【CP・閲覧注意】グエセセ様でクラブ遊びするダイス

  • 1二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 14:52:16

    ※カップリングちゃんぽん、左右全く気にしません。何が起きてもおかしくないので地雷がある人はブラバ推奨します。お柔らかい方々向けです。


    「お、お前ら…本当にここで合ってるのか?」

    ドアの向こうから聞こえてくる重低音に、グエルは思わず尻込みする。パイロットとしての腕を上げることに人生の大半を費やしてきたグエルにとって、クラブという場所はあまりにも馴染みがない。

    「当たり前じゃないですかぁ。ほら、早く入りましょ!」

    対照的にセセリアは平然とした様子だ。


    隣のエランも、颯爽とした足取りで入り口に向かっていた。

    「お前も大人なんだから、こういう遊びを覚えないとな」

    そう言うエランに、グエルは観念したように深呼吸をした。覚悟を決めて扉を潜れば、そこはまるで別世界が広がっていた。


    dice1d4=4 (4)

    1 様グエルート

    2 様セセルート

    3 セセグエルート

    4 ゾンビパニック

  • 2二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 14:54:09

    おい


    おい

  • 3二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 14:56:25

    は!?

  • 4二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 14:57:06

    25%の確率でこんな…

  • 5二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 14:57:08

    盛り上がってきたな

  • 6二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 14:59:52

    ずんずんと響く重低音、めまぐるしく色を変える照明、そしてフロアで躍動的に踊る陶酔した男女たち。
    その圧倒的な雰囲気に、グエルは立ちすくんでしまう。
    「俺はやっぱり…」
    「大丈夫ですってば!ほら、こっちこっち!」
    そう言ってセセリアは軽やかにフロアを導いていく。エランもグエルの背中を押すようにして、三人揃ってクラブの中へと足を踏み入れた。
    グエルは「く、唇の色が変だぞお前…」と顔をしかめる。セセリアの唇は、ブラックライトに照らされて光っていた。
    「はぁ、ネオンリップも知らないんですか?」
    「まずは軽く飲みながら雰囲気に慣れるんだ。ほら、奥のカウンター席へ行こうぜ」
    そうエランに言われ、グエルは「はぁ、はい…」と曖昧な返事をする。音楽の大音量に、グエルの声もかき消されてしまう。
    「グエル先輩、あんまりぼーっとしてると置いてっちゃいますよぉ」
    そうセセリアに言われ、グエルは「あ、ああ、悪い…」と慌てて二人の後を追う。
    このまま置いていかれたら、自分だけでは確実に途方に暮れてしまう。そう感じたグエルは、必死にエランとセセリアにくっついていくのだった。
    華やかなクラブの雰囲気の中で、場違いな存在感を放つグエル。そんな彼を、エランとセセリアは笑いながらも、確かに導いていった。

  • 7二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 15:01:43

    グエルがまるで迷子になった子供のようにきょろきょろと周りを見渡す様子を見て、セセリアは嘲笑う。
    「グエル先輩、な~んか可愛いことになっちゃってますねぇ~?」
    グエルは言い返すこともできなかった。
    クラブの喧騒に圧倒され、まるで場違いな自分の存在に、情けなさを感じずにはいられない。
    だがその時、不意に女性の悲鳴が響き渡った。
    「キャー!!」
    振り向けば、ゾンビがフロアに蔓延していた。
    「ま、まずいぞこれは…」
    青ざめる顔のエラン。セセリアも戸惑いを隠せない。
    その時だった。
    「みんな、落ち着け!」
    力強い声が会場に響き渡る。それは、他ならぬグエルの声だった。
    「エラン、セセリア!二人は皆を誘導しろ。俺がゾンビどもを食い止める!」
    そう言い放つと、グエルは近くのバールからボトルを手に取った。

  • 8二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 15:02:43

    「グエル先輩、無茶しないでください!」
    制止するセセリアを振り切って、グエルはゾンビの群れに突っ込んでいく。
    「うおおおお!」
    勇ましい雄叫びを上げながら、グエルはボトルを振るってゾンビを次々と薙ぎ倒す。日頃の鍛錬で培った俊敏な身のこなしは、まさに無双の活躍。あっという間に倒されたゾンビの山が築かれていく。
    「な、なんて強いんだ…」
    「グエル先輩…!」
    安全な場所から見守るエランとセセリアは、グエルの勇姿に心を奪われていた。
    「さあ、最後の一匹だ!」
    グエルがボトルを構える。だが、そのボトルは既に粉々。とっさに近くの椅子を手に取り、渾身の一撃をゾンビに叩き込む。
    「ギャアーッ!」
    断末魔を上げてゾンビが倒れる。こうして、見事にクラブはゾンビの脅威から救われたのだった。
    「グエル、俺は君を見くびっていた!」
    「助けてくれてありがとうございます!」
    称賛の言葉を浴びせられ、グエルは照れくさそうに頭を掻いた。
    「いや、あれは…なんというか、男の勘だな!」
    グエルの胸の内は誇らしい気持ちでいっぱいだった。爆音のダンスミュージックが流れる中、グエルは高らかに笑うのだった。

    【完】

  • 9二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 15:03:42

    終わっちゃった!? さてはバイオハザードルート考えてなかったな!?

  • 10二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 15:04:26

    終わっちゃった!

  • 11二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 15:09:48

    仕切り直しきぼんぬ

  • 12二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 15:11:17

    >>6のあとからゾンビ無しルートに分岐


    「ほら、適当に座れよ。今日は奢りだからな」

    エランが気さくにグエルの肩を叩いて、カウンター席に座るよう促す。グエルは周囲の喧騒に圧倒され気味だったが、どうにか席に収まることができた。

    「じゃあ、乾杯しましょう。私はいつものカクテルをいただきますぅ」

    セセリアは颯爽とカウンターに手をかけ、バーテンダーに注文する。慣れた様子で次々とオーダーを告げていく。

    「ええと、俺はビールで…」

    グエルも無難にビールを頼む。エランはウィスキーを注文していた。最初から飛ばしすぎじゃないだろうか。

    グエルはカウンター席に腰を下ろしながらも、周囲の喧騒に圧倒されていた。

    目の前のカウンターは、煌びやかなネオンに照らされている。バーテンダーは華麗な手つきでシェイカーを振っている。

    程なくして、注文した酒が運ばれてきた。セセリアのカクテルはブルーキュラソーをベースにした鮮やかな青色だ。

    「乾杯!今夜は先輩をクラブデビューさせる記念すべき日ですからね」

    「まあ、大人の嗜みってやつを教えてやるよ」

    そう言ってエランとセセリアがグラスを掲げる。グエルも渋々グラスを合わせ、「あ、ああ…乾杯」と小さな声で呟いた。三人はグラスを傾ける。

  • 13二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 15:11:42

    露骨にやる気無くすなら選択肢に入れたら駄目でしょうが!

