- 1124/04/09(火) 18:41:42
- 2二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 18:48:19
- 3二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 18:50:24
- 4二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 18:52:43
乙です。原点に立ち返ろう。生えたキャラを総動員してスクワッドはもちろんがっつり関わってくるトリニティの連中も曇らせようぜぇ?
- 5初代スレ18724/04/09(火) 18:54:08
- 6二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 18:55:49
ヒエッ
- 722の人24/04/09(火) 18:55:50
(面倒になったので22の人にしときます。by邪神22)
スレ立て乙。
とりあえず約束やしミラクル5000あげようね。
つミラクル5000
(隠し味にアムブロシアー混ぜ込み済み)
アムブロシアー - Wikipediaja.m.wikipedia.org - 822の人24/04/09(火) 18:58:46
とりあえず今回のスレでも>>1が苦しむように保守ついでの祈りしておくか…
- 922の人24/04/09(火) 19:00:05
保守の祈り
- 1022の人24/04/09(火) 19:00:15
保守終わり
- 11初代スレ18724/04/09(火) 19:02:28
- 12二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 19:09:45
嫌だよこんなカギ爪みたいな顔の娘……絶対自分みたいな苦しむ娘がまた生まれないようにみたいな理由で世界を無に返そうとしたりするよ……
- 1322の人24/04/09(火) 19:19:43
- 14前スレ17224/04/09(火) 19:29:07
- 15二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 19:46:51
今の所判明してる親友の神秘は超再生とダメージの肩代わりだけど確か4、5人は中に入ってたからもう何個か神秘増やしてもよくない?
個人的に他人の心の声が分かるとかが良いと思う。肉塊になってる時のサオリの心底リンネを恐怖してる心の声や夜泣きしてしまった時タクミが一瞬でもリンネの事を疎ましく思ったりしてしまうのが全部分かるのはとても良いと思う。神秘の持ち主だった親友ちゃんも心の底から自分を優しくしてれた裏の無い心に惹かれたんだろうなぁ。まぁ混ざり合った人格やトラウマのせいでその綺麗な心は二度と戻らないんだけどね。
・追記ノアの完全記憶とかも良いよね。 - 16二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 20:51:42
- 17小鶴リンネ24/04/09(火) 21:51:48
先の見えない拷問。傷つけられる体。心がすり減って、いつからか無表情で謝りながら私の事を傷つけていくサオリ達…だんだんと、だんだんと、苦しくなる。理不尽に対する悲しみを、被害者のサオリ達に向けてしまうほどに。そして、そう思った自分がいることが、悲しくて、耐えられなくなる。
優しい心がすり減って、減って、ついになくなってしまって。
希望が、神秘が、黒く黒く、光を吸い込むほどに黒くなって。
パリン。頭上で音がして、私の心から声が一つ減った。
立て続けに、パリン。パリン。パリン…。
これは、救われなかった物語。
これは、耐えられなかった物語。
すべては虚しく、無意味であることを刻みつけられた”ソレ”は、すべてを零にする為のシステムへと変貌しました。
体に無数につけられた傷跡からあふれ出した黒い血は、土地を埋め尽くし、胎動し、意志をもって動き回り、世界を腐らせていきます。
「彼女/ワタシ」はこの世界で、ありとあらゆる意味のあるものを、侵食し、刻み付け、乗っ取り、埋め尽くしました。
あふれ出した”ソレ”はやがて次元をも跨ぎ、その一部があなた達の元へと届いてしまいました。
先生にはこれを止めていただきます。どうか、ご武運を…そして、終わった彼女に、引導を渡してあげてください。 - 18小鶴リンネ24/04/09(火) 21:58:44
かっこかわいいぜ…
- 1922の人24/04/09(火) 22:13:59
- 20二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 23:08:40
タクミ「終わり? 引導?? 何のことかサッパリだ、知らねぇなそんな言葉」
タクミ「リンネ、てめぇは終わっちゃいねぇ。あんなゴミ溜めで始まってすらいなかった! だから今から「始まる」んだよおめぇはよぅ!!」
タクミ「サオリぃ!! 謝る相手が向こうから来たんだ、とっとと顔見せろよポンコツがぁ!!!!」
- 21二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 23:16:05
車椅子リンネに膝枕されながら息を引き取るリンネ*テラーorなんやかんやあって生存後にタクミとサオリからバラのバッジと実験でツブされた生徒の遺品を貰ってどこへともなく去っていくリンネ*テラー
どっちも捨てがたい - 2222の人24/04/09(火) 23:41:53
…寝る前にトーテムポール作るかぁ。
(山のように積まれたリンネちゃんの頭)
(ものによっては賽の河原の石のように積まれている)
(手と足も転がりまくってる)
(さらに奥の方にはゴミ収集場のようにリンネちゃんが積まれている。すべて事切れているようだ)
(何処からともなく[規制音]も聞こえてくる)
(冒涜的な何かの音だ) - 23二次元好きの匿名さん24/04/10(水) 04:36:12
- 2422の人24/04/10(水) 06:24:14
- 25二次元好きの匿名さん24/04/10(水) 12:02:15
その道の先輩だから&目をつけられないようにという牽制目的でリンネが便利屋68にお中元を送るところから始まる季節イベント。ピックアップは★3リンネ(松葉杖)と★3タクミ(私服)
- 26二次元好きの匿名さん24/04/10(水) 12:04:56
1番上も1番下も間に挟まれてるのも全部同じやこれ
- 27前スレ17224/04/10(水) 12:08:53
- 28二次元好きの匿名さん24/04/10(水) 19:23:06
「「みんな」って……「寒い」って……言ってたから……助けて欲しかったんだと思って……」
「オレは……どうすれば……?」
(リンネの遺体を抱えるタクミ 事切れたリンネを見て吐きそうになるハスミ 顔を逸らすミネとツルギ) - 2922の人24/04/10(水) 20:26:58
- 3022の人24/04/10(水) 20:38:55
そうだ。
リンネちゃん?
MとHどっちがいい?
ちな拒否権は最初から無いから。
(選択によってリンネちゃんがどうかなります。)
(さあ選べ) - 31二次元好きの匿名さん24/04/10(水) 20:42:23
今描いてるから今夜投稿しますヨン♡
- 3222の人24/04/10(水) 20:57:01
- 33小鶴リンネ24/04/10(水) 20:59:35
- 34二次元好きの匿名さん24/04/10(水) 21:10:30
Mってもしかしてメイドインアビス?
- 3522の人24/04/10(水) 21:15:28
それのとあるキャラとだけ…
- 3622の人24/04/10(水) 21:31:26
- 37小鶴リンネ24/04/10(水) 21:42:34
- 38初代スレ18724/04/10(水) 21:45:35
- 3922の人24/04/10(水) 22:05:55
- 4022の人24/04/10(水) 22:08:27
- 4122の人24/04/10(水) 22:09:48
- 4222の人24/04/10(水) 22:12:40
いやー^_^
ローマ字の頭文字だったんですけどね。 - 4322の人24/04/10(水) 22:15:02
<ピポ↗︎
<ピポ↗︎
おお!
いい感じのエネルギーに変換されてますね!
とりあえず今回は明日の朝7時くらいに解放しましょうか! - 4422の人24/04/10(水) 22:23:31
というわけでお休み!
- 45二次元好きの匿名さん24/04/10(水) 22:35:22
- 46初代スレ18724/04/10(水) 22:42:46
- 47小鶴リンネ24/04/10(水) 22:49:31
- 48小鶴リンネ24/04/10(水) 22:50:09
注意喚起はほら、してるから…うん。あとは、理解してくれ
- 4922の人24/04/10(水) 22:56:35
- 50二次元好きの匿名さん24/04/10(水) 23:57:35
(2スレ目90より分岐)
〜タクミちゃんとトリニティ〜
放心している間に事は進んでいく。何となくでマダムを撃ったオレは、また何となくで下に降りて姫が助け出されたりしている様子を見ていた。
これから、どうなる。何になる。先生はなにか知っているふうだったが、得体のしれない首なし男と逃げた、よく知っている外見に戻ったベアトリーチェの憔悴しきった顔が嫌に印象に残る。
熱を帯びていた思考が冷めてくると、虚無感と鈍痛で体を動かすのが億劫になってくる。そんなときだった。
銃を手放してぼうっとしていると、スクワッドと先生に見つかった。酷くビビり散らかしていたがオレはヘラヘラしながらガスマスクを外してぶん投げる。先生を守るために下がらせて各々物騒なモノを向けてきたスクワッドへ「ほっといてくれ」とオレはかすれた声で言ってやった。
「何故お前がここに居る。渡 タクミ」
「話しかけないでくれ……もう動きたくねぇ、何もしたくねぇ……疲れた……」
グレネードランチャーからバラバラと弾を落とし、サブマシンガンからマガジンを外す。最後にガムテープでぐるぐる巻きのジップガンを引き千切ってバラバラにして捨ててみせた。本当に1ミリも抵抗する気がないオレはぐったりと椅子の背もたれに体を投げる。 - 51二次元好きの匿名さん24/04/10(水) 23:58:46
“……さっきの戦闘だけど”
“後ろから援護してくれてたのは君かな?”
「ッ!!」
あの爆風と乱戦の中で気付いていたのか、流石だなこの大人は。下を向いたままオレは口を動かす。
「バカな、なんのためだ。」
「……一発だけ飛んできたね。変なところからグレネードが」
「気に入らねぇヤツの顔に一発入れるのが夢だった。ただそれだけだ」
“……そっか。でも、ありがとう。”
「油売ってていいのかいセンセイ。そこのサオリとかにも言ってたろうに、聖園ミカが危ないんじゃねーのか」
お節介をしてやったところ、ハッとして先生は慌てて走っていった。護身用程度のハンドガンとデカいタブレットだけであんなトコに戻るとは度胸あるよな。そんな事を考えているとサオリから声をかけられた。
「その……お前も来るか? タクミ」
「ふふ……敵に向かって頭おかしいのかお前? 来るわけねーだろう……休憩したら勝手に逃げる。とっとと逃げろよスクワッド……」
「……そうか」 - 52二次元好きの匿名さん24/04/10(水) 23:59:41
エデン後リンネちゃんがアリスに会う感じの話書いてもいいかな?
