる

  • 110二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 23:15:29

    ラウダに通話をねだられたグエルの心境、

    dice1d100=98 (98)

    1← ど、どうしたんだラウダ…?そんなに一人暮らしが寂しいのか…?と困惑、

    →100 戸惑っているが、喜びも感じている(自覚なし)。ラウダと今まで通り話せることに安堵している

  • 111二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 00:28:42

    自分で言い出したのに、なぜだかほっとしていることに気付いたグエルの気持ち

    dice1d100=63 (63)

    1← ……???何で俺はほっとしてるんだ…?……俺の弟離れはもうちょっとかかりそうだな…とちょっと自分に呆れている

    →100 ……??ラウダと話せることが嬉しい…ラウダと話していると落ち着く…弟離れしなくちゃと思ってるのに、もっと話したいって思う………ラウダには、ペトラがいるのに……俺は…

  • 112二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 00:44:50

    味覚障害・食欲不振、吐き気の症状を抱えているグエルの食事事情

    dice1d2=2 (2)

    1:…食欲がわかないし、どうせ食べても味が分からないし食べなくていいか、と思っている。一日に一回程度栄養ゼリーを流し込んでいる。時折ふらっとしたり、目の前が暗くなる気がするがたぶん大丈夫。動けるので問題ない。

    2:食欲はわかないが、無理やり流し込んでいる。……でもやっぱり辛いので真っ青な顔をして時折口を抑えて席をたつこともしばしば。カミルやフェルシーに昼食に誘われて理由をつけて断っている。


    エラン・ケレスの確信度

    dice1d100=14 (14)

    1←あんなに応援しといて付き合ってるとかないだろ…一番熱入って盛り上がってたし。あいつの勘違いだと思うが…。ラウダとペトラの仲を勘違いしてそうなことには気づいたけど、若干半信半疑

    →100 あいつの弟が好きなのはあいつのは筈だが?何を勘違いしてるんだ? MSの操縦以外は完璧なエラン・ケレスなのでちゃんと事態を的確に把握している

  • 113二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 01:01:56

    エラン様の立場で半信半疑になる要素ないはずだが…
    やはり人間関係はポンコツか??

  • 114二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 01:08:55

    「……ラウダ先輩……フェルシーと作戦会議して…ちょっとアプローチの仕方を考えるべきじゃないか、ってなりました」

    「アプローチの…仕方……?」

    「はい!ラウダ先輩は、グエル先輩にどう思われたいですか?可愛いなーって思われたいとか、カッコいいなぁって思われたいとか色々あると思うんですけど…」

    「それは…やっぱり兄さんに頼ってもらえる人間だと思われたい…かな。兄さんに頼られて…支えられる人間で在りたいと思うよ」

    「そうですか!それじゃあ、グエル先輩にかっこいい所いーーーっぱい見せて、グッと来てもらいましょう!…でも頼りになる人間って難しいですね……地球で立派にやっている所を見てもらう…とかでしょうか…」

    「そうだな…兄さんの庇護下にいる人間じゃなくって、兄さんがいなくたってちゃんと出来るって所をアピールする…とか……?兄さんの傍にいたときは兄さんに頼ってばっかりだったから…。僕一人でも大丈夫だよって兄さんを安心させて、僕を頼りにして、って言いたい…」

    「なるほど…なかなか難しいですね…でも方向性は決まりました!とりあえず、


    dice1d3=1 (1)

    1:次もデートで攻めますよ!しかも普通のデートじゃありません!お家デートです!

    2:次はプレゼント作戦で行きます!グエル先輩に喜んでもらえるプレゼントを渡して急接近です!

    3:待ってるだけじゃダメです!次はラウダ先輩がグエル先輩に会いに行くんです!積極的にアピールしていきましょう!

  • 115二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 01:24:04

    「お、お、お家デート…!?」

    「はい!ラウダ先輩の部屋にグエル先輩を招くんです!!映画とか一緒に並んで見て、こう…いい感じになって…見つめ合って…うん。そんな感じです」

    「すごくアバウトじゃないか!?いや…でも、部屋に招くっていうのは…いいかも。この前、兄さんに料理を食べてもらう約束を取り付けてたから…。自然に誘える気がする」

    「何だ、ちゃんと次のデートの約束してたんじゃないですか。安心しました!」

    「べ、別にデートの約束ってわけじゃ……でも兄さんに食べてもらうんなら、料理の練習しないと……

    dice1d2=1 (1)

    1:そうだペトラ。僕の料理を食べて率直な感想をくれないか?人の意見も取り入れないと。

    2:今日から猛練習だ…兄さんの好きな料理を準備しよう。

  • 116二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 01:35:34

    このレスは削除されています

  • 117二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 01:48:53

    「え、私で良いんですか?私で良ければ全然良いですけど…。」

    「ありがとう。自分の料理ってなかなか客観的に見れなくて…遠慮はいらないから、率直な意見がほしい。」

    「ラウダ先輩の料理、初めて食べるので楽しみです。ちゃんと審査しますのでご安心を。厳し~~~~く行きますよ。フェルシーも呼んで、試食会と行きましょう!」

    「頼りにしてるよ。兄さんが食べるんだから、生半可なものは出したくない…。今度兄さんが空いている日を聞いて、お家、で、で、デート……に誘ってみるよ」

    「はい!頑張ってください!」




    ㈱ガンダム本社近くのベンチで盛り上がっている二人を見て、「あの二人また一緒にいるのね」とミオリネは隣にいるスレッタに話しかけた。

    話の内容は全部は聞こえないが、「ラウダ先輩の料理」「楽しみ」というはしゃいだペトラの声が聞こえてくる。どうやらラウダの料理をペトラが食べることになっているらしい…


