- 1二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 12:50:14
(ノーウェイ・ホームの終盤、全てを元通りにする筈が何故かMCUピーターも含めて、3人のピーターがC.E世界に飛ばされ、コンパスに拾われて、なんやかんや楽しくやっている世界線)
トムホ「意外と僕たち、役に立ってるみたいで良かったよね」
アンドリュー「国際組織って聞いた時は驚いたけど、実力主義だからか、なんとかやれていけてるしな」
トビー「まぁ、あのMSだの、MAだのってロボットは動かせないが、開発や整備、それに諜報員としてはやっていけるしな」
トムホ「でも最初は大変だったよね。僕たち3人とも無戸籍だし、名前は全員一緒だし」
アンドリュー「即興で作った名前も、今や本名より馴染んでるっていうのが中々イカれてるよ」
トムホ「一番苦労したのは、ウェブシューターの材料探して作るのだったよね。いいよねトビーは…幾らでも出せるんだから」
トビー「何言ってる!手から蜘蛛の糸出す改造人間だって、一番気味悪がられたんだぞ!」
※3人ともピーター・パーカーなのはややこしいので、この世界ではそれぞれ
トム・ホランド、アンドリュー・ガーフィールド、トビー・マグワイアを名乗っている
関係性は歳の離れた兄弟としている - 2二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 13:00:51
サムライミ版MJと付き合えるトビ―はアグネスと上手くやれそうな気配がする(偏見)
- 3二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 13:03:15
トビー「アグネス?あの子は恋に恋してるお年頃なだけだよ。
僕みたいな中年にアプローチしたって時間の無駄だって、すぐ気づくさ」 - 4二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 13:20:02
- 5二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 13:22:50
MSに取り付いてコックピットハッチを引っぺがすだけの単純なお仕事が始まります
スパイダーマンはハルクとギリギリ殴り合えるパワーを持っています - 6二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 13:26:41
3人とも普通にハインラインとキラの会話に混ざられる程度には頭が良い
トムに関してはMSとか見てたら「トニーさんなら、すごいの作りそうだよなぁ」とか言ってそう - 7二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 13:30:12
- 8二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 13:30:27
遺伝子工学強いからメンデル連れてくと良くも悪くも色々ヤバそう……
- 9二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 13:38:17
キラ達たぶん最初は「またメンデル関連の厄ネタか!?」って思いそうよな。毒グモの遺伝子改良とかほんとにやってそうだし
- 10二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 13:40:00
- 11二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 13:40:27
- 12二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 14:18:53
何故だろう、鹵獲したデストロイがいつの間にかハインラインによってレオパルドンに改修されてそうな気がしてならん…
- 13二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 14:40:13
因果律を固定させるソードビッカーを作れるというのか!?
作れそうだな - 14二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 15:40:38
ブルーコスモスが身体能力増強剤で第二、第三のグリーンゴブリンを誕生させてそう
- 15二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 16:02:12
- 16二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 17:39:16
トムホ「勿論!あぁ、最初に言っておくと大事なのはウェブシューターじゃなくて糸(ウェブ)の方なんだ。
これが無いと、ウェブシューターは使い物にならないし」
アンドリュー「それと、僕とトムとでは微妙に糸の素材が違うから、そこは試した上で決めてくれ」
(生体生成なので、話に混ざれなくて拗ねてるトビー)
- 17二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 17:44:12
- 18二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 17:48:28
プラズマ性廃液なんとかせんと、機体もパイロットも汚染されるで
- 19二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 21:07:04
- 20二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 21:12:28
ヴィブラ二ウムあったらPS装甲材いらなくなる可能性?
- 21二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 21:14:37
隕石がワガンダに落ちてそこから取れるようになったから、宇宙にワンチャンあるのか?
- 22二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 21:15:55
隕石…
すごい金属……
でっかい日本刀……… - 23二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 21:27:52
- 24二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 21:38:18
トムホ「シン、君何か悩んでない?眉間にシワ寄ってるよ?」
シン「トムか…いや、俺って隊長に全然頼ってもらえないなって………。俺、隊長の『一緒に戦おう』って言葉に感動したのに、ほぼ隊長のワンオペで済んでてさ…俺、いる意味あるのかな、って。」
トムホ「………分かるなあ。僕も憧れの人に認められたくて、焦ってた時があったもん。」
シン「トムも?」
トムホ「うん。でも、やる気だけが空回って、危うく取り返しがつかない失敗をするところだったんだ。その時、憧れの人…スタークさんに言われたんだ。」
トニー『スーツがなければダメなら、スーツを着る資格はない。』
シン「スーツを着る、資格…。」
トムホ「うん。ただ役に立ち隊って気持ちだけでも、優れた力だけでもダメなんだ。その2つを繋ぐ、覚悟や自覚がないと。───大いなる力を持つ者には、大いなる責任が伴うからね。」
シン「…ありがとう、トム!俺、もう少し落ち着いて頑張ってみるよ!」
トムホ「わぉ、いいね!役に立ったなら良かったよ!」 - 25二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 21:52:37
- 26二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 00:22:51
- 27二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 05:59:41
- 28二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 16:36:31
- 29二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 16:44:55
(freedom少し前)
トムホ「キラさん…ずっと悩んでるよね、聞いても『大丈夫』しか言わないけど」
アンドリュー「あれは間違いなく、クライン総裁との関係だね」
トビー「…それだけじゃあ、無いと思う」
トムホ「それだけじゃないって?」
トビー「世界情勢さ。ここに来て1年、僕らをもあちこち駆け回って、この世界のめちゃくちゃさがよくわかっただろう?」
アンドリュー「肌や国籍、宗教を乗り越えた引き換えに、人種という大きな隔たりの元で世界は大きく二分化されている」
トビー「僕らの世界もそうだけど、世界が滅びる瀬戸際が多過ぎて、今この瞬間さえ薄氷の上だ」
アンドリュー「僕たちは基本的に、親愛なる隣人だけど、彼(キラ)は違う。
産まれや立場、辿ってきた道筋的に常に世界と向き合っている様なものさ」
トビー「その上、彼女(ラクス)も同じ様なものだろう?
そんなの……甘えたくても甘えられない。
キラ・ヤマト個人になる時間が無さすぎるんだ。
だから、なんでもかんでも背負って、一気に終わらせようとしたくなるんだ」 - 30二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 19:16:35
アスラン「今回のミッション、俺はズゴッグで陽動する。基地の制圧はお願いすることになるが……」
アンドリュー「任せておいてくれ。少し大きめの通気口さえあれば侵入は簡単さ」
トビー「基地のMSの足と冷却口に、糸を貼り付けておけば殆ど役に立たなくなるだろ」
トムホ「今回は僕達も、自作のスパイロボ、スパイダーボットを用意したんだ!
だから安心してよ」
アスラン「助かる。制圧のサポートは、メイリンにもしてもらう」
メイリン『えぇー?私、アスランさんのお守りもしつつ、スパイダーブラザーズのナビゲーションまでしないといけないんですか?』 - 31二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 20:10:39
- 32二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 21:11:12
よく考えると「大いなる力は大いなる責任を伴う」ってキラ達にいろいろと刺さりそうやな...
- 33二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 22:05:53
マルチバースの話しを聞いて「備えなきゃ」となる准将。
- 34二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 23:22:34
トム「あはは!頼りにしてるよ、“椅子の人”!」
メイリン「“椅子の人”?」
トム「僕の世界だと、そういう縁の下の力持ちの頼れる人をそう呼ぶの!一種の敬称だよ!」
メイリン「へー、変わってますね?でも、いいですね“椅子の人”!スパイやハッカーよりも愛嬌があって! 」
- 35二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 23:38:03
よせ准将!『アイアンマン3』の時のトニー・スタークみたくストフリ〇〇式みたいなどえらい数のMS揃える事になるぞ!
- 36二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 23:50:46
ナノから進化してフェムテクスーツになってそうなトムホスパイディ
- 37二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 00:04:04
ブルコス「このスパイダーソルジャーども!遺伝子操作が生んだ怪物め!」
ブルコス2「蒼き正常なる世界のために、お前達も駆除してやる!」
トムホ「あーぁ!もう聞き飽きちゃったよ、そのスパイダーソルジャーって呼ばれ方!!」
アンドリュー「カルト団体らしい!蔑称をつけて、差別感情を煽るなんて、ね!!」
トビー「しかも、エゴテロリストときた!これは厄介だ、その上正義って悪い酒にも酔ってるよう、だ!!」
(翌日のニューストップ
コンパス所属のスパイダーソルジャーズ、ブルーコスモスのテロを鎮圧!)
トムホ「だから、ソルジャーズってやめてって!せめて、ブラザーズにしてよ!」 - 38二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 06:32:18
ファウンデーションの国境超えた辺りからスパイダーセンスがビンビンに反応しまくって気持ち悪がってそう。
- 39二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 15:20:55
宇宙での活動用に3人で協力して宇宙用のスパイダースーツとかも作ってそう
- 40二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 18:42:15
ペッパーと結婚して落ち着くまでは初対面の美人記者をベッドに連れ込んだ挙句に翌朝はほったらかして出かけるとか、割と最低な事してたしな。
- 41二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 18:45:54
- 42二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 18:47:01
国境線超え丿後掌返しな報道とか始まって務めてた新聞社を思い出しそう
- 43二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 18:57:20
- 44二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 20:39:58
- 45二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 20:51:36
- 46二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 23:05:45
アメスパ版のハリー・オズボーンじゃねーか!
