- 1二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 23:19:12
新規入居者への警告
1.壁や天井、床などを壊すべからず。何が起こるか分からない。
2.居住区では夜に決して扉を開けてはならぬ。徘徊する闇は未だ撃退する術が無し。
3.無闇に他人を襲うこと無かれ。それが人とは限らない。
4.無闇に他人を信ずるべからず。それが人とは限らない。
5.人ならざるものをパートナーとして居住区へ連れ帰る事は自由である。ただし何かあった場合討伐されるのは覚悟すべし。
6.ペットとしてもまた同上。
7.収穫物を外の世界に持ち帰るのは自由である。ただし外の世界に出た途端ガラクタに変わることもよくある話。
8.エレベーターは素直だが時たま指定していないフロアに連れて行かれることがある。そういう場合は大抵とても危険なフロアである、初心者ならばもう一度他のフロアを指定すべし。
9.自身に疑問を持つこと無かれ、自己統一性の喪失を招く。スワンプマンは詭弁なり
10.上記は全て君の身を案じた物であり、反したとて罰はない。ただし相応の危険は覚悟すべし。警告の警告たる故を理解せよ。
11.退去する時は出来るだけ鍵を返してほしい。自然ポップを探すのは骨が折れるんだ。 - 2酉忘れてた◆1etE4I37IGul22/01/25(火) 23:20:17
一人目の入居者
性別と名前とキャラ背景を>>5
キャラ背景は以下から
①外の世界に飽きて(日常型)
②刺激的な日々を求めて(日常型)
③ダンジョンの調査(探索者型)
④一攫千金を求めて(探索者型)
⑤気づいたらダンジョンの中にいた(日常型)
⑥何の記憶も無く、気絶していたところを探索者に起こされる(探索型)
入居者(主人公)の性格を自由に指定してもいいです(⑥の場合は出会う探索者のキャラ設定も)。特に指定が無い場合はキャラ背景に沿ってこちらで設定します
- 3二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 23:22:35
1
- 4二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 23:22:43
安藤晴夫 男 4 お調子者
- 5二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 23:29:55
城戸 翔
男
6
合流主義者だが融通は利く
探索者
マリ
女
3
お調子者のムードメーカー - 6◆1etE4I37IGul22/01/25(火) 23:53:31
?「君、きーみっ」
誰かに揺り起こされる。とても恐ろしい夢を見ていた気がする。…し、気のせいだったような気も…する。
それでも確かなのは目の前に誰かがいて心配そうな顔をしているということ。
自分「ん、んー…」
?「大丈夫?意識しっかりしてる?自分の名前言える?」
自分を起こしてくれた人物は自分より少し低いぐらいの背丈の女性だった。
スカートではなくズボンを履き、腰には縄やら銃のようなものやら様々なものを括り付け、大きなリュックを背負っており、髪は二つに結んでいた。
自分「…分から、ない」
何も覚えていない。自分の名前すらも
それを聞くと女性は少し怪訝そうに顔をしかめ、「ちょっとごめんよ」と言うと
自分「痛っつぁ!!」 - 7◆1etE4I37IGul22/01/25(火) 23:54:16
棒状の道具で手の甲を思いっきりブスリ、と突かれた。いや、先は尖ってないから血とかは出ないけど!痛い!
女性「うん、反応は人間だね。一応は」
自分「な、何するんだよ!」
女性「ごめんごめん、一応警戒は怠れないからさ。ごめんね?」
「ごめん」を三つも重ね、可愛げに首を傾げながら謝る女性を今度はこっちから怪訝そうにみてやる。何なんだ一体
女性「あ、そうだ。それ、君の持ち物じゃない?もしかしたら名前ぐらいは分かるものあるんじゃないかな?」
女性に言われて気づいた。確かに自分の近くにリュックが置いてあった
①名前以外ほとんど何も書いてない手帳
②探索日誌代わりに使っていたであろう手帳
③謎の手紙
④名刺?
