い…息が荒いよキタさん…？

1二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 21:04:28

僕が煽った…？
意味が分からなっ…！ちょっと…！！？
無意識にスカートひらひらさせてって…そもそも僕はスパッツ履いてるんだから中見えても何にもそういうのは見えないだろ…！！
いい加減に、嘘っ、押し切られ…！！

あっ

>>16 >>23

2二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 21:05:15

これはまぁシュヴァちが悪い

3二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 21:05:34

キタちゃんはそんな無理やり迫るような悪い子ではありません

4二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 21:05:36

牡馬が牡馬に発情する時代になったんだな

やっぱ多様性の時代だなぁ

>>21

5二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 21:08:22

シュヴァル、その中にはそっちの方が「イケる」人種もいるということを知った方が良い…

6二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 21:31:05

「っ……」

「好きに、しなよ…」

>>7

7二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 22:33:25

>>6　すみません、ここに来れば

観念したようにそう言ったつもりだったのに、目の前のキタさんが嬉しそうに微笑んだ瞬間、僕は、僕の胸が加速するのを感じた。

こんなに強引に迫られているハズなのに、力任せに握られていた両手と同時に解けていくその表情を前にして、僕は思わず息を呑んだ。

「キタさ────」

名前を呼ぼうとしたけど、声が出なかった。優しく重ねられた唇から、キタさんの温度が伝わってくる。声を出そうと少しだけ開いた唇を割って、キタさんが僕を優しく溶かしていく。甘く痺れるような感覚で僕の脚が今にも崩れ落ちそうなのを察したのか、キタさんは両の手を解いて僕の身体を抱き寄せる。服で隔てられているハズの身体から、こんなにも鼓動と身体の温度を感じた事は無かった。

右の腕は背中へ、左の腕は腰周りに、そっと。ダメだよ、キタさん。そんな風に尻尾の付け根を撫でちゃ。

ああ、どうしよう。さっきまであんなに抵抗してたハズなのに、こんなに夢中になっちゃうなんて。僕、今どんな顔をしてるんだろう。多分、きっと、今キタさんに初めて見せる顔をしてるに違いない。

そうでなければ、こんなにも嬉しそうな顔で目の前の人に唇を寄せるだろうか。

「シュヴァルちゃん」

不意に唇を離して、キタさんが僕を見つめる。煌めく瞳の中で、僕への色んな想いがキラキラと輝いているのが分かった。

「キタ、さ……」

僕が応えようとすると、キタさんは僕をもう一度そっと抱き寄せると、今度は耳元に唇を寄せてきた。口付けを終えたばかりの甘い吐息がかかって、僕の身体が跳ねかける。

待って、今そんな事をされたら────。

「好きだよ。大好き」

囁くような愛の言葉が全身を駆け抜ける。

ああ、ほら。また、君を好きになってしまった。

嬉しそうに僕を見つめてくるキタさんに、言葉が定まらない僕はゆっくりと頷いて応える。