曇らせはあんまり書けないけど - 53二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 00:00:16
先生が居なくなり、スクワッドが去っていってどれほど経っただろうか。オレはのっそり立ち上がりゆっくりと死んだ怪物に近づく。鼻に刺さる死臭が不愉快だったが、何ヶ月も世話をしてやったヤツに思うところが無いわけではなかった。
「災難だったな。あんなババアに使い潰されて……」
そう、ぼそぼそ呟いた時だった。突然眼前の死体が目が潰れるぐらいの光量で光を放ち、砂のように崩れ落ちていく。オレは思わず両手で影を作って固く目を閉じた。なんだ、何が起こりやがった? 目がくらんでまぶたの裏がチカチカするなか、もう一度顔を死体に向ける。
「………は?」
女が居た。体のあちこちに銃傷がある、血濡れの白い女。意味がわからなかったがオレは慌てて体を抱えて呼びかける。
「お、おいしっかりしろ、大丈夫か?」
「……さ……………ち………い…………」
「!! 目を開けろ、息はできるか!? しっかり……」
「み……んな………………さむ……い………………」
「……!!」
寒い。風の音でかき消されそうな小さな声でそう言った気がしたから、オレは羽織っていたベンチコートを着せてやる。その声と同じぐらい呼吸も絶え絶えで小さく、脈も弱い。今すぐに衛生兵かなにかにでも突き出さないと死にそうだ。
「くそっ、くそがぁっ!! 何なんだよッ!!」
「実験体」……ベアトリーチェは化け物の事をそう呼んでいたはず。「神秘」、「崇高」……あの女が口にしていた言葉が脳裏に蘇る。そうか、そうだったのかい、お前はこの娘になにか細工をして怪物に仕立て上げた―――そういうことだったってのか??? オレは逃げたクソババアへの怒りを滾らせながら、名も知らぬ生徒を背負って走り出す。 - 54二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 00:01:36
機能しているのか知らないがとりあえず行ってみるしかない。オレは死にかけの病人を抱えてお粗末な病院もどきがあった場所を目指す。
内戦時代に眼の前でくたばったやつを埋めた事は何度かあるが、未だにたまに夢で見るぐらい寝覚めの悪い出来事だ。十年前のガキの頃とは違う、気に入らないやつをぶちのめせるぐらい鍛えた。この無駄な体力なら人一人助けるぐらいどうにかできるはずだろう? 強引に自分を鼓舞して走り続ける。
「冗談じゃねぇ……冗談じゃねぇぞクソッタレが……!!」
マスクが無いままホコリまみれの道を突っ走っているせいで鼻がグズグズしてくる。だがそんなどうでもいいことより背負っているコイツだ。さっきはかろうじて声が出せて息をしていたがどう見てもかなり衰弱している。それにコートは貸したので肌着姿で走っているが、首から背中にかけてやけに生暖かくて水っぽい感触がある。
「死ぬなよ、頑張れって、ふざけんな……ッ!」
どう考えても自分の汗じゃない、コイツの流す血だ。自分用に持っていた救急キットを使ったが全く足りなかったため傷口全部を塞ぐことは出来なかった。普通の生徒なら銃弾ごときで死ぬわけがないがこいつは何をされたのか「あんな事」になっていたのだ、何か悪影響があったのか、化け物だった頃とはうって変わってかすり傷なのに傷が塞がる様子がなかった。 - 55二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 00:03:13
聖園ミカと先生にやられたのか、倒れている奴らを蹴飛ばし走り続ける。見晴らしのいい場所で広がっていた光景は、オレを絶望させるのに充分だった。
「ははっ。なんだよ、なんでトリニティの連中が……?」
スクワッドとミカだけにしてはえらく混乱しているような騒ぎだと思っていたが状況は最悪だった。あちこちで爆発音と銃声が響き渡り、アリウスの人間が逃げ惑っている。追いかけているのは、見たところシスターフッドと正義実現委員会の人間だ。
「終わりだ……逃げられな―――」
最後まで言いかけたオレの口が止まる。いや、まだ諦めるには早い。救護騎士団だ。トリニティの奴らが総攻撃をしてきてるなら間違いなく来ているはず―――一縷の希望にすがる思いで、オレは再度足を動かした。
最初に目的地に設定した野戦病院はやはりダメでもぬけの殻、ときてオレは舌打ちしてから尚も足を止めない。上から見たところかなり攻め込まれていそうだったが、まだ深部にはこれていないのか敵とは出くわさなかった。
走っているともはや懐かしく感じる場所が目に入った。オレが掃除係にされて通っていたあの部屋だ。背中で力なく腕と足をプラプラさせている女を見て、思わず歯ぎしりしたそんな時。ふと、行ったことがない隣の建物が気になった。
もしかしたら、備蓄の食料やら医療品やらがある倉庫かもしれない。見てみる価値はある。そう思い歩みを進める。 - 56二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 00:04:57
「なんでこんなトコに……」
いつも怪物の部屋を掃除したゴミを捨てていた砂場のすぐ隣、余計な詮索をするとマダムからの折檻が待っているため行ったことがなかったそこは格納庫だった。何度か動かしたことがある兵員輸送車と同じタイプのトラック、爆弾投下用ドローンと様々な乗り物や道具が置いてある。
その中でも小型の武装ヘリを見つけてオレは一旦女を壁のそばに座らせ、まだ動かせるものなのか確認した。
「これなら高い場所から―――」
乗り物のドアを乱暴に開けてコクピットを覗く。予想外の物を見てしまった。操縦席に白骨化した誰かの頭と腐乱死体が乗っていた。
「ゔっ!? ぷ……お゛ぇぇ゛……!!」
いくら酷い環境とは言えここまで見るに耐えない死体を見たのは初めてだった。一体誰がなんのためにこんな悪趣味な事をしやがったのか、あまりの惨状に耐えられなくなり、思わず口を抑えた後にその場に胃液をぶちまける。
涎と鼻水を垂らして涙目になってみっともない顔をしながら、オレはぐったりしている女と交互に見る。悲鳴を押し殺してセンターコンソールをいじるが駆動系も生きていて燃料も入っている。ヘリはすぐにでも動かせそうだった。
「くっそ……ォ! ナメやがって……!!」
気合で死体を引きずり降ろし、オレは安静にしていた女を助手席に乗せて操縦桿を握る。ガチャガチャ動かしていると熱が入り、ローターの回る轟音が周囲に響き始めた。
急がなければ手遅れになる。オレは格納庫の出口からこいつを引っ張り出すのが面倒になり、一旦機体から出ると一か八か天井をぶち破るため、置いてあったロケットランチャーを真上に向けて引き金を引いた。 - 57二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 00:07:01
音を立てて崩落する屋根に顔をしかめながら、ヘリコプターに戻る。訓練は何度か受けたが慣れない操作に苦戦しつつ、少しだけ機体が浮いたその時だった。横に座らせた女が薄目で外に出した死体を見ていた。
「マキ…モ……ちゃん。エンヤちゃん……えへへ、こんなところ……居たんだ……ね……」
「!! お前、意識が……」
「いっ……しょ…………はな……っと…………」
「シッカリしろ諦めんな、すぐに病院に!!」
こいつが誰なのか、今しがた外に出した死体に見覚えがあるのか、そんな事はオレは知らない。ただ目の前で死なすことだけは絶対に自分が許せない―――オレは人思いに機体を上昇させる。
「救護騎士団はッ!? どこだ……!!」
下を見るのに邪魔なドアを蹴飛ばして壊す。吹き込む風に顔をしかめながら、オレは下の様子を見たがアリウスの人間と正義実現委員会の戦闘員ばかりが目に入る。
当然というべきか、派手に建物をぶっ壊して出てきたこのヘリコプターに気を取られている奴らが何人もこちらを見ていた。黒いセーラー服の奴らが数人こちらに銃を向けているのが見える。もう考える時間はない、言葉だけでも敵じゃない事を行動で示すしか無い。オレは武装をアリウスの仲間に向け、躊躇なくトリガーを引いた。 - 58二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 00:11:46
正義実現委員会の副委員長、ハスミは苦い顔をしながら瓦礫に身を隠していた。ティーパーティー主導のもとアリウス自治区に総攻撃をかけて数時間。こちらの兵力は圧倒的で、時間さえかければ勝手に相手は瓦解するだろうという状況だ。
が、精鋭を引き連れて奥に進んだツルギと隊を分けたのは下策だったかと舌打ちする。予想以上に敵の抵抗が激しく足止めを食らっていたのだ。それにただ殲滅して連行するだけならまだ楽だ。今回の作戦は敵の壊滅だけではなく、救助も目的に含まれている。アズサからの情報提供によれば、アリウス自治区の環境は劣悪なんて言葉で片付くレベルではなく、年に何名かは衰弱した生徒の死者が出るほどだという。
戦力兼、生徒の救助のために後方には救護騎士団が居る。降伏を促しつつ、無力化を図る。言うだけなら簡単なのですが……。ハスミは使い慣れないサブマシンガンを手に考える。あぁ見えて意外と加減が得意なツルギはともかく、あまり考えなしに痛めつけると敵が死亡する可能性があるのだ。攻めあぐねて焦りを覚えたその時だった。
バリケードを使って巧みに妨害をしてきていたアリウスの生徒の後方、大きなプレハブの建物の屋根が吹き飛び、風切音を響かせて一機のヘリコプターが飛び立っていった。小型ながら武装が施されていたそれは、何故か攻撃してくる様子がなくただ上へ上へと飛んでいく。
「?」
伏兵、増援かと思い、よけていたスナイパーライフルに持ち替えてハスミはローターを狙う……が、またも不可解な出来事が起きた。サーチライトで真下を照らしてきたかと思えば、そのヘリコプターはアリウスの生徒たちを攻撃し始めたのだ。一瞬仲間割れかと思ったが、ハスミは先行した部隊のことを思い出した。
誰かが先をツルギに任せてこちらの援護に回った、ということでしょうか? そうでも考えなければ辻褄が合わないと思ったハスミは、呆気に取られている敵へ愛銃の照準を合わせた。
使い慣れた銃で正確に手や足といった部分を狙い撃つ。抵抗する術を失った敵にすかさず正義実現委員会の者たちが飛びかかり、複数人がかりで無力化することに成功した。 - 59二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 00:20:08
「ふぅ……助かりましたイチカ、鹵獲した物で援護なんて大胆な事を……」
機転を効かせられるのはおそらく彼女だろうか。そう思いながらハスミが無線で呼びかけた時。返ってきた返事に思わず身震いした。
