- 1二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 00:09:12
- 2二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 00:10:07
セイちゃん横になりますね…
- 3二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 00:10:46
にゃはは…
- 4二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 00:13:50
よりにもよってセイちゃんかいな…
よほどパーフェクトコミュニケーションしないと…堕ちるぞ - 5二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 00:15:07
トレーナーが余命宣告された時期はdice1d4=3 (3)
1デビュー前
2ジュニア期
3クラシック期
4シニア期
- 6二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 00:18:46
セイちゃんが二冠達成した数日後に最近体の調子がおかしいと思い病院に行ったら余命宣告されるトレーナー
- 7二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 00:26:28
主治医『余命dice1d5=5 (5) dice1d4=2 (2)
12年
3月
4週
ですね。
』
- 8二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 00:30:23
思ったよりも長かった
いやそれでも絶望するが - 9二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 00:31:01
5年……現役引退は見届けてあげられるけどその後間もなく、って感じか
- 10二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 00:32:52
このレスは削除されています
- 11二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 00:33:55
史実通りだとシニア以降地獄にならんか
- 12二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 00:34:07
セイちゃんがトレセン学園卒業したのを見てから死ぬ感じかこれ?
地獄? - 13二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 00:46:01
トレーナーはdice1d4=2 (2)
15年で亡くなった
2 5年よりも前に亡くなった
3 5年よりは長かったがその後亡くなった
4奇跡的に生きている
- 14二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 00:46:29
このレスは削除されています
- 15二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 00:47:27
ダイス神さぁ…
- 16二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 00:49:05
奇跡なんてなかった
- 17二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 00:54:09
トレ「スカイのトレセン学園卒業見たかったなあ…」
これが最期の言葉となった - 18二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 00:58:06
卒業式後、トレーナー室でひっそりと涙を流すスカイの姿が…
- 19二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 01:13:09
トレーナーの容体がさらに悪化していつ死んでもおかしくない状態という事を聞いて急いで病院に駆け込むもののギリギリ間に合わなかったスカイ
その後泣きながらトレーナーのもう動かない手を力強く握りしめるのであった - 20二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 06:37:34
雑なSSなので注意
トレーナーさんの容体がいつ死んでもおかしくないと聞いて私は寮を飛び出して病院へ駆け込んだ。
しかし間に合わなかった。トレーナーさんは目の前で帰らぬ人となった。
もう少し早めに着いていれば別れの言葉は言えたかもしれない。大粒の涙と後悔の念と喪失感が私を襲った。
「早すぎるよ…トレーナーさん…」
私はもう動くことのない手を握ることしかできなかった。
セイちゃん未所持なんでキャラ崩壊してるかもですが - 21二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 17:25:26
このセイちゃん、このあと俗世から距離を取ってそう
- 22二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 17:26:57
- 23二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 17:29:00
トレーナーに奇跡ってやつを見せようとして怪我からの復帰戦で春天に出るセイちゃん
しかし奇跡なんてものは訪れず… - 24二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 17:29:07
この場合未亡人にすらなれたのか…
- 25二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 01:16:00
それ、自分のせいでトレーナーさんが…とセイちゃんがずっと引きずるだけなんじゃ
- 26二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 03:03:02
「……おかえりなさい」
「……あなたは」
「……この子の、母です。……ごめんなさいね。あなたが病室に駆け込んで来たら、いつだろうと、どんな顔をしていようとも、おかえりなさいって……いつも通りの言葉で、迎えてやってくれって……」
「……う、ぁ……!」
結局、私は天皇賞を勝ち切ることは出来なかった。
逃げを打つには、呼吸が乱れた。策を打つには、頭が乱れた。
彼に勝ちを見せたくて、焦ってしまって、足がもつれて、顔面蒼白…掲示板を死守できたのがおかしいくらいだった。実際、ウィニングライブも免除されるくらいだから相当だったんだろうね。…そんな適切な措置を振り切って、医務室から抜け出て、ロッカーでコートとスマホと財布だけ回収して、そのまま新幹線に飛び乗った私は…乗り換えて乗り継いで、最寄り駅から病院を駆け抜けた私は、多分、死力を尽くしていた。本当に死の淵にいる彼に会うために。それにしても、死力かぁ…もっと頑張っていれば、本当に彼と同じところに行けたのだろうか?そう思うと、惜しいなぁ。