  • 14二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 15:13:00

    グエルがこういうとこ慣れてなさそうなの非常に分かる
    居酒屋ならまだしも

  • 15二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 15:14:21

    「ケレスさん、随分慣れてるんですねぇ。こういうところよく来るんですかぁ? 一人で」

    不意にセセリアが、からかうような口調でエランに話しかける。

    「…何が言いたいんだよ」

    「だって友達いなさそうじゃないですかぁ~ビジネス上の付き合いばっかりで」

    「あ? 俺だって友達くらい…」

    「へぇ~? じゃあ何人友達がいるんですか?」

    エランが言葉に詰まる。

    「どうやらグエル先輩のワーカホリックを馬鹿にできなさそうですねぇ」

    「そういうお前は何人友達がいるんだよ!」

    「そんなの、いっぱいいますけど?」

    ふと、グエルはフロアに目をやった。ずんずんと響く重低音に合わせ、ブラックライトに照らされた衣装が揺れている。バッハ、ショパン、ワーグナー……そしてカミルと踊ったフォークダンスしか知らないグエルには、到底ついていけない“バイブス”というやつである。

    (こんなところで踊れるのか…みんな…)

    グエルは息を飲む。改めて、自分がいかにこの場に馴染めないかを思い知った。


    ここから dice1d4=2 (2)

    1 様グエルート

    2 様セセルート

    3 セセグエルート

    4 激ヤバモブ女登場

  • 16二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 15:15:00

    おいグエル殿が蚊帳の外に行ってるぞ

  • 17二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 15:19:53

    本当に馴染めなくなるやつじゃん

  • 18二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 15:21:24

    ま、まあこれもダイス神の思し召し故……

  • 19二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 15:23:12

    グエルはなんやかんやいって馴染めそうだから大丈夫!次の日には舎弟増えてそうな兄貴肌だから!

  • 20二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 15:50:53

    「ふふ、言い返せなさそうですねぇ」
    「う、うるさいな…!」
    「ま、いいじゃないですか。ケレスさんには、仕事がありますから…」
    セセリアが不意に真面目な口調で言う。いつもの皮肉や嘲笑とは違う、穏やかな口ぶりだった。
    「私、ずっと思ってたんですよねぇ。いつも口では金だ金だって言うけど、再雇用や学園のことだって、思ったよりちゃんと取り組んでたし…」
    そして、少し躊躇ったあと、続けて言った。
    「優秀な人だなって、そばで見ていて思いますよ」
    セセリアとは思えない優しい口調だった。
    真っ直ぐに褒められて、エランは思わず照れてしまう。
    「な、何だよ急に…」
    エランは動揺のままにグラスを煽った。
    そして酒の力を借りて、普段は言えない本音を吐露する。
    「…俺も、お前のサポートには、いつも助けられてるんだ。お前がいなきゃ、俺はここまでやってこれなかったと思うよ」
    「……」
    「いつも、感謝してる。……本当にありがとう」
    到底エランの言葉とは思えないものだった。明日は槍が降るだろう。
    セセリアの頬が、ほんのり赤く染まる。

  • 21二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 15:51:29

    「そんな、大げさじゃないですか…? …私なんて、大したこと…」
    いつになく照れくさそうに言うセセリア。そんな彼女の姿に、エランも思わず微笑む。
    「そんなことないさ。改めて、これからもよろしくな。セセリア」
    「…ケレスさん」
    セセリアは、まぶしそうにエランを見つめる。その目には、いつもの皮肉や嘲笑ではない淡い喜びが溢れていた。
    エランはグラスを差し出す。
    「…こちらこそ」
    セセリアも、はにかむようにグラスを重ねた。
    カチン、と乾杯の音が響く。
    そんな二人の姿を、グエルは呆然と眺めていた。
    (キャラが違いすぎるだろう…)
    「セセリア、一曲付き合ってくれないか?」
    すっかり気分が乗ってきたエランが、セセリアにダンスを申し込む。
    「…はい」
    セセリアはエランの手を取り、フロアへと向かっていった。

  • 22二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 15:53:18

    取り残されたグエルは、ぼんやりと二人の後ろ姿を眺めていた。
    (なんだあれ…? 俺はダシにされただけでは…?)
    ふと、バーテンダーの声がかかる。
    「お客様、お代わりをお持ちしましょうか?」
    グエルは、ぼんやりと返事をした。
    「ああ、じゃあ…お任せで」
    「かしこまりました。おすすめをお持ちいたしますね」
    バーテンダーは頷くと、手際よくカクテルを作り始める。
    グラスに注がれる色とりどりの液体。シェイカーを華麗に振るう姿。
    程なくして、見た目も鮮やかなカクテルが出来上がる。
    「おお…」
    グエルは、感心したように眺める。オレンジ色の液体に、赤い実が浮かんでいる。
    グエルは一口飲んでみた。フルーティーな味わいが、口の中に広がる。アルコールの刺激も心地よい。
    「お口に合いましたでしょうか?」
    「ああ」
    グエルが満足そうに頷く。少しだけ気分が晴れたように感じた。
    「…で、支払いなんだけど」
    グラスを傾けながら、グエルが言う。
    「これから頼む分も、あいつに全部つけといてくれ」
    そう言って、グエルはフロアで踊るエランを指差した。

    【完】

  • 23二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 15:54:17

    お、終わっちまった……まあいい話ではあるか!

  • 24二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 16:00:45

    どの選択肢もSSが投下される感じかな?
    さっきのも今回のもそれぞれ方向性が違って好きだ

  • 25二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 16:52:04

    次 dice1d6=1 (1)