『……………ダメだ』
「ッ!?」
違う、委員会の人間ではない。誰だ、聞いたことがない声だ。ハスミは瞬時に切り替え愛銃の照準をホバリングを続けるヘリコプターに向ける。だが、浮上したときと同じく一切攻撃してこない。不審に思いつつ、その場に居た隊員たちにも構えを解かないよう指示をし、着陸した乗り物へ近づく。
「無駄な抵抗はやめなさい。妙な真似をするのなら容赦なく攻撃します」
「………………」
じりじりとヘリコプターに近づく。乗っているのは2人、何があったのか操縦席に座る生徒は頭を下にして脱力していた。
「死んじまった……」
コクピットを覗き込んだハスミは、自分の行為を心の底から後悔した。
鼻につく腐敗臭に最初は顔をしかめた。操縦桿を握っていたのは見知らぬ顔だったあたり、アリウスの生徒だろうか。憔悴しきった様子でセンターコンソールに突っ伏して項垂れており、表情はわからない。問題はそこではない。
その奥、ナビシートにもたれ掛かってぐったりとしているもう一人の生徒―――操縦桿を握る生徒に体を寄せていたその子は、夥しい量の出血で白いコートを赤黒く染めている。瞳孔の開き切った虚ろな目のその子は―――その子は既に死んでいた。 - 60二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 00:26:30
必死になって理由もわからないまま動いたのは、全て無駄だった。オレは冷たくなった女のまぶたを閉じてやりながらその場に座る。
周囲には正義実現委員会の包囲があり、ツルギやハスミといった主力も居る。なんの武器も無いオレに逃げ道は無いだろう。何分経過しただろうか、探していた救護騎士団と思われるメンツが、遅れてやって来た。
正座みたいな座り方をしていたオレに構わず蒼森ミネが遺体の脈やら何やら確認している。無駄だ、名前すら知らないソイツはもう死んでる―――そんな嫌味を言う気力は無い。
「「みんな」って……「寒い」って……言ってたから……助けて欲しかったんだと思って……」
「「「「「…………………………」」」」」
「オレは……どうすれば……?」
考えたことが自然と口から漏れてしまった。死体なんて見慣れていないのだろう。死んでいるのは敵だというのに周りからすすり泣く声や、吐き気にえづく声が聞こえてくる。何も考えられなくなっていたオレへ話しかけてくるやつが居た。トリニティの特記戦力、ツルギだった。
「お前たちは、大勢の生徒を傷付けた。それは明確な罪だ」
「……………………………。」
「でも、この娘が死んだ事とは関係が無い、と思う。お前が必死に生かそうとしていた事、ハスミから聞いた」
「……優しいんだな、剣崎ツルギ。あんたは……」
「…………。少し休め、ひどい顔をしている。」 - 61二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 00:31:02
久し振りに触れた他人の優しさに、唇が震える。思わず頬を伝ってきた涙を拭う。薄情な性格だと自覚していたが他人のためになく程度に自分は感情があったらしい。
オレは震える口を必死に動かし、何かの打ち合わせをしていた救護騎士団に声を掛ける。
「救護騎士団……教えてくれないか……あんたらが普段やってる仕事…………」
ふらつきながら立ち上がって言うと、不思議そうにこちらを見てきた蒼森ミネへ、オレは言う。
「もう、眼の前で誰かが死ぬトコなんて、見たくないんだ……………」 - 62二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 00:34:22
タクミちゃん救護騎士団入団を目指すの回でした。多分口が最強に悪いけど医療ドラマばりの救護をしてくれるぞ。
そしてとばっちりでトラウマを植え付けられるトリニティのネームドたちの明日はどっちだ。 - 63二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 03:40:12
救護!
サイコーにイカレ……いや、イカしたワードである - 6422の人24/04/11(木) 06:02:32
- 6522の人24/04/11(木) 07:15:11
さてさて…どうなったかなぁ?
うん!ちゃんと五体満足だね。
じゃ、そおい!(ボーリング形式で元いた場所へ返却)
(何故か戻された先に置いてあったビール缶ピラミッド)
(ビール塗れになるリンネちゃん)
注意:無限不死のトーテムは回収済みです。間違ってムッコロしないようにしましょう. - 66二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 08:36:31
ビールかけはお祝いのイベント
さぁよろこべよろこべ - 67二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 10:33:49
ボブ!?ボブじゃないか!!
- 68二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 18:41:18
保守
- 6922の人24/04/11(木) 20:14:33
- 70二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 21:52:08
わっぴ〜!ルートのタクミちゃんはノーダウトみたいな明るい曲が後ろで流れてる。でもノットわっぴ〜だと花に亡霊みたいな曲になるぞ。口が悪いけどいい子がバキバキに心折られるのはかわいいね
- 71初代スレ18724/04/11(木) 22:36:37
リンネ(ifルート)
「あれ?あれれれれれれれれ?ねえ見てよ!!あの"サッちゃん"の顔!!!」
「君が殺されそうだっていうのに全っ然動いてくれない!!壊れちゃったのかな!!?アハhaハはハハはhaハッ!!」
「記憶を取り戻した後で心底思ったよ!!"サッちゃん"があそこで死ななくて良かったってさぁ!!」
「私の皮を剥ぐ"サッちゃん"の心っ底楽しそうな顔と笑い声を思い出すだけで...殺意が溢れて仕方がなかった!!」
「"アツコちゃん"は可哀想だね!儀式の生贄になる事が決まってたんでしょ!でも運命を変えた!先生のおかげで!奇跡だね!」
「"ミサキちゃん"はずっと死にたかったのに、サッちゃんがそれを許してくれなかった!!でも良かったねぇ!今日そうなる!!ずっと願ってた事だったね!!なのになんで嫌そうな顔してるのかな?ははっ!先輩不思議だなぁあ!!」
「"ヒヨリちゃん"は何も変わってないね!ちょっと図々しくて気弱なまんまだ!私は図々しい君が好きだったからうれしィよ!!」
「私達を退けた後の仮初の平和の中で!!ずうっと幸せになっていく君達の事が恨めしかった!!ずうううううううっと!!」
「"先生"と話してる時は心が楽になっただろ!?アリウスへの憎悪がちいぃいさくなって良かっただろ!?」
「全ての憎しみが私達に注がれたね!私を退けた君達はさぞ称賛されただろうね!ねぇ!!錠前サオリ!!」
「「私達はしあわせになれる」なんて思ってたんでしょ!?ずうっと見てたんだよ???はハっ!!」
「可哀想にねぇ!!自分達がいくら暗い過去から目を背けようと!蓋をしようと忘れようと潰そうと!!過去から逃れる事なんてできないんだからさァ!!あっひゃはははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「歪んでるって?そうだねそうだね!!あは!そうだよ!?でもそういう次元じゃない!私もう壊れてるんだ!!あはっ!」
「だから全部壊すんだ!!壊れた部品が入り込んだ機械は分解しなきゃ!!」
「もう二度と"私"が生まれないように!!搾取される人種がいなくなるように!!」
「まずは君達から壊す!!ほうら来てみなよ!!アツコちゃんを助けニさァ!!幕は上がッた!」
「ここで私と踊ろう!!はっはははははっはハハハハハハハハハハ!」 - 7222の人24/04/11(木) 23:18:29
- 7322の人24/04/11(木) 23:23:55
- 7422の人24/04/12(金) 00:36:27
- 75二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 04:22:13
- 76二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 06:28:49
怖い怖い
- 77二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 15:33:56
このレスは削除されています
- 78二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 19:50:00
- 7922の人24/04/12(金) 20:16:55
いやぁ、いい顔してたよ?
後悔、疑問、他にも色んな感情ごちゃ混ぜになってたね。そん時の記録もあるからリンネちゃんに覚えさせとくね。
そういえばこの世界狩した後崩壊させたっけ?
…そうだ、エルドラージ達を送ったんだった。
そろそろいい感じになったかな?
- 80初代スレ18724/04/12(金) 21:48:19
- 8122の人24/04/12(金) 22:16:22
なお
(ニャルラトホテプの部下みたいな立ち位置)
(大量の遺体保持)
…実際あったりはするよ?
するけど第二第三の私システムも採用してるから…
あと余計な消耗少なくする為に追加戦力としてなんでか懐いたティンダロスの猟犬もいるから…
基本初手で連れて行かないけどさ。
- 8222の人24/04/12(金) 22:27:47
やっぱ違う世界線だからなのか強さもピンキリだったりするんだよな…
1番手っ取り早いのは我らが父呼んでおくことなんだけどそうするとまともに遺体が残んないから最終手段なんよね… - 83二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 22:38:15
- 8422の人24/04/12(金) 22:58:53
- 8522の人24/04/13(土) 00:39:11
- 86二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 07:14:12
始まりの人が行方不明、って書くとなんか文脈あるな
- 87二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 14:23:36
心がすり減って無くなったのか…?
