- 1二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:19:31
こんにちは、アストンマーチャンです。よろしくね。
今日は雲一つない、とっても晴れやかな青空が広がっています。
クロエ・ハーバードさんも、気持ち良さそうにお空を散歩中。
つまり、絶好のアピール日和、ということでもあるのです。
ウルトラスーパーマスコットの道は一日してならず。
日々の地道な活動こそが、本当の近道といえます。
……以前だったら、こんな悠長なことは、思ってなかったかもしれませんね。
そんなわけで、今日も今日とて専属レンズを携えて、広報活動へ出発進行。
その、予定だったのですが。
「……あれ?」
辿り着いたトレーナー室からは、人の気配がありません。
普段なら、マーちゃんのトレーナーさんがいる時間のはずなのですが。
鍵を使って扉を開けて、ひょっこりと確認してみても、そこに彼の姿はあらず。
ジャケットなどが残されているところを見るに、きっと出かけているのでしょう。
これは残念、がっかりマーちゃんです。
とはいえ、いずれは戻ってくるでしょう、それまでは────。
「おや、あなたは」
そのとき、マーちゃんは部屋の隅からの視線を、びびびっと感じます。。
そこにはなんと、くりくりとしたつぶらな瞳の、ほわほわきゅーとな、マスコットの姿が。
とってもラブリーでキャッチャーな勝負服に、威厳を放つ王冠。
そう、皆さんもご存知(になる予定)の、アストンマーチャン────の着ぐるみがあったのです。 - 2二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:19:43
「ふふっ、トレーナーさんの代わりに、お留守番をしてくれてたんですね?」
マーちゃんはマーちゃんに近づいて、えらいえらい、と優しく撫でてあげます。
トレーナーさんと契約して少ししてから作られたそれは、ところどころ、補修の跡が見えました。
見栄えの問題もあるから一度新規に作り直そうかな、と彼も何度か話したことがあります。
けれど、マーちゃん達にとっても思い出深いこの子を、なんだかんだで残していました。
「……そういえば、あなたの着心地って、どんな感じなんでしょうか?」
その時、ふと思いました。
マーちゃんはこの着ぐるみの中に、入ったことがありません。
マーちゃんこそがオリジンマーチャンなのですから、当然といえば当然なのですが。
トレーナーさんを、夏の暑い日も、冬の寒い日も、毎日のように入れていたマーちゃんの中。
急に、その未知の空間に、マーちゃんは興味津々になってしまいました。 - 3二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:19:56
こんにちは、アストンマーチャンインマーちゃんです。よろしくね。
ややっ、こんなところに服部忍び丸、今日はこんなところでご任務でしょうか。
追いかけてあげたいところですが、今のメガトンマーチャンでは無理な相談。
残念ですが、ここは旅立ちを見守ってあげることとしましょう。
「ふう、なかなか重くて、それに暑いのです」
先ほどまでとっても晴れやかに感じていた青空が、少し恨めしく感じてしまうほど。
マーちゃんは今、マーちゃん着ぐるみの中に、入っています。
念のため制服から、体操服に着替えてましたが、それでもすでに汗ばんできていました。
トレーナーさんはいつも、こんな環境で、マーちゃんのアピールをしてくれていたんですね。
……そう、トレーナーさん。
「……んっ」
一歩一歩、着ぐるみを動かす毎に、ふわりと濃い匂いが漂います。
それはマーちゃんの匂いではなく、この着ぐるみ本来の主である、トレーナーさんの匂い。
汗の匂いも相まって、筆舌に尽くしがたい濃厚な香りがするのですが、不思議と嫌ではありません。
なんだか、トレーナーさんにぎゅっと包まれてるみたいで、むしろ────。
「あっ、こんにちはっす!」
その時、突然背後から声をかけられて、思わずびくりとしてしまいます。
聞き慣れた声に振り向けば、そこには一人のウマ娘の姿がありました。
外にぴょんと跳ねた鹿毛、一束垂れた後ろ髪、右目を隠す前髪には特徴的な流星。
マーちゃんの同期であるウオッカが、妙な笑顔で、そこに立っていました。