⏱
「あ……ごめんなさい。こんな、真っ白な、なんか、おめでたい、その、病室に」
「…いいえ。この子も、あなたのこの姿を観たかったと思うわ」
泣き止んだ私を、彼のお母さんはそっと受け止めてくれた。身体だけではなく、勝負服、至高の晴れ着で死に目に会うなんて無礼までも受け止めてくれるのは、なんだか彼の心の広さに似ていて、もう一度泣いてしまった。
私を送り出した後、彼は「俺がいなくても勝てる。勝ったら、あの子の実力。俺が居なくて負けたら、それは俺が重荷を背負わせたせい」とか、なんとか言っていたそうだ。私としては、純粋に力不足だと思うのだけれど……故人の言い分は聞いておきなさい、とお母さんは泣きながら笑った。 - 27二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 03:03:14
「……これ。うちの子がね、纏めてたの。あなたの今後のトレーニングと、インタビュー予定と、勝負服の案と……次のトレーナーさんに「嫌っ!」継ぎ資料…」
「あ…う、ごめんなさい」
「…ううん。いきなりなんて、無理よね」
「……はい」
その場では、とりあえず答えたけれど。内心、私は確信していた――きっと、私はこのまま引退するのだろう。次のトレーナーどころか、宝塚記念にすら登録せずに、明日にでも。
そして、きっと……。
「…学校は、辞めちゃダメだからね」
「…にゃは。さすが、彼のお母さん…見破りますねぇ」
「……あの子が、全部教えてくれたわ」
「あー……はは。それなら、納得です」
…じゃあ、一応普通科高校卒業相当の分は所属しておいてやるか。彼の遺言なら、それはしかたないな。
「あぁ、でも…引退するな、とは言わないんだなぁ」
「そうね、言ってないわ。引退って言い出すって思ってた節はあるんだけど」
「…ふふ。そう言われると、逆にやる気が…なんて、言う元気はないですね…」
「そっか…あの子も読み間違うのねぇ」
「…しばらく、魚釣りでもします。彼と一緒に過ごした川で…」
「…うん。事故には、気を付けて」
「…はい」
…不謹慎だけど。保証はできないかな、と思った。 - 28二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 10:04:46
切ないですね…
- 29二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 11:26:56
結局…私は、いわゆる取材攻めのようなものに悩まされることはなかった。世間は残酷なもので、引退……もとい、無期限休止を表明した私よりも今年のダービー、オークス、NHKマイルに意識を向けていった。
だから私と彼の秘密の釣り場には、ただ静かな自然の音と――
『スカイ、今日は晴れてるか?気分がいいからって、昼寝ばっかりしちゃダメだぞ。…俺は君との時間が好きだった。トレーニングもだけど、その前の、昼寝してる君を探し出す時間も好きだった。だけど、それをみんなが愛してくれるわけじゃないからな?新しいトレーナーさんは、あんまり振り回しすぎないように!』
「はいはい、わかりましたよー。…そんな人に、出逢えたらね」
――彼が遺したたくさんのボイスメモと――
『…嫌だ。死にたくない。君の走りをずっと見ていたい。君と策を練って、世界を驚かせるワクワクを楽しみたい。策も何にもない、ただののんびりした時間も…あぁ、くそ…すかいが、すきだ…』
「私も、貴方を愛してます」
『あぁ…あとでカットしないと』
「それすらできないで逝っちゃうなんて。おまぬけ。だいすき」
――私の涙だけがささやかに。
エサを付けていない釣り糸を川辺から引き上げる。そろそろ帰らないと、授業に遅れる。今朝もばっちりボウズだけど、涙を吐き出すことはできた。
私の左手には指輪が二つ、小指と薬指に同じデザインのものが朝日に輝いている。小指は、私のもの。薬指は彼のもの。葬儀の日に、お義母様が…じゃなかった、お母様がくれた。
「あの子の荷物から出てきたの。貴方と揃いのピンキーリング…これからも頑張ろうって、誓いとお祝いのもの、だったらしいんだけどね。重いし高価いし、なんならちょっと縁起も悪い…だから嫌なら全然いいんだけど、貴方さえよければ、両方もらってくれないかしら」
「…えと。むしろ、いいんですか?両方もらって」
「えぇ。あの子が思ってたのは、私たち家族じゃなくて、貴方のことだけだから」
「…では、有難く。謹んで、頂きます」
彼の小指と私の薬指の指輪のサイズが同じであることに気付いていたのか、いないのか…トリックスターで鳴らした私だけど、お母様には勝てそうにない。勝つ気もないかな。
『スカイ、時間だぞ。走れば間に合う、じゃダメだからな』
「はいはい、っと」
アラームを敢えて止めずに、私は歩き始める。彼がいない道を。 - 30二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 12:27:25
- 31二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 21:26:06
このレスは削除されています
- 32二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 01:07:35
すごく良い文章だ
- 33二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 09:33:51
ここからセイちゃんは幸せになれるんだろうか
- 34二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 10:16:38
正直ここからは緩解くらいしか思いつかない
- 35二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 20:35:12
- 36二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 23:50:35
隠居してリモートカウンセラーくらいなら…?
- 37二次元好きの匿名さん24/04/29(月) 10:12:01
セイちゃんの故郷で一緒に隠居してもらうか
- 38二次元好きの匿名さん24/04/29(月) 21:51:50
自然に溢れてて良さそうだしいいんじゃない
- 39二次元好きの匿名さん24/04/30(火) 08:27:47
そのまま田舎で幸せに暮らしてくれ
- 40二次元好きの匿名さん24/04/30(火) 08:30:15
トレーナーさん横になってください…(介護)
- 41二次元好きの匿名さん24/04/30(火) 18:29:46
セイちゃんがサボらず甲斐甲斐しく世話してる…
- 42二次元好きの匿名さん24/04/30(火) 20:01:02
スカイも横になりなよ、今日は温かいよ…
家事で疲れただろ…