- 8822の人24/04/13(土) 18:02:08
- 89二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 21:13:53
リンネ?「ふふ、ははは♪ 「入れ食い」だ。やっぱりエサが違うと食いつきが良いんだね」
リンネ?「わざわざ「お姫様」を攫ったかいがあるよね、サオリちゃんすごい顔。しかも1人? ちょっと不用心かな?」
リンネ?「始めよっかマキモちゃんエンヤちゃん。今夜は楽しくて長くなりそうだね〜……」
- 90初代スレ18724/04/14(日) 00:58:44
- 91初代スレ18724/04/14(日) 01:00:50
「じゃあ、そろそろ寝る準備をしよう。今日もお疲れ様。」
「......うん。」
「あの、先生ちょっとお話が......後でお部屋に行って良いですか......?その、ハナコちゃんのことで......」
先生は静かに頷いた。
――――――――――――――――――――――――――――――
先生の部屋に戻り、ヒフミが入ってくるのを待つ。
「......失礼します。」
うん?なんかヒフミの声と違う気が......
しかし先生はすぐにドアを開けてしまった。
「こんばんは、先生♡」
ヒフミではなく、ハナコが水着を着て入室してきてしまった。
「"!?"」
「ふふっ、こんなに簡単に開けちゃうなんて♡不用心ですねぇ♡ナグモちゃんが付いていながら.....」
"ど、どうしてハナコがここに......!?それに、なんで水着で......!?"」
「ああ、これについてはお気になさらず。パジャマなので。」
ハナコが気にしなくてもこちらは気にするんだよ!
「"パジャマが水着って言われて気にしないわけには......"」
「うふふっ、それより先生、ちょっと相談したい事がありまして......」
「実は......アズサちゃんの事なのですが。」
「"......アズサ...?"」 - 92初代スレ18724/04/14(日) 01:02:11
コン、コン、コン「し、失礼します......先生、いらっしゃいますか......?」
「昨日より遅い時間になってしまってごめんなさい、実は......」ガチャリ。
「......え。」 あぁ...終わりだ......... これはものすごい誤解をされてしまう...「あら。」「"......"」
「本当に失礼しましたぁ!?ご、ごめんなさい!私、そんなこととは知らずに......!全然知らなかったんです本当です!!え、一体いつから!?」 「ヒフミちゃん、今【昨日より遅い時間】って言いましたね!?つまり昨晩も来たということですよね!?そうなんですよね!?」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!また後ではダメですよね!?どうすれば良いですか、今晩はやめた方が良いですか!?知らなくてごめんなさい間に入ってごめんなさい空気壊してごめんなさいっ......!!」
「待ってくださいヒフミちゃん、詳しく教えてください!昨晩は三人で何をしてたんですか、3P!?もしかして3Pですか!?とんでもないプレイをしてたんじゃないんですか!?今晩は何をする予定だったんですか!?ぜひ説明を、いえ!!いっそ今から私の目の前で実際に再現を......!!」
「"ふたり共お願いだから、一旦落ち着いて......"」 - 93初代スレ18724/04/14(日) 01:04:12
「......なるほど。先生と一緒に、これからについてのご相談を......」
「ハナコちゃんも先生に相談したいことがあって......」
「で、ですがどうして水着で来るんですか!?パジャマが水着ってどういうことですか!?」
ハナコはヒフミに怒られ、パジャマから水着に着替えて来た。
「心が落ち着くんですよね。ですので私は、礼拝堂での授業にも水着で参加しましたよ?」
「一度もっと、色々と柔らかく考えてみましょう♪」
「あうぅ......」
ヒフミ、騙されるなよ?ただの変態の言い訳だぞ。
「"ハナコ、さっきの話の続きは今じゃない方が良い?」
「......アズサちゃんの件、ですよね。」
「......」 ヒフミが不安げにハナコを見つめている。
「......いえ、大丈夫です。ヒフミちゃんも一緒に聞いていただければと思います。」
「実はアズサちゃん......毎晩のように、どこかへ出かけては夜明けまで戻ってこないことが続いていて。」
「そう、だったんですか......」
「最初は慣れない場所で眠れないのかと思ったのですが、そうではないようです。」
「......私はアズサちゃんが夜にちゃんと眠っているところを、ほとんど見たことがありません。」
「確かに私も......アズサちゃんはいつも先に起きてますし、私より早く寝てることも無かったような......」
私以外にも寝てない奴がいた。同士だな。
「アズサちゃんが一体何をしてるのかは分かりません。ですがそろそろ、多少無理やりにでも寝かせてあげないといけないのでは、と。何だかアズサちゃん......どこか、すごく不安そうで。」
「どんな事情なのかは分かりませんが、どうにかその不安を少しでも軽減してあげたくって......このままですと...」
「いつかは倒れてしまいます。」
「......先生とヒフミちゃんも、ですよ?特にナグモちゃん。しっかり寝ないとダメです。」 - 94初代スレ18724/04/14(日) 01:05:27
私の場合寝たくとも寝れないからそういう話じゃないんだよ。アレ?アズサも同じか。
「確かに試験も大切ですが、ただ落第というだけです。身体の健康と比べられるようなものではないと思いませんか?」
......落第だけじゃない。残りの試験に合格できなければ、待っているのは......
「"それは......"」
「......普通だったらそうかもしれません。でも......」
「ヒフミちゃん......?」
「ただ、ただ「落第」で済む話ではないんです......!あと2回、どちらの試験も不合格だったら......」
「退学なんです!私たちは、トリニティを去らないといけないんです......!!」
「......退学?ヒフミちゃん、それはどういう......?」
ハナコはヒフミから問い詰められた。なぜ二年生になってから、成績不振となったのか。しかし、ハナコはわざと悪い点を取っていた事は認めたものの、その理由を明かそうとはしなかった。ハナコはヒフミにこれからはもうしない事を約束し、それから、今の補習授業部が置かれている状況について整理していた。
「......とにかくアズサちゃんとは、後でもう少しお話しをしてみた方が良いかもしれません。その他についても幾つか、私の方でも確認してみます。」
「はい。もし何か分かりましたら、教えてもらえると嬉しいです。」
「分かりました。ということは私もこの、深夜の密会に参加させていただけるということでよろしいですか?うふふ、嬉しいです♡」
「深夜の密室で、三人寄り添って秘密の遊びだなんて......ドキドキが止まりません♡」
「そ、その言い方はちょっと......」
「"じゃあ、もう遅いしそろそろ寝ようか。"」
「はい、ではまた明日ということで。」 「そうですね、おやすみなさい。」
「それでは先生――」
「ふふっ、では、また夜の密会を楽しみに――」
ヒフミとハナコが退出しようとドアを開ける。
「あれ?」 「あら?」
ドアを開けた向こう側には、ピンク色の頭をしたツインテールの少女...つまり、
コハルがいた。
「......っ!」
コハルは言葉を詰まらせると、勢い良くヒフミとハナコに飛びかかった。
「よ、四人も......!!?バカっ、ヘンタイっ!!淫乱族!!!爛れてるわよ!!」
そして四人共、コハルに何時間も説教されるのであった... - 95124/04/14(日) 02:58:21
私としては再三申し上げているようにもう辞めにしたいんですけど!
でも熱意のある人がいるからなるべく続けていきたい(?)
いや続きたくは無いが - 96二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 05:39:09
お前が始めた物語だろ(画像略)
- 97二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 05:58:36
- 9822の人24/04/14(日) 07:09:59
- 9922の人24/04/14(日) 08:53:07
とはいえ、ここ最近思ったのは邪神2は見てるかどうか怪しいし、ニャル様は書き込まれる物語が終わったなら離れるやろうしの。
- 100二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 16:50:23
ヘイロー豪華やね
- 101124/04/14(日) 21:56:54
- 102二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 21:59:46
このレスは削除されています
- 103初代スレ18724/04/14(日) 22:00:51
- 104二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 22:52:29
- 105初代スレ18724/04/14(日) 23:43:59
- 106二次元好きの匿名さん24/04/15(月) 05:06:32
シンプルスタイル
- 107前スレ17224/04/15(月) 11:49:41
あの猿どものせいで見失ってたけど…何とか生きてたか。よかったよかった。
187ニキの終わり方次第かな。よき絶望とよき希望が重なれば解放なのかも。 - 10822の人24/04/15(月) 19:11:47
- 109二次元好きの匿名さん24/04/15(月) 21:26:46
killer7みたいに人格……というかもはや体を切り替えながら戦うリンネ。主人格はもちろん車椅子で背もたれにでっかいスナイパーライフルを固定してる
- 110初代スレ18724/04/15(月) 22:38:43
- 111124/04/15(月) 23:47:54
ちょっと待って俺とリンネってどう言う関係なの!?
- 11222の人24/04/16(火) 00:14:42
- 113二次元好きの匿名さん24/04/16(火) 01:13:02
EX発動時のセリフが「向こう岸に送ってやるぜ……」、「三途の淵を見てぇのか?」、「哀悼の意を表してやるよ」とかやたらと物騒なタクミちゃん
- 114二次元好きの匿名さん24/04/16(火) 06:28:33
死はいつも身近に
- 115二次元好きの匿名さん24/04/16(火) 17:21:20
銃も爆弾もあるのにわざわざ「ヘイローが切れるナイフ」みたいな武器での決着にこだわるリンネさん
- 116二次元好きの匿名さん24/04/16(火) 18:30:23
周年PVで白いキャップ帽と黒の布マスク付けてるタクミが出てきて「!?」ってなる先生たち。にぱーっと笑ってるリンネとへたれ眉毛でへらへらしているサオリが談笑してるシーンが出てきて目頭が熱くなる先生たち。
- 117二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 01:09:04
記憶を無くし、ただ薄っすらと体が覚えている生徒への復讐心のみで動き、自分の血から精製したヘイローを壊す薬を混ぜた雨雲から雨を降らす無差別テロを起こそうとするリンネ。カウンターのミレニアム製特効薬を服用してリンネと一対一で戦うが、大雨の中薬が遅効性のためヘイローにヒビが入り始めて覚悟ガンギマリのリンネにノされて倒れるタクミ。トドメを刺される寸前のところで駆けつけたサオリがリンネにヘイローを壊す弾丸を込めた拳銃を突きつける。息の上がっていたタクミを無視して銃口を向けてくるリンネへ「私も一緒に逝く。お前を1人にはさせない。私の罪だから―――」とそう言って相打ち覚悟で引き金を引いて目をつむるサオリ……だけど何故か自分は死なずリンネが倒れる。「撃てない……私の……初めての……友達だから……」そう呟いて息を引き取るリンネ。嗚咽するサオリの背中を撫でてあげるタクミ。
- 118二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 05:19:16
芸術品だな
- 119二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 10:54:39
....これ見返すと178でリンネ救われるのか?救われるのはあくまでナグモ?