……なんでしょう、いつもよりも、少し距離を感じるような気がします。 - 4二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:20:11
「こんな日でもマーちゃんのために着ぐるみなんですね! 相変わらずかっけーっす!」
ああ、なるほど。
ウオッカは今、着ぐるみの中にいるのがトレーナーさんだと思っているのですね。
いつも入っているのはトレーナーさんなのですから、それは当然といえるでしょう。
マーちゃんに対して、背筋を伸ばして敬語を使うウオッカは、なんだか新鮮に感じられました。
……それにしても、トレーナーさんは思っている以上に、着ぐるみで活動しているのでしょうか。
マーちゃんは声を出さず、ウオッカに対して、腕を遠慮がちに振ります。
そんなことはないよ、とトレーナーさんがいつも謙遜するときに、する仕草でした。
「謙虚な姿勢も流石っす! 俺のトレーナーにも…………いや、やっぱ着ぐるみはいいかな」
少しだけ引きつった表情で、ウオッカは目を逸らして苦笑いを浮かべます。
ふむふむ、なるなる。
これは少し────面白いかもしれませんね。 - 5二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:20:25
その後、ウオッカは用事があるみたいで、すぐに離れて行きました。
それに対してマーちゃんはというと、とてとてと、学園の中を歩き回っています。
着ぐるみの中にいるのがトレーナーさんだと認識されているこの状況。
マーちゃんが、直接聞くことの出来ない情報を得るチャンスでもあります。
というわけで、このままMR(マーちゃんリサーチ)を続行していたのでした。
「……でっででーん♪」
なんだか楽しくなってきて、思わずお気に入りのスパイ映画のテーマが流れてしまいます。
他人の振りをして、情報を集める。
今のマーちゃんは、凄腕スパイの横で彼を支える女性スパイの気分でした。
サウジアラビアからニュージーランドと世界を股にかけ、日本へと参るのです。
「あのっ、すいません」
と、早速、先ほどとは別の、聞き慣れた声がしました。
しめしめと思いながら振り向くと、そこには長いツインテールのウマ娘が一人。
長い髪をくくるふわふわの青いアクセ、煌びやかに輝くティアラ、口の中から覗く八重歯。
スカーレットは、いつも勝気な目つきを、優しく垂らしていました。
ほほう、これは優等生モードのスカーレットですね。
これまた、マーちゃんに対しては珍しい姿で、少しだけわくわくしてきてしまいます。
「この間は、ありがとうございました!」
スカーレットは、大きく頭を下げながら、お礼を告げました。
……はて、トレーナーさんはスカーレットに対して何をしてあげたのでしょうか。
好奇心から、問いかけたくなる気持ちを必死に抑えて、マーちゃんは言葉を待ちます。 - 6二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:20:38
「タブレットの調子がおかしかったのを直していただいて、本当に助かりました、こういうの強いんですね?」
感心したような微笑みを浮かべて、スカーレットはそう話してくれます。
なんと、トレーナーさんの手先が器用なのは知っていましたが、そのようなことまで。
「この間もストップウオッチを……あっ、これ、そのお礼に良かったら」
スカーレットはそう言って、おずおずと小さな袋を差し出してきます。
きれいにラッピングされた、美味しそうなクッキー。
何度か彼女の作るお菓子を食べたことがありますが、味はまさしく絶品です。
きっと、トレーナーさんも、喜んでくれることでしょう。
マーちゃんはそれを受け取って、スカーレットと別れます。
────なんとなく、モヤモヤとした思いを感じながら。 - 7二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:20:50
トレーナーさんは、マーちゃんのことを良く知ろうとしてくれました。
出会った頃から、契約した後も、そして今も。
いっぱい理解しようとしてくれて、見失ってもちゃんと見つけてくれて。
それなのに、マーちゃんはトレーナーさんのことを、良く知らないのではないでしょうか。
「……」
さっきまでの浮かれ気分はどこへやら、マーちゃんは鼻歌を奏でることすら出来ません。
ウオッカは、着ぐるみで頑張っているトレーナーさんの姿を知っていました。
