- 1二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 14:57:55
- 2二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 14:58:44
小説版で化けるな
- 3二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 14:58:46
メタナイトはゲヘナ気質だった?
- 4二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 14:59:07
それはもしや空崎ヒナでは?
- 5二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 14:59:42
戦艦作って逆襲するのが!?
- 6二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 14:59:47
- 7二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:00:04
戦艦建造にエンジニア部が絡んでそう…
- 8二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:00:55
この世界の風紀委員会、本編以上に強そう
- 9二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:01:17
堕落に満ちたゲヘナ
- 10二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:01:58
低所恐怖症でいつも他の人より一段高いところにいるヒナ
自分のフィギュアが勝手に作られていたと聞いて「いよいよ私もレア物か……」ととても嬉しそうなヒナ - 11二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:03:00
・ダークヒナ
空崎ヒナの暗黒面から生まれたもう一人のヒナ
オリジナルと比べて上着の裾がボロボロだったり顔に大きな傷が刻まれていたりと、その荒んだ姿は色彩の嚮導者に従っていたとあるテラーを想起させる
なお先生への愛情は一切変わらないどころかオリジナル以上な為、しょっちゅうシャーレに入り浸っては当番の子達やオリジナルをピキらせている - 12二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:04:59
チナツ「小鳥遊ホシノは戦艦底部を進行中。」
アコ「手薄なところですね…しかし風が強い…」
イブキ「さむーい。」
チナツ「たかいですね。」
イオリ「ちょっとこわい。」
アコ「………あなた達。」 - 13二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:05:23
バル艦長役は誰が…?
- 14二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:06:07
そしてオリジナルに比べて、自信過剰で煽り魔でコーヒーをよく飲む
- 15二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:06:17
- 16二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:06:34
…アコ?
- 17二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:06:41
自然と混ざってるイブキ…
- 18二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:09:34
「機は熟したわ…いまこそ、私達の力を見せるとき…!」
「だらくに満ちたゲヘナ…いやキヴォトスを、この手で変えてみせる…!」 - 19二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:10:05
「もっともっと痛めつけないと(アコを拷問しながら)」
- 20二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:26:44
このレスは削除されています
- 21二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:27:25
- 22二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:29:16
- 23二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:30:25
翼と角のトリニティとゲヘナの特徴を持った(こじつけ)最強の戦士が出てきそう
- 24二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:32:33
ギャラクティック・テラー
かつて、一人の生徒がいた
その生徒はあまりにも優秀で、強く、そしてーーどうしようもない程に孤独だった
優秀過ぎた才能は誰も並び立つ事ができず
優れた頭脳は何人にも理解し合えず
万能で天才で超人だった彼女は、先生でさえも持て余さずにいられなかった
永きに渡って封印されていたキヴォトス最強の生徒
その力が今、解き放たれるーー!
- 25二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:32:43
- 26二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:36:35
だらくに満ちた・・?
- 27二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:38:42
私は小鳥遊ホシのカービィみたいにはなれない…
- 28二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 15:57:56
パフェ食べてる時にハスミと鉢合わせしてそう
- 29二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 16:00:45
- 30二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 16:47:39
- 31二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 17:02:00
脅威のゲヘナ率
- 32二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 17:12:30
- 33二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 17:14:05
- 34二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 19:18:40
ブラボー、ブラボー…流石ホシノカービィ
よく、あの邪魔な行政官…七神リンを追い落とす役に立ってくれましたねェ?
おぉ…ついにやりましたよ…
これぞキヴォトス全ての権力を担う、連邦生徒会長の座!
そうです!狙いは最初からこの立場だったんですよ!
な~んて顔してるんです?
じゃあ全部教えてあげますよ
つまりこんな感じか
- 35二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 01:06:39
このレスは削除されています
- 36二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 01:07:57
- 37二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 01:09:03
- 38二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 01:12:56
- 39二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 01:16:26
- 40二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 03:24:58
- 41二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 09:01:12
「エレガント!」とか「オー!マイ!ガー!」とか言うナルシストヒナ!?
- 42二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 09:33:02
隠れ甘党だったり低所恐怖症だったりキモいくらいナルシストだったり属性の渋滞起こしてるよなメタナイト…
- 43二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 09:36:17
滅相な。私はマコト議長の忠実な下僕DEATH☆(マコトを崖に蹴り落とす)
- 44二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 12:32:56
漫画ごとにキャラが切り替わるからしゃーない
- 45二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 14:09:07
カービィとデデデは長年連れ添ってるから、ある程度性格は固定されるんだけど
メタナイトは割と後になってレギュラーになったから、それまで色々と不明な点が多いキャラだったからね - 46二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 15:04:08
戦艦は万魔殿の予算横領して作ってそう
- 47二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 22:29:00
弱肉強食が基本の世界だしな…
- 48二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 10:27:54
保守
- 49二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 10:35:49
- 50二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 11:00:48
スレ画をよく見たら申し訳ない程度にギャラクシア置いてあって草
- 51二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 11:46:34
- 52二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 14:17:05
きょうのおやつは ふんわりあまい
イチゴがのった ショートケーキ
さあ いただきま・・・
あれれれ
いままさに たべようとしていた
ケーキが きえてしまいました
だいじな だいじな あまい あまい
イチゴのショートケーキ・・・
きっとくいしんぼうのキキキ大王(マコト)のしわざにちがいありません - 53二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 15:43:14
- 54二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 15:54:57
- 55二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 20:52:32
バルフレイヒナ
何かが たえ、その しんぱんの日に どこからか
飛らいする、極楽の夢見鳥。キヴォトス最強と 言われる
白き風紀委員長が もたらした、長年の 生命のさけびに
共めいし、黄泉からの委員長となって こうりんする。
れきしの闇に ほうむられた、決して戦う はずの無い
アノそんざいとの、夢の対決の・・・ まくあけだっ!! - 56二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 21:43:06
怒りに任せてキキキ万魔城に突入したホシノカービィ
立ち塞がるゲヘナルディ(一般ゲヘナ生徒)を蹴散らし、とうとう玉座の間(執務室)に辿り着いた!
「キキキッ、何の用だホシノカービィ。他校生である貴様がこの乱暴狼藉…さてはアビドスからの宣戦布告と受け取って構わんのかな?」
「うへ~、何だっていいよ。そんな事より私から奪ったショートケーキの落とし前、つけさせてもらうからね」
「…………は?しょーと、けーき?」
「うへ~、いっくよ~!」
「ちょちょちょ、ちょっと待て!何かとんでもない誤解が」
この後、混乱するキキキ大王(マコト)を一方的に叩きのめしたホシノカービィ
が、当然冤罪であるキキキがケーキの事など知る筈もなく
怒ったキキキの命令であわれホシノカービィは虎丸の主砲で撃ち出されてしまうのでした…
はてさて、彼女の運命やいかに
- 57二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 00:10:54
ここだと、ドロッチェ団は便利屋68になってそう
ドロッチェもアルも根は良い奴だしね
んで暗黒物質に飲み込まれめて、ダークアルになってごんぶとレーザーとかぶっ放すんだ - 58二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 00:13:23
- 59二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 00:20:43
- 60二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 00:26:05
ホシノ「…そういう訳には、いかないんだよね。」
チナツ「た、小鳥遊ホシノがやってきました!まっすぐこちらに飛んできます!」
イブキ「大変なことなのー?」
イオリ「大変どころじゃない!こんなところでジャマされたくないよ!」
アコ「うーん…ヒナ委員長、いかがします?」
ヒナ「甲板付近のものは戦闘準備!他のものは離陸にそなえて!」
[SFC] 星のカービィ スーパーデラックス - 戦艦ハルバード:甲板 ハルバート外部 (メタナイトの逆襲 BGM)
- 61二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 00:36:53
- 62二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 00:46:22
- 63二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 00:52:02
- 64二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 00:57:08
- 65二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 01:07:03
- 66二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 01:18:09
ホシノ「あれぇー…ここどこ?」
チナツ「小鳥遊ホシノがダクトを進んでいます。」
アコ「こ、今度は何をする気です?」
イブキ「道に迷ったのかな?」
アコ「…いいことを思いつきました。ふふ。」
アコ「準備はいいですね?」
チナツ「…本当にやるんですか?」
イオリ「ア、アコちゃん。きっと後悔するよ?」
アコ「良いのです!小鳥遊ホシノを倒すのは、今しかありません!!」
「2どめの正直!アヴァンギャルドロブスター発進っ!」
アコ「良いですね!ドンドンいきなさい!」
チナツ「あぁ…戦艦がこわれていく…」
アコ「こまかいことは気にしないで!さぁガンガンいきなさい!」
ホシノ「こういう時は…コレの出番ってね!とりゃ!」
チナツ「あぁ!アヴァンギャルドロブスターのレーダーが潰されました!!」
アコ「ペ、ぺぺぺ、ペイント弾!?」
イオリ「だめだ!右も左もわかんないみたい!!」
アコ「せっかくの作戦がぁ!悔しい悔しい悔しいぃ!」
ヒナ「こんなアコ、はじめて見たわ…。」
- 67二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 01:23:42
私のドレス?う~む、いよいよ私もレア物ね……
- 68二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 01:27:51
このレスは削除されています
- 69二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 01:30:16
イオリ「ロ、ロブスターの爆発で、右ウィングがこわれたぁ!!」
アコ「ふ、ふ~ん、左右が壊れてちょうど良いですっ。」
ヒナ「………」
アコ「申し訳ありません…。」
