- 1二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 03:23:17
- 2二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 04:42:49
「──重ね重ね、謝罪させていただきます。
言い訳にもなりませんが、あまりにも傷口が新しいものに見えたもので…反省しなければ。
『自分もずっとコンプレックスだった。けれど今は、この人を守れる証だと思っている』ですか。
なるほど、私は嬉しいです!あなたも先生を“救護”せんとする同志ということですね!
あの健脚と鎌捌きがあれば、きっと多くの場面で先生の身を助けてこられたのでしょう。
今後も、共に先生の安全と健康を守っていきましょうね。
え?最後に質問?……そうですね。
私は『マスクを取った方が綺麗』だと思いますよ。それでは次なる現場がありますので失礼します!」 - 3二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 04:46:46
なんか、百鬼夜行(キヴォトスの百鬼夜行ではない)を従えてそうな先生だ
ぬらりひょん先生? - 4二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 04:57:15
「にはは!ダメですよ、私もやろうとしたことあるから分かります!
先生の口座に大金を振り込んでも、先生は返金&謝罪行脚になるだけですよ!」
コユキが時どきチャットで会話している新しい友達は、先生が来てからできたみたい
“マーフィーちゃん”という名前らしいけれど、そんな名前の生徒ミレニアムにいたかしら?
まるで電子の世界の悪戯者みたいな名前ね… - 5二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 04:59:16
八尺様かと思ったらバルバラさんだったりしない?ほら、タッパがね
- 6二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 05:01:55
「マコト先輩!今日ねー!先生と、先生のお友だちと一緒に遊んだの!」
「キキキッ!そうかそうか!楽しかったか?」
「うん!花子ちゃんもメリーちゃんもとっても優しくて楽しかった!」
「それはよかったなぁ!…イロハ!先生に3人分のお礼の品を贈っておけ。また遊んで欲しいとの手紙もつけてな。」
「ええ…その2人、妙に私に当たりが強くて苦手なんですけど…」 - 7二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 06:22:37
"うーん…うーん…事務作業つらいよぉ…"
「泣き言言わないで下さい!ほら、あとちょっとなんですから!」
"ありがとうユウカ…よし、もう一踏ん張りだ!"
『シャーレの業務、頑張って』
"窓の怪もありがとう!頑張るよ!"
「!?!?!?せせせ先生!いいい今!窓の外に人が!15階なのに!ここ15階なのに!!」
"いつも応援してくれるんだ、窓の怪ちゃん"
『✌✌』 - 8二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 06:58:20
「くくく…いよいよ待ちに待ったシャーレ襲撃の決行日だ…皆、準備はいいか?」
「行くぞ!!」
「た、大変です!あちこちに配備した部隊が攻撃を受けてます!」
『何だこのババア!早すぎる!弾が当たらねえ!ギャッ!』
『何だこいつ!首のない男がバイクに乗って…うわあっ!』
『イタタタタ!!何なんだよこの女…!アタシを引きずりやがっイタタタタ!!!』
「な、何が起こっている…!?」 - 9二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 07:34:17
時おり訓練の時に混ざっている、私たちと恰好は似ているのに、強くて大きい“あの娘”
真っ赤な服を着て、大きな帽子を被って、髪の毛も更々で──イチカ先輩は“悪皿”ちゃんと呼んでた
そう言えば先輩がシャーレの当番だった翌日、見かけることが多いような気がする - 10二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 07:37:57
ゲゲゲの先生かもよ
- 11二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 08:18:06
先生、時どきアコに化けて手伝いに来てくれるあの娘、もう少し何とかならないかしら
いえ、アコの居ない時に手助けをしてくれるのはいいの、すごく助かってる、改めてお礼を言うわ
けれど、その、胸元が「まとも」だから、イオリとチナツが噴き出して仕事の能率が落ちるのが… - 12二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 08:55:19
「そうですか、先生相手に仕掛けようとして廃人に。
道を違えたとは言え、元ゲマトリアの同胞として悲惨な末路ですね。
恐らくはシャーレの構造を把握して、ガス爆発でも引き起こそうとしたのではないでしょうか。
そして、そこに空いている『穴』を覗いてしまった──。
『赤い部屋が、赤い部屋が』と繰り返している辺り、私にはそんな風に思えるのですよ」 - 13二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 08:57:11
セリナは怪異だった…?
- 14二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 09:22:40
「先生がキヴォトスに来たばっかりの頃に、もう納期が本気でヤバくなったことがあってさ
とにかく眠気だけでも醒まさなきゃって、先生にも付き合ってもらって、ミドリとユズも一緒にね
部屋の隅に立ってグルグルって肩をたたいて回って、なんとか眠気だけは取れたんだよ
あの時は先生がいなかったら、人数が足りなくて終わってたね!」
「あの、モモイ──先生が居ても、人数は足りてないのでは?」 - 15二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 09:39:12
先生が側に居る時にコハルがエ駄死する度に
「刑場?刑場?」とテンション上がって顔を出すマンドラゴラちゃん - 16二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 11:30:50
「あんまり軽率にそういうこと言わないほうがいいよ…?襲われちゃうよ、本当に」
『私がいるから、大丈夫よ』
振り返ると先まではいなかったはずの生徒が腕を組んでこちらを見つめていた
整った顔立ちの彼女が肘だけで体を支えて、半身が無いのに気付いたのはすぐだった - 17二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 11:47:02
- 18二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 13:47:30
- 19二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 13:54:37
- 20二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 14:13:25
先生の部屋の戸棚は絶対に開けてはいけないと言われている
曰く"危ないものを色々しまってるからね。人形とかリンフォンとか、コトリバコも気づけば4つくらい集まったし…"とのこと - 21二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 14:43:01
先生の前でRABBIT小隊が点呼を取ったら、人数が多い気がした。
ミユが気配を消していて、その違和感が原因で安堵の笑いが漏れる。
改めて点呼を取ってみた。返事は七人分返ってきた。 - 22二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 17:42:34
【このメールで私を〇した相手を探しています。
24時間以内に5人以上にこの内容をメールしてください。
止めた場合は犯人を庇おうとしていると判断し、あなたのことを〇します。】
カヤ「なんですか、この下らないチェーンメールは?そうだ、先生に送りつけて怯えさせてあげましょう」
【──ごめんなさい、まさか先生の生徒だとは思いませんでした。
もうメールは結構です、良い夜をお過ごし下さい】
カヤ「???」 - 23二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 17:46:48
- 24二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 17:49:26
多分カシマさんかな(カシマレイコ=仮死魔霊子)
- 25二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 17:49:53
シャーレの夜は怪異たちの巣窟。迷い込んだが最期、様々な存在が襲いかかってくる、とか。
曰く、包丁を持って歩き回るクマのぬいぐるみ。
曰く、尻尾が9本ある美しい女性。
曰く、上半身は多腕の巫女で下半身は蛇の怪物。
夜にシャーレをご訪問の際はご注意を… - 26二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 17:58:27
- 27二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 18:05:56
その日の昼下がりはトリニティの大聖堂の片隅に腰を下ろし聖歌を聞いて過ごしたという先生
しかし同時刻に近くを通りがかった生徒たちは「あの時間は聖堂に誰もいないはずだし自分には歌声なんて聞こえなかった」と証言しており - 28二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 18:13:10
「後で先生とお会いしたので“そう”だと分かりましたけど、本当に驚いたんですよ?
夜中にへたり込んでいる女性がいるから駈け寄ったら、顔が無かったんですから!
こちらが驚くよりも早く、すぐに消えてしまって、それから先生にお会いしました。
──ちょっとスク水で歩いていただけなのに、純情ですね、あの方。」 - 29二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 18:16:46
「先生の内面を覗き込んで隠している後ろ暗い欲望を露にしてあげますよぉ…」と息巻いていたシュロが何らかの力を働かせた瞬間に鼻や口から血が出始め、慌てて手当てしようと近づいた先生とその背後にひどく怯えながら逃げてしまった回
- 30二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 18:19:14
「それでは、こちらが先生に護身用で持っていただく銃になります」
“…これは、いらないかな”
「何故ですか?キヴォトスで銃を携帯しないのは、非常に危険なことです」
“うん、実はその、私を気にかけてくれている相手がいてね。そのお陰で私の撃つ弾って、必ず望む場所に当たるんだ”
「それは、良いことなのでは?」
“ただ最後の一発は、その子の望む場所に当たってね…その子、ちょっと嫉妬深い「女の子」なんだよ”
……先生は、今も銃を携帯していない - 31二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 22:14:37
恐らくは、私が抱いた罪悪感が見せた幻だとは思うんだが……。
あの日、先生を撃った時、私の手を丸太のように太い腕が掴んだ気がした。
握りつぶされる!と恐怖した瞬間、先生が“やめて、私は平気だから”と囁くと消えたんだ。
あのは──大きく、逞しく、間違いなく異形だったが……女の腕だった、多分な。 - 32二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 22:24:49
そんなに何度も何度も総決算なんてする訳が無いでしょう?
