- 1◆iGjCJthFblL724/04/10(水) 18:12:11
前回までのあらすじ
トレーナーが全力で応援してる所見て胸きゅんして、脚捨てる覚悟で走ったウマ娘ユアホープ
自分の勝てと言うエゴで脚を壊させてしまったと病んで闇トレになってしまったトレーナー。
理事長の計らいにより3ヶ月休暇の後、トレーナー業を一旦止め教官として仕事をしていた。
そんなある時、ユアホープの妹ユアメモリーに逆スカウトされる。
翌日、ユアホープのライバルであるオーガナイトの妹、オニノヨイヅキにも逆スカウトされる。
なんやかんやあって、友人でありライバルであるオーガナイトの担当トレーナー宵月剣人と共にチームを立ち上げる事にした。
これから選抜レースにて敵情視察&スカウト
前スレ
【オリウマ・オリトレ】へっへっへっ…俺は闇のトレーナー|あにまん掲示板今日も俺の教育によって人生を狂わされた元担当の夢を見るぜwwww『トレーナーさん、私後悔してません』嘘だ『私にとって、トレーナーさんと駆け抜けたあの1年間は宝物です』だまれ……『才能の無い私がG1を取…bbs.animanch.com - 2◆iGjCJthFblL724/04/10(水) 18:13:52
キャラ紹介
ユアホープ
主な勝ち鞍:ホープフルステークス
闇トレの初担当、闇トレの闇たる理由の全て、全ての始まり、大体こいつのせい、全方位ウルトラ放火魔、本人は湿地帯
スピードの上限が果てしない、だが体質により一気にスピードを上げることが出来ずロングスパートによって速度をあげる戦法を用いる。ホープフルステークスではほぼ最高効率のスピードを出していたが、足りなかったので脚を捨てた。
闇トレ:佐竹優斗
ユアホープ被害者1人目、というか筆頭
ユアホープを「自分の勝てという思いのせいで取り返しのつかない事をしてしまった」という業を○ぬまで抱える羽目になった可哀想な男。大体ホープに惚れられてなかったら今頃良くて有望株の新人トレーナー程度で収まってた。
つい最近まで味覚障害だった - 3◆iGjCJthFblL724/04/10(水) 18:14:14
オーガナイト
ユアホープ被害者2人目、クラシック級ウマ娘
クラシック2冠を果たし、現在は最後の冠たる菊花賞に向けて頑張っている。
公式・非公式合わせて生涯レース戦績に黒星は1つしかないが、その1つのせいで人生が狂う程までに脳を焼かれている
その黒星が無ければレースに対して『勝負が出来るかもしれない、という希望』を見なくて済んだ
今ある苦しみも喜びも大体ホープのせい
黒星:ホープフルステークスハナ差2着
宵月剣人
オーガナイトの担当
ホープ被害者の会・会員ではないが、オーガナイトと同じくらい負けず嫌いのライバル好き故に脳は焼かれてる。レアとミディアムレアの中間くらいだ
オーガナイトが初担当ではあるが、持ち前の快活さを出して重圧に真っ向から立ち向かって普通に勝ってる
優斗とは同期であり、トレセン就業からの友人で、同年代でもあったりする
ちなみにだが、スレ主はこいつの事を『剣人』と読んでいた為、後述するオニノヨイヅキの名前を考える時剣人の苗字が『宵月』であることを忘れていた
関係性は今の所未定だ - 4◆iGjCJthFblL724/04/10(水) 18:14:40
ユアメモリー
ユアホープの妹、姉が苦しむ様を家で、佐竹が苦しんでるのを学園で見ていたかなり可哀想な立ち位置の奴だ
そんな彼らを見てられず、発破を掛け晴れて担当を勝ち取った
『それはそれとしてチャンスは掴む』事が出来る胆力の持ち主
今でも姉が脚を捨てた事は納得してない、してないけどそれは姉の選択であるのと、この数ヶ月で勝ちを強要する様な人物では無いと理解した為トレーナーである佐竹の事は恨んでない
オニノヨイヅキ
オーガナイトの妹、ホープ被害者3人目
それ迄は小さい頃から勝ってる所しか見てなかった姉であるオーガナイトを憧れや誇りとし生きてきた
そんな最中見たホープフルステークスによって頭の中をぐちゃぐちゃにされた、最強であるはずの姉を負かした相手がとっても恨ましく思うのに、思っているのに、姉を負かしたその姿を『カッコイイ』と思ってしまった
能焼き具合が割とマジ目に可哀想 - 5◆iGjCJthFblL724/04/10(水) 18:15:09
キクノツルギ
ユアメモリーが本来走る予定だったが、担当持ちとなり枠が空いた為そこに入る
佐竹トレーナー曰く、オニノヨイヅキよりも強い末脚を持つらしい。
佐竹トレーナーには『強い所』も『弱い所』も見てもらったと言っているが何なのかは今のところ不明 - 6◆iGjCJthFblL724/04/10(水) 18:15:31
理事長
理事長、神上司、脳内設定だとアプリ理事長よりは成長してる想定
ただ見た目が幼いままでもある、大体中3~高2位想定
理事長が優斗の退職届を受けていた場合、高確率で優斗が廃人になっていたのでファインプレー、MVP
たづなさん
アプリと大体同じ、ただ今年はクラシック3冠の期待が高まって来ているせいか関係各所が慌ただしく、連携の為に理事長や理事長代理共々多忙を極めている
最近は多忙だが、このままではいけないと思い後輩育成にも力を入れており、『未来への投資、未来への投資なんだ……』とたまに魂を抜かす
後輩はしっかり育っており、たづなさんの事を慕っている為飲みに積極的に誘い誘われの良い感じの関係を維持している
ユアホープのお父さん
ある意味では最大の被害者、信じて送り出した最愛の娘が脚に傷を負い後遺症☆信頼していた男はドミノ倒しのように闇堕ちというか病み堕ちしてる★病み堕ちしてる癖に娘の為にその身を捧げようとしている、見てて本当に辛い、実の息子のように辛い、運命許さねぇからなマジで の人
佐竹トレーナーに向けて怒りも呪いもあった、けれどそんな物よりも『娘の為に命を削り売りしてるような若人』を見て、そんな若人を守りたいと考え気持ちを飲み込む強さを持った大人。
奥さんは存命で、ホープフル以前は普通にイチャイチャしてた、以後はイチャイチャというような軽い物ではなく、傷ついた心を癒し合う逢瀬をして娘達の未来を今まで以上に案じている - 7二次元好きの匿名さん24/04/10(水) 18:36:29
立て乙
ここだけトレセン学園が湿地帯なんだよなあ - 8二次元好きの匿名さん24/04/10(水) 18:51:47
新スレ乙
このスレの強さの目安がのっけからイカれてるのでその上で強いと言われるキクノツルギの末脚がどんだけ狂ってるか今から楽しみ
あとそれ以上に弱い所も - 9二次元好きの匿名さん24/04/10(水) 18:52:13
一応10まで埋めます
- 10二次元好きの匿名さん24/04/10(水) 18:53:29
とりあえずここまで
何気にオニちゃんと剣人トレーナーに共通するヨイヅキもどうなるか気になる
直接の家族とかではないみたいだけどいとことかメジロ・シンボリ・サトノみたいなもんなのだろうか - 11二次元好きの匿名さん24/04/10(水) 18:54:39
この沼、深いっ!!
- 12◆iGjCJthFblL724/04/10(水) 19:28:08
- 13◆iGjCJthFblL724/04/10(水) 19:32:39
- 14◆iGjCJthFblL724/04/11(木) 02:39:39
キクノツルギの『弱い所』、想定してた奴だけだとインパクト足りないかなって思ってたけどそれを補完しつつ重要性足せる設定思いついたから頑張ろう
- 15◆iGjCJthFblL724/04/11(木) 03:00:44
来たる決戦の日、選抜レース。
周りはオレと同じく担当を持てず、不安と焦り、勝利への憧れを持ち荒ぶるウマ娘が沢山いる。
オレが走るレースは最後なので、とりあえず着替えてから観客席に座っている。
「サタケン……見に来てくれてたら嬉しいんだけどな」
「俺が見に来てたらなんで嬉しいんだ?」
「うひゃあ!サタケン!?どうしてここに!?」
俺が独り言を零すと、後ろから思っていた相手本人の声が聞こえて来た。 - 16◆iGjCJthFblL724/04/11(木) 03:07:37
「なんでって、そりゃ俺はトレーナーだぞ?選抜レースくらい見に来るさ」
「で、でも担当が2人も居るんだからスカウトしないんじゃなかったのか?」
「いや、まぁその事なんだけど…チーフトレーナーと話し合った結果もう1人スカウトしようってなったんだ」
「え!?」
きた!きた!!きた!!!オレの春が来た!!!この選抜レースでサタケンに良い所見せりゃサタケンの担当に──
「最終的の決断は全部のレース見てからにするつもりだが、キクノツルギ……俺はお前をスカウトしたいと思ってる」
ッたっはー!見えちゃいました、春超えて夏のバカンス楽しんでる俺とサタケンが……
「ほんとうか!」
「あぁ、お前の強さを知れば誰だってお前をスカウトしたいと思うさ」
「そ、それはちょっと褒めすぎだってよサタケン」
「はははそう照れるなって本心だよだからそう思いっきりバシバシしないでって痛い!痛いよキクノツルギ!?キクノツルギさん!?あれ、聞いてる!?」
ったく、ここまでお膳立てされちゃしょうがねぇな
「見てろよサタケン、オレがこの選抜レースで1着取るところをよ!」
「あぁ!見させて貰うよ」
取りに行くか、サタケンの1着 - 17◆iGjCJthFblL724/04/11(木) 03:08:10
あれ?メインヒロイン変わったか?キクノツルギ?あれ?………アレ?????どうしてこうなった?