    スレッタとミオリネは二人の関係について

    dice1d2=1 (1)

    1:付き合っていると思い込んでいる

    2:良い先輩後輩で微笑ましいと思っている(スレッタはペトラから恋心が冷めた件を聞いた)

  • 118二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 01:55:10

    人の意見を聞くってのはいいことだと思うんだけど
    なんかまた誤解が生じる気配しかしなくてな

  • 119二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 11:45:46

    まぁたアンジャッ○ュ選択肢引いてくじゃんw

  • 120二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 13:09:08

    このレスは削除されています

  • 121二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 13:22:23

    人を思い通りに動かそうとする前にブラバするか自分でスレ立てよう

  • 122二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 13:23:06

    >>120

    みっちみちにラウグエたっぷりだと思うんだが!?

    お互い大大大好きなのにすれ違ってるの切なくて悶える

    大切にしたい、そこに自分がいなくてもいいって愛の形と、好きだからそばにいたい、いてほしいって恋の形の間を行ったり来たりしてるのかわいい

    あと個人的にグエルの幸薄ヒロイン感がたまらん

    相手を優先して苦しい生き方を選ぶ愛が深い子だよエゴ見せろ〜!

  • 123二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 13:44:33

    ラウダとグエルがお互い大好きってのはずっと表現されてるのにこれラウグエか?って疑問持つ理由がわからない

    ペトラももうとっくに恋心冷めたって>>1に書いてるし大体この子が一番ラウグエ推してるじゃん

    ラウダとペトラの関係は周りに誤解されてるだけだから、みんなも誤解しないようにちゃんと内容を読もうね

  • 124二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 13:53:54

    いつもの空気読まないモメサでしょ、無視で良いよ
    ラウグエ2人の誤解が解けて心通わせる時が待ち遠しいな〜

  • 125二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 14:03:25

    自己肯定感✗とか体調不良とか勘違い・すれ違いとかそんなの好きだから今の展開は涎止まらないけどなあ

  • 126二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 14:08:04

    両片思いラウグエからしか取れない栄誉もあるからね……

  • 127二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 15:41:08

    自分が気に入らないとか不満だって話を他の人もそう思ってるはずって論調にすり替えようとする奴はロクなもんじゃないっていうのは
    ここに限らないんだよなあ

  • 128二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 18:36:23

    お家デートでラウダが兄さんの症状や体調変化に何かしら気付けるといいな

  • 129二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 01:15:24

    大好きなラウダが作ってくれる料理で、食事に関する諸症状が少しでも改善してくれないかな…

  • 130二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 12:02:56

    せめて味がする段階には戻してあげたいよな…

  • 131二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 20:27:42

    好きな人のために練習始めるラウダがいじらしいんですわ
    折角だから美味しく食べてほしいけど、この兄さん味判るんかいなってヒヤヒヤする

  • 132二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 22:10:41

    スレッタとミオリネに「お家」「デート」の言葉は、

    dice1d2=1 (1)

    1:聞こえている。(家に呼んで手料理を振舞おうってわけね…)(ラウダさんのお家に呼んで、デートってことですよね…?しかも料理まで…!すごい…!)

    2:聞こえてない。(手料理かぁ…。あの二人、よく一緒にいるしよっぽど順調みたいね)(ラウダさんって料理作られるんですね。ちょっと意外です…!)


    ミオリネは、今日から数えて

    dice1d7=5 (5) 日後にグエルとの商談を控えており、


    ラウダは

    dice1d7=3 (3) 日後にグエルをお家デートに誘う

  • 133二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 22:14:53

    とりあえずミオリネから間違った情報が先漏れする心配はなさそうだなヨシ!

  • 134二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 22:19:52

    このレスは削除されています

  • 135二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 22:21:59

    設定自体はもう事前にされてるんだろうし5日前の状態で今から改めて確認するなら前日とかだろう

  • 136二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 22:25:06

    でもわざわざお家デートの言葉が聞こえてるか聞こえてないかのダイスがあるの不吉なんスよね…

  • 137二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 22:29:14

    だからあえて日にちダイス振ってるんじゃないの?

  • 138二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 22:32:48

    「通話の頻度を下げよう」と提案するグエルへ一歩踏み出し、ぐいぐい行ってそれを拒否したラウダの行動のお陰で、自分から弟離れを、と思っていたのに、今まで通りラウダと話せることに安堵し心が綻ぶのをぼんやりと感じたグエル、

    大事に大事に誰にも知られまいと奥深くにしまい込み、この気持ちが死んでいくのをただ待つだけだった筈なのに、溢れだしてきているラウダへの恋心の認識度


    dice1d100=25 (25)

    >>111の結果から

    87~100→はっきりと自覚

    44~86→ぼんやりと自覚

    1~45→かすかに自覚

  • 139二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 22:36:24

    この兄さん知覚が全部ぼんやりしとる

  • 140二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 22:46:27

    一人になりたいときはMSのコックピットに引きこもって丸くなっているグエル、一番よく行くMSは

    dice1d3=1 (1)

    1:やっぱり辛い時も常に一緒にいてくれたディランザ

    2:長い時間をかけて修復された大事な思い出もあるダリルバルデ

    3:格納庫の奥深くにしまい込まれているラウダのディランザ



    疲れ切ってコックピット内で気絶するように眠ってしまう時、ラウダに殺される夢は

    dice1d3=3 (3)

    1:いつもより見ない

    2:いつもよりはっきりと見て安らぎを覚える

    3:いつもと変わらない

  • 141二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 23:08:12

    ~3日後~


    dice1d60=32 (32) 分穏やかに話した後、ラウダはごくりと咥内に貯まった唾液を飲み込んだ。端末を持つ手はグエルにコールした時から情けなくもぶるぶると震えているし、いい加減切り出さないと、と焦り始めた今になってはじんわりと汗まで滲んでいる。

    (い、言わないと…!兄さんをお家デ、デ、デ、デデデートに誘うんだ…!)