そう言っているのだけれど、私が何度もシャーレの総決算を行った書類が残っているの。
私、疲れてるのかしら…? - 33二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 22:44:40
「シャーレの当番は楽しみだし先生に会えるのは本当に心が弾むんだけれど、毎回窓からひょこひょこ覗いてくる生徒が居て集中できないんだよね。あの動きからして毎回地上からジャンプしてるのかな、すごくない?」
- 34二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 03:08:40
最初はほんの出来心だったんです。
クロノス報道部として特ダネを掴まなきゃ!って息巻いていたところに、丁度よく舞い込んできた「先生は写真を撮らないし、写真に写るのを避けている」って噂。
そんなのもう調べるしかないじゃないですか!
それで先生に、写真を撮らせて欲しいって頼んだらやんわりと断られて、食い下がってみても一向にOKが出なくて。噂は本当だったんだ!って確信して、帰り際にこっそり隠し撮りさせてもらったんです…。
それで、帰ってきてから写真を見てみたらもう…怖くて怖くて…叫んじゃいましたよ…。もう2度と先生の写真なんて撮りません…。
『先生とその周りを飛ぶ無数の人魂、謎の手、居ないはずの女性等を写した写真』
クロノス報道部 川流シノン、風巻マイの後悔 - 35二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 04:02:34
先生、先生が古書館にくると現れるあのお爺さん、ちょっとどうにかなりませんか? いえ、迷惑というわけではないんです。持ち込んだ本とはいえ静かに本を読んでいらっしゃるだけですから。ただ……誰かに見つかるたびに本ごと塵になって消えられると心臓に悪いと言いますか…
- 36二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 08:40:52
先生が様子を見に来た時だけ、よく観察すると給食部に見慣れない生徒が混ざっている。
フウカもジュリも気付く様子が無く、協力して次々と工程を進めていくそうだ。
ただその日の給食は、口にした者の中に「お母さん、お母さん」と泣き出す生徒が必ず出るとか。 - 37二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 09:16:29
「ん、ホシノ先輩は最初から先生のことが大好き。
初めて会った時に先生があいさつした後、ホシノ先輩の後ろを見て“そちらの君も、よろしくね”って。
それを聞いてからずっと、先輩は元気いっぱいだし先生のことを信用してる。
意味は分からないけれど『完璧に目線があってたからね、信じるしかないよ~』だって」 - 38二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 09:47:04
「“クズノハさん”しようって言ったのは私だけどさ、これつまんないよ!
誰の好きな相手聞いても“シャーレの先生”って答えるじゃん!」
「それじゃあ、あんたは別に好きな人いるの?先生以外に」
「…いない、けど。あ、こいつ“はい”をぐるぐる回って煽ってくる!?」 - 39二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 09:53:17
怪異に好かれるとか碌な事にならんフラグじゃん
- 40二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 09:58:59
寺生まれでイニシャルがTかもしれん
- 41二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 10:00:39
ここまでの流れだと、割と先生の生徒にも配慮してくれてるっぽいしな
夜のシャーレだけはテンション上がるのか少し危険っぽいが - 42二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 10:04:06
寺生まれのTeacherさん…?
- 43二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 10:22:07
「先生ってぬいぐるみを集める趣味があったんですね。このクマちゃんは……」
"その子は誰かの髪の毛で縛られて釘を66本も刺されてた可哀想な子なんだ。中も外も綺麗に直してあげたから最近はご機嫌だよ"
「えっ……そ、そうなんですか……じゃ、じゃあこの猫のぬいぐるみなんて」
"そっちの子はかくれんぼの儀式?か何かに使われたんだって。夜にシャーレを歩き回って誰かを探してるみたいだけど、ちょっと米粒がこぼれてるくらいで害はないよ"
「いえ、その、歩き回ってる時点で……。あっ、この子知ってます。ペロロ博士ですね! ちょっとつぎはぎだらけですけど」
"あぁ、その子ね。爆発にでも巻き込まれたのか細かい綿の塊になった状態で私の所に這って来たんだ。よっぽど元の持ち主の元に帰りたいのかな……今は療養中ね"
「…………もしかしてですけど、ここにあるぬいぐるみ全部いわくつきですか……?」 - 44二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 10:33:39
マンホールの上でぴょんぴょん跳ねている生徒が居たら、警戒しなければいけませんね。
本官が見かけた時は「11!11!11!」と繰り返してぴょんぴょんしていました。
キヴォトスとてマンホールの上で跳ねるのは不慮の事故などあって危ないので注意したのですが、
そうしたらお前もやってみろと無言で勧められてしまって
それで気が済むならと飛び込んだら、マンホールが急に消えて──
はい、その、今この状態です…ごめんなさい、先生!
いきなり膝の上に降って来るのは、キヴォトスでもライン超えですよね!
他の10人の生徒さんたちの様子を見ると、今頃彼女は「12!12!12!」と跳ねてるんでしょうか… - 45二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 14:54:05
未来の結婚相手が見えるという儀式を試してみた。
満月の夜に剃刀を口に咥え、盥の水を覗き込む……映ったのは、先生!?
驚いて剃刀を口から放してしまい、あっと思った次の瞬間──!
自らにゅっと手が生えて、剃刀を指二本で掴むと、盥の外へとポイと捨てた。
何だったの……? - 46二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 15:33:06
「どうもー!先生、FOX EATSです!」
"いつもありがとね、ニコ"
「いえいえ。私がやりたくてやってる事なので!」
「それじゃ、いつも通りおいなりさんを……アレ?」
「無い!無い!おいなりさんが入った弁当場が無い!何で!?ちゃんと入れたはずなのに!」
"……!いや、大丈夫だよニコ。おいなりさん、しっかり受け取ったよ。"
「え?いや…それってどういう…?」
"はいこれ、お代ね。またよろしくね!"
「あ、はい…えっと、失礼します…。」
"……ふう。まったく…いくら好物だからって盗んじゃダメだよ?"
『腹が減っていたのでなぁ。つい、魔が差してしもうたわ。堪忍してな?』 - 47二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 15:33:58
訂正 弁当場→弁当箱
- 48二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 18:23:43
先生がシャーレに着任してから、各校では登録されていない生徒がよく目撃されるようになった。
トリニティの“彼女”もそうで、他の生徒たちが陰湿なやり取りをしていると、颯爽と止めにかかるという。
助けられた生徒には多くを望まず、ただ少量の食べ物だけを要求するということだ。
ただ食べ物を要求しておきながら、彼女が食事をしているシーンを誰も見ていないのだが。
以下は、彼女が先生と話をしている時に強調していた言葉である。
『あの方々も二枚も舌を持つくらいなら、私のように口を二つ持てばよろしいのに』 - 49二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 22:17:06
モブ生徒A「ねえ、ムラサキカガミって知ってる?この言葉を20歳になるまで覚えてるとねぇ……呪われて死んじゃうんだって!!」
モブ生徒B「ちょっと~怖い話はやめてよ~!」
先生「……って言ってるけど、覚えててももちろん死なせちゃダメだからね?」
ムラサキカガミ「分かってる分かってる。キミは本当に心配性だねぇ。……ところでさ」
ムラサキカガミ「この街の学生で『20歳になった子』を見た覚えがないんだけど……これはどういうことだい?」
先生「……勘の良い怪異は嫌いだよ」 - 50二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 06:16:50
【七神主席行政官失神事件】
夜のシャーレにて
"...ふう。コーヒーでも飲んで一息つくかな。"
そう呟くと、ある子がコーヒー豆の袋を持ち、豆を注がれたコーヒーミルを別の子が回す。
"いつもありがとね、みんな。"
最初のうちは、皆をこき使っているようで申し訳なくて「自分でやるから」と断っていたが『お手伝いしたい』とのお願いに押し切られて、それ以来、私が一人の時だけこうして手伝ってもらっているのだ。
そうこうしているとコーヒーが出来上がり、私のもとに運ばれてくる。
"...うん!おいしいよ!"