- 18◆iGjCJthFblL724/04/11(木) 03:19:57
お、おかしい…キクノツルギは少しヤンキー口調だけど武闘家っぽい真面目さを持ってるウマ娘にしようとしてたはず……
何だこの浮かれぽんち怪獣は!?サタケンがユアホープとの関係性隠し通してるのが良くない方向で作用しちゃってるけど俺はコレを御しきれるのか!? - 19◆iGjCJthFblL724/04/11(木) 03:24:26
予定外パート1
ユアメモリー・オーガナイト・宵月剣人
予定外パート2
お父さん
予定外パート3
オニノヨイヅキ
予定外パート4
キクノツルギ浮かれぽんち化←New✨ - 20◆iGjCJthFblL724/04/11(木) 06:58:58
保守
- 21◆iGjCJthFblL724/04/11(木) 08:02:51
マジでキクノツルギに対して
『サタケンに対するちょっとした想いとかあったら可愛いよなぁ』
って思ってからの出力のされ方が笑っちまうww - 22二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 09:26:07
お、想いが強すぎて夏まで相対性理論してる……
そりゃあ末脚バケモンだわ(白目) - 23◆iGjCJthFblL724/04/11(木) 10:02:48
- 24二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 10:11:29
- 25◆iGjCJthFblL724/04/11(木) 15:09:42
実は走り方で1番設定がふにゃんふにゃんで設定固めきって無いのメモリーだったりすんだよな……
- 26二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 16:30:06
名前からすると戦ったり観るほどラーニングして強くなる学習と進化の走りって印象はある
仮にこの印象通りだとふにゃんふにゃんで固まってないことこそ特徴ということになるが……
さてどうなるか - 27二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 00:45:18
保守
ふとスレタイのへっへっへが暑がる犬のあれな気がしてきた - 28二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 05:43:40
アニマルセラピー受けてる闇トレオモロすぎんよww
- 29◆iGjCJthFblL724/04/12(金) 08:42:44
いつかウマ耳の上から被れる猫耳付けたホープと優斗のイチャイチャアニマルセラピー書いてみたいな(いつ頃出来るか?……最悪ss別で書いてpixivに乗せるさ)
- 30二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 19:38:32
犬の話してたら猫の話になり猫耳だけになったのは草
- 31◆iGjCJthFblL724/04/12(金) 20:08:43
本当に本編とは関係ない話し出すけど
佐竹トレーナーはホープが在学中は手出さないけど、卒業したら毎日壊れた脚にキスする倒錯的な愛し方しそうだよなって思ってる
担当の愛バが壊してレースウマ娘とは使え物になんなくなった脚を、それでも愛するのだからこれは純愛やな - 32◆iGjCJthFblL724/04/13(土) 03:56:28
「キクノツルギは何時出走?」
「最終レースだから出番はまだだよ」
「それならゆっくり話せそうだね……最近調子はどう?〝ちゃんと食べてる?〟〝爪のケアはやれてる?〟」
「うん……サタケンのおかげでさ、悩んでた事が少しずつだけど上手くいってるよ」
「そっか、なら良かった……」
キクノツルギの事は教官を始めて直ぐに気にかけていた。
『キミ、隠してるようだけど足をかばってるな?少し見せてみなさい』
『え?だ、大丈夫だよオレは!』
『大丈夫な訳ないだろ、さっきの模擬レース…最後のスパート、初速は良かったのに唐突に減速した。痛みに耐えられなかったんだろ』
『それ、は……』
『男の俺に肌を見せたくないというのなら他の教官なり、保健室の救護員を呼ぶ。とにかく、知識を持った人に適切な処置をされるべき状況だ』
『いや!男に見せられないという訳じゃない!だから、その…わかりました、診てもらっても良いですか?』 - 33◆iGjCJthFblL724/04/13(土) 12:05:47
保守
- 34二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 12:11:05
ホープを見たからわかるやつだなこれ
デビューもしてないから常識外の加速力に合った身体が作れてないし走法もなってないのだろうな
ホープも独断で脚捨てて無限加速したけどまだジュニアなの考えたら心技体の後ろ二つ(特に元が弱い体)が全然できてないのもあったろうし
ただこの辺考えると最後はナイトの強度は最強生物だなという結論になるの笑う - 35二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 22:13:25
改めて読み返すと栄養管理Lv2になったりジョーダンやおデジみたいなカラフルな爪になったりしてそうなアドバイスしてるな……
前者は確かスピードアップの作用があったような - 36◆iGjCJthFblL724/04/13(土) 23:47:27
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙書き留めてたやつがサーバーダウンで消えた!?!?やっぱメモ帳アプリしか勝たん!!!!!😭
- 37◆iGjCJthFblL724/04/13(土) 23:47:56
- 38◆iGjCJthFblL724/04/13(土) 23:59:11
『いや、これはそのえっと』
『亀裂がギリギリ中心に行ってない位か、ひどいな……こんな状態じゃ末脚なんて発揮できない、寧ろ最初だけとはいえ溜めていた脚を解放できたもんだ』
『その、ご──』
『すまなかった、すぐに気づいてやれなくて』
『え、え?』
『こういう所にすぐ気づいてやるのも俺達の役目なのに、ここまで放置してしまった』
『いえ、それはオレが相談しなかったからで』
『それでもだよ…とりあえず応急処置はするから、後で保健室に一緒に行くよ』
『はい…すんません』
コレが俺とキクノツルギの初会合だった - 39◆iGjCJthFblL724/04/14(日) 00:53:49
- 40二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 00:56:19
- 41二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:01:14
と思ってたら更新きてた
ホープよかマシだけどこっちもこっちで現状の器をはるかに超えた異常性が示唆されててビビる
多分初速の足跡見たら漫画のオグリとかドンナのイベントみたいに異常なめり込み起きてるんだろうなこれ……
そしてゆあ姉妹の母が出来てきそうで楽しみ - 42◆iGjCJthFblL724/04/14(日) 01:12:43
- 43二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:38:11
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- 44二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:39:07
夢でも愛でもまして正義とかでもなく恋なのがなんか推定ホープ似の母っぽさすごい
- 45◆iGjCJthFblL724/04/14(日) 03:00:20
それからというもの、俺はキクノツルギに対して指導をおこなっていた
『食事の量を増やせないか?ですか』
『あぁ、君の才能に君の体が追いついてないんだ。だからこそ器を大きくする為に食事を増やすべきなんだ』
『でもオレ、結構今でもしんどくて……』
『なら、補食という形で1度にたくさんじゃなく、複数回に分けてみないか。最初は少ない量を補食で挟んで、少しずつ増やしていく感じで』
『……うん、やってみるよ!』
『こういうのは栄養科の鈴木先生が詳しかった筈だ、俺の方から話を通してみるから相談してみて』
『はい!何から何までありがとうございます!』
『いや、いいんだよ……怪我なんて、無い方がいいんだからさ』
『サタケン……』 - 46二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 12:08:33
考えてみたらサタケ違いなのに栄養管理レベル上がってるのちょっと面白いな
- 47二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 16:22:07
「そういやオレ爪の補強の為にネイル教えて貰ったけど、サタケンはなんでネイルに詳しかったの?」
「ん?あぁ俺の兄さんがトレーナーだった時の担当がキミみたいに爪が弱くてな、その補強の為に勉強した資料を引き継いだんだ」
「へぇー…ん?トレーナーだった?」
「今はそのウマ娘が開いたネイルショップの経理をしてんだよ」
「そうなんですか」 - 48二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 16:23:35
もしかしてお兄さんの担当って
- 49◆iGjCJthFblL724/04/14(日) 16:28:18
「てかそろそろ時間じゃないか?」
「え?あっ本当だ、そろそろ集合の時間だ。それじゃあサタケン、行ってくるわ!ちゃんとオレの事、見ててくれよな!」
「おう、任せろ」
そうして俺はキクノツルギを見送った
「お前の兄貴って、あの有名なバカコンビだったよな。そういや」
「あれ?剣人いつの間に来たんだ?」
「ちょっと軽食買いに言ってたらお目当てのウマ娘と話してたからな、お邪魔かなって……ほれ、ホットドッグとコーラ」
「チョイスが昼下がりの観戦してるおっさんだぞ……美味いからいいけどさ、幾らだ」
「コーラセット500円」
「ほい」
「よしきた」 - 50◆iGjCJthFblL724/04/14(日) 19:20:46
俺と剣人はホットドッグにかぶり付きながら選抜レース最後の出走を見守っていた
「勝てると思うか?」
「それはわからん、教官として担当してた娘の事は多少知ってるだけで、他の娘の事は全く知らねぇんだぞ」
「じゃあ勝って欲しい?」
「………次俺に〝ソレ〟を聞いたら、お前でも本気で殴る」
「悪いな、けどお前がトレーナーに戻って決めたんだろ……なら俺は何度でも聞くぞ」
「………ごめん、ありがとう」 - 51◆iGjCJthFblL724/04/14(日) 22:44:32
さて、大好きなサタケンも観てくれてる事だし
「……」
扉が開く
「フッ!」
勝つか!