    ラウダ先輩頑張ってください!ファイトです!しっかりグエル先輩をお家デートに誘うんですよ!というペトラの声が頭に響く。

    デート…前のはいきなりすぎて頭が追いつかなったし、偶然だったのでデートとかそこまでは意識してなかった。でもラウダは今日、誘う。グエルを、好きな人を、自分の家に招く。お家デートってものに誘う。自分の意思で。

    きゅ、と一度唇を軽く噛み、緊張でもつれそうになる舌をどうにか動かした。


    「に、にいしゃ…にいさん!」


    噛んだ。がっつり噛んだ。通話の向こうにいるグエルにはしっかりと聞こえた筈だが、優しさからかしっかりとスルーしてくれた。どうした、ラウダ…?と若干心配が滲んだ声が聞こえる。

    「兄さんが忙しいってのは分かるんだけど…空いている日とかない?あーほら、前に僕の料理を兄さんさえよければ食べてほしいって話をしたと思うんだけど。ど、どうかなーって。」

    グエルからの返事はすぐになく、一瞬間が空いた。

    そのたった一瞬の間に、ラウダの頭の中にはたくさんの思考がどっと押し寄せる。

    どうしよう、変だったかな、忙しいのにいきなり誘うなんて、と思われたかな、料理を食べに来てほしいってもしかして不自然?普通きょうだいってそんなことは誘わない?変?変に思われたかな?大丈夫かな?もしかして兄さんひいてる?前のは社交辞令だったりする?


    ぐるぐると目と思考を回したラウダは、


    dice1d2=1 (1)

    1:グエルからの返事をじっと待った。

    2:耐え切れずに口を開いた。「あ、ほら。料理って自分じゃよく分からなくて。兄さんの意見が聞きたいな…なんて」

  • 142二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 23:15:11

    ディランザもダリルバルデも修理したのか

    噛み噛みなラウダかわいいな
    焦って余計なことも言ってないし今のところいい感じだが…

  • 143二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 23:17:04

    グエルが一瞬間が空いた理由

    dice1d2=1 (1)

    1:嬉しすぎて顔を綻ばせていたから

    2:弟離れをしようと思っていたばかりなのに…と一瞬自分の中でブレーキがかかりかけていたから

  • 144二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 23:37:29

    「勿論!ラウダの手料理か…!前に行ってくれた時から楽しみにしてたんだ。…嬉しいよ。ありがとな」

    「え!?ぼ、僕の料理で良ければいつだって、いくらだって振舞うよ!兄さんの口に合うかは…自信ないけど…。僕の方こそ…楽しみだなぁ…嬉しい…」

    「スケジュールは……何が何でも調整する。…本当に楽しみだよ」


    その後、ラウダもグエルも互いに悟られないようにはしていたけれど頬を緩ませながら、会話は穏やかにdice1d60=39 (39) 分続いた。


    通話後、喜びのあまり端末をそこらへんに投げ捨てたラウダ、(に、兄さんが僕の料理楽しみだって…!嬉しい…!嬉しい…!兄さんとお家デート!お家デートだ!!!)と張り切り、そういえば、自分が何を作るかまだ決まってないことに気付いた。

    作る料理


    dice1d3=2 (2)

    1:オムライス!確か兄さん好きだった筈…!小さい頃、お互いの名前をケチャップで書いたなぁ。父さんの名前を二人で頑張って書いたのに、気づかれずに一瞬でスプーンでぐちゃぐちゃにされたっけ…。


    2:やっぱりがっつりお肉系…?でも手の込んだ料理が失敗すること位は僕だってわかるぞ…!危ない橋は渡らない…!兄さんに美味しい料理を食べてもらいたいから…!初心者らしく…ハンバーグ…とか?


    3:……えーっと…せっかく兄さんに食べてもらうんだから…豪華な方が良いか……豪華…豪華……七面鳥とか焼くか…?焼いたことないけど…オーブンないけど……まずは良いオーブンを買うか…

  • 145二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 23:48:58

    気合入れすぎて七面鳥ロースト作る可能性あったの草
    楽しみすぎてすぐ言葉が出ない兄さんも浮かれまくりのラウダも可愛いな
    あとはミオリネが余計な水差さなければいいんだけど

  • 146二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 23:56:30

    その2日後、ジェターク社の元へミオリネがやってきた。その横にはスレッタもいる。

    挨拶をかわし暫く穏やかに話した後、ミオリネからそういえば、と切り出された話題


    dice1d3=1 (1) (うち2つ選択)

    1:「新種のトマトを開発したの。持ってきてるから味の感想、教えてくれない?」「グエルさんにも是非食べてほしいです!」

    2:「……何か顔色悪くない?体調崩してるの?」「やつれているようにも見えますし…。調子、悪いんですか?」

    3:「ラウダとペトラ、順調そうね。二人で一緒にいるのをよく見かけるわ。」「今度お家でデートするって言ってましたし…!ラウダさんが料理を作られるそうですよ!ペトラさん、楽しみにしてるって言ってました!」