私の感想を聞いて、皆嬉しそうに宙を舞っている。
ホッとしていたからか気が抜けていて、来訪者に気づく者は居なかった。
「夜分にすみません、先生。訂正箇所のあるしょ、る、い......」クラッ ドサッ
"あっ"
その後、リンちゃんはしばらく寝込んだ。聞いたところによると「うーん...うーん...コーヒーが宙を...」とうなされていたという...。ごめんね! - 51二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 07:00:13
最近、廃校寸前のアビドス高校に転入生が入ったらしい
件の転入生について何故か、他校生は横顔しか見たことが無いという
そう言えばその日を境に、シャーレの執務室にずっと置かれていた人体模型が、行方不明になっている - 52二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 07:21:46
シスターフッドは生徒からの告解・懺悔も受け付けているが、事前に「先生の紹介です」と連絡が入ることがある。
この時は必ずサクラコ様が対応し、懺悔にやってくる生徒たちは、見覚えのない者たちばかりだと噂されている。
一度サクラコ様が不在の時にマリーが請け負ったことがあったが、ヒナタにすぐに蒼褪めて相談してきたそうだ。
『あの、かつて荒れていた時期、首を絞めたり耳を切り落としたりしていたと、語っておられて…』
ヒナタが駆け付けた時には、紫の着物を着た生徒がトリニティの校舎に消えていくところだったそうだ。
意匠はトリニティのものではなかったが、何故か女子トイレ付近で見当たらなくなってしまったとのこと。 - 53二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 08:52:10
- 54二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 11:32:25
ええ、ユウカちゃんの言っていた女の人、私も見ました。
すごく綺麗な人で、先生は留守だから荷物は預かっておくって、シャーレの入り口で言ってくれて。
あれで天井から逆さにぶら下がっていなければ、奥さんだって誤解したかも知れませんね。 - 55二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 16:26:04
- 56二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 18:12:07
- 57二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 19:11:26
- 58二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 19:22:52
- 59二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 19:28:35
- 60二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 22:09:40
あら、ヒマリ?あなた、どうしてこんなところにいるの?
さっき私とすれ違ったじゃない……覚えがない?全知ともあろうものが健忘症かしら?
そうムキにならないでちょうだい、でも今思えばそうね……さっきのあなた、すごく線香の匂いがしたような。
昨日はシャーレで当番だった?なるほどね、そういうことが起こるわけだわ──。 - 61二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 23:16:43
赤い封筒「……」
”これなんだろう?誰かの落とし物かな。とりあえず拾って交番に…”
パァンッ!
”うわっ、封筒に穴が!銃撃!?”
「あら!?申し訳ありません先生!お怪我はございませんか?銃の手入れをしていたのですが、手が滑ってしまったようで……」
”私は大丈夫だよ。ありがとう。それよりもワカモの方こそ大丈夫?”
「ええ、問題ありませんわ。それにたとえ傷を負ったとしても貴方様が心配してくださっただけでもう……うふふふふ♡」
”そ、そう……とりあえず怪我がないみたいで良かったよ”
「ところで先生は何をしていらしたのです?どこかへ向かわれているようでしたが……」
”あ、そうだった!ごめんワカモ、用事があるからまた!”
「ええ、いってらっしゃいませ♡……さて」クルリ
穴が開いた赤い封筒「……」
「先生に惹かれる気持ちはよく分かりますが……あの方を『連れていく』など言語道断ですわ」ガチャッ
穴が開いた赤い封筒「……」ビクッ
「もう一度…お亡くなりになりなさい!」 - 62二次元好きの匿名さん24/05/04(土) 08:16:13
こういう時のワカモはマジで格好いいし頼りになるなぁ
- 63二次元好きの匿名さん24/05/04(土) 08:19:12
主人公に実在する名前を付けると、その相手が死んでしまうっていう呪いのゲームをお姉ちゃんが持ってきたんだよね。
先生がニコニコしながら“みんなに悲しいことがあると嫌だから、私の名前で試そうか”って言ってくれたんだけど
何故か主人公と顔色の悪いヒロインとの結婚式がいきなり始まってエンディングだったなぁ…。
先生?もちろんなんとも無いよ。 - 64二次元好きの匿名さん24/05/04(土) 12:24:16
「シャーレの当番になった帰り路、いきなり見覚えのない生徒に『あぎょうさん、さぎょうご、いかに』とか言われたのね」
「え!?ヤバいよ、それ!答えられないと襲われるとか、家が火事になるとか言われてる奴だよ!」
「そしたら、エンジェル24に行くつもりだった先生が“うーん、ちょっとわからないな”って言ったの」
「せ、先生も居たんだ。それで、どうなったの?」
「その生徒、『せ、正解でいいですぅ…』って真っ赤になって何処か行っちゃった」
「あの人、ホントなんなの?」 - 65二次元好きの匿名さん24/05/04(土) 14:46:51
- 66二次元好きの匿名さん24/05/04(土) 23:04:30
先生は時おり、不思議なものに乗って生徒たちの元へとやって来ることがある。
それは首のない馬であったり、足が八本もある大きな猫だったり、本当になんとも形容できない飛行物体だったりする。
迅速に現場へ来てくれるので、誰も今のところ突っ込んでいない。 - 67二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 06:27:51
「チッ、クソッタレが!」
両手の銃を乱射しながら、美甘ネルは毒づいた。
ミレニアム近郊の廃墟をうろついている野良ロボットの排除。それが今回C&Cに持ち込まれた依頼だった。目撃されていた野良ロボットの数と廃墟の大きさからネルとシャーレの先生だけで十分だと踏んでいたのだが――
「廃墟の地下がロボットの生産工場になってるなんて聞いてねぇぞ!!」
いつぞやの虚妄のサンクトゥム攻略戦を思い出しながら、ネルは背後の扉をチラリと見遣る。扉の向こうでは先生が生産工場のAIを止めようと――よく分からないがシッテムの箱を使えばできないことはないらしい――奮闘している。その間ロボットを足止めすることが今のネルの役目なのだが、この物量差ではそれも難しいかもしれない。
と、そんなことを考えているうちにロボットの一体が射線を抜けて扉へと向かった。
「なっ、てめぇ待ちやがれっ!」
片方の銃で残りのロボットをけん制しつつ、もう片方の銃をすり抜けたロボットに向ける。駄目だ、間に合わない。ロボットの手が扉に触れる――
その瞬間、ロボットが真横の壁に向かって吹き飛んだ。否、壁のヒビ割れに引きずり込まれた。
「……は?」
疑問の声を上げるネルの視線の先で、ロボットが悲鳴のような破砕音をたてながらひび割れの中に消えていく。ネルもロボットたちもそれをただ硬直しながら見ていた。当然だろう。幅数センチもないヒビから「人間らしき女の手」が伸びてロボットを引きずり込んだなど、AIでもエラーを起こして固まるに決まっている。
そういう意味では、ネルがロボットよりも先に動き出せたのは、考えなくとも動ける人間ならではのことだと言えるかもしれない。いち早くヒビ割れに駆け寄ったネルはその中を覗き込む。
女がいた。
およそ人が入れるわけもない隙間の中で、一人の女が佇んでいた。
ネルが銃を構えながら女を睨みつける。こいつは敵か味方か、どちらだ?
「てめぇ……なにもんだ……?」 - 68二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 06:28:30
女は答えない。答えられないのか答える気がないのか。
しばしの沈黙の後。
「まあ良い」
ネルはそう呟きながら銃を構え、引き金を引く。
放たれた弾丸は、女を撃とうとしていたロボットの頭部を過たずに破壊した。
「今あたしを引きずりこまなかったってことは、少なくともあんたは敵じゃないんだろう? ……ああ、そういえば、あんたみたいなのに好かれやすいって言ってたな? じゃあ、あんたも先生に惹かれた奴の一人ってところか。だったら、なおさら安心だ。先生を守りたいんだろ? じゃあ撃ち漏らしは任せたぞ」
そう言いながらネルはひしめくロボットたちの前に出る。その様はそれまでの守りに徹した姿と違って覇気に満ちていた。
「さて……ゴミは掃除しねぇとなぁ!!」
その日、一人の人間と一体の怪異は無限に湧き出すロボットの大群を見事に「掃除」してみせたのだった。
- 69二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 08:09:34
怪異との共闘…そういうのもあるのか!