チナツ「小鳥遊ホシノは、外壁をつたって戦艦底部に向かうようです。」
イオリ「あれっ!?ホシノがレーダーから消えた!」
アコ「見失ったんですか!?早急に探してください!」
ヒナ「雲の中にまぎれたようね…。まぁ、そのうち出てくるわ。」
チナツ「見つけました。小鳥遊ホシノは戦艦底部を進行中。」
アコ「手薄なところですね。それにしても風が強い…。」
イブキ「さむーい。」
チナツ「たかいですね。」
イオリ「ちょっとこわい。」
アコ「………あなた達。」
ホシノ「うへぇ〜!寒いし高いしちょっと怖いよぉ〜。…ん、何この部屋?」
イオリ「あああぁぁ!私のへそくりがあぁぁぁ!」
アコ「イオリ!戦艦の中にそんなものをためこんでいたんですか!!」
イブキ「(…へそくりって何ー?)」
- 70二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 01:33:33
- 71二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 01:44:40
チナツ「小鳥遊ホシノがリアクターに向かっています!」
イオリ「動力がなくなったら、こんどこそアウトだよ!」
アコ「心配しないでください。リアクターは小鳥遊ホシノのどんな攻撃も受け付けません!たとえロケットランチャーだろうとミサイルだろうとです!」
イブキ「反射レーザーがリアクターに当たらなければムテキだね!」
アコ「しぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!イブキちゃんしぃぃ!」
ホシノ「よーし、リアクターを破壊したよー。後は風紀委員長ちゃんのとこに…あれ?」
フウカ「なんで私ここにいるの…なんで巻き込まれたの…なんで…なんで…」
ホシノ「もしもーし、大丈夫かーい?」
フウカ「なんで私って毎回…」
ホシノ「…ちゃんと脱出するんだよ?」
チナツ「リアクターを破壊されました!」
イオリ「動力の特殊エンジンが穴から抜けてく!積んであったバイクやスクーターのロックも解除されちゃった!」
イブキ「バイクがいっぱーい!」
アコ「なにをしているのですかー!」
- 72二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 01:52:21
チナツ「各部の機能が低下しています!第3、第5エンジン停止!」
イオリ「もうぼろぼろだ!すぐにおちるよぉ!」
ヒナ「(……限界、ね。)」
「クルー全員に告げるわ。至急本艦より脱出して!!」
アコ「そ、そうです!この艦はもうだめです!だ、脱出を!」
アコ「い、委員長!逃げましょう!」
ヒナ「私は逃げないわ。」
一同「「「!?」」」
ヒナ「あなた達が逃げる番よ。」
チナツ「…いえ、最後までおつき合いさせていただきます。」
イオリ「そうですよ!あの小鳥遊ホシノをぎゃふんといわせて、それからみんなで逃げましょう!」
アコ「わ、私も、精一杯頑張ります!だから!!」
ヒナ「……………………。」
「…死に損ないとしか言いようがないわ。忠告はしたわよ。後は勝手にして。」
「(…ごめんなさい。)」
- 73二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 01:59:03
- 74二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 02:08:30
ヒナ「……くぅ…!」
ホシノ「…終わりだよ。風紀委員長ちゃん。」
ヒナ「……くっ!」
ホシノ「あ、待って!うわーっ!」
ホシノ「うへぇ!?うーん…落ちちゃった。」
「さーてと…どうやって脱出しよう。」
???「こっち!こっちです!」
ホシノ「うへ?あれ、さっきの。」
フウカ「先程はありがとうございます!スクーターの後ろに乗ってください!」
ホシノ「おー、スクーターで脱出かぁ。良いねぇ。ありがと!」
ホシノ「よーし、そろそろ…ッ!?」
フウカ「どうかしましたか?……ぇ。」
ヒナ「逃がさないわよ…!!」
フウカ「ふ、風紀委員長の空崎ヒナさん!?」
ホシノ「…その羽、飛べたんだ。」
ヒナ「ッ!!!」
ホシノ「…まずい、急いで逃げて!!」
フウカ「は、はいぃ!!」
- 75二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 02:17:04
ホシノ「おぉー!ナイス着地!」
フウカ「はぁ…はぁ…はぁ…」
ホシノ「いやー、ありがとうねぇ、本当。」
フウカ「い、いえ…助けてもらいましたから。」
ホシノ「…ハルバードが沈んでいく。」
フウカ「あの風紀委員長は、脱出できたでしょうか。」
ホシノ「できたんじゃない?あの子かなり強いからね〜。」
フウカ「ですね。」
ホシノ「はぁー疲れたー。ねぇフウカちゃん、ついでにアビドスまで送ってってよ。」
フウカ「えぇ!?」
ホシノ「お願いだよぉ。ラーメン奢るからぁ。」
フウカ「はぁ…まぁ良いですよ。」
ホシノ「お〜ありがと〜!」
- 76二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 02:18:36
このレスは削除されています
- 77二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 08:48:21
- 78二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 09:32:38
まさかフウカがウィリーポジとは
でも割と違和感ないのはこの手の巻き込まれに慣れてるからか… - 79二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 12:24:45
- 80二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 13:45:44
うーん…ツノとか?頻繁に生え変わるとかで
- 81二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 14:48:23
各作品のラスボスをカービィに置き換えてみた。正直こじつけ
デデデ=マコト
ナイトメア=プレ先
ダークマター=黒服
マルク=シュロ
ゼロ・酸素=ケセド
ダークマインド=ゴルコンダ・デカルコマニー
ドロシア=マキ? ワイルドハントに適役がいそう
セクトニア=ベアトリーチェ
ダーククラフター=マエストロ
星の夢=ホド
しいたけ=別世界ヒナ
エフィリス=ペロロジラ - 82二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 15:38:37
酸素って誰だと思ったらあいつか、ゼロツーか
- 83二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 20:10:22
ダークヒナに襲われた結果、小鳥遊ホシノはなんと四人に分裂してしまった!
なお内訳は下記の通り
・小鳥遊ホシノ(喜):いつものホシノおじさん。見た目も性格も現在のおじさんに一番近い
・小鳥遊ホシノ(怒):見た目は荒んでた頃の一年生おじさん。当たりも性格もきついが、根っこの部分では他三人の事を大事に思ってる
・小鳥遊ホシノ(哀):ポニテおじさん。性格はシロコと出会った頃のそれに近く、常にどこか深い影が差している。
・小鳥遊ホシノ(楽):見た目はホシノ(喜)と同じ。だがまさかの水着スタイルである。見た目はこんなだが戦闘力的には(喜)と並んで高い。ホシノ(怒)は解せなかった
ちなみに全員同じショットガンと盾持ちである - 84二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 20:57:17
- 85二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 21:49:55
元ネタからして弱体化とは程遠い結果だったからね、仕方ないね
- 86二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 21:52:25
暫定ハルバードにヒナフェイスが正面にくるのか……
- 87二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 21:53:36
- 88二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 21:55:40
SDキャラのヒナフェイスを正面に持ってきた戦艦かあ……自尊心激しすぎん?
- 89二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 21:57:26
ヒナを仮面女にして先生を色違いヒナにするという手もあるぞ
- 90二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 21:59:21
- 91二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 23:04:23
- 92二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 23:58:21
ホシノカービィ ―鏡の大騒動―
ここは呆れかえる程平和…ではないけども。
まあそれなりに今は平和が保たれてるアビドス学区。
おや?あんなところに小鳥遊ホシノがいます。
ホシノ「うへ~昨日は夜更かししちゃったから眠いよ~」
どうやら学校に向かっている途中みたいです。
欠伸をしながら学校を目指すホシノ。
――そんな彼女を、遠くから見つめる謎の影がありました。
??「……」
謎の影は、手元の銃を構えるとホシノに狙いを定め
次の瞬間。躊躇なくその引き金を引き絞りました。
銃声と共に放たれた弾は、狙い過たずホシノの頭へと飛び――
ホシノ「…流石にそれは露骨すぎじゃないかな?」
??「ッ!?」 - 93二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 23:58:36
- 94二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 23:58:54
先生“みんな、おはよう。…あれ?まだホシノは来ていないの?”
シロコ「ん。おはよう先生」
セリカ「おはよ」
ノノミ「おはようございます~」
アヤネ「おはようございます先生。はい、ホシノ先輩は遅れてるみたいで…」
先生“何かあったのかな”
シロコ「ん、多分どこかで道草食ってるだけじゃないかな」
セリカ「いや、それは…あるの?」
ノノミ「まあホシノ先輩ですから」
アヤネ「一応モモトークで連絡してみたんですけど、返信どころか既読も付かなくて…」
(ガラガラ)
ホシノ「うへ~、皆遅くなってごめんね~」
先生“あ、ホシノ!”
ノノミ「噂をすれば、ですね~」
セリカ「なんだ、心配して損した」
シロコ「ん。心配、してたの?」
セリカ「べ!べべ、別にホシノ先輩が攫われたんじゃないかとか!そんな事考えてた訳じゃないですから!」
アヤネ「そこまでは言ってませんけど……ホシノ先輩、どうして入ってこないんです?」
ホシノ「うへ、いや実はね…」
- 95二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 23:59:32
???「ちょっと、何まごついてるんですか。早く入って下さいよ」
???「うへ~、気持ちは分からないでもないけど。そうやって立ち往生されててもどうしようもないんじゃないかなぁ」
???「そうそう。こういう時は当たって砕けろ!だよ」
ホシノ以外全員「「「「“……えっ?”」」」」
ホシノ「う~ん、それもそうか。じゃあ皆、失礼するね」
ホシノ「あと。絶対に驚くと思うけど、まずは落ち着いておじさん『達』の説明を聞いてほしいな」
(ガラガラ)
目つきが悪く、ショートカットのホシノ「まったく。部室に入るくらいで何まごついてるんですか」
ポニーテールで、どこか影を纏うホシノ「まあまあ、まさかこんな事になるなんて思わないし仕方ないじゃん」
水着姿のホシノ「うーん、こうして見ると『私』がいっぱいいるのって本当にシュールだねぇ」
ホシノ以外全員(絶句)
いつものホシノ「うへ…まあ、やっぱり驚くよね。普通」
いつものホシノ「見ての通りだよ皆、それと先生」
いつものホシノ「私――いや今は『私たち』か。小鳥遊ホシノは四人になっちゃった☆」
ホシノ以外全員「「「「“…………”」」」」
ホシノ以外全員「「「「“えええええーっ!!?”」」」」
- 96二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 00:00:45
- 97二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 01:01:55
- 98二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 01:12:37
おー!良いねー!
- 99二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 01:30:50
巡航ミサイル降ってきた時にどじょう掬い踊り始める方のヒナやん
- 100二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 05:45:19
ホシノに家に住み着かれ、勝手に友達を招き入れられたりする柴大将
- 101二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 11:30:32
機械に侵略され単身戦うも洗脳改造されヒナナイトボーグになってしまうがなおヒナ強さ知ってる勢からはヒナ本来の戦い型してないので弱くなってる…言われる始末
- 102二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 16:58:44
強化量産ヒナナイトボーグ
ヒナナイトボーグのデータを もとにして
作られた、セキュリティマシンの量産型。
最新ぎじゅつにより かなり強化 されている。
もしも 実用化された場合、カンパニーの
戦力は ひやくてきに こう上するであろう。 - 103二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 17:12:00
- 104二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 17:14:51
ヒナがホシノのストーカーになっちまうー!
- 105二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 17:18:19
アトラ・ハシース攻略戦のために万魔殿から横領した予算で密かに建造していた「戦艦ヒナバード」を提供してくれるヒナ
- 106二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 17:33:56
- 107二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 17:38:34
プロローグの段階で撃墜されてれば最終決戦に参戦してイベント戦闘が始まるまで戦ってくれるから…
- 108二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 21:07:49
- 109二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 00:25:11
- 110二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 00:25:59
セリカ「その…あなた、本当にホシノ先輩、なの?」
一年ホシノ「だからそう言ってるじゃないですか。何か文句でも?(ぎろり)」
セリカ「い、いや!そういうわけじゃ、ないけど…(この子怖すぎない!?本当にホシノ先輩なの!?)」
ノノミ「そのお姿の先輩、懐かしいです」
シロコ「ん、確かに。まさかまた見れる日が来るなんて」
ポニテホシノ「う~ん、私の知ってるノノミちゃんやシロコちゃんと比べると奇妙な感じだね」
アヤネ「そ、その…ホシノ先輩?どうして水着姿に?(やや赤面しながら)」
水着ホシノ「それが、気が付いたらこの姿だったんだよねぇ。おじさんも驚いちゃったよ」
先生“なんだろう、これ…“
ノーマルホシノ「うへ~、我ながら何とも壮観な光景だねぇ」
先生“その…えっと。いつものホシノ、でいいのかな?”
ノーマルホシノ「うん。多分だけど、おじさんが一番いつものおじさんに近いと思うよ」
先生“そ、そう。じゃあ聞くけど、どうしてこんな事に?”
ノーマルホシノ「それが皆目、おじさんにも分からないんだよ。気が付いたらこうなってたとしか言いようがないといいますか」
先生“そうなんだ…”
ノーマルホシノ「強いて理由を上げるとすれば。登校中にいきなり襲われて、しかも後ろから撃たれた後にこうなってたから、かなぁ?」 - 111二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 00:26:21
先生“大事件じゃないか!!”