- 47二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 09:10:39
アイアンスパイダー完全再現したら新技術とか試作段階の技術使いまくってとんでもない値段になりそう
- 48二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 09:16:03
よし、まずはアークリアクターの再現からだな!
- 49二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 09:25:07
- 50二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 12:16:10
この世界線だと
スパイダーソルジャーを参考にして犀や蛸、蜥蜴の遺伝子を用いて動植物の特性を持った兵士スーパーソルジャーが誕生したり
スーパーソルジャーに対抗するために対スーパーソルジャー用のプチモビ的なソルジャースレイヤーが出来てそう - 51二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 18:52:43
- 52二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 22:42:18
(ファウンデーション潜入調査中)
トムホ「あぁ……気持ち悪い……」
メイリン「大丈夫?ほら、お水」
トムホ「ありがとう。……はぁ、この国に来てからずっとこれだよ……」
メイリン「何か悪いもの食べた?それとも、もしかして厄介な虫にでも刺されたとか?」
トムホ「そうじゃないんだ。なんというかその……この国に蔓延ってる雰囲気がダメなんだ」
メイリン「雰囲気?」
トムホ「上辺を取り繕ってる嘘吐き、って感じかな?ニコニコしてるけど、本心は物凄く悪い事考えてるって言うか……
とにかく、この国はまともな国じゃないよ」
「素晴らしい国だってアピールしてるのに、スラムに大勢脱五者を押し込んで、平気で殺していく……。すごい宰相さんがいるなら、あんなことにならない筈
そこを含めて、まともな国じゃないんだ」 - 53二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 22:52:20
- 54二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 23:01:24
なんでこの材料とろくな機材もないテロリストの拠点の洞窟でこんな化け物みたいな動力作れたんやろう...
- 55二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 09:23:25
ほ
- 56二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 20:41:06
(アンドリュー、トビー帰還)
メイリン「お疲れ様です、お二人さん。
どうでしたか?お城の様子は」
アンドリュー「中々スリリングだったよ。
僕ら対策なのか、通気孔にマシンガンタレットが配置されていたのには、流石にビックリしたけど」
メイリン「うわぁ……」
トビー「でも得られるものはあったさ。
この国の繁栄のカラクリ、そしてこの前あった、あのー、フリーダムってMSの強奪事件のスケジュール表とか。
まぁ、メイリンが来てくれればあのプロテクトに手こずることはなかったとは、思うけど」
アンドリュー「どうだい、トム。少しは楽になった?」
トムホ「ごめん、足引っ張って……。相変わらず吐き気が酷いよ」
トビー「無理ないさ。トムは僕らの中でも、飛び抜けて感覚が鋭い。
僕らだって、あの城の中は気色悪かった」
- 57二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 08:01:00
このレスは削除されています
- 58二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 20:04:50
ほ
- 59二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 22:19:40
【What if…?/もしも、最終決戦でオルフェが…】
マイフリに圧倒されるカルラ。
自軍もクーデター軍も壊滅状態になり、最早後がないオルフェ。
しかし、彼は最後の手段としてとんでもない代物を取り出した。
オルフェ「かつてジョージ・グレンが発見し、今まで研究されつつも解析されなかったこの輝石!私なら使いこなしてみせる‼」
彼が取り出した輝く石…“マインド・ストーン”を使用しようと言うのだ。
トムホ「よせ!その石を使っちゃいけない‼」
オルフェ「ふはははは!もう遅い!今こそ切札を───!?」
オルフェはマインド・ストーンを使用し、アコード能力を増幅させた。
そしてオルフェの中に流れ込む、感情、思念、狂気、情報、情報、情報───!!
オルフェ「あ、が、あ゙ぁぁぁぁぁあ゙あ゙ぁぁぁぁぁーーーーー!!!???」
イングリッド「オルフェ?!どうしたのオルフェ?!しっかりして⁉」
トムホ「早くその石を彼から外すんだ!アコードの能力が石のせいで暴走してる!今の彼はこの戦場だけじゃない、ナチュラル、コーディネーター問わず地球上70億人の情報が一斉に脳に流れ込んでるんだ!」
キラ「なんだって?!」
ラクス「そんな事、人間に耐えられる筈がありません!」
トムホ「このままじゃ彼は廃人になってしまう!どうにかしてインフィニティ・ストーンを外すんだ‼」 - 60二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 09:23:25
ほ
- 61二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 09:35:01
トムホ「うーん、この世界のナノマシンじゃアイアンスパイダースーツはまだ難しいなぁ……」
ハインライン「これでも、かなり高水準なものを用意したのですが」
トムホ「あぁ、ごめんなさいハインライン博士。でも、もう少し柔軟さとスピードがないとスーツの材料としては……」
ハインライン「ふむ、それほどまでの物を独自で開発されるとは……。
トニー・スターク氏は、天才なのでしょう。
俄然、興味が湧いてきました」
トムホ「あははは……(でも絶対喧嘩するよね、トニーさんとハインライン博士は)」 - 62二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 20:39:38
保守
- 63二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 22:50:50
- 64二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 10:12:11
(ブラックナイツ、国賓に喧嘩売る)
メイリン『あーぁ、シンもあんな見え見えの挑発無視すればいいのに』
トムホ『でもシンの気持ちも分かる。尊敬している人馬鹿にされるのって、ほんとムカつくんだ』
トビー『分かる。僕もオットーやコナーズ博士を馬鹿にされた時は、カチンと来た』
アンドリュー『にしてもガラの悪い子達だな、あの子達って近衛兵なのか?
儀礼の為とはいえ、ロボットで戦争してる世の中でサーベルの腕前で優劣なんて、歪だよ』
トビー『まるで若手のギャング=モヴの構成員だ。僕ら3人としては、馴染み深いけど』
- 65二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 13:01:57
なんかファウンデーションの核ミサイル発射防げそうだな、コレ…。
ダニエル「核ミサイルの発射コードは、と…」
トビー「そんな物騒なもの何に使うんだい?」
ダニエル「?!いつの間に…思考も読めなかったのに?!」
アンドリュー「思考を、読む…?」
トムホ「あぁ、なるほどね。君たち、マンティスみたいな精神操作の能力を持ったミュータントだったのか。」
トビー「あぁ…それでヤマト准将があんな暴走をした訳か。」
リュー「そこまで知られてるとは…生かして返せませんね‼」
アンドリュー「こっちこそ!核ミサイルなんて発射されてたまるか!!」 - 66二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 20:21:02
ダニエル「クソッ、コノッ、ちょこまかと!」
アンドリュー「君たちの動きって分かりやすいんだよ、お手本通りって感じで。
ムズムズに頼るまでもないよ!」
リュー「チッ!」
オルフェ(ダニエル、リュー、何している!核ミサイルのセッティングはすんだのか!)
ダニエル(スパイダーソルジャー達に邪魔されてる!発射用のコンソールとコックピットを糸まみれにされた!)
リデラード(はぁ?なにそれ?使えないねー、あんたたち)
グリフィン(こっちは予定通りやってるのに、愚図だな)
リュー(五月蝿いですよ!こちらの気も知らないで!)
シュラ(役立たずどもめ、俺と変われ。お前達は、キラ・ヤマトを始末しろ!) - 67二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 23:08:20
ダニエル「くそ!退くぞリュー!」
リュー「致し方ありませんね!」
アンドリュー「あ、コラ待て!」
トビー「逃がす訳無いだろ…っ?!うぉ、危ない!」
ブラックナイトスコード・シヴァ到着。
シュラ「ふん、なるほど。曲がりなりにもあの二人が苦戦する訳だ…が、それもここまで!如何にスパイダーソルジャーといえど、MSには勝てまい‼」
サーベルを振り上げるシュラ。
トムホ「ちょっとちょっとちょっと!!?いくらなんでもそれは反則でしょ?!こっちは生身なんだよ?!」
アンドリュー「マズい、避けろ‼」
地面に当たり、土埃が舞う。
その中から、スイングしながら出てくるスパイディズ。
トビー「協力プレイで行こう!アンドリューは右から!トムは左!僕は足元を行く!」
トムホ「分かった!」
アンドリュー「OK!」
トビー「よし、行こうかスパイダーマンズ‼」
- 68二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 02:33:09
ようは宇宙世紀が複雑怪奇な設定や後付け技術が山ほどあるみたいなことをずーっと積み重ねてきてそれが各世界で突然繋がっちゃって出てきてもおかしくないって感じだからねMCUのブッ飛び設定の数々
- 69二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 02:34:54
- 70二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 02:37:53
- 71二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 04:27:34
- 72二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 06:08:26
- 73二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 10:44:32
JJJはスパイディが嫌いで、ネガティブキャンペーンはするが嘘や捏造はしないし、仮にそれが分かればスパイディ相手でも謝罪文出すくらいには公私混同しない男だからな
それだけにMCUのJJJが一際論外キャラなんだが
- 74二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 19:52:52
- 75二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 20:19:13
- 76二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 20:24:29
こんな時に限ってアグネスがマジ恋してるヤツだな、このパターン!