    1 様グエルート

    2 セセグエルート

    3 激ヤバモブ女登場ルート

    4 3Pルート

    5 DJ Felsiがフロアを沸かす

    6 グエルがバーテンに落とされる

  • 26二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 18:00:02

    >>15のあとから様グエルートに分岐


    「ふふ、言い返せなさそうですねぇ」

    「う、うるさいな…!」

    「ま、いいじゃないですか。ケレスさんには、仕事がありますから」

    セセリアが不意に真面目な口調で言う。

    「私、ずっと思ってたんですよねぇ。ケレスさんって、グエル先輩の頼みは断れないですよね」

    「何の話だよ…」

    エランが動揺した様子で聞き返す。

    「グエル先輩が希望したジェターク社員の再雇用先の斡旋とか、アスティカシア学園の再建への協力とか、すっごい熱心にやってるじゃないですかぁ」

    「それは、仕事だからな」

    「他の取引先とは全然違うくらい、グエル先輩を特別扱いしてますよねぇ」

    「え?」

    グエルが驚いて、エランを見る。

    「あ、私が言っちゃダメでしたかぁ?」

    セセリアは悪びれもせずにくすくすと笑った。

  • 27二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 18:02:25

    「ケレスさん、グエル先輩のことが気になるんですよねぇ。いつも、メールの返事が遅い遅いって」
    「すぐ返信するのはビジネスの常識だろうが!」
    エランが真っ赤になって否定する。
    「俺はただ、仕事として、だな!」
    「グエル先輩も、あれから3年以上経つんだし、家族のことも落ち着いたみたいだし、そろそろ自分の幸せも考えていいんじゃないですかぁ?」
    「な、なんだよ急に…お前が気にするようなことじゃないぞ」
    グエルが困ったように目をそらすが、セセリアが意地悪そうに笑う。
    「ほんと、伝説ですよねぇ。あんな派手に振られる人、私初めて見ました。あれ以来、更新されてないです」
    「う、うるさいな!昔の話だろ!」
    グエルもまた、目に見えてうろたえた。
    水星ちゃん。スレッタ・マーキュリー。
    エランは彼女のことを知っていた。インキュベーションパーティーで一度だけ会ったことがある。
    グエルは、ストレートなんだよな。その事実を再確認して、エランの胸に鈍い痛みが走る。
    「お二人とも、仕事ばっかりでプライベート全然終わってますからねぇ。少しはお友達を作る努力をしたほうがいいですよ」
    そう言って、セセリアが立ち上がる。
    「じゃあ、お手洗い行ってきますねぇ」
    セセリアは楽しそうに去っていった。残されたエランとグエルの間には、お互いの出方をうかがいあう妙な沈黙が流れる。

  • 28二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 18:03:15

    おや新しいルートが始まっている

  • 29二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 18:04:41

    「…お前は、ストレートなんだよな」
    エランが、不意に口を開く。
    「俺は…お前に、どうこうするつもりはないよ」
    「ケレスさん」
    グエルは、驚いてエランを見つめる。エランの頬は、少し赤く染まっていた。
    グエルの頭の中は、混乱していた。セセリアの勘繰りは、的外れではないということなのだろうか。確かに、3年前に失恋したうえに、もう既婚女性になってしまったスレッタのことを、心のどこかで未だに引きずっていた。エランに限らずだが、誰かを恋愛対象として考えたこともなかった。ワーカホリックと化したのも、頭の中を仕事だけで埋められるのが、どこか楽でもあったのだ。
    けれど…ふと、このままでは債務超過に陥ってしまうと悩んでいた時のことを思い出す。あの時、エランは自信に満ちた表情で、グエルを導いてくれた。やけに露悪的な言葉を使われるものだから、悪魔に魂を売ってしまったのではないかと恐ろしくも思えたが、しかし、頼もしく、輝いても見えたのだ。
    グエルの中で、何かが揺らぎ始めていた。けれど、それが何なのか、まだ分からない。
    「…俺も、ケレスさんとの案件は、特別だと思ってます」
    ため息をついて、グエルは言った。
    「けど…それ以上は」
    「…ああ、分かってる。気にするな」
    エランは、少し寂しそうに微笑む。
    「せめて今夜は、思い切り楽しもうぜ。な?」
    「…はい」
    グエルも、微笑み返した。
    「ちなみに俺、素直で、表情豊かで、真っ直ぐな人が好きです」
    「お前……あんまり調子に乗るなよ」

    【完】

  • 30二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 18:08:00

    イイハナシダナー……ケレスさんが支えになっていたとはこのリハクの目を持ってしても

    それはそうと>>25の5がおかしい

  • 31二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 19:03:58

    次 dice1d4=2 (2)

    1 セセグエルート

    2 激ヤバモブ女登場ルート

    3 3Pルート

    4 DJ Felsiがフロアを沸かす

  • 32二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 19:31:23

    ど、どうヤバいタイプだ

  • 33二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 20:47:16

    >>15のあとから激ヤバモブ女登場ルートに分岐


    エランはセセリアのからかいに、少し居心地の悪そうな表情を浮かべる。

    一方グエルは、この場の雰囲気についていけず、浮いた様子だった。

    そんな中、セセリアがふと立ち上がった。「ちょっとお手洗いに」と言って、グエルとエランを残して行ってしまった。

    「セセリアのやつ…」エランが溜息をつく。

    「セセリアは昔からああですからね…」

    グエルは、エランを慰めるように言った。少し気まずい空気が流れる。

    すると、二人残されたグエルとエランの元に、華やかな美女二人が近づいてきた。

    「一緒に飲みませんか?」

    「ん…? ああ、喜んで。二人とも可愛いね」

    エランは右側の美女に目を奪われた。派手な容姿の美女たちは、クラブの常連客のようだ。

    「え? ああ…、どうも…」

    隣に座ってきた美女たちにグエルは、ぎこちなく挨拶をした。香水の匂いがする。あまり慣れていないタイプだ。

    ジェターク寮にもジェターク社にも、こういうタイプはいない。

    グエルは美女たちとの距離を保とうと、少し後ろに下がった。

    「おいグエル、お前も楽しまないと損だぞ」

    エランはグエルを巻き込もうとする。どうやら、右の女性とペアになるために、グエルに左の女性を担当させたいようだ。

    (ケレスさん、分かりやすいな…)

    グエルは、右の女性の整った顔立ちと、左の女性の愛らしい笑顔を見比べる。

    (ケレスさんは綺麗系が好みなのか。俺は、どちらかというと可愛い系のほうが…)

    そんな考えが頭をよぎるが、すぐに自分を叱る。

    (馬鹿なことを考えるな、何を考えてるんだ、俺は)

  • 34二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 20:48:46

    「私たちインフルエンサーなの」
    「こっちはフォロワー50万人超えてるよ」
    「それはすごいな。まあ、俺もブリオン社の仲介業務で、数多くの企業と取引があるんだ。事業提携や資金調達の斡旋もしている。関連業界での影響力があるって意味じゃ、俺もインフルエンサーみたいなもんだな!」
    「すごぉい」
    グエルはエランと美女たちが盛り上がる様子を、複雑な心境で見守っていた。そんなに自分のことをペラペラと喋って大丈夫なのだろうか。3人はグエルを置いてけぼりにして盛り上がっていく。特にエランは右の子に夢中だ。仕事相手のこんなところ、見たくないな…とグエルは内心で呟きつつ、気まずそうに目を逸らした。
    グエルは学生時代を思い出してしまった。決闘で勝った時、女子にキャーキャー言われて有頂天になってたっけ…。こうして他人の姿として見せつけられると、なかなかキツいものがある。

    一方、トイレから戻ったセセリアは、少し離れた場所から、美女二人の様子をこっそりと観察していた。
    (フォロワー50万人の美容ライフスタイルインフルエンサー…? 見たことないけど。なーんか、胡散臭いんですけどぉ…)
    そして、それにしても、とセセリアはエランの様子も観察していた。高校時代を引きこもりで潰し、大人になってから小金を得て、あんなことになってしまったのだろう。青春時代を取り戻すことなんてできないのに。セセリアは、呆れたようにため息をついた。