ネルのことも気に入って、いろんな場面で隙間女ちゃんがサポートしてくれたりしたら熱いな - 70二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 11:17:56
イブキはどうした?先生の所に行くと言って、まだ帰って来ないようだが。
ん…今、モモトークで写真が送られて来たな。どうやら向こうで眠ってしまったようだ。
起きたら先生が送ってくれるそうだし、何も問題なかろう、キキキ!
…しかし、イブキが抱き着いているこれは蛇か?だが撫でている手は人…掌の数も多いような…? - 71二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 17:06:04
姦姦蛇螺すらも絆すイブキすげぇ…
- 72二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 21:52:53
先生、あの“白い女性”にはいつも助かっています。
暑くなってきた昨今、彼女がシャーレのオフィスに居るだけで涼しいので。
けれど、猛暑の日に冷蔵庫の中にいるのは、少々驚くので控えるように言っていただけませんか? - 73二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 07:20:40
「……先生」ピトッ
"ナ、ナグサ…?そんなにくっついてどうしたの?"
「えっ…!?これは、その、み、右腕が勝手に…」
"いつもの症状かぁ…ならしょうがないね"
「う、うん…これは、その…しょうがないことなの…」
「それは深夜しか起こんない現象で今は朝っぱらだろナグサ先輩…!」
「反吐が出る反吐が出る反吐が出る反吐が出る………!」
「えっと…(右腕だけじゃなく全身でピッタリくっついていることは指摘するべきなのでしょうか…?)」
- 74二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 07:22:29
黒服にキャラ被りを感じて後を付けてるスレンダーマンとかある?
- 75二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 07:39:42
「おや? ここは…どこでしょう?」
そう言って首を傾げる生徒を視ながら、怪異・きさらぎ駅は笑みを――実際には顔どころか身体がないのだが気分の問題だ――浮かべた。
今はシャーレで先生をしている「あの人」に憑いてキヴォトスに来て以降、きさらぎ駅は時折こうして生徒を自らの異界に連れ込んでいた。とはいえ、失踪させたりすることはない。あの人の大事な生徒に危害を加えれば、あの人は傷つく。それはきさらぎ駅としても避けたいことだ。だから、少し反応を視たらすぐに返すことにしているのだ。
さて、今回の生徒はどんな反応をするのだろう? そんなことを考えながらきさらぎ駅は意識を迷いこんだ生徒に向ける。予想に反して、その生徒は辺りの景色には見向きもせず和綴じの本に目を落としていた。本好きなのだろうか。何にしてもこのままだと面白くない。ここは片足のお爺さんを出して少し驚かしてみようか。
そんなことを考えていると、生徒が不意に顔を上げた。
「なるほどぉ、手前様は『きさらぎ駅』というのですね。いやぁ、外の世界の怪談なんて手前も初めて見ましたよぉ」
そう言って生徒はきさらぎ駅を「見る」。
きさらぎ駅に身体と呼べるものは存在しない。「存在しない駅に迷い込んで異常な事態に遭遇する」という体験自体がきさらぎ駅という怪異の本質だからだ。強いて言えば被害者が迷い込むこの異界自体がきさらぎ駅の「身体」である。にもかかわらず、この生徒ははっきりときさらぎ駅という意識へと視線を向けたのだ。
困惑するきさらぎ駅をよそに、生徒は再び本に視線を落としながら呟く。
「電車に乗っている人を異界に引きずり込む怪異と。なかなか風流ですねぇ。それにシャーレの先生を相手するときにも使えそうです……んん? 手前様、シャーレの先生と懇意なんですかぁ? たまたま引きずり込んだ時に先生と出会ってそれで……はぁ」
呆れたと言わんばかりに生徒は頭を振る。
「やっぱりシャーレの先生は風流というものを解さないようですねぇ。怪異を絆して仲間にするなんてお話、無粋も無粋、三流も良いところです……。そうだ、手前が語り直して差し上げましょう!」
良いことを思いついたと言わんばかりに生徒が手を打つ。それと同時に和綴じの本から影があふれ出した。 - 76二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 07:40:03
これは危険だ――きさらぎ駅はとんでもないものを引き込んでしまったと後悔した。強い力を感じるあの和綴じの本もさることながら、この生徒は明らかにあの人に敵意を持っている。野放しにしてはあの人にどのような害が及ぶか分からない。
きさらぎ駅は生徒の近くに自動車を出現させた。本来なら被害者が線路を辿ってトンネルを越えたところで現れ、被害者を騙して連れ去るギミックだが仕方がない。あふれた影が何らかの効果を発揮する前に、強引にあの生徒を車に乗せて失踪させよう。後部座席のドアを全開にした自動車が、大口を開けて獲物に食らいつく獣のようにバックで生徒に突っ込む。
が、すでに遅かった。
和綴じの本からあふれた影は爆発的な勢いで自動車を、そしてその周囲の空間をも飲み込み、きさらぎ駅の「語り直し」を始めていた。
「安心して下さい。手前様は手前がとびっきりの怪談に仕立て直して差し上げます。たとえば……友誼を結んだ怪異がいきなり牙を剥くなんてどうでしょう? 風流だと思いませんかぁ? ふふふ……」
自分を形作る物語が生徒――箭吹シュロの怪談へと改変されていくのを感じながら、きさらぎ駅は願った。
どうかあの人とあの人の大事なものを傷つける前に自分が消えますように。そして自分が消えてもあの人が悲しまないように、と。
- 77二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 08:25:39
- 78二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 13:12:41
- 79二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 14:35:30
- 80二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 16:46:58
- 81二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 16:50:01
- 82二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 17:01:03
ハナエ、先生がいらしている時はあの部屋を使ってはいけないと言っていたでしょう?
暴れて手が付けられなかったのは分かりますが、私を呼んでくれていれば──。
仕方ありません、しばらく様子を見て、落ち着いた後に救護することにしましょう。
ええ、何が起きているのかは、私にもわかりません。
ただ先生がいらしている時にあの部屋に患者を入れると……“闇の大魔王が来る!”と、例外なくパニックを起こすのです。
先生もご存じないそうですよ、闇の大魔王の詳細は……ああ、静かになりましたね。 - 83二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 17:15:06
世にも奇妙な物語にもあったな、手が別の自我持ってる話
- 84二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 20:27:16
あにまん民とかいうネットの怪異が現実の怪異について語ってんのオモロイ。まあ俺も先生好きだけど
- 85二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 03:37:48
チェリノちゃんと一緒に雪遊びをしていた時、真っ白な女の人がすぐ側に立っていたんです。
軽く会釈しただけで別れましたけど、後でチェリノちゃんに聞いたら「雪が足りない時は降らしてくれるんだ」って。
ふふ、そんなこと出来る訳無いのに、チェリノちゃんは可愛いですね。 - 86二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 03:51:57
”女子トイレの3番目の個室から人の気配がする?”
アヤネ「はい。他のみんながトイレに入っていないときでも誰かいるような感じがして……」
”なるほど。もしかして……。『はーなこさん、あーそびーましょ』”
花子さん「はーい」
アヤネ「!?」
”やっぱり君か……。大丈夫だよアヤネ。この子は君たちに危害を加えたりはしないから。ちょっと奇妙な隣人だと思って仲良くしてくれると嬉しい”
アヤネ「は、はあ……あの、ハナコさん?」
花子さん「ええ、何かしら?」
アヤネ「その……いきなり『■■■■ー!』とか叫んだりしませんよね……?」
花子さん「へっ!?」
”ああ……そのハナコとは違う人だから安心していいよ?” - 87二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 03:58:12
- 88二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 11:24:17
“ハルナ、待って!ストップ!”
「あら、先生。この通り、巨大なイカを苦労の末に捕らえましたの。このまま様々な形で調理にかけて…」
“申し訳ないけれど、彼女を離してあげてくれないかな。私の知り合いなんだ”
「彼女?いえ、イカは高度な知能を持っていると聞いたことがあります」
“それにクラーケ……もとい大きなイカって、大味で水っぽくて美味しくないんだよ?”
「なるほど、先生の知己でかつ美食の道からも外れているのなら、これ以上の拘束は無粋でしょうね」
“ありがとう、わかってくれ……わぁぁぁっ!?”