アグネス「………ねぇ、ルナマリア。」
ルナ「?なに、アグネス?また隊長にちょっかい掛ける気?もうやめときなさいって…。」
アグネス「あぁいや、その…隊長はもう、いいの。うん。私、どうかしてたわ。自分の組織の総裁の男に手を出そうなんて。反省したわ。」
ルナ「………アンタ本当にアグネス?大丈夫?具合でも悪いの?医務室行ってきたら?」
アグネス「私は至って正常よ!失礼ね!…その、ね?ほら、スパイダー三兄弟の長男。トビーさんって、いるじゃない?…彼、素敵よね。」
ルナ「………え゙。ちょ、アグネス?アンタまさか、今度はあの人狙ってんの?年離れすぎじゃない?」
アグネス「なによ!大人の包容力があって素敵じゃない‼」
みたいな。
- 77二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 20:26:11
- 78二次元好きの匿名さん24/04/29(月) 06:18:46
このレスは削除されています
- 79二次元好きの匿名さん24/04/29(月) 11:06:17
今さらだがアメスパ版のハリーが石田彰やったんか。アメスパは詳しくなかったから今知った。
- 80二次元好きの匿名さん24/04/29(月) 21:02:28
(メイリン経由で話が伝わる)
トムホ「だってさ。良かったね、トビー」
トビー「待ってくれ、待ってくれ。そりゃ……好意を持たれるのは嬉しいさ!
でも、僕と彼女(アグネス)は二回りも歳が離れてるんだ!そんなの……手を出したら……犯罪だ!」←トビー・マグワイアは現在48歳
アンドリュー「別にいいんじゃない?肉体関係が必須って訳じゃないんだし、元の世界に帰るまでのアバンチュールだと思えば」
トビー「おい、アンドリュー。君は、フリーだからそんな事を言えるかもしれないが、僕にはMJがいる。世界が違っても、MJの事は裏切らない!僕が今の関係を築くのに、どれだけ苦労して、回り道をしたか!」
トムホ「というか、アンドリューこそどうなのさ?」
アンドリュー「なに?」
トムホ「僕の目は誤魔化せないよー。アンドリューってば、ミレニアムやオーブの戦艦のオペレーターの女の子達から沢山プレゼントもらってるでしょ?」
アンドリュー「いや、あれは」
トビー「おい、アンドリュー。他人を責められる義理はなかったんじゃないか?」
アンドリュー「2人とも誤解してる。あれは、レスキューや任務達成しての、正当な報酬として」
トムホ「うわぁ、真心籠ったプレゼントを報酬なんて言っちゃった」
トビー「NGワードだぞ?幾ら君が僕ら3人の中で、一番アメイジングなイケメンでも、そんな発言は許されない」
- 81二次元好きの匿名さん24/04/29(月) 23:08:02
場合によっちゃ「悪意なき正義が最も残酷になる」って感じのキャラだからなあJ・J・J…
- 82二次元好きの匿名さん24/04/30(火) 09:04:06
ほ
- 83二次元好きの匿名さん24/04/30(火) 09:27:54
アンドリュー「そういうトムだって…。」
トムホ「残念!僕は子供過ぎてそういう対象にはならないっぽいよ?なんかこう…ミレニアムやAAの搭乗員からは弟や息子、甥っ子扱いされてる気がするし。」
トビー「いーや、トム?僕は知ってるぞ?民間人からのラブレターが一番多いのが君だって事を!」
トムホ「?!い、いや、アレは……。」
アンドリュー「へぇー?トムは僕が貰ってるもの以上に真心が籠もったものを貰ってる訳だ?」
トム「いや、でも………僕だって、MJがいるし。応えられないよ。」
トビー&アンドリュー「「………。」」
トム「そりゃあ、MJやネッドは僕の事を忘れてるかもしれない。でも、それで僕の中から二人の思い出や愛情が消える訳じゃない。例えここが違うバースでも、それは譲れないよ。」
アンドリュー「………そうだよな。茶化してゴメン、トム。」
トビー「僕も反省する。年長者として恥ずかしい限りだ。………なんの根拠もないけどさ、きっと君の恋人も親友も、いつか思い出してくれるさ。」
アンドリュー「僕みたいに失った訳じゃない。見守るだけでもいいかもしれない。…それでも、生きてるならどんなミラクルだって起きるさ!」
トムホ「………ありがとう、二人とも。」
アスラン(次の依頼を頼みに来たんだが…流石に後にするか。今はその時じゃない。)
- 84二次元好きの匿名さん24/04/30(火) 20:52:43
シュラ「フン、いかに貴様らスパイダーソルジャーが素早いと言えども、俺とこの機体には勝てん!」
(3人が腕と脚に巻き付けたウェブを、ビームマント、ビームソード、赤熱化させたディス・パテールで切り払う)
アンドリュー「クソッ!やっぱりあの、ビームサーベルって奴は厄介だ!
僕らの糸でも、焼き切られるのには対処できない!」
トムホ「ねぇ!この機体、宝石の名前の奴だっけ?インド神話の神様の名前だっけ?」
トビー「確か……神様の方だった筈!」
トムホ「じゃあ……うわぁ、マズイ!!」
(3人目掛けて発射される近接短針投射システム
ムズムズをフル活用して、避けていくがスーツは切り裂かれていく)
シュラ「中々の身のこなしだ。だが所詮虫ケラに準える程度の存在、次も避けられると思うな」
- 85二次元好きの匿名さん24/04/30(火) 21:29:36
サラッと顔を隠す行為に対する不信感と当人たちを心配する気持ちが入り混じってて草
コミックの世界線だとスパイディがヒーローやる前に金稼ぎ目的でスーパーパワー使ってたんで他意があるのではと疑ってしまう+嫁さんが覆面強盗に殺されたPTSDにより覆面で顔を隠すという行為がNG+そもそも戦場での活躍で英雄と呼ばれた父親がプライベートではろくでなしだったのでヒーローその者に懐疑的、という当人に落ち度の無いバックボーンがあるからなぁ…
恐らくこの概念世界線のJJJはコンパスのみんなが実名公表して活動してるのにスパイダー・ソルジャーズだけ正体隠してるから「いくらなんでも不自然過ぎるぞ!」って疑念が先行してるんだと思う
- 86二次元好きの匿名さん24/04/30(火) 23:10:46
アンドリュー「おいおい、サボテン(全身サーベル装備)かと思いきやヤマアラシ(針飛ばし)だったってか?」
トビー「参ったな、いよいよ打つ手がないぞ?」
トムホ「…いや、僕に考えがある!二人とも耳貸して?」
(スパイディ作戦会議)
トビー「…いや、確かに今はそれが一番有効かもしれないけど…!」
アンドリュー「危険すぎる!いくらそのスーツがナノテクでも…!」
トムホ「大丈夫!なんとかして見せる!…だからお願い、僕を信じて。──“ピーター2”、“ピーター3”。」
アンドリュー「!」
トビー「………参ったな、その呼び方をされちゃ信じない訳にはいかない。よし、僕とアンドリューで全力で援護する!」
アンドリュー「だから絶対に無事でいろよ、“ピーター1”!」
トムホ「ありがとう!二人とも!──起きてる、“カレン”!?」
カレン《起きていますよ、ピーター。いえ、今はトムでしたね。ご要件は?》
トムホ「あのロボット…MSのシステムに侵入って出来る?」
カレン《造作もありません。》
トムホ「流石!じゃ、今からあのMSに張り付いて外部端末に侵入する!そして、そのままOSやら何やらを目茶苦茶にしてやって‼」
カレン《了解しました。》
トムホ「よし、行くよ!チームスパイダー、アッセンブルだ‼」
- 87二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 06:27:29
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- 88二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 14:38:21
ほ
- 89二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 23:24:41
ほ
- 90二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 23:54:46
シュラ「学習しない奴らめ!貴様らなぞ、最早俺の敵ではないのだよ!」
(再び近接短針投射システムのカバーが開く)
トビー「今だアンドリュー!」
アンドリュー「OK!その銃口を塞ぐ!」
(二人のウェブがシステムの上から重ねるように塞がり、頑丈な蓋となる)
シュラ「ちい!小賢しい!ならば直接斬り捨てるまでだ!」
(ビームソードで二人目掛けて横薙ぎに振り抜く)
トビー「よっ!」アンドリュー「ほっ!」
(ビームソードをギリギリに避けて、編み込んだウェブを発射する)
シュラ「なにっ!?」
(トビーのウェブは両脚に、アンドリューのウェブは頭部へ付着する)
シュラ「しまっ…視界が!足元まで!クソッ!」
(脚部のビームソードで再び焼き切ろうとするシュラ。そこである事に気付く。)
シュラ(待て、何故さっきから2人しか見掛けない?残りの1人はどこに行った?!)
(熱源、音響などのセンサーを駆使して、トムを捜し始めるシュラ。そして、トムを見つけた。)
(自身の愛機の、外部緊急コンソールの付近で)
シュラ「貴様ぁ!虫けらの分際で俺の機体に何をする気だ?!!」
トムホ「おっと、見つかっちゃった?でももう遅いよ。やっちゃて、カレン!」
カレン《了解(ラジャー)、これより、イニシエイト・クラック・シークエンスを発動します。)
- 91二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 01:38:11
さらっと懐かしいワードが出てきたがさてはケータイ捜査官7履修しとるな?
- 92二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 06:20:08
- 93二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 16:59:50
ほ
- 94二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 23:28:23
考えたらスパイダーマンの能力って怪力(ハルクと互角の肉弾戦が出来る)でぶん殴るか糸で首を縛る等の必殺仕置人紛いの事をするか、スターク製スーツの武装を殺傷目的で使うとかでも無い限りは殺傷力も破壊力も低いから基本的には不殺をやっているキラとの相性は良いんだな。
後で糸を掃除するのが大変だが。 - 95二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 00:18:36
- 96二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 05:03:42
MCU版は2時間くらいしたら消滅するらしい。
- 97二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 15:36:18
トムホ「ねぇ、2人とも。クレジット(口座)の残高って、みた?」
アンドリュー「見た」
トビー「あぁ、見た」
(基本給に加えて、諸々のお手当が追加されて元の世界では見た事もない額になっている)
トムホ「こ、こんなにもらっていいのかな……。だ、だって僕まだティーンだし……」
アンドリュー「落ち着きなよ、トム。気持ちはわかるけどさ」
トビー「まぁ、確かに……。万年金欠の僕等にとっては大金だよ。正直言って、使い道が思い付かない」
トムホ「えちょっと待って。僕はともかく、アンドリューとトビーは僕より年上だよね?元の世界でもそれなりの」
アンドリュー「トム、それから先を口にするんじゃあない」
トビー「あぁ、やめてくれ。大の大人が、みっともなく泣く所なんか見たくないだろ?」
トムホ「嘘でしょ?……だって、2人ともめちゃくちゃ頭良いんだし、何かやってるんじゃ」
アンドリュー「トム、君も親愛なる隣人をやっていたら分かるだろう?