セリカ「う、撃たれたって誰に!?どこを!」
シロコ「ん。今すぐ報復に行く(ジャキン)」
ノノミ「――やはり復讐ですか。私も同行しましょう」
アヤネ「落ち着いてください二人とも!それより早く病院、に……あれでも、撃たれた後がない?」
ノーマルホシノ「うへ、早とちりさせてごめんね。確かに撃たれたは撃たれたんだけど、別に怪我とかはしてないんだ」
一年ホシノ「私たちも、気づいた時には地面に転がってて、目の前にこの三人がいた事しか知りません」
ポニテホシノ「それで周囲を見回ったんだけど、その頃にはとっくに襲撃者ちゃんもどっかに消えててね」
水着ホシノ「とりあえず一旦学校に行こう、それで先生にでも相談しようってなったんだよ」
先生“そうだったんだ…”
セリカ「と、とりあえず。痛い所とか今すぐ治療しなきゃいけないとかはないんですね?」
一年ホシノ「ええ。というか、そうなってたら病院に行ってますよ。とっくに」
シロコ「ん、でもやっぱり心配。とりあえず脱いで、傷がないか確かめる(救急箱を持つ)」
ノノミ「そうですね、万が一という事もありますし!」
ポニテホシノ「うへ~、目が怖いよ二人とも」
アヤネ「でも、その襲撃者というのは一体…」
水着ホシノ「それがよく見えなかったんだよね。なんかモヤみたいなのに覆われてたし、けどあの声は…」
??「――クックック、どうやらお困りのようですね。皆さん?」
- 112二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 00:26:40
先生“こ、この声は…!?”
一年ホシノ(無言でショットガンを手に取る)
ポニテホシノ(シロコとノノミを背後に庇う)
水着ホシノ(声のした方向にショットガンを構える)
(いつの間に入ってきたのか。部室の入り口には黒服が立っていた)
ノーマルホシノ「…何の用、黒服」
黒服「クックック、相変わらずつれない対応ですね。暁のホル――」
ノーマルホシノ「黙れ。それ以上余計な事口走ったらスラッグ弾ぶち込むよ」
黒服「ククッ、怖い怖い」
先生“何の用だい、黒服”
ノーマルホシノ「先生!?ダメ、私たちの後ろに――」
先生“大丈夫。それにその気ならとっくにそうしてる。そうだろう、黒服”
黒服「…やれやれ、よくお分かりのようで」
セリカ「あいつ…!確かホシノ先輩に手を出そうとしてたっていう…!?」
シロコ「……ッ!」
ノノミ「セリカちゃん、シロコちゃん。抑えて下さい。アヤネちゃんも」
アヤネ「ノノミ先輩!?」
セリカ「けどっ!」
ノノミ「今は、先生に任せた方がいいと思います」
シロコ「…ん。分かった」
セリカ「シロコ先輩まで!」
シロコ「大丈夫、何かあったらすぐ止める。いいよね、ノノミ?」
ノノミ「もちろん。――私も、そのつもりですから」
- 113二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 00:27:04
黒服「何とも物騒な空気ですね。仕方ありません、手早く用事を済ませるとしましょうか」
先生“用事って?”
黒服「あなたも気になっている事ですよ、先生。小鳥遊ホシノをそんな姿に変えた何者かの情報、それをお伝えに来ましてね」
ノーマルホシノ「――ッ!?」
先生“何故それを?いや、そもそもどうしてわざわざ教えに来た?”
黒服「言ったでしょう、『ずっと見ている』と。我々(ゲマトリア)は全てを観ています。全てを、ね」
黒服「それと、教えに来た理由も単純です。『そちらの方がより面白そうな結果を観察できそうだから』。ただそれだけですよ」
先生“…やっぱり、あなたの事は好きになれそうもないね”
黒服「ククッ、私としてはあなたを気に入っているのですが…まあ、仕方ありませんね」
黒服「さて、肝心の情報ですが。――ゲヘナ学園に向かいなさい、先生。そこにあなた方の求めている人物はいます」
先生“ゲヘナに?何故”
黒服「それは行けば分かる、とだけ言っておきましょう。では、私はこの辺で。そろそろ、そちらのお嬢さん方の我慢も限界のようですしね……クックック!」
- 114二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 00:27:24
(入ってきた時同様、音もなく黒服が姿を消す)
(ホシノ、そしてシロコ達はしばらく警戒していたが――やがて完全に気配が消えた事を察すると、静かに構えを解いた)
セリカ「なんだったのよ、あいつ…」
アヤネ「ゲヘナに行け、と言ってましたね」
シロコ「ん、罠かもしれない」
ノノミ「そうですね…。ホシノ先輩と先生はどう思いますか?」
先生“正直、黒服の事は信用できない。でも”
ノノミ「でも?」
先生“ただの悪ふざけだけで、嘘八百を伝えに来るような暇人でもないとは思ってるよ。それに――”
先生“水着のホシノ。さっき言いかけてた事だけど、もしかして襲撃者に心当たりがあるんじゃないかな?”
セリカ・アヤネ・シロコ・ノノミ「「「「――ッ!」」」」
水着ホシノ「……」
一年ホシノ「……っ」
ポニテホシノ「――」
- 115二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 00:27:41
- 116二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 00:28:13
- 117二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 01:00:57
- 118二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 01:20:06
- 119二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 08:23:40
いいねぇ 最高だ
- 120二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 19:35:33
- 121二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 20:03:15
元ネタからすると10人に分けてもホシノに敗北する運命にあるネクロディアスカワイソス
- 122二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 22:51:56
- 123二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:19:20
- 124二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:20:42
ポニテホシノ「と、いうわけで。やってきたよーゲヘナ学園」 ドガガガガ!
一年ホシノ「誰に向かって言ってるんですか…」 バリバリバリ!
(突然の黒服来訪からしばらく後)
(先生とホシノ『達』はゲヘナ学区の入り口に来ていた)
先生“けどよかったのかな。シロコ達を置いてきちゃって”
ノーマルホシノ「言ったでしょ、先生。『これは私たちの問題だから』って」
水着ホシノ「元をただせばおじさんの油断が招いた事態だからねぇ。後輩ちゃん達をあんまり巻き込みたくなかったのさ」
先生“それは――けど” チュドーン!ボガーン!
一年ホシノ「何ですか。私たちだけじゃ戦力的に不安だとでも?」 バババババ!
先生”い、いや。そういう訳じゃ”
ポニテホシノ「ま、学校を空にしていくわけにもいかなかったからねぇ。それに一人だけならともかく今回はおじさん四人、自分でも言うのもなんだけどこれなら滅多な事じゃ負けないでしょ」
水着ホシノ「そうそう。先生は泥船に乗った気分でいれば大丈夫だよ~」
一年ホシノ「それを言うなら大船です、大船」
先生“みんな…わかった、私もホシノを信じるよ。ごめんね」 バンバンバン!
ノーマルホシノ「うんうん、わかればよろしい」 チュンチュンチュイン!
先生“ところで。さっきからずっと気になってたんだけど”
ノーマルホシノ「うん。おじさんも気になってる事があった」
一年ホシノ「奇遇ですね、私もです」
ポニテホシノ「うへ~、同感だよ」
水着ホシノ「実はおじさんもなんだ」
- 125二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:21:11
ドガガガガ!バリバリバリ!チュドォオオオン!!
コロセー!コロセー!
グワーッ!ヤラレター!
エイセイヘイ、エイセイヘイハドコダー!!
テキノセンシャヲカクニン!ダメダ!
一同『なんか今日のゲヘナ、いつもより荒れてない?』
先生“いやどう考えてもおかしい。なんかもう世紀末みたいになってるんだけど!?”
ノーマルホシノ「うへ、ゲヘナは荒れてる方だと聞いてるけどこれは荒れ過ぎだよ~」
一年ホシノ「学区全体を吹き飛ばす勢いで暴れ回ってますね…。風紀委員は何やってるんですか」
ポニテホシノ「うーん。これはもう風紀委員がいてどうこうのレベルじゃないと思うなぁ」
水着ホシノ「ていうかさ、あそこで暴れ回ってるのも風紀委員の子達じゃない?」
ゲヘナ風紀委員A「ヒャッハー!私たちは自由だ―!」
ゲヘナ風紀委員B「委員長のお許しが出たぞ!優等生も不良も、気に食わない奴らは全員粛清してやるー!!」
ゲヘナ暴走風紀委員AB「「ヒャッハー!!」」
先生“こ、これは…”
ノーマルホシノ「どういう事情かは知らないけど、完全に末期だねこりゃ」
一年ホシノ「とりあえず、あそこで暴れてる奴らしばいて問い詰めましょうか。委員長云々とほざいてましたし、何か知ってるかもしれません」
ポニテ&水着ホシノ「「さんせー」」
先生“ほ、程々にね?”
- 126二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:21:49
ドカ!バキ!ゴス!
(あっという間にしばかれて制圧されるゲヘナ暴走風紀委員AB)
ノーマルホシノ「よしよし、大人しくなった」
水着ホシノ「やっぱりおじさんが四人もいると早いねぇ」
ゲヘナ暴走風紀委員A「うう…」
ゲヘナ暴走風紀委員B「お、お前らどこの連中だ。ゲヘナの奴らじゃないな」
一年ホシノ「通りすがりのアビドス生ですよ。それより、あなた達に聞きたい事があります」
ポニテホシノ「痛めつけちゃってごめんね~。正直に答えてくれたらすぐ解放してあげるから」
ゲヘナ暴走風紀委員A「聞きたい事だと?ふざけるな、誰がお前ら弱小校の言う事なんか」
一年ホシノ「あ“?(ショットガンを威圧的にリロードする)」
ゲヘナ暴走風紀委員A「ひいっ!?」
先生“まあまあ、一年生のホシノ。暴力はよくないよ。…怖がらせてごめんね、何があったのか教えてくれないかな?”
ゲヘナ暴走風紀委員A「あ、あなたはシャーレの先生!?」
先生“あ、私の事知ってるんだ。じゃあ話が早い、今のゲヘナがどうなってるのか教えてくれないかい?”
ゲヘナ暴走風紀委員A「そ、それは」
???「いたぞ、あそこだ!」
ノーマルホシノ「うへ?」
先生“今の声は――”
イオリ「大人しくしろ、この不届き者共め――って先生(ヘンタイ)? それに、小鳥遊ホシノがいっぱい!?」
先生”今聞き捨てならない呼ばれ方したんだけど、気のせいかな?“
一年ホシノ「誰かと思えば、こいつらの指揮官様じゃないですか。何です、今更重役出勤で?」
イオリ「な、なんだと!」
水着ホシノ「こらこら、喧嘩腰はいかんよー。もう一人のおじさんがごめんね、この頃のおじさんはちょっと荒んでたんだ」
イオリ「あ、そうなんだ…。じゃなくて!なんであんたは水着なの!?」
ポニテホシノ「うへっ、やっぱりツッコまれちゃった」
先生“まあ、ここへ来る途中も散々見られまくったからね”
- 127二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:22:16
イオリ「おい先生!海辺とかならまだしも、こんな街中で生徒に水着姿を強要するとかどういう神経してるんだ!」
先生“いやその、これにはやむを得ない事情というのがあってだね”
イオリ「ほほう。それは私の足を舐めた事より深刻なものなんだろうな?もしそうじゃなかったら今ここで逮捕――」
ドガアアアアン!
先生“っ!”
ノーマルホシノ「うへ、今の爆発は近いね」
イオリ「ええい、おちおち話もしてられない…!とりあえず先生、それと小鳥遊ホシノ…達?ついてきて!一旦、近くの拠点へ避難する!」
ポニテホシノ「りょうか~い」
水着ホシノ「うへ~、爆発に巻き込まれるのはごめんだよ~」
一年ホシノ「行きますよ、先生。…それと、さっきあの褐色肌が言ってた足舐め云々については後で詳しく聞かせてもらいますから。そのつもりで」
先生“アッハイ”
(イオリに連れられる形で、近くの風紀委員会拠点に移動した先生とホシノ達)
(そこは、負傷したゲヘナ風紀委員の生徒たちでごった返していた)
先生“これは…ひどいな…”
ノーマルホシノ「うへ~、まるで野戦病院みたいだよ」
イオリ「みたい、どころか正しくそうだよ。何しろ今朝からずっと、ゲヘナ中で戦いまわってたからね」
先生“ゲヘナ中でって、学区全体があんな風になってるって事!?”