  • 147二次元好きの匿名さん24/04/03(水) 00:45:06

    「新種のトマトを開発したの。持ってきてるから味の感想、教えてくれない?」
    「グエルさんにも是非食べてもらいたいです!」
    「味の感想、か…?」
    「ええ。色んな人の意見を聞きたいの。」
    「もしかして、トマト…お嫌い、ですか?」
    「あ…いや…そうじゃ、ないんだが……」
    グエルの視線が頼りなげにうろうろと彷徨う。いや…今は、その、と言いづらそうに言葉を詰まらせた後、何かを言いかけようと口を僅かに開き…そして静かに口を閉じてしまった。目を伏せ、ぐ、唇を引き結んでいるのが見える。
    ゆっくりとあげられた指が、唇に触れる。その手が僅かに震えているようにスレッタには見えたが、気のせいだったかもしれない。それ位、微かなものだった。
    もしいやだったら…そうスレッタが言いかけた瞬間、ああ、と小さな声が聞こえる。

    「……分かった。貰おう」
    「ありがと。スレッタ、箱からトマト出して」
    「え、あ、はい!」
    「大した感想は言えないからな。期待はするなよ」
    「良いわよ、最初から期待してないから。素直な感想がほしいだけ」

    スレッタが一際美味しそうな艶々としたトマトを一つグエルに差し出した。遠慮がちに伸びてきた手の上に載せれば、口元に寄せて、僅かに口を開き小さく口に食む。
    丁寧に、丁寧にほんの小さな一かけらを噛むグエルの顔をじっと見つめた。
    先ほどと同じようにグエルの澄んだ青の瞳は伏せがちで、視線はスレッタとミオリネを見ることなくゆらゆらとその辺を彷徨っている。
    飲み込むのを躊躇っているのか、それとももっと味わおうと思ってくれているのか…いつまでたっても嚥下しようとせず、口も開こうとしない。震える人差し指と中指が唇に触れる。左手がぎゅっと胸もとを握り、皺が寄ってしまっていた。
    ミオリネの顔に不安げな表情が浮かぶ。少しだけ首を傾げながら、どう?と聞けば、唇が大きく震えようやくごくりとグエルの喉が動いた。

    「…美味しかった。ありがとう」
    「……本当に?」
    「ああ…えっと…あ、…甘みが強くて、」
    「それ加工用なので、そこまで甘くない筈なんですが…」
    「人によっては甘く感じるのかしら。やっぱり色んな人の意見を聞くべきね」

    ミオリネが端末の上に指を滑らし、グエルの意見を入力する。不思議そうな顔を浮かべるスレッタの横で、ミオリネは次はだれに食べさせようかしら、と悩んでいた。

  • 148二次元好きの匿名さん24/04/03(水) 07:56:15

    トマトの試食も苦しそうで胸が痛い…
    この兄さん、日頃から殆ど栄養摂取出来てないんじゃ…?

  • 149二次元好きの匿名さん24/04/03(水) 08:19:32

    あーしんどいな…
    いっそミオリネたちには全部バレて協力してくれたりしないかな…

  • 150二次元好きの匿名さん24/04/03(水) 18:31:11

    味がしないものを飲み込むって苦しいもんね…

  • 151二次元好きの匿名さん24/04/03(水) 21:32:47

    ラウダの『デ、デ、デ、デデデート』と『に、にいしゃ…』が可愛すぎて読むたびこっちがニマついちまう
    兄さんの症状がヤバいってのに…

  • 152二次元好きの匿名さん24/04/03(水) 23:25:13

    グエルは僅かに顔を顰め、一口だけ齧ったトマトをそっとデスクに置く。込み上げる吐き気を誤魔化すようにきゅっと唇を引き結んだ。

    ミオリネは入力をし終えたようで、「貴重な意見をありがとう」とグエルに笑って見せる。


    dice1d2=1 (1)

    1:「……何か顔色悪くない?体調崩してるの?」「やつれているようにも見えますし…。調子、悪いんですか?」

    2:「ラウダとペトラ、順調そうね。二人で一緒にいるのをよく見かけるわ。」「今度お家でデートするって言ってましたし…!ラウダさんが料理を作られるそうですよ!ペトラさん、楽しみにしてるって言ってました!」

  • 153二次元好きの匿名さん24/04/03(水) 23:29:19

    デートの誘い辺りから地雷回避していい流れだな
    このまま少しは改善してくれるといいんだが

  • 154二次元好きの匿名さん24/04/03(水) 23:50:42

    デスクにそっと手をつき、体を支えているグエルを見てミオリネが少し訝しげに顔を顰めた。


    「……何か顔色悪くない?体調崩してるの?」

    「やつれているようにも見えますし…。調子、悪いんですか?」

    「………いや?大丈夫だ。ちょっとぼんやりしてただけで……どこも悪くない」

    「そう?まあ忙しいんでしょうけど、体調には気をつけた方が良いわよ」

    「俺はお前と違って頑丈だからな。問題ない。お前の方こそ、最近忙しいんじゃないのか?経営が軌道に乗り始めたと聞いたが…今が踏ん張りどころだろ。…あまり一人で背負いすぎるなよ」