とにかく個人の時間がないんだ。そして、犯罪は僕らに遠慮なく起きる」
トビー「そんな生活で、サラリーなんて貰えるわけない。第一、まともに勤めたり、商売なんてできない」 - 98二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 19:11:03
トムホ「そんなぁ…え、待って?現状でこれだから、結婚とか老後って…。」
アンドリュー「待て、待ってくれトム。そこから先はマジでNGだ。……まぁ、理解ある相手に巡り会うか、万全のフォローをしてくれる組織にでも所属してれば話は変わるけど…そんな恵まれた機会、そうそうないさ。」
トビー「あー……まぁ、理解あるパートナーに会っても、相手にも限度ってもんがあるから、そこは要注意ね?」
トムホ「そうそう。フォローしてくる筈の組織が内ゲバでまるで機能してないケースもあるから、アテにし過ぎるのも考えものだよ?」
アンドリュー「……そうそう上手い話なんてないか。あーあ、どっかにスパイダーマン専属組織でもないかなあ?」
トビー「おいおい、流石にリアリティがなさ過ぎるぞ?」
トムホ「だよね。僕らがこうして出会えてもこんなに差が無いんだし、幾らなんでもねぇ?」
アンドリュー「分かってるって。ちょっとメルヘンを抱いてみただけさ。」
ムウ「なんだなんだ、揃いも揃ってシケた話しやがって…。」
マリュー「何か、不備でもあった?」
アンドリュー「あぁ、フラガ大佐、ラミアス艦長。いや、なんていうか…お金って使い道ないと持て余しちゃうな、って話です。」
トビー「僕達、元の世界だとほぼ二束三文なその日暮らしの生活ばっかりだったので…大金を持った経験が無くて…。」
トムホ「僕なんてほとんどメイおばさんに任せっきりだったし…まぁ、そんな感じです。」
ムウ「……スーパーヒーローが夢のないこと言うなよ…よし!ここはいっちょ俺が遊びに連れてってや」
マリュー「大佐?“健全な遊び”でお願いしますね?特にトム君は未成年ですからね?」
ムウ「……り、了解であります。」
- 99二次元好きの匿名さん24/05/04(土) 06:55:42
保守
- 100二次元好きの匿名さん24/05/04(土) 07:26:49
アイアンマンやバットマンみたいに元々大富豪であちこちで暴れてても経済的には問題無いヒーローもいるけど、他はなぁ……スーパーマンみたいな新聞記者って現場に違和感なく急行出来るからそういう意味ではうってつけなんだが(なおスーパーマンが活躍したという特ダネは逃すので編集長から雷は落ちる)。
- 101二次元好きの匿名さん24/05/04(土) 18:06:02
ほ
- 102二次元好きの匿名さん24/05/04(土) 21:54:56
保守あ
- 103二次元好きの匿名さん24/05/04(土) 22:21:51
ーとある任務にてー
アスラン「メイリン、目標の男を確保した。照合を頼む」
メイリン「分かりました。確認します。ところでアスランさん、そのウェブシューター、完全に使いこなしてますね」
アスラン「そうか?彼らよりは劣るだろう?」
メイリン「いやいや。その男捕まえるのにも追跡から捕縛までバンバン使ってたじゃないですか。この間なんかビルの谷間をターザンみたいに飛んでましたし」
アスラン「あぁ...まあ、彼らの戦いかたや動きかたを元に色々研究したからな。そういえば、この間トビーがフライングボードという人間サイズのSFSの話しをしていたな...それを使ってみるのも面白そうだな...」
メイリン「ア、ハハハ...」(そんなのまで使い出したら、アスランさん鬼に金棒ってレベルじゃないなー...) - 104二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 02:57:10
さすがSEED原作で壁走りやらかした男…
- 105二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 10:11:25
シュラ「フン、貴様らのシステムで我がファウンデーションの技術が生み出した機体のハッキングなどできるものか!」
トムホ「確かに、僕らじゃ難しいかもしれないけどカレンはスタークさんのAIなんだ!行けるよね、カレン?」
カレン『えぇ、ご自慢される通り非常に高度なものと拝見しました。___しかし、トニー・スターク製のAIを侮らないでもらいたいですね。これより、イニシエイト・コア・システム・クラクティスを開始します』
トムホ「オッケー!制圧には!」
(振り上げたシヴァの腕にウェブを巻き付け、メインカメラにスイングキックして、体勢を崩す)
カレン『2秒。少し遅かったでしょうか』
(OS諸々がハッキングされ、ブラックナイトスコードシヴァは不格好な体勢でシャットダウンしてしまった)
シュラ「馬鹿な!?クソ、起動シーケンスを……受け付けない!?緊急コードもだと!?(あの短時間で、シヴァのシステムが完全に書き換えられたというのか!?そんな高性能なAIがいるなど、調査では出てこなかったぞ!)」
オルフェ(お前まで何をやっているシュラ!?)
リデラード(何なのアンタたち!?この大事な時にやらかすなんて、本当最悪!!)
グリフィン(何とかしろよ、オルフェ、イングリッド!ダニエルとリューの機体も、糸でまともに動けてないんだぞ!?ハッキングで誤魔化すのも時間の問題だ!キラ・ヤマトだって、いつ正気に戻るか)
- 106二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 16:41:26
シュラ「クソッ!この手は武人として使いたくなかったが、致し方あるまい!──闇に堕ちろ、スパイダーソルジャー!」
トムホ「ッ!」
瞬間、トムの心の中に踏み込むシュラ。彼の記憶に潜り込み、トラウマを再発して、恐怖心で錯乱させるつもりだ。
───しかし。
シュラ(な…なんだ、コレは?!宇宙からの侵略者?!人類の半数が消滅?!五年間の齟齬?!そして…マルチバース!?!なんなんだこの記憶は?!こ、こんなの…俺達の手に負える訳がない?!)
???(あぁ、見てしまったか。)
シュラ「?!だ、誰だ‼姿を現せ⁉」
???「そんなに怒鳴らなくたって出てってやるよ。」
トムホの心の中に現れる、赤と金の鎧を着込んだ壮年の男。
???「全く、ウチの坊やも甘いな。こんなイカれたテロリスト相手に情けを掛けるなんて。…まぁ、だからこそ僕が認めた“親愛なる隣人”なんだがね。」
シュラ「何者だ!どうしてこんな所にいる!?」
???「何者、ね…それはこっちの台詞だよ。ここは君みたいな頭の悪い騎士ごっこが来ていい場所じゃない。お遊戯会なら回れ右だ。」
シュラ「き、貴様!この俺を愚弄するか?!」
???「愚弄じゃなくてただの事実さ。自分の才能や機体の高性能さに胡座をかいて、研鑽する事を怠るようなヤツは馬鹿扱いされて当然だろ?あぁ、いや、それでも得意な事はあるか?…弱い者虐めっていう下らない特技が。」
シュラ「貴様ぁぁぁぁぁ!」
心理世界で帯刀していたサーベルを引き抜くも、鎧の男の掌から発射された衝撃で弾き飛ばされる。
???「怒りたいのはこっちだよ、少年。よくもまぁウチの坊やをコケにしてくれたモンだ…君にはたっぷり礼をしなければな?怒り狂ってる彼の叔母(メイ)の分も含めてな。」
鎧の男…否、“鉄の男”はその冷え切った怒りの眼差しを隠す様にヘルムを装着する。
彼の名は“トニー・スターク”。
稀代の天才にして宇宙の救世主、そしてトム…ピーターの永遠の“憧れの人物”である。
シュラがどうなったかは…語るべくもなし。
- 107二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 21:30:29
やっぱトムにとってトニースタークは大切な存在なんよなぁ
- 108二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 21:37:16
トムホ「──ッ、何だったんだ?今の…?まぁいいや、ホラ!早くこんな大っきい金属の塊から出なよ!このままそんな狭い所にいたんじゃ、酸欠に…。」
シュラを慮る言葉を掛けながら、スパイダーマンのフィジカルでシヴァのコックピットハッチを無理矢理開けたトムホ。しかし、そこにいたのは白目を剥いて気絶しているシュラの姿だった。
トムホ「え?な、なんで?倒れた時に頭でもぶつけたの??」
アンドリュー「やったな、トム…って、なんだいそりゃ?」
トビー「なんで騎士団長さんが気絶してるんだい?」
トムホ「さぁ…?よっぽど恐ろしい目に遭ったのかな?」
シン『こちら、シン・アスカ!トム!アンドリューさん、トビーさん!無事か?!』
トムホ「シン!こっちは無事だよ!てか、そもそもこんな連絡して大丈夫なの?ヤマト隊長が暴走して国境侵犯やらかしそうだったって聞いたけど?」
シン『あぁ…明らかに隊長の様子がおかしかったからな。除隊処分覚悟で、俺がフリーダムを無力化したんだ。』
アンドリュー「え?!そ、そんな事して大丈夫だったのか?君が強いのは知ってるけど、ヤマト准将は腕も立つし、何よりフリーダムは強力だ。」
シン『無事なモンかよ…隊長を落とさないように武装だけ無力化して、スラスターも破壊したはいいけど、こっちのジャスティスは手足も頭もないし、背中のリフターはボロボロ。もう修理より新造した方が早いくらいだ。』
トビー「いや、でも君の判断がコンパスやヤマト准将の明日を救ったのは事実だ。もっと胸を張れ。…しかし、以外だったな?あれたけヤマト准将を慕ってた君がそんな手段に出るとはね?」
シン『………俺、トムに言われたんです。焦るのを止めて、自分が出来る事の最善を尽すって。だから、ここは俺が最善を尽す場面なんだな、って思って。それで混乱していても、動き出せる事ができました。』
トビー「へえ?」アンドリュー「やるじゃないか、トム。」
トム「いや、その、あはは…。」
- 109二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 22:30:15
トムホ「いや、それより今は優先することあった!」
『メイリン聞こえる!?今までの映像、全部そっちに送れたよね!?』
(キャバリアー)
メイリン「はいはーい。バーッチリ届いてるよー。すごいねーそのスーツ。目のところがカメラになるなんて。アスランさん用にも欲しいなぁ、色々と短縮できて楽になりそうだし」
「3人が色々と改造してくれたおかげでキャバリアーのスペックも向上したからねー。これくらいの通信妨害なんて、へっちゃら〜。
…………よし、核ミサイル打とうとした所から今までの一部始終。ぜーんぶコンパスとミレニアムとアークエンジェルとユーラシアに送付済!総裁のところにも送ったし、バックアップはターミナルのサーバーに保存済みだよ」
アンドリュー「流石、名ハッカー!」
トビー「よし、とりあえずこの騎士団長さんを拘束して、僕らはここで待機だ。まだ核ミサイルを諦めてないかもしれないし」
ユーラシア佐官A「どう言う事だ、タオ宰相!アウラ女帝!」
佐官B「我々の兵士を殺したばかりか、核ミサイルを発射しようとするなど、貴国は何を考えている!?」
ラクス「……説明を、していただけますか?タオ閣下」 - 110二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 23:35:48
さすが我らが親愛なる隣人×3
何度も生身で世界規模の危機場合によっては宇宙規模・多次元規模の危機と戦ってきただけのことはある - 111二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 00:04:08
モビルスーツとタイマンを張って勝つのは難しくとも、こういうセコいやり方ならお任せだスパイダーマン(言い方ァ!)