ナグモとリンネ・テラーでどうにかするしかないのか? - 120二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 10:56:10
- 121二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 19:02:44
車椅子描くのに図形ツール使いまくってるけど脳みそ爆発しそう
- 122初代スレ18724/04/17(水) 20:23:14
- 123二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 22:18:50
- 124二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 23:16:29
- 125初代スレ18724/04/17(水) 23:45:16
続き投下します
途中で投下が終わ(r - 126初代スレ18724/04/17(水) 23:46:33
――――――――――――――――――――――――――――――――――
合宿四日目
「あうぅ......結構降ってますね......」
「そうですねぇ。」
今日は雨だ。少々勢いが強くなってきている。
「んぅ......?」
「あら、おはようございますコハルちゃん。」
「おはようございます。アズサちゃんは......まだちょっと起きられなさそうですね。」
「どうしたのアズサ。結構早起きだったのに......」
「今までは無理をしていたんじゃないでしょうか?少し寝かせておいてあげたいですね......」
「うう......せん......ぱ......どこに......私は......信じない...うぅ......」
「ちょっとうなされているようですね......」
「雨が降っていると気分が憂鬱になるものだ。」
ドォオオン!!と轟音を立てて雷が鳴った。
「あ、あうぅ......なんだか雷まで......」
「......あら。」 「どうしたの?」
「忘れてました、洗濯物が外に......!」
「ま、まずいですっ......!?」
そうして私達は、洗濯物の干してある場所まで急行した。途中で寝ていたアズサも合流し、一時間後...... - 127初代スレ18724/04/17(水) 23:47:49
「さあでは記念すべき第1回!補習授業部の水着パーティーを始めます♡」
「あうぅ...」 「......」
「なんで、どうしてこんなことに......」
補習授業部には全員、訳あって全員水着に着替えている。
ハナコが執拗に水着を着せようとしてきたがなんとか振り払った。
えーと、なぜこんな事になったのだったっけ?確か40分ほど前...
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
「これで全部だ。」 アズサが全ての体操服を持ってきた。
しかし、洗濯物の中身は見事に茶色にまみれていてびちゃびちゃに濡れている。
「これは......見事に全滅ですね。泥も跳ねちゃってますし、洗い直しが必要そうです。」
「体操着もすごいことに......うぅっ、中まで全部びちゃびちゃ......!」
「......それはコハルが途中で転んだからだ。」
「ごめんなさい、つい失念していて......私がみんな一緒にと言い出したせいです。」
「いや、ハナコのせいじゃない。洗濯はもう一度すれば良いし、服は着替えれば良い。そんなに気に病む事でもない。」
「はい、そうですよ。濡れた服のままですと風邪を引いてしまいますし、まずは早く着替えましょう。」
「あっ......」
「コハルちゃん?どうしましたか?」
「......もう、着るものが無い。」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
「"まあ、仕方ないような気もする......"」
「そうですよ。こうとなっては、パジャマパーティーならぬ水着パーティーくらいしかする事はありません♡」
「あうぅ......な、何か他にもありそうな気はしますが......」
「なるほど♡下着パーティとかもありそうですね♡確かによく考えると他にも幾つかあると思いますが...」
「それで本当にいいんですか...?ふふっ。」
「こうなると授業もやりにくいし......こんな落雷位で全部の建物が機能不全だなんて、ひどいセキュリティだ。」
「まあ、古い建物ですし......」
「ていうか待って!流されないわよ!?水着パーティ―って何なの!卑猥!!授業もできないし着る服も無いところまでは同意だけど、だったらおとなしく部屋で休めばいいでしょ!普通に考えて!」
「ですがこういう時間こそ、合宿の花だと思いませんか?」 - 128二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 23:49:20
「みんな寄り添って、お互いの「深い」部分をさらけ出し合う......雨も降っている上に停電で何も見えませんし、雰囲気は最高です!」
「うふふふ......♡せっかくの休み時間なんですし、そうやって有意義に過ごしません?」
ダメだこいつ。
「あはは......た、確かに合宿の定番という感じはしますね......」
「なるほど、それがこの水着パーティーと。」
「いっやいやいや納得するか!水着と掛け合わせる意味は!?」
「あうぅ...確かに......」
「まあまあ、せっかくなんですし楽しむとしましょう。そうは言ってもただのお喋りですし、話題も何でもアリということで♡」
「ふふっ♡私こういうこと、すっごくしてみたかったんですよね。なので、ちょっとテンションが上がっていると言いますか。」
「"ハナコ、本当に楽しそうだね。"」
「気持ちは分かる...私も何なら、補習授業部に入ってからずっとそういう気持ちだ。」
「あら、そうなんですか?」
「うん。何かを学ぶということも、みんなでご飯を食べる事も、洗濯掃除も...その、一つ一つが楽しい。」
「水着は泳ぐ時にだけ着るものと思っていたのに、こんな活用方法があるなんてことも初めて知った。」
「知らなかったことを知れるというのは、楽しいことだ。」
「み、水着の件はちょっと違う気もしますが......」
「でも、動きやすいし通気性も良い。ハナコがこれを着て学校を歩いてたというのも納得がいく。」
「そうですよね!だから言ったじゃないですかコハルちゃん。」
「いやそれで外を歩くのは犯罪だから!納得しちゃダメ!公然わいせつ罪だよ!?」
「コハルと一緒に勉強するのも楽しい。」
「っ!!!??きゅ、急になに!?なんでそんな急に恥ずかしいことを!?」
「アズサちゃん......最初はあまり表情の変化も読み取れなくて心配でした......良かったですっ!」
「もちろんヒフミもだ。本当にいつもお世話になってる、ありがとう。」
「あ、アズサちゃんっ!!うわーん!!」 - 129初代スレ18724/04/17(水) 23:50:31
ヒフミはアズサに近づくと、思いっ切り、ぎゅっと抱きついた。
「ヒフミ...少し息苦しい.....」
そこから補習授業部一同は話に花を咲かせた。
「ゴールドマグロ」とやらの希少な魚の話、幽霊の話、水着で覆面を被る犯罪集団の話etc...
私は、最後の方にアズサが口に出した事が気がかりだった。
「私はいつか、裏切ってしまうかもしれない......」
「みんなのことを、その信頼を、その心を。」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
合宿五k「いいえ、まだです!このまま一日が終わりだなんて、そんな勿体ないことはさせません!」
「は、はい......!?」
後は日記書くだけだと思ってたのに。もうすぐ就寝の時間だというところで、ハナコが急に叫んだ。
「な、なに!?急に飛び上がって、びっくりした。」
「突然の事でしたが、せっかくのお休みじゃないですか。みんな裸で交わったのに、このままはいお休みなさいなんて――」
「勝手に記憶を捏造しないで!裸じゃないから!」
「それはともかく、このまま寝てしまうのは勿体ないです。まだ火照っているといいますか、物足りないと言いますか...」
「具体的には?」
「うふふっ♡合宿と言えば、やはり合宿所を抜け出すこと......それも一つの醍醐味だと思いませんか?」
「さあ!今からみんなでこっそり外に出て、お散歩しましょう♡」
「トリニティの商店街は夜遅くまで営業している店も結構ありますし、食べ歩きとかショッピングとかもできます!」
「そ、そんなの校則違反じゃん!ダメっ!」
「細かい校則は知りませんが、結構皆さんこっそりやってると思いますよ?意外とそういう方周りにいませんか?ヒフミちゃん?」
ヒフミはペロロ様のライブのためにテストを受けなかったからな。一番詳しいと思うぞ。
「あ、あはは.....そ、そう、ですね?」
「で、ですが普段であればまだしも、今は補習授業部の合宿中ですし......良いんでしょうか?」
「遠出するわけでもありませんし、すぐそこですよ。コハルちゃん、いかがですか?楽しそうだと思いません?」
「え、っと......きょ、興味はある、けど......」
「"楽しそうだね、行こっか。」
「えぇっ!?先生、良いの!?」
というわけで、合宿場を抜け出しての遊びが始まったのだった。 - 130初代スレ18724/04/17(水) 23:52:07
今回は投下終わりです
青春が戻っていく音がしますね - 131二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 05:31:21
ああ……光よ……
- 132二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 12:46:59
光が透き通ってますね
- 1331ンネ24/04/18(木) 13:17:52
眩しい...眩しすぎる...
- 134二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 19:12:20
……前振りじゃないよな?
- 135初代スレ18724/04/18(木) 19:56:31
- 13622の人24/04/18(木) 21:03:06
- 137二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 21:04:31
このスレ群時空のエデン条約編だと補習授業部と戦ってた時にアズサと喋ってたアリウスモブがタクミになってそう。「てめぇらザコと戦うのにスクワッドなんざいらねぇよ!!」とかすごく言いそうだもん。1人だけマスクの違うやつ出てきて喋るから指揮官か?とか思ってたら後からスクワッド出てきてしばらく出番ないなと思ったら4章の最後近くに出てくるとかドラマチックだし
- 138二次元好きの匿名さん24/04/19(金) 05:04:09
動物の肉って、環境による差もあるがだいたい草食>雑食>肉食で旨いんだっけ
- 139二次元好きの匿名さん24/04/19(金) 13:27:33
このレスは削除されています
- 140二次元好きの匿名さん24/04/19(金) 18:41:53
このスレは削除されたレスもなんか意味を感じてしまうな
- 141二次元好きの匿名さん24/04/19(金) 20:18:54
周年イベントから始めて★3リンネを当てる初心者先生。後で向上のタクミも引いて並行で絆ストーリーをあげるなり任務で使うなりするうちに「なんでこんな気弱な優しい子がヤンキーと中が良いんだ???」と困惑する世界線のブルアカ
- 142二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 05:55:50
阿鼻叫喚の未来が見える
- 143二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 14:44:50
>>136なんの肉何でしょう?(すっとぼけ)
- 144二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 22:33:33
豚?