    「大丈夫よ、ちゃんとほどほどにするわ」

    「ガンダムの皆でミオリネさんを支えますから大丈夫です!わ、私も!頑張ります!」

    「…そうか。じゃあ安心だな」

    「でしょ?」

    「任せてください!」


    二人を眩しそうに見つめて静かに笑った後、暫くミオリネとスレッタと他愛もない会話を楽しんだグエル、

    帰るという二人を玄関まで見送ろうとそっと立ち上がった所、ぐわんと視界が揺れる。


    dice1d3=1 (1)

    1:ふら、と体が傾ぐが手をついてどうにか耐えた。ガタッと大きな音が部屋に響く。

    2:傾ぎそうになったが、どうにか踏ん張った。二人はグエルに気付くことなく背を向けて扉に向かっている。

    3:あ、とグエルが思った瞬間、目の前が一瞬暗くなった。体が傾ぎ、どうにか耐えようとしたが、思わずその場に膝をつく。視界がぐらぐらと揺れているものの、意識ははっきりしている…。ミオリネとスレッタが駆け寄ってくるのが視界の端に映る。

  • 155二次元好きの匿名さん24/04/03(水) 23:54:55

    二人は、

    dice1d2=2 (2)

    1:音に気付き、グエルの方を振り返った

    2:音に気付かず、そのままグエルに背を向けて扉に向かっている

  • 156二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 00:25:19

    「……グエルさん?」

    グエルがすぐ後ろにいないことに気付いてふとスレッタが後ろを振り返る。そこには額に手をあてて、何処かぼんやりとしているグエルがいて、僅かに首を傾げる。

    大丈夫ですか。どうかしたんですか、とスレッタが声をかけるよりも前に、はっと目を見開き慌ててスレッタとミオリネの方に向かってくるので、声をかけそびれてしまった。

    すまない、と謝るグエルの横顔には覇気がないように見える。一瞬言うか悩み…でも、とスレッタは口を開いた。

    「グエルさん、調子が悪いようなら、病院に…」

    「俺は本当に大丈夫だ。…俺の周りには心配性な奴が多いな。俺のことは気にかけなくて良いから、お前はミオリネのことを支えてやってくれ。」

    「そ、それは勿論!…でも、」

    「いいから。俺は問題ない。ちゃんとやっていけてる」

    「…………」

    もっと何かを伝えたくて、口を一瞬開いたが言うべき言葉が見つからず結局口を閉じる羽目になった。

    穏やかに微笑むグエルの顔は優しいのに、なぜだか心が落ち着かない。

    ミオリネは少しだけ先を歩き、まっすぐに玄関の方へ向かっている。その背中を見た後、ちらりと伺うようにグエルの方を見れば「早く行ってやれ」と笑いかけてくれる…


    dice1d2=1 (1)

    1:少々気になるが、スレッタはグエルに会釈をしてミオリネの方に駆け寄った。

    2:やっぱり気になる。少し迷った後、「……ちゃんと眠れてますか?」とグエルに小声で聞いてみた。

  • 157二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 00:35:45

    みんなのまあ大丈夫だろする癖がまた復活してきたな

  • 158二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 01:58:18

    このレスは削除されています

  • 159二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 11:47:01

    流れ的にはいい流れだったはずなのに…!

  • 160二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 12:55:18

    >>158ってなに…?何かあったっけ

    わかる方います?

  • 161二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 12:57:43

    >>160

    なんか2時前後に複数のスレで似たような書き込みあったから荒らしとかスクリプトの類だと思う

  • 162二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 20:34:22

    地雷は踏まなかったけど依然埋まったままって感じだな…誰か気付いてくれ〜〜

  • 163二次元好きの匿名さん24/04/05(金) 00:34:59

    ちなみに、

    グエルはラウダに殺される夢を見た後、夢の内容を覚えているか

    (カミルに話したことから、ラウダに殺される以外の夢の内容は覚えているものとする)

    dice1d100=17 (17)

    1~30:覚えてない、ただ夢を見た後はひどく穏やかな気持ちで目が覚め、今ここにいることに何故か落胆している

    31~60:ぼんやりと覚えており、たまにフラッシュバックのように夢の光景が浮かんでくる時がある

    61~100:はっきりと覚えている。たまに夢と現実の境目が分からなくなる時がある

  • 164二次元好きの匿名さん24/04/05(金) 00:42:41

    このレスは削除されています

  • 165二次元好きの匿名さん24/04/05(金) 01:00:39

    スレッタ達を見送ったその夜、何だかラウダの声が聞きたくなってしまったグエル、

    CEO室で椅子に沈みながら、(今なら…まだ起きてるよな……?少しだけ………いつもラウダから電話をもらっているし…お、俺からかけても良い…か…?…いや、どうしよう…め、迷惑じゃ…)と端末を持ちながらぐるぐる悩み、


    dice1d100=45 (45)

    >>110の結果から+30の補正

    1~50:かなり悩んだが、そっと端末をデスクの上に置いた。…ラウダと話せるのは嬉しい…でも、2日前に話したばかりだし…。明日は休日だからラウダもゆっくりしているだろうし、邪魔しちゃ悪いよな。うん。俺は大丈夫だ。と仕事に戻る。

    51~100:かなり悩んで、端末を持ちながらCEO室をうろうろと歩き回った。…やっぱりラウダの声が聞きたい。弟離れするって決めたくせに俺は……と若干罪悪感に苛まれつつ震える手でラウダにコールした。

  • 166二次元好きの匿名さん24/04/05(金) 01:37:06

    (…やっぱりラウダの声が聞きたい。ラウダと話したい。弟離れするって決めたくせに俺は……。でも、少しだけなら…良いよな?邪魔しちゃ悪いし、すぐに切ろう)