- 8二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 23:54:55
4
- 9◆1etE4I37IGul22/01/26(水) 00:35:20
異次元■■■■■社死亞#株$
城戸 翔 3655334年45日30月
ギイ
ク ィイ
゙ ウ
ウァァァアア
糸冬
と書いてある名刺のような何かが出てきた
自分「…何だこれ」
女性「あー、バグってる。でもまあ一応はその名前が君の名前ってことでいいんじゃない?城戸・翔くん?」
翔「まあ、いい?のか?」
色々疑問は尽きないが名前ぐらいは決めないと不便か
女性「私はマリ、マリお姉さんでもマリお姉ちゃんでも好きに呼んでにゃん♪」
①翔「…じゃあマリにゃん」(冗談で)
②翔「よろしく、マリさん」
③翔「自由安価」
今日はここまで
- 10二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 00:38:14
2
- 11二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 00:39:59
1
- 12二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 11:32:48
保守
- 13二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 21:37:00
保守
- 14二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 08:39:03
保守
- 15二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 17:27:06
保守
- 16◆1etE4I37IGul22/01/27(木) 21:01:28
翔「…じゃあマリにゃん」
マリ「う、うむ。いい響きだ」
あ、少し動揺した
翔「マリにゃん」
マリ「な、何だ?」
翔「マリにゃん!マリにゃん♪」
マリ「い、いや、そんなに連呼されてもだな…」
翔「マリにゃん!可愛いよマリにゃん!」
マリ「分かった、私が悪かった、流石にこの歳になってにゃん呼びはキツかった!もう勘弁してくれぇ!///」
頬を少し紅潮させてストップをかけられたのでやめよう。うん、満足 - 17◆1etE4I37IGul22/01/27(木) 21:02:19
〜閑話休題〜
マリ「こほん。さて、君はここの事は何も覚えてないという事でいいんだね?」
翔「ここの事は、というか何もかももなんだけど…まあ、ここの事も含めて」
改めて周りを見渡す。
今自分達がいるのは窓一つない部屋のように思える。いや、窓どころか電灯も火も、明かりに成り得そうなものが一切無い。
それでも暗いと思うこともなくしっかりと部屋の端から端までしっかりと見渡せる。今まで疑問に思わなかったのが不思議なくらいに…いや、自然すぎて疑問に思わないくらいに視界がはっきりとしているのだ。
天井も壁も床も、汚れも傷もついていない真っ白でツルツルとした素材で構成され、継ぎ目すら見当たらない。
ただし、天井にはダクトの様な極太のパイプがいくつもうねり、その内の一つが自分の真上でぱっくりと口を開けていた。真下を…自分を向いて。
翔「…これは…」
パイプの中は真っ暗で何も見えない。明かりが無いなら影が出来るはずもないのに。 - 18◆1etE4I37IGul22/01/27(木) 21:02:49
マリ「まあ簡単に言えばここはダンジョンだ。物理法則も何も無い常識知らずの異次元ダンジョンだね」
自分がパイプに意識を向けてるのを知ってか知らずかマリさんが話しだす。
①今はそっちを聞く
②翔「…俺は、これを通ってきたのか?」
③翔「自由安価」
保守してくれてる人ありがとう
- 19二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 21:25:23
1
- 20二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 21:25:56
1
- 21◆1etE4I37IGul22/01/27(木) 23:25:03
マリ「このダンジョンはすごいよ。重力も時間も、物理法則すら私たちの常識に当てはまらないフロアすらあるんだ!」
熱に浮かされたような調子で話すマリさん
マリ「フロア毎に区切られているんだけどそれぞれが異世界なんだ!巨大な食獣植物の森!機械が蠢く工場の世界!重力が天気のようにコロコロ変わるフロアや銀河が降り注ぐ夜の世界とか!」
マリ「財宝目当てで来る人も多いけどね、それ以上にここには見たことない景色があるんだ!」
そう語るマリさんはとても楽しそうで、少し…狂気すら感じる満面の笑顔だった。
マリ「でも不思議なことに居住区フロアっていう人間が普通に住める部屋があるフロアもあったり娯楽施設もあったり…至れり尽くせりなんだよね。まるで入った人をそのまま住み着かせるため、みたいなさ」
翔「まるでっていうか、そのままその通りでは?」
マリ「かもね。でも外の世界に退屈しきってる私たちにとっては何も不利益は無いのさ」
①翔「危険は無いのか?」
②翔「…俺も外の世界に退屈してたのかな」
③マリさんが満足するまで話し終わり、そろそろ出発する
④翔「自由安価」
- 22二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 23:26:21
3
- 23二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 23:27:39
1
- 24◆1etE4I37IGul22/01/27(木) 23:40:55
翔「危険は無いのか?」
マリ「あるよ、沢山ある。いっぱい見てきた、ここにいると命すらも軽く感じるんだよね」
そうあっけらかんと言ってのける。
マリ「さあ、そろそろ行こうか。…そう心配しなくても大丈夫、君はお姉さんが守るよ」
命すらも軽く感じる。そう言いながら俺のことは守るという。