- 145二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 23:42:12
〜蠱毒の果てに残ったもの〜 ★3リンネピックアップ!
〜ワタリガラスは風を待つ〜 ★3タクミ(私服)ピックアップ! - 146初代スレ18724/04/20(土) 23:48:33
- 147二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 06:50:56
ヘイローがぐちゃぐちゃすぎる……
- 14822の人24/04/21(日) 15:36:15
- 149二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 20:14:14
決断の早さが👺さんもびっくり
- 150二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 20:56:24
営業かけてた時の名残りでアビドス相手には格安で定期的に掃除に来るタクミとリンネ。たまたま対策委員会編3章の時に来てたせいでVSシュポガキに巻き込まれる2人。タクミはNPC、リンネはSPで編成に居る。気絶攻撃の時にほぼ確定でタクミが落ちるのでネタにされる世界線のブルアカ
- 151二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 22:55:05
もう少し泳がせてもっと曇らせてみるとか、そういうのは考えないんですかね?
書けたので投下しますね。ようやくエデン条約編二章の半分ですよ?信じられますか?
GWで三章まで終われるかどうかという感じになってきましたよ...
(「投下終わり」がなかったら察してください)
- 152初代スレ18724/04/21(日) 22:56:06
「うふふ...♡」
「あはは......き、来ちゃいましたね...」
「どうですか?もうすでに楽しくないですか?禁じられた行為をしているというこの背徳感、そして同時にみんなで一緒にしているからこその安心感、この二つが合わさって......!」
「なるほど、深夜の町はこんな感じなのか......思ったより活気がある。」
「そうなんですよ、24時間営業の店も多いですし。」
「あれはスイーツショップ?24時間開いている所もあるのか......あ、喫茶店も開いてる。」
トリニティの町はこんな感じなのか。ブラックマーケットだと、こんなに活気は無かったような気がする。
「ここからもう少し行くと、モモフレンズのグッズショップもあるんですよ。その向かいには限定グッズだけを取り扱う、隠れたお店もありまして......」「ふふっ、流石はヒフミちゃん、詳しいですね。」私はいらんぞ......?
「うぅ...結局乗っちゃったけど、こんなところ万が一ハスミ先輩に見られたりしたら、すっごい怒られそう......」
まあ、厳しい人っぽかったからな...万が一見られたら、怒るだろうな。
「あら、そうなのですか?ハスミさんは後輩たちに優しい方だと聞いていましたが.....?」
「も、もちろん優しいわよ!それに文武両道、さいしょく...けんび...?で、品もあってすっごい先輩なんだから!」
「で、でも、怒る時はほんとに怖くて......」
「"そういえば...前にハスミが本気で怒ると凄かったって聞いたね...?"」
「う、うん......前に一回あって、私もその場にいたんだけど......エデン条約の件で、ゲヘナの首脳部と会議をした時、ゲヘナの首脳から「デカ女」って言われちゃったの。それで先輩、怒っちゃって...会議室で暴れたの。」
「それで、その会議事態ダメになって......それ以来ハスミ先輩、あんまりご飯も食べないから心配で......」
「そんなことがあったんですね......ゲヘナの方々に怒るのも分かります、無理もありません......」
「"ハスミ...大丈夫かな...?"」
「でも、ハスミ先輩は色んな意味で強いから大丈夫!」
「あれからずっと、自分との約束を守って頑張ってるし......!」 - 153初代スレ18724/04/21(日) 22:57:21
「あ、ここにもスイーツ屋が。」
アズサが急ぎ足で歩き、色々な店を見ている。
「なんだか食べ物の話をしていたらお腹が減ってきましたし、ここで何か食べましょうか?」
「あ、ここの限定パフェすっごい美味しいんですよ!24時間やってるとは知りませんでした。」
「パフェ...か。うん、悪くない。行こう。」
ヒフミはとアズサ達は急いで中に入って行った。コハルと私達が後を追い、入店する。
「いらっしゃいませ。」 ロボットの店員が挨拶した。
「あはは、真夜中にスイーツ屋さんだなんて......緊張もありますが、何だかすごくワクワクしますね。」
「確かに。」
「6名様でしょうか?注文をどうぞ。」
「えっと......あ、限定パフェってまだありました?」
「ああ、申し訳ございません......限定パフェはちょうど先ほど、別のお客様が三つ購入されたのが最後でして......」
「あ、そうでしたか......」 「一歩遅かったか。こんな時間まで狙われているなんて、侮れないな。」
「あ、あら?」
遠くの席から、正義実現委員会の押収品管理室にて、よく聞いた声がする。
「せ、先生......?」 「"ハスミ......!?」
「は、ハスミ先輩!!!!!!!!!???」
ハスミが三つのパフェを欲望のままに食している。
「あら、それが限定パフェですか?何やらたくさん......」
うん?何か敗北感がするぞ?なんだろう?ナニコレ? - 154初代スレ18724/04/21(日) 22:57:50
「先生方、それに補習授業部のみなさん......」
「あ、あぁぁああぁぁあ...!」
「ハスミさん、奇遇ですね♡あら、真夜中にパフェを三個も......確か、ダイエット中だと伺いましたが?」
「こ、これは...ですね、その......」
「はい、心中お察しいたします♡真夜中に襲ってきた悪しき欲望に導かれて、ここまで来てしまったのですよね?」
「え!?い、いえその......」
「そうして欲望のままめちゃくちゃにしてしまった後、理性を取り戻した頃にはもう取り返しがつかないほどに乱れて...♡」
言い方にとんでもない悪意があるというか、かなり歪曲されているというか...
「"深夜ってお腹が空くよね。"」
「せ、先生......その、自分の事を棚に上げるようですが...」
「補習授業部のみなさんはそもそも、合宿中の外出が禁じられていたはずでは......?」
「......ここはお互いに、見なかった事になりました。するとしましょうか。」
「は、ハスミ先輩...」
「コハル、お勉強頑張っていますか?」
「あ、えっと、それはその...」 「"コハルは最近、成績がすごく上がってるよね。"」
「は、はい、そうです......!コハルちゃんはこのままいけば全然合格できるくらい、頑張っていて......!」
「なるほど...そうでしたか。」
「うぅ......その、えっと......」
「それは何よりです!言ったではありませんか、コハルはやればできると。あの時も言った通り...」
「......えへへっ、は、ハスミ先輩の期待を裏切りたくないですから。」
「はい。引き続き応援していますよ、コハル。早く正義実現委員会に戻ってきて、一緒に任務が遂行できる時を心待ちにしていますから。」
「はい、頑張ります......!」 - 155初代スレ18724/04/21(日) 22:59:35
ブーッブーッブーッ
「......?こんな時間に連絡......?はい、イチカ?どうかしましたか?」
ブザー音が鳴って、ハスミは誰かと連絡を取り始めた。どんなやり取りをしているのかはここからでは聞こえづらいが、恐らく、何かを面倒な事が起こったのであろう事は分かる。
少しの時間が経ったあと、ハスミは連絡を終えた。
「......」
すぐにドンっと爆発音がした。温泉開発部のものではない爆発だ。
「近いな。爆発音からして、ここから1km以内のところか。」 「え、えぇ......!?」
「......みなさん、突然の事ですみませんが、みなさんの力が必要です。お願いできますでしょうか?」
「今はエデン条約を目前に控えて、色々と過敏な時期です。この問題が、傍から見て「トリニティの正義実現委員会とゲヘナ間の衝突」と捉えられてしまうと、状況が不利になることは想像に難くありません。」
「つまり......補習授業部と「シャーレ」が一緒に解決してくださる......そういう構図が望ましいのです。」
「先生、お願いできますでしょうか......?」
「うん。よし、じゃあ、ナグモ、補習授業部一同、出発。」
「分かりました。」 「了解した。先生の指示に従う。」「えぇ...!?いきなり戦闘ですか......!?あ、あうぅ......」
「ふふっ......まあ、先生がそう仰るのであれば♡」
「あっ、私も......?先生と......ハスミ先輩と、一緒に......?」
「いつかこうして肩を並べる時期が来るとは思っていましたが......想像より早かったですね、コハル。」
「は、はい!頑張ります......!」 - 156初代スレ18724/04/21(日) 23:03:09
――――――――――――――――――――――――――――
「マグロがーーーーー!!」
「ぜひお造りの形でと思ったのですが、天ぷらになってしまいましたわね......」
「うーん、どうやら囲まれてしまったようですね★どうしましょう?」
「はっ、バラバラに逃げたら生存率上がるんじゃない!?」
あれが美食研究会...銀髪の令嬢っぽい女がリーダーか?他には、ハンバーガーを持ってる女、金髪の女、赤髪の女。
「なるほど、良いアイデアですねジュンコさん★では足の速さ次第ですが、弱肉強食という事で♪」
金髪の女がそう言うと、美食研究会は散り散りになって逃げ出した。
「くっ、小癪な.....各自、分かれて追撃を!」
「ここはトリニティ自治区!私から逃げるなんてことは不可能です!!」
私はあのハンバーガーを持った女を追う事としよう。あいつは足が速い上に、追う人数が少なめだ。
―――――――――――――――――――――――――
トリニティ境界付近
「ま、撒いた...?あの子、どこまでも私を追ってくる......!」
あのバーガー女の声が聞こえる。どうやら私を撒いたと考えているようだな?