スカーレットは、機械にも強いトレーナーさんの姿を知っていました。
マーちゃんは────トレーナーさんの、何を知っているのでしょうか。
「……はあ、何度も言っているんですけどね」
考えながら歩いていると、どこからともなく、ため息交じりの声。
我に返ってみれば、そこには緑色の制服に身を包んだ、一人の女性の姿。
すっぽり頭上を覆う緑の帽子、アクセントになっている黄色のネクタイとリボン。
まるで尻尾のように後ろに垂れている二つ結びの髪。
トレセン学園理事長秘書、駿川たづなさんは、渋い表情でこちらを見つめていました。
彼女はつかつかと近づいて来て、少しだけ眉を吊り上がらせます。
「いいですか、学園内で許可のない着ぐるみは禁止ですっ! 銅像もダメですからねっ!」
たづなさんの言葉に、ハッとした気分になりました。
今回の件は、マーちゃんがトレーナーさんに内緒で、勝手に行ったこと。
……たづなさんの口振りからトレーナーさんも常習犯みたいですが、今回ばかりは冤罪です。
慌てて、着ぐるみの頭を外して、正体を表そうとして────手がぴたりと止まってしまいます。 - 8二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:21:05
「……もう、仕方のない人ですね、貸し一つですよ」
たづなさんは困ったような表情で、微笑みを浮かべます。
同性のマーちゃんですらドキリとしてしまいそうな、慈愛を感じるような顔。
彼女はそっと着ぐるみに触れると、まるで口づけでもするかのように、顔を近づけてきました。
「また今度、いつものお店で、ラーメンを奢ってくださいね?」
囁くような、たづなさんの声。
優しい響きのはずなのに、とんでもなく恐ろしく聞こえてきます。
マーちゃんの、大切な何かを、奪い去ろうとしているかのような。
「そういえば、新商品が出たみたいですよ……貴方の好きな、みそ・ラー・メン♪」
知りません。
マーちゃんは、何にも、知りません。
トレーナーさんが良く行くのラーメン屋さんも。
トレーナーさんが好きなラーメンの種類も。
トレーナーさんが、どのくらい、たづなさんとラーメン屋行っているのかも。
横目で、たづなさんの顔を窺います。
彼女はいつもの保護者のような顔ではなく、大人びた笑みを浮かべていました。
「ああ、貴方の好きなラーメンは違いますかね────アストンマーチャンさん?」
ぞくりと、背筋が冷たくなる感覚。
たづなさんはトンとステップを踏むように距離を取ると、悪戯っぽい笑みを浮かべました。
マーちゃんは、何が何だか良くわからないまま、着ぐるみの頭を少しずらします。 - 9二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:21:22
「気づいて、いたんですか?」
「ええ、普段と歩き方や動きが明らかに違いますし、見かけた時から♪」
それはウマ娘のことを良く見ているからなのか。
それとも、トレーナーさんのことを良く見ているからなのか。
マーちゃんは、その答えを聞くことが、出来ませんでした。
ただただ、ぺこりと、頭を下げるだけ。
「……ごめんなさい」
「素直に謝ってくれましたし、まだ初犯なので今回は見逃します」
「……というと、トレーナーさんは?」
「……常習ですし、やたら食い下がってきますね、貴方からも良く言っておいてください」
たづなさんは頬に手を当てて、遠い目をします。
何度、怒られても着ぐるみに身を包むのは、マーちゃんのため。
たづなさんに対しても臆さず、食い下がってくれるのも、マーちゃんのため。
とっても嬉しいのですが、とある一点が引っかかって、心のもやもやは晴れません。
だから、勇気を出して、一つだけ問いかけることにしました。
「……あの」
「はい、どうかされましたか?」
「マーちゃんのトレーナーさんは、本当に味噌ラーメンが好きなんですか?」
一拍の間。
たづなさんはきょとんとした表情から、くすりと笑みを零します。
そして人差し指を口元に立てると、どこか妖艶とすら思える表情で、呟きました。
「……ふふっ、それは秘密です♪」 - 10二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:21:42
「あっ、マーチャン、おかえりなさい」
戻って来た、トレーナー室。
中にいたトレーナーさんは、着ぐるみ姿のマーちゃんを見て、優しく出迎えてくれます。