「先生っ!?まあ、墨まみれになって」
“う~ん、食べられたくはないけど、不味い扱いも嫌なのかぁ…” - 89二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 12:03:31
きさらぎ駅(ちゃん?)もあくまで「"キヴォトスの"きさらぎ駅」として分体で存在してて、語り直しされた奴が無くなればまた戻って来れるんだ…
- 90二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 17:40:08
「なに、あなた?作業中に立たれると、流石に邪魔なんだけど。
あまめはぎ…アマメ ハギさん?ゲヘナの生徒ならわかるでしょ、今給食作ってるから。
火だこ?そりゃあ、これだけ忙しく動き回ってれば、うっかりもできたりもするわ。
怠け者の証?私が怠けてるように見えるの?…帰っちゃったわ、何だったの?」 - 91二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 19:35:04
よりによって屈指の働き者のところにw
- 92二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 23:16:52
柴大将は時どき人数分より多いラーメンをテーブルに運ぶように指示することがある。
一番不思議なのは、そういう時に「どうしてこんなことを?」と聞かれたことが一度もないこと。
中には涙ぐむお客さんも結構いる…関係あるかは分からないけれど、大将と先生はとても仲がいい。 - 93二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 04:48:05
―シャーレ―
”(用事が予想以上に長引いてしまった……)”
”(当番のモモイには私が戻るまで事務所のPCに入れてあるゲームで遊んでも良いとは言っておいたけど、退屈していないだろうか)”
モモイ「あ! 先生おかえりー」
”ただいま。留守番してもらっちゃってごめんね。退屈じゃなかった?”
モモイ「全然! むしろすっごく楽しかったよ!」
”そっか。何やってたの?”
モモイ「ミネラルクラフト! ちょっと前に抜けちゃったけど、すっごく上手い人がいたんだー。爆発しかけてるクリーパーをノックバックで弾き飛ばしてゾンビの群れを一気に倒したりして! もう大興奮だよ」
”それはすごいね”
モモイ「だよねー。ところで、先生ってマルチプレイもやってたんだね。今度一緒にプレイしない?」
”いいけど、私はシングルプレイしかやったことないよ?”
モモイ「へ? でもさっきまで遊んでたのって先生のワールドだよ? あれマルチサーバーじゃなかったの?」
”そんなの立てたこともないよ……”
モモイ「え…じゃ、じゃあ、あの人はなんだったの……? もしかしてハッカー!? ヴェリタスに相談した方がいい!?
”それは分からないけど……とりあえず、相手の名前を教えてもらえる?”
モモイ「えーっとね……。確か『へろぶりね』みたいな名前だったよ。全部アルファベットだったから読み方はよく分かんないんだけど」 - 94二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 05:55:12
- 95二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 07:36:10
先生の近くに居る時、イチカは目を開いている時が多い。
先生への好意の表れかも知れないけれど、時おり何もない部屋の隅をじっと見つめていたりする。 - 96二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 16:20:44
“視える子”イチカ概念か…
- 97二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 18:02:24
ネコかな?
- 98二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 21:30:06
クロちゃんのライバル登場か…w
- 99二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 03:58:25
アル「な、ななな、なんなのよこれはー!!!!」(頭に猫耳が生えている)
”いやあ、人気のない山奥に怪しい影が現れると聞いた時はまたゲマトリア関係かと思ったけど、まさか根子岳の猫の王がこっちに来てたとはね……”
アル「お湯をかけられたらそこだけ猫になるなんて聞いてないわよ! これ元に戻るのよね!? 戻るんでしょ!? 戻るって言って先生!?」
”まあ、戻るんじゃないかな。たぶん……”
アル「たぶんじゃ困るのよぉぉぉ!」
この後、別の依頼から帰ってきたカヨコがアル(猫耳)の頭を撫でまくったりしたのだが、それはまた別の話である…… - 100二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 05:06:01
猫の恩返し観たんだな、きっと
- 101二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 07:45:18
“──それは『邪視』だね。単眼に、人を狂気へと走らせる力を秘めた怪異”
「あ、あいつ、そんな恐ろしい奴だったのか。確かにアイツの姿を見た時、すごい先生への罪悪感が沸いて…」
“イオリには、迷惑をかけている側なのにね”
「自分で言わないでよ!でも、先生を好いてる怪異じゃないの?普通に襲ってきたけど」
“うん…急におかしくなってしまう子が、最近居るんだ。キヴォトスの環境が合わないのかな”
「なんにしても、無事でよかったわ、イオリ。けれど、そんな恐ろしい怪物からどう逃れたの」
“『邪視』は、恥ずかしいものや汚いものを嫌うんだ。もしかして、イオリ…”
「何もしてない!ただ、その…アコちゃんを見た途端に、山に逃げ帰っていって…」
“あー…”
「アコ、お手柄ね」
「くぅ…」 - 102二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 11:55:19
この邪視、アコでこの反応ならエイミやハナコに遭遇したら消滅するんじゃなかろうか
- 103二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 11:56:01
- 104二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 15:23:36
キヴォトスの学校には職員用・外来用以外は男子トイレが存在しない為、
ひたすらに先生と遭遇し続けるばかりの太郎くんとヨースケくん - 105二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 20:19:00
ひでぇw
- 106二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 02:27:20
「(失敗した。まさか自転車が途中で壊れるなんて。まだアビドスまでそこそこ距離がある)」
『……』
「(それに、後ろから付いてくる山犬…?狼…?わかる、普通の生き物じゃない…)」
『……』
「(前に先生に聞いた。私の苗字の話で出てきた話題…送り狼。旅人を見送って来る優しい怪異。
でも、もしも目前で転んでしまうと、そのまま食べられてしまう…)あっ!?」
『……!』
「す、砂に足を取られた…!こ、こういう時は、こういう時はどうしたら…!」
『「どっこいしょ」とか言って、休んでるフリをしたらノーカンやで』
「……どっこいしょ」
『……』
「(……喋るんだ)」 - 107二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 04:55:55
美食研が餓鬼と会ったらなんかえらい事件になりそう
- 108二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 05:36:06
“ハルナ、本当に何ともない?”
「心遣いはありがたいですが、本当に体に異常はありませんわ。その、少しお腹は重いですが」
“餓鬼に取りつかれた後に、ここまでしれっとしてる子は私、初めて見るよ。何か、特別なことした?”
「特に心当たりは無いのですが……ああ、けれど。
普段は私が癇癪を起してしまいそうな料理や、味は好みでも量があまりにも尋常じゃない料理を
美味しく賞味させていただけたお礼は言いました。そうしたら、急にお腹の限界が来て」
“そう……餓鬼道の住人にとって、感謝は相当、食い合わせが悪かったようだね”
- 109二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 07:44:52
気まずい!
- 110二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 13:23:04
三本足のスカルマンのウワサ知ってる?
なんでも呪われたぬいぐるみで、持ってると頭がおかしくなっちゃうんだって
この前、シャーレの当番になった時にトリニティの子も一緒だったんだけど
シャーレの、例の“いわくつき”人形コーナーに正に三本足のスカルマンがあってさ
うげーと思ってたら、もう一人の当番の子が交渉して持ち帰っちゃったのよ!
止めたよ、そりゃ。噂知ら無さそうだったし
でも、こう言われちゃってさ
「この子が例え、呪いを振りまいてしまうとしても、愛を受けてはいけない理由にならない」
…なんか負けたなーって思ったよね
その後?時どき例のトリニティの子も見かけるし、大丈夫なんじゃない?
呪いなんて嘘だったのか、それともあの娘が呪いなんて跳ね返すくらいに強いのか
…それとも、呪いが無くなったのか。あんたはどれだと思う? - 111二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 19:29:54
アズサ…重いっ…!
- 112二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 22:11:40
トリニティ一般通過シスター「先生はとても不思議な人です。何故かシスターフッドの施設に詳しいですし、私たちの祈りの言葉などもよく知っていられる様です……ですがあれはなんでしょうね」
トリニティ一般通過シスター「先生の後ろにおられる…あの黒いボディースーツを着てガスマスクを付けたシスターさんは。……あんな人シスターフッドにいましたっけ?」
先生「“あれ?バルバラってシスターフッドの子じゃないの!?”」 - 113二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 22:15:28
これ、ベアトリーチェ(マエストロ)が実体化させた瞬間、先生やミカを守るためにゲマトリアへ殴りかかる奴じゃん!