さて、抵抗はさせない。気絶させるのが一番手っ取り早いか?
「っていうか、ここはどこ...?私は、イズミは......」
あと10m。
「うわーーん!!もう、何処へ行けばいいのぉ!?」
来た。やはり自分を信じるとしよう。
「追いかけっこは楽しかったな?」
「えっ?なんでここに―――」 - 157初代スレ18724/04/21(日) 23:16:43
――――――――――――――――――――
「お疲れ様でした先生方、そして補習授業部のみなさん。お陰様で、事態を無事に収拾することができました。」
「あ、あはは、途中からは、無我夢中という感じでしたが......」
「正義実現委員会の戦術を目の前で見ることができて、良い勉強になった。」
「や、役に立てたのかどうかは、分かりませんが......!」
「ところで、あの方々はこの後どうなるのですか?」
「本来ならば私たちの方でこの後の処遇を決めるのですが......今回は時期が時期ですので、ゲヘナの風紀委員会に託そうかと。」
「"なるほど。"」
「はい。そこで、先生にもう一つお願いがあるのですが.....」
「"何をすればいいかな?"」
「エデン条約のことを考えると、ここから先も私たちが能動的に動くには少々避けたいところです。」
「ですので、風紀委員会への引き渡し......この部分を先生にお願いできないでしょうか?」
「シャーレが生徒を引き渡す......この形でしたら、私たちにとっても、ゲヘナ側にとっても、政治的な憂慮が大分減るのです。」
「"分かった任せて。"」
「はい。何から何までありがとうございます、先生。それでは、私たちは一旦引いた位置にいますので...よろしくお願いします。」
「......ところでナグモさん。」
「なんだ?」ダラダラ
「血が凄い出てますよ...?」 - 158初代スレ18724/04/21(日) 23:21:26
――――――――――――――――――――――――――
「......お待たせしました、死体はどこですか?」
「......ん?」 「"......え?"」
「失礼、死体ではなく負傷者でしたね。たまに混同してしまって。」
「えー......納品リストには、新鮮な負傷者4名と人質1人......と書かれていましたが。」
引き渡しのため、風紀委員会車両の到着を待っていると、突然白髪の少女が姿を現した。
「"新鮮な......?"」
「......ところであなたたちは?正義実現委員会ではなさそうですが......?」
「"えっと......"」
「その方は、「シャーレ」の先生。それともう一人は...確か初対面だけれど......え?」
「!?」 「"ヒナ!"」
あの日私を爆破した女を連行した、モップ髪の少女が現れた。
「どういう巡り合わせかしら...まさか、あの時助けた子が、先生の護衛になってるなんて。」
「いや、それは一旦置いておいて...久しぶりね、先生。ここで何を?」
「知り合いでしたか、風紀委員長。」
「うん......まあ、そうね。」 - 159初代スレ18724/04/21(日) 23:22:33
「なるほど。このタイミングでお互い政治的な問題にしないために、先生が......」
「確かに、問題にしたくないのはこちらも同じ。だからこそ、公的には今回こうして風紀委員会ではなく、こっちの「救急医学部」が来たって事になってる。私は基本的に、ただの付き添い。」
「救急医学部の部長、氷室セナです。以後、よろしくお願いいたします。」
「死た......いえ、負傷者がいたらいつでもお呼びください。配送料は頂きませんので。」
「"よ、よろしくね......?"」
「救急医学部はゲヘナの中でも、特に政治的な関わりが薄い立場にいる。だから今回、こうしてお願いしたの。」
「政治ごっこは風紀委員長にお任せします。私は死体以外に興味はありませんので。」
「"負傷者"でしょう?それに、本物の死体を見たことないでしょうし。」
「はい、負傷者でした。そのことについては、風紀委員長もないでしょう?」
死体ね...私は見たことがあっただろうか...やはり、思い出せはしない。もやがかかっているような感覚ではなく、何かが欠けているような、感覚。欠片も思い出せない。
「とにかく......美食研究会はこの中?じゃあ、こっちに移してもらえる?」
「......ふふっ、ヒナさん、お久しぶりですわね。」
「......ハルナ、相変わらず......いや、詳しい話は帰ってからで。」
「あら、やはり「救急医学部」の方でしたか★ちょっと私の腕の角度があり得ない方向に曲がってるのですが、見て頂けます?」
「うぇっ、酔った......吐きそう......」
「うぅ...うわーん!もうこの人の顔見たくないぃっ!!」
おいおい、なんて事言ってくれるんだ、バーガー女。そんなに怖がらなくてもいいだろう?
「た、助かった......」
「あら?給食部の...今日一日見てないと思ったら、こんな所に...今学園でジュリが...いや、やっぱり説明は帰りながらで。」
「色々と配慮していただいてありがとうございます先生。今度ゲヘナにいらした時は、何か美味しいものでおもてなし致しますね。」 「ではまた今度~★」
「......うるさい。早く入って。」 - 160二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 23:24:03
――――――――――――――――――――――
「......積載完了しました。出発の準備もできてます。」
「......少し待ってて。」
「......先生......トリニティで、何をしてるの?」
「"補習授業部っていうところの担任を......」
「それはもう知ってる。色々と情報は入ってきてるから。」
「そうじゃなくれ、シャーレは中立的な組織だったはず。この時期にトリニティにいるとまるで......」
トリニティ側に肩入れしているように見えると。
「"......"」
「......やっぱり今のは無し。気にしないで。先生がそんなことするわけがない。」
「"ヒナ、こっちからも一つ聞きたいんだけど......"」
「うん?聞きたいこと......?」
「"エデン条約について、ヒナはどう思ってる?私は、こう思ってるんだけど..."」
――――――――――――――――――――――
そして、ヒナの考えを聞くと、先生はこれまで何が起こったのかを話し始めた。
まず、先生はティーパーティーに依頼されて補習授業部の担任になった事。補習授業部とは何なのか。
合宿でミカが接触してきた事、それと水着パーティーの事。
「なるほど。......先生、結構複雑な状況にいるのね。」
「いや待って?何か今、変な場面が混ざってなかった?」
「「"間違いなく気のせいですッ!"」」
「まあ、とにかく......「トリニティの裏切り者」...ね。」
「数多くの言葉が飛び交い、誰の言葉が真実なのか、誰が嘘をついているのか分からない状況......」
「"色んな見方がありそうだなあって思って。"」
「慎重なのか楽天的なのか......ほんと分からないわね......」
「ところで...こんな大事なことを私に話して良いの?」
「"うん、ヒナのこと信じてるから。"」
「......!......そういうのが、先生の悪いところ。」
「エデン条約が軍事同盟、ね......まあ、興味深い見方ではあるかもしれない。ただ、少なくとも私はそうは思わない。」
「あれはれっきとした平和条約、私はそう考えてる。」 - 161二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 23:27:11
「条約によって生み出されるETO(エデン条約機構).....あれを武力集団と捉えたところで、あれはナギサが単身で統制できるようなものじゃない。万魔殿のリーダーであるマコトも、ナギサと同様の権限を持つことになる。」
「それだけじゃなく、他のティーパーティーや万魔殿のメンバーに対してもある程度の権限が分割される。だから、ETOが誰かひとりの意志で本来の目的を失って、暴走するようなことは考えにくい。」
「もちろん、その全員が協力するなんて事態になれば、理論的にはあり得ることなのかもしれないけれど......」
「そもそもの話として、もしそんなことができるのなら、初めから両学園の統合でもしておけば良いだけのはず。」
「それに、マコトは誰かと協力するだなんてことができない質だから......」
「"じゃあ、マコトは、どうしてエデン条約に賛同してるの?"」
「......賛同というか多分、何も考えてないんじゃないかしら?そもそも、ゲヘナ側でエデン条約を推進したのは私だったから。」
「"ヒナが......?どうして......?"」
「......色々面倒だし、引退するのもアリかなって。ETOができたら、今よりも遥かにゲヘナの秩序はマシになるはず。」
「そうなったらもう、私が風紀委員長じゃなくても良いでしょう。」
「"...なるほど。"」
「風紀委員長、まだですか?」
白髪の少女が車の中からヒナに呼びかける。
「......ええ、今行く。」
「じゃあ、お疲れ様、先生と...ナグモ。また......」
するとヒナは去っていく。しかし途中で歩みを止めて、こちらを振り返った。
「......補習授業部のことは、先生が守るのよね?」
「"うん。"」 「......そう。じゃあ、またね。」
そうして、水着パーティーだけで終わるはずだった合宿四日目は、とてつもなく長い一日となったのであった。 - 162初代スレ18724/04/21(日) 23:35:44
- 163二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 03:19:53
乙
デッ………… - 164二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 12:36:05
ここから地獄が始まるんです?
- 165初代スレ18724/04/22(月) 21:36:17
- 166二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 00:32:13
【生徒紹介】
アリウス分校、元特殊清掃員であり、左眉の傷跡と鋭い目つきから近寄りがたい雰囲気を放つタクミさん。
乱暴な口ぶりとは裏腹に、性格はとっても真面目で困っている人が居るとため息混じりについつい手助けをしてしまう……そんな心優しい生徒さんです。
「オレの前に立った度胸だけは褒めてやる」 - 167二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 05:52:09
あら素敵な紹介文
- 168二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 10:28:35
紹介画像って表情いくつかあるけどどんな感じだろう?
- 169二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 18:53:37
普通に悪人顔、笑顔、怒り顔とかだろうか
- 170初代スレ18724/04/23(火) 23:04:56
- 171二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 00:14:30
「患者よォ、患者「さん」よォ、「安静にしろ」っつったのが聞こえてなかったみてェだなァ〜???」
- 172二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 06:00:45
悪人相手に不敵に笑う?