♢
「彼女すごいな、そんな丈夫じゃない事理解してあんな走り出来るなんて」
「その為の体づくりや補強は欠かせてないからな」
さっさと結論を述べてしまうのならキクノツルギが1着を勝ち取った、先行策で先頭の斜め後ろをしっかりキープしつつ『皆がスパートを掛ける一拍前』にスパートをかけた。皆もソレに、呼応するかのように行くが、末脚の初速でギアを一気に最大まで上げれるキクノツルギに対しては文字通り1歩遅い。そのままリードを切り開きゴール板を超えた
「いや、それもそうだが痛みってのはそもそもとして体に対する危険信号だ。もし同じ事をもう1回やって痛くならないと分かっていても、〝前やった時の痛み〟が体を鈍らせる」
「………」
「なのにあの嬢ちゃんには無い、ソレは確かに強みだが体が弱いのなら〝踏み出していいかどうかの判断〟を見誤る訳にはいかない……今回は俺とお前2人で手綱を握るぞ」
「……たすかる」
「言ったら、お前らの為じゃない、オーガナイトの為だ」 - 52◆iGjCJthFblL724/04/15(月) 00:34:10
「まぁいい、行くぞ」
「おう」
♢
「はぁっはぁ……」
俺は肩で息をしながらしきりに片足ずつ地面にトントン、トントンっとその場で踏みしめた
(痛くない、アレだけ思いっきり踏み込んだのに大丈夫だった)
「ははっやっぱりすげーや、サタケン」
「1着おめでとうキクノツルギさん」
「ん?」
♢
「おん?」
「あーやっぱりスカウト始まってるな、一応唾付けてたんだろ?平気そうか?」
「言い方やめろ!そんなん知らねぇよ、俺らより腕のいいトレーナーなんて山のようにいんだからそっちに行ってもおかしくはねぇ」
「そうかよ、急ぐぞ!」 - 53◆iGjCJthFblL724/04/15(月) 06:48:46
保守
- 54二次元好きの匿名さん24/04/15(月) 18:05:58
保守
- 55◆iGjCJthFblL724/04/15(月) 18:22:26
保守〜
- 56◆iGjCJthFblL724/04/16(火) 01:11:13
「キクノツルギさん、是非ウチのチームに入ってみてみないか!」
「ごめんなさい!オレ、入りたいチームは決まってて……」
「なら〝俺達〟のチームに入らないか」
「あっサタケン!って宵月トレーナーも一緒!?」
「言い忘れてたけど、宵月トレーナーが今所属してるチームのチーフトレーナーなんだ」
そこまで話して、周りがどよめき出す
《ホープクラッシャーと〝金棒〟が同じチームだってよ》
《良くも悪くもデカい奴らがタッグを組んだって事かよ》
《キクノツルギは諦めるしかないか?》
「オレ、そんな凄いチームに入れるんすか!」
「ソレはお前の覚悟次第だ、キクノツルギ」
「宵月トレーナー、覚悟と言うと?」
「お前の資質はとても素晴らしい、故にお前にはなって欲しいものがある」
「なんですか?G1バとかそういうアレっすか?」
「ソレも良いが違う、1番の目標は〝オーガナイトを倒す事〟だ」
「──ッ!」
剣人のその言葉に周りは一層驚愕の声を上げた、それは当然だろう。今手塩にかけ、世代最強とすら呼ばれている愛バを倒せ、なんてスカウトする時の条件に組み込んでるんだ。無茶や無謀、何より愛が無いとも取れる台詞だ。
「保証は、出来かねます」
「それでもいい、今俺が求めているのは結果の予知ではなく、結果を求め続けられるかという貪欲さと諦めの悪さだ。お前にソレがあるか?」
「ふっ誰にもの言ってやがる……オレには〝春の冠〟を制覇したお袋の血が流れている!この血に掛けて!あんたんとこの鬼は倒してみせるよ!」
「おうよく吠えた!それじゃあ手続きを今なんて言った?」
「ん?」
「いや、え?春の冠を制覇?え?〝あの伝説のウマ娘〟の娘さんなの?え?」
「あ、これ言っちゃ色々とめんどくさくなるんだったっけ?今の無し!」 - 57◆iGjCJthFblL724/04/16(火) 01:11:24
剣人は俺の方に視線を向ける、うん、分かるぞ次やるべき事は
「キクノツルギ」
「悪いな」
「ん?どうしたんだ2人とも?オレの事担いで?下ろして?」
「「はしれー!!!!!!!!!!!」」
《あっお前ら待て!?》
《やっぱりキクノツルギ!キミはウチに来るべきだ!》
「うるへー!もうウチの娘だキクノツルギは!おい優斗!なんで話さなかったこの事!」
「俺も知らなかったんだよ!」
「いやぁ、お袋が言った通り騒ぎになっちまったな。こりゃ今まで黙ってて正解だったな」
「「呑気に喋ってる場合か!?」」 - 58◆iGjCJthFblL724/04/16(火) 01:12:37
春古馬三冠について調べたら現状達成した馬居ないって書いてあったので、急遽こうしました
オリウマは盛ってなんぼの花道よ - 59◆iGjCJthFblL724/04/16(火) 01:35:04
「「はぁっはぁっはぁっはぁっきっつい」」
「大の大人がだらしないなぁ」
「元はと言えばお前があんな爆弾をよりにもよってあそこで着火したから追われまくる事になったんだろうが!」
「まぁまぁ、それに関してはキクノツルギは悪くない……というか悪いかもだけど気持ちを抑えれないトレーナーサイドに問題があるからさ」
「ったく、とにかく書類を書いてさっさと提出しちまおうぜ。それならアイツらも下手に手を出せないだろ、口約束をしたとはいえ今はまだキクノツルギはフリーだからな。さっさと担当登録して口挟めないようにしてやれ」
「そうだな…キクノツルギ、これ書類。俺が書く所はもう書いてあるから、確認してよく考えた後に書いてくれ」
「うん!ありがとうサタケン!………」
「おいおいおい!?書くのはや過ぎない!?いいの!?俺なんだぞ担当!?」
「おいコラ優斗」
「オレはさ、ずっとサタケンに担当して欲しいと思ってたからいいの……はい!書いたよ!」
「本当にぱぱっと書きやがって……これからよろしくなキクノツルギ」
「うん!サタケン!あと、オレの事はツルギって呼んでくれ!そっちの方が嬉しい!」
「そ、そうか?それなら──ツルギ」
「うん!」 - 60二次元好きの匿名さん24/04/16(火) 01:59:35
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- 61二次元好きの匿名さん24/04/16(火) 01:59:50
ツルギの母ちゃんノリムネとかイチモンジ(イチジヨウの偽名っぽいなこれ)とかそんな名前してそう(小並感)
- 62◆iGjCJthFblL724/04/16(火) 06:51:28
ほしゅ
- 63◆iGjCJthFblL724/04/16(火) 15:38:27
保守
- 64◆iGjCJthFblL724/04/16(火) 22:54:30
チームの名前どうしよう……星の名前縛りはぶっちゃけ作品内の定例というか、お約束的な感じのはずだから別にいいか?ホープフルの日付星とかでも良い気はしなくもないが……
- 65二次元好きの匿名さん24/04/16(火) 23:06:42
適当に調べた感じ、道標となる北極星が希望の星として扱われることもあるとか出たので星ならポラリスとか?