  • 35二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 20:50:18

    (早くセセリアが戻ってこないかな…)
    セセリアが戻ってくるのを待つ間、グエルはひとりカクテルを傾けている。
    「ねえ、ここのVIP席ってすごいらしいんですけど。連れてってくれません?」
    右の美女が、上目遣いでエランにねだる。
    「VIP席か。そうだな、そこなら君たちとゆっくり話せそうだ…」
    エランは、抱き寄せるようにしてうなずいた。
    「あ、あの、セセリアが戻ってきますよね?」
    グエルが、戸惑いの表情で問う。
    「一緒に来ればいいだろ。VIP席なら5人でも入れるはずだ」
    そこに、セセリアがトイレから戻ってきた。
    セセリアは何事もなかったかのように、しかし少し刺々しさのある声色で「お待たせしましたぁ」と言う。
    「よし、セセリアも戻ってきたし、5人でVIP席に行くか」
    エランが、美女二人を左右に抱えながら言う。
    「ほら、セセリア。一緒に来いよ」
    セセリアは、じっと美女二人を見つめる。美女たちも、セセリアの視線を真っ直ぐに受け止める。
    まるで、お互いを見極めるかのように、緊張感が走る。

  • 36二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 20:51:20

    「いえ、私はパスです」
    「えっ、セセリア?」
    グエルが、驚いた様子で聞き返した。
    「じゃあ、俺たち4人で行くとするか。グエル、お前も来いよ」
    「え?いや、俺は…」
    グエルは渋るが、エランに腕を引っ張られる。
    「ほら、VIP席ってどんなとこか興味ないのか?せっかくの機会だろ」
    「そ、それは…まあ…」
    グエルは不安を感じつつも、VIP席への好奇心がわいてきていた。接待に使うような飲食店の、追加料金が必要な個室の経験ならいくらでもある。しかし、こうした店のVIP席というのはどういうものなのだろう。
    グエルは、エランに引っ張られながらも、何とかセセリアに助けを求めるように目配せする。
    しかし、セセリアはそれを冷ややかな目で見ているだけだった。

  • 37二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 21:11:07

    ドキドキ

  • 38二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 21:11:26

    >高校時代を引きこもりで潰し、大人になってから小金を得て、あんなことになってしまったのだろう。青春時代を取り戻すことなんてできないのに。

    セセリアのケレスさんへの評価に切れ味がありすぎるw

  • 39二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 21:19:37

    このルートのケレスさんは調子に乗りすぎてダメなタイプっぽいな
    助けてセセリア

  • 40二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 21:21:45

    4人はアッパーフロアのVIPルームに足を踏み入れた。重厚な木製のドアを開けると、そこはまるで別世界のようだ。
    壁には豪奢なダマスク柄の金の壁紙が施され、シャンデリアが煌びやかに輝いていた。
    「わぁ、すごい! こんな部屋、初めて!」
    美女二人は、VIPルームの内装に喜びの声を上げる。
    「ほら見ろ、グエル。女の子はな、こういうのが好きなんだよ」
    エランは彼女たちの反応を見て、気をよくしているようだ。グエルはなんとも言えない気分になり、答えを保留した。
    家具にもギラつきを伴う高級感があった。大理石のテーブルを囲むように、ブラックレザーのソファが配置され、
    そのテーブルの上にはゴールドのアイスペールにシャンパンが冷やされている。
    「さ、座ろうぜ。シャンパンで乾杯だ」
    エランの提案に、一同はソファに座る。グエルはセセリアと別行動になったことを不安に思いつつも、空間に身を委ねた。
    メインフロアのガヤガヤとした喧騒からは隔絶された、優雅で退廃的とも言える空間がそこにはあった。
    部屋の奥にはダークグリーンのビロードのカーテンがかかって、目隠しをされている。
    (あのカーテン、何なんだ…?)
    すると、隣に座った可愛い系の女性が、グエルに寄り添ってきた。ふわりと良い香りがする。
    「グエルくん、シャンパン飲も?」
    と、グラスを差し出す。グエルは、覚悟を決めるように大きく息を吸い込んだ。
    「ま、まあ…一杯くらいなら…」
    一方のエランは、もう右の美女に夢中だ。彼女を抱き寄せるようにして、耳元で何やら囁いている。
    複雑な思いでエランを見つめる。ここは止めるべきなのか。それとも、男として、エランの行動を理解すべきなのか。
    グエルは、観念したようにグラスを受け取る。シャンパンの泡が、不安と期待を掻き立てるようにきらめいていた。

  • 41二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 22:05:00

    「そういえば、私、インフルエンサーブランドを立ち上げてるの」
    ふいに、エランに寄り添う綺麗系の女性が切り出した。
    「インフルエンサーのD2Cブランドか。どんなブランドなんだ?」
    エランが興味深そうに聞き返す。
    「お香なの。自分でブレンドしたオリジナルの香りを販売してるんだ」
    「へえ、すごいじゃないか。利益率高そうだな」
    エランが感心したように言う。
    「そうなの。フォロワーに直接販売できるから、マージンがしっかり取れるの」
    「可愛い上に、ビジネスセンスまであるなんて、最高じゃないか!」
    エランはすっかりその女性にメロメロだ。
    「ちょうど、そのお香を持ってきてるの。焚いてみようか?」
    女性はそう言うと、テーブルの上で何やら作業を始める。ふわりと、甘い香りが部屋に広がっていく。
    (この匂い…懐かしいような…)
    グエルは、何故かその香りに心を揺さぶられた。まるで、遠い記憶が呼び覚まされるような感覚だ。
    「グエルくん、大丈夫?少し泣きそうな顔してるけど…」
    隣の可愛い系の女性が、心配そうにグエルを覗き込む。
    「あ、ああ…なんでもない…」
    グエルは慌てて答えるが、確かに涙が浮かんでいるのが自分でも分かる。
    (何だこの感情は…?酔ってるのか、俺…?)
    グエルは混乱する。カウンターで飲んだものと、ここでのシャンパン。酒量はそこまででもないはずなのに、やけに酔いが回っている気がする。
    「ほら、もっと飲みなよ、グエルくん」

  • 42二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 22:07:10

    しっかりいたせー!