イオリ「…恥ずかしながら、ね」
水着ホシノ「――何があったのか。いや、何が起こってるのか聞かせてもらってもいいかな?」
イオリ「あ、ああ(だからなんでこいつは水着なんだ?)。あれは今朝早くの事――」
- 128二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:22:57
(イオリによると、事の発端は今朝早くに行われたヒナの宣言だったという)
(ヒナ?「――知っての通り、私たちゲヘナ風紀委員会はこれまでゲヘナの治安維持・改善に尽力し、活動してきたわ」)
(ヒナ?「だけど効果は全く見られなかった。何故か?」)
(ヒナ?「ゲヘナの長たるパンデモニウム・ソサエティーが無能だったから?それはあるでしょう」)
(ヒナ?「私たちの努力不足?それもあるでしょう」)
(ヒナ?「だけど、一番の問題はそれらじゃない。そう、本当の問題は――『最強』の欠如」)
(ヒナ?「我々ゲヘナ風紀委員会はここに宣言します。これより我ら風紀委員はゲヘナ学区全土を統一し、ゲヘナの全勢力を支配下に置くと」)
(ヒナ?「我々に恭順するならよし、さもなくばゲヘナの土に還るまで徹底的に叩き潰す」)
(ヒナ?「それらが嫌だというのなら、今すぐ此処を去りなさい。…最も。此処で散々暴れ散らかしてきたあなた達を受け入れてくれる、稀有な学校があればの話だけれど」)
(ヒナ?「さあ、賽は投げられたわ。――戦うか、平伏するか選びなさい。地獄の悪童たち!」)
先生“ゲヘナでそんな事が…”
イオリ「ヒナ委員長の宣言後、ゲヘナのほぼ全土が争乱状態に陥った…。ここぞばかりに蜂起する者、戦いを恐れ避難しようとする者、ヒナ委員長に真意を問いただそうとする者。私たち風紀委員は、二手に分かれて事態の収拾に当たってたんだけど」
ノーマルホシノ「状況は芳しくない、というわけだね」
イオリ「ああ…。見ての通り、今やゲヘナ風紀委員会でまともに戦える戦力は私を含め数える程しか残っていない。武器弾薬も、そろそろ底を尽きかけてる。このままじゃゲヘナ学区はもう…」
先生“二手?そういえば、アコとチナツは?”
イオリ「アコちゃんとチナツは、ヒナ委員長へ直談判に向かった。『何としてでも思い直してもらう』って言ってたけど、それっきり音信不通だ」
- 129二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:23:30
一年ホシノ「生徒会の方はどうなってるんです?腐ってもゲヘナトップ組織でしょう、この事態に何かしら手を打っていないんですか」
イオリ「…あの生徒会長が、当てになると思うか?」
先生&ホシノ一同『それは…』
イオリ「まあ半分は冗談だ。一応、事態発生からしばらくは連絡を取り合っていたんだがな…。それもアコちゃん達と同様に途絶えてしまった。あっちもあっちで追い詰められているのか、それとももう――いや、何でもない」
イオリ「現状のヤバさはよくわかっただろう?悪い事は言わない、先生たちも今すぐ退避した方がいい」
先生“イオリ達はどうするの?”
イオリ「残った戦力をかき集めて、風紀委員会本部に戻る。もう私たちだけで鎮圧は不可能だ。何としてもヒナ委員長を説得して正気に戻さないと――」
先生“そっか。じゃあ、私たちも一緒についていくよ”
イオリ「ああ。先生も一緒に……はあ!?」
ノーマルホシノ「あ、気づいちゃった」
一年ホシノ「チッ、そのまま流してくれれば楽だったのに」
イオリ「な、何を考えてるんだバカ!散々説明しただろ、ゲヘナはもうおしまいだって!いくらシャーレの先生でもここまで拗れた事態を元に戻すだなんてできっこない!」
先生“かもしれないね”
イオリ「だったら!なんでそんな無茶な事」
先生“そんなの、決まっているじゃないか”
先生“これが大人のやるべき事だから、だよ”
- 130二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:23:58
イオリ「…………ッ!!」
先生“気が付くのが遅れてごめんね、イオリ。でももう大丈夫、私たちが何とかするから”
ノーマルホシノ「うへ~先生、それは反則だよ~」
一年ホシノ「……(じとーっ)」
ポニテホシノ「でも、これでこそ先生だよねぇ」
水着ホシノ「うんうん。おじさんが好きになった先生はこういう人だよ」
イオリ「……適当な事、言ってるんじゃないだろうな」
先生“生徒の前で無責任な事は言わないよ”
イオリ「本当に、この状況を何とかできると?」
先生“イオリ達も手伝ってくれたらね”
イオリ「……失敗したら、許さないからな」
先生“大丈夫、きっと何とかするよ。ね、みんな?”
ノーマルホシノ「うへ~、プレッシャー半端ないな~」
一年ホシノ「…この生徒たらし」
ポニテホシノ「でも、ま。頼られちゃったからには、やるしかないよね」
水着ホシノ「久々に、おじさん達本気だそっか」
先生“ほらね。じゃあ、行こうかイオリ。――皆の居場所(ゲヘナ)を守る為に”
イオリ「――ああ!ああっ、やってやるよ先生っ!!」
(かくして。ゲヘナ風紀委員会本部へと向かうイオリと先生、そしてホシノ達)
(本部で待つ者とは――?)
イオリ「ところで先生。今更だけどなんで小鳥遊ホシノが四人もいるんだ?」
先生“うーん。それを説明すると長くなるというか、何というか”
- 131二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:24:34
(イオリ達風紀委員会残存戦力と協力し、どうにか風紀委員会本部にまで辿り着いた一行)
(その最奥部にて、ついに先生たちはヒナ?と対峙した!)
ヒナ?「――ごきげんよう、先生。それに他所の生徒さん達。今日はどういったご用件かしら」
先生“……”
(執務椅子に座るヒナの姿は、いつもと変わらないものだった)
(純白の髪、頭上に浮かぶヘイロー、そして風紀委員会の制服と上着)
(どこをとっても、先生たちがよく知る『空崎ヒナ』のそれ)
(だが――)
先生“聞きたい事は二つ。まず一つ目は――どうして、こんな事を?”
ヒナ?「どうして、ね。そんなもの、決まっているじゃない。この堕落に満ちたゲヘナを正しい在り方に戻す為よ」
先生“正しいって、具体的には?”
ヒナ?「もちろん――合理的な弱肉強食。すなわち、強者による絶対的な統制とそれに伴う秩序の施行よ」
先生“……”
ヒナ?「ゲヘナには、『柱』が欠けていた。パンデモニウム・ソサエティーは奔放で無責任、今までの風紀委員会は杓子定規なだけで決定打というものがなかった。それ以外の組織については言うまでもない…」
ヒナ?「だから。私の手で、私たち風紀委員会がゲヘナの全てを制圧し、正しく支配する。そうすればゲヘナ学園は生まれ変わる。自由と混沌なんてふざけた校風も、消えて無くなる事でしょう」
ヒナ?「今はまだ道の途中、まだまだ犠牲は増えるでしょうけど…他校にとっても、連邦生徒会とシャーレにとっても。何より、先生にとっても最終的にはこれが最適解ではなくて?」
先生“いいや。まったくそうは思わない”
イオリ(い、言い切った。言い切ったよ先生…?)
ノーマルホシノ(うへ~、そりゃ先生ならそう言うよ。何ならおじさん達だって同じ事思ったし)
一年ホシノ(勝手にひとくくりにしないでください)
水着ホシノ(あれ?じゃあ一年ちゃんは違うの?)
一年ホシノ(違わ、ないですけど…ていうか、その呼び方やめろ!)
- 132二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:25:00
ヒナ?「――どうして?私のやり方が実現すれば、ゲヘナ関連の揉め事は格段に減るのよ?」
ヒナ?「多忙な先生の業務、その一部でも軽くさせられるかもしれない。それでも拒むというの?」
先生“うーん。確かに魅力的ではあるけど、それが生徒たちを犠牲にして得られるものなら何の意味もないかな”
ヒナ?「その生徒たちは、あなたに面倒事を齎してばかりだというのに?」
先生“子どもは大人に面倒をかけさせるものだよ。まあ、限度というのはあるけれど”
ヒナ?「…あなたにとっては、これまでのゲヘナの方がよっぽど大事だと?」
先生“少なくとも。子ども達のやりたい事を無理やり押さえつけて黙らせるやり方が正しいなんて、私には思えないな”
ヒナ?「そう。それがあなたの考えという訳ね、先生」
イオリ「――もうやめよう、ヒナ委員長!」
ヒナ?「……」
イオリ「こんなやり方、委員長らしくないよ!アコちゃんやチナツだって止めに来てたんでしょう!?なのに、どうして」
ヒナ?「私らしくない、ね。く、くくく……」
イオリ「っ!?」
先生“…さっきの続きだけど。もう一つ、質問いいかな”
ヒナ?「何?」
先生“――単刀直入に聞くよ。君は、誰?”
- 133二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:25:30
イオリ「……は?先生、何を、言って」
ノーマルホシノ「…うへ~」
一年ホシノ「(無言でショットガンに手を伸ばす)」
ポニテホシノ「(目を細め、盾を構える)」
水着ホシノ「(笑みが消え、いつでも動き出せる態勢を整える)」
ヒナ?「何を言っているの、先生。私は空崎」
先生“違うよね。少なくとも、彼女はこんな乱暴なやり方を良しとする子じゃない”
先生“それに、気づいてなかった?”
ヒナ?「何を――」
先生“私はここに来て、君と会ってから一度も君を『ヒナ』だなんて呼んでなかったよ”
ヒナ?「――――」
??「く、くくく」
??「くくく、くくくくく」
ヒナを名乗る何者か「くくく、あはは、あーはっはっは!」
イオリ「い、委員長!?」
ノーマルホシノ「下がって。あれは空崎ヒナじゃない」
一年ホシノ「ようやく化けの皮が剥がれた、といったところですかね」
ヒナを名乗る何者か「なんて事…最初からバレバレだったなんて。とんだ屈辱もいいところだわ、先生」
先生“もう一度聞くよ。君は、何者?”
ヒナを名乗る何者か「いいでしょう。もう、『この姿』である必要もないし、『私』の姿を見せてあげる」
- 134二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:26:10
(ヒナを名乗る何者か、その全身がどこからか湧き上がったモヤに包まれる)
(モヤはあっという間に晴れ、そこに立っていたのは――)
???「私は、空崎ヒナの闇から生まれた者」
(右目に刻まれた深い傷跡、ボロボロの上着、灰色にくすんだ長髪)
???「魔鏡が生んだ怪異であり、限りなく本物に近い偽者(フェイク)」
(そして――その手に携える、色違いの『終幕:デストロイヤー』)
ダークヒナ「我が名はダークヒナ。ゲヘナ風紀委員会の新たなる長にして、このゲヘナ全ての王と成る女よ」
先生“ダークヒナ…!”