- 114二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 04:37:00
モモトークでメチャクチャ友達と盛り上がった後、ふと何の話を誰としてたか分からなくなった。
慌てて先の場面を見ると、明日の当番のことでシャーレの先生との短い事務的なやり取りだけが残っていた。
でも、胸の中にはずっと高揚感が残っていて、その日は良い夢まで見れた……あれは何だったんだろうか。 - 115二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 05:22:23
ぬいぐるみは愛されるために作られたものだもんな。アズサ優しい……
- 116二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 11:45:30
シャーレの当番に向かう度に、楽し気な写真をマコトたちに送って来るイブキ
けれど顔が女の子の犬を撫でているとか、巨大なヒヨコに乗っかっているとか、絶妙に不穏な要素がある。 - 117二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 17:09:50
都市伝説、怪談、クリーピーパスタといったお話は、語り伝えられるうちに設定やストーリー、時にはジャンルまで異なる無数の類話を産むことがございます。最初のThe Library of Lore……ペロロジラと呼ばれているアレも、そのような変化と分岐を幾度も繰り返して生まれたお話なのでしょう。
そういうこった!
さて、そのペロロジラが再び出現したわけですが……今回はもう一体、先生を助けるために外の世界の怪異がやってきているようでございます。それもペロロジラと同じく人形の怪談を起源に持つ怪異が。
そういうこった!
とあるスポーツチームのファンによって川に投棄された人形がそのスポーツチームを呪う……度重なる敗北の理由を説明するために語り出されたその怪談は、枝分かれの果てに全く異なる類話を獲得しました。すなわち「例の人形は海に流れて体長20mに成長し、現在はアジの群れを追って回遊している」という荒唐無稽なお話を。
そういうこった……?
人形の怪談から生まれた悪い冗談のような2つの物語。彼らの衝突に、先生はどのようなテクストを見出すのでしょうか? - 118二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 17:12:29
──“魔女の伝言板”
パソコン通信上に存在している、不可思議な掲示板
そこには“資格”のあるものしかアクセスできず、秘密めいた内容が書かれているという
“魔女”という他称には縁があり、私はこっそりとアクセスの方法を調べ、試してみた
──つながった!
少し愉快なのと同時に、私はやっぱり“魔女”なんだと、少し憂鬱になる
さて、中身は何が書かれて…
「シャーレの先生、今日もクソカッコよかった。電車に轢かれて無くした下半身が疼く」
「下品なのは先生に嫌われるよ。私はイブキちゃんのお世話を積極的にして褒められちゃった」
「最近“きさらぎ駅”来ないけど大丈夫?アイツ、結構な先生ラブ勢なのに」
「そのうち来るっしょ。あ、新人さんだ。いっちょ先生への想い、語っていきなよ」
…資格って、もしかしてそっち? - 119二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 17:13:30
- 120二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 20:32:33
カーネル(大佐)だし強そう
え? あの人のカーネルは名誉職の意味?
細かいことはいいんだよフォークロアなんだから - 121二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 06:46:02
既に生徒何人か混じってそう
- 122二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 13:53:49
このレスは削除されています
- 123二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 13:55:48
ーシャーレのトイレー
“(えっと、今やってる書類が片付いたら次はレンゲと青春活動をして、それが終わったら…)”
(トイレの天井に穴が開く音)
“ん?”
色問蝙蝠「赤ガイイ? 青ガイイ? ソレトモ黄色? 茶色?」
“んー……赤かな?”
色問蝙蝠「……」(赤いリボンを取り出して頭に付ける音)
色問蝙蝠「……」ムフー
“よく似合ってるね。可愛いよ”
色問蝙蝠「//////」(慌てて天井の穴に戻る音)
(天井の穴が閉じる音)
コタマ(…私は何を聞かされているんでしょうか。あ、先生の発言はコピーして別フォルダに保存…よし完了) - 124二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 13:57:00
くっそ可愛いなこの子w
- 125二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 20:14:11
先生のメールボックスには毎朝同じ人から同じタイトルでメールが来る
そのうちのひとつを先生が確認しているときに後ろからこっそり見たことがあるのだけれど、そこにはその日の予定が書かれていた
ただ、○時にD.U.で火災が起きるとかテロ予告みたいなものまで混じっていたのは妙な話である
「今日の件」さんとは誰なのだろう? - 126二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 22:09:35
アカシック…
- 127二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 22:52:12
キヴォトスのどこかに人面牛が産まれているのか外の世界から連絡してきているのか……
- 128二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 04:37:36
「主殿にご紹介頂いた忍術のお師匠様、とても素晴らしいお方です!」
“良かった、私の知り合いで忍者というと、あの子たちしかいないものだから”
「ツクヨ殿もすっかり馴染まれております!ただ、部長殿はまだ慣れないようで…」
“まあ、仕方ないね…あの子たち、見た目は本当に普通の猫なので” - 129二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 04:50:17
―深夜のシャーレ―
”もうこんな時間か。そろそろ切り上げるかな……おや?”
テレビ「ピーッ」(勝手に電源が付く。放送終了のカラーコードが映しされる)
テレビ「ピーーザザッ」(カラーコードがゴミ処理場の映像に切り替わる)
テレビ「○○ラーメン、串カツ××、■■スイーツパーラー、フレンチレストラン▲▲――」
テレビ「――愛清フウカ
テレビ「明日の犠牲者はこの方々です」
”……美食研究会は元気だなぁ、うん。温泉開発部の犠牲者がいないのはマシかもしれないけれど”
テレビ「…ご武運を、先生。おやすみなさい」(勝手に電源が切れる) - 130二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 05:04:58
「今日のけん」じゃなくて「今日のくだん」かさては
- 131二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 06:41:23
フウカだけ名指しw
- 132二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 11:58:23
──洞だ。
キヴォトスのあちこちで、もっと正確に言えばシャーレの先生の通りかかる先に、大きな洞のある木が生えている。
そんなもの、キヴォトスを探せば幾らでもあると思う?けれど、明らかに位置が変わっていることもあるんだ。
そして、万が一…大きな洞のある木の近くでシャーレの先生を傷つけようとしてしまったら。
──甲冑に身を包んだ首なしの騎士が、洞から飛び出してくる……等と言われている。
最近キヴォトス中で妙な噂が蔓延してるし、その一つだろうって?そう思ってもいい。
でも、この首の傷は本物だよ。あれからアタシは、もうヘルメットを一度も被ってない。
あれを“首級”と見られてるのなら……被りなおしたら、またあの馬のひづめの音が聞こえそうでね…。 - 133二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 19:23:20
エデン条約 病室
「まだ駄目だ まだこちらには連れて行けない」
声がする
くぐもった様な男の声
「まだ早すぎる」
私の目の前にはこちらに背を向けるスーツに黒い帽子を深々と被った男性
彼の前にいるのは白い長髪の少女
少女は私を見ながらまるで大切なおもちゃを取り上げられたかのように私を見つめていた
「お前が彼を気に入っているのは知っている いつか時は来る だが今じゃないのだ 少し待つだけだ」
男は少女を諭して頭を撫でると私の方を見つめる
「何をしている先生 早く起きろ」
その言葉を最後に私は目を覚ました
(実体験より) - 134二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 19:26:30
ヘルメット団からスケバンにチェンジか
- 135二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 19:28:06
- 136二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 20:25:22
場所の変更と名前を先生にしていますがちなみにガチの実話
白い少女とは何回も夢の中で遊び、この夢を見た日は風呂で気絶して死にかけました(何かはよくわからない
黒い男性はこの時初めて見ました(多分死神かなんか
- 137二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 23:55:20
夜のシャーレオフィスは危険だから近づいてはいけないとまことしやかに囁かれているが
何故かセリナだけは普通に出入りしている姿が見かけられることがある(杏山カズサ談) - 138二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 04:30:36
このレスは削除されています
- 139二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 04:41:35
ホシノ「先生~、先生は『海馬市蘭』って知ってる~?」
“? 知らないけど…いきなりどうしたの?”