  • 43二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 22:55:47

    グエルの意識がもうろうとする中、隣の女性が寄り添ってくる。
    彼女の柔らかな胸が腕に押し付けられ、甘い匂いがさらに強くなった。
    「ねぇ、泣きそうな気持ちはもう大丈夫?」
    「ん…大丈夫。心配してくれてありがとう…」
    グエルは、女性の大きな瞳に見つめられ、そのまま吸い込まれそうな心地になる。
    (かわいいな…)
    一方、横ではエランが綺麗系の美女と抱き合いながらキスを始めている。
    その濃密な雰囲気が、グエルの酩酊に拍車をかける。
    「グエルくん、私といると落ち着く?」
    その言葉に、グエルはゆっくりと頷く。ただ、彼女に身を委ねていたい気分だった。
    頭がぼーっとしてくる中、隣の女性が優しく微笑むのが見える。
    「可愛いね、グエルくん」
    彼女はそう言うと、そっと顔を近づけてきた。
    グエルはされるがままに唇を受け入れようとした。その瞬間、突然ドアが開く音がした。
    「グエル!しっかりしろ!」
    聞き覚えのある声がする。同時に、冷たい外気が部屋に流れ込んでくる。
    「カミル…?」

  • 44二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 22:56:44

    グエルは、かろうじて顔を上げる。冷気で少し意識がクリアになったようだ。
    「セセリアから位置情報が来て、様子を見に来たんだ。…ここは危険だな、早く出ないと」
    カミルは、グエルの腕を引っ張り、無理矢理立ち上がらせる。エランも外の空気を吸って我に返った様子だ。
    女性二人は慌てて、テーブルに置かれたお香を隠すように片付け始めた。
    カミルが睨みつけると、女性たちは舌打ちをして部屋から逃げ出した。
    「グエル、大丈夫か?立てるか?」
    カミルがグエルを心配そうに見る。グエルは、よろめきながらもなんとか立ち上がった。
    「あ、ああ…なんとか…」
    一方のエランは、まだふらふらとしている。
    「ケレスさん、しっかりしてください!」
    カミルが、エランの背中を叩く。
    「うっ、わ、わかった…」
    エランは意識を必死に繋ぎ止めようとしているようだ。

    ろくに歩けないエランにカミルが肩を貸し、アッパーフロアから3人が降りてくる。
    クラブの入り口の近くには、カミルと共に駆けつけたフェルシーの姿があった。
    グエルは「フェルシー!来てたのか」と声をあげた。
    「はい!でも、入り口で止められちゃって…」
    フェルシーは、悔しそうに眉を寄せる。「私、もう成人してるのに! 操縦免許も持ってるのに!」
    カミルは思わず苦笑した。「まあ…若く見られるのは良いことじゃないのか」

  • 45二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 22:59:04

    エランが朦朧としながら会計を済ませて店を出ると、冷たい夜風が四人の頬を撫でる。
    グエルとエランの意識が明瞭になっていく。
    「すまん…カミル、フェルシー。助けに来てくれて、ありがとう」
    グエルが、感謝の言葉を口にする。
    「俺も助かった…ありがとう」
    エランも、弱々しい声で礼を言った。カミルは二人の肩をポンと叩いた。

    店を出ていくらか進んだところで、カミルがグエルに小声で話しかけてきた。
    「グエル、フェルシーが年齢確認で止められて、逆に良かったのかもしれないな」
    「え…?」
    グエルが怪訝な顔で見返す。
    「お前のあの様子、とてもじゃないがフェルシーには見せられなかった」
    カミルの言葉に、グエルは真っ赤になった。
    「か、カミル…他言無用だぞ!」
    「ああ、分かってる」
    「…すまん、情けない姿を見せて」
    グエルは深々と謝罪した。カミルはそれを見て、苦笑いを浮かべた。
    「何度も言わせるな。仲間だからな、当然だろう」

    【完】 助かっちゃいました

  • 46二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 23:25:42

    さすがカミル先輩と守護神フェルシー……!

  • 47二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 23:25:55

    ・助からない

    ・セセグエ

    ・なんか4BBAとの肉弾戦とか何か倫欠だったり狂ったりしてるやつ

    何に需要あるのか知りたいです

    需要とかネタとかもらえたら嬉しい…もらえなかったら一人で…続けます…


    前作 クズ男への引き出し、クズ男解像度の主です(善人を書きたくないわけではない)

    【CP・閲覧注意】酷いラウペトのダイス|あにまん掲示板ラウダの生活費はdice1d3=@2 (2)@1 ペトラのテスターの給料2 グエルの仕送り3 ラウダのバイト代家事はdice1d3=@1 (1)@1 折半2 ペトラが全部やってる3 ラウダが全部やって…bbs.animanch.com
  • 48二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 23:27:12

    >>47

    4BBAとの肉弾戦……4BBAとの肉弾戦!?

  • 49二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 23:31:15

    4BBAとの肉弾戦のパワーワードがとても気になる
    一応ご年配のレディー達相手に推定20代前半が肉弾戦していいのか…?

  • 50二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 23:41:59

    >>47

    >>25のは全部見たいです

  • 51二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 09:10:58

    保守

  • 52二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 16:41:31

    あの一件から数ヶ月後、グエルはふとしたきっかけでフェルシーの秘密を知ることになる。
    「え?フェルシー、お前DJデビューしたのか?」
    グエルが驚いた様子で尋ねると、フェルシーは少し照れくさそうに頷いた。
    「そうなんです…DJ Felsiって名前で活動してるんです」
    どうやら音楽活動を本格的に始めたようだ。
    「それで、今度ライブをやることになって」
    フェルシーが、グエルにチラシを差し出す。見ると、小さなライブハウスでのDJ Felsiのライブ告知だった。
    「…良かったら、来てほしいっす」
    「もちろんだ。かっこいいところ、見せてくれよ」
    そう言って、グエルはフェルシーの頭をくしゃりと撫でた。

  • 53二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 16:42:41

    ライブ当日、グエルとカミル、エランとセセリアの4人は、ゲストとしてライブハウスに足を運んだ。
    ステージ前には熱気に満ちた観客が待ち構えている。
    「結構人気あるんだな、フェルシー」
    グエルが感心したように呟く。カミルも驚いた様子でフロアを見渡している。
    「フェルシー…大物になる予感がするな」
    そのとき、ステージ上にスポットライトが当たり、DJ Felsiの姿が浮かび上がった。
    すると突如、割れんばかりの大歓声と「フェルシー!フェルシー!」というコールが起こった。
    「みなさん、お待たせしました! DJ Felsiです!」
    歓声が更に大きくなる。フェルシーは自信に満ちた笑顔を浮かべている。まるで別人のようだ。
    「としあき、盛り上がっていこう!」
    そう叫ぶと、ますます大きな「フェルシー」コールが起こった。
    「としあき…?なんだそれは」
    意味の分からないグエルに、エランが説明する。
    「まあ、ファンネームみたいなもんだろ」
    グエルはファンネームの意味もわからなかったが、フェルシーの人気ぶりに感心した。
    パワフルなビートが、フロアに響き渡る。それに乗せて、フェルシーはヘッドフォンを耳に当て、身体を揺らし始めた。
    フロアにいる観客も、そのリズムに合わせて踊り出す。