どことなく矛盾しているような、いないような
①信用する
②少し警戒する
③翔「自由安価」
- 25二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 23:43:06
2
- 26二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 23:47:12
1
- 27◆1etE4I37IGul22/01/28(金) 00:09:55
いや、疑っても仕方ない。ここは信用しよう
マリさんの後ろを付いていく。そういえばこの天井を張り巡らされているパイプは結局何なのだろう、目で追ってみる。
よく見ると、自分が倒れていた場所の真上に口を開けているパイプの他にも天井から垂れているパイプはいくつかあった。
その真下には…真っ赤なナニカが山積みにされていた。
バタン
部屋を出て扉が閉まる。 - 28◆1etE4I37IGul22/01/28(金) 00:14:35
外、いや廊下だ。天井と壁、狭い通路が延々と続いている。
カキ、カキ、カキ
ゴゥン、ゴゥン、ガ、ガギギギ、ギィィィ
部屋の中では聞こえなかった機械が駆動する音が壁から天井から聞こえてくる。
マリ「ここは機械系のフロアのようだ。私も今回様々な機械を見たよ」
①マリ「せっかくだ、君が気にしているようだしこの上のパイプを辿ってみよう」
②マリ「せっかくだ、私が特に面白いと思ったものを君に見せよう」
③マリ「確か武器を製造する機械があったな。君も武器が必要だろうし」
④マリ「今日はそろそろ居住区に戻るとしよう」
今日はここまで
- 29二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 00:19:37
2
- 30二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 00:19:49
3
- 31二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 08:18:27
保守
- 32二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 18:27:58
保守
- 33二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 23:33:30
保守
- 34二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 06:38:54
保守
- 35二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 13:00:55
保守
- 36二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 21:09:15
保守
- 37二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 23:53:40
保守
- 38二次元好きの匿名さん22/01/30(日) 07:53:12
保守
- 39二次元好きの匿名さん22/01/30(日) 16:01:32
保守
- 40二次元好きの匿名さん22/01/30(日) 23:22:07
保守
- 41二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 08:38:54
保守
- 42二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 16:04:07
保守
- 43二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 22:14:03
保守
- 44◆1etE4I37IGul22/01/31(月) 23:21:01
マリ「確か武器を製造する機械があったな。君も武器が必要だろうし」
鋼鉄で構成された通路を歩く、カツン、カツンと二人分の足音が響く
ゴウン、ゴウンと唸る駆動音、どこかでプシューと蒸気を吐く音
翔「そんなのもあるんだ」
マリ「うむ、機械フロアだからか色々なものがあるようだ。全部が全部実用的、とは言えないが」
①すぐ目的の部屋に着く
②いくつかの部屋を経由して
保守感謝です
- 45二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 23:22:45
2
- 46二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 23:23:17
2
- 47二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 08:41:18
保守
- 48二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 12:42:02
保守
- 49二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 20:12:28
保守
- 50◆1etE4I37IGul22/02/01(火) 20:14:53
マリ「む?」
翔「どうした?」
マリ「いや、先程はここに扉など無かったのだが」
翔「道間違えたか?」
そこには確かに扉があった、物々しい重厚な扉が
マリ「いや、ダンジョンが姿を変えるのはよくある事だよ。問題は、この中に何が待っているか分からないということでね」
リュックの中から口径の大きな銃の用な物を取り出す。
マリ「開けるよ、警戒したまえ」 - 51◆1etE4I37IGul22/02/01(火) 20:15:06
ガチャ
ノブに手をかける。見た目通り重いようで力を込めてゆっくりと手前側に引く。
ガギン!ギリギリギリ、ガシュ、ガシュ、ゴン!プシュー
扉の奥で何かが作動する音
マリ「伏せろ!」
扉が跳ねるようにいきなり開け放たれる。マリさんはその鋼鉄の扉を盾にするように隠れる。
