- 1二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 02:20:16
“あいよっ!”
威勢よく柏手をパパン、先生は古書修復の疲れで伸びていたウイを猫のように抱え風呂場へと直行した。
へあぁ!?という声を置き去りに服を脱がせて風呂椅子に座らせる。そのまま手際よくシャンプーハットを装着させ、先生は40度の紅茶をウイの頭にドバドバとかけた。
「お、お風呂くらい自分で…!え、これは…紅茶を…?」
シャンプーハットから流れ落ちようとするウイエキスの染みた紅茶、つまりウイティーウイ一番絞りをグラスに注いでいく。無論、シャンプーハットの構造的に前後左右と満遍なく紅茶が流れていく以上、グラスに集まったのはその一部であった。
「せ、先生…?一体何をしてるんですか…?」
“新型シャンプーハットの開発が待たれるね”
「いや、あの、グラス、グラスって…」
「今度ミレニアムに頼もうか」
零れ落ちたウイ一番絞りを残念そうに見ながら、コップに注がれたウイティーのグラスをくるりと回し、香りを楽しむ。
ファースト・インプレッション…ごく強烈なウイ。次いでウイの穏やかな香りが仄かに鼻を擽る。この時点で判断できるのは、このウイティーウイ一番絞りが3日モノである、という点だろう。その先は口を付けて語らねば無作法というもの。
先生は嗜むようにウイティーを一口飲んだ。
”意外、汗と頭皮の滑らかなタンニン…まだ酸の立っていないフルーティーなウイだ”
「何をしてるんですかぁ!?」
脱がされたウイはシャンプーハットを捨てて立ち上がろうとするが、先生は真剣な面持ちでウイを手で制した。漠然としない表情で動きを止めた隙にまた一口、
“ニュアンスは…これを何に例えるべきか…”
奇妙な膠着と沈黙の時間である。ウイは先生の寝不足を心配する片隅で、何かとんでもないプレイに巻き込まれたのではないかという恐怖を感じていた
“ウイウイしい、ってことなんだね”
先生はそう呟き、グイッとウイティーを飲み干してから風呂場に倒れ伏した。
ウイは全裸のままキレながら救護騎士団に通報し、先生は無事救護された - 2二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 02:36:17
なお、明日の試合には間に合うもよう
- 3二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 02:46:38
- 4二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 02:47:18
ダメだ、1も2も何も分からん…
- 5二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 02:49:29
- 6二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 02:51:26
- 7二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 02:53:41
猫舌の上にリットル単位で飲むからマグだと足りないんだよぉ!早くティーポットを買わせてくれぇ!
- 8二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 02:54:37
本文と動機でナギサが2回気絶するスレ
- 9二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 03:01:20
もしかして紅茶スレ?
- 10二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 03:01:50
紅茶への冒涜だよ!
- 11二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 03:16:21
- 12二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 03:35:56
「せ、先生…もう油断しませんよ…」
部屋の隅でイエネコの如く威嚇するウイ、もはや無警戒な所を連れ去るのは困難である。ここから緊張を解していくには幾らかの月日が必要であろう。しかしながら先生はウイを諦めてはいなかった
"バスタブにミルク風呂を用意したんだけど、どうかな"
「ひっ…その後にグラスで飲むんですね、昨日みたいに…」
"そんなことしないよ"
とはいえ昨日今日で疑念を解かれる訳もない。先生がウイの監視下で風呂の片付けをすることで合意し、ウイは大人しくミルク風呂に入った
「…確かに肌のツヤが増した気がしますね」
猫足バスタブの中で腕をマジマジと見ながら、ウイは幾日ぶりかの入浴を享受していた。ミルク風呂に使うお金があるのなら本を探すべきだとは思うが、こうした機会に入るのも悪くないかもしれない…そう思っているところでゴクゴクという音が鳴り始めた
「うへあぁ!?」
慌ててバスタブを飛び出ると、何処から現れたのか、浴槽から先生の頭が顔を出す。濡れた髪を後ろに掻き、酸欠でゼーゼーしながらも何かに達したような表情を浮かべている。
"やっぱりお風呂にはウイミルクだよ、そうだよねウイ"
「なっ、なぁっ!?」
もう一度信じてみようと思ってのこの仕打ちである。ウイの我慢は既に限界に達していた。
"でもウイが出ちゃったから…もう古関跡だね"
「で、出ていってください!」
投げられたシャンプーがいい位置にクリーンヒット、先生は倒れた
"ウイ池や ミルクの風呂が 古関跡…"
先生はミルク風呂に溺れ、救護騎士団に連行された後救護を受けた - 13二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 03:36:51
紅茶用の牛乳買いに行って寝るわ…
- 14二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 11:18:57
次は砂糖だね
ウイジャム - 15二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 11:46:39
何?鍋で紅茶淹れると正気を失う成分でも発生すんの?
- 16二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 19:58:00
"ハッピバースデートゥーウィー、
ハッピバースデートゥーウィー"
椅子に拘束されかなりキレた様子のウイに、先生はケーキでも持ってくるような心の軽さでバースデーソングを歌っている。その手にはいつの間にか採取されたウイティー、その中にマドラーのように漬けられた棒キャンディが入っていた
「むーっ!むぅーっ!」
"ダメだよウイ。棒付きキャンディには特殊な製法で睡眠薬が混ぜられていることもあるんだ。勉強だね"
口に轡を噛まされながらも青筋を立て、力一杯抗議するウイの声も届かず、先生は静かにウイティーを太陽に透かした
"ウイが拘束されること5時間、そして私はこれからウイを擽る…この意味が分かるね?"