  • 54二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 16:43:40

    DJ Felsiことフェルシーは、観客を巧みに煽りながら、ターンテーブルを操っている。
    まるで、生まれながらにしてそこに立つために生まれてきたかのようだ。
    (フェルシー…お前はもう、立派なアーティストだ)
    グエルは、フェルシーのことを心から誇らしく思った。
    「ほらグエル、父親面してないで踊ろうぜ!」
    エランがグエルの腕を引っ張る。
    「え?い、いや、俺は踊れない…」
    「大丈夫だって!リズムに乗るだけでいいんだ!」
    セセリアにも背中を押されて、グエルはフロアに引きずり出された。
    セセリアが、楽しそうに身体を動かす。エランも、陽気にステップを踏んでいる。
    誰もがDJ Felsiの音楽に酔いしれていた。
    「フェルシー、俺も負けてられないな…!」
    グエルは、観念したように身体を揺らし始めた。最初はぎこちなかったが、徐々にリズムが体に染み込んでくる。
    気づけば、グエルもフロアの一部となって、音楽に溶け込んでいた。
    (なんだこれは…!こんなに音楽って楽しいものだったのか…!)
    クラブの喧騒の中で、グエルは音楽の歓びを全身で感じていた。
    そんなグエルの姿を見て、ステージ上のフェルシーが満足そうに微笑む。
    「みんな、ありがとう!」
    歓声がフロアに響き渡る中、DJ Felsiは最高潮のパフォーマンスを魅せた。

  • 55二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 16:45:34

    ライブ終了後、グエルたちは楽屋を訪れた。
    「お疲れ様、フェルシー」
    グエルが声をかける。フェルシーはステージの余韻に浸りつつ、満足気な表情を浮かべている。
    「あざっす!皆さん、楽しんでくれました?」
    「ああ、すごく良かった」
    グエルが真摯な眼差しで言う。
    「本当ですか?嬉しいっす…!」
    「ジェターク社が誇るDJだな。これからも頑張れよ」
    「はい!音楽でも貢献できるよう、精進します!」
    瞳をきらきらと輝かせて力強く宣言するフェルシー。
    「ほ、本当に今日は最高でした…!私の音楽、皆さんに届いたみたいで…」
    感極まり、フェルシーの目に涙が浮かんでくる。
    「フェルシー、お前の音楽はこれからもっともっと多くの人に届くさ。そして、みんなの心を震わせる。俺はそう信じてる」
    グエルがそう言って微笑む。「俺たちは、みんなとしあきだ」
    フェルシーは「グエル先輩…!」と感激の声を上げた。
    グエルの言葉を胸に、パイロットとして、そしてDJとして。
    フェルシーはこの日、天下を取るという決意を固めたのであった。

    【完】

  • 56二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 17:19:29

    興奮冷めやらぬ面持ちでフェルシーを称えていると、楽屋のドアがノックされた。
    「失礼するわ!」
    ドアが開き、4人の女性が入ってきた。
    「こんなところでお会いするとは思いませんでしたわ。グエル・ジェタークCEO、そしてエラン・ケレス」
    口火を切ったのは、長身で凛とした佇まいの女性、ニューゲンだった。
    グエルとエランは驚愕した。彼女たちの姿を見るのは、ベネリットグループ解散以来のことだ。
    「私たちがこんなところで何をしているのか、疑問に思う?」
    鋭い目つきのカルが、冷たく言葉を投げかける。
    「このライブハウス、私たちが経営してるのよ。ここから這い上がって、また資産を蓄えるつもりなの」
    ネボラが、キッパリと言い放つ。
    グエルとエランは、顔を見合わせた。ベネリットグループ解散の際、グエルはジェターク社を潰しかけたがギリギリのところで立て直すことができた。エランは崩壊寸前にヘッドハンティングされたことで何も失わずに切り抜けられた。対して彼女たちは、すべてを失った。

  • 57二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 17:22:06

    「今はライブハウスのオーナーなんですね。それなりに立ち直られたんじゃ…」
    グエルが言葉を紡ぐが、ゴルネリが冷笑を浮かべる。
    「これでも随分格下げよ。ペイル社時代に比べればね」
    「あなた方が私たちの人生をめちゃくちゃにしたのよ。その罪は償ってもらわないと」
    ニューゲンの声は低く、怒気を帯びている。
    「いや、俺たちは…」
    グエルが言葉を探す間もなく、ネボラが身を翻した。
    「言い訳無用よ!」
    高速の回し蹴りが、グエルの顔面を襲う。間一髪でかわしたグエルだったが、そこへカルの拳が襲い掛かる。
    「ぐっ…!」
    グエルは必死に防御しながら、距離を取ろうとする。

  • 58二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 20:19:24

    ちょっと目を離した間に大変な事態が起きているだと……

  • 59二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 20:59:26

    セセグエ期待してます!

  • 60二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 21:06:35

    いかん、未だに4BBAのどれがどれか分からんw

  • 61二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 07:42:22

    保守

  • 62二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 15:27:22

    フェルシー編面白かったです!

  • 63二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 15:54:59

    「なかなかやるじゃない」
    カルが挑発的な笑みを浮かべる。
    カルから繰り出される拳はまるで鉄槌のように重く、グエルは必死にそれを避ける。
    「お前の拳は重いが、動きは鈍い!」
    グエルは素早い動きで攻撃をかわしながら、カルの懐に飛び込んだ。
    しかしカルは、巨体から予想もつかない速さで拳を叩き込む。
    「なっ!?」
    グエルは咄嗟にガードするが、その衝撃は凄まじい。
    「グエル!」カミルが叫んだ。
    「く、くそっ…」
    一方、カミルはゴルネリに苦戦していた。

  • 64二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 15:59:26

    一方、カミルはゴルネリに苦戦していた。
    カミルとゴルネリの戦いは、人間の限界を超えた領域で行われていた。
    カミルは鍛え抜かれた肉体を誇るが、その格闘スキルは百戦錬磨のゴルネリの前で児戯に等しい。
    「こんなものか?」
    ゴルネリが冷笑を浮かべる。
    「くっ…!」
    カミルは懸命に食らいつく。
    カミルの強烈なパンチがゴルネリに襲いかかるが、ゴルネリは、そのパンチを片手で受け止めてみせた。
    「なっ!?」
    カミルが絶句する。
    ゴルネリの手に、カミルのパンチが吸収されてしまったのだ。
    カミルは抵抗するが、ゴルネリの怪力から逃れられない。
    「く、くそっ…こいつ…」

  • 65二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 16:00:05

    「うおおおお!」
    フェルシーはというと、雄叫びを上げながら全身の力を込めてネボラに体当たりしていた。
    ネボラはフェルシーの勢いに押され、壁に叩きつけられる。
    「くっ…!」ネボラが苦鳴を上げつつ、フェルシーに締め技をかけにかかる。
    「フェルシー!」セセリアが叫ぶ。
    別にフェルシーのことが好きなわけでもないセセリアだが、この戦況では彼女の助力が必要だ。
    セセリアは素早くネボラに詰め寄ると、低い姿勢から強烈な蹴りを放つ。
    しかしネボラは身軽にかわすと、逆にセセリアに肘打ちを見舞った。
    「うっ!」セセリアが膝をつく。
    「大丈夫か!?」フェルシーが声をかける。

