ポケモンSS【幼稚園は大変だ】

  • 1二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 13:54:46

    注意!
    ★稚拙な文章
    ★キャラ崩壊かつ設定無視あるかも
    ★とにかく靴下フェチな内容満載です


    ある日のこと、トバリシティに遊びに来ていたスズナが仲良しのスモモと一緒に街中を散歩していた。
    「スズナさん、最近ジムの仕事はどうですか?」
    「もうここ半年近く挑戦者がいなくてすっごく暇なのよね」
    「そうですか、実は自分の所もそうなんですよ」
    「ちゃんとジムリーダーの職務果たしていないから収入なくて金欠なのよね。だから何か良いアルバイトがないか探してるんだぁ」
    「私も同じです。何か短期間でそれなりに収入の得られるバイト、一緒にやりましょうよスズナさん」
    「そうね!」

  • 2二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 13:55:41

    レジェアルの発売日に靴下ニキ!

  • 3二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 14:02:53

    アルバイトのことで話し合ってると、風で飛ばされた一枚の紙がスモモの足下に落ちてきた。
    「何でしょうか?」
    拾い上げて見てみると、それは幼稚園の保母さんのバイト募集のチラシだった。
    1ヶ月間、園児達の面倒を見たり一緒に遊んでくれるだけでOKのシンプルなものだった。
    しかも、それで給料はなんと30万円!募集人数もちょうど2人だ。
    「これ良いんじゃない?やろうよスモモ!」
    「そうですね!チャンスを逃すわけにはいきません!」
    すぐにスズナとスモモはその幼稚園に向かい、面接も難なく通り採用となった。

  • 4二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 14:09:21

    その幼稚園にはキャタピー組、トランセル組、バタフリー組の3つの組があり、
    スモモはバタフリー組、スズナはキャタピー組の担当となった。
    「別れて仕事することになりましたけど1ヶ月頑張りましょうねスズナさん!」
    「もっちろん!今はとにかくお金が必要だからね!絶対に根を上げたりしないわ!」
    とにかく気合いとやる気満々のスズナとスモモ。
    スズナはバタフリー組に入り、園児達が来るのを待った。
    現在午前8時半。園児達が来るのは9時だ。
    「お姉ちゃんが一緒に楽しくいっぱい遊んであげるからね」

  • 5二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 14:10:38

    訂正
    ×スズナはバタフリー組に入り、
    ◯スズナはキャタピー組に入り、

  • 6二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 14:19:23

    時計の針があと5分で9時を指そうとした時、外からキャーキャーと元気な園児達の声が聞こえてきた。
    「ウフフ、来たわね」
    時計の針が9時を指したと同時に部屋のドアがバン!と乱暴に開き、
    キャタピー組の園児達が一斉に中に押し寄せてきた。
    「うわあ、三つ編みのお姉ちゃんだ!」
    「お姉ちゃん遊ぼ遊ぼ!」
    「わ、分かったから順番にね!ちょ、ちょっと落ち着いて!」
    園児達に腕を掴まれ、スズナは早くも引っ張りダコ状態となった。
    「スズナお姉ちゃん!一緒にお絵描きしよう!」
    「違うよ!僕と一緒に積み木で遊ぶんだい!」

  • 7二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 14:26:25

    園児達のあまりのエネルギッシュぷりに、スズナは自分の体力が持つのか早くも不安になってきた。
    「(ま、まあこの頃の子供なんて皆こういうもんよ。平常心、平常心・・・!)」
    キャタピー組の園児は全員で12人。とにかく気合いと熱意で乗り越えていくんだ!スズナはそう決心した。
    そんな時、足下に落ちているボールに気付かずスズナはうっかり転倒、ドテッと尻餅をついてしまった。
    「い、痛タタタタ・・・」