- 112二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 01:02:10
スマートな頭脳戦と言え頭脳戦と!
実際スパイディってパワー系ヴィラン相手にわりとこういう戦い方するよね - 113二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 09:16:45
ほ
- 114二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 13:45:10
- 115二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 13:49:57
コナンの追跡メガネみたいな感じか
- 116二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 22:53:03
JJJ「コイツは特ダネだぞ!号外を出せぇ‼」
- 117二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 00:41:30
JJJはこういうのというかスパイダーマン関連にすぐ飛び付くイメージがあるような
でもスパイダーマンのこと好きなのか嫌いなのかいまいちわからん
情報源がレゴのマーベルスーパーヒーローズ2だけだから嫌いっぽいけど - 118二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 01:59:03
JJJはわりとまともな倫理観もあるっちゃあるんだけど「正体を隠して行動する奴」が過去の経験から心底信用できないのとよくも悪くも頭が硬いのでああいう態度になってる感じ
- 119二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 02:08:38
- 120二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 11:37:10
保守
- 121二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 17:46:14
ふと思ったけどこの世界にピーター・パーカーはいるのかな?
- 122二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 18:40:58
存在しないか普通の一般人としているかのどっちかだと思う。
- 123二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 22:27:07
遺伝子操作したクモ云々なら「またメンデルか!!」でなんとかなりそうだかいてもおかしくないのが酷いSEED世界
とはいえオリジナル・スパイディが生えてきたらただでさえスパイディズが三人いるのにややこしいことになってしまうからちょっとアレだが…
- 124二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 08:01:37
しかしスパイダーマンが持ったクモがアシダカやハエトリみたいに動き回る徘徊性のクモで良かったよ。
これがジョロウグモとかオニグモ、ジグモやらトタテグモみたいに巣を張ってじっと待つタイプだったら役立たんべ。 - 125二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 08:02:32
- 126二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 08:03:52
そ、そうきたかぁ……?!
- 127二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 12:37:12
保守
- 128二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 21:22:08
- 129二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 01:54:31
保守
- 130二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 11:55:56
ほ
- 131二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 12:24:08
(ミレニアム、アークエンジェル、ユーラシアのmsからリュー機とダニエル機を庇う様に立っている、グリフィン機とリデラード機)
グリフィン「どうするんだよ!
キラ・ヤマトは落とせたのに、あの馬鹿(シン)に止められて国境侵犯させられてねぇし!こっちの作戦はバレちまったし……おい、ダニエル、リュー!いつまでちんたらやってんだ!」
ダニエル「黙れ!クソッ……こんな所にも糸が……こんなんじゃ長く飛べないんだ……」(駆動系に絡まった糸を切っていく)
リュー「排熱口にまで!?……この落とし前は付けさせますからね、スパイダーソルジャー!!」
リデラード「てか、オルフェとイングリットは何してんのよ!?」
(糾弾されるオルフェとアウラをなんとかしようと、部屋から通路に出てジャガンナートと連絡を取るイングリット)
イングリット「ジャガンナート。こちらは、少々問題が発生しました……。
そちらのクーデターを急いでください、その発表の隙に我々も脱出して合流します」
ジャガンナート『国務秘書官殿。タオ閣下の作戦は、既に破綻している。状況は刻一刻と変化するのだ、我々がそちらの作戦に、従う義理はもうない』
イングリット「なっ……我々を切り捨てると言うのですか!?」
ジャガンナート『黙れ!!アコードか何か知らないが、我々をも最初から見下し切り捨てる算段だったのは、そちらだろう!!』
イングリット「そ、それは……」
ジャガンナート『利用されるのは真っ平だ!切り捨てられる前に、切り捨てさせてもらう。国と運命を共にするがいい』
イングリット「ジャガンナート!?
国と共に……まさか!」(部屋へ戻る)
「オルフェ、お母様!ジャガンナートが裏切りました!ここをレクイエムが狙っています!」
オルフェ「なんだと!?」
ユーラシア佐官A「どこまでも舐めた真似を……!!」
(佐官達の激昂に感化された下士官が、オルフェとイングリットへ発砲
両者は肩と腹部を撃たれて、床に倒れる) - 132二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 13:46:46
頭上からの、まるで刺すかのような殺意と敵意に頭を抑える3人)
トビー「あぁ……なんだ、これは…!」
アンドリュー「この、ムズムズは……桁違いだ!!」
トムホ「ふ、2人ともだいじょうぶ……うぅぅ!!」(嘔吐しかける)
メイリン『どうしたの3人とも!?大丈夫!?バイタルがすっごい乱れてるけど!?』
トムホ『な、なんとか……ね、ねぇメイリン!僕らの上……宇宙で何か起きてない!?このムズムズは多分、そっちから…だ…!』
メイリン『う、宇宙?
そんなの……え、待って。
月の裏側に高エネルギー反応……うそ……これ、レクイエム!?
なんで、あれは解体したんじゃ!』
トビー「おいおい…レクイエムって、前にライブラリーで見た、反射衛星砲のこと!?」
アンドリュー「まさか……僕らを撃とうとしてる!?」
メイリン『多分……いや、地球でもプラントでもマズいの!
ハッキング!……あぁもう!
もうバレてるんだから、ジャミング止めてよノイズなんだから!!』 - 133二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 20:28:47
ラクス「タオ閣下!トラドール秘書官!」
アウラ「貴様ら!妾の子達に、ッ!」
(佐官達含めて、ユーラシアの面々がアウラとラクスに銃口を向ける
ファウンデーションの兵士達は、半数近くが射殺され、残っているのは非武装のオペレーター達)
佐官A「アウラ・マハ・ハイバル殿、秘書官殿のお言葉が正しければここは危険です。我々と共に来ていただこう……それとも、御子息と御息女を見捨てられるかな?」
アウラ「……下賤な者どもめ!」
佐官B「フン!……クライン総裁、そちらもご同行願います。今は争っている場合ではありませんので」
ラクス「……タオ閣下と、トラドール秘書官の御命を保証していただけるのでしたら」
佐官B「勿論。但し、拘束はしますがね」
- 134二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 21:09:50
- 135二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 08:23:45
ほしゆ
- 136二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 19:15:44
保守
- 137二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 21:56:08
トムホ「ッ!?」
バッと空を見上げるトム。そこにはユーラシア連合のシャトルが。…スパイダーセンスが告げる。アレを逃がしてはならないと。
トムホ「ゴメンみんな!僕はあのシャトルを追い掛ける!ムズムズがアレを逃しちゃマズいって感じてるんだ‼」
トビー「あ、おいトム!…仕方ない、解った!でも無理はするなよ!?」
アンドリュー「これ、蜘蛛糸液のカートリッジ!気をつけろよ!」
トムホ「ありがとう!」
そして、全力で駆けるトムホ。弾切れのカートリッジを外し、新たな物を込める。
ウェブを発射し、木から木へ、崖から崖へ、建物から建物へ。…そして、シャトルの尾翼にウェブが張り付く。
トムホ「あぁもう!またこんな展開ぃぃぃぃぃ!?」
シャトルが加速し、それに煽られる様に振り回されるトムホ。何時ぞやのヴァルチャーの時を彷彿とさせるシチュエーションに、思わず叫ぶ。必死に手繰りながら、シャトルの貨物室に侵入する。
トムホ(ハァーハァー…危なかった!あと少しで大気圏内に入る所だった!…でも、なんでユーラシアのシャトルが?しかもこんな逃げる様に?)