とはいえ主さんが良いと思う方針や題材でいいかと - 66二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 05:40:17
保守
- 67二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 16:11:57
さてここからどうなるか
- 68◆iGjCJthFblL724/04/17(水) 18:26:47
少し広いトレーナー室、ホワイトボードに〝皆〟の名前を書き終えた剣人は振り返り担当らの顔を見る
「それでは第一回、チーム〝酔いどれ知らず〟の定例会議を始めます。第一回はまず顔合わせと自己紹介からします。俺はチーフトレーナーの宵月剣人、直接の担当はオーガナイトのみですが、他の方々のサポートも当然やっていこうと思っているので、相談等ありましたら遠慮せずに来て欲しいです」
「俺は佐竹優斗、チームのサブトレーナーを務めています。トレーナー業自体は訳あって一時お休みを頂いていましたが、その間教官をしていたので仕事の方は訛っていないと自負しています。オーガナイト以外の3名を担当させて頂きます、皆さんを怪我なく勝たせる事を目指し死力を尽くすつもりです。期限付きのチームではありますが、よろしくお願いします」
「それではウマ娘側は私からいかせて貰おうかな?知っての通り私の名前はオーガナイト、現在は菊花賞に向けての体力作りをメインにトレーニングしている。君たちは同じチームだが、私の事は是非〝超えるべき壁〟として思って接してくれるととても嬉しいです」
「じゃあ次私、私はユアメモリーと言います。具体的にどのレースを走りたい、勝ちたいという物は今の所ありませんが、凄く個人的な目標があります。ソレを達成できるのであれば、誰であろうと勝つつもりで挑んでいきます」
「私の名前はオニノヨイヅキ、皆からはおにちゃんと呼ばれてます。ナイト姉さんの妹ですが、姉さんには未だ遠く及ばないので皆さんと一緒に強くなれたらなと思っています!」
「オレの名前はキクノツルギ!ツルギって呼んでくれ!俺の目標は天皇賞・秋!ジャパンカップ!有馬記念!この秋シニア三冠レースで結果を出すことだ!皆よろしく頼む!」 - 69◆iGjCJthFblL724/04/17(水) 18:58:18
「宵月トレーナー早速ですが質問です」
「なんだツルギ」
「なんでウチのチーム名は酔いどれ知らずとかいう未成年所属チームとは思えないチーム名なんですか?」
「そんなのウチのエースたるオーガナイトが酔いしれるほど満足したレースが未だに1つしかない事をネタに他を揶揄する為だ」
「宵月トレーナー!?それですと私達も巻き添え食らうと思うんですが!?」
「良い着眼点だユアメモリー…周りに揉まれてさっさと強くなろうな」
「さっちゃん今からでも遅くないからチーム名変えよう!?私たち熟す前に生存レースに勝ち残れなくさせられる!」
「いや、理由はぶっちゃけあいつの後付けよ?ほれ、あっち見てみ?」
「ん?」
オニノヨイヅキに見るよう促した先には、圧倒的自信のオーラとドヤ顔に満ち溢れていたオーガナイトが居た
「とりあえず適当にカッコイイ名前付けてって剣人の野郎がオーガナイトに頼んだら、ドヤ顔でコレ出してきてさ。この名前を気に入ってるようなんだ、だからこの名前は確定。ついでにお前らのケツ叩く為にあんな事言ってるだけだから」
「ふぅ、よかったぁ…あの感じだと会見とかで理由聞かれた時も言いそうでヒヤヒヤしたんだよ」
「いや、言う予定だったらしいから実力行使で辞めさせた」
「どへ〜けんちゃんを実力行使で止めさせるとかさっちゃんも中々やるねぇ…どうやって止めたの?」
「剣道と空手とスマブラの3本勝負、剣道は捨てて残り2つでギリギリ勝ちをもぎ取った」
「………一応けんちゃん、次男とはいえ〝宵月家〟の英才教育受けてるガチガチの文武両道だった気がすんだけど」
「だからテレビゲーム混ぜてんだろ」
「いや前半2つ!?」 - 70二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 19:07:31
※大江山にありそうなチームだが府中である
- 71二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 02:10:35
そういえば宵月家って出てるけどナイトおにちゃん姉妹と剣人トレはやっぱりメジロとかサトノみたいな一族関係っぽいのかな
姉妹揃って鬼系の名前なあたり本当に大江山あたりに本拠がありそう - 72◆iGjCJthFblL724/04/18(木) 02:41:19
宵月家、古くより日ノ本の地と血に根付く名家である
〝人バ一体〟
という言葉も、元を辿ると宵月家が得意としていたウマ娘に荷台を引かせ、その荷台に兵士を乗せる戦車を用いた戦術/戦略が得意だった故に生まれたともされる
その戦車によるノウハウは戦場以外の商いにも用いられ、都や大市は勿論の事、山奥や悪路を通らなければ行けない地域への販売に戦車を改造した荷車を用いて、勢力図を拡大
そうして戦乱を勝ち取り、戦乱後も勝ち取った宵月家は今でも国内支持率を高く誇る地位を獲得していた - 73◆iGjCJthFblL724/04/18(木) 02:56:20
オーガナイト、そしてオニノヨイヅキも剣人同様宵月家の生まれであり、親戚として幼き頃より面識があったとの事。以前チーム結成を打診した際、そこら辺の事を聞いた
『オーガナイトのやつは昔っから〝将来は剣人さんにふさわしい奥さんになってみせます!〟なんて言うし、当時俺もまだまだ小童も小童で女の扱いなんててんでダメだったからさ、長い時間かけたら諦めるだろうと〝大人になっても好きで居てくれたら結婚しよう〟なんて言っちゃったんだよ』
『その結果?』
『初担当になって最強伝説&三冠達成しそうな勢いプラス各方面への根回しによって俺は着々とオーガナイトの旦那の地位を固めていってる』
『wwwwww』
『てめぇ!?笑い事じゃねぇぞ!?』
『くくく、ソレ言われたのっていつ頃だよ?』
『俺が高2の頃だから、あいつがまだ小2か少3の頃辺りだよ』
『それで?8年もたった今も想われてるんだろ?腹括ったらどうだよ、親戚の剣人お兄ちゃん?』
『うるせぇ……決めるもんはもう決めてるさ』
『お?』
『俺も男だ、責任の取り方の心得くらい実家で嫌という程勉強させられてる。俺だってナイトの事を愛してる、取れるんなら今すぐにだって取りたい、独占したい、俺だけのナイトだって叫びたい……けれどやっぱり、アイツの青春を奪った俺が許せねぇんだ。本来だったら同年代の子達と恋を育んだであろうアイツの生き様を、成就するかも分からねぇ〝約束〟で縛っちまったのが』 - 74◆iGjCJthFblL724/04/18(木) 03:06:45
『まぁ、今すぐ責任取るっていうのも、自分で決めた大人になってもっつー約束でできねぇんだけどな』
『いや、ソレはぶっちゃけ年齢どうのこうのでの言葉の綾だったし、本人達やご両親がOKサインだしたら成人前に行けるんじゃ』
『だまれ』
『アッハイ』
『とにかく、俺は俺なりに覚悟も想いも決めてあるんだよ……そういうお前こそどうなんだよ』
『え?』
『お前、ホープの嬢ちゃんが居るくせに女引っ掻き回して。節操なしか?』
『人聞きの悪い事を言うんじゃねぇ、俺がいつそんなことしたって言うんだよ』
『お前、生徒達から結構好評なんだぞ。若くて優しくて教官なのに一人一人に対して懇切丁寧に指導してくれるって』
『それの何がいけねーんだよ』
『いや、いけねーって訳じゃねぇけど距離感間違えると色々とヤバいかもしんないから気をつけろって言ってんだよ。ただでさえお前押しに弱い所あるからな、気がついたら元生徒もとい〝奥さん達〟に囲まれて幸せ生活になりかねんと思ってな』
『お前なぁ、コレでも男として気をつけてんだぞ?』
『どうだか、支えたがりの甘ちゃんだからなぁ〜』
『そういうお前はどうなんだよ』
『俺はナイトが第2夫人とか許すわけねぇから、でもホープの嬢ちゃんはなんかこう…色々あったから許しそうな所あるし』
『………否定はしない』
『だろ?』
『でも、今俺が愛してるのはホープだ。未来がどうなるかなんて分からねぇが、ホープを愛し続ける事だけは揺らがねぇ』
『ふっ……お互い、未成年に手出すなんてアホのクズだな』
『お互いご両親に許可取ってるからよしって思おうぜ?それ言い出したら胃が本当に痛くなる』
『そうだな、今はとにかく忘れて』
『『かんぱい!!!!!』』 - 75◆iGjCJthFblL724/04/18(木) 03:13:33
- 76◆iGjCJthFblL724/04/18(木) 06:51:40
ほしゆ
- 77◆iGjCJthFblL724/04/18(木) 07:03:07
宵月家周りが一気に決まったなぁ……急に生えたなぁ(震え声)
書いてて楽しかったけど - 78二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 08:06:21
いろいろあったけどとりあえずコレで、未デビュー組の出走準備の前段階が終わった感じかな……
長かったな(ユアメモリーの逆スカウト確か前スレの10とか20辺りのレスだったよな……) - 79◆iGjCJthFblL724/04/18(木) 08:07:07
スレ主の遅筆&凝り性が如実に出てるぞよww
- 80◆iGjCJthFblL724/04/18(木) 15:18:58
- 81◆iGjCJthFblL724/04/18(木) 21:17:11
サラッと書いてるけど、この日本では1夫多妻制導入させてます……優斗は惚れさせた女の子の事全員責任取ろうな……
- 82二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 21:50:24
- 83◆iGjCJthFblL724/04/18(木) 21:54:19
ここのスレ主は失恋を円満に書くのがメタクソに苦手なのでハッピーエンドの為のルールを先に作りましたww
あ、けんちゃんはオーガナイトが全方向にガルガルしながら全力で愛を注いでるので付け入る隙は無いです☺️
- 84◆iGjCJthFblL724/04/19(金) 01:30:42
ようやくチームに入ってさぁこれから!