  • 8二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 14:33:19

    まさにその瞬間だった。
    一人の園児がニヤリと笑うと、倒れたスズナの方に駆け寄り、
    彼女の左足の方のルーズソックスの爪先部分をグイッと強く掴んだ。
    「えっ、何?」
    園児はそのままルーズソックスをズルズルッと、スズナの左足から素早く勢いよく脱がし奪い取った。
    「スズナお姉ちゃんのルーズソックス取ったぞー!」
    その園児は走って逃げ出し、スズナも急いで立ち上がり追いかけた。
    「こら!私のルーズソックス返しなさい!オモチャじゃないわよ!」
    「エヘヘ!返せって言われて素直に返すバカなんているわけないじゃないか!」

  • 9二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 14:41:43

    スズナのルーズソックスを強奪した園児はそのまま窓を開け、外の広場に飛び出した。
    「返さないと許さないわよ!」
    スズナも捕まえようと外に出ようとした瞬間、また足下のボールに足を取られて転倒してしまった。
    「スズナお姉ちゃん!一緒に積み木で遊ぶって約束したでしょ!」
    「靴下なんか別に放っておいてもいいじゃん!ねえ早く遊んでよ!」
    「こ、こら邪魔しないで!やめてったら!」
    すると、一瞬スズナの視界に向かい側のスモモがいるバタフリー組の部屋の光景が目に映った。
    バタフリー組の園児達は皆大人しく落ち着いて遊んでおり、スズナもすごく楽しそうだ。
    「って、あいたッ!!」
    園児の一人がスズナのおさげを掴んで引っ張った。
    結局他の園児から足止めを食らい、スズナはルーズソックスを取り戻すことができなかった。

  • 10二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 14:49:25

    そして昼食の時間になり、園児達はお母さんが作った美味しい弁当に夢中で頬張りつく。
    スズナは腹が減っているものの、まずさっきルーズソックスを脱がして奪った園児の方に歩み寄る。
    「ねえ、私のルーズソックス返しなさい」
    「あれ、砂場の方に置いてきちゃった」
    「だったら取りに戻りなさい!」
    「まあ、まずお腹空いたから先に弁当食べさせてよ」
    園児は図々しくスズナを押し退けると、椅子に座り弁当を食べ始めた。
    「ハァ・・・」
    スズナは溜め息をつくと外の砂場へと向かった。
    彼女のルーズソックスは中に砂を入れられたまま放置されていた。
    「まったくあのガキ!」
    とりあえず中の砂を全部出すと、スズナは先生達が用意してくれた料理を食べるのだった。

  • 11二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 14:55:20

    生意気な園児達に振り回されつつも何とか一日乗り越えたスズナであったが、もうクタクタに疲れきっていた。
    園児達が全員帰って誰もいなくなった頃だった。
    「スズナさん、お疲れ様!」
    「あ、スモモ・・・」
    スズナは今日一日の出来事を全てスモモに説明した。
    「まさかルーズソックスを奪われて砂場に放置されたままとは散々でしたね」
    「もう一気に疲れたわよ。これで1ヶ月頑張れるか自信がなくなってきたわ・・・」
    「だ、大丈夫ですよ!スズナさんみたいな熱い心の持ち主なら必ずやり遂げられますよ!」
    「そうだといいんだけど・・・」

  • 12二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 15:01:02

    翌日も酷かった。
    昨日と同じ園児にまたルーズソックスを無理やり脱がされて奪われた挙げ句、
    今度は赤や緑の絵の具でベチャッと汚される始末だった。
    「アハハ!スズナお姉ちゃんのルーズソックス、芸術品になったね」
    スズナは怒り任せに園児の頬をビンタしようとしたが、何とか我慢して抑えた。
    「(こ、ここで暴力なんて振るっちゃ何もかも終わり。耐えなきゃ!)」