    若干のうしろめたさを感じながら、グエルは震える手でラウダの端末にコールした。

    暫くコール音が鳴り響き、出た相手は、

    dice1d2=2 (2)


    1:ラウダ

    2:ペトラ

  • 167二次元好きの匿名さん24/04/05(金) 01:42:01

    なんでこのタイミングでペトラが出るんや

  • 168二次元好きの匿名さん24/04/05(金) 01:52:24

    ラウダの声が聞きたくてうろつくグエルに萌える…
    無理して弟離れしなくてもええんやで

  • 169二次元好きの匿名さん24/04/05(金) 11:57:42

    肝心なところで振り回してくる🎲神ェ…

  • 170二次元好きの匿名さん24/04/05(金) 19:49:38

    🎲神は言っている 越えるべき壁が高ければ高いほどラウグエが輝くと

  • 171二次元好きの匿名さん24/04/06(土) 01:07:54

    🎲神は癖抑えて…え?癖は晒してなんぼ? そうッスか

  • 172二次元好きの匿名さん24/04/06(土) 11:44:16

    そんな🎲神が夜明けのオタクみたいな…いや、そんな感じかするけども

  • 173二次元好きの匿名さん24/04/06(土) 20:17:56

    なんとかなれーーー(n度目の叫び)

  • 174二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 00:39:01

    ☆ 🎲神への熱い風評(?)被害―――――!

  • 175二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 11:46:59

    とりあえずグエルは電話切ろうとしないで話聞いてくれ

  • 176二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 14:24:36

    直接出られなかった事情はまだわからんがペトラは話させようとするだろうけど兄さんが引いちゃいそうなのがね

  • 177二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 20:25:20

    何処かでコール音が鳴っている。
    フェルシーからかと、慌てて手元のを確認したが自分の端末から響く音ではなかった。周りを見渡すと、食卓の上に無造作にラウダの端末が置かれているのが見える。そこから響く音らしい。
    ラウダ先輩、と声をかけようとしたが、本人は今フライパンの中にあるハンバーグと格闘中だ。焼き加減を見極めようと、頭に叩き込んだ知識をブツブツと呟きながらじっと見つめている。とてもじゃないが、こっちに来てくださいとはいえる雰囲気ではなかった。
    フライパンの中を覗くラウダの丸い背中と、コール音を響かせている端末。交互に見て、少し悩んだ後決めた。
    こっちに来てもらえないなら、持っていくしかない。
    端末を握ろうとし画面に触った瞬間丁度触れてしまったのか、ぱっと画面が変わる。あ、と思った瞬間、聞きなれた声が端末から聞こえてきた。

    「……ラウダ?すまない、特に用事はないんだが…あ、今大丈夫か?もし忙しいなら、」

    少しばかり上ずって早口の声の主はすぐにわかった。思わずペトラの口から声が漏れる。

    「………グエル先輩!?」

  • 178二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 20:29:25

    このレスは削除されています

  • 179二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 20:30:45

    「…ペトラ、か?…ラウダの端末にかけたつもりだったんだが…」
    「合ってます!これラウダ先輩の端末です!今、私ラウダ先輩の部屋にお邪魔してるんです」
    「ラウダの部屋に?」
    「はい。えっとラウダ先輩ですよね?すみません、今ちょーっと手が離せないんです…料理してて……」
    グエル先輩に出すメニューの練習してるんですよ、と言おうとして、「グ」と口に出した瞬間、声に気付いたラウダが必死の形相を浮かべてブンブンと勢いよく首を横に振っているのが見えた。ペトラの会話の内容から、相手が兄であることを察したらしい。
    料理の練習をしていることは言わないでほしい。かっこ悪いから…とでも言っている気がして、とりあえずペトラは口を閉じる。少し悩んだ後、「料理作ってくれるらしくて。楽しみにしてるんですよー」と伝えた。
    嘘は言ってない。グエルに出すハンバーグの審査をして練習に付き合うだけだ。仕事帰りに軌道エレベーターに乗って合流するフェルシーと共に、これからそれはもう厳しーく審査する予定だ。食卓の上に積み上げられている食材の山がラウダの本気度を物語っている。
    ラウダはほっとした様子で再び視線をフライパンの中に戻した。いい感じに焼けているようで、ぱちぱちと油が跳ねている音が聞こえてくる……そのせいで、グエルが何か言ったようだったが、その声が聞こえなかった。え?と聞き返したが、「いや、何でもない」と言われてしまい、沈黙が続く。
    ラウダに端末を渡そうにもちょうど良い所らしく、おぼつかない手でハンバーグを必死になってひっくり返しているところを見ると渡すのも気が引ける。えーっと、えーっとと暫く悩み、はっとペトラは気づいた。

  • 180二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 20:33:07

    これは、今とってもチャンスなんじゃないだろうか。

    ペトラの頭の中に数日前の会話が響く。ラウダとの会話だ。兄さんがいなくたってちゃんと出来るって所をアピールして、僕一人でも大丈夫だと安心させたい、兄さんに頼りになる人間だと思われたいと言うラウダの声と、地球で立派になっているところを見てもらう…とかでしょうか、と提案する自分の声。