ノーマルホシノ「うへ~。偽者だろうとは思ってたけど、とんでもないのが出てきたね」
ダークヒナ「まったく…全部終わった後に明かすつもりでいたのに。愉しみを台無しにするなんて、悪い人だわ先生」
先生“ヒナを、どこに”
イオリ「お前――ヒナ委員長をどうした!委員長に何をした!」
(ダークヒナに銃口を向け、躊躇なく攻撃するイオリ)
(だが。弾は当たる直前で全て撃ち落された)
- 135二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:26:38
イオリ「何っ!?」
ダークヒナ「いけない子ね、イオリ。上司に向かって銃を向けるなんて、とんだ規則違反者だわ」
ノーマルホシノ「よく言うよ。その上司に今の今まで成りすましてた癖に」
ダークヒナ「小鳥遊ホシノ…。まさかあれで生きていたなんてね。てっきり、急所を撃ち抜いたつもりだったのだけれど」
ノーマルホシノ「おじさんを舐めてもらっちゃ困るね。あの程度、アビドスじゃ挨拶にもならないよ?」
ダークヒナ「そう。なら今度は全身蜂の巣になるまで撃ちまくってあげる」
先生“…ダークヒナ、と言ったね。ヒナを、どこにやったの”
ダークヒナ「ふふ、怖い顔。…いいわ、教えてあげる。本物の空崎ヒナならここよ」
(ダークヒナが執務机の傍らに立てかけてあったモノの傍に近寄る)
(それを覆っていた布を掴み、勢いよく引き剥がす!)
(そこから出てきたのは――)
先生“あれは――鏡?というか、姿見?”
イオリ「あの、鏡は…!」
先生“何か知ってるの?イオリ”
イオリ「昨日、アコちゃんが持ってきた鏡だ。何でも執務室によく似合う掘り出し物だって。でもどうしてあれを…?」
ノーマルホシノ「先生!イオリちゃん!あの鏡、よく見て!」
(ホシノに指摘されるがまま、鏡の中に目を凝らす先生とイオリ)
(すると、鏡の中で何事か叫んでいるヒナの姿が浮かび上がった!)
- 136二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:27:42
イオリ「ヒナ委員長!」
先生“ヒナ!”
ダークヒナ「驚いた?見ての通り、本物の『空崎ヒナ』は閉じ込めてやったの。内側からじゃどうやっても破れない牢獄にね」
イオリ「お前!!」
先生“落ち着いて、イオリ。…閉じ込めたって、どういう事”
ダークヒナ「言葉通りの意味よ。私はこの鏡、いえ魔鏡から生まれた存在。魔鏡に映った生命の暗黒面を再現し、そしてその対象と入れ替わる事で顕現する者。今回は、この空崎ヒナとかいう生徒を取り込ませてもらったわ」
先生“魔鏡…。さっき言ってた怪異云々といい、その鏡が元凶って事?”
ダークヒナ「ええ。それと、付け加えて言えばこの魔鏡に取り込めるモノは何も一人じゃないの」
先生“何だって?”
(鏡の中で、また別の人物たちが浮かび上がる)
(羽沼マコト、棗イロハ、丹花イブキ。パンデモニウム・ソサエティーの主要メンバー三人の姿がそこにあった)
先生“マコト、イロハ、イブキ!?そんな、君たちまで!”
ノーマルイロハ「うへ~、思ってた以上にヤバすぎるよ~」
イオリ「連絡がつかないと思ってたら、既に取り込まれてたのか…!まさか!アコちゃん達も!?」
ダークヒナ「ああ、それについては安心して頂戴。彼女たちなら、『そこ』にいるわ」
(ダークヒナが指を鳴らす)
(すると、いつの間に忍び寄ってきたのか。背後からアコとチナツガ襲い掛かってきた!)
- 137二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:28:03
イオリ「危ない、先生!」
先生“イオリ!?”
(間一髪、イオリが割って入る)
(だがその衝撃で、イオリはアコ・チナツ共々先生たちから引き剥がされてしまった)
先生“イオリ!今助けに”
イオリ「こっちはいい!それより、ヒナ委員長たちを頼む!」
先生“だけど!”
イオリ「…恥を忍んで頼む!ゲヘナを、ヒナ委員長を救ってくれ!先生、小鳥遊ホシノ!!」
先生“――!わかった!”
ノーマルホシノ「うへ~、そこまで言われちゃ断れないね」
一年ホシノ「ま、断るつもりもありませんでしたけど。やっとこれで落とし前をつけさせられます」
ポニテホシノ「うんうん、借りはちゃんと返しておかなきゃね」
水着ホシノ「他校とはいえ後輩ちゃんの頼みだもの。ここで応えなきゃ上級生の名がすたるってものだよ」
(一斉に戦闘態勢へ移るホシノ達)
(その姿を悠然と見下ろすダークヒナ)
ダークヒナ「――来なさい、小鳥遊ホシノ。手始めに、あなた達を蹂躙してあげる」
- 138二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:28:53
(ダークヒナの力は、想定を超えていた)
(ホシノ四人がかりの攻撃を容易くいなし、受け流す)
(反撃の銃火はすさまじく、ホシノ達はあっけなく蹴散らされてしまった)
ノーマルホシノ「う、へ…つよすぎ、る…」
一年ホシノ「こんな…はずじゃ…」
ポニテホシノ「うそ、でしょ…まるで、はがたたない、なんて…」
水着ホシノ「せん、せい…だめ…にげ、て…」
先生“ホシノ!みんな!”
イオリ「なんだと…!?くっ、そこをどいて!アコちゃん、チナツ!」
アコ「違反者は…排除する…」
チナツ「抵抗は…無意味…」
ダークヒナ「無駄よイオリ。その二人は既に洗脳済み。そこで一生、親友たちと戯れてなさい」
ダークヒナ「さて、と」
(ダークヒナが先生に近づく)
(一瞬逃げ出そうとした先生だったが、倒れ伏すホシノの姿が目に映り立ち止まってしまう)
(と。その途中、倒れていたノーマルホシノがダークヒナの足を掴んだ)
ダークヒナ「……」
ノーマルホシノ「いかせ…ない、よ…」
(ダークヒナは侮蔑的に見下していたが、次の瞬間ノーマルホシノの顔面を蹴飛ばした)
(なす術もなく地面を転がるノーマルホシノ)
- 139二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:29:42
先生“ホシノ!!”
ダークヒナ「あら。よそ見してる場合?」
(先生に急接近し、そのまま押し倒すダークヒナ)
(ちょうどダークヒナが覆いかぶさる格好となり、舌なめずりしながらダークヒナは先生を見下ろす)
先生“ひ、ヒナ?いやダークヒナ、何を?”
ダークヒナ「ふふふ…この時を待っていたわ、先生」
(直後、ダークヒナは先生に口づけをした!!)
ズッギュウウウウウン!!
イオリ「な!ななな、何をしてるんだ二人ともーっ!!?」
ノーマルホシノ「――――――――は?(鼻血を流しながら、呆然と二人を見つめる)」
一年ホシノ「なに、を(呆然と、目の前の光景を見つめている)」
ポニテホシノ「(痛みも忘れ、目の前の光景に見入る)」
水着ホシノ「(頭の中で、何かが砕け散る音がした)」
鏡の中のヒナ(赤面しながらかつてない程に錯乱中)
鏡の中のマコト(↑のヒナに、混乱しながら掴みかかっている→そしてぶっ飛ばされる)
鏡の中のイロハ(イブキの両目を必死に覆い隠しつつ、ヒナに向けて何事か喚いている)
鏡の中のイブキ(寸前でイロハに抑えられた為、何が起こってるのか分かっていない)
ダークヒナ「んっ…ふうっ…良い味だったわ、先生?」
先生“だーく、ひな、さん?いま、なにを”
ダークヒナ「何って、マーキングに決まってるじゃない。先生、あなたを私のモノにするっていうね」
先生“……ひゃい?”
ダークヒナ「ふふふふふ…見られながらヤる、というのはいいものね。オリジナルにはここまでの度胸はなかったみたいだけど、私は違うわ。ねっとりじっくりしっぽりたんまりと――愉しみましょう?せ・ん・せ・い?」
- 140二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:30:22
先生“――――”
(解説しよう!)
(ダークヒナは本人も言った通り、空崎ヒナの暗黒面――すなわち、日頃隠してる欲求不満をも具現化させた存在である!)
(本人であれば鉄の理性と良心が邪魔して踏み越えられない一線も、彼女にとっては横断歩道に等しい!)
(つまり――今の先生は、飢えた狼の前に放り出された生肉も同然!であった!!)
先生“い、イヤァアアア!お助け―!!”
ダークヒナ「…流石にその反応は傷つくのだけれど。まあいいわ、どうせもう邪魔する存在も――!?」
(背後より飛んできた盾がダークヒナを掠める!)
(そのまま標的を見失った盾は前方で戦っていたアコとチナツに激突し――勢いあまって、イオリ共々吹き飛ばした!)
イオリ「ぐふぇっ!?」
先生“い、イオリー!?な、何が起こって”
(瞬間、先生は凍りついた)
(目の前に映ったのは、かつてない程総身から憤怒を放つ四人の生徒)
(傷の痛みも、肉体的な疲労も損耗も意に介さず、ただただ激情に突き動かされるまま立ち上がった四人)
(その気迫は、ダークヒナをして一瞬確かに怯ませる程のものだった)
- 141二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:30:54
ノーマルホシノ「お前、ライン超えたな」
一年ホシノ「潰す。骨も灰も、塵さえも残さない」
ポニテホシノ「先生、先に謝っておくね。――ここから先、加減できない」
水着ホシノ「うへ、皆分かってるよね?」
ホシノ一同「「「「全身全霊で叩き潰す!!」」」」
ダークヒナ「な、何よ。さっきまで私に圧されていた奴らが何を生意気に」
ノーマルホシノ「言葉、ちゃんと選びなよ」
ダークヒナ「っ!?」
ノーマルホシノ「今わの際だよ?」
(…そこから先、何があったのか。何が起きたのか)
(残念ながら、当時立ち会っていた者たちはほとんどが気絶していたか恐怖のあまり記憶を失くしたかで、詳細は残されていない)
(ただ一つ、明らかなのは)
(ダークヒナの命運は、この瞬間をもって尽きたという事である――)
ダークヒナ「そ、んな…ばか、な…この、わたしが…」
ノーマルホシノ「じゃあね、偽者さん。そのまま二度と蘇らなくていいよ」
(トドメとばかりに、ダークヒナの額にスラッグ弾を叩き込むノーマルホシノ)
(直後、着弾と同時にダークヒナの身体は砕け散り、跡形もなく霧散した)
先生“倒した、の…?”
ノーマルホシノ「うん。多分…いや確実にやったね。間違いな――っ!?」
- 142二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:31:30
(その時。ドグン!とノーマルホシノの身体を衝撃が貫いた)
(否、ノーマルだけではない。一年も、ポニテも、水着ホシノも全て、同じ衝撃が襲っていた)
先生“ホシノ!?どうし――!”
(ホシノ達の身体から、キラキラと光の粒子が立ち上る)
先生“これは…!?”
ノーマルホシノ「…うへ~。どうやら、時間切れみたいだね」
先生“時間、切れ?”