何処で何をしていたのか、何故着ぐるみを持って行ったのか。
そんなことは、何一つ、聞かずに。
それはきっと、マーちゃんのことを、わかってくれているから。
胸にじゅくじゅくとした痛みを感じながら、着ぐるみの頭を外しました。
むわっと、湯気が立ち上りそうなほどの熱気が飛び出して、ひんやりと涼しい空気が入り込みます。
今更になって、体操服もろとも、汗でびしょびしょになっていることに気づきました。
トレーナーさんの匂いと、マーちゃんの匂いが、混ざり合って。
「ああ、暑かったでしょそれ、ほら、タオル使いな」
「……あっ、ありがとうございますです」
マーちゃんを見て、タオル片手に慌てた様子で駆け寄ってくるトレーナーさん。
少し恥ずかしいと思いながら、着ぐるみの胴体部分を脱いでいきます。
そしてふわふわのタオルを受け取って、全身を拭いました。
……シャワーを浴びてくれば良かった、そう後悔しながら。
こんなノンラブリーなマーちゃんはあまり見ないで欲しいな、そう思ってちらりと彼を見ます。
彼は微笑みを浮かべたまま、マーちゃんを見守ってくれていて、何とも複雑な気分にさせられました。
「…………むう、こういう時は、わかってくれないんですね」
「えっ?」
「なんでもマーちゃんです、これ、スカーレットからのお礼なのです」
「……ああ、この間のタブレットのお礼かな? 気にしなくて良いのに」
「……トレーナーさんは、機械に強いのですか?」
「いや、ちょっとおかしくなった設定を戻しただけで、そこまでじゃないよ」 - 11二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:21:55
トレーナーさんは照れたように笑いながら、クッキーを丁寧に受け取ります。
そして、少しだけ嬉しそうな表情で、それを見つめていました。
もしかしたら、トレーナーさんはクッキーが大好きなのかもしれません。
彼はそれを仕舞うためなのか、マーちゃんから背を向けてしまいます。
────何故か、それが、とても怖いことのように感じられて。
思えば今日、マーちゃんはトレーナーさんが何処に行っていたのか見当もつきませんでした。
もしも、トレーナーさんがどこかへ行ってしまったら、マーちゃんは探し出せるでしょうか。
知らない人の専属レンズになったとして、呼び戻すことが出来るでしょうか。
それが、とても、こわくて。
「……っ!」
「……マーチャン?」
気づいたら、引き留めるかのように、トレーナーさんの背中へ抱き着いていました。
汗の匂いや身体の感触、そんなことが伝わってしまうのも、気にせずに。
ただ離れて欲しくなくて、離れたくなくて、ぎゅっと力強く。
彼の背中から、匂いと温もりを、ただ感じて。
「……どうかした? 怖いことでもあった?」
マーちゃんの突然の行動に、トレーナーさんはただ優しく言葉をかけてくれます。
「今日、マーちゃんはトレーナーさんの話をいっぱい聞きました」
「そうなんだ」
「それで気づいたのです、マーちゃんはトレーナーさんのことを、あまり知らないかもしれないって」
「……そんなもんじゃないかな、そこまで担当のことを知る必要なんて、ないでしょ」
「……そうでは、ないのです」 - 12二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:22:11
レースにおいて、トレーナーさんのことを知る必要はないかもしれません。
マーちゃんウルトラスーパーマスコット計画においても、その必要はないでしょう
でも、違うのです。
必要だからとか、必要じゃないからとか、そういうことではなくて。
「……わたしが、あなたのことを、もっと知りたいんです」
それは、わたしなりに、勇気を出して伝えた想い。
言葉に出してから、かあっと顔が熱くなって、彼の背中に埋めてしまいます。
真っ赤になった顔を、見られたくないから。
────トレーナーさんの前に回していた手の上に、そっと大きな手のひらが重なります。
意外と柔らかい、女の子みたいな肌触りの、暖かいトレーナーさんの手。
マーちゃん着ぐるみを、マーちゃん人形を、マーちゃん四コマを作ってくれた手。
そして、わたしをここまで導いてくれた、優しい手です。
「そっか、それならなんでも聞いてよ、俺のことだったら、なんでも教えるからさ」
「……えへへ」