    チャンスだ!とペトラは確信した。「グエル先輩!」と声をあげ、頭の中にある言葉を口に出す。


    「ラウダ先輩、地球ですっごく頑張ってますよ!ジェターク社から離れて大変だと思いますが、お一人でも立派に生活されてます!」

    「……そうか。頑張ってるんだな。一人でちゃんと…」

    「自炊も結構大変なのにやってますし…。あ、私もとっても頼りにしてます。頼り甲斐がある方だなぁ、と思ってます!」


    こっちに何も通さずに、傍にいる宣言されたり、「ペトラは僕を支えてくれた。だから今度は僕の番。あの時の恩を返す時だ。僕がペトラを支えるよ」と一方的に言われた時は、「先にこっちの意見聞いてくれません?そんなの聞いてないんですけど…」「勝手に話をすすめないでください…」と思わないでもなかったですが…いや、だいぶ…とっても…思いましたけど。でもまぁこの一直線!って感じ、やっぱりグエル先輩と似てます…というのはぐっと堪えた。

    いま大事なのは、いかにラウダが頼りになる人間で、しっかりと地球でも頑張っている様をラウダの思い人・グエル・ジェタークに伝えるかが大事なのだ。


    「ラウダは、ちゃんとペトラを支えてるんだな。…兄として嬉しく思うよ。ペトラはラウダのことをちゃんと見てくれて…俺も安心している。」

    「え、あ、そう…ですか?」

    「ああ。これからもラウダのことを、よろしく頼む。」

    「はい!任せてください!ちゃんと見張っておきます!それでですね、」


    と更なるアピールを加えようとした時、ようやく火を止めたらしい慌てた様子のラウダがこっちにやって来るのが見えた。

    兄さんと話したいオーラが全身からほとばしり、きらきらと期待に満ちた表情を浮かべている。


    「あ、ラウダ先輩…」

    「兄さん!」


    dice1d2=2 (2)

    1:「ラウダ先輩こっちに来られたので代わりますね!」

    2:「あれ…?切れてる…」

  • 181二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 20:34:55

    ああ~最悪なパターン…

  • 182二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 20:37:34

    オイ🎲神ンンン!!楽しみすぎだぞ!!!

  • 183二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 20:38:21

    せっかくミオリネから誤解が先漏れするのは阻止したというのに

  • 184二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 21:26:33

    「あれ…?切れてる……」

    「え…?兄さんはなんて?」

    「いえ、特に用事はない、とは言ってましたけど…グエル先輩、どうしたんだろう…」

    「もしかして急用か誰かに話しかけられたのかな…すぐに掛け直さない方が良いかもしれない…そういえばフェルシーは?仕事帰りにこっち来て、今日はペトラの家に泊まるって聞いたけど…遅くない?」

    「そうなんですよ!予定ではもうこっちに着いてる筈なのに…仕事が長引いてるのかなぁ…」


    フェルシーが遅い理由

    dice1d2=1 (1)

    1:単純に仕事が長引いたから

    2:帰る最中に入館許可証をぶら下げたエラン・ケレスに呼び止められたから

  • 185二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 22:50:30

    通話を切り、一緒に端末の電源も切った後のグエルの心境

    dice1d100=72 (72)

    1← そうか、やっぱりペトラとラウダはうまくいってるんだな…ラウダの奴…料理を作り始めたっていうのは、ペトラに食べさせたいと思ったからか?俺に話したのも、味見をさせたいからかもしれないな。ラウダは相手の為ならなんだって頑張れる奴だから……味の感想が伝えられなくて力になれないのが心苦しいが……。そうか…良かった…と、心のもやもやを必死になって抑え込んでいる。


    →100 ……胸が痛い。二人が上手く行ってて、嬉しい筈なのに。喜ばしい筈なのに。すごく息が苦しい。どうして素直に二人のことを祝福できないんだ……最悪だ…と自己嫌悪感に苛まれる。じわ、と視界が歪んでいることに気付かないまま目を閉じる。震える手で拳を握り、一人きりのCEO室で唇を噛んだ。

  • 186二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 22:57:26

    これ兄さんもしんどいけどめちゃくちゃ頑張ってるのにどんどん誤解されるラウダも可哀想でおお…もう…

  • 187二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 23:04:03

    その夜、結局端末の電源を着けないまま眠りについたグエルの夢見

    dice1d100=50 (50)


    50以下ならラウダに殺される夢以外を見る

    51以上なら今日もラウダに殺される夢を見る

    dice1d3=2 (2)

    1:ラウダの温かい手でゆっくりと首を絞められる夢。ラウダの表情は見えない。容赦なく首に食い込む指の温かさが心地いい。お前の手で裁かれて嬉しい、ラウダにはその権利がある、と思っている。

    2:シュバルゼッテのシェルユニットを壊した後、ラウダを助けられて良かった、と安心しながら爆死する夢。ラウダの声は聞こえない。ラウダだけでも助けられて良かったと心の底から安堵している。

    3:父のことをラウダに責められながらシュバルゼッテに貫かれる夢。シュバルゼッテが、ラウダの声が、父の姿と重なる。ようやく報いが来た、と穏やかな気持ちで刃を受け入れた。

  • 188二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 23:06:06

    どうやらまともな夢が見れそうだ

  • 189二次元好きの匿名さん24/04/08(月) 00:49:59

    グエルが見た夢


    dice1d3=2 (2)

