ｳｧｧ!!ｵﾚﾓｲｯﾁｬｳｩｩｩ!!!ｳｳｳｳｳｳ!ｳｲｨｨｲｨｨｨｲｲｲｨ!!

1二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 00:15:54

「なにシケたツラしてんだよ。トレーナー」

いつ出会っても変わらないその明るい声を背から受けてその姿を見て安堵する。
「君か。ゴールドシップ」
「今更確認する事があんのかよ」
「嫌でも一挙手一投足記憶に残るから食傷気味だな」
「んだよそれ」

右頬だけを膨らませるその器用な"おこ顔"も何度目か。全く何度見ても変わらない。

この気持ちが変わらなければ俺も楽だったのに。

「………ゴールドシップ」
「あん？腹でも減ったか？」

「───好きだよ」

2二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 00:18:06

タイトルだけみてなんだこりゃと思ったら純愛だった…

3二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 00:18:46

文は良いのにスレタイがあまりに汚い

4二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 00:19:04

メイショウサムソンビデオスレかと思って開いたら、SSスレだった…

5二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 00:25:04

続きはないのですか…？

6ふといのがはいっちゃう！24/04/24(水) 00:28:18

「………お前なんなんだよ。今日変だぞ？」
「変か。確かにもっと前から変になってはいたから今更だけどね」
ごまかし笑いを押し付けるように顔を近づけて彼女の手を握る。これも作戦だ。

彼女は意外と搦手に弱い。

「お、おい？」
「ゴールドシップ。」
「……っ」
彼女の芦毛がさらりと揺れる。それだけなのに……彼女の全てが香る。

「ゴールドシップ」
「ぁ………ぉ、おいっ？！」
"彼女"の首筋に顔を埋めて、それでもあくまで身体は優しく抱きしめるように理性を留める。鋼の意志で。

7二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 00:29:30

タイトルもっとこう…あっただろ！？

8二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 00:29:54

淫.夢確定ぶっ通報します

9二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 00:30:38

自ら汚れることで文才を得るの草

>>12 >>24

10二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 00:31:16

良いSSなのにこのスレタイは)ああいけません！

11二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 00:32:10

スレタイと本文で風邪ひきそう
最高です

12二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 00:40:53

>>9

ホモは文豪、はっきり分かんだね

13二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 00:41:51

最高…出力を…

14二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 00:42:47

あまりの文章力にｵｯp…ｵｯﾊﾟｹﾞﾄﾞﾝ…!

15二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 00:44:27

「っ、やめろよ！！」
「あ───」

引き離されて、その顔を、目尻の雫を見て。
やっと自分がトレーナーの軛を飛び越えていることに気がついた。

「………」
「………ゴールド、シップ」
紡ぐ言葉が見つからない。
伝えたい想いは尽きぬ程あるのに、このまま"彼女"を『彼女』として包みたいのに。

「…寮に帰ろうぜ」
「え」
「腹ァ減っちまった！今日のレースもなかなかに接戦だったしな！」
「ゴールドシップ！！俺は───」
吐き出そうとした思いは

「言うな！！！！！」
「ッ！！」

吐き出そうとした自己満足（おもい）は、その泣き出しそうな空と同じくらいの曇った顔と声に遮られた。

「…これからも、よろしくな。"トレーナー"」
「………あ、あ。」

───そうして俺は、これまでも、これからも。
ゴールドシップのトレーナーだった。

おわり