  • 66二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 16:01:14

    「気を抜くな!」
    そう叫んだのはエランだ。彼はフェルシーとセセリアに加わりネボラを攻撃しようとしていた。
    しかし、そこに「お前の相手は私だ」と冷たい声が響く。
    ニューゲンがエランの前に立ちはだかったのだ。
    「ニューゲン…!」
    エランは歯ぎしりしながら、ニューゲンと対峙する。
    「ネボラ1人に3人がかりとは、相変わらず情けないわね」
    ニューゲンが嘲笑する。
    エランは冷や汗をかきながら、冷静な交渉に持ち込もうと努める。
    「俺たちも必死なんだ。これ以上争っても…」
    しかしニューゲンはそんなエランの言葉を遮る。
    「言い訳を聞く気はないわ」
    そう言うや否や、ニューゲンの強烈な蹴りがエランの急所を襲った。
    エランは言葉もなく呻きながら、地面に沈んだ。

  • 67二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 16:51:21

    エランが一撃でやられた姿を見て、セセリアは息を呑んだ。
    セセリアは咄嗟にフェルシーの方を見やる。するとフェルシーも、苦戦するグエルとカミルに心配そうな眼差しを向けていた。
    (このままじゃ…!)
    セセリアの中で、ある決意が固まった。
    「フェルシー、ちょっといい?」
    「な、なんすか…!今そんなこと言ってる場合じゃ…」
    「いいから!」
    そう言ってセセリアは、戸惑うフェルシーの手を引っ張った。そして、小声で告げる。
    「もう、あれをやるしかないわ」
    「あ、あれって…まさか…!」

  • 68二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 16:53:06

    フェルシーが息を飲む。セセリアが言っているのは、あの禁断の奥義のことだ。
    普通の人間には到底耐えられない、凄まじいエネルギーを解放する究極の技…
    「で、でもそんな…今の私たちに、あの技が使えるんですか…?」
    「他に方法はないわ。みんなのためにも…」
    フェルシーは一瞬迷ったが、覚悟を決めたように深く頷いた。
    2人は一瞬で視線を交わし、背中合わせに立った。
    「無関係砲、発動!」
    「おおおおお!」
    フェルシーとセセリアが同時に叫び、強烈なエネルギー波が放たれる。
    一応お互いに顔と名前を知ってはいるが、それ以上はこれといって関係のない女同士が結託したときにのみ発動できるという、伝説の必殺技だ。
    「な、なんだこれは!?」
    ニューゲンが驚愕の声を上げる。
    「ぐわああああ!」
    カルとネボラ、エランもろともそのエネルギー波に飲み込まれていく。
    グエルとカミルも、必死に防御するが、あまりの威力の前に為す術もない。

  • 69二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 16:55:08

    無関係砲のエネルギーは楽屋のみならず、ライブハウス全体を揺るがしていた。
    「この力は…!」
    ゴルネリでさえ、その威力に圧倒される。
    やがて、光が収まったとき、楽屋には倒れ伏す面々の姿があった。
    「は、はは…や、やったのか…?」
    フェルシーが荒い息をつきながら呟く。
    「み、みたいね…」
    セセリアも膝をついて、息を切らしている。
    しかし、次の瞬間、信じられない光景が2人の目に飛び込んできた。
    「な…!」
    倒れていたはずのゴルネリが、ゆっくりと立ち上がったのだ。
    「ば、バカな…!無関係砲を受けて、まだ立てるだって…!?」
    フェルシーは愕然とする。
    「そんな…!」
    セセリアも震える声で言う。
    ゴルネリは、体に付いた埃を払いのけると、倒れている仲間たちに目を向ける。

  • 70二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 16:56:33

    「みんな、大丈夫か?」
    ゴルネリの呼びかけに、ニューゲンたちがうめき声を上げながら身体を起こす。
    「う、うん…な、なんとか…」
    ネボラが辛そうに答える。
    「こんな恥さらしな姿、誰にも見せられないわ…」
    ニューゲンは悔しそうに歯噛みする。
    ゴルネリは、フェルシーとセセリアに歩み寄ると、2人をじっと見つめた。
    「うわああっ…!ほ、本当にすみませんでした!」
    「許してください!許してください!」
    2人は抱き合ってゴルネリに怯える。
    すると、ゴルネリの口元に、微笑みが浮かんだ。
    「お前たち、よくやったわ。この私をここまで追い詰めるとはね」
    その言葉に、フェルシーとセセリアは驚きを隠せない。
    「これからのお前たちには期待できそうだ」
    ゴルネリは、倒れている仲間たちを見渡しながら告げる。
    「フェルシー、あなたの音楽にはまだまだ可能性がある。これからもあなたの活躍を楽しみにしているわ」
    そして倒れている一同に向かって、大きな声で語りかけた。
    「みんな、よく頑張った!今日はお互いの健闘を称え合おう!そして、お互いのビジネスの成功を祈ろう!」
    かくして熱き戦いは、新たなステージへと進んでいく。
    果てしない可能性を胸に、彼らは未来へと羽ばたいていくのであった。