    1:「兄さん、兄さん」という声で目を開ける。そこにはベッドに腰掛けているラウダがいる…どうやら、起こしにきてくれたようだ。頭がぼんやりしているグエルに「おはよう。珍しいね、こんなに遅くまで寝てるなんて」と笑いかけ、「今日はなんとキッシュを焼いてみたよ!兄さんが作ってくれるのには遠く及ばないけど…頑張って作ってみたんだ。さ、コーヒーも入れたし、一緒に食べよう」と言ってくる。そんなラウダの言葉が嬉しくって、思わずグエルは「ああ、楽しみだ」と声をかけた。当たり前のように傍にラウダがいてくれる、そんな夢。


    2:ふと目を開けると、目の前にアス高の制服を着たラウダが立っている。父さんがいて、ラウダは勿論グエルが父を殺したことなども知らないし、いつも傍にいてくれた時のラウダだ。熱い感情が込み上げ、震える手を伸ばす…が、その手がラウダに触れていいものか悩み、一瞬手が止まるとラウダの方からグエルをぎゅっと力強く抱きしめてくれた。

    「どうしたの?」と耳元で囁かれる。温かい体温に包まれた安心感で、心が少しだけ綻び、ずっと言えなかった言葉がふと口から零れた。現実では決して口に出せない言葉を伝え、それに応えるように更に力強く抱きしめられる、そんな夢。


    3:目を開くと、エプロンをつけたラウダが何やら料理をしている。「兄さんに美味しい料理を食べてほしいから!ちょっと待っててね!」と言って鍋の中身を必死になって掻き混ぜているラウダの後ろを姿を眺めている。…何を作っているのか、皆目検討はつかないが、味なんてどうでもよかった。ラウダが自分の為に作ってくれたというだけで、グエルにとってはこれ以上ない喜びだった。

    ラウダは鍋の中身を一口飲んでは、「これじゃだめだ」「もっと美味しいのを作るから待ってて」とグエルに言ってくる。その一生懸命さが嬉しくって、愛おしくってグエルは笑った。「いいよ。お前が作るものならなんだって」……自分の為に、ラウダが料理を作ってくれる。そしてそれを眺めている…きっとそんな誰かが羨ましくってしょうがない、そんな夢。

  • 190二次元好きの匿名さん24/04/08(月) 01:01:12

    グエルはそんな夢を見て、

    dice1d100=5 (5)

    1←現実ではあり得る筈がないのに……俺は都合のいい夢を見て… と罪悪感に苛まれる

    →100 ……現実はあり得ないのに…でも、優しい夢だった、と目が覚めて、寂しげに笑った

    70以上で自分の都合に良い夢だと知りながらも、何度も同じ夢を見る。抱きしめてくれる夢の中のラウダに少しだけ依存するように。

  • 191二次元好きの匿名さん24/04/08(月) 01:05:00

    罪悪感に苛まれる主な理由

    dice1d100=47 (47)

    1 ←ラウダにはペトラいるのに、自分にとって都合のいいラウダを作り出して夢見ているから

    →100 ラウダはこんな弱い自分のことを受け入れてくれる筈がないのに、すべてを受け入れて抱きしめてくれる夢を見ているから

  • 192二次元好きの匿名さん24/04/08(月) 01:19:21

    最悪な目覚めだった。

    いつもは穏やかで、でも心にぽっかりと穴が開いたような不思議な感覚で目が覚めるのに、今日ははっきりと嫌な目覚めだった。朝から自分に対する失望と醜悪さ、そして罪悪感で吐きそうだ。気分の悪さに思わず口を抑える。

    結局端末の電源を切ったままであることを思い出したが、電源を入れる気力もわいてこない。一瞬ラウダからの通話が、と思ったがすぐにそんな考えは振り払った。

    昨夜はペトラを家に招き、二人で美味しい料理を食べてのんびりと過ごしたことだろう。グエルの電話のことなど、もう忘れているに決まっている。

    元々あの端末は個人用で、あそこにかけてくる人間は数える程しかいない。急用であれば会社用の方にかけてくるだろう。

    込み上げる吐き気に顔を顰めながら、一歩ベッドから降りる。今日は休日だが、とりあえず出社して溜まった仕事を片付ける予定だ。

    ケレスも「あてが外れたから入館許可証を返したい」らしく、グエルが出社することを伝えると、今日持ってくると言ってたからそれも受け取らないといけない。

    ぼんやりとそんなことを考え、立ち上がろうとするとぐわんと大きく意識が揺らいだ。ぐらぐらと体が揺れ、思わずベッドに尻をつく。ずきずきと頭も痛み、グエルは思わず首を傾げた。


    dice1d2=1 (1)

    1:………何かふわふわするな…?

    2:…ちょっと足に力が入らなかったな。まぁ問題ない。大丈夫だ。

  • 193二次元好きの匿名さん24/04/08(月) 08:04:13

    なぜだ?何故幸せな夢を見てるのに最悪な目覚めになっちまうんだ
    兄さん、もっと自分の気持ちに正直になってやれ

  • 194二次元好きの匿名さん24/04/08(月) 17:48:07

    ここに来て兄さんの心身の不調と大いなる勘違いがどんどん進行してることに明確に気づいてる奴が誰もいないのである
    チャンスはあったがことごとくスルーか半信半疑で進んできてしまった...おいダイス神よ

  • 195二次元好きの匿名さん24/04/08(月) 21:07:44

    ダイスの目がそっち行く!?ってのが多過ぎて…

  • 196二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 08:02:33

    自覚あるんだかないんだかの不調はまずいですよ

  • 197二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 19:30:32

    次スレ待機☆

  • 198二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 23:40:15
  • 199二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 23:43:59

    このレスは削除されています

  • 200二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 23:45:03

    4everラウ♡グエ

オススメ

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