俺はシャカファイが生きがいの男

1二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 02:42:22

オレには分からない。データ狂と言われているのにこの感情にはデータがない。この感情がいったい何なのか。具体的な数値が知りたいのに分からない。胸が苦しい、ノイズがどんどん煩くなる。
対象はファインだと分かる、だが答えが分からない。

タキオンに聞いたらアイツは大爆笑しながら転げ回る、ひとしきり笑った後に感情は具体的に説明など不可能で論理や筋、理なんてものは感情の前には無力となり、前提として論理的ではないと言い放った。
聞いて呆れながらも自分が他人に答えを求めてしまっていた事実に気づく。
これほどまでにこの感情に対して方程式を求め、弱ってしまっているのか・・・・・こんなのロジカルではない。

心が苦しい、ファイン会いたい、その一心で探すと、いつの間にかグラウンドに着いていた。この時間帯ならファインが練習で居る筈と辺りを見渡すと、案の定すぐに見つかった。だが、その手前にはトレーナーがいた。それもファインと楽しそうに話している担当トレーナーが。

「・・・・・チッ」

いい気分から一瞬で不快な気分になる光景、その光景に内心怒りを覚えながら近づいていく。心の内を外に出さないように気をつけながらトレーナーにファインを連れて行っていいか聞き了承を得てファインの腕を掴むと、そのままファインの方を振り向くことなく人気の居ない方へと向かっていく。向かう道中ファインが色々喋っていたがほとんど耳に入ってこなかった。

場所に着くと、手首を掴み壁に組み伏せる、ファインは驚き、冗談と思ったのか不敬だぞ〜と言って来たがその生意気な開いた口を舌を入れて塞ぎ。
口を離すと唾液のアーチがテラテラと光輝く。

ロジカルは対義語だと滅茶苦茶で支離滅裂らしい。
だがオレはもうそれでも構わない。
だがらファインにこう言う。

「証明してやるよ。お前がオレのものだってことをな」

シャカールの方を書いてないので書いた。
みんなもシャカ攻めのSSを書いてもええんやで？