ミホライ耳舐め怪文書

  • 1二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 18:00:27

    ライスが練習サボったので怒りの初投稿です。

  • 2二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 18:01:03

    「ブルボンさん。
     こういうことしたかったんだよね」
     ベッドに押し倒されて一瞬フリーズした頭にライスの言葉が妖しく響いていく。
    「ほら、目を閉じて」
     言われた通りに目を瞑る。
     直後、仰向けになっている身体に覆いかぶさってくるのが分かる。口元にふにっとした感触がある。それと共に、儚くも逞しさを感じる両腕で頭を押さえ込まれる。
    「チュウはまだ駄目だよ。
     まずはお耳からやっていくね」
     ふぅ〜、ふぅ〜とウマ耳に吐息を感じる。ライスの胸元から香る少量の汗と柔軟剤の悩ましい匂いも合わさり、徐々に顔が上気していくのが分かる。
    「ねぇブルボンさん。
     どっちをして欲しいの?
     こうやってお耳をぺろぺろするのと...」
     言うなり左のウマ耳が咥えられるのが分かる。ライスの舌が渦巻くようにウマ耳を蹂躙していく。ぺちゃ...ぴちゃ...と頭を水音が包む。じんわりと頭頂から足先まで快感が広がり、はぁはぁと吐息が漏れてしまう。
     身体のビクつきを抑えきれなくなって来た頃合いに蹂躙が止まった。
    「こうして舌をお耳に挿れるの...」
     蹂躙は終わっていなかった。
     一呼吸置くと同時にウマ耳に舌が侵入してくる。容易に外耳まで到達してうじゅるうじゅるとくぐもった音を出す。目を瞑っているせいなのか、感覚が鋭敏になってくる。ダイレクトに感覚器官を責める行為は身体はさらに興奮を覚えさせ、感覚に対する集中をさらに深めていく。
    「ブルボンさん。
     感じてくれてるんだね。でもね、喘ぎ声は我慢しなくていいんだよ。
     ほら...もっと感じて...」
     後ろに倒れていくウマ耳を逃さんとするようにライスの手のひらが後ろからウマ耳を支える。そして舌をもっと奥深くまで侵入させようとする。鼓膜が近づくにつれ私を屈服させようと水音のくぐもりは激しく、大きくなっていく。もうすぐそこまで迫っている。頭の中は水音に支配されて、思考が消え去っていく。快感さえも忘却し、魔性の舌の虜となっていく。
    「もうすぐだよブルボンさん
     お耳はライスが頂いちゃうね」
     私にライスの言葉は届いておらず、思考しなくなった機械人形は鼓膜への陵辱を今か今かと待ち望んでいた。
     

  • 3二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 18:02:44

     ライスの舌が動作を止める。そして鼓膜まで侵入しかかっていた所から舌が撤退し外耳まで戻っていった。
     水音の消失により、霧散していた意識が覚醒し閉じていた目をこじ開ける。
    「ブルボンさん。
     我慢しないでねってライス言ったよね。
     いうこと聞いてくれないブルボンさんにはお耳してあげないよ?」
     私はさっきまで我慢してしまっていたのか...?と明晰にはほど遠い頭脳で思考する。数秒程度考え込んでいると、目の前の純ぼくが魔性へと変化していく。
    「ライスが教えてあげる。
     もう一回目を閉じて」
     目を閉じて視界がなくなると、さっきまでの感覚を脳が反芻し身体もつられて熱くなってくる。
    「ブルボンさん力抜いてね...」
     ライスが顔を優しく撫でてくれる。それだけで自覚した。無意識に歯を食いしばっており、しかめっ面になり、身体をこわばらせ、リラックスとは真逆の位置にいたこと。
    「ブルボンさんは真面目だからね。
     無意識におでこと口に力入っちゃうよね。
     我慢しなくていいように魔法かけてあげるね。ほら、」
     再び、舌がウマ耳に侵入してくる。我慢のことなど意識する間も無く、ここが定位置だと主張するように鼓膜の前に居座る。
     意識が感覚に集中していく。ぐちゅぐちゅと官能を煽る水音に脳は歓喜し、身に有り余る興奮と静寂をもたらす。
     期待が高まっていく。今度こそ鼓膜に到達を許し、それだけで絶頂に至るような快感を連れてくると機械人形は全身で感じていた。