  • 13二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 15:07:18

    2日目が終わり、スズナは水道で絵の具で汚れたルーズソックスを洗っていた。
    当然だが時間が経って衣類にこびりついた絵の具が水で落ちるはずがなかった。
    「スズナさん、大丈夫ですか?」
    「正直もうダメかも。まさか初日から自分のルーズソックスがこんなにオモチャにされるなんて想像もしていなかったわよ」
    「キャタピー組、そんなに問題児ばかりなんですね。バタフリー組は皆穏やかで優しくて、あまりキャーキャー喚いてはしゃぐことはないんですけどね」
    「本当に羨ましいわ」
    「だったら交代してもらえるよう園長に話しますよ?」
    「いえ大丈夫よ、気を遣ってくれてありがとうスモモ。ちゃんと任されたからには最後までやり遂げなくちゃね」
    「ス、スズナさん・・・」

  • 14二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 15:19:57

    翌日、スズナは覚悟していた。
    またあの園児が自分の方を見てニヤリと笑うと、少しずつ歩み寄ってきた。
    「(来たわね・・・!)」
    園児が自分のルーズソックスを掴もうとした瞬間、スズナは咄嗟に素早くルーズソックスを脱ぎ始めた。
    突然の出来事に園児も「?」状態で少し戸惑っていた。
    「ほら、私のルーズソックスで遊びたいんでしょ?だったら貸してあげるわよ。ほら受け取りなさい」
    「別にいいよ。他の遊びするから。つまんないの」
    「(やった!)」
    ああいうイタズラっ子は嫌がる相手から無理やり奪うことが一番楽しみで、
    相手が素直に従ったりすると逆につまらなく感じて何もしなくなるものだ。
    「(成功!成功!)」
    次第にそれを繰り返してると、いつの間にかルーズソックスを強奪されることは全くなくなり、
    スズナも平和に一日一日を過ごすことができるようになった。

  • 15二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 15:30:12

    そしてバイト最終日、スズナとスモモは無事に最後までやり遂げ、給料30万円をゲットすることができた。
    「やりましたねスズナさん!お疲れ様です!」
    「これくらい気合いさえあればヘッチャラよ!」
    すると、スズナのルーズソックスを脱がして奪っていたイタズラ好きな園児が近くに立っているのに気付いた。
    「あ、あのスズナお姉ちゃん・・・」
    「うん?何かしら?」
    「今までルーズソックスで遊んでごめんね。で、でもスズナお姉ちゃんのルーズソックスが最高なのが悪いんだよ!」
    「さ、最高・・・?」
    「そのダサさとクシャクシャ具合がオモチャとして遊ぶのに持ってこいなんだよ!僕ももちろん悪いけどスズナお姉ちゃんも3割くらいは悪いよ!」
    「は、はあ・・・」
    園児はもうそれ以上何も言わずに帰っていった。
    「な、何だか不思議な子ですよね」
    「い、意味不明なんだけど妙に納得してしまって何か悔しいわ・・・」
    「ま、まあ気を取り直してですねスズナさん」
    「一緒に何か食べに行こうスモモ!今日はちょっと贅沢しちゃうわよ!」


    おしまい

  • 16二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 19:06:35

    靴下ニキ久しぶり!今回も楽しませてもらった!
    ありがとう!

  • 17二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 19:16:51

    幼稚園児という若さで業の深い性癖拗らせてる子供で草生える

  • 18二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 05:42:03

    スズナのルーズソックスマジ散々だな

  • 19二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 11:14:31

    お前だったのか

  • 20二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 11:59:32

  • 21二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 20:09:36

    皆様大変お待たせ致しました!そして感想ありがとうございます!
    スズナのルーズソックスが砂詰められたり、絵の具でベチャベチャにされたり書くの本当に楽しかったです(オイ)
    こんな困ったちゃんな園児のいる幼稚園はルーズソックスは注意した方が良いですねw
    とりあえずスズナもスモモも30万円ゲットできて何よりです
    ではまた次回を乞う御期待!!

  • 22二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 22:04:45

    これ実話?

  • 23二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 22:06:04

    >>22

    いえいえ、全くのフィクションでございます

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