一年ホシノ「元凶を倒したんです。こうなる可能性も予想はしてましたが…」
ポニテホシノ「それにしたって早すぎるよ~。まだシロコちゃん達とも満足に話せてないのにさ」
水着ホシノ「まあでも、しょうがないよ。元々これが不自然な状態だったんだからさ」
先生“…そうか。元に戻るんだね、ホシノ”
ノーマルホシノ「これはこれで面白かったけどねぇ。でもま、仕方ないか」
一年ホシノ「短い付き合いではありましたが、まあそれなりに楽しかったとだけ言っておきます」
ポニテホシノ「最後まで素直じゃないなぁ、昔の私は」
水着ホシノ「うーん、昔のおじさんってこんな頑固だったっけ?」
一年ホシノ「んなっ!誰が頑固ですか、誰が!大体、水着の私はともかくポニテの私はそんなに時間経ってないでしょうが!!」
先生“あはは…”
一年ホシノ「そこ!笑わない!」
ノーマルホシノ「まあまあ、落ち着きなよ昔の私。…こうやって落ち着かせるのも、これで最後なんだねぇ」
先生“ホシノ…”
ノーマルホシノ「そうだ!せっかくだし、最後は『あの言葉』で締めようか、私!」
一年ホシノ「あの言葉?」
ポニテホシノ「…あー。何となくわかったかも」
水着ホシノ「うん、おじさんも。じゃ、いっせーので言おっか」
一年ホシノ「え、ちょ、ま。ああもう!」
- 143二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:32:18
ホシノ一同「「「「――私たちを、よろしくお願いします。先生」」」」
先生“――――っ。ああ、約束する”
先生“今までも、これからも。君は、いや君たちは。私の大切な生徒だよ”
(最高の笑顔を浮かべ、ホシノ達が光に包まれる)
(光が消え、そこに立っていたのは)
???「うへ~。ただいま、っていうのもおかしいかな」
小鳥遊ホシノ「小鳥遊ホシノ、見ての通り元に戻りました。先生」
先生“…ああ。おかえりなさい、ホシノ”
(その時。沈黙を保っていた姿見――魔鏡がブルブルと震え出す)
(何事かと二人が身構えた直後、鏡の中から一斉にヒナ達が飛び出した!)
先生“うわっ!?ひ、ヒナ!それにマコト達も!”
ホシノ「ありゃ、びっくりした。…もしかして、ダークヒナを倒したから出られた、とか?」
先生“ええと…大丈夫、かい?ヒナ、それに万魔殿のみんな”
(何が起こったのか分からず、ぱちくりと瞬きするヒナ達)
(が。先生を認識した次の瞬間、ヒナの顔が再び真っ赤に染まった)
- 144二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:33:04
先生“ひ、ヒナ!?どうしたの、顔が赤いよ!?”
ヒナ「――――て」
先生“え?”
ヒナ「忘れて…!今日あった事、先生の身に起きた事、それからあの偽者が言ってた事も!全部、全部全部全部全部ぜんぶ!!忘れてぇええええ!!(終幕:デストロイヤーを構える)」
先生“ちょおっ!?”
ホシノ「うへっ、こりゃヤバい!逃げるよ先生!」
ヒナ「うわぁあああああん!!」
マコト「おいヒナァ!貴様、風紀委員長でありながら先生に対しなんて真似を――どわぁああああ!?(目の前を過ぎ去る弾丸を間一髪で避ける)」
イロハ「…こりゃダメですね。イブキ、巻き込まれない内に避難しますよ。風紀委員長に関しては落ち着いてからじっくり詰めましょう(そそくさ)」
イブキ「ねーイロハ先輩、何があったのー?結局何も見えなかったんだけど―」
イロハ「イブキ、世の中には知らなくていい事もたくさんあるんです。今日あった事はその一つですよ」
マコト「ちょっ、まっ!ヒナ、本当に待て!待って!?あとイロハ、見捨てるなぁあああ!!」
イオリ「う、うーん…あれ一体何がどうなって(目の前の惨状を見る)」
アコ「う、うう…わ、私は一体何を…。ヒナ委員長と対面してから記憶が」
チナツ「わ、私もです。イオリ、何があったんですか?というか、この状況は何ですか…?」
イオリ「あーうん。説明すると長くなるというか、とりあえずこれを何とかしようというか…」
(それから一晩中、風紀委員会本部から銃声が途絶える事はなかった)
(その後どうにか宥め落ち着かせたヒナと、ボロボロになりながらもどうにか助かったマコトによる風紀委員会・万魔殿合同鎮圧作戦が実行)
(ゲヘナは再び普段通りの日常を取り戻し、ギリギリのところで崩壊を免れたのであった…)
- 145二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:33:23
- 146二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:34:19
- 147二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 00:59:08
- 148二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 02:28:31
- 149二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 09:15:14
- 150二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 12:16:52
皆様、ありがとうございます
ついでにこちらはちょっとしたおまけ
―時系列>138、魔鏡内―
イブキ「先生、せんせぇっ!(目の前の硝子を必死で叩いている)」
マコト「クソッ!ここから出せ!出せェ!!」
イロハ「どうにかならないんですか風紀委員長!あれはあなたの一部なんでしょう!?」
ヒナ「私だって、どうにかできるのならしてる!でもダメ…何をやっても、ここから出られない…!」
イロハ「ヒナ…」
マコト「ええい!しょげてる場合か!何としてでもここから、だっしゅつ、を――?」
イロハ「マコト先輩?どうしたんで…」
ヒナ「…?」
(マコト・イロハ・ヒナの三人がほぼ同時に正面の異変に気付く)
(そこには>139で口づけする寸前のダークヒナが!!)
ヒナ「#$%&!!??!?!?(ショックのあまりバグる)」
マコト「なななななぁッ!?ひひひ、ヒナァ!!貴様、先生に何の真似ぶへぁ!(ヒナに掴みかかろうとしてぶっ飛ばされる)」
イロハ「イブキ、見ちゃいけません!!(咄嗟にイブキの目を覆い隠す)」
イブキ「わっ!?なになに、どうしたのー!?何も見えないよー!」
イロハ「見ちゃいけません見なくていいです見てはいけません!ちょっと風紀委員長、何のつもりですか何の真似ですかどういう事か説明しなさいいやしろ!!」
ヒナ「し、知らない!私じゃないあんなの私なんかじゃないぃいいい!!」
イブキ「ねーなんなのー!?」
マコト「……(ピクッピクッ)」
(この後。ダークヒナが消えて解放されるまでずっと揉み合い続けていた一同であった)
- 151二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 14:16:43
あーあーもう地獄だよこれ
- 152二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 19:01:04
照れ隠しで吹っ飛ばされるマコトに笑ったわ
- 153二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 21:10:48
『タッチ!ホシノ!』
突如現れた色彩の魔女によりキヴォトスが絵画の世界に変えられてしまった!
魔女に立ち向かった先生と小鳥遊ホシノだったが、返り討ちに遭い先生は絵筆に、ホシノは首だけの姿に変えられてしまう!
ホシノ「うへ~、これじゃ本当に手も足も出ないよ~……先生?」
なんと絵筆になっても動くことができた先生
先生とホシノは協力し、キヴォトスを元に戻すべく旅に出るのであった…
イメージとしては某ゆっくり饅頭のような姿になったホシノと、魔法の絵筆に変えられた先生で進むタッチアクションゲーム
道中で同じく首だけにされたヒナやマコト、イロハたちと協力し色彩の魔女を打倒しに行くという感じです - 154二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 00:42:25
このレスは削除されています
- 155二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 00:53:45
ホシノカービィ スーパーデラックス
ー銀河にねがいをー
〇がつ×にち 太陽と月が大ゲンカ。 昼も夜もメチャクチャ・・・。
ホシノ「うへ〜…太陽と月がケンカすることなんてあるんだねぇ。」
ヒナ「そんな簡単に受け入れて良いのかしら…。」
ホシノ「ところで、なんで風紀委員長ちゃんがいるの?」
ヒナ「こんなメチャクチャな今が、流石に怖いみたいで…暴れる奴らもすっかり怯えて出てこないの。」
ホシノ「うへ、珍しいね。…ということは。」
ヒナ「そう、暇。」
ホシノ「そんなこともありえるんだねぇ〜。ま、うちも…」
セリカ「え!?今日は営業中止するからバイトは良い!?いやそれは…!ちょっと!もぉー!」
ノノミ「セリカちゃん、大丈夫ですか?」
アヤネ「うーん…キヴォトス中どこも混乱に陥ってるみたいですね…。」
シロコ「ん、今なら銀行襲える。」
先生"シロコ。"
シロコ「ん…。」シュン
ホシノ「あんな感じになっちゃってるんだ。」
ヒナ「大変ね、あなたも。」 - 156二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 01:00:01
このレスは削除されています
- 157二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 01:01:19
- 158二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 01:15:22
- 159二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 01:17:43
シュロ「実はですねぇ、手前…お月さまとおてんとさまを仲直りさせる手段に、心当たりがあるんですよ。」
ヒナ「何ですって…!?」
ホシノ「……。」
シュロ「『ノヴァ』におねがいするんですよ…!」
ヒナ「ノヴァ?」
シュロ「どんな願いも叶えてくれる、銀河に浮かぶ大彗星ですよぉ。」
ヒナ「銀河…宇宙…!?」
シュロ「おっとぉ!ただでなんとかなるほど甘くはないですよぉ?」
「ノヴァを呼ぶには、 近くの星をむすんで、力をあつめなきゃいけません!」
「おそらく、果てしない旅になるでしょう。しかし、こんなことを頼めるのは…何度もこのキヴォトスを…いや世界を救った…小鳥遊ホシノ、手前さんしかいない。」
ホシノ「どうしてそんなことを知ってるの?私達、それに連邦生徒会だって知らないような情報を。」
シュロ「そこはおいおい。まぁ1つ言えることはぁ…手前もこの地が危機に陥っている状況を見過ごせない…ただそれだけですよ。」
ホシノ・ヒナ「「……。」」
シュロ「ではでは、お願いいたします。このキヴォトスの皆皆様が待っているのです! …頼みましたよ?」
ヒナ「ま、待ちなさい!……風のように去っていった。」 - 160二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 01:26:45
ヒナ「…どう思う?小鳥遊ホシノ。」
ホシノ「怪しすぎるねぇ。」
ヒナ「そうね。」
ホシノ「でも、」
ヒナ「でも…?」
ホシノ「言ってることは本当だと思うなぁ。なんとなくだけどね。」
ヒナ「…そうね。キヴォトスが消えかねない状況を嫌う人なんて、そうそういるもんじゃないでしょうし。」
ホシノ「そういうこと。んじゃ、ミレニアムに行こう。宇宙に行って、ノヴァを呼び出さなきゃね。」
ヒナ「私も行くの?」
ホシノ「当たり前だよ〜。後輩ちゃん達は混乱してるし、先生は先生で事態を治めるのに精一杯だしね。」
ヒナ「…はぁ、分かった。」
ホシノ「よーし、良いヘルパーが出来ておじさん嬉しいよぉ。」
ヒナ「ヘ、ヘルパー…?とにかく、ミレニアムで宇宙船なり調達しましょうか。」
ホシノ「賛成〜、宇宙服もね!」 - 161二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 01:36:59
こうして、ホシノとヒナ…最強タッグによるキヴォトス救出劇が始まった。
そしてホシノ達は、様々な星々を巡ることになる…!(ダイジェストでいきます。)
『草花の星 フロリア』
ヒナ「すごい…ちょっと行くだけで気候が変わる…。宇宙は広いわね。」
ホシノ「うへぇ〜!ちょっと行くだけで日差しが強くなるし、ちょっと行くだけで雪が降るよぉ〜…!」
『水の星 アクアリス』
ホシノ「いやぁ、持ってきておいて良かったねぇ。水着。」
ヒナ「そこら中水だらけね…酸素ボンベはある?」
ホシノ「……あ。」
ヒナ「……はぁ。頑張っていきましょうか。」
『大空の星 スカイハイ』
ホシノ「それにしても、草木がないのに酸素があるなんて不思議だよねぇ。」
ヒナ「これも宇宙の神秘…ということなのかし、らっ!!???」ズボッ!