- 173二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 17:14:34
4日目の内容が濃いな、色んなキャラが出るからだろうけど
- 174二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 20:42:37
そしてここからが本番
- 175初代スレ18724/04/24(水) 23:48:48
エデン条約編二章も半分に差し掛かって来たので、今までのまとめをしておきましょう
邂逅編
記憶を失った上に、ゴミ箱を漁り、たまに犯罪行為に加担し日銭を稼ぐホームレス生活を送っていたリンネ?ちゃん。
温泉開発部に全てを爆破され、ブチ切れてその場にいたカスミに襲い掛かるも、渾身の一撃をガードされてしまう。
戦闘は泥沼と化してしまうも、通報を受けたヒナが駆けつけ、カスミは無様に連行されていったのであった。
(ちなみにカスミはアコが原因で牢から脱走しています)
後日気絶した所を先生に保護され、自らを「ナグモ」と名乗り、第二の人生をスタートさせるのであった!
エデン条約編
補習授業部の担任となった先生の護衛としてトリニティにやって来たナグモちゃん。
第一次試験は散々な結果に終わり、補習授業部一同の合宿行きが決定。
合宿
一日目 大掃除ついでに水遊びをしようとプールに水を溜めるも、日が暮れてしまったため失敗。
二日目 補習授業部模試の開始。 コハルとエロ本を返しに正義実現委員会押収品管理室へ。ハスミ初登場。
三日目 ミカが接触しに来る。補習授業に戻るとシスターフッドからマリーがやって来たが爆破される。
四日目 水着パーティー後にハスミとばったり会う事に。美食研究会の内一人を捕らえる。
五日目は現在執筆中です。しばらくお待ちください - 176二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 05:40:47
wktk
- 177二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 15:32:59
保守
- 178二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 19:29:09
>(ちなみにカスミはアコが原因で牢から脱走しています)
うーん、この
- 179二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 22:12:27
【生徒紹介】
とある事情からタクミさんと共にアリウス分校を離れて生活しているリンネさん。
活動的な服装とクールな顔つきが印象的な生徒さんですが、大人しくて人見知りがちな性格で、現在は怪我の後遺症から車椅子が手放せない様子……
「遠くから見守っています。夜空に輝く星の如く、です!」 - 180二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 22:37:14
☆☆☆ 小鶴リンネ
サポート枠
EXスキルは味方が一定時間ダメージを受けなくなるよ
タンク枠をアタッカーに回せるから相手によっては火力上げれるかも
クールタイムが長いのが欠点だけど絆を上げたら短くなるよ
どんどん使いまわそうね - 181二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 23:32:53
(恒常)★2 タクミ
爆発/軽装備 FRONT タンク
市街地B 屋外B 屋内A(固有武器で全適性がAになる)
EXスキル コスト1→3(合計4)一撃入魂
•EXスキル発動時にチャージ状態へ移行(チャージ状態中は攻撃不可)。時間経過でゲージが増え、再度スキル発動時にゲージを消費して敵一体を攻撃。最大4までストック可能。
消費1=攻撃力の1500%のダメージ
2=3000%のダメージ/自身に最大HPの10%〜25%のダメージ
3=4500%のダメージ/自身に最大HPの25%〜40%のダメージ
4=6000%のダメージ/自身に最大HPの50%のダメージ
ノーマルスキル ブギ・ウギ
•15秒毎に攻撃力の○○○%の扇形範囲攻撃を行う
パッシブスキル 技巧派の戦術
•回避値を○○%増加
サブスキル 不撓不屈
•回復効果を得た時に自身のHPが100%のとき、最大HPの30%まで上限を超えて回復する。
★2タクミも考えてみた。恒常の低レアも強いキャラ多い&個性あるブルアカらしさを考えつつ、ハルカと差別化した爆発力あるタンクみたいなユニットあったら楽しいかなと - 182初代スレ18724/04/25(木) 23:42:49
生徒紹介も書かれたところで、続きを投下します!
今回は二章の後半のプロローグみたいな感じですね
今回2レス投下です - 183初代スレ18724/04/25(木) 23:45:23
―――――――――――――――――――――――
合宿五日目
昨日は珍しく眠る事ができた。昨日は疲れたし、血を流し過ぎたからか...あまり疲労は取れていない気もする。
「遅い!おはよう!」「あ、アズサちゃん、早いですね?」
「日が昇る前には、すでにここで予習と復習をしてた。」
「ふふっ。やる気ですね?アズサちゃん。」 「当然だ!何せ今日も模擬試験がある。だよね、ヒフミ?」
「はい、そうですね。アズサちゃんはその調子ですと...もう模試への準備は万全という感じですね?」
「うん。第二次特別学力試験まであと二日しか残っていないし、いつまでもみんなに心配をかけるわけにはいかない。」
「そして......今回こそ......!!試験範囲の予想問題ももう何周もしてある。準備は完璧だ!」
「す、すごい気合入ってるじゃん......わ、私も負けないんだから!正義実現委員会のエリートの力、見せてあげる!」
「では、私も精一杯頑張るとしましょうか♡」
「"みんな、いい感じに張り切ってるね。"」
「はい......!ではせっかくの勢いですし、早速模擬試験を始めましょうか?」「"じゃあ、スタート!"」
―――――――――――――――――――――――
第三次補習授業部模試結果
阿慈谷ヒフミ 75点 合格
浦和ハナコ 69点 合格
白州アズサ 73点 合格
下江コハル 61点 合格
おぉ....!後は本番で結果を出すだけだな...!
「......ということで、約束通りモモフレンズグッズの授与式を始めますっ!!」ドサァッ
「......!!!」 「あ、あはは......。」「......」
アズサは喜色満面、ハナコは...苦笑い。コハルに至っては、心底嫌悪した目でモモフレンズを見つめている。
「さあどうぞ!みなさん好きな子を、欲しい子を自由に選んで良いんですよ!」
「なるほど、となると......!むむ.......!」 「えっと、私は謹んで遠慮しますね......?」 「わ、私も......」
「ど、どうしよう......私は、私は......!ダメだ、この中から選ぶなんてそんな、難しいこと......!」
「あの黒くて角が生えたのも良いし、メガネのカバも......!」
「か、カバではなく、ペロロ様は鳥なのですが...」 - 184初代スレ18724/04/25(木) 23:47:15
「どうすれば......このどちらかを選ぶなんて、私には......!私には、無理だ......!」
「頼むヒフミ。ヒフミが私の代わりに選んで......」
「わ、私ですか?えっと、スカルマン様とペロロ博士ですよね。強いて選ぶとすると......」
「では、こちらの、インテリなペロロ博士でどうでしょうか!」
「......!よし、じゃあこの子だ!」
そうして皆の士気も高まっていく。ペロロ博士という努力の証を得たアズサは特に燃えていて、凄い勢いでノートが消費されていった。そうして、五日目の時間は四日目とは違い、すぐに過ぎ去っていくのだった。
――――――――――――――――――――――――――――
第二次特別学力試験前日 合宿六日目
「......お待ちしておりました。ご無沙汰しております、先生。」
目の前にいるのはナギサだ。本当に気に入らないな、この笑顔は。どこか焦っているのを笑顔で隠しているというか。
「あれからお変わりはありませんか?合宿の方はいかがでしょう。何か困ったことなどありませんでしたか?」
「"うん。お陰様でなんとか。今回はどんな用事?"」
「ふふっ、この合宿は言うなれば元々、「生徒たちをよく観察できるように」という配慮でした。」
「そういうことなのですが、いかがでしたでしょうか?何か判明したことなどありましたか?」
「もっと直接的に言いましょうか。「トリニティの裏切り者」はどなただと思いますか?」
「"......前と同じになるけど、私は私のやり方で対処するよ。"」
「そうでしたね。ただ、第二次特別学力試験を前にして、あらためてそこを確認しておきたかったのです。」
「そこで、本日もこうしてお越しいただいたわけでして。」
「......おそらく、ミカさんも接触してきましたよね?」
............
全部お見通し、というワケか...
「ミカさんと何をお話になったのか......」
「よろしければ、教えていただけません?」 - 185二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 04:02:59
さぁ、きな臭くなってまいりました
- 186二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 12:12:37
危ない橋だよなぁ
- 187二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 21:01:41
少し早めだが保守
- 188>>12024/04/27(土) 01:51:11
「白いキャップ帽と黒の布マスク付けてるタクミ」が渡タクミ(救護騎士団)(>>123)だと仮定すると、「1人だけナースキャップじゃなくてペンキか何かで救護騎士団のエンブレムを描き足した白いパトロールキャップを被ってたら異質さを演出できそうだな~」とか「黒い布マスクって戒野ミサキのに似てる物(プリーツマスク)かな? それとも全く違う物(立体マスク等)かな?」とか色々考えられる(せっかく>>170でナースキャップ姿で描いてもらったのに申し訳ないが)。
…ところで、初言及時からずっと気になっていたのですが、《怪物》の世話係をやっていた頃の渡タクミに支給されたガスマスクって結局どんなデザインなんでしょうか?
少なくとも小鶴リンネと共同生活している世界線(>>181?)では引き続き使ってるみたいだし…
- 189二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 03:25:32
アリウス汎用?
- 190二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 04:12:22
あくまでメタ的に判別させる為だからデザインなんてないようなもんだよ
- 191二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 05:54:27
- 192>>12024/04/27(土) 09:59:31
Σd(•̀ㅂ•́ ) グッ
- 193二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 20:42:11
赤いラインが禍々C
- 194二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 22:10:53
次スレが立ったら〜タクミ逃走のサオリ視点上げる〜
- 195初代スレ18724/04/27(土) 22:12:01
- 196二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 04:27:42
天井確定w
- 197二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 14:01:50
保守
- 198二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 20:45:54
ふと思ったがリンネとタクミは歳いくつなんだろね。リンネが18でタクミ17〜16とかだと面白そうではある
- 199二次元好きの匿名さん24/04/29(月) 05:38:44
18だとカヨコと一緒か?
- 200初代スレ18724/04/29(月) 17:28:06