①地面に伏せる
②横に飛び退く
③咄嗟にガードする
④自由安価(翔の行動のみ)
保守感謝です
- 52二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 20:19:20
1
- 53◆1etE4I37IGul22/02/01(火) 21:39:59
咄嗟に地面に伏せる。
バビユン!と空気を割く音と共に頭上を何かが高速で通り過ぎ、ガシャァアン!と鉄と鉄がぶつかる大きな音が背後に響いた。
マリ「…上出来。一発だけのようだ、もういいよ」
翔「…そっか、そりゃ良かった」
冷や汗をかきながら後ろを向く。そこには今しがた飛んで来たであろう何かの機械の残骸が壁と床を凹ませて止まっていた。
翔「こわー…」
マリ「うむ。当たっていたら間違いなくすりつぶされていたね」
翔「嫌な事言うなよ…」
部屋の中はまるで工場だった。今までの鋼鉄の廊下からはさほどイメージはズレてはいないが、それでも少しは雰囲気が違う。
沢山のベルトコンベアを流れる何かのパーツ、唸り声を上げる巨大な機械、天井をうねる透明なパイプの中を何かが通り過ぎていく。
さっきの廊下でも聞こえていた機械の駆動音はこの部屋だったらしい。耳をつんざくような音を上げて全ての機械が稼働している。 - 54◆1etE4I37IGul22/02/01(火) 22:48:59
マリ「少年、少年、ちょっとこっちおいで」
翔「ん?」
マリさんに呼ばれて2、3歩近寄る。
バビュン!グァシャァァン!!
翔「」
再び風を切る音と共に何かが後ろを通りすぎ、轟音を立てて壁にぶつかった。
翔「どあぁっ!?」
ここめっちゃ危ねえ! - 55◆1etE4I37IGul22/02/01(火) 22:49:34
マリ「どうやらあれだね」
部屋中のパイプとベルトコンベアは部屋の奥の機械に繋がっていた。だがそれで何かが組み立てられているわけでも無く、そのまままとめて射出されてくる。
また一つ、風を切る音と轟音が響き、鉄塊が壁に叩きつけられる。
翔「え、何か作られているわけじゃないの?」
マリ「よくあることだ。ここの物に意味を見出そうとしても無意味だよ」
①危ないから壊していこう
②何も手を出さず先に進む
③翔「自由安価」
- 56二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 22:51:39
2
- 57二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 22:53:37
3
俺の武器はいつになったら手に入るんですか? - 58◆1etE4I37IGul22/02/01(火) 23:29:35
翔「俺の武器はいつになったら手に入るんですか?」
マリ「ふふ、すまないすまない。流石に命の危機でも感じたかな?」
翔「そりゃ感じますよ。あんなの見たら」
また轟音が響く。
マリ「それもそうか。でも言っただろ?君はお姉さんが守るって」
①翔「守られてばっかもあれなので」
②翔「むしろ俺が守れるようになって見せますよ」
③翔「それもそれで少々不安なので」
④翔「自由安価」
- 59二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 23:48:16
2
- 60二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 23:49:02
1
- 61◆1etE4I37IGul22/02/02(水) 01:03:32
翔「守られてばっかもあれなので」
マリ「そうかそうか、頼もしいねー」
ニヤニヤとしながら先を歩くマリさん
―――――
―――
―
マリ「ここだ、ここだ」
また物々しい扉を引き、部屋の中に入る。
その部屋は天井にも壁にも所狭しと機械が配置され、中央の小型の機械に接続されていた。
中央の機械にはパネルが付いており、淡い光を放っていた。
マリ「そのパネルに手の平を当てて」
翔「触っていいんですか?」
マリ「うむ、大丈夫だ」
翔「じゃあ」
武器のイメージ(「剣」や「銃」などザックリとした「種類」限定で。細かい性能はコンマ次第、大きければ大きいほど強い)
今日はここまで。明日は書けないか書けても1レスだけかも
- 62二次元好きの匿名さん22/02/02(水) 09:20:02
剣
- 63二次元好きの匿名さん22/02/02(水) 09:22:12
ナイフ
- 64二次元好きの匿名さん22/02/02(水) 15:33:29
保守
- 65二次元好きの匿名さん22/02/02(水) 21:22:02
保守
- 66二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 06:22:10
保守
- 67二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 17:26:25
保守
- 68二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:22:49
保守
- 69二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 06:29:01
保守
- 70二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 17:15:58
保守
- 71二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 23:04:47
保守
- 72二次元好きの匿名さん22/02/05(土) 07:33:52
保守
- 73二次元好きの匿名さん22/02/05(土) 12:39:22
保守
- 74二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 00:00:04
保守
- 75二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 10:45:31