って所だけど……そろそろ甘々のイチャイチャが書きてぇ……けどシリアスこんだけさせて来ちゃったから今甘々イチャイチャ出来るの剣人ナイトCPだけなんよなぁ🤔…… - 85二次元好きの匿名さん24/04/19(金) 01:34:30
イチャイチャさせつつ話も止めないことができればきっと面白いのも悩みどころよねえ
別に想いの力は恋愛パワーだけが最強じゃないしメモリーやおにちゃん的にはその辺のイベントになりそう感ある - 86◆iGjCJthFblL724/04/19(金) 01:37:07
- 87二次元好きの匿名さん24/04/19(金) 01:40:04
- 88◆iGjCJthFblL724/04/19(金) 01:49:11
自己紹介もそこそこにし、剣人が説明を続ける
「ユアメモリー、オニノヨイヅキ、キクノツルギ。クラシック2冠を達成し、今超絶ブイブイ言わせてる俺らが君たちをスカウトしたのには明確な理由がある。既にスカウト時話したと思うが改めて言おう──最強である俺の愛バ、オーガナイトに勝てるようになれ。それだけが俺の望みであり、俺がチームを持った理由だ」
何度聞いても頭がおかしくなる話だぜ、ライバルが居ねぇから自分達でライバルを育てようなんてな。その〝酔狂〟とも言える理由で結成されたチームに〝酔いどれ知らず〟なんて名前が着くのは必然だったのかもな
「俺とオーガナイトは菊花賞を勝つ、そしてクラシック三冠ウマ娘となる。勝ちが当たり前であるオーガナイトにとってコレは予想でも無ければ意気込みでも何でもない、〝ありふれた必然〟だ。けれどもソレはオーガナイトだからこそであり、傍から見れば偉業である。そんな偉業を〝果たし続ける〟オーガナイトを倒し、オーガナイトに黒星くれてやれるのは新たしい星たる君たちに他ならない。だからどうかお願いだ」
──俺達にもう一度だけ希望を見させて欲しい - 89◆iGjCJthFblL724/04/19(金) 02:12:06
今後の方針や練習のスケジュールを軽く決め、〝優斗達〟には戸締りしとくからと先に帰らせた、というのも……
「けんと、とりあえずソファ座って」
「はいはい、分かりましたよお姫様」
俺の愛バが我慢の限界そうだったからだ
「むふ〜失礼します!」
「どうぞ、失礼してください」
ナイトはそのまま俺股の間に〝対面〟で腰を落とし、脚は俺の腰へと絡ませ思いっきり抱きついてきた
「すぅ〜……………はぁ、すぅ〜………………はぁ」
ナイトは俺の胸に顔を埋め、堪能するように深呼吸を行う。俺は背筋を伸ばし、そんなナイトのウマ耳に口を寄せる
「すきだよ」
「ふぐっ!」
「何時もカッコイイ所を絶えず俺に魅せてくれるナイトも、我慢出来ずに甘えんぼさんになっちゃうナイトも、俺の愛情を全身で受け止めてくれるナイトも全部」
好きだよ
「ふっぐ、ふー!ふー!ふー!」
俺はナイトの片耳を指で優しく撫でながら、もう片方の耳に想いを流し込む
「わ、わたし…けんとがあんなにもわたしのこと、おもってくれてたのすごく嬉しかった」
「ナイトの事をって、なんの事だ?」
「とぼけないで、わたしのために、わたしのためだけに、たったひとりのあいばのためだけにちーむをつくるなんてあいしかた……そんなのされたら、もっとだいすきになっちゃう」 - 90◆iGjCJthFblL724/04/19(金) 02:18:18
「お俺はナイト一筋だからな、悪いけど気持ちは生半可なもんじゃないぞ」
「うん、うん!けんと、大好き!もっとけんとの気持ち教えて」
「あぁ、今日は沢山伝えるよ」
そうして俺らは20分程これを続けた後、トレーナー室を出て寮へと送ってやった
「トレーナー、それではまた」
「おう、それじゃあなナイト」
俺は学生寮の門をくぐるナイトを見送り、俺も寮へと帰ることにした
((………2人っきりの時はアレだけ普段とは違うのに、終わったらちゃんと普段通りにするんだから凄いよなぁ)) - 91◆iGjCJthFblL724/04/19(金) 06:52:14
保守
- 92二次元好きの匿名さん24/04/19(金) 16:24:54
メリハリがしっかりしすぎてて場合によっては風邪引く落差起こしそう
- 93二次元好きの匿名さん24/04/19(金) 19:40:18
わかる
- 94二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 02:27:20
保守ーイ
- 95二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 11:28:48
さて……ストーリーこっからどうするか、レース出るあれコレとかぶっちゃけそんな詳しくないんよな……
- 96二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 11:41:40
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- 97二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 11:43:24
ならウマ娘の仕様でいいんでないかな
条件戦はないし元馬の性別に関わらずクラシックティアラを選べるし
ファン数という流動的な数値なので勝ち上がりさえしてれば思わぬ人物が重賞に現れる可能性もあるし
体力テストかなんかやってるのか事前に適性もわかってる
あまりリアル競馬に囚われすぎず派手さを取ってもいいんじゃないかと思う
こうして見ると結構突拍子もないことが起こりやすいなトゥインクルシリーズ…… - 98◆iGjCJthFblL724/04/20(土) 11:50:19
サンクス、レースはアプリ参考にぼかしつつ日常で性格やキャラ描写って感じにするわ
- 99二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 15:15:17
とりま日常ベースでシリアスしつつ、合間にレースしてシリアスするか(ん?)
頼んだぞオーガナイト、お前がこのスレシリーズのイチャイチャ柱になるんや
「任せてください」
「おい!?」 - 100◆iGjCJthFblL724/04/20(土) 16:09:16
他スレ行くと名前つけ忘れてたしまうのいくないな///
チーム【酔いどれ知らず】メンバー各位の朝
オーガナイトの場合
起床後、少女漫画で勉強。
「あ、コレトレーナーにやったら気持ちよさそう……ん?あーそろそろ着替えないと朝ごはんの時間間に合わないか」
オーガナイトは着替えると、自身のベッドの〝向かいのベッド〟に顔を向ける。
「行ってきます、ホープさん」
そうして部屋を出た。
宵月剣人の場合
PiPiPiPiPi……
「ちっ……あ゙あ゙ぁ゙、くそ」
剣人は冷蔵庫から大きいペットボトルのコーラをラッパ飲みし、体を起こした後顔を洗う。
「あー朝飯……うーん、昨日の残り……味噌汁と……お、タッパー発見!ナイトの手料理はうめーんだよな、コレはだし巻きかぁ美味そうだな」
俺は味噌汁をよそい、タッパーと共にレンジへ入れた。
🍚🥢テレレレン
「ご馳走さま、歯磨きしてさっさと出勤するか」 - 101◆iGjCJthFblL724/04/20(土) 16:10:10
実家太い奴の一人暮らしの食事風景か?これ?……
まぁよし! - 102二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:11:28
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- 103二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:16:00
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- 104二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:18:08
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- 105二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:21:24
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- 106二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:23:35
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- 107二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:23:50
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- 108二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:25:25
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- 109二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:26:38
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- 110二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:27:32
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- 111二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:30:16
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- 112二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:31:36
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- 113二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:31:49
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- 114二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:32:17
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- 115二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:32:48
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- 116二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:33:15
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- 117二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:34:47
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- 118二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:38:32
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- 119二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:39:53
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- 120二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:40:11
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- 121二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:41:10
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- 122二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:41:45
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- 123二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:42:26
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- 124二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:43:03
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- 125二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:45:42
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- 126二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:46:24
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- 127二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:46:47
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- 128二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:47:44
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- 129二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:49:11
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- 130二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:50:35
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- 131二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:51:41
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- 132◆iGjCJthFblL724/04/20(土) 17:55:30
ほい!こっから再開!
ユアメモリーの場合
「よしっ」
私は着替えをし、日課の走り込みに行った
(朝飯何にしようかな)
準備運動しながらぼんやりと考えつつ、意識を切りかえ走り出した。
オニノヨイヅキの場合
「…………」
オニノヨイヅキは布団にくるまりアラームを消し、弱々しく一言呟いた。
「…………………………お゙ぎる゙の゙や゙だ」
キクノツルギの場合
身支度を済ませ、朝食前の補食をしていた
「うぬうぬ……ゴクッはぁ、やっぱりこの時間も朝練出来ないか相談しようかな」
「うぅん、してもいいと思うけど結果は分かってんじゃないの?」
「あ、先輩おはようございます」
「うん、おはようツルギ。それでどうなん?ツルギが大好きなサタケンは、ツルギが危なくなる事許してくれる人なのかな?」
「ウグッ」
「体質的に練習量増やしずらくて焦る気持ちは分かるけど、焦っちゃツルギが壊れちゃうでしょ」
「はい……」
「まぁ相談するだけしてみれば?はい!この話は終わり!私眠くて起き上がれないから起こしてー、腕引っ張ってー」
- 133◆iGjCJthFblL724/04/20(土) 18:21:06
佐竹優斗の場合
Trrrr……Trrrr……
『ほわぁ……おはようございます、トレーナーさん』
「うん、おはよう〝ホープ〟」
優斗は再会したあの日からモーニングコールとおやすみコールを定期的にする事にしていた、今日もその日だったのである。
『トレーナーさん、私以外の担当に鼻の下伸ばしてませんか?メモリーから聞きましたよ、ツルギさんって方に中々お熱だとか』
「いや、あれは単純に指導者としての責務を果たそうと」
『え?違うんですか?』
「ん?」
なんか、反応が想定と違うな?