何てこともない、ただの許可。
でも今のマーちゃんには、そのことがとても嬉しくて、安心出来ました。
何を聞きましょうか、知りたいことがいっぱいあり過ぎて、逆に困ってしまうのです。
ああ、でもまずは一つ、真っ先に聞かないといけないことがありました。 - 13二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:22:24
「ではトレーナーさん、まずは一つ、マーちゃんクエスチョンです」
「うん、どうぞ」
めらりと、心の中に燃え立つ、粘ついた感情。
これをはっきりさせるためにも、まずはこのことを聞かなくてはいけません。
「────トレーナーさんの好きなラーメンはなんですか?」 - 14二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:23:14
お わ り
書いてから汗だくマーちゃん一本で書くべきだったかもしれないと思いました - 15二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:34:50
良い話だァ...
- 16二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:35:06
- 17二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:46:19
たづなさんが色んな意味でいいキャラしてるSSは意外と見ない気がする
マーチャンの心理描写がすごく丁寧だしトレーナーがどこまでも優しくて俺は…満足した
いい夢が見られそうだ、ありがとう - 18二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:47:26
応援スレから来ました(もっと皆自薦してくれ〜)
素直な文章で読みやすかったです、良いSSでした
あれだけ達観しているマーチャンが焦りを感じるというのが可愛らしいですね
個人的にはたづなさんの強者感が好きです
素敵なSSをありがとうございました - 19二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 02:24:31
最高でした
他の人も言ってるけど、たづなさんの出し方がすごい好きです
あと焦るマーちゃんかわいいね…… - 20124/04/14(日) 06:46:11
- 21二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 12:42:24
すごく良い・・・
- 22二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 12:59:39
脳内セルフマーチャンボイス余裕だった
とても素晴らしいSSをありがとう
トレーナーのいろんな事を知るマーチャンもいいですね - 23二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 13:38:14
いつも愛されている側がふと「自分は相手を愛しているのか」「自分は相手の愛に何かを返しているのか」「そもそも返せるものがあるのか」などと疑問を抱いて焦る展開はいい。
これを普段マイペースで独立独歩なキャラが想うのが情緒の芽生え感があって甘美で総身が震えます。
「相手が私のことを好きで尽くしてくれるなら好きにやらせておこう」と思っていたのが「自分も相手のこと好きじゃん」気付く展開もまた堪りません。
とにかく尽くし系とマイペース系で見たいものがきっちり詰まった素敵な作品でした。
ありがとう! - 24二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 21:10:20
マーチャンin着ぐるみは今まで叡智なやつの話題しかないから新鮮でした。
意外と身近な人の事でも知ろうとしないとわからない事って多いんですよね… - 25124/04/14(日) 23:04:12
- 26二次元好きの匿名さん24/04/15(月) 10:37:07
育成ストーリー内でも
マーチャンなりに思い悩む場面があったから
お話がすうっと馴染んで…お見事…
ちょっと考えて冷静になるウオッカ好き - 27124/04/15(月) 22:20:05