ホシノ「うへ~そっかぁ。いや、セリカちゃんがね? モモトークで呟いちゃいけない言葉だとか言ってたから心配になってさあ。先生、『そういうの』に詳しいでしょ? なんで呟いちゃいけないのか知ってるかなって」
“なるほど……。それなら心配しなくていいと思うよ。ただの噂じゃなくて本当にそっち系の話なら私の耳に入らないことはないからね”
ホシノ「そっか。頼もしいねえ。そんじゃ、安心したしおじさんは昼寝に戻るとするよぉ。ふわぁあ」
“お休みホシノ。外で寝ておなかを冷しちゃダメだよ。……さて”
(モモトークを開く)
シャーレ[海馬市蘭]
海馬市蘭[なんだい先生? 君がそれを呟くなんて珍しいじゃないか]
シャーレ[ホシノから噂を聞いてね]
海馬市蘭[……ああ、そういうことか。安心してくれ。少し噂になっているようだが不謹慎な生徒をからかう程度にしか活動していないから。あと、すまないが梔子ユメの言葉を伝えることはできないよ。海馬市蘭はあくまで『その名前を呟けば死者からリプライが来る』というだけの怪異だからね。特定の死者の言葉を伝えるなんて器用な真似はできないんだ]
シャーレ[…そっか。こっちこそごめんね。こんな時にだけ頼って。ホシノは私がなんとかしてみるよ]
海馬市蘭「ああ、そうしてくれ。生者から死者への未練を断ち切れるのは、君たち生者だけなのだから」 - 140二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 05:36:26
勝手に戦え!
- 141二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 08:10:53
こういう「死を司る存在」って旧くはハーデスの時代から真面目で真摯な存在が多いよな…
- 142二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 16:13:23
「フウカさんは“人魂の天ぷら”を食べたことがありますか?」
「なにそれ、人魂って…人間の魂とか、そういう奴よね。食べるなんて悪趣味じゃない」
「それは確かにその通りですが、非情に美味だとする文献も多いのですよ。ロマンを感じますわ」
“何の話をしてるの?”
「あら先生。人魂の天ぷらを食べたいなとフウカさん語り合っていたんです」
「巻き込まないでよ。私はちゃんと否定して」
“ああ、あれはやめたほうがいいよ。顔がのっぺらぼうみたいになってしまうからね”
「…あの、先生?経験があるので?」
“私「は」無いね” - 143二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 18:27:29
- 144二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 18:30:06
なんか御大漫画は時どき怖食べてみたい料理が出てくるよね
- 145二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 21:00:30
先生「ありがとう、ヨナルデパズトーリ。」
ヨナルデパズトーリ「ふふふ、書類仕事の手伝いなどこの魔界学者ヨナルデパズトーリにかかれば朝飯前である。……ところで、このキヴォトスとやらは戦が活発だな!ここは義足の方の【オレ】の出番が───」
先生「神様の側面は出さないでね?」
ヨナルデパズトーリ「うむぅ、残念。」 - 146二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 21:05:27
- 147二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 21:14:07
- 148二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 21:46:26
この前、寝坊しちゃった友達から聞いた話です。
私たちが住む街は爆破事件や戦闘が多くて
ビルの間にある空き地が多いのですが
そんな空き地の1つに
一輪のタンポポが咲いていたそうです。
「日当たり最悪だろうによく咲いたな」とか
「公園に植え替えしてやろうか」とか
思ったらしいのですが
急いでいた為に「何とかならないかな…」とだけ
呟いちゃってその場を後にしたんだそう。
それで帰りに同じ道を通ってみたら
その空き地が日当たりの良い端の方に移動していた…
──というような事を言っているんです。
私の記憶では
空き地は元からあの場所だったと思うのですが
そんな嘘をつくような娘でも無いので
何だか不気味な話に感じてしまいます。
誰かこの話について助言を貰えませんか? - 149二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 22:31:29
- 150二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 22:33:21
- 151二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 07:48:27
「廃校になった校舎の鑑の前に、深夜に立つと悪魔が映る…これ、便利屋68で受けるような仕事かしら?
まあ依頼者は先生の知り合いらしいし、正直お金に困ってたから助けかりはするんだけど…。
というか、悪魔ねぇ…私も悪魔なんだけど?ほら、私が映ってるだけじゃない。
もう、時間を無駄にしたわ!帰って美味しいものでも食べましょう!
ああ、なに、ハルカ?何にも映らなかったわよ、私以外にはね。
え?あそこの鏡は、噂と老朽化のせいでもうずっと前に外されてる…?」 - 152二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 15:07:11
「セイアちゃん、それなに?気持ち悪いんだけど」
「ミカ、これは“猿の手”だよ。動物の猿を残酷な方法で供物にするとか、あるいは猿に似ているだけの悪魔のものとか。
いろんな説があるけれど、要するに願い事をなんでも叶えるという、そういう呪物の類だ」
「なんでも!?先生とデートしたい!」
「ば、馬鹿、ミカ!どうして君はそんな短慮なんだ!猿の手にかけた願いは、いずれもひどい曲解をされる!
持ち主や願いの対象が不幸になるように、破滅するように叶うんだ!」
「えぇぇっ!?さ、先に言ってよぉ!ど、どうしたら…!」
『──先生は不幸にしたくないから、ノーカン』
「…………」
「…………わーお」 - 153二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 19:23:28
……これ、ミカとのデート≒先生の不幸みたいになってない?
- 154二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 20:38:23
ミカとのデートが先生の不幸というか、ミカの願いを歪んだ形で叶えようとするとデート相手である先生もそれに巻き込まれて不幸になる可能性があるから願いを受理しないという意味じゃない?
- 155二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 21:33:43
レイサが先生お疲れ様です!って部屋に入ったら大きい猫のぬいぐるみ?があって抱きついてみようとしたら動きだしてビックリする回
レイサ「」
キャスパリーグ「」フシャーッ!
先生“どうどう…” - 156二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 23:22:22
カズサのテクスチャが剥がれたのかカズサと別に原典の存在が顕現してしまったのか…
- 157二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 06:53:30
並行世界があるならたくさんいるのかもしれない
- 158二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 08:08:11
「ホシノ先輩と一緒に帰ると、時どき足音が後ろから付いてくることがあるんです。
……足音、だけ。振り返っても、隠れるところなんて無いのに誰もいなくて。
ホシノ先輩に言っても笑いながら『大丈夫だよ~』って言うだけで、私、不安なんです。
え?足音の怪は、基本的に道中を共にしてくれる善良な怪異、ですか?
それに、その娘はホシノ先輩の知り合いだから大丈夫?……その娘?」 - 159二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 15:19:29
あの階段には、白い手が出るんだよ。
本当だって、怪談の中腹当たりで、にゅっと突き出してきて…見たんだから。
そんなに言うなら、ほら、ちょうどあのピンク髪の正実の子、押収品を山ほど持ってるじゃない?
“手”が出そうな気がする、見てて…。
…ほら、見たでしょ?
あの娘が落ちそうになった時、優しく抱きとめてた白い腕!
あれ、多分…女の人の手、だよね。 - 160二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 17:36:22
人工守護霊の作り方ってのがあって。
普段は垂れ流しの生命エネルギーをイメージしたカタチに流し込んで、徐々に守護霊として制作者の側で守ってくれる…らしい
手段は簡単、その人の脳内で守護霊を召喚する場所・方法・呪文・姿・能力をイメージする。大事なのは繰り返す事
キヴォトス生命力強い子ばっかりだし、いけそうな気がするなあ
案外、マコトが作ったら最強=ヒナのカタチしてたりして? - 161二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 18:11:06
スタンドみたいだな
- 162二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 22:45:17
お姉ちゃんと一緒に、人面魚が住んでいるという池を見に行ったことがある。
お姉ちゃんはすぐに飽きて、恋の餌を買いに行ってしまったけれど、その間に私は見た。
先生だ。先生の顔をした、人面魚が居る。
その傍らには、私の顔をした人面魚。
二匹は仲睦まじげに寄り添って、湖底へと消えて行ってしまった。
ずっと上機嫌の私を、お姉ちゃんが不思議そうに見つめていたのを覚えている。 - 163二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 01:52:20
不気味さと微笑ましさが同居する不思議な話だ……
- 164二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 05:02:21
恋の餌ワロタ
- 165二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 07:47:50
夕暮れ時、長く伸びている先生の影に、なんとなく触れようとした
夕日が差している方向へと、曲がってよけられた。 - 166二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 15:01:37
影女かな
- 167二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 19:44:09
「あれ?キキョウはなんでへこんでるの?今日はシャーレの当番じゃなかった?」
「はい!キキョウ先輩は先生が怪奇なるものをお好みと聞き、化け猫の話をされたそうですわ!」
「化け猫?ああ、七度祟るとかいう…それで自分と重ねて語ろうとしたんだ。重たいなぁ」
「そうしたら先生から“そう言えば化け猫って、本場の中国では狸のことなんだよ”と言われたそうで!」
「…たぬき」 - 168二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 19:58:04
―D.U.シラトリ区 サンクトゥムタワー―
“リンちゃんとの約束の時間に遅れちゃった…早く行かないと”
“あ、ちょうどエレベーターが来てる。これに乗れば―”
(エレベーターが開く)
黒い服の女「こちらには乗れません」
(エレベーターが閉まる)
“……?”