(てっきり浮気とかそういうあれかと思ったけど、違うのか?)
『そうですか、私以外にもトレーナーさんの事が好きで、なおかつトレーナーさんが心を許してる方が居ると思ってましたのに……』
「あの、ホープさん?」
『そうしたら脚が不自由な私に変わって〝色々〟とトレーナーさんの事満足させれるかと思ったのに…』
「あの、なんの話ししてるのかな?ホープ」
『え?あぁトレーナーさんの〝第2夫人候補〟を』
「今日も天気がいいねホープ!!!!!」
今日も平和なトレセン学園 - 134二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 02:39:55
コワ~……
- 135二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 05:32:22
保守
- 136二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 16:52:37
保守
- 137二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 02:42:37
ある日の昼下がり、記者達が集まり多数の視線が2人の男と1人のウマ娘に注がれていた
「まず初めに今日はお忙しい中お集まり頂きありがとうございます。とはいえ今日発表する内容は重要性が低いものなので、肩の力を抜いた感じで聞いてくださると幸いです」
男──宵月剣人はにこやかに笑いながら記者陣に話しかける
「現在担当しているオーガナイトはクラシック2冠を果たし、最後の冠たる菊花賞に向けて練習を行っています。皆様には伝説の瞬間、いえ……〝伝説の1年〟を体験させれるという確信があるとここでお話させて頂きます」
その言葉に記者陣はざわめき出した、クラシック3冠だけでも偉業であるのに、それに加えて『現状今年無敗』のオーガナイトにそれを言うという事は、かの世紀末覇王が成したグランドスラムを行うということだ。
「すいません!それでは、菊花賞は勝つ前提で、次のレースを決めているということでしょうか!?」
「はい、菊花賞後は皆さんの投票の結果に左右されてしまいますが、有馬記念を勝たせて頂こうと思っています」
「ッ!シニアクラスのウマ娘にも十分勝てると、そう思いなのですか?」
その問いに対し、傍らのウマ娘が答える
「はい、勝てると思ってます」
「その自信が砕かれるとは、微塵も思っていないのですか?」
「思ってはいませんが、望んではいます」
「は?」
「私は今までクラシック級で名だたるウマ娘とレースを走ってきました、ですがどれも〝彼女〟に迫る気迫を持った方は居ませんでした。はっきりと申し上げます──私と勝負出来たウマ娘はユアホープただ1人のみです」
その言葉に記者達は空いた口を塞ぐ事も、言葉を発する事も出来なかった。レースに出れば勝つ、2バ身3バ身差は当たり前。そんな彼女を唯一負かした事が出来た者の名を出され、何も言い返せなかった
「故にこそ私は有馬記念に希望を持ちながら赴くんです、勝つ為では無く──勝負をする為に」 - 138二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 02:43:14
オーガナイトここの最強オリキャラやしこんぐらい盛っても、バチ当たらんやろ!
- 139◆iGjCJthFblL724/04/22(月) 02:44:14
まぁたこやつは名前つけ忘れとる……投稿する前に名前確認する癖しなきゃな
- 140二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 06:52:40
保守
- 141◆iGjCJthFblL724/04/22(月) 18:09:07
保守
- 142二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 00:59:43
保守
- 143二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 07:07:15
保守
- 144二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 18:42:16
走りもヤバいが無事これ名バって点でもおかしいからなオーガナイト
これを倒す程に強くならねばならんので実際いくら盛っても良い - 145二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 22:03:29
「さて、〝私の愛バの宣戦布告〟が終わった所で本題を話そうと思います」
「本題、有馬記念への出走宣誓が本題では無かったのですか?」
「はい、というのも私事で申し訳ありませんがこの度新たなにウマ娘を3名ほどスカウトし、チームを組むことになりました。チーム名は酔いどれ知らず。こちらは私の同期で信頼できるので一緒にチームを立ち上げ、サブトレーナーとして3名の担当をやって頂く予定です」
「皆様こんにちは、私の名前は佐竹優斗。チーム酔いどれ知らずのサブトレーナーをやらせて頂いてます」 - 146二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 01:12:37
記者達は気づかなかった。この男が余りにも覇気がなく、ほか2名が溢れる程覇気があるせいで目の前に立っている男が数ヶ月前インタビューする為だけに奔走し、決して許可を取れなかった男だったという事に
「申し訳ないのですが、ユアホープさんの〝元〟担当トレーナーである佐竹優斗トレーナーで合っていますでしょうか」
「はい、その認識で概ね合っています。私はユアホープの〝現〟担当トレーナー佐竹優斗です」
散々手を焼いた相手が目の前にいる、記者陣が彼を見る目が好奇な物に変わるのはすぐだった
「担当の脚を壊したあとに一気に3名もの担当を取るのは些か御自身がやった過ちを過小に見積もりすぎでは無いですか?また同じ過ちを繰り返すとは思わないのですか?」
「お言葉ですが私は過ちが起こってから、過ちについて考える程愚鈍ではありません。私はユアホープをスカウトした時からずっと脚について細心の注意を払っていましたし、ユアホープと何度も脚について医者を交えての話し合いをしてきました。確かに彼女はあのレースで脚に傷を負いました、けれどソレは彼女自身の覚悟と決意の選択であり、外野からどうこう言われる筋合いはありません」
「何だそれは!反省の色が見えないぞ!」
「私がすべきは反省では無く贖罪であり、やるべき事は佐竹優斗として生きるという事をユアホープ本人からぶつけられました。部外者たる貴方が口を挟む隙間はホコリ程も無いと考えて頂きたい」
(ほへぇ、つい最近まで精神やられてた奴とは思えないキレの良さだな優斗)
それから数度優斗に対し、記者から心も無い質問とも取れない批判が来るもつい最近まで心無くそうとし、今は覚悟も決めた優斗には〝効いてる様子が見えなく〟粛々と返して言った - 147二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 02:17:29
「会見付き合わせちまって悪かったな…ほれ、奢りだ」
「おう、サンキューな」
剣人は自販機で買ったサイダーを差し出す、俺は爆速で心臓が動き火照る体を冷やすために一気に喉へと流し込み息を吐く
「はぁっキッついなぁ、自分でも嫌だと思ってる事を真正面から他人に突きつけられるの」
「だから今日は来なくても良いと言っただろうが」
「ばっか、どうせいつかバレる。そうでなくとも他のトレーナーと組んでチーム組みますって言う時に、片割れが居ないんじゃアレだろうが」
「だが……」
「いいんだ、表舞台に復帰するなら遅かれ早かれだ。それを信頼出来るお前の隣でやれたんだ、まだマシって奴だよ」
「優斗……」 - 148◆iGjCJthFblL724/04/24(水) 02:38:29
まぁた名前付けわすれ
- 149二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 06:30:28
保守
- 150二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 07:07:17
保守
- 151◆iGjCJthFblL724/04/24(水) 18:43:21
このスレも残り4分の1になったのに、作中時間1ヶ月も進んでなさそうなの笑うしかねぇww
- 152◆iGjCJthFblL724/04/25(木) 02:48:02
「まぁなんにせよこっからだ、こっから俺はもう一度始める……お前らも最強にあぐら書いてたら俺らに抜かれるからな」
「ふっ望む所です」
「むしろさっさと追い越して来れねぇと張り合いが足らねぇからな、ちゃっちゃか来てくれ」
「………」
「………」
「「くっははは!」」
俺らは睨み合い、数刻後笑いあった。こいつらなら最後まで最強であり続けるだろうという信頼を、彼らなら追い越してくれるだろうという信頼を、〝絶対にそうは差せない〟という自信と共に胸へ募らせた
「来月には夏合宿が始まるが、デビュー前3人組はどうするつもりなんだ?あの3人は体を追い込む事よりも、体作りが有線されると思うが」
「俺もそう思ってはいるんだが、夏合宿なら学園にいるよりも付きっきりの指導が出来る。体作りは日頃の生活習慣も大事になるからな、そういう意味でも参加しようと思う。それと、オーガナイト」
「はい、なんでしょうか佐竹トレーナー」
「………いや、今はまだ言うべきじゃない。すまないが忘れてくれ」
「おいおい気になるじゃねぇか教えろよこの野郎〜ウリウリ」
「しょうがねぇだろ、少なくとも実感できるのは最短で1年か2年…もしかしたらもっと先になるかもしれねぇ事なんだよ……」
「佐竹トレーナーがわざわざ私にお話しようとするという事はそれ程の事なんですよね」
「あぁ、少なくとも〝キミにとって〟は必ず大きい事になる。担当3名とはまた別でね」
「それまで、私は何をしていたら?」
そういう彼女に、俺は申し訳ない気持ちを持ちながら〝また〟希望を持たせた
「ターフに居てくれ、ターフで最強であり続けてくれ。〝俺たち〟の最大で最愛のライバル、オーガナイトよ」 - 153◆iGjCJthFblL724/04/25(木) 02:56:14