- 138二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 21:57:57
よっしゃ!電子戦と武装の多彩さでは一番のトムホが行った!
- 139二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 22:00:37
- 140二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 22:05:29
本人も伸びしろ抜群の天才少年とはいえ、トニー・スタークから全ての技術と知識を学ぶ前に死別してしまったのは痛い。
とはいえ土壇場で放つ逆転の一手は結構な頻度でクリティカル出すんだよね(映画での様子を見るに)。
- 141二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 23:38:45
こっそりと貨物室から覗く。すると、そこには医療機器に繋げられて救命措置を受けているオルフェとイングリッドが寝ていた。
トムホ(え?!アレってタオ宰相とトラドール秘書官?!なんで重症に…あ!ラクス総裁もいる!?何がどうなってんの?)
ラクス「……私達に何を要求するおつもりで?」
佐官A「決まっています。プラントへの武装解除と全面降伏、この説得を貴女に行って頂きますよ、ラクス・クライン総裁。」
ラクス「その様な要求が、本当に通るとお思いで?」
佐官B「思っていませんとも。…だが、真偽はともあれ奴らがファウンデーションと共謀して我々を陥れようとしたのもまた事実。その報いは受けさせなければ、いけますまい?」
ラクス「ッ!貴方達は…開戦の口実の為に私達を利用しようと言うのですか?」
佐官A「所詮、遅かれ早かれこうなる定めなのです。ナチュラルとコーディネーター、お互いに相容れない種族同士が争う。これは当然の帰結ですよ。」
ラクス「それは違います。私達はもう十分憎みました。争いました!そして傷つくのはいつだって無辜の方達です…!もうこれ以上、戦火を広げるのは誰も望む事ではないのです!」
トムホ(ラクス総裁…。)
- 142二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 23:42:34
ほす
- 143二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 08:57:36
ほ
- 144二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 18:12:38
佐官A「ふん…まぁ、懸命な判断を期待していますよ?なにせ、レクイエムの発射まで時間がないのですからな。コンパスの方々もファウンデーションの国民も、このまま犠牲になってしまうのですから。孤立無援の貴女に残された道など…。」
ラクス「……いいえ、ご心配には及びません。」
佐官B「なに?」
ラクス「何故なら、私の仲間がこの暴挙を見逃す筈がありませんもの!」
カレン《ジャミング除去完了。続いてレクイエムが経由するゲシュマイディッヒ・パンツァーの射角調整のハッキングに移行します。》
メイリン「なるべくファウンデーションから遠ざけた位置にくる様にお願い!なんなら地球から外れる計算もお願いね!」
ハインライン『そちらは私が行います!全ての射角を狂わせ、地球から遠く離れた何も無い場所を素通りさせます!』
メイリン「お願いします!」
ムウ「総員退避!急げ!!ファウンデーション国民の避難も忘れるな!!」
マリュー「シェルターの確保!避難警報も急いで!!」
アスラン「キラ!シン!この戦域から離脱する!レクイエムが来るぞ!!」
シン「レクイエム?!なんで…解体したんじゃ?!」
アスラン「話は後だ!キラを担いでズゴックに乗れ!!」
シン「は、はい!!隊長、行きましょう!!」
気絶してるキラを担いでズゴックのキャバリアーに乗り込むシン。
- 145二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 22:06:58
リデラード「オルフェもイングリットも、なに撃たれてるのよ!
あんな雑魚たちにお母様も姫様も良いようにされるなんて…!」
グリフィン「チッ、やってらんねー。
偉そうなこと言ったシュラも、オルフェも、イングリットも、全然仕事できてねーじゃねぇか……。
おい、リデラード行こうぜ。こんなちんたらやってる馬鹿二人に付き合ってたんじゃ、俺たちまで死んじまう」
リデラード「……それもそっか。役立たずなんかに構ってるより、お母様と姫様達助けに行った方がいいよね絶対」
リュー「見捨てるのですか、我々を!?」
グリフィン「アコードの中にも優劣があったってことだよ。じゃあな、最後の情けで、機体は壊さないでやるよ」
リデラード「じゃあね~」
(飛び去るガーネットとエメラルド。それを呆然と見つめるダニエルとリュー)
(そこに降り立つハーケン隊のゲルググ三機)
ヒルダ「ブラックナイツのお二人さん。武器を捨てて投降してくれるなら、身の安全は保障するけどどうする?」
リュー「……仕方ありませんね」
ダニエル「……リュー、いいのかよ!?」
リュー「生きていれば、巻き返すことはできます!それに貴方も、このまま終わりたくはないでしょう!?」
ダニエル「……そうだな」
(二人は持っていたナイフやハンドガンを地面に投げ捨て、両手を上げた
その後ヒルダの促しでヒルダ機のゲルググの掌に乗り込み、マーズとヘルベルトは動かないブラックナイトスコードルドラスピネル、サファイアを鹵獲して飛び去る) - 146二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 06:33:40
チャンドラ「フラガ隊MS全機、収容完了‼ザラ特務一佐とアスカ大尉、そしてヤマト准将も一緒です‼」
マリュー「全速力で戦域を離脱!急いで‼」
ノイマン「了解です!!」
コノエ「我が艦のMSの収容状況は?!」
アビー「たった今、ハーケン隊の三機が着艦しました!ブラックナイツの捕虜の拘束と機体の鹵獲をしたようです‼」
アーサー「警備局を向かわせて拘束!ブラックナイツはそれぞれ独房へ入れておけ‼」
アビー「り、了解‼…あ、トビーさんも戻りました!アンドリューさんはAAに残った模様です‼」
アーサー「了解した!…あぁ、もう…次から次へとどうなってるんだ……?!」
コノエ「今は最善を尽くすしかあるまいよ、トライン副長。…だが、これはユーラシア連邦が黙っていないぞ……。」
アーサー「ま、まさかこのままプラントと戦争なんて事になりませんよね…?」
コノエ「可能性はある。が、法務局もそこまで馬鹿ではない。クーデターの主犯格である、ジャガンナートの鎮圧に動くはずだ。……その後の世界の動きまでは、予想出来んがね。」
アーサー「うぅ…か、覚悟はしておきます……。」
コノエ「取越苦労で終わる事を祈ろう、副長。」
アビー「レクイエム!来ます‼」
空から降り注ぐ、眩い光。電磁パルスを帯びたその光は、ファウンデーション国土からズレた位置の地帯…先程までミケールが潜伏していると思われていた戦闘地域へと着弾した。優秀なハッカー達の対策が間に合ったのだ。
あと少しでもあの戦域に留まっていたら、あの光に焼かれていたのだと、トビーとアンドリューは戦々恐々した。
そして、ミレニアムとAAはファウンデーションを脱出し、航海を始めた。 - 147二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 08:50:29
(AA)
アンドリュー「ッハァーーー……なんとか帰って来れた……」
ムウ「ご苦労だったな。にしてもヒヤヒヤしたぜ、土壇場でブラックナイツの1人と機体を鹵獲したから連れて行ってくれって言われた時はよぉ」
アンドリュー「すいませんフラガ大佐。でも襲って来たからって、あんなところに置いていくなんてできませんし」
ムウ「ま、助けられる命なら救う方がいいもんな。
……あいつらから、真偽を問いたださなきゃならんし」
(ムラサメ隊が牽引して鹵獲したシヴァを見上げながら)
アンドリュー「騎士団長さんは?」
ムウ「意識不明だからな、本来なら独房だが拘束して今は医務室だ。にしても何があったんだ?」
アンドリュー「いやぁそれが僕らにもさっぱり……。トムがハッチをこじ開けた時にはもう気絶してたみたいで」 - 148二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 19:58:25
(ミレニアム・尋問室)
リュー「…以上が、我々が想定していた計画です。」
コノエ「……想像以上に悪辣な計画だったな。まさか自作自演の為に自国を核で焼き払うつもりだったとは…。」
ハインライン「その報復手段という口実の為にレクイエムを密かに用意していたとは…まったく、急進派の連中の愚鈍さにはほとほと呆れます。こんな方法で世界の改革など出来はしないのに。」
アーサー「し、しかもその混乱に乗じてジャガンナートがプラントで反乱を起こしてファウンデーション…というより彼らに与する予定だったなんて…。艦長の考えが殆ど当っちゃいましたよぉ?!」
コノエ「正直、外れて欲しかったがね…。しかし、彼らの目論みはスパイダーマン達によって阻止され、お仲間からは見捨てられた訳だ。因果だねぇ…。」
ハインライン「私としてはブラックナイトの機体が手に入り、装甲やシステムのサンプルが手に入って喜ばしいですが…艦長、彼らの処遇をどうするおつもりで?」
コノエ「現状は捕虜という扱いが一番だろうが…先程の話を聞く限り、どうにも彼らに友愛やらを期待する事は出来ないらしい。」
アーサー「アコード…ですか。コーディネーターを越えた、進化した人類…。人間を導く者…。」
ハインライン「傲慢かつ陳腐な考えですね。人より優れている、特殊な能力を持っているからと言って、それが選ばれた者とはならない。ただの自尊心の肥大化した世間知らずな子供の言い分です。」
コノエ「確かに、な…だが、そういう風にあのアウラ女王に教育されてきた彼らも、また被害者という訳だ。…子は親を選べないと言うが、アレは飛び切りに厄介だよ。子供を自分の操り人形にしか考えてない類いの人間だ。少なくとも、私は艦長の前にイチ教師として軽蔑する。」