  • 4二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 18:03:27

     以前と同じように舌の動きが止まり引き抜かれていく。しかし今回はちょっと乱暴だった。2回目のお預けへの憂さ晴らしとでもいうように舌の先端を中耳、外耳のあらゆる部分に打ち付けて帰っていった。打ち付けた反響が脳を一瞬侵食し、集中を持続させた。
     魔法使いは微笑いながら魔法を紡ぐ。
    「ブルボンさん
     あなたはライスの言うことに従います。
     あなたは気持ちよくなりたいからです。
     あなたの意識は奥深くに沈んでいます。
     もっと奥深くに沈んでいきます。
     ライスの声しか届かないずっとずっと深いところへ。
     数字を10から数え下ろします。
     0になると意識の底に到達します。
     10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0
     意識の底に到達しました。
     意識の底はまるでベッドのように柔らかく、人肌のように暖かい。
     あなたはリラックスできます。
     頭頂から足先に力が抜けていく。
     まずは顔から抜けていきます。
     おでこから口へ、口から首へ、首からお腹へ、お腹からお股へ、お股からお膝へ、お膝からつま先へ...
     つま先まで達すると力が意識の外へ逃げていきます。
     あなたは今、究極のリラックス状態にいます。
     リラックスは心地いいでしょう。
     快感と恍惚感は身体に刻まれます。
     数字を10から数え下ろします。
     0になるとあなたの意識は覚醒し、意識の底から帰還します。
     あなたは目が覚めてもリラックス状態を忘れません。
     10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0
     あなたは現実へと帰ってきました」

  • 5二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 18:04:16

     目を覚ます。
     さっきまでいた場所は何だったのだろうか。
     一瞬だけだった気もするし、宇宙の寿命の続くまであそこにいた気もする。
    「ブルボンさんおかえりなさい。
     リラックスできた?
     じゃあ続けるね」
     一方的に会話を切るとウマ耳に舌を挿入してくる。
     とても不思議な感覚がある。
     ライスに言われなくても目を閉じれたし、身体に力が入っている感触もない。
     舌が鼓膜のすぐそこに迫っている。激しい水音を伴い、私の耳を籠絡せんとはりきっている。
     意識が感覚に集中する。身体が熱を追憶し、絶頂に向かうべく準備をしていく。
     先程とは違い、意識が薄れていかない。思考だけが霧散し、耳から得る快感が損なわれない。リラックスしたおかげで私は快感に集中することができるようになった。
    「ブルボンさんいい感じだね。
     今度こそライスがお耳を頂いちゃうね。」
     ライスの舌が突然乱暴に動き出した。さっきまでのは児戯だと言わんばかりの蹂躙だった。中耳で上に下にくねりながら、次の瞬間には舌を壁に押しつけつつ外耳まで戻る。その繰り返しで私はまたたく間に快感に追い詰められていった。喘ぎ声がだんだん激しくなり、息継ぎの合間にライスの香りを吸い込み絶頂へと突き進んでいく。
     舌の動きが突然緩慢になる。かま首をもたげ、獲物を狙う蛇のようなその確信的な減速は哀れな被食者である私に未来を確信させる。本能が判断する。
     ライスは鼓膜に触れようとしている。耳内の振動から理解できる。舌から感じるライスの鼓動、水音、快感これらを一気に鼓膜に押しつけたらどうなるのだろうか。
     脳が快楽一色に染まり、建設的な思考なのかどうか思案する間も無くその均衡は破られた。
     