保守
- 76二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 21:20:42
保守
- 77◆.Kt/h/c2WFg822/02/06(日) 22:27:43
恐る恐るパネルに手を置く。パネルの光が強くなり、機械が震えだす。
ウィ、ウィィイン…カリカリカリ…ガ、ガガガガガ
中心の機械から繋がっている部屋中の機械が全て稼働し、熱を発し始める。
『ザ…居住、者の生体ザザ…反応を確認。ツツツールのさく、製を開始すすうる』
古いテープのようにノイズの混じる低い機械音声が告げる。
やがて丁度真上の巨大な機械からポト、と小さなナイフが落ちてくる。
翔「…何だこれ」
マリ「ナイフだね」
翔「いや、それは知ってますよ。え?これだけ?」
マリ「ふむ。振ってみたまえ」
虚空に向かって振るう
翔「…何も起こりませんが」 - 78◆.Kt/h/c2WFg822/02/06(日) 22:53:54
マリ「…く、くくく…どうやら失敗のようだね」
翔「はぁ!?これだけ!?ただのナイフ!?ってか失敗とかあるんか!」
マリ「ま、残念だけど普通のナイフとしては使えるしいいじゃないか。くっくっく…」
くっそー、笑いやがって
翔「くそっ、もう一回!もう一回だって!」
何かいパネルに手を置いても何も起こらない。
マリ「くっくっ、残念だが今回は諦めたまえ。武器ドロップ部屋は他のフロアにもある」
①諦める
②もう一回!(コンマ30以下でバグる)
保守感謝です
- 79二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 23:08:52
2
- 80二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 23:15:27
2
- 81◆.Kt/h/c2WFg822/02/06(日) 23:39:43
翔「もう一回!だせぇ!」
マリ「あまりやらない方がいいって。変な挙動したら―
「ビー!ビー!予期 セヌ 、ドドドうさうぉ検知」
翔「ぅぇっ!?」
マリ「ほら言った!逃げるよ!」
①逃げる
②翔「いや、待って」
- 82二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 23:46:48
2
- 83二次元好きの匿名さん22/02/07(月) 09:20:10
保守
- 84二次元好きの匿名さん22/02/07(月) 21:19:55
保守
- 85二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 08:23:14
保守
- 86二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 15:31:30
保守
- 87二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 18:58:03
保守
- 88二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 21:59:11
保守
- 89二次元好きの匿名さん22/02/09(水) 08:21:29
保守
- 90二次元好きの匿名さん22/02/09(水) 13:02:10
保守
- 91二次元好きの匿名さん22/02/09(水) 22:27:18
保守
- 92二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 08:49:57
保守
- 93二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 10:35:44
保守
- 94二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 21:17:30
保守
- 95二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 08:08:42
保守
- 96二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 12:35:28
保守
- 97二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 23:22:25
保守
- 98二次元好きの匿名さん22/02/12(土) 06:40:43
保守
- 99二次元好きの匿名さん22/02/12(土) 13:11:07
保守
- 100二次元好きの匿名さん22/02/12(土) 19:54:48
保守
- 101二次元好きの匿名さん22/02/12(土) 23:53:06
保守
- 102二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 10:08:04
保守
- 103二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 18:59:53
保守
- 104二次元好きの匿名さん22/02/14(月) 06:15:13
保守
- 105◆1etE4I37IGul22/02/14(月) 08:07:58
生存報告
火曜には必ず - 106二次元好きの匿名さん22/02/14(月) 19:16:00
保守
- 107二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 02:13:04
保守
- 108二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 11:51:19
保守
- 109保守感謝◆1etE4I37IGul22/02/15(火) 20:41:41
翔「いや、待って。何かあるでしょこれは」
マリ「はぁ?まったく、しょうがないなぁ。死なないでよ?」
翔「大丈夫だいじょうぶ」
ウィィイイ、ガヂョン、ガシャァッ!