ホシノ「大丈夫!?風紀委員長ちゃん!ほら、せーの!」
ヒナ「………肝が冷えたわ。」 - 162二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 01:45:48
『灼熱の星 ホットビート』
ホシノ「あつい…あつくてひからびそう…うごいてないのにあついよぉー…!」
ヒナ「なら早くこの星から出るため、急ぎましょう。」
ホシノ「うへー!風紀委員長ちゃんの鬼ー悪魔ー逆襲失敗ー!」
ヒナ「小鳥遊ホシノ…!!」
『洞穴の星 ケビオス』
ホシノ「暗いよぉ〜!」
ヒナ「…反応の種類、少なくない?」
『機械の星 メックアイ』
ヒナ「すごい惑星ね…全部機械。人工惑星ということ…?」
ホシノ「どうだろうねぇ。本当に人が作ったのかな?」
『常夜の星 ハーフムーン』
ホシノ・ヒナ「「うわぁー…!」」
ヒナ「綺麗…」
ホシノ「この惑星、一番好きかもしれないね。」
ヒナ「でも、危険は多そう…気をつけないとね。」
そうしてついに、力は集まった! - 163二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 01:53:12
- 164二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 02:05:36
シュロ「あっはははははは!!上手くいきましたねぇ!!」
ヒナ「ど、どういうこと!?」
ホシノ「…ありえないと思ってた。そんな訳ないと考えていた…!キヴォトスの…私達の住む星の危機を望む人はいないはずだって…!!」
シュロ「きひひひひ!普通ならそうなんでしょう…が、手前は普通とは違うんでねぇ。手前が望むのは、滅亡!阿鼻叫喚に陥れ、不和や絶望にうちひしがれる姿を見たいのですよぉ!!」
「そう!太陽と月がケンカしたのも、手前さん方がこうして宇宙にいるのも、先程の攻撃で手前さん方が宇宙船から放り出されているのも!」
「すべては、手前の完璧な計画なのですよぉ!とにかく、キヴォトスはメチャクチャ!これで…あはっ、好き放題できるという訳ですよ!ま、許してくださいや。」
「ほっほっほっほ!おっほっほっほっほ!ほーっほっほっほっほっ!おっほっほっほっほっほ…!」 - 165二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 02:13:57
ホシノ(ッ!宇宙服の、生命維持装置が!)
ヒナ(壊された…!このまま…じゃ…!)
ホシノ(ノ……ノヴァが私達の星に向かっている…!ノヴァが星に着いたら…終わる…!)
ヒナ(そんな…嫌!そんなの嫌!!お願い…奇跡…起きて!!)
その時、不思議なことが起こった!集めた力が一つになり、スターシップという船に変わったのだ!!
ホシノ「ぷは…!風紀委員長ちゃん、大丈夫!?」
ヒナ「はぁ…はぁ…!あ、れ?宇宙服無しなのに、息ができる…。」
ホシノ「この船のおかげかな。うへ、奇跡って起きるもんなんだねぇ。」
ヒナ「…ノヴァを止めないと。」
ホシノ「うん…そしてあの子には、キツーイお仕置きをしなきゃね!」
[SFC] 星のカービィ スーパーデラックス - シューティング面 ギャラクティック・ノヴァ戦 (銀河にねがいを BGM)
- 166二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 02:28:51
バゴーン!
ヒナ「ノヴァのコアを破壊できた!」
ホシノ「これでキヴォトスは…私達の星は大丈夫だね。」
ヒナ「太陽と月が足止めをしてくれなかったら、危なかったわ…。」
ホシノ「そうだねぇ。さて、と。…決着、つけよっか。」
ホシノ・ヒナ「「シュロ…!!」」
シュロ「手前ら…まさかノヴァを止めるなんてぇ…!あんだけキレイにオチをつけて終わらせたのにも関わらず…しぶとく生き残り邪魔をするなんてぇ…!」
「あは、あはは!しかし残念かな…手前の計画はまだ終わっちゃあいないのですよ!手前が手前ら2人をここで始末すれば…手前を止める奴はいなくなる。」
「さらに残念なお知らせ!手前には銃弾なんか通用しないのですよぉ!」
「つまり…手前らは!絶対に!手前に勝つことなんか!できないんですよぉ!」
【星のカービィスーパーデラックス】VS.マルク【マルク戦BGM 10分耐久】
- 167二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 02:36:57
確かにシュロは一筋縄じゃいかない相手であった。しかし、ここにいるのは…最強と最強の夢のコンビである。全てを守るために戦うホシノカービィとヒナナイトが負ける筈がなかったのだ!
ヒナ「はっ!」
シュロ「ちぃ…!いい加減にぃ!」
ヒナ「小鳥遊ホシノ!!」
シュロ「ッ!?しまっ!」
ホシノ「…ゲームクリア、だね!」ドォン!!!
シュロ「手前らぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
[SFC] 星のカービィ スーパーデラックス - 凱旋のテーマ (銀河にねがいを BGM)
- 168二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 02:43:25
こうして、平和が訪れたのだ。
シュロがどうなったか不明だが、しばらくは大丈夫であろう。
さて、ホシノとヒナは…
ホシノ「すー…すー…うへー…♪」
ヒナ「…たまには、良いものね。」
屋上で、勝利の昼寝をしていましたとさ。
めでたしめでたし
[SFC] 星のカービィ スーパーデラックス - スタッフロール (銀河にねがいを BGM)
- 169二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 11:08:32
- 170二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 11:47:12
- 171二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 14:10:11
完結乙 相変わらず手前はマルク役が似合うなぁ
- 172二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 14:17:19
シュロソウルはどんな感じだろう
- 173二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 15:08:12
真・キヴォトス女王への道でシュロソウルとして登場するのか、キキキ(マコト)でGOではダークヒナ・リベンジは登場するのか話の方向が広がるね
- 174二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 15:48:56
キキキ大王のキキキでキンZ……
- 175二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 20:40:02
- 176二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 01:06:06
ホシノカービィ ―夢の泉の物語―
ここは呆れかえる程平和…ではないキヴォトス。
最近、この学園都市では『夢が見れない』という異変が起こっていました。
どれだけ寝ても、いつ何時寝ても、寝ている間全く夢を見れなくなってしまったのです。
ホシノ「うへ~、これはきっと夢の泉に何かあったに違いないね」
キヴォトスに存在する『夢の泉』。
遥か昔から存在するというこの泉は、キヴォトスで暮らす全ての人々の夢を司るものです。
この泉と、泉に刺さった秘宝――スターロッドがある限りキヴォトスの人々は寝てる間夢を見る事ができるのです。
そんな泉の現状を確かめるべく向かった小鳥遊ホシノ。
するとそこで見たものは――なんと!夢の泉で海水浴を楽しむ羽沼マコトがいるではありませんか!
さらに驚いた事に、泉に刺さっている筈のスターロッドも見当たりません。これは一体どうした事でしょうか?
ホシノ「うへ~!こらマコト、大事な泉でなんてことしてるのさ!」
マコト「ん?なんだ貴様。このマコト様の優雅なバカンスの邪魔をしようとはいい度胸だな?」
ホシノ「そんな事どうだっていいよ!スターロッドをどこにやったの!」
マコト「スター…?ああ、あの杖か。あれなら七つにばらして、部下共に預けさせておいたぞ」
マコト「だがな小鳥遊ホシノ。これには重大な理由が…」
なんという事でしょう。このままでは一生キヴォトスの人たちは夢を見る事ができません。
そうなってしまっては一大事。お昼寝好きなホシノにとっても他人事ではありません。
ホシノ「こうなったらその部下たちとやらを全員ぶっ飛ばして、スターロッドと夢の泉を元通りにしてやるよ~!」
マコト「あ、おい待て!まだ私の話は終わって――」
マコトが何やら喚いていますが、知った事じゃありません。
かくして一刻も早く泉を元に戻すべく、ホシノの旅と戦いが始まるのでした… - 177二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 01:07:13
このレスは削除されています
- 178二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 01:12:29
LEVEL 1:VEGETABLE VALLEY(ベジタブル バレー)
チアキ「よくぞ来ましたね、小鳥遊ホシノ!ですがスターロッドは易々と――」
ドカ!バキ!ゴス!
チアキ「や、やられた…」
ホシノ「うへ~、まあ一番最初だしこんなもんだよね」
LEVEL 2:ICECREAM ISLAND(アイスクリーム アイランド)
サツキ「チアキがやられましたか…。フッ、ですが彼女は万魔殿・風紀委員会の中でも一番の下っ端!」
ホシノ「いや、君も言うほど実力差は変わらないと思うけど?」
サツキ「だまらっしゃい!こういうのはお約束なんです!さあ覚悟なさい小鳥遊ホシノ!私の催眠術に抗う術など」
ゴス!ガス!ドンドンパン!
ホシノ「どんな術でも、かけられる前に倒しちゃえば問題ないよね」
サツキ「うう…こ、こんな筈では…(がくり)」
- 179二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 01:12:40
LEVEL 3:BUTTER BUILDING(バター ビルディング)
イブキ「やっほー!よく来たね、お姉ちゃん!」
ホシノ「うわぁ…やっぱ、いるよねぇ」
イブキ「え…。イブキと遊ぶの、そんなに嫌?」
ホシノ「いやいやいや!そんなんじゃないよ!!すっごくイブキちゃんに会いたかったし!!」
イブキ「(パアア)そうなんだ!ありがとう、ホシノ先輩!」
ホシノ(うへぇ…や、やりづらいよ~…)
LEVEL 4:GRAPE GARDEN(グレープ ガーデン)
イロハ「とうとうここまで来ましたか、小鳥遊ホシノ」
ホシノ「……」
イロハ「イブキに万魔殿の他二人、それに風紀委員がお世話になったようですね。お礼と言っては何ですが、私の全霊をもってお相手して差し上げます」
ホシノ「…うへ~。そりゃ、有難いというか身に余る光栄というか」
イロハ「ああ、社交辞令は結構ですよ。――どうせすぐに、この超無敵鉄甲スーパーウルトラハイパーアルティメットジェノサイドマシン虎丸に蹴散らされる運命でしょうし」
(最早原型を留めないレベルで魔改造された虎丸に搭乗するイロハ)
イロハ「ああ、そうだ。…榴弾とナパームとドリル、死因にするなら何がいいですか?」
ホシノ「うへ~!殺意が高すぎるよこの子~!!」
- 180二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 01:13:17
LEVEL 5:YOGURT YARD(ヨーグルト ヤード)
アコ「ふっふっふ…!よくぞここまで来ましたね、小鳥遊ホシノ!」
アコ「ですが快進撃もここまで!ここから先は私たち風紀委員会が全力でお相手します!」
ホシノ「うへ、何でいるのさ。君たち万魔殿とは折り合い悪いんじゃなかったっけ?」
イオリ「それはまあ、その通りなんだけどさ」
チナツ「私たちにもやむにやまれぬ事情があるといいますか」
アコ「とにかく!いつぞや委員長の逆襲を邪魔した借りは今ここで返させてもらいます!覚悟なさい小鳥遊ホシノ!」
ホシノ「うへ~、めんどくさい相手が来ちゃったなぁ」
LEVEL 6:ORANGE OCEAN(オレンジ オーシャン)
ヒナ「…来たわね、小鳥遊ホシノ」
ホシノ「うへ~、やっぱりいるよね。風紀委員長。まあ部下の子たちと出くわした時点で、手を組んでるのは分かり切ってた事だけどさ」
ヒナ「手を組むも何も、私たち風紀委員会はパンデモニウム・ソサエティーと同じゲヘナの為にある組織。ならば利害が一致さえすればこうなるのも当然でしょう」
ホシノ「…つまり。君らがそうしなければならない程、夢の泉にはヤバいものが隠されてるって事?」
ヒナ「……」
ホシノ「いいよ、無理に答えてくれなくて。どの道、君を倒せば最後のスターロッドが手に入るわけだし。――詳しい事情は、万魔殿のトップに直接聞かせてもらおうか!」
ヒナ「やってみなさい、小鳥遊ホシノ。ただし――私を倒せるのなら、の話だけど」
LEVEL 7:RAINBOW RESORT(レインボー リゾート)
マコト「キキキッ、ついにやってきたか。小鳥遊ホシノ」
ホシノ「…一度だけ聞くね。どうしてこんな事したの?」
マコト「こんな事、とは?」
ホシノ「スターロッドを七つに分けた事、キヴォトスのみんなから夢を奪った事。そして――普段あれだけいがみ合ってる風紀委員会をけしかけてまで、秘宝を守ろうとした事」
マコト「……」
ホシノ「君は能天気だけど、決して無能でも馬鹿なだけでもない。だから今回の件も何かしら理由があっての行動だと思うんだけど、違う?」
マコト「キキキッ。さあてな。どうしても知りたいのならば――この私を倒してからにしてもらおうか!」
ホシノ「上等。それじゃ、遠慮なくぶっ飛ばさせてもらうからね~!」
- 181二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 01:13:49
LEVEL 8:THE FOUNTAIN OF DREAM(ザ ファウンテン オブ ドリーム)
ホシノ「よ~し!スターロッドも全部揃ったしマコトも倒した!早速夢の泉を元に戻すよ~!」
マコト「ままま、待て小鳥遊ホシノ!!」
ホシノ「うわぁ!?まだ生きてた!」
マコト「死んでたまるか生きとるわ!とにかく、スターロッドを元に戻す事だけは許さん!!」
ホシノ「もーしつこいなぁ!負けたんだから大人しく見守っててよ!」
マコト「ダメだダメだダメだ!!このマコト様が見てる間は何としてもぶへぇ!!?」
ホシノ「…手荒な真似してごめんね。でも、これもキヴォトスの安眠を取り戻す為だから」
(ホシノ、スターロッドを泉に突き刺す)
マコト「あああああ!?き、貴様ァ!なんてことを!?」
ホシノ「これでよし、と。さあて、帰って昼寝でもしようか、な…?」
(夢の泉から、禍々しい球体が浮かび上がる)
(球体はスターロッドを弾き飛ばし、そのまま空へ飛び去って行った!)