  • 6二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 18:05:07

    「ブルボンさんよくできました💮
     ブルボンさんにはご褒美をあげないとね。
     鼓膜が破れない程度に強く押し付けるね。
     ブルボンさん、いくよ?」
     舌の先端が鼓膜に触れる。間接的に感じていた全ての官能を鼓膜が受け止める。瞬間、こらえるには絶望的な快感が迸り、私は絶頂してしまった。
     快楽一色だった意識が飛び、白い閃光が脳内を駆ける。手足がピンと張り、背中が自然と反っていく。口から官能の絶叫さえも出ず、股から何かが漏れ出ていく感じがした。
     数瞬で意識は戻り、快感を受け止め快楽を喘ぎ声に変換する余裕が出てきた。まだ何か思考するまでの余裕はなく、快感に震える身体を持て余していた。
     耳に意識を向ける。すると、舌はまだ鼓膜に触れているようだ。脳が絶頂の情報量に耐えきれず、上限を一時的に低くしたらしい。思考する余裕が戻ってくる。
     微動だにしないライスの舌に違和感を覚える。蹂躙し放題なのになぜしないのか。感じ取れる情報の量が少なすぎて思考の材料にならない。
     時間の感覚が戻ってくる。にぶっていた感覚器官が余裕を取り戻し、耳内の状況を知らせてくる。
     未だにライスの舌は動かない。数秒後、脳は正常な状態になったと判断し、上限を既定値に戻した。
     ライスの舌を耳で感じてみる。絶頂する前と同じように鼓動している。止まっているので水音はしないし、快感もいつも通り。
     困惑した私はライスの発言を反芻する。
     “鼓膜が破れない程度に強く押し付けるね”
     “ご褒美をあげないとね”
     思考が進んでいく。私の置かれている状況と言葉を照らし合わせる。ライスはまだ何かする気なのだ。
     とそこまで思考が至り、咄嗟に目を開け、懇願しようとする。

  • 7二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 18:05:50

     刹那、ライスの舌が鼓膜に押しつけられた。
     鼓膜で直接感じるライスの舌。先端だけとは異なる感覚が私を支配し絶頂へと連れ去ろうとする。
     絶頂した時と同じ快感が込み上げてくる。手足が痙攣した時のようにピンと張る。鼓膜が悲鳴を上げている。脳が圧倒的情報量にショートしかける。身体が自分の物でないように命令を聞かない。
     しかし私は絶頂に達しなかった。ライスが絶頂の寸前を見極めたのか、私がこらえたのかは分からない。快楽に侵食された脳に残される僅かなスペースでライスの舌を感じる。鼓膜に押しつけられたおかげで舌の挙動が読み取れる気がした。この瞬間だけはライスと1つに溶けあっているように感じた。次のライスの挙動を予感する。
     ライスの舌が鼓膜を舐め上げる。
     強く押しつけられた上に擦り上げられた鼓膜は、絶頂寸前である私のスペックを遥かに超えた快感を生み出した。絶頂により極限まで研ぎ澄まされた感覚は、一瞬を永遠と錯覚し、キャパオーバーの脳に快感を無限に出力し続ける。
     爆発的な快楽の中で絶頂し続ける内に私は意識を失った。
     それはとても幸せで唯一無二で感情をともなうものだった。
     

  • 8二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 18:06:37

     目が覚める。
     時計を確認すれば時刻は9:20。
     隣の暖かい存在を確認して再び眠気が襲ってくる。
     私を絶頂へと連れていった口にキスをしかけ、抑える。
     危ない。ライスの努力を無駄にする所だった。
     ライスは私の大分自分勝手な願いに付き合ってくれている。
     私は昨日1人だけ絶頂してしまったし、
     次こそは、耐え切って2人で幸せになってみせる。
     その一歩として、私は今日の練習をサボってみたりしたのだった。
     
     Fin
     

  • 9二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 18:07:27
  • 10二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 18:08:12

    気が済みました。
    次は怠け癖つけないでね...

  • 11二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 18:08:17

    練習はサボるな

  • 12二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 18:08:22
  • 13二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 18:09:03

    ライスがサボったのに責められてるのブルボンで草ですよ

  • 14二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 18:09:35

    ウマ耳の構造ってどうなってるんだろうな…
    ヒト耳と馬耳の中間かな?

  • 15二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 18:09:44

    よしお米、またサボっていいぞ

  • 16二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 18:10:14

    毎週サボれ
    その度にブルボンをエッチな目に遭わせろ

  • 17二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 18:11:18

    次サボった時はお尻のマッサージでもして差し上げろ

  • 18二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 00:23:10

    ウマ耳も鼓膜まで距離あるっぽいので、お米さんにおかれましてはその長い舌をまた有効活用してほしいね

  • 19二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 00:25:37

    貴様ッ、催眠音声を聞いてるなッ!
    良かった(小声)

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