「そ、れって……」
俺の言葉ニュアンスを正しく受け取ったオーガナイトは涙を零しながら、腕を胸元で握り俯く
「はい、〝約束〟します……私は絶対、誰にも負けません。オーガナイトこそが最強だと、示し…続けます」
「………ありがとう、俺たちも全力を持って事に臨む」
剣人はオーガナイトの肩に手を添えながらこっちを向きながら不敵に笑う
「良かったのか、敵に塩なんか送ってさ。あの3人がしんどくなるだけだぜ?」
「あいつらはあいつらで強さを持っている、例え相手が絶好調の〝鬼ヶ島の主〟でもな」
「そうかよ………サンキュな」
「こっちこそだよ、沢山〝待たせちまう〟が、絶対何とかしてみせるよ」 - 154二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 02:57:42
山と思いきや島だった
走りが圧倒的な以上に異例の金剛体であるからこそ約束も信頼できるというもの - 155◆iGjCJthFblL724/04/25(木) 03:00:34
- 156二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 03:03:53
- 157二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 03:26:27
佐竹優斗の秘密①
実は元トレーナーである実の兄に対し、ある事を頼んでいる - 158二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 03:27:38
秘密システムという
保守 設定開示 脇道に逸れる妄想
を1レスで全て行える神的発想を考えた - 159◆iGjCJthFblL724/04/25(木) 06:00:40
保守
- 160二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 07:02:23
保守
- 161二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 17:32:44
秘密システムはいいぞ
- 162◆iGjCJthFblL724/04/25(木) 19:17:34
今までメモリーの走りの特性について悩んでたけどあったわ
ホープを彷彿とさせつつも真逆で尚且つメモリーの特性をキャラ付れる走り方 - 163二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 19:23:32
このレスは削除されています
- 164二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 19:24:20
この感じだとメモリーだけに記録・学習装置系ってわけではなさそうか
速度上限なしと金剛体と異常パワーが出てる中でその要件を満たすものとなると果たしてどうなるか気になる - 165◆iGjCJthFblL724/04/25(木) 19:38:20
- 166二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 03:06:14
例えるならポケモンのメガスピアーとかああいう感じなのかな
割とユア姉妹だけでなくツルギも指導を受ける前は超パワーに振り回されて怪我してたし異能者連中みんなそんなとこある気がするなあ
ナイトもホープと争って怪我一つない強度が本質だとしたら普通のウマ娘なら絶命する密度の修行を平然とやり続けた結果の今だったりして
そして能力や特性で分けていくとスピードがホープでパワーがツルギでたぶんナイトが怪我率0
ホープは普通に走ると(少なくともあの時点では)パワーがなかったからロングスパートだったわけだが、その逆ってことは大逃げとかなのかなあ
賢さに属するだろう絶対記憶やコピーじゃないとするとメートルで考えてはいけないレベルのスタミナか相手が強いほど覚醒する根性あたりが浮かぶ
そしてホープを彷彿させるなら必ず追い比べに勝てる後者がありそうか
言うてこれは勝手に言ってるだけなのでお話での答え合わせを楽しみにしていよう - 167二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 06:09:16
入念に準備運動を行い、体を柔らかくそして暖かくする。シューズを確認し蹄鉄に欠け等はないか、靴紐はしっかりと結べているかを確認する。
「あとは……」
私は隅っこにタイマーとスピーカーを設置し、〝全力〟で疾走する
「ハァッハァッハァッ速く、もっと鋭くッ!」
そう願っても彼女の脚はスタートと同時に最高速度へ達しており、ただ永遠とそのままコースを回り続けた
しばらくだった後、最初にセットしていたアラームがスピーカー越しになり始め、練習を終えた - 168二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 06:56:22
保守!
- 169二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 18:20:09
オーガナイトの秘密
小学5年頃に参加した舞踏会、当日はオーガナイトの誕生日でもあった為踊る直前にお辞儀をし、手取る所で手の甲にキスをする〝Handkuss〟をされて情緒をめちゃくちゃにされた経験がある
宵月剣人の秘密
Handkussは手の甲に直接キスせず、動作のみというのを後日しり頭を抱えた - 170◆iGjCJthFblL724/04/26(金) 18:21:09
- 171◆iGjCJthFblL724/04/26(金) 18:21:28
190辺りになったら次スレ立てるか
- 172◆iGjCJthFblL724/04/27(土) 02:57:41
保守
- 173◆iGjCJthFblL724/04/27(土) 08:50:14
「今日はオーガナイトとユアメモリーに軽い模擬レースをしてもらう、目的はユアメモリーにレース形式で自分の脚がどういう使われ方をするか確認して欲しい」
「とうとう来てしまったか、この時が…
「私が相手がご不満かしら、メモリーちゃん」
「ありありのありまくりですよ……チーム入りして1ヶ月、まだ期待しないでくださいよ」
「もちろん、それ程せっかちではありませんわ」 - 174◆iGjCJthFblL724/04/27(土) 18:09:05
保守
- 175二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 01:43:53
「よーい、はじめ!」
佐竹トレーナーの合図と共に私たちは走り出す、ユアメモリーは逃げ、オーガナイトは先行策た
(初速は中々、でもやはりまだまだ発展途上の段階にようやく入れるくらいといった所かな。そもそもそんなウマ娘が最初からそんな〝一気に全力で走って〟最後までもつのかな?)
距離は2000m、私は〝流すつもり〟で走っていた。だが、違和感を覚え始めたのは中盤に差し掛かった所だ
(………スピードが落ちないな)
新米の逃げウマ娘はペース配分が未熟で後半になるにつれて〝スタミナが足りなくなり息切れをする〟ものなのだが……
そこまで考えついて思い出した。最初からずっとロングスパートをかけ、徐々にスピードを上げる体力をバカ食いする戦法を好んで使用したウマ娘を
(そうだ!ユアメモリーはホープさんの妹!ならばそのスタミナも、受け継がれてても可笑しくない!) - 176二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 02:31:17
「全く、姉妹共々癖のある〝脚〟を持ってるものだ!」
「ちっ流石に侮ったままは無理ですか!」
私は脚に力を加え、ユアメモリーとの差を縮める
………
……
…
「はぁ、本当にしんどい……」
「私と全力で競った癖に息が乱れてない奴のセリフでは、無いですよ」
私は暑くなった体に水をぶっかけながら呟くと、オーガナイトさんに話しかけられる
「少なくとも、私は全力で競走した後にそこまで息が整ったウマ娘を知らない。キミの姉、ユアホープですら莫大な体力があってもレース後は息をよく切らしていた」
「……私が手を抜いたとは、思わないんですか」
「ありえないな」
「なぜ?」
「…………ふっ」
そう聞くとオーガナイトさんは軽く微笑むと私に向き直り、爪のような気迫を心臓に差付けながら語りかける
「キミが〝悔しながらも諦めてない〟顔をしてるからだよ、そんな顔をするウマ娘が走りに手を抜いたなんて思うわけないでしょ」
「は、はは……」
怖い!この先輩やっぱり怖い!マジで呪うぞお姉ちゃん!責任取って這い上がってこい!今すぐターフに生き返れ! - 177◆iGjCJthFblL724/04/28(日) 10:53:51
保守
- 178二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 11:19:24
そもそもロングスパートもスタミナ使うものだったんだな……
スピードスタミナの2つもおかしいってそりゃホープが100%フルパワーだと勝てるわけだよ
脚が脆く見えたのはウマ娘の規格にそもそも合ってなかった相対的なものだったのかもしれないな
(スズカの大欅の件は彼はむしろ丈夫な方だったんだが速さが常識的な馬の強度を超えていたと言われている) - 179◆iGjCJthFblL724/04/28(日) 11:30:04
ずっと「最大効率でスピードを上げ続ける」のは言わば体の限界ギリギリをずっとキープし続ける事だと思ってるから、身体的に加え精神的疲労両方がエグいと思うからその分スタミナは必要だと思いまして
最大スピードに上限無し、スタミナが有限、脚の強度:脆い、作戦:追込
が、ユアホープ
最大スピード成長率:平均よりやや小さめ、スタミナ無限、脚の強度:強い、作戦:逃げ
が、ユアメモリー
- 180二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 14:12:28
「夏だ!海だ!」
「合宿だァ…………」
「メモちゃん、しっかりして…はいポカリ」
「ありがとおにちゃん、てかなんでツルギはそんなテンション高いの?」