翔「はぁっ!?」
四方八方の機械からロボットアームが伸びてくる。そのどれもが機械の側面や天面をぶち破って現れていた。しかも事態を飲み込むより早く加速度的に増えてゆく。
機械から現れるだけじゃない。パイプからケーブルから床から壁から、無限に生えてくる。
マリ「っ、これはマズイ」カチャ
マリさんが銃を扉の方向へ向ける。空気を震わせる轟音が響き、無数の機械腕が空間ごと薙ぎ払らわれる。
一時的ではあるが扉への退路は開かれたのだ。
マリ「少年!逃げるよ!」
①逃げる(コンマ50以下)
②むしろ部屋の中心へ。武器を作り出した機械にナイフを突き立てる(コンマ30以下)
- 110二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 20:43:05
1
- 111二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 20:44:13
- 112◆1etE4I37IGul22/02/15(火) 21:27:03
確かにこれはマズイ。一旦退却だ!
とマリさんが開けてくれた退路を逃げる。"手数"はさらに増え続け、視界一杯が埋まるまでになっている。
マリ「少年!」
マリさんが伸ばした手を間一髪握り、部屋の外に引っ張り出される。ギリギリ閉じられた扉の向こうにはぎゅうぎゅう詰めに詰められて団子状に絡まるロボットアームが一瞬垣間見えた。
翔「はぁ…はぁ…危なかった…」
マリ「こっちのセリフだよまったく。ヒヤヒヤさせる…もう充分だろう?」
①翔「はい、流石に諦めます…」
②翔「…それでも武器は欲しいんですけどね」
③翔「自由安価」
- 113二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 21:30:28
1
- 114二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 21:31:04
- 115◆1etE4I37IGul22/02/15(火) 23:25:51
翔「はい、流石に諦めます…」
マリ「よろしい。じゃあ今日はもう帰ろうか」
翔「帰るって、このダンジョンから出るんですか?」
マリ「いいや?さっき言った居住区に戻るんだよ。ほとんどの探索者はそこを拠点にしてる、もちろん私も」
マリさんに連れられ、また工場を思わせる通路を歩く。
やがて小さな扉に辿り着く。
翔「また部屋?」
マリ「いや、エレベーターだ」
ボタンを押して一拍、チンという軽い音の後扉が開く。
数人が入るのがやっとといった狭い個室。シミとカビだらけの古臭い壁に所狭しと古いチラシのような張り紙が貼られている。しかしそのチラシはどれも意味を持たない文字の羅列と関連性の無い絵の切り貼りで構成されていた。
奥の壁は鏡張りになっており、歪んだ鏡像が映し出されている。
なるほど、古いビルのエレベーターといった感じだ。ただ、開閉の他にボタンは無く、数字を入力するパネルが設置されている。
マリさんがその入力パネルに774782と入力する。
ガクン、とエレベーターが振動する。 - 116◆1etE4I37IGul22/02/16(水) 00:54:06
ふわりとした浮遊感、上下だけではなく左右に前後にと個室ごと引っ張られている感覚。
やがて再びチン、という軽い音と共に扉が開く。
目に入ってきたのは夕焼けの灯り、茜色の夕焼けが差すマンションの渡り廊下だった。
地平線の果てまで続くような渡り廊下。片側には一定間隔に扉が配置され、もう片側には腰ほどの高さの手摺り。その手摺りの向こうには茜色の夕焼け空と底の見えない空っぽの空間
マリ「落ちないようにね。落ちたら餓死するまで永遠に落ち続けるよ」
翔「何なんですかこのダンジョン…」
マリ「さあ?結局誰一人としてまだ何も解き明かせてないからね。お姉さんもそれを調査するために来たんだが、いやはやすっかり住み着いてしまった」
マリ「さあ、入りなよ。少々散らかっているけどね」
カチャリ、と小さな音を立てて鍵を開け、一室へと入る。
中は普通のマンションの一室だった。玄関から続く短い廊下の脇に浴室、奥に居間と寝室に別れる引き戸が二つ
居間にはソファー、テーブル、テレビ、タンスと生活感のある家具が揃っていた。 - 117◆1etE4I37IGul22/02/16(水) 01:02:19
翔「テレビもあるんですね。」
マリ「ロクなものは映らないよ。暇つぶしにはなるけどね」
そう言いながら荷物を無造作に置き、上着を脱いでその辺に掛けるマリさん
翔「…今更ですが俺はどうすれば」
マリ「無論君も一緒にここに住んでもらうつもりだが?何か異論でも?」ニヤニヤ
①翔「いいえ、何でも」
②翔「…むしろマリさんが俺を狙っているのでは?」
③翔「…いやぁ、流石に一緒に住むのは…」
④翔「自由安価」
今日はここまで
- 118二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 08:27:50
2
- 119二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 09:32:37
- 120二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 20:07:40
保守
- 121二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 06:07:52