アーサー「艦長…。」 - 149二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 20:02:13
アーサーくんは親の愛情は信じたいよねコンパス入る前色々あったし
- 150二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 20:25:54
[独房]
ダニエル「…なぁ、リュー。起きてるか?」
リュー「起きてますよ。どうしましたか、ダニエル。」
ダニエル「俺達、これからどうなる…つーか、どうする?」
リュー「……今更グリフィンやリデラードと合流する気は起きませんし、かと言って母上やオルフェ達を放っとく訳にも行きませんね…。」
ダニエル「でも俺達の機体は今頃コンパスの連中に調べ尽くされてるぜ?どーするよ。」
リュー「逆に貴方はどうなんです、ダニエル?何か考えでも?」
ダニエル「……正直、なんかもうどうでも良くなってきた。簡単な任務の筈だったのに、スパイダーソルジャー共に邪魔されて何も出来ねーし、最強だと思ってたシュラはあのザマだし。オマケに土壇場であの2人に見捨てられちまったし。もう意味分かんねーよ。なんでこんな上手く行かねーんだよ!俺達アコードだぞ!?選ばれた存在だぞ!?なのに…なのに何でこんな惨めな思いしなきゃなんねーんだよ!!」
リュー「ダニエル…。それは私も同じ気持ちですよ。格下だと思ってた連中にしてやられ、挙げ句に同胞からは役立たず扱い…どこで間違えてしまったんでしようね………。」
トビー「そりゃあ、勿論最初からさ。」
リュー「ッ!貴方は!」
ダニエル「スパイダーソルジャー!」
トビー「そのスパイダーソルジャーってやめない?僕はトビー。親愛なる隣人のスパイダーマンさ。」
リュー「ふん、隣人らしく盗み聞きですか?趣味が悪いですね。」
トビー「ここ敵艦だって忘れてない?そりゃあ監視ぐらいされてるよ。…さて、さっきの話の続きだけど。君達がどこで間違えたかって話だけど。」
ダニエル「んだよ、そんなんお前らが核ミサイルの発射を…」
トビー「違う。そもそも“人類を導く”という目的そのものが間違っているのさ。」
ダニエル「あぁ?!んだと!もっぺん言ってみろ!!」
リュー「落ち着きなさい、ダニエル!…聞き捨てなりませんね。我々アコードの目的が間違っていると?」
トビー「その通りさ。全人類のDPの施行?言う事聞かない奴は武力で弾圧?…はっ、そんなもの上手く行く筈無いだろ?過激で極端な方法は何時だって民衆の感情を逆撫でる。それは歴史から伺えるってもんさ。」 - 151二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 20:46:04
(少し前のミレニアム)
アグネス「トビーさん!」(ミレニアムに帰還したトビーに抱きつく)
トビー「おぉっと!?
ははっ、アグネス。熱烈な歓迎ありがとう」
アグネス「心配しましたよ〜。ていうか、こんなに傷だらけで大丈夫なんですか!?」
(シヴァの針を避けた時に負った裂けたスーツとその下の傷を見て)
ルナマリア「アグネス、あんた走らな……トビーさん大丈夫ですか!?」
トビー「まぁ、これくらいは昔から日常茶飯事だから…慣れてしまったって言うか、まぁ見た目より痛くないから」
ルナマリア「ならいいんですけど……そうだ、シンは!?」
トビー「シンは、アークエンジェルだよ。どうやら、ヤマト隊長の意識が戻らなかったみたいでその付き添い。
アンドリューから、シンも元気そうだって連絡は来てるから安心して」
ルナマリア「良かった〜…」
アグネス「トビーさんも、早く手当しないと」
トビー「ありがとう、でも折角手に入れたデータを艦長さん達に伝えないのとね。
2人のこそ、少しでも休んでくれ。じゃあ、またあとで!」
アグネス「……やっぱり素敵」
(ブリッジに向かうトビーを見送りながら)
(ブリッジ)
トビー「コノエ艦長!」
コノエ「ご苦労、トビー君。あの惨状から、よくぞ無事に帰って来てくれた」
トビー「いいえ、これも任務ですから……。それよりこちらを、僕らとザラ特務一佐達が見聞きしたファウンデーションの全てです」
(潜入調査で集めたデータが入ったデバイスを、ブリッジへ繋げる。
同じ事を同時刻アークエンジェルでアンドリューが行っている
そして>>148へ繋がる)
- 152二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 20:52:40
リュー「だからこそ、我々アコードの能力でそんな民衆を導いて…「導く?洗脳の間違いだろ?」…っ。」
トビー「トムが言っていたよ。この手の能力のミュータントはまず思い通りにする為に思考を操作しに掛かるって。…ヤマト准将が暴走したのも、君達の仕業だろ?」
ダニエル「そこまで解ってんのなら、話は早い…なら俺のやる事も解るよなぁ!?闇に落ちろ、スパ──」
トビー「……。」
(ガシッ、とダニエルの米神を鷲掴みするトビー)
ダニエル「ガッ⁉あがぁぁぁぁ!??!」
リュー「ダニエル⁉何をしている、離せ!!」
トビー「先に仕掛けて来たのはソッチだろ?言っとくけど、助けを求めても無駄だ。ここで起きる事は誰も関知しない事になってる。…解るか?君達を助ける人は誰もいないんだよ。」
ダニエル「い、痛…やめてくれぇ…!」
トビー「どうした、泣くか?アコード坊や。」
リュー「ま、待ってくれ!頼む、ダニエルを助けてやってくれ!この通りだ‼」
(土下座しながら懇願するリュー)
リュー「今の私には心の拠り所は彼だけなんだ!同じ気持ちを共有出来る同胞なんだ!だから…だから頼む……‼」
トビー「…なんだ、ちゃんとした仲間意識あるじゃないか。」
(あっさり離すトビー。涙を溜めながら深呼吸をするダニエル。)
リュー「ダニエル!大丈夫ですか!?」
ダニエル「し、死ぬかと思った…‼ペシャンコになるかと思った!?」
トビー「そんなスプラッタな事しないよ。ただ少し脅かしただけさ。……でも、これで解ったかい?“痛い”っていうのがどういう事か。“死んでしまう”っていう気持ちがどういう事か。君達は、これを沢山の人にやろうとしたんだ。」
ダニエル「……!」
トビー「ソッチの君も。大切な身内を失うっていう恐怖がどういうものか解っただろ?怖かっただろ?」
リュー「……えぇ、よく理解出来ました。」
トビー「いいかい。特別な能力を持ったからと言って、それは何をしても良いという免罪符にはならない。その能力とどうやって付き合っていくか。それこそが一番の問題だ。……誰かの言葉を鵜呑みにする前に、自分自身で何をすべきか、よく考えるんだな。」
(独房を後にするトビー。残されたのは、項垂れる2人だけだった。)
トビー(やれやれ、荒っぽ過ぎたな。…慣れない事はするモンじゃないや。) - 153二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 20:55:59
原作ではこれまでずっと自分達が蹂躙する側でワンサイドゲームばかりしてたからシンの想定外乱発(SEED発動で思考が読めない・ステラバリア・一機撃墜による恐怖と苦痛伝播・多重分身飛影殺法)で呆気なく完封負けになってるので、経験=即死にならない状況で学べたのは大きいと思いたい。
- 154二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 22:24:54
- 155二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 05:04:12
まあそういう人生経験してるからこそ厳しい対応もできる人生経験のたまものってことで
アレな言い方したらコンパス組だとどうしても過去のあれこれからこういう暴力を体感させるより最後の最後まで対話しましょうってなるようなキャラばかりになってしまうし
- 156二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 07:49:46
これ、グリフィンとリデラードは他のアコードから精神同調切ってるな。
役立たずの連中と一緒にされたくないとか言って。 - 157二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 18:34:50
ほ
- 158二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 20:30:19
このレスは削除されています
- 159二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 22:26:45
ジャガンナート「何をやっている!?一度や二度はおろか、三度目の発射でやっと奴らがいた戦場を撃てるなど!
ユーラシアもコンパスも、とっくに離脱しているではないか!!」
ザフト兵A「も、申し訳ありません!外部からのハッキングにより、エネルギーチャージや偏向艦の操作が想定を外されておりまして……」
ジャガンナート「本来ならば、ファウンデーションを撃った次はワシントンとオロファトだったというのに……この様か!」
ザフト兵B「ジャガンナート中佐、プラントのラメント議長より通信が!」
ジャガンナート「……繋げ」
ラメント『ジャガンナート中佐、これはどういうことかね!?レクイエムを無断で改修するだけではなく、ユーラシア連合と近接するファウンデーション領を一方的に攻撃するなど』
ジャガンナート「ラメント議長、我々は貴方の弱腰外交にはもう付き合うつもりはない!コンパスに参画して以来、ザフトの軍縮は推し進められ、地球連合との軍事力の格差は広まるばかりだ!このままいけば、プラントのコーディネーターは間違いなく再び劣勢と苦境を強いられるだろう!
そのような屈辱、我々は断じて享受するつもはない!今こそここに、パトリック・ザラの道を復古させてもらう!」
ラメント『正気かね、中佐。既に二度の大戦は、プラント、連合双方大きな痛手を負っている。例え、潜在的な対立の溝は簡単に埋まらなくとも、もう誰も戦争など望んではいない!