―ブラックマーケット 某高級マンション―
悪徳業者ロボ「ククク…今日も大幅な黒字になったぞ。やはり仲介手数料を安くする代わりに下請けへの支払いを踏み倒す私のビジネスモデルに間違いはなかった……! さあ、今夜も帰って祝杯だ!」
(エレベーターが開く)
黒い服の女「お一人乗れますが、どうぞ」
悪徳業者ロボ「ふん、何がお一人だ。お前しか乗っていないじゃないか。言われなくても乗るさ」
(エレベーターが閉まる)
(エレベーターが落ちる音、悲鳴、衝突音、沈黙) - 169二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 20:02:03
先生を単に好いてるだけじゃなくて、善良なる者は手にかけないのが実に仕事人
- 170二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 21:56:44
ナモミハギの方は百鬼夜行に普通にいそうだからねい
- 171二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 04:16:25
今さらだけど、ここまでで合計170レスってことは百物語ならとっくに青行灯が出ててもおかしくない量の怪異譚が集まってるんだな
- 172二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 05:09:26
まぁ〆まではもう少しあるしな
きさらぎ駅を救う為にシュポガキたちと武装列車で突入する先生を想像する余地はある - 173二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 08:18:23
先生と一緒に歩いていると、時どき変な雨に降られることがある。
まだ生きている沢山の魚とか、この辺りでは見かけない色鮮やかな蛙とか。
渡り鳥とかが口の中に含んでたのを落としたんだよって、先生は言っていた。
…けれど「!(何かに注意)」の標識が大量に降ってきたのは、今でもどんな説明が付くかわからない。 - 174二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 15:25:24
サオリ姉さん、またナイフ隠した?
知らない?本当に?何に使うのかって…いいでしょ、なんだって。
多いのよ、最近…使おうとした途端に刃物が見当たらなくなって、どうでもよくなると見つかるの。
テレビのリモコンとか、ふと見当たらなくなるって話は聞くけど、ホント迷惑な話…。
…先生と知り合ってからじゃないかって?言われてみればそうかも。
あ、あった…ねえ、サオリ姉さん。絶対にここに、ナイフなんか無かったよね?
…もう、使わないよ。先生を思い浮かべたら、気が削がれちゃったから。 - 175二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 15:46:39
ファフロツキーズか
- 176二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 15:58:22
- 177二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 16:00:03
- 178二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 16:29:47
- 179二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 23:28:12
同系統のカシマさんとかいるから、平気平気(震え声)
- 180二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 23:55:39
"...ん?非通知か、しかも公衆電話...?"
『...あのさぁ、こうしてわざわざ言うのも
どうかと思うんだけどね...僕に電話する
キヴォトスの生徒が多すぎるんだけど?
しかも聞く事がほぼ君に関する事だし...』
"ああ...通りで最近生徒からのプレゼントの
内容が、私が好きなものばっかりな訳だ"
『こっちも怪異として矜持はあるけどさぁ...
思わせぶりな態度、取りすぎじゃない?』
"ぜ、善処します..." - 181二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 01:00:39
夕方になると現れる、頭が拡声器になってるバケモノのウワサあったじゃん。
この前あたし、見ちゃったかも知れないんだよね……。
新しい遊具を設置してる最中の公園で──レッドウィンターの子とレスバしてた。
「そんな脅し、レッドウィンターじゃ挨拶にもならないぞ」って言われて、すごすごって帰っていってさ。
怖いよね、レッドウィンター工務部。 - 182二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 05:50:32
怪異に素で勝つなw
- 183二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 07:56:34
「先生はマイナーなおばけにも詳しいそうですね。例えば“まっかっかさん”とか」
“ああ、赤いレインコートの男の子だね。ひどいことはしないように頼んでいるけど、赤い物を持っておく方がいいよ”
「U先生とか」
“腕ちぎりのことだね。歌が好きなだけで子供好きだから、きっとうまくやっていけると思うな”
「……インフェルノとか」
“蜘蛛と一体化しちゃった元用務員さんだね。シャーレの掃除も時どきお願いしているよ”
「……イグアナばあさん!」
“ごめん、その人?は知らない” - 184二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 09:06:32
- 185二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 09:22:14
- 186二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 12:24:56
アリス、人間もどきのウワサって知ってる?
普通の生徒には何も変わらずロボットとか獣人の市民に見えてるんだけど
一部の特別な感覚を持つ生徒には、まるで特撮番組の宇宙人みたいに見えるんだって。
先生がキヴォトスに来てから増えてるらしいけど、時どき悪戯する以外は無害だから安心してね?
なになに──『お前は誰ですか』?『モモイは今日、ミドリと人面魚を見に行ってます』?
──流石は無名の神々の王女。 - 187二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 20:01:47
さっき通り過ぎたはずのセリナが、元来た方向からやって来るのが、もう五回ほど続いている。
- 188二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 00:03:18
最初期で言及されてたセリナ怪異説が終盤で直接言及されようとは…w
- 189二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 05:02:41
──遠い昔、私はあの“黒い死”と戦った。
誰もが苦しみ、祈りながら死んでいく世界で、少しでも平穏を供したいと願っていた。
けれど、あの日……救ったはずの命に値段が付けられた。
当然だ、生き延びてしまったからには食事も居る、衣服も居る、家も居る…金がかかる。
ネズミたちを根こそぎした果てに、街の住人は「子供は大人を産めない」と判断し、切り捨てた。
だから私は、あの子たちを引き連れてあの街を……ハーメルンを離れたのだ。
…今、こうしてあの子たちの子孫が、透き通るような青い春を謳歌している。
先生、どうか子供たちが犠牲になるようなことが無いように…私の祈り子たちを、お願いします。 - 190二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 09:12:21
ハーメルンの笛吹き男?
- 191二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 18:11:46
多分そうだけど、もしかしてキヴォトスの始まりに関わってるようなこと言ってる?
- 192二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 23:53:34
しかし、改めて「怪異」って一口に言っても、とんでもないバリエーションがあるんだな…
- 193二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 05:09:13
「パヒャヒャヒャッ!やられっぱなしで済んでたまるかー!」
「逆襲だー!復讐だー!リベンジだー!」
──先行する「猿夢の電車」が引く幻想のレールをドリフト爆走しながら、巨大な列車砲が弾丸を撒き散らす。
橘姉妹の傍らで、目を閉じ列車砲に触れている“先生”を愛する「何か」の加護だろう。
砲弾は正確にシュロによって狂わされた怪異の群れに着弾し、列車砲と並走する首なし騎士やターボ婆に拘束されていく。
死神、軍神、魔神、怪神…“先生”の深奥を愛す者たちを覗いてしまったせいで生まれた、シュロの怪談の綻び。
救い出された恩義もあり、協力を申し出た橘姉妹と共に“先生”とナグサは『怪書・異能物怪録』の世界へ乗り込んでいた。
「先生、あれ…!」
ナグサの指さす先、無数の「鬼」が組み合わさった怪奇で有機的な建造物が見える。
「友誼を結んだ怪異がいきなり牙を剥く怪談」へと変えられてしまった、異界駅──きさらぎ駅。
その影響を受けてナグサを拒絶してしまった七稜アヤメも、あの名状しがたい場所にいるはずだ。
“──大丈夫、帰ろう”
生徒たちにかけるのと同じ、何処までも優しい声音と共に、“先生”たちは鬼の駅舎と化したきさらぎ駅へ突撃し──。 - 194二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 07:02:35
- 195二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 08:14:43
- 196二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 08:28:31
一番の怪異は先生という……
- 197二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 12:50:17
先生の深奥、もしかして「友達の友達」だったりして。都市伝説の定番主人公にして噂話の拡散装置。
- 198二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 12:53:39
「友達の友達」が、恐怖へと時に反転する神秘に寄り添い守る為にやってきた…ってこと!?
- 199二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 12:54:08
200なら全員成仏
- 200二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 12:57:44
「大分と怪談の数が超過しているな、先生。
>>199の言う通り、全員連れていっても構わないんだが…私もなんだかんだと、良き結末は好きでね。
今回は君と、その生徒の奮戦に目を瞑り、この世界を去ることにしよう。
怪を語れば、怪に至る──ゆめゆめ青い行燈の光を気軽に見ぬようにすることだ。
では、良い夢を、先生──」