「え?海ってテンション上がるじゃん、2人は違うの?」
「楽しいは楽しいんだろうけどって感じ、合宿だし……おにちゃんは?」
「私は友達とプールに来れただけですごく楽しいよ、プライベートビーチとかあるにはあるけどお姉ちゃんのせいで距離あんま縮まない事とか少なくないし」
「なるほど」
「海ではしゃぐのも良いが、学校の事業で使用してるとはいえ海は海だ。緊張感無く赴けば怪我じゃ済まないぞ」
「あ、ナイトお姉ちゃん。それにトレーナーさん達じゃん」
「オーガナイトのいう通りだぞ、舞い上がるのは結構だがあくまで合宿だ。緊張感をもって」
「あ、新しい水着買ってきたので練習終わったらトレーナー見てくれますか?」
「ちょっとお前こっち来い」
「え?」
「あーえっと剣人たちは説教始めるから、俺達は先に練習始めるぞ。まずは準備運動からだ」
「え、なんで説教されるんすかナイトセンパイ」
「さぁ……」
「な、何でだろうねぇ〜。お姉ちゃん何やらかしたんだろうねぇ」
「?」 - 181◆iGjCJthFblL724/04/28(日) 14:19:29
ぷーるやなくて海だよ…あと名前付け忘れるな過去の俺
- 182◆iGjCJthFblL724/04/28(日) 15:57:56
合宿初日の夕暮れ時、新しい水着とたんこぶを引っさげながらオーガナイトは黄昏ていた。思い出すのは先日のユアメモリーとの模擬レース、久しぶりに感じた少しの〝想定外〟。その積み重ねが私を敗北へと〝誘ってくれる〟。けど──
「足りない、まだ足りない」
〝彼女〟の妹であるユアメモリーでも私を少し驚かせる程度だった
「ダメね、焦っちゃ…あの子達はまだデビューもしていないというのに」
「そうだよナイト、良家育ちだから仕方ないにしても完璧を求める癖はなおってないね」
「え?」
〝聞き覚えがあり、けれども久しい声〟が聞こえた。振り返るとそこには1年間、共に過ごした姿があった。共に恋に焦がれ悩み抜いた仲間の姿があった。私に敗北を刻んだ癖に姿を見せなくした奴の姿があった
「ホープさん!?」
「やっほ、ナイト。ほっひさ」 - 183◆iGjCJthFblL724/04/28(日) 16:31:09
ホープさんはその両足でしっかりと立ち、おぼつかない足取りではあるがそのままこちらへと歩き隣に座る
「ホープさん!?療養中の筈じゃ、どうしてここに!」
「んー、リハビリのついでに顔見せをしないとなって。私ってば一気に3人もの後輩ができたし?ここは1つ先輩としてビシー!っと有難い言葉でもと」
「でも、1人でこんな!」
「お父さんならあそこに居るから平気だよ」
ホープさんが指さす方向にはベンチに座る男性、恐らくお父様だろうか。その方がこちらを優しい顔で見守っていた
「で、ですけどこんな危ない事をなぜ?」
「………私の口から、伝えなきゃって思ったんだ。他でもない、貴方自身に」
「わたし、に?」
「ナイトはさ、筋肉痛ってどうしてなるか知ってる?」
「………詳しいプロセスはあやふやな所あるけど、ざっくり言えば酷使されて傷ついた筋肉が修復する際生じる物。その結果として筋肉が成長する」
「……うん、そうだね」
「どうしたのホープさん」
「私、もしかしたらもう一度走れるかもしれないの」 - 184◆iGjCJthFblL724/04/28(日) 16:51:31
「え」
「私の脚は損傷が激しくて、不完全な治癒になってしまったの。それが後遺症の原因、だけどそれは〝一度に一気に治療を体がしようとした〟からそうなった」
「そ、そうか!不完全な筋肉を少しずつ傷つけて回復して行ったらもしかしたら何時かは」
「そう、何時かはこの後遺症ともおさらばできる」
確かに話してる事はシンプルでわかりやすい、けれどそれは
「………とても、辛い道のりなのではないのですか」
「まぁそれはね」 - 185◆iGjCJthFblL724/04/28(日) 16:56:13
ホープさんが後遺症を治しターフに戻る、ソレはとても喜ばしい事だ。当たり前だ、そんなの誰だって嬉しいに決まってる。それでも、ソレを成すためには一体どれだけ苦しむというのだろうか
「けど、コレは私が望んでるの。もう一度ターフを走りたいって、もう一度ターフに立って──今度こそ〝彼〟と喜びを分かち合いたいって」
「ホープさん……」
「それにさ、私がさっさと完治しないと、トレーナーさん……一生自分の事を呪い続けちゃうもん。そんなのは、やだ。好きな人には絶対笑顔で幸せにいて欲しい、自分の不始末自分でなんとかする」 - 186◆iGjCJthFblL724/04/28(日) 17:57:58
「だから、約束。私は絶対の絶対に、ターフへ帰ってみせる。そして貴方にもう一度背中を見せてあげる、世代最強だかなんだか知らないけど私にとって貴方はルームメイトで、友達で、ライバル。ライバルだけキャーキャー言われてソレに勝った私がキャーキャー言われないのは不公平よ!」
「悲鳴は沢山出てけどね」
「それ全然黄色くないから、まじ真っ青の悲鳴だったから」
「「………っぷ、あはははは!」」 - 187◆iGjCJthFblL724/04/28(日) 18:24:28
「お前聞いてたのか、ホープの嬢ちゃんが来るって」
「まぁな親御さんとお医者さん、ソレに学校側の先生方の4者面談よ」
「……毎度の事ながら、ホープの嬢ちゃん周りになると本当に大変になるなお前」
「お前ほどじゃねぇよ、〝3冠〟トレーナー」
「まだ2冠だよ」
「お前らは必ず勝つよ、ホープのお父さんと少し話してくる。皆に紹介するのはその後でいいか?」
「あぁ、行ってこい」
「ありがとよ」 - 188二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 20:29:11
紹介したい方が居ると言われ、私たちはチーム酔いどれ知らずに渡されている部屋に集まってる
「さっちゃんが紹介したい人って、誰だろうね…メモちゃんはなんか聞いてる?」
「いや、私も聞いてないよ。ツルギさんは?」
「オレも聞いてないな」
「私と剣人トレーナーは先に聞いてるけど、とりあえずは何も聞かずに会ってみて」
「え〜!お姉ちゃんたちばっかりずるい!」
「まぁまぁおにちゃん、すぐ分かる事だから」
そんな風に話していると、扉からコンコンコンッというノックの音が聞こえてくる
「あ、来たんじゃないか?どうぞ〜……え?」
「わぁ!」
「なんで!?」
「ピャっ」
「──ぽぁ゚」
入ってきた2人組みを別々の反応をしめす、何故なら
「どーもどーも!ナイトに剣Tおひさ!、後輩のみんな初めましてー!」
優斗がユアホープをお姫様抱っこしながら入ってきたからだ - 189二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 20:35:36
キクノツルギは、呆然としていた。大好きな男が、他でも無い同じ制服を着用しているウマ娘をお姫様抱っこしているという〝現実〟に押し潰されない為だけに必死に現実を見捨て、他に納得出来る理由を錬成するのに必死だからだ。
オニノヨイヅキは、パニクっていた。自分の人生観をぶち壊した張本人が急に目の前に現れた結果、衝撃で挨拶の仕方を忘れ、初対面の方に対しどうすればいいか分からなくなってしまったからだ。
ユアメモリーは激怒した、散々コッチのこと掻き回しに掻き回した相手が急に好きな人とイチャイチャしてる所を見せつけ始めたからである。そして誓う、かの淫智暴虐(いんちぼうぎゃく)なこのクソ姉を懲らしめてやると
「ははは!皆すんごい顔するねー!」
「だから俺は車椅子で運ぼうって言ったんだよ…」
「それじゃあ意味無いでしょ?」
「あるわ」
「無いよーっだ」 - 190二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 22:20:59
「え〜コホンッ改めまして佐竹トレーナーの第1担当ウマ娘、ユアホープです。今は色々あってターフから退いてますが、戻るつもりバリバリである為担当契約も解除してません。つまるところそこ新参3人のセンパイになる訳なので何かあれば相談してください!」
そんなこんなで唐突に現れたこのウマ娘はオレ達のセンパイで、メモリーの姉貴で、どう見ても〝サタケンの特別〟なのである
「は、はは…よろしくお願いします、センパイ」
胸が痛い - 191二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 22:40:19
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- 192二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 22:40:32
このレスは削除されています
- 193二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 22:40:47
このレスは削除されています
- 194二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 22:41:30
このレスは削除されています
- 195二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 22:42:01
このレスは削除されています
- 196二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 22:42:13
このレスは削除されています
- 197二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 22:42:22
埋め荒らし湧いてない?
- 198二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 22:42:24
このレスは削除されています
- 199二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 22:42:37
このレスは削除されています
- 200二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 22:42:40
このレスは削除されています