貴殿個人の感情はともかく、徒にザフトの将兵を付き合わせるのはやめるんだ』
ジャガンナート「我々を狂乱の徒と断じられるなら、好きにされるがいい。だが、私と共に立った兵は少なくとも正気だ。
議長も熟慮なされることだ。我々もすぐさまプラントを撃つつもりはない、だが不倶戴天の連合とオーブは必ず潰す!!」 - 160二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 01:59:15
- 161二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 02:01:13
だから血のバレンタインやブレイク・ザ・ワールドなんて起こせるんだ
- 162二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 06:38:13
自分が正義だと妄信した時、人は何処までも残酷になれる……まあ歴史が語ってるわな。
- 163二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 12:54:06
ザフトの軍縮についても、宿敵のブルコスがロゴスっていう大手のスポンサーを失って大幅に弱体化してる時点でなぁ…見ろよ、あの情ないデストロイ(バックパック、片手無し、スキュラ一門閉鎖)の姿……。
- 164二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 21:55:27
ほ
- 165二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 04:31:01
シン「アンドリューさん、大丈夫なんですか?スーツ、ボロボロになってますけど」
アンドリュー「あぁ。よくある事だし、スーツはまた直せば使えるよ
にしても御手柄だったね、シン。君の機転がないと、コンパスやヤマト隊長は今よりずっと悪い立場に追いやられていたよ」
シン「あそこで咄嗟に動けたのはトムのおかげですよ。
そういえば、トムはどうしたんです?」
アンドリュー「トムは……目下任務継続中かな。実は、ユーラシア連邦のシャトルがあのエリアから離脱するのに気づいてね。
シンも知ってるだろう?トムは僕等の中でも、ずば抜けて感覚がいい。
だからシャトルを放置すると、良くないと思ったんだろう。
シンと同じ、咄嗟に喰らい付いてシャトルに潜伏していると思う」
シン「トムのやつまた無茶なことして……。連絡とかはないんですか?」
アンドリュー「あのレクイエムってやつの電磁パルスのせいで、長距離の通信はまだ復旧に時間がかかるらしい。
キャバリアーのを使えばなんとかなるかもしれないが、あっちはレクイエムの妨害に忙しいから、今は使えないし」
- 166二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 07:45:02
(ユーラシア連邦保有艦・来賓室)
今だ寝込むオルフェとイングリッド、それを痛ましげに見つめるラクス。アウラは連合の兵に連れられて、別室へと移動した。
ラクス(これからどうしましょう。コンパスへの連絡はレクイエムの電磁パルスで不可能ですし、何より怪我人を置いて私だけ助かるなど…。)
すると、天井の排気口がカタカタ揺れる。
ラクス「…?何でしょう?」
トムホ「──ッぷは!よ、ようやく出れた‼思ったより狭くて手間取っちゃった‼」
排気口から滑り落ちる様に出てくるトムホ。
ラクス「まぁ、トム?!何故ここに?」
トムホ「シャトルが王国を脱出する所を見つけたから、追い掛けて来たんです。ラクス総裁も大丈夫?」
ラクス「ええ、私は無事ですわ。…でも、タオ閣下とトラドール秘書官が…。」
トムホ「……何があったの?」
こうなった経緯を話すラクス。段々と苦い顔になるトムホ。
トムホ「そんな事が…最初からクーデター犯と共謀してコンパスを陥れる作戦だったなんて……。」
ラクス「ですが、土壇場でジャガンナート中佐に裏切られ、レクイエムを使用された…という運びです。」
トムホ「……前から思ってたけど、この世界の大量破壊兵器って引き金が軽すぎない?こういうのって、もっと躊躇するものだと思うけど…。」
ラクス「返す言葉もありませんわ。…それだけ、ナチュラルとコーディネーターの溝が深い、という訳です…悩ましい事に。」 - 167二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 12:29:35
このレスは削除されています
- 168二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 22:58:06
ハインライン『鹵獲したブラックナイツの機体、3機すべてにフェムテク装甲が使用されていました』
コノエ『噂の新技術だね』
ハインライン『非常に画期的と言わざるを得ません。概算ですが、アークエンジェルやミレニアムの対空砲火も、難なく耐えられるでしょう。ラミネート装甲と違って効力が装甲面積に左右されず、フェイズシフト装甲と違って電力を必要とせず半永久的に防御力を維持し続けられます。もし敵対していれば、かなりの苦戦を強いられたことは必須です』
マードック「コックピットも全天周囲モニターで、視界も良好。武装面は、ミレニアムに鹵獲されている機体は、それほど珍しいものはないですが、こっち(アークエンジェル)の機体(シヴァ)は、こりゃ近接戦闘特化ですな。
頭部機関砲もない徹底ぶり、こりゃワンオフの特注品でしょう」
マリュー「ハインライン博士。仮にこの機体たちが、本艦やミレニアムを襲撃した場合、どの程度の被害が予想されますでしょうか?」
ハインライン『両艦とも、撃沈していた可能性が高いでしょう。概算ですが、このフェムテク装甲はイーゲルシュテルン及び艦載ミサイルを受け付けません。接近を許せば、ブリッジが撃たれます』
コノエ『未然に防いでくれたスパイダーマンたちに感謝しなくては、ならないな』
マードック「それに、この機体使用されている技術がフリーダム、ジャスティス、デスティニーのものに類似してますよ。特にフリーダムのものが多いですな」
マリュー「……まさか、この前の強奪事件のときに?」
ハインライン『もしくはそれ以前から、我々を研究していたとみるべきでしょう』 - 169二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 07:35:55
このレスは削除されています
- 170二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 08:13:45
まあトムホが知ってるので一番ヤバいのってインフィニティーストーン全部揃ったガントレットの指パッチンだろうけど、あれは使った方の代償も凄いからな……ハルクですら右腕一本ボロボロに焼け爛れてたしアイアンマンは死んでしまった訳で。
- 171二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 10:15:55
- 172二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 20:42:37
ガンマ線ってことは指パッチンした瞬間にジェネシスがぶっぱなされるようなもんなのか…そう考えると恐ろしいなアレ
- 173二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 23:41:36
耐えられる(ダメージが無いとは言っていない)。
- 174二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 23:46:16
アンドリュー「ヤマト隊長の具合は?」
アスラン「まだ目覚めていない。夢うつつにラクスの名を呟いている…悪夢を見ているのかもな」
シン「隊長……」
アンドリュー「……ヤマト隊長。クライン総裁との関係を、ずっと悩んでいたんじゃないかな?」
アスラン「どうして、そう思うんだ?」
アンドリュー「僕にも…経験があるからさ。愛する人を守りたい、でもそれと同じくらい世界や他人だって守りたい。
どっちも大切だけど、どっちかを選ばなきゃいけない。
そうすると、選ばなかった方が傷ついたり、悲しい思いをしたりする。
それが積み重なると、自分が不幸の根源みたいに思えて、消えてなくなりたくなるのさ。存在意義を見失ってしまう、って言えば分かるかな?
自分の負の思考に、文字通り雁字搦めになって、簡単に抜け出せなくなる。
そういう時……頼れる仲間や友達、兄弟みたいに、周りが声をかけてくれれば、意外とすんなり抜け出せれるものなんだ
でも、ヤマト隊長は……多分周りに頼る事を怖がっているんじゃないかな?
そうすると、余計に酷い方向、頼った誰かを失ってしまうかもしれないって思って、それなら全部自分で済ませてしまおうって、そう思っちゃってるんだと思う」
アスラン「……もしそれが本当なら、馬鹿な事で悩んでいるな。
俺達を気遣ってるつもりで、ぞんざいに扱っているだけな事にも気づけていない」 - 175二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 07:15:07
オルフェ「だから…こそ…我々が導かねばならんのです、姫……。」
ラクス「っ!起きられましたか、タオ閣下。」
トムホ「大丈夫?まだ寝てた方がいいんじゃ…。」
オルフェ「……まさか、敵であるお前に気遣われるとはな、スパイダーソルジャー………。」
トムホ「ソルジャーじゃないよ、マン。スパイダーマンだよ、僕達。所で、導くって言ってたけど…?」
そこから語られる、アコードの目的。そして、ラクスの出生の秘密。
ラクス「あ、あぁ…そんな、私、は………?!」
オルフェ「解ったでしょう、姫。貴女は私と共に世界を統べる資格がある。だから、私共に…。」
トムホ「それは違うよ、タオ閣下。」
オルフェ「………なに?」
トムホ「ラクス総裁も、よく聞いて?生まれや才能だけで選ばれた人生なんて、人生とは言わない。そんなのは人間の生き方じゃないよ。色んな人と触れ合って、悩んだり、怒ったり、悲しんだり。…恋をしたり、愛したり。そういうのの積み重ねが、本当の人生だって僕は思う。」
オルフェ「ふん、生温い考えだ。そんな風に考えるから未だに世界から争いが無くならないのだろう!」
トムホ「でも、確実に減ってるよ?2度の大戦で失ったものの重みが解らない程、人間は馬鹿じゃない。…平和に近道なんてない。地道に積み上げていくしかないんだよ。」
ラクス「……トムの言う通りですわ。私達は、争い合うだけではありません。解り合い、歩み寄り、肩を並べる事が出来ます。そしてそれを成すのは偉大な指導者でも、優秀な遺伝子でもありません。人の心なのです。」
オルフェ「戯言を!その過程でどれ程多くの屍を積み上げる気だ!」
ラクス「そうならない為にも、人は多くの絆を紡ぐのです。決して楽な道ではないでしょう。ですが、私達は信じてます。いつか、本当の平和が訪れるのを!」