保守
- 122二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 16:56:11
保守
- 123二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 17:02:11
保守
- 124二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 23:12:25
保守
- 125◆1etE4I37IGul22/02/17(木) 23:22:49
翔「…むしろマリさんが俺を狙っているのでは?」
マリ「っ…な、何を馬鹿なことを言ってるんだ。私がそんな痴女にでも見えるのかっ君にはっ」
翔「じゃあ今の間は何でしょうかねえ?そもそも初対面の俺にこんな良くしてくれて一緒に住もうだなんて下心としか思えないんですが?」
マリ「むぅ…本当に君に思いを寄せる人だとしたらかなり心にクる発言だぞ?言葉の刃には気を付けたまえ…」
あ、ちょっとしょんぼりしてる
①翔「冗談、冗談ですよ」
②翔「まあそこまで想われちゃ悪い気はしないですけど」
③翔「まあそこまで一緒に住みたいってんなら住んであげてもいいですけど」
④翔「自由安価」
- 126二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 23:23:44
- 127◆1etE4I37IGul22/02/17(木) 23:37:28
翔「まあそこまで一緒に住みたいってんなら住んであげてもいいですけど」
マリ「…本当に?」
翔「はい」
マリ「…ふ、ふふふふ」
え、何そのヤンデレっぽい笑い方
マリ「言質ゲット」ニタァ
翔「なっ!?」
その手には音楽プレイヤーの様な何かが
マリ「ふっ、この私をからかうとこうなるのだよ。少年」ニマニマ
翔「し、してやられた…」
いやまあ別に他に行く宛ても無いし別にいいんだけどさ…いいんだけど、何か悔しい
マリ「ふふ、じゃあこれからよろしくね。少年」 - 128◆1etE4I37IGul22/02/17(木) 23:52:27
〜〜とある装置の音声ログにて
ザ――ザザ―ー
「あった……死…ザザ…成装置……これで……」
ドサ、ゴ、ゴゴ、ヴィィィン……
「お願い……これで……ザザ―だめ、だから……」
「私を置いて死ぬなんて許さない」
ドサ
「あぁ……ザザ……くん…よかっ……」
「ガァァアァ!!!」
「ぅゎっ!やめっ、こらっ、くっ…この、おっ!」
ガン!ガン!ゴスッ!ゴトッ……
「はぁ…はぁ…バグ…?……精神が……メ、だった…」
「でも、もう一度……もう一度…」
ザザ…―ザァ―ザザ…… - 129◆1etE4I37IGul22/02/17(木) 23:59:07
……
「ぁリさ…ん…」
ガンッ!ゴスっ!ゴスッ!
「コレもダメ、人の形をしていない」
「大丈夫、大丈夫。何度だって、ナンドダッテ……」
「君を、作り直すよ」
~~音声ログ、終了 - 130◆1etE4I37IGul22/02/18(金) 01:01:20
今日はここまで
- 131二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 12:03:15
保守
- 132二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 22:35:46
と
- 133二次元好きの匿名さん22/02/19(土) 06:18:55
保守
- 134二次元好きの匿名さん22/02/19(土) 17:00:20
保守
- 135◆.Kt/h/c2WFg822/02/19(土) 23:50:12
- 136二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 04:17:53
2
- 137二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 04:19:00
- 138二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 11:47:18
保守
- 139二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 22:31:12
保守
- 140二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 05:31:51
保守
- 141二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 12:58:22
保守
- 142二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 22:59:51
保守
- 143二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 06:15:12
保守
- 144二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 13:17:19
保守
- 145二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 01:09:05
保守