ホシノ「な――何あれ!?あんなのがいるなんて、聞いてないんだけど!」
マコト「話も聞かずに飛び出していった馬鹿は誰だ!だからやめろと散々言っただろうが!」
ホシノ「うぐっ!?」
マコト「ええい、こうしてる場合ではない!イロハ、緊急事態だ!今すぐパンデモニウム・ソサエティー本部にある飛行船を持ってこい!」
マコト「何としても、あの脅威――ナイトメア・プレナパテスを全力で駆逐する!!」
- 182二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 01:14:22
(キヴォトス上空、高度数千メートル)
(ナイトメア・プレナパテスは高速でどこかに向け飛行していた)
(その後を追うは万魔殿の飛行船、そして飛行船上に立つは我らが小鳥遊ホシノである!)
マコト『いいか小鳥遊ホシノ!ナイトメア・プレナパテスに通用するのはそのスターロッドだけだ!それ以外の攻撃は全て通用しないし、したがってこの飛行船からの援護も望めないと思え!』
ホシノ「うへ~、了解。ていうか高すぎるよここ~動いてないのに寒いよ~」
マコト『真面目にやれ馬鹿者ォ!これでしくじったら安眠どころか二度とキヴォトスに平和は訪れないものと思え!いいな!』
ホシノ「分かってるよ。…実際、あれは絶対に放置しちゃいけないモノだってのは、ここからでも感じ取れるしね」
(ナイトメア・プレナパテスが飛行船の接近に気づく)
(それを合図に、最終決戦の火蓋は切って落とされた!)
(死闘の末、ナイトメア・プレナパテスを追い詰めた小鳥遊ホシノ)
(だが一瞬の隙を突き、ナイトメア・プレナパテスは飛行船を撃ち墜とした!)
マコト「な、何ィ!?」
イロハ「やられました!飛行不能、高度下がっていきます!」
ホシノ「うわーっ!?」
イロハ「あ!小鳥遊ホシノが落下!それをナイトメア・プレナパテスが――捕らえた!?」
マコト「ええい!今はとにかく生き延びる事だけに専念しろ!」
イロハ「…いいんですか。彼女の事をほったらかしてて」
マコト「どの道このまま不時着をしくじれば助けるも何もないだろうが!まずは落着し、しかる後再反撃に打って出るんだ!いいな!」
イロハ「っ!了解です…!」
マコト「小鳥遊ホシノめ…!これで終わりだなどと、ふざけるなよ…!」
- 183二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 01:14:46
(一方その頃、小鳥遊ホシノは…)
ホシノ「う、うーん。あれ、私は…」
ホシノ「そうだ、飛行船を撃ち墜とされたんだった!…でも、ここどこ?」
(そこは、荒廃した都市と砂漠が広がる世界だった)
(人の気配はなく、そればかりか生命の息吹さえ感じられない空間)
(その中央に、『それ』は墓標のように佇んでいた)
(さっきまで球体だった筈のそれは、今や明確に姿形を変え)
(生ける屍のような、あるいは朽ち果てた棺を思わせるような)
(そんな『異形』がそこにいた)
ホシノ「…ナイトメア・プレナパテス」
ナイトメア・プレナパテス「……」
ホシノ「あなたが何者なのか、何故キヴォトスを脅かそうとしているのかは知らない」
ナイトメア・プレナパテス「……」
ホシノ「それでも。あなたが私たちの居場所を奪うというのなら。どうあっても相容れない運命だというのなら。――私は、あなたを倒すよ」
(ナイトメア・プレナパテスが戦闘態勢に移る)
(ホシノもまたスターロッドを構え直し――正真正銘、最後の戦いが幕を開けた!)
- 184二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 01:15:05
(戦いは決着した)
(ナイトメア・プレナパテスの攻撃はすさまじく、ホシノをして冷や冷やさせる局面は何度もあった)
(それでも――最後に制したのは、小鳥遊ホシノの方だった)
ゴゴゴ…!
ホシノ「っ!空間が、崩れ――!」
(ナイトメア・プレナパテスがホシノに手を伸ばす)
ホシノ「しまっ!?まだ動け」
“大丈夫”
ホシノ「え――」
“君だけは、何があっても地上に戻すから――”
(ナイトメア・プレナパテスがかざした手の平から、光が溢れ出す)
(光に包まれ、やがて完全にホシノが見えなくなった後)
(崩壊する空間には、ナイトメア・プレナパテスだけが残された…)
マコト「飛行船二号機の準備はまだか!?」
イロハ「まだしばらく、時間がかかるとの事です…!」
マコト「遅い!もっと急がせろ!こうしている間にも、小鳥遊ホシノとナイトメア・プレナパテスがどうなっている事か――」
ホシノ「うへ、呼んだー?」
マコト「そら見ろ!小鳥遊ホシノならさっきから、ここ、に…?」
(ホシノの声で振り返り、信じられないモノを見たような目でマコト達が仰天する)
- 185二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 01:16:25
ホシノ「うへ~、みんなただいま~」
マコト「な――何ィいいいい!!?」
イロハ「うそ…無事、だったんですか?小鳥遊ホシノ」
イブキ「ホシノ先輩!無事だったんだよかったー!!」
サツキ・チアキ((あまりの事態に絶句している))
アコ「まさか本当に不死身だとでも言うんですか、小鳥遊ホシノ…!?」
イオリ「いや、流石にそれは…え、あるの?」
チナツ「規格外な人だとは聞いてましたが、ここまでとは」
ヒナ「…無事、だったみたいね。小鳥遊ホシノ」
ホシノ「うへ~、心配してくれてたの?」
ヒナ「まさか。あなたの事だから何とかするだろうと、信じてただけよ」
ホシノ「うへ、そりゃ光栄だね」
ホシノ「ところで万魔殿の会長さん。詳しい話、改めて聞かせてもらってもいいかな?」
マコト「あ、ああ…。何でも話してやるとも。何しろ――貴様のおかげでゲヘナが、いやキヴォトス全てが救われたのだからな!キキキッ!」
そうして、マコトは語り始めました。
ある日夢の泉に、ナイトメア・プレナパテスという異常存在が現れた事。
それはこの世全てを飲み込み、永遠に覚めない夢を見せ続ける脅威であった事。
悪夢の化身たるそれを封じ込めるべく、マコトと万魔殿、そして風紀委員長は結託し泉の要であるスターロッドを取り上げた事…
- 186二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 01:16:51
マコト「あくまで一時的な対応で、ナイトメア・プレナパテスを排除できる手段が整い次第元に戻すつもりだったのだがな」
イロハ「誰かさんが引っ掻き回してくれたおかげで、想定とはまた違った形で排除できたというわけです」
ホシノ「うへ~、何かごめんね」
ヒナ「謝る必要はないわ、小鳥遊ホシノ。元はと言えばマコト達の説明・周知不足が原因だったわけだし」
マコト「何ィ!?貴様だってこいつを止められなかっただろうが!」
ホシノ「止める必要もない、と。そう判断したまでよ。それに夢の泉関連の情報周知はあなた達万魔殿に一任していた筈だけど?」
マコト「ぐぬぬっ…!」
イロハ(まあ確かに、バカンスだリゾートだからって浮かれて仕事サボってたのは事実ですしね)
イブキ「でもこれで、ようやく今日からまたぐっすり眠れるんだよね!」
ヒナ「…ええ、そうね。それは確かにその通りだわ」
ホシノ「うへ~。それじゃおじさんは一足先に失礼させてもらうよ」
ホシノ「いっぱい動き回って、くたくただからね。お気に入りの場所で、今まで眠れなかった分も合わせてたっぷり眠るんだ~」
こうして、キヴォトスを襲った危機は小鳥遊ホシノとその協力者たちの手で去りました。
今日からは枕を高くして眠れるでしょう…
めでたしめでたし。
- 187二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 01:30:36
お疲れ様でした。
いやぁ…良い話が次々と出てきて私は嬉しい…!
ナイトメア・プレナパテスは、ナイトメアに比べて悲しい悪役だったね。でもまぁ、ホシノの奇跡の力で浄化されてくれたのなら…とにかく良い話でした!
- 188二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 08:30:18
完走乙 やっぱりナイトメアはプレ先だな
- 189二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 13:52:45
そろそろスレ終わりも見えてきたけどどうする?
次スレ立てる? - 190二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 15:06:49
どうも、スレ主です。
私もちょくちょくSSを投下していました。
そしてまだSSを投下してみたいし、みなさんの概念なども見てみたいので、次スレを立ててみようと思います。
ただ今は時間的に余裕がないので、また夜に立てようと思います。
ヒナ→メタナイト以外にも様々な概念が生まれていますが、スレタイはこのままでいきます…一応1スレ目に注意書きはしておきますね。
- 191二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 19:34:24
彷徨える悪夢 ナイトメア・プレナパテス
かつて一人の先生がいた。
多くの生徒たちに慕われ、生徒たちを導こうと奮闘・奔走した彼/彼女の働きはしかし報われる事はなく。
最終的にある出来事が原因で命を落とす事となったという。
だが、死の間際『色彩』と呼ばれる存在が接触した事により変質。以降はたった一人で数多の世界を彷徨いながら悪夢を見せ続けていた。
多くの生徒や人々に悪夢を見せていたが、その実彼/彼女もまた『失ってしまったかつての日常を取り戻したい』という未練/悪夢に囚われていたのかもしれない… - 192二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 22:17:59
- 193二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 22:43:14
- 194二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 22:45:51
- 195二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 22:58:05
埋め
- 196二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 23:10:39
埋め
- 197二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 23:14:17
次スレの時間がヤバいので早めに埋めます
- 198二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 23:21:39
- 199二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 23:28:18
最期の最後に正気を取り戻し、ホシノを救えた事は彼/彼女にとってもせめてもの救いだったのかもしれません
- 200二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 23:44:57
200なら新しいSS投下