「むっ!?」
哀れウイ、不健康な足の裏に先生の擽りが炸裂した。
「むっ、ぶふぅ…!むーっ!」
初めは擽ったさに身を捩ろうとするウイだった、しかしガチガチに拘束された身体は不随意の反応から逃げることが出来ない…やがて笑い疲れたウイは汗を嗅ぎ出して、その呼吸は危険な領域へと突入する
「むぅ…♡ふぅー♡ゔぅ゙ゔ♡」
涙を浮かべ段々焦点が外れてくる。そしてその時は遂に来た。椅子から流れる黄金色の液体、刺激臭を纏いチョロチョロと流れるそれを見て、先生は擽りの手を止めた
「ふぅー…♡ふぅー…♡」
"アクセントだよ"
ビクンビクンと震え息も荒いウイの黄金水をコップに少し、先生は酸欠になりかけているウイを見ながら棒キャンディでウイティーを混ぜた
"頭、口、黄金の三種…ウイが3つでウイみっつという訳だ。略してウイ蜜、トリニティに咲くマングローブ"
先生は静かにウイ蜜を飲み、当然睡眠薬が混ざっているため先生は昏睡した
二人の発見が遅れた救護騎士団は「図書館の巡回を強化する」と語っていた - 17二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 19:59:21
ティーポット買えたから幸せのお裾分けです
あとのスレは自由に使ってくれ - 18二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 20:06:39
やっていいことと悪いことがあるだろ
- 19二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 20:16:35
なにisなに???????
- 20二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 20:29:42
誰か説明してくれよぉ!
- 21二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 23:03:37
ウイに足ツボマッサージしたい
血行が良くなってカーディガンを脱ぐウイ - 22二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 23:47:32
一日目
先生がウイをひん剥いて風呂場に入れる
装着させたシャンプーハットに紅茶を注いで零れなかった一部を先生がウイと頭皮ごと堪能(以後ウイティーと呼称)
その味はウイウイしかった
ウイはキレた
先生は救護された(明日の試合には間に合った)
二日目
先生がウイをミルク風呂に入れる(なお、先生はミルク風呂の中で待機中)
ウイがミルク風呂に入浴
先生は存分にウイの入ったミルク風呂の味を堪能した
ウイはシャンプーをぶん投げた
先生は辞世の句を読み気絶した
三日目
ハッピバースデイトゥーウイッ!!ハッピバースデイトゥーウイッ!!!!!!!
先生はウイを棒キャンディーに混入させた睡眠薬で眠らせ拘束
五時間拘束の後くすぐり拷問が始まった
ウイは漏らした
先生はそれをウイティー(棒キャンディー入り)に混ぜ、ウイ蜜が完成する
先生はウイ蜜を堪能した
先生は気絶した
- 23二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 23:52:00
地味に一緒に風呂入ることくらいまでならそこまで嫌がってないんだな…
- 24二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 06:28:45
お前が始めた物語だろう
- 25二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 06:53:10
- 26二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 07:18:51
もっと狂え
- 27二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 07:22:03
もっと紅茶絡みの物品を欲しくなれ、んで狂え
- 28二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 07:52:59
「先生…だから言ったじゃないですか…」
ウイは静かに花を墓に供える。そこには先生ここに眠るという文字が刻まれた墓石がある。
「あんなのばっかり飲んで、体に悪いに決まってるじゃないですか…」
花を置くために屈んでいる、その筈が立ち上がる力すら無くなっていたのかと、ウイは膝を抱えて墓の前に座り込んでしまった
「先生と、もっと一緒に居たかったんですよ…」
精一杯のお洒落とコンタクト、本来ならば一緒に本を読む人のための格好で…ポツンと風に吹かれて独り
突如墓は轟音で爆発した
「へあぁっ!?」
そのまま後ろに吹き飛ばされたウイは思わず爆発した方を見る。モクモクと煙の吹く中から現れたのは、傷一つない先生だった
"ドッキリ大成功、だね"
「ぜ、ぜんぜぇ〜!」
先生が居なくなったことを理解はしても受け入れられなかった、そんなウイの前に現れた先生である。涙と鼻水でグチャグチャになりながらもウイは先生に抱きついた
"私も心苦しかったよ…でも止められなかったんだ。古関涙(ルイ)への欲望が"
"何でっ!こんな事をぉ!したんでずがぁ!"
残念ながらドッキリ云々はウイの耳にしっかり残っていた。会えた喜びとアホみたいな欲求に付き合わされたことの怒りでウイの胸中はグチャグチャである。泣きながら抱きつきボコボコに殴るという器用な真似をこなすウイを傍らに、先生はそっとウイの涙を拭ってそのままペロリと口に入れた
墓石の中で食料と飲料を準備し忘れた先生のミスによって、古関涙は何物にも代えがたい甘露である。生理食塩水の温かみがスゥーッと体内に染み渡り、これならいくらでも飲めるだろうという確信を先生に与えた
"うーん、ティスティ・ウイ。これこそが神秘のネクタル、ウイスキーという訳だね"
「もう、もう会えないのかと思っでぇ!」
"もう一口いいかな?飲まず食わずだったから水が欲しくて…"
「なあ゙あああぁぁぁぁぁぁっ!」
ウイ渾身のアッパーが栄養失調の先生に決まり、当然ながら先生は気絶しながら倒れた。無論近くに控えていた救護騎士団に回収され、先生には救護と入院が齎された - 29二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 07:54:12
- 30二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:06:42
- 31二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:11:17
- 32二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:22:28
- 33二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:25:14
- 34二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 08:27:38
もう苦しいのが見て取れるじゃろう…寝かせてくれ…