- 1二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 14:41:20こんなお話いかがですかCP名や人物名を入れて遊んでください。小説、または漫画の書き出しと書き終わりが日替わりで指定されます。創作にどうぞ。(こちらも合わせてどうぞ『今日の二人はなにしてる?』“https://shindanmaker.com/831289”『新刊出ます』“https://shindanmaker.com/804547”『I love youを○○風に訳すと』“https://shindanmaker.com/730931”)shindanmaker.com
こちらの診断メーカーを使わせていただきました
スズスペのお話は
「傷つけたかったわけじゃない」で始まり「暖かで優しい感情を貴方が教えてくれた」で終わります。
アニメ時空のアメリカ遠征前想定です
多分2人とも無自覚
- 2二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 14:42:15
「傷つけたかったわけじゃないの、
だから待って‼︎」
いつも冷静な彼女にしては珍しく焦ったように叫ぶ
しかし、今部屋から出て行った少女
スペシャルウィークには届いていないのだった。 - 3二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 14:43:01
時は遡り30分前
「いやー、今日のトレーニングも大変でしたね」
「そうねスペちゃん」
トレーニングを終えた二人は、寮に戻り談笑していた。
「けどなんだか信じられません
来週にはスズカさんがアメリカに行くだなんて」
「...私も信じられないわ、でもねこれはスペちゃんのおかげよ」 - 4二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 14:43:38
「えぇ‼︎私ですか⁉︎」
「そうよ」
「えへへ、嬉しいなぁ」
こんな会話を続けてサイレンススズカにはこんなことが頭をよぎった
(スペちゃんは、いつも元気で...
「怪我してなくていいなぁ」
「...え?」 - 5二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 14:44:35
「どういうことですかスズカさん」
「私に怪我して欲しいってことですか?」
「ちがうわよスペちゃん。そもそも
スペちゃんは怪我の辛さを」
「それこそそうじゃないですかスズカさんは私たちの気持ちを知らないんですよ‼︎」
「じゃあスペちゃんはあの時の私の気持ちを考えたことがあるの」
「えっ...」
サイレンススズカの言った一言はスペシャルウィークの心に深く突き刺さった。
「...」
スペシャルウィークは何も言わず部屋から出て行ってしまった
「あっ!待って、傷つけたかったわけじゃないの、だから待って‼︎」
結局その日スペシャルウィークが帰ってくることはなく1日が経った - 6二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 14:45:12
「おいおい、どうしたんだよ2人らしくねーぞ」
「そうですわ、本当に大丈夫ですの?」
「私たちで相談にのりますよ」
「そうっすよ、なんか買い物にでも行きましょうよ」
「そうだよ、みんなでハチミー買いに行こう!」
「...ほんとに大丈夫かお前ら」
「「はい、大丈夫です」」
この調子が暫く続き五日が経った - 7二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 14:45:50
サイレンススズカがアメリカに行くまであと一日、二人の気持ちは同じだった
(明日までに絶対仲直りしないと)
そして、今日のトレーニングが終わった
「「あの」」
2人の声が重なる
「…ごめんねスペちゃん
あんなこと言っちゃって」
「ス、スズカさんは悪くないですよ
あの時スズカさんにべったりだったのは本当なんですから」
「それに、あの時は私が変な勘違いをしたから…」
「いいのよ、もう」
そして、サイレンススズカはスペシャルウィークを抱きしめた
「ごめんね、スペちゃん」
「私も、ごめんなさい」
そして、アメリカ遠征当日 - 8二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 14:47:55
「やっと仲直りしたのかよ心配してたんだぞ」
「ほんとによかったですわ」
「もう変な心配かけさせんなよ」
などそれぞれの気持ちを口にする
「ごめんなさい心配かけて、けどもう大丈夫です」
少し笑いながら言う
"○○便アメリカ行きまもなく出港いたします"
「それじゃあ行ってきますね」
「スズカさん‼︎
絶対元気で戻って来てくださいね」
大きく手を振っている
「えぇ」
彼女も手を振りかえす
(きっと、成長して帰ってくるわ。
走る楽しさだけじゃない、暖かで優しい感情を貴方が教えてくれたから) - 9二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 14:51:46
これで終わりです
小説は初めてなので変な部分もあると思いますが、いかがでしたでしょうか
あと、ネタに悩んだら診断メーカーはおすすめします - 10二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 15:29:09
真っ当なスペスズとか久しぶりに見たな