    【完】
    4BBA肉弾戦難しすぎて草
    めちゃくちゃにしちゃったので次は時間巻き戻してセセグエかきます

  • 71二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 17:34:46

    死ぬほどクレイジーなルートで笑ったw
    たぶん水星キャラが気弾を使いだしたスレはそうないだろうな

  • 72二次元好きの匿名さん24/04/15(月) 01:27:25

    保守

  • 73二次元好きの匿名さん24/04/15(月) 10:29:18

  • 74二次元好きの匿名さん24/04/15(月) 20:47:07

    このレスは削除されています

  • 75二次元好きの匿名さん24/04/16(火) 07:27:29

    しゅ

  • 76二次元好きの匿名さん24/04/16(火) 14:31:21

    このレスは削除されています

  • 77二次元好きの匿名さん24/04/16(火) 21:46:10

  • 78二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 02:32:20

    ほしゅ

  • 79二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 09:28:10

    保守

  • 80二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 12:39:49

  • 81二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 17:55:37

    このレスは削除されています

  • 82二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 00:51:17

    保守

  • 83二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 08:07:46

  • 84二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 16:46:16

    保守

  • 85二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 21:24:12

    >>15からセセグエ分岐


    「ねぇグエルCEO、ここのカクテルおいしいですよ。飲んでみます?」

    セセリアは自分のカクテルをグエルに勧める。グエルは困惑した表情で首を横に振った。

    「い、いや…俺はビールでいいよ。お前の好みに合わせられるほど器用じゃないしな」

    「もう、せっかくのクラブデビューなんですから、いつものビールじゃつまらないですよ~。ほら、ちょっと味見してみてください」

    そう言ってセセリアはグラスをグエルの前に差し出す。しぶしぶとグエルはグラスを受け取り、一口含んだ。

    「…っ!な、何だこれは…!?」

    グエルは眉をひそめて、むせる。セセリアはくすくすと笑った。

    「ふふ、グエルCEOには刺激が強すぎたみたいですね」

    「う、うるさい…!俺はこれでいいんだよ…!」

    そう言ってグエルはビールを一気に飲み干す。その焦った顔を見て、セセリアはさらに笑みを深めた。

  • 86二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 21:25:32

    「そういえばケレスさん、この前の……見ました?」
    不意にセセリアがエランに話しかける。
    「は?何の話だ」
    エランが怪訝そうな顔をする。ニヤリと笑みを浮かべたセセリアは、こっそりと端末を取り出した。
    「ほら、この写真ですよ~」
    「ぶふっ…!何だこれ、こんな顔して寝てたのかよ!」
    思わず吹き出すエラン。そこには社長室の椅子で寝落ちしたグエルの無防備な寝顔があった。
    二人は端末を覗き込み、大笑いする。
    「お、お前ら、何を見て笑って…」
    そこで、グエルは二人が見ている画面に気づく。そこには、自分の情けない寝顔が大写しになっていたのだ。
    「!!?な、何だこれは!?セセリア、お前…撮ったのか!?」
    「こんなに可愛い寝顔、撮らずにはいられないじゃないですかぁ~」
    「ば、バカ言え!消せ!」
    必死に端末を奪おうとするグエル。しかしセセリアは素早く端末を引っ込め、代わりにエランに見せる。
    「ほらケレスさん、よく見てください。お口に、ツバが光ってるでしょ?」
    「マジかよ、ちょっと拡大して…ぎゃははは!!本当だ!なんだこれ、最高だな!」
    「そ、そんなの見るな!!」
    赤面したグエルが、今度はエランに飛びかかる。だがエランはグエルをかわし、端末を覗き込む。
    「いやぁ、改めて見るとなかなかのショットだな。光の角度が見事によだれを強調している」
    「ですよね~。ねえグエルCEO、この写真、みんなに見せちゃいましょうか?」
    「ダメに決まってるだろ!!」

  • 87二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 21:28:36

    必死の形相で訴えるグエル。その姿はますます二人を笑わせた。
    「あはは、わかってますって。これは私だけの宝物にしますよ」
    「は…?」
    「こんなグエル先輩…私だけのものにしたいですから」
    そう言ってセセリアは、大切そうに微笑む。一瞬、グエルは心臓が跳ねるのを感じた。
    言葉に詰まったグエルを見て、セセリアは目を輝かせる。
    「あ~、グエル先輩が照れてる~。ほら、もっと飲んで気を紛らわせてください」
    そう言って、グエルのグラスを満たす。
    「酒で紛らわすような…」
    「ん~?じゃあ私が、先輩の気を紛らわせてあげましょうかぁ?」
    上目遣いでグエルを見つめながら、セセリアは甘い声で囁いた。
    「!!?」
    グエルはセセリアの言葉に動揺を隠せない。セセリアはさらに顔を近づけ、グエルを挑発するように笑う。
    「冗談ですよ~。ま、そのうちマジになっちゃうかもですけどね」
    「じょ、冗談きついぞ…!」
    (く、くそ…セセリアのやつ、からかいやがって…!)

  • 88二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 21:29:19

    お、再開か

  • 89二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 21:33:47

    酔いが回ったのか、セセリアはグエルに身を寄せて甘えるような口調で話し始めた。
    「ねぇねぇグエル先輩、私ってば昔からずーっと先輩のこと見てたんですよ~」
    「俺のこと…?」
    グエルは思わず身を引く。
    「だって、お父さんが亡くなった時も、弟さんに命狙われた時も…会社が危機に陥った時だって…グエル先輩、一生懸命立ち向かってたじゃないですかぁ…カッコよかったんですよぉ…」
    「…………」
    グエルはセセリアの熱烈な視線から逃げるように、グラスを傾ける。
    「水星ちゃんにプロポーズした時なんて、何日も立ち直れなかったんですからぁ…」
    「お、お前それ本気で言ってるのか?」
    決闘委員会でセセリアにひたすら失恋を擦られ、くどいほど揶揄われ続けた記憶しかないグエルは、困惑した表情を浮かべた。一方、酔ったセセリアはますますグエルに迫り、グエルの髪を勝手に指でいじり始める。
    「冗談なわけないじゃないですかぁ。グエル先輩が頑張ってる姿見てたら、ただ応援するだけじゃ我慢できなくなっちゃって…」

  • 90二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 21:35:28

    その横では、エランが呆れたようにグラスを傾けていた。
    「はぁ…酔うとこうなるのな、こいつ…」
    エランはセセリアのグエルへの好意に気づいていた。あからさまな感じではないが、日頃のグエルへの態度や視線から、そう感じていた。
    (…まあ、二人の問題だしな)
    「お前がいつ俺の応援をしたんだよ!」
    グエルは顔を真っ赤にしながら、セセリアの肩に手を置いて制止する。だが、酔ったセセリアはニヤニヤと笑みを浮かべるばかりだ。
    「もう、素直じゃないんだから…グエル先輩のそういうとこ、昔から好きですよぉ…?」
    「う、うるさいな…!」
    グエルは内心では少なからず動揺していた。
    (セセリアのやつ…本気だったのか…?)
    そんな二人を見ながら、エランはため息をついた。
    (…ったく、若いっていいよなぁ)
    二人とそう年も変わらないエランは人生の先輩の顔をして、グラスを傾けるのだった。

    【完】

  • 91二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 21:36:54

    お待たせした割にババアバトルよりサクッと終わっちゃってすみませんした!保守ありがとうございました!

  • 92二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 21:37:47

    酔っ払うと素直になるセセリア……ありだな!

  • 93二次元好きの匿名さん24/04/19(金) 08:36:45

    セセグエありがとうございます!
    待ってた甲斐があった

  • 94二次元好きの匿名さん24/04/19(金) 19:48:10

    次 dice1d5=1 (1)


    1 様グエセンシティブ

    2 セセグエセンシティブ

    3 3P

    4 激ヤバモブ女から助からない

    5 >>22のあとグエルがバーテンに落とされる

  • 95二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 00:26:50

    様グエか

  • 96二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 09:20:46

    保守

  • 97二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 17:28:21

    保守

  • 98二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 00:26:32

  • 99二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 08:02:28

  • 100二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 18:27:01

    保守

  • 101二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 22:50:57

    このレスは削除されています

  • 102二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 02:18:52

  • 103二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 09:17:05

  • 104二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 18:21:19

  • 105二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 00:15:58

    保守

  • 106二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 08:05:47

  • 107二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 17:41:15

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています