(🎲オリ生徒)埋蔵金の地図で生計を立てていました part7

[1 氷室エル 24/05/07(火) 21:44:08]

以前は新しい地図を描いては色んな所で売っていました

私の地図はキヴォトスの埋蔵金の地図の6割近くを占めていましたが、今はほとんど出回っていません

何故かって？それはもう埋蔵金が見つけられてしまった以上、存在しない宝の地図は描けないからです

『埋蔵金の地図のフレーバーテキスト』

探せ！この世の全てがそこにある！

キヴォトスの三大埋蔵金の在り処を示していると言われている地図。

割といろんなところで売られてる。

前スレ

(🎲オリ生徒)埋蔵金の地図で生計を立てていました　part7｜あにまん掲示板

[2 氷室エル 24/05/07(火) 21:44:28]

過去スレ （久々なのでざっくり時系列あり）

1スレ目(プロローグ ～ １章 第二埋蔵金編)

(🎲オリ生徒)埋蔵金の地図で生計を立てています｜あにまん掲示板

2スレ目(アリウス自治区編 ～ 間章 アリウススクワッド編 )

(🎲オリ生徒)埋蔵金の地図で生計を立てています　part2｜あにまん掲示板

3スレ目(アリウス決戦と色彩編 ～ ２章 エルの埋蔵金編)

(🎲オリ生徒)埋蔵金の地図で生計を立てています　part3｜あにまん掲示板

4スレ目(地図強奪事件編 ～ エルの埋蔵金探索編)

(🎲オリ生徒)埋蔵金の地図で生計を立てています　part4｜あにまん掲示板

5スレ目(わたしとワタシ編＆総力戦ヒムロエル ～ エピローグ前半)

(🎲オリ生徒)埋蔵金の地図で生計を立てています　part5｜あにまん掲示板

6スレ目(エピローグ後半 ～ 最終章 エルの夢 トリニティ・227特別クラス編 )

(🎲オリ生徒)埋蔵金の地図で生計を立てています　part6｜あにまん掲示板

7スレ目(エルの夢 工務部・美食研究会編)

(🎲オリ生徒)埋蔵金の地図で生計を立てていました　part7｜あにまん掲示板

[3 氷室エル 24/05/07(火) 21:45:07]

スペック

氷室エル
レッドウィンター所属　3年生　工務部
身長：124cm
体重：普通
肌は真っ白(ナグサぐらい)
Ｂ：Ｗ：Ｈ＝貧：厚：普
ヘイロー：見る角度によって色、数、形が変化する複数の四角。万華鏡で見たアリスのヘイローの様なもの
・光の当たり方や見る角度によって虹色に変わる髪と目を持っている
・工務部の格好に荷物が大量に入ってるリュックを持っている。ヘルメットにはツインテールを出す穴が開いてる
・色彩に近しい存在だとクズノハに指摘されている


戦闘力：99(フィジカル全振り)
知力　：21(脳筋よりだけどバカではない)
財力　：36(そこそこ売れてるけど余り手元に残らない)
技術力：88(たいていの物は作れる)
神秘　：97(意識して使わない様にしている)
探索力：23(足で探せば何とかなると思ってる)
倫理　：64(資本家が絡まなければ良識がある)
演奏 ：72(人並み以上に演奏ができるが披露する機会はない)
察知力：78(視線や敵意等にはよく気づく)
酒耐性：62(強いか弱いかで言えば強い)
料理 ：95(自炊専。披露する機会がない)

[4 氷室エル 24/05/07(火) 21:45:49]

エルの神秘(真)
死にかけたり大怪我を負うと、弱い生命から順にエネルギーを吸収していき回復する。奪われた生命は枯れ果てる
傷が大きければ大きいほど奪う総量も多くなるが、エル本人が全てを奪う大人の様な力を嫌うので、意図的に発動する機会は少ない
無意識下でも植物・動物等の死を強く感じてしまう生命からは奪おうとせず、最低限しか回復しない



エルの恐怖
キヴォトスの外より飛来した恐怖をもたらす虹色の影は、ある時１人の少女と出会った
互いに独りぼっちだった２人は互いに溶けあい、一体化し、2人で1つになった
全てが虹色に染まりたくなければ少女の虹色は決して覗き込んでいはいけない


ヒムロエル
キヴォトスの外より飛来したショゴスが虹色の塊としてエルと一体化し、キヴォトスの恐怖として落としこまれたモノ
その虹色を深く見つめたものは視界が虹色に染まる等の恐怖で発狂する可能性がある

力が強く、体内に様々な器官を生みだす事ができ、自在に変形が可能。普段はエルの頭部を守るために髪やヘイローと一体化している。角度により色や形が変わって見えるのはこの為。他にも色々できるが二人の仲を引き裂こうとしなければ起こり得ない

氷室エルと酷似している部分は多数ある。鳴き声は旧支配者のものではなくエルのもの。知識はエルの脳をベースにしており、言葉使いや知力もエルとほぼ同じ
本来弱点は無いが、氷室エル同様ストレス耐性が低いので、エルを精神的に傷つけたり、頭部を狙ったりすると……世界が虹色に変わってしまうかもしれない

好きな物、大切な物は氷室エル

[5 氷室エル 24/05/07(火) 21:46:07]

地図について

地図の画力　　98(インテリアとしても使える)
地図の難解度　67(謎解き要素は簡単だが、答え合わせが難しい)
場所の危険度　95(未だに本人以外は到達できていない)
場所の認知度　21(危険な区域なので一般人は知らない)

キヴォトス全体のシェア率は62％。信憑性は５３％


・埋蔵金の地図を強奪事件をエルが引き起こした為、現在は出回っている地図は少なく、問題が起きている自治区もある

トリニティ
地図の価値 110 (激レア高騰中)　エルの人気：37 (アンチも入れば儲もいる。ミカのデモと合わせて学園でも騒動中)

ゲヘナ
地図の価値 92　(埋蔵金ではなく地図自体が人気)　エルの人気：93 (人気者。だけど地図を描かない事が本人から分かると……)



埋蔵金として保管されていた地図の価値
・宝の正体は親が残した今も流通しているキヴォトスの地図の原本。昔から発生している使用料が特定の口座に振り込まれ続けられている
・原本を42%を所有しているだけで、毎日遊んで暮らせるだけの使用料を入手できる
・現在この地図は先生とホシノで二分して保管している

[6 氷室エル 24/05/07(火) 21:46:21]

現在の好感度表
エル：チェリノ　87：99 (私の地図の大ファン。少しお話する必要がありますね……)
エル：マリナ　　31：43 (無謀なのはいいです。無駄なクーデターは好きじゃないですね)
エル：トモエ　　56：31 (チェリノ会長が絡まなければ嫌いじゃないんですけどね…)
エル：ミノリ　　69：98 (私をよく見ていてくれて背を押してくれる部長)
エル：ノドカ　　30：18 (会長のせいで警戒されまくってるんですけど！？)
エル：シグレ　　30：20 (会長のせいでややこしい事になってるんですけど！？)

エル：ナギサ　　92：22 (私の地図の大ファン。だけど強奪事件で嫌われてしまい……)
エル：セイア　　50：73 (互いに互いのおかげで救われました)
エル：ナツ　　　69：65 (私の夢を叶えたメンバーの１人。いつも勉強になります)
エル：ヨシミ　　86：82 (色々小さい仲間。そして業務以外で初めて連絡先を交換した人)
エル：カズサ　　48：45 (互いに気を使いすぎないように気をつけましょう)
エル：アイリ　　45：45 (チョコミント味って美味しいんですね)
エル：スズミ　　45：42 (以後、騒ぎを起こさないように気をつけます……)

エル：アコ　　　50：63 (お得意様。それ以上でも以下でも……ないよね？)
エル：ハルナ　　66：58 (？？？)
エル：アカリ　　47：45 (美食研究会の良心……なんですかね？)
エル：ジュンコ　？：78 (？？？)
エル：イズミ　　30：90 (ワタシは絶対に許さないけど、私は少しくらい味方してもいいかな？)
エル：フウカ　　85：42 (ゲヘナにこんなにもいい人いたんだ…)

エル：クズノハ　86：73 (私を導いてくれている命の恩人)

エル：先生　　　76：66 (……信じさせてくださいね)


友人：放課後スイーツ部(4人)

[7 氷室エル 24/05/07(火) 21:48:18]

というわけでPCがぶっ壊れ、注文したら業者の手違いで別物が届き、ようやく使えるようになったと思ったら規制にかかり、今見直したら１か月と書いてたつもりが１週間になっていて……と色々時間がかかりましたが復帰したと思ったら開幕part数間違ってる……

書き溜めはしていないどころか予測変換が入ってない状態からのスタートなのでゆったり更新ですがよろしくお願いします

[8 二次元好きの匿名さん 24/05/07(火) 21:49:07]

たておつです

[9 氷室エル 24/05/07(火) 21:54:07]

なんだか長い時間が経った気がするから整理しよう

私は今、ゲヘナの風紀委員会にいる知り合いの元に行こうとしたら、美食研究会と名乗る方々に捕まり、火山の隠れ家的なレストランで豚の丸焼きを食べる事になったんだった

ハルナさん曰くこの美食が宝になると話で、確かに食べてみたら今まで食べた物の中でトップクラスに美味しかった

「………急にどうなさいました？」

……ハッ！ いえいえ！なんでもないですよ？

「……？ですからこの味は後世に残るべきだと考えています。なので今日は氷室エルさんにも食べていただきました」

「だから改めてお願いします。今日の美食を宝として、1つの地図という形にしていただけませんか？」

…………確かにこんなにも美味しい食事をとったのは初めてかもしれないです

美食を追っているハルナさんからすると、この店は紛れもない宝だということも分かります

「！でしたら…！」

dice1d3=2 (2)

1.……ですが申し訳ありません。私はその期待に応えられる自信がない

2.……ご飯の進み具合には期待しないでくださいね？

3.ですがdice1d3=1 (1) として条件があります (1.製作者 2.私個人 3.同志)

[10 二次元好きの匿名さん 24/05/07(火) 22:03:58]

たておつです
待ってました

[11 氷室エル 24/05/07(火) 22:09:14]

「！！ということは…！」

えぇ、やるからには本気で取り組みます。今の私にハルナさんが求める地図が作れるかは分かりませんが

「……ありがとうございます。私もここまで用意した甲斐がありました」

そうと決まれば地図の方針を決めたいのですが……この地図。誰向けですか？

「誰向けとは？」

この美食という宝を万人に知ってほしいのか、極一部の人だけ分かればいいのか……最悪美食研究会の皆さんだけが分かればいいという地図を作る事もできます
他にも道順を示すもの。答えを示すもの。環境を示すもの。逆に全てが分かるもの……流石に私が今まで作ってきた地図の様に何百、何千枚と作るわけにはいきませんから

「なるほど。それでしたら簡単ですわ」
「というより氷室エルさんも答えは分かっているのではないのですか？ 私たちは…」

似た者同士…………えぇ、私が込めたい想いと同じだとは思っています
ですがクライアントの意向にはできるだけ沿いたいですから、言葉として聞いておきたくて

「なるほど分かりましたわ。でしたら1つだけ」
「何枚の地図になろうと、何を表すものであろうと、どんな手法であろうと構いません」


「美食を求める者がこの地図を見たならば、いつか必ずこの味にたどり着く。そういった地図をお願いします」

……！はい、分かりました！任せてください！！

[12 氷室エル 24/05/07(火) 22:26:49]

「よかったですわ。氷室エルさんと出会えることができて」

………私はプラスマイナスで言うならマイナスの方が大きいですけどね

「今日という日の価値が氷室エルさんにとって大きなプラスになるのはこれから先の話ですから」

これから先？ もしかして地図作り中の私の様子でも見にくるつもりですか？

「いえいえ、そこは渾身の作品を作っていただく為にも邪魔はしません」
「ですが氷室エルさんにはこれからも我々美食研究会と末永いお付き合いをと思いまして」

なんで！？

「氷室エルさん。貴方が地図を描かないということは我々の中でも大きな損失となります。それは仮に地図を見ながらご飯が3杯進まなくても」
「ですが我々と共にいれば美食という宝を地図に残すという名目で地図を描き続けられるのです！！」

私の事グルメライターかなんかだと思ってます？

「それに……先ほどの配信で見させていただきましたわ。氷室エルさんの料理の腕前を」

………！！ (ワタシの事が見られた！？)

「シェフに渡したおにぎり……なんでもシェフの方は氷室エルさんの方を気に入っただとか」

え？そんな事言ってました？

「こちらの席で調理風景が流れていたでしょう？その際におにぎりのジャッジも放送されているのです」
「えぇ。準備や環境の差はあれど、わずかでもフウカさんより美味しいおにぎりを作るその腕……美食研究会で振るわずしてどこで振るうというのですか！？」

料理の腕って言われましても……自分用の食事しか作らないんで美食という程のものは作れないですよ？

[13 氷室エル 24/05/07(火) 22:40:42]

「なんと独学だとは……磨けば光る原石とはこの事ですわね……」

嫌な予感が……………ハルナさん。私達は似た者同士なんですよね？

でしたらあんまり生き方に関係ない興味もない事を勧められたら断りますよね？

「氷室エルさん。私はそこに美食が待っているならばたとえ火の中水の中」

「宝の地図を描くことが美食へと繋がるなら今すぐにでも描きましょう」

………私に美食専門の地図描きになれと？

「そういう未来もあるという事ですわ。もちろん今すぐ同意いただけないのはその顔を見れば分かります」

「ですが……私は美食の為に必要であれば手段は選びませんわ」

私は一応手段を選んでるつもりなんですけど……

「そこは方向性の違いですわね」

………まずは今回の地図の集中したいので後回しって事でいいです？

「もちろんです。未来の同志の為、ひいては美食の為ですわ」

「ですので氷室エルさん。これからもよろしくお願いしますわ♪」

…………程々によろしくお願いします

好感度上昇

エルからハルナ　dice1d30=12 (12)

ハルナからエル　dice1d30=10 (10)

[14 二次元好きの匿名さん 24/05/07(火) 22:49:07]

立て乙ですよ！
おかえりなさい！！

[15 氷室エル 24/05/07(火) 22:52:34]

好感度
エル：ハルナ　　78：68 (ハルナさん曰く1つのものを追い求める似た者同士)


「ふぅ……ごちそう様でした」

……え？もう食べ終わるんですか！？
まだ丸焼き2匹分残ってますよ！？ 3人で食べきるのは無理ですって！？

「そこはアカリさんとイズミさんがいる限り問題ないです」

「はい！ まだまだいっぱい食べちゃいますよ～☆」
「うん！私もまだまだ食べられるよ！ というよりハルナが食べないならその分食べたい！」


やっぱりこの集団に混じるのは無理ですよハルナさん………あれ？3人？
美食研究会って4人いましたよね？

「ジュンコさんなら先ほど外へ出ていかれましたわ」

外？……私ももうお腹いっぱいになってきたので、ちょっと外に出てきていいですか？

「いいの？エルの分のお肉も食べちゃうよ？」

えぇ。イズミさんが食べてくれた方が助かります

「本当に？ やったー！」

…………あれだけ食べたら体も大きくなるのかなぁ

[16 氷室エル 24/05/07(火) 23:09:43]

「うぅ……もっと食べないと……」

ハルナさんが言っていた通り、お店の外で死にそうな顔をしているジュンコさんを発見した


「こんな所滅多に来ないし、風紀委員もいないんだからもっと食べておきたい……けど……！！」

大丈夫ですか？

「わっ！？………うぷっ…」
「驚かせないでよ！せっかく食べたのにビックリして戻しちゃったらもったいないでしょ！」

ご、ごめんさない

「全く……で、何しに来たの？ 今回の料理ってあんたの為にハルナが予約したって聞いたけど食べなくていいの？」

私は十分食べましたし。無理して食べるものじゃないですから

「何言ってんの！ こういう時は食べれるだけ食べないと勿体ないでしょ！」
「それとも普段から高い物ばっかり食べてるんじゃ……！」

そういうわけじゃないんですけど……えっと……ジュンコさんはここで何を？

「………ちょっと休憩してただけよ。もう少し休んだら食べに戻るわ」

あー……だったら早く戻った方がいいですよ。私とハルナさんは食べ終わったのでアカリさんとイズミさんの二人で残りを食べてる最中ですから

「！？ そういうのは早く言ってよ！ 急いで戻らないと！！」

あっ！急に走るとあぶなっ……！

[17 氷室エル 24/05/07(火) 23:09:56]

エル

dice2d3=2 2 (4)

1.ジュンコが入口で転びそうな気がする

2.ジュンコが急に走るのは危ない気がする

3.ジュンコが戻しそうな気がする

ジュンコ

dice1d3=1 (1)

1.レストランの入口で転ぶ

2.急にダッシュしてお腹が痛くなる

3.戻しそうになる

[18 氷室エル 24/05/07(火) 23:17:04]

「へぶっ！？」

……間に合わなかった。あの～……大丈夫ですか？

「……急に食べ過ぎて……おなかいたい……」

(転んだ最初の感想が……この人も美食研究会の一員なんだなぁ……)

………起き上がれますか？無理そうなら私が運びましょうか？

「おねがい……」

……どこに運ぶかな？

dice1d3=3 (3)

1.座席

2.トイレ

3.外

[19 氷室エル 24/05/07(火) 23:27:30]

食べ過ぎたなら店内の匂いで気持ち悪くなるかもしれないし……でもこの辺りって火山だからどこも暑苦しいよね……

……ジュンコさん30秒だけ我慢してくださいね。ちょっといい場所探してきますので

「へ？ 一体なにを……」

ちょっと本気で走ってきます！！

～～～～～～～～

できれば冷風が当たる場所、せめて日陰になってる場所があれば………ジュンコさんを放置するわけにはいかないしとにかく近場で……！！アレだ！

～～～～～～～～

お待たせしましたジュンコさん！ ちょっと運びますので少しだけ我慢してくださいね！

「えっ……ちょ！？」

dice1d3=3 (3)

1.火山の岩陰

2.冷水貯蔵施設

3.給食車

[20 氷室エル 24/05/07(火) 23:38:23]

「これって……乗ってきた車？」

はい！今は誰も乗ってないので横になれますし、そして……よかった！冷房が付いてる！

「………気持ちいい」

はい。これで解決ですね。………見つけるまで乗ってきた移動手段なのにすっかり忘れてた……

ジュンコさんはゆっくりしていてください。私はハルナさん達にジュンコさんの様子を伝えてきますね

「ま……待って！」

はい？

「dice1d3=2 (2) 」

（ジュンコ好感度78の理由）

1.……ご飯が食べれるような地図を描いて

2.……エルの話を聞かせてほしい

3.サ…サイン……ください

[21 氷室エル 24/05/07(火) 23:51:58]

話？ なんの話です？

「埋蔵金の地図にまつわる逸話の話に決まってるでしょ！」

へ？ 私の地図の……逸話？

「そうよ！ 宝の周辺で作られてる食べ物の話とか！」

(そんなこと書いたっけ？)

「周辺地区で取れる野生動物の食べ方とか！」

(それも書いてない気が……)

「あらゆるものを食べ尽くしてしまったから何も残ってないとか！」

(ワタシの話だった！？)

「本当に全部食べ尽くしちゃうような美味しい物があったの！？」

あー……確かに食べ尽くした事もあったような無かったような……

「この話が聞きたかったらハルナにエルの地図の話をしたの！ そんな美味しいものがあるなら私も食べてみたい！」

！？ ………いや、騒動の原因が誰なのかは今更なんでもういいですけど……

好感度

エルからジュンコ dice1d100=57 (57)

1～33.ノーコメントで

34～66.解いた地図持ってますか？

67～100.(チェリノ会長みたいなものか……) 少しくらいなら話してもいいですよ

[22 氷室エル 24/05/07(火) 23:53:59]

ジュンコは埋蔵金の地図を

dice1d3=2 (2)

1.持っていない

2.別の誰かが解いた物を持っている

3.持ってる

[23 氷室エル 24/05/08(水) 00:02:38]

「ほらこれ！！ ここに描かれてるのが食べ物の情報だって言われたから貰ったの！」

………確かに。その地図は私が作ったものです

「だったら！」

なら少しだけ作者として解答しましょう。　"私は地図に嘘は描きません"

「ってことは本当って事！？」

………ジュンコさん。その地図に描かれている宝へのヒントは？

「えっと……dice1d3=2 (2) 」

1.宝の周辺には食べ物がある

2.周辺地区で食べられる野生動物

3.あらゆるものを食べ尽くして何も残ってない

はい。なので私はその話ならしましょう。その話"だけ"ですが

「えー！！」

………そもそも答え合わせできるという事自体が特別なんです。嫌ならご想像にお任せしますという話になりますが……

「わー！？ 聞く聞く！！聞くから教えて！」

[24 氷室エル 24/05/08(水) 00:25:15]

好感度
エル：ジュンコ　　57：78 (宝の地図の中から食の情報を求めてる人。美食研究会っぽい)



……………まず初めに、世の中に食べれない生き物はない。食べようと思えばどんな生き物だって食べられる
だから私は地図に記しました。この地にはこんな動物がいたんだという情報を

この地図に載っている動物の特徴をどこか古い知識がある場所で調べれば生息地域が載っているでしょう。そうしたら宝が眠る範囲は狭まる……ただそれだけです

「……え？終わり？ 味の感想とか調理方法とかは？」

はい。ですがもしもどこかで生き残りを見つけたならば……私は決して食べたりはしないですが

「なんで？美味しくなかったの？」

美味しかったとしても極力食べたくないですね。私は………自分が生きる為だけに奪いたくないから

「なにそれ？ さっき豚の丸焼きを美味しいっていっぱい食べてたじゃない」

………そうですね。矛盾してるのは分かってます
だからこれは私のワガママを載せちゃっただけなんです

「どういうこと？」

たとえ私がありとあらゆる生物を食べちゃったとしても、明日になったら悲しさも苦しさも抜け落ちてしまう
だからせめて、キヴォトスからその生き物が生きていた痕跡を残したいという勝手な想いが地図に載ってしまっただけなんですよ

[25 氷室エル 24/05/08(水) 00:36:13]

「………よく分からない」

すみません。昔の事を思い出すのは苦手なもので……心の整理も無理やりついた様なものですし

「そんなに前に描いたの？」

………あの日の情報を細かく書けているので大体7.8年前ですね

「じゃあ大丈夫でしょ！ 牛や豚だって8年あれば増えてるよ！」

だといいんですけど……私はあれから見た記憶がありません

「この地図見る限り生息地区自体は広いんでしょ？ 1人で見つかるわけないでしょ」
「それに逸話通り丸呑みしたくなるほど美味しいなら食べてみたいし、美食研究会で探せばすぐよすぐ！」

……味は分からないですけど、その逸話は訂正した方が良さそうです

「よく分からない事も多かったけど教えてくれてありがとうね！ また地図に美味しい情報が載ってたら教えてね！」

いえいえお役に立てなによりですが……基本的にそんなものは載ってません

[26 氷室エル 24/05/08(水) 00:45:07]

さて、そろそろハルナさん達の様子を見に行きますか
丸焼き2つの内、1つくらいは残ってるかな？

「……残ってないと思う」

え？……いやいや、量の問題もありますし、さすがに脂っこくってすぐに食べきれるものじゃ……


「あら？ ジュンコさんに氷室エルさん。こちらで休んでおりましたのね」

ハルナさん？それに他の皆さんも……え？もしかして本当に食べ終わったんですか？

「はい。主にアカリさんとイズミさんがですが」
「腹八分目というものですね☆」
「もっとエルも食べたらよかったのにー！」

…………美食研究会というより大食い研究会では？

「氷室エルさん。美食の形は人それぞれという事です」

はぁ。ハルナさんがそういうなら何でもいいですけど


「それでは氷室エルさん。美食を堪能したという事で……本日最後のお仕事の時間ですわ！」

最後の仕事？

[27 氷室エル 24/05/08(水) 00:55:21]

あぁ、地図を描くって話ですか？
別にいいですけど……即日完成ならクオリティーは程々になりますけど

「地図については早ければ嬉しいですが納期はお任せします。今日じゃなくて問題ありません」

？他に何かやる事ありましたっけ？

「はい。実は私達を追ってこの火山を登ってきている人がいまして」

………美食研究会って敵作ってそうですもんね

「私達としてはここで迎え撃つのも良いのですが、なにぶんレストランが近いから本気を出すわけにもいかず……」
「そこで氷室エルさんは先に降りて迎撃をしていただきたいのです」

なんで私が！？ 美食研究会でなんとかしたらいいじゃないですか！！

「私は美食研究会のリーダーとして捕まるわけにはいきません。アカリさんは車の運転をしてもらう必要がありますし、ジュンコさんは食べ過ぎで動けない様子。イズミさんは……この様に万全の逃走準備をしているフウカさんの護衛をしてもらう必要があります」

「んーー！！ んんーー！！！！」

………私にはフウカさんが簀巻きにされて口を塞がれている様にしか見えないんですけど

「今日出会ったばかりの氷室エルさんはご存じないかもしれませんが、フウカさんが逃げる時の様式美のようなものですわ」

「んー！ んー！ んんー！！！」

………フウカさんも大変なんですね

[28 氷室エル 24/05/08(水) 01:06:09]

……地図は作りますので私は先に帰って……

「それに学園で勝負する時に説明しましたわ」

～～～～～～～～～～～～

（前スレ>>65より）

………因みに拘束時間は？

「私達が満足するまでですわね」

～～～～～～～～～～～～

そんな口約束で……！

「あら？氷室エルさんとあろう人が約束を反故にすると？」

うっ………あーもう！分かりましたよ！ハルナさん達が帰るまで足止めしたらいいんですよね？

「ありがとうございます。そう言っていただけると思ってましたわ」

で？誰が上がってくるんですか？ 相手の数は？

「相手の数は……おそらく1人でしょう。嫌な勘が働いたというだけですので」

「ですが我々はその1人に出会うと逃げるしか選択肢がない。そのような強さを持つ方です」

よく知っている間柄みたいですけど名前とか所属は分からないんですか？

「それを説明しても良いのですが……早く迎え撃たないと宝となる店が……」

あー！もう！分かりましたよ！！ 説明不足の分も踏まえて貸し1ですからね！！

降りる途中で見かけなかったらそのまま帰りますからね！！　ﾀﾞｯ

[29 氷室エル 24/05/08(水) 01:19:35]

「いいの？ エルに説明しなくて」

「いいんです。言ってしまえば最悪寝返られる可能性がありますから」

～～～～～～～～～～～～～～

…………そもそも本当にこんな所に人が来るのかな？
いくらゲヘナから近いとはいえ美食研究会を捕まえたいならわざわざ火山まで来なくても……


「……………」


うわっ。本当に誰かいる………話だと迎撃しろって事だけど……すみませ～ん！！

「………！！」
「見ない顔だけど……子供？ もしかして美食研究会の仲間？」

………不本意ですけどね。足止めをしてほしいと頼まれまして

「そう……私も美食研究会と……連れ去られたもう一人に用があるの」

………？ (フウカさんの事かな？)


「だから面倒だけど………引かないというなら」　ｼﾞｬｷ！

[30 氷室エル 24/05/08(水) 01:23:37]

…………！！

「そこを引いてもらうわ！」

～～～～～～～～～～～～～

「ゲヘナ最強の風紀委員長の相手をしてほしいといって相手をしたがる様な酔狂な生徒はいないでしょう」

「ましてやエルさんは元々風紀委員に用があると言っていました。我々が逃げる為にも説明するわけにはいきません」

「車出しますよ～皆さんシートベルトはしっかりしてくださいね～☆」

「頑張ってください氷室エルさん。後で骨は拾ってあげます」

～～～～～～～～～～～～～

エル

dice1d100=90 (90)　+99

ヒナ

dice1d100=42 (42)　+150

<勝利条件：相手の数値の差分を100以上にする>

<イベント：判定を３回行う、エルが2敗する>

[31 氷室エル 24/05/08(水) 01:25:44]

というわけで今日はここまで

>>8　>>10　>>14

お待たせしすぎてすみません。そして待っていただいてありがとうございます！

今日からまたチビチビゆったりと更新再開していきますのでよろしくお願いします

[32 二次元好きの匿名さん 24/05/08(水) 06:42:03]

美食ドライ～

[34 二次元好きの匿名さん 24/05/08(水) 21:53:02]

さてさて勝てるかな？

[35 氷室エル 24/05/08(水) 23:37:17]

今日も少しずつ再開します

189　VS　192

さて、足止めするとは言いましたが……どうしようかな……

「…………」

一応火山の高い側に立っている私に地の利はあるんですが、その程度の不利なんて気にしなさそうな雰囲気……

これでも大抵の相手なら足止めくらいならできると思ったんですけどねぇ

「……来ないの？」

私は頭は良くない方ですけど、流石にそんな大きな獲物を構えてる相手に無策で突っ込むほどバカではないですよ

「………分かった」

「見たところトラップが仕掛けられてるわけじゃなさそうだし、先生とアコの為にも……手早く終わらせる！」

先生とアコ？

エル

dice1d100=94 (94)　+99

ヒナ

dice1d100=65 (65)　+150

[36 氷室エル 24/05/08(水) 23:54:28]

193 VS 215

＜エルが2敗する＞

「実力行使で行く…！」　ｽﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ!!

うわっ！？あれマシンガンだったんだ！？

でも火山でそんなに乱射したら……！

＼ ﾌﾟｼｭｰ!! ／　　＼ ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ！！／　　＼ ﾌﾟｼｭｰ!! ／

「……！」

火山に穴が開いてそこからガスが出る！ それに山肌も崩れて落ちてくるし、最悪溶岩が流れてしまえば上にいる私の方が断然有利！！

先生とアコって言葉は気になるけど、アレを相手にするには本気を出さないと……！

「………煙幕に紛れてこちらを狙撃する様子もなし。本当に足止めの為に雇われた様ね」

「はぁ……面倒くさい……」

面倒くさくてすみませんね！！

「…！……後ろ！？」

えぇ！私が巨悪に対してやってきたことは今も昔も変わりませんから！

＜エルの判定を一度だけ+50します＞

[37 氷室エル 24/05/08(水) 23:54:43]

エル

dice1d100=44 (44)　+149

ヒナ

dice1d100=40 (40)　+150

[38 氷室エル 24/05/09(木) 00:13:32]

193 VS 190

貴方が悪の権力者かどうかは後で確認しますので、しばらく土の中で……！

「！！　ふんっ！」　ｶﾞｼｯ!

えっ！？ なんで……埋まらな……！

……まさか踏ん張ってるんですか！？ うそぉ！？

「ッ…！ 少し油断したかしら……！ 落とし穴を作る生徒は見た事があるけど、地面にねじ込もうとする生徒は初めてよ」

…………私も今まで多くの悪の権力者を埋めてきましたが、本気で埋めようとしても下半身すら埋まりきらない相手は初めてです

なので後は根競べになるわけですが……スタミナなら負けませんよ……！美味しい物食べたばかりですからね

「 (……戦い方を見る限り銃を使う様子はない……使えないのか、それとも罠なのか) 」

「 (いずれにせよこの状態での力はほぼ互角……気を抜いたら火山の中に押し込まれる……！) 」

「だけど時間をかければ美食研究会が逃げてしまう………でもそろそろ時間よ」

……時間？

<判定を３回行う>

[39 氷室エル 24/05/09(木) 00:29:53]

＼ ｱﾂｲｰ! ／　＼ ｲｲﾝﾁｮｳﾊｺﾉｻｷﾀﾞｰ! ／　＼ ｲｿｹﾞｰ! ／　


下から声が……ハルナさん…達？
いや、これは……麓から誰か上がってきてる？

「分かる？ 本当は私一人でいいって言ったんだけど、アコがどうしてもっていうから訓練がてらここを集合場所にしたの」

集合？……いや、それよりもさっきから気になっていましたが貴方はアコさん……うちのお得意様の天雨アコさんと知り合いなんですか？

「知り合いも何もアコはうちの風紀委員の行政官だけど……お得意様？」


…………………

「……………」


私の名前は氷室エルです。アコさんに会いに来たところを美食研究会に捕まってしまい、上がってくる人の足止めをする様にと言われました

「私は空崎ヒナ。ゲヘナ風紀委員の風紀委員長。アコとシャーレの先生の代わりに美食研究会に攫われた氷室エルという生徒を探しにきた」


……………ハルナさん。貸しの数は2に増やしておきますからね


エル VS ヒナ 　無効試合

[40 氷室エル 24/05/09(木) 00:50:50]

＜ゲヘナ風紀委員長室＞

「な～～～～～～にやってるんですか！！！！」

……アコさん声が大きいですって

「いつもゲヘナに足を運びたがらないエルさんが、元々イオリ目当てとはいえ風紀委員会を訪れると聞いて準備をして待っていたら」

「1人でゲヘナを出歩くわ、風紀委員で捜索し始めた頃にはゲヘナのテロリストである美食研究会に捕まって火山に連れ去られてるわ。挙句の果てに委員長と火山の上で銃撃戦ですって！？」

「こんな話を聞かされたら声が大きくなるに決まってるでしょう！！」

………ごめんなさい。その件については申し開きもないです……

「そもそも単独行動と拉致までは分かります！ ですが委員長とやり合う必要はないでしょう！！」

それはアコさんがヒナ委員長は小さくて可愛いって言うから分からなかったんですよ

ヒナさんは私より大きいじゃないですか！！

「エルさんより小さい同学年の生徒なんているわけないでしょう！！」

「………うるさい」

「先生から元々私に会いに来たって聞いてたからずっと待ってたんだけど……」

「ははは……行政官が落ち着くまでまだしばらくかかりそうですね」

[41 氷室エル 24/05/09(木) 01:04:59]

「全く……コーヒー飲めますよね？ 今日は特別にいつもはヒナ委員長に淹れているコーヒーを用意しました」

それは嬉しいですけど、今日は私何も持ってきてないですよ？

「いいんですよ。今日は復帰祝いでもあるんですから……はい、どうぞ」

ありがとうございます………ｺﾞｸｺﾞｸ

「ねぇ。アコちゃんって委員長以外にあんな気遣いできたっけ？」ﾋｿﾋｿ

「なんでも氷室エルさんはアコ行政官のお得意様だという話です」ﾋｿﾋｿ

「お得意様か。それだけの関係には見えないけど……｣ﾋｿﾋｿ

………dice1d3=1 (1)

1.苦い……

2.……ありがとうございます

3.……美味しい

[42 氷室エル 24/05/09(木) 01:20:17]

「コーヒーなんですから苦いのは当たり前です。ヒナ委員長は毎日私のコーヒーを飲んでいますよ」

「 (アコがどんどん持ってくるから飲んでるだけなんだけど……) 」

………水置いてませんか？

「置いてません。ミルクと砂糖を取ってきますので少々お待ちください」

ありがとうございますアコさん



「ねぇ。少しいい？」

はい？ 何ですかヒナさん

「あなたとアコは随分と仲が良さそうに見えるけど……アコとは友達なの？」

アコさんと友達？ う～ん……一般的な友達って意味だと微妙に違うかもしれないですね
個人的にはビジネスライクな関係だと思ってるんですけど

「ビジネスライクな関係……確かにアコはそういう態度を取りがちね」
「でも、事務的な付き合いというだけならアコはここまで風紀委員を動かさなかったと思う」

う～ん？……でも二人で遊んだりした事なんてないですし、精々私の地図をアコさんがまとめ買いする時にカフェで少しお話する程度ですよ？

「……よかったらその時の話。聞かせてくれない？」

[43 氷室エル 24/05/09(木) 01:29:14]

話ですか？ 私はどっちでもいいんですけど……アコさ～ん！ ヒナさんがこの前のエレベーターの話が出た日の話聞きたいんですって～！！


『………絶対に言わないでください！！』


………じゃあこの前コーヒーの新記録出した日の話ならいいですか～！！


『………それなら許可します！！』


……じゃあその日の話をしましょうか

「………今のやり取りを見る限りでも随分仲がいいと思うけど」

うーんどうでしょう？ 互いに気安いだけな気もしますけど……まぁその辺りも判断してもらいますか


それでは大した話じゃありませんが、少し前の話を……と言っても半年程前になるでしょうか？
私とアコさんの取り留めもない１時間の話をしましょうか

[44 氷室エル 24/05/09(木) 01:55:44]

(それはまだ埋蔵金の地図を作っては毎日いろんな所に普及させていた頃　キヴォトス内某カフェにて)

………あ、いたいた

「ようやく来ましたか！ 約束の品は？」

それはここに。埋蔵金の地図1か月分……代金はいつものお得意様価格と……

「ここのカフェ代はすでに二人分払っておきました」

今日は話が早いですね。何かいい事ありました？

「いい事？……もちろんありましたとも！今日はヒナ委員長にお渡しできたコーヒーの数が新記録を超えたのです！」

あ～……いつも言ってる委員長さんの……すみません店員さ～ん！プリン1つお願いします

「それで今日の委員長はいつもの1.2倍の量の仕事をこなし、『アコ、ありがとう』と何度も声をおかけしていただいて……」

へ～……それはよかったですね。答え合わせする地図があるなら見せてください

「オマケに今日は美食研究会も温泉開発部も……万魔殿すら何も起こさなかったのです！」

あのアコさんが毎回愚痴ってる所が珍しいですねー……はい、たしかに………あ、これいきなり間違えてますね

「はぃ！？ そんなわけないでしょう！ 見せてください！！」
「………"埋蔵金の側では洪水が起きる"。合ってますよ！ エルさんの隠し場所なんですから洪水くらい起きてるでしょう」

起きてません。プリンを食べ終わるまでに手直して答えを変えるなら答え合わせしますよ

「………今日は上手く進む日だと思っていましたが、ここで詰まりましたか」

[45 氷室エル 24/05/09(木) 02:10:00]

「ですが全て上手くいくわけでもなく、使おうと思ってたトイレは掃除中だったり……」

プリン食べてる時にトイレの話は止めてほしいですねー……これは問題なしっと

「そしてそろそろ脱獄者が出てくる予感がします……万魔殿が今日１日何も言ってこなかった事もよくよく考えたら怪しいですし」

今度は変な調査させられないといいですね～…………すみませ～ん！プリンもう一個だけお願いします！

「ですが何もない日というのも大事だという事はよく分かっていますとも。委員長の負担になるような出来事は起こらない方がいいに決まってます」

それはそうですねー………う～ん……この解答は一応セーフかな

「……相槌が適当になってきてませんか？」

ちゃんと話聞く代わりに答え合わせをしないのと、答え合わせをする代わりに話を聞かないのとどっちがいいですか？

「………何もない日と言えばこの間シャーレからやってきた先生が私の元に来て……」

へ～、シャーレの先生とかいうのが来たんですね～…………うん、間違ってたのは最初の１枚だけっぽいかなぁ

[46 氷室エル 24/05/09(木) 02:21:43]

という感じですね。アコさんの日々の仕事の話を聞き流してる内に互いに少し話し方が気安くなっただけです
アコさん自分の話とかヒナさんの話をするのが好きみたいで……よく私が聞いてます

「へぇ……アコがそんな事を……」


「騙されてはいけませんよ委員長！ 私だってエルさんの愚痴を聞いてばかりの事があるんですから！」

いやいや、私はそんなに愚痴らないですって
それとミルクと砂糖なんですけど加減が分からないんで適当に入れてもらっていいですか？

「仕方ないですね……………はい、どうぞ」

では早速………ｺﾞｸｺﾞｸ
うん、これくらいの甘さなら美味しくいただけます。ありがとうございますアコさん

「どういたしまして……じゃないです！」
「自分の事ばかり棚に上げて……この前もブラックマーケットで騙された話とか花粉症の季節にティッシュ代わりにされて落ち込んだ話とか延々してたでしょう！」

いやいや、頻度で言えばアコさんに負けますよ。私のは稀です

「いいえ！ エルさんの愚痴はもっと長いです！！」

いや、アコさんの方が！

「いえ、エルさんの方が！」



「……少なくとも二人がビジネスライクで収まる関係じゃないのはよく分かったわ」

[47 氷室エル 24/05/09(木) 02:24:30]

今日はここまで

アコは一応埋蔵金の地図が効果あり勢かつ、最終戦の実質的な選出者という事で情報が少し盛られがち

一応アコとエルの二人の関係を示す言葉はありますが……それは今後のダイス次第です

[48 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 07:27:11]

仲良くていいね

[49 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 10:20:59]

お得意様とのやり取りは新鮮だ

[50 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 21:10:57]

なかなかの仲だね

[51 二次元好きの匿名さん 24/05/10(金) 07:17:56]

委員長とガチらなくて良かった

[52 二次元好きの匿名さん 24/05/10(金) 12:45:24]

流石にガチったら負けるかな？

[53 二次元好きの匿名さん 24/05/10(金) 21:49:54]

仲良し

[54 氷室エル 24/05/10(金) 22:10:15]

>>51　>>52

「そういえば氷室さんは委員長と火山で戦闘したという割には外傷が見られませんが……」

私は火山ガスや山肌の岩に身を隠せるようにしながら相手をしていましたから

初見の私でもヒナさんを見てまともに撃ちあいをするのは無理だと分かりました

「なるほど。戦闘時間は短かったと聞いていましたが、委員長の攻撃を防ぎきれるなんて……」

「チナツ。それは違う」

「この子は環境を利用した防戦と見せかけて、背後から奇襲をしかけてきた」

正攻法では足止めできそうにないですからね。……まさか埋まらないとは思いませんでしたが

「埋まらない？」

「………この子は私を無理やり地面にねじ込もうとしてきた」

「えっ！？ そんな事できるわけが……」

「あー……確かにやるかも……」←埋蔵金探しの時に力任せの攻撃や爆速で氷山を登る姿を見ている

「委員長相手に何やってるんですか！！」 ←悪の権力者を埋めた話は散々聞かされてる

「いつもの不良相手と思ってたら地面の中でしょうね」　←体験者

いやー完敗でしたよ。足までしか沈まない相手なんて初めてです

「今回は地面が固かったから私に有利だった。例えば校内でもう一度同じ目に合えば結果は分からないわ」

「ダメです委員長！ エルさんはあんな子供みたいな見た目でも力はあるんですから！！」

人に変な印象をつけるのはやめてください！！

[55 氷室エル 24/05/10(金) 22:25:04]

もう！ これ以上変な話をされる前に、もう知っているかもしれませんが自己紹介を
氷室エル。レッドウィンター工務部所属の3年でアコさんとは一応昔からの知り合いです

本日はイオリさんとアコさんに用があって風紀委員に向かう予定でしたが………遅くなって申し訳ないです……

「気にしないで。美食研究会のせいだって事は本人に聞いたから」

本人に？ もしかしてハルナさん達は……

「捕まえて今は特別牢にいる」

えっ

「アコが美食研究会とあなたの居場所を突き止めた後、火山に侵入できそうなルートを調べて包囲した」
「美食研究会はあなたを使って私から逃げる事には成功したけど、その後の事は予想外だったみたいね」

………因みにいつまで？

「心配しなくてもその内出てくるわ。ずっと閉じ込めておいても何をしでかすか分かったものじゃないから」

そうですか……よかった

「……意外ね。ハルナ達はあなたを騙したって聞いたけど？」

そうですけど、一応頼まれている仕事があるので………ハルナさん達の為に地図を描かないといけませんから

「そう、それは……「地図を描く！？！？」………どうしたのアコ？」

[56 氷室エル 24/05/10(金) 22:38:52]

「あっ！そういえばクロノスの放送でエルはもう地図を描かないとか言ってたっけ」

「そうですよ！！ だからその事がバレないように色々手回ししていたのに……地図を描く！？」

……実際納得がいくものを描けるかどうかは分かりませんし、埋蔵金の地図を作るのはもうやってないんですけどね

「どういう事？」

（美食研究会に捕まって、宝がないから描けないと言ったエルに、宝として残すべき美食を用意して地図を描かせる話をした）

「はぁ！？ そんなものでいいなら私のヒナ委員長プロマイド写真集の宝の地図を作ってほしいとか頼みますけど！？」

………そういう事言われそうとは思ったんですけど、そうじゃないんですよねぇ

「私の秘蔵のお宝があんなテロリストの宝より劣ると！？」

宝に優劣をつけるというより……う～ん……まだ上手く言葉にできないんですよね
美食の方は色々体験して良さを知ったうえで……っていうのもありますけど、先に私が負けたからって事も理由の1つですし

「だったら今から一緒に委員長の良さを知りますよ！！ コレクションは手元にありませんが、今朝撮ったものなら……」

……アコさん。写真より先に周りを見た方がいいですよ

「周り？」




「アコ、没収」

[57 氷室エル 24/05/10(金) 22:58:14]

…………とにかく、私は埋蔵金の地図作りを再開したわけではないです。なので今も地図は描かないスタンスです
大体私は私の宝を示す地図の作り方しか知らないですし、今回もちゃんと作れるか不安で……

「描けるに決まってるでしょう！！ エルさん。今のあなたはゲヘナで絵描きとしても食っていけるほどです！！」

いやいや、自分で売った地図を強奪した事がある作者って叩かれるのは分かりますけど人気にはならなくないですか？

「ゲヘナはそんなくだらないニュースなんて……あぁ、いい機会ですので伝えておきます」
「エルさん！ ぜっっっったいにゲヘナで地図を描けないなんて言ったらダメですからね！！」

………トリニティみたいになるからですか？

「あんな学区の事は知りませんが、ゲヘナはあなたが作った地図を奪おうが燃やそうがニュースになろうが気にしません！ 信じてる生徒の方が少ないでしょう」
「ですが貴方が直接描かないとゲヘナで説明していくと今度こそパニックが起き………そこにいるイオリやチナツの休みがなくなります」

「なんで私達！？」

「二人だけではありません。学園内外問わず様々な争いが起き、そのたびに私達が駆り出される……だけならいいんですが風紀委員内でも不和が起きた時には……」

………それは大げさじゃないですか？
確かにゲヘナは全然訪れてなかったんで市場調査とかできてないですけど、そこまでの人気は………

「匿名100人のゲヘナ生に聞いてみました。氷室エルの埋蔵金の地図を持っていますか？」
「結果は……93人が持っています」

……その割には埋蔵金を探しに来るゲヘナの生徒なんてほとんど見なかったですけど

「地図の謎を解ける生徒なんて限られていますからね。大半はインテリア等の観賞用。たまに特殊な細工がされている地図を見つけて大騒ぎする生徒が出るくらいです」

………トリニティでもそうでしたけど、やっぱり宝に興味がない人の方が多いんですね……

[58 氷室エル 24/05/10(金) 23:05:35]

「とにかく！ エルさんが地図を描けないという事は禁句です！ いいですね？」

分かりました。私もここをトリニティみたいな状態にしたくないので……

「今のトリニティってそんなに酷いんですか？」

はい……いや、私が10割悪いんですけどね

「………でしたらもっとゲヘナに遊びに来てください。他の生徒に見つかっても有名人がいるくらいにしか見られませんし、私もいちいちゲヘナ外のカフェを予約しなくて済みます」

dice1d3=3 (3)

1.いや……そういうのも苦手なんですけど

2.……考えておきます

3.……そうですね

[59 氷室エル 24/05/10(金) 23:19:32]

「！！」

世界を見て周りってクズノハさんからも言われてますし……そんなに頻繁に訪れる機会があるか分かりませんが

「そんなものいくらでも作ればいいんです！ 今なら私が地図と関係なく製作した問題を定期購入しますよ？」

それなんですけど相談がありまして………

「相談？」

はい。そもそもこの話をイオリさんにするため先生に風紀委員会と連絡してもらったわけなんですが……

「え！？ そこで私！？」

今回ゲヘナを久々に訪れた理由……簡単に言えば自分探しなんですけど……

「……それ本当に私が聞いて分かる話？」

先生がイオリさんに話せば何か分かるかもって

「先生が……私に？」

dice1d3=2 (2)

1.「あー……もしかしてアレ関係？」(一人で聞く)

2.「何でイオリだけなんですか！？ 私も聞きますよ！！」(アコと聞く)

3.「また変な事言って……ちょっと助けて！私一人じゃ無理！」ﾋｿﾋｿ　(アコ＋ヒナと聞く)

[60 氷室エル 24/05/10(金) 23:29:55]

うーん……まぁアコさんならいい…のかなぁ？

「わざわざイオリに聞くという事は行方不明事件に関係する事でしょう？」
「そのイオリを選任したのは私です。つまり私にも聞く権利はあります！」

………まぁアコさんならいっか。追い返した方が面倒だし


「……なら私とチナツは席を外すからゆっくり３人で話すといいわ」

「風紀委員長室には誰も通さないようにしておきますね」

２人共ありがとうございます。 気を使わせてしまってすみません

「気にしないで、それが先生の指示ならきっと意味があるはずだから」
「それじゃ」　ｶﾞﾁｬﾝ


………先生ってやっぱり信用あるんだなぁ……大人なのに

[61 氷室エル 24/05/10(金) 23:47:36]

じゃあ早速なんですけど……イオリさん、アコさん
２人は生きる意味って持ってますか？

「「……え？」」

イオリさんは私の宝を見つけた後に見たものを覚えてますか？

「うん。覚えてる」

私の夢はあの瞬間に叶いました。アコさんにも地図を作るのは私の夢の為だと話したことありますよね？その時話していた夢が叶いました

「それはよかったですね」

はい、本当によかったです。……ですがそれは同時に私の生きる意味の喪失を意味していました
私は今、強奪事件の贖罪と……どうやら変わってしまった新たな夢の為に生きてます

「……ずいぶん他人事みたいな言い方をしますね」

……正直分からないんですよね。私は今やらないといけない事は分かっています。なのでしばらくはこうして生きていられるでしょう
ですが先の目的は……私のこれからの夢が分かりません……前までは無くなったと思っていたのですが、私にも残っているものがあるにはあるらしいのです

…………私に残った……違うか、私にできた新たな夢……なんだと思いますか？

「なるほど………それが今回の問題ですか？」

答えを私が用意できているわけじゃないですけどね

[62 氷室エル 24/05/10(金) 23:55:46]

「……イオリはどう思います？」

「私！？ 今の流れはアコちゃんが答えるんじゃないのか！？」

「先ほどのエルさんの話だとイオリは夢が叶った場にいたのでしょう？ 恐らくあの先生もだからイオリを選んだんだと思いますが」

「確かにいたけど……う～んそうだな……ちょっと聞いてもいい？」

はい。答えれるものなら

「dice1d3=3 (3) 」

1.夢が変わってないって事はないの？

2.夢が変わったって誰から聞いたの？

3.夢って本当に今決まってないとダメなの？

[63 氷室エル 24/05/11(土) 00:08:17]

え……？

「例えば私にも将来はヒナ委員長の様になりたいって夢があるよ。他にも自分の力だけでこなせない任務をこなせるようにもなりたいし、模範的な風紀委員でもありたい」

「イオリの場合は見え見えの罠に引っかからないも必要ですね」

「と、とにかく！ そういうのも夢だと思うけど……もっと将来的な夢だってある」

「例えば強さだけじゃなくて、職業だったり、れ…恋愛関係だったり色々」

イオリさんってもうそんな事まで考えて……

「例えばだって！……とにかく、そんな先の夢だって考えたことはあるけど、変わるかもしれないでしょ？」

「今就きたい仕事だって１年後には変わってるかもしれないし、生涯独身でいたいと思っても結婚したくなるかもしれない」

「目下の課題が分かってるならそれでいいんじゃないの？ ずっと先の夢も今の段階で決め打ちしないとダメなの？」

それは………dice1d3=2 (2)

1.確かにそうかもしれませんね

2.分かりません

3.はい

[64 氷室エル 24/05/11(土) 00:28:51]

イオリさんの言うことも分かりますし、それはきっと正しい。無理に夢を決めるといけないと過去にも言われました

だけど私は何かを目指していないと、どうしようもなく不安になってしまうんです……今こうして踏み出している一歩が私の中の夢に続いていてほしい。私は私の夢を叶えために存在しているから

今の私は夢が叶った後の余りだけで作られているから………早く見えない夢を見つけないと……！！


「はぁ……埋蔵金を見つけられ、ゲヘナに来ることができる様になったと思ったら……変わりませんねエルさん」

アコさん……？

「私も概ねイオリと言いたい事は同じですよ？ 『氷室エルにできた新たな夢は？』と、いつもの様に問題として提出されたら解答しません。焦って解答して間違えたら意味がありませんから」

………………そうですか

「ですがそうですね……まずは家に持ち帰った後でストーブでも探しましょうか」

……！それは……！！

「はい。エルさんがたまにやる手法ですよ」

[65 氷室エル 24/05/11(土) 00:48:06]

「ストーブ？ 何する気なのアコちゃん？」

「炙り出し文字ですよ。エルさんが埋蔵金の地図に仕込む手法の1つで、地図自体を熱すると文字が浮かび上がるというものです」

「初めて出してきた時の『え？ 難しめの地図って言ったんだからこれくらい試してますよね？』と言いたげな顔と言きたら…！！」

あ～思い出しました。アコさんに渡した事があるレア物の地図の話ですね……懐かしい

「えぇ。それからというものヒントがあからさまに足りない時はあらゆる方法を試しました」

「熱す冷ます以外にも他の地図と重ねたり、銃で撃ってみたら1部だけ反応が変わったり、食べれる部分があったり……全てが全てではないですが、時たまこういう一見では分かりにくい問題を出してくるのですよ」

………私がこの問題に対してそれを試してないと？

「いいえ、もっと最悪です。 仕掛けを無視して答えを聞こうとしているのですから」

！！

「さて、私の知る氷室エルさんはそんな事をするような人ではなかったと思いますが？」

dice1d3=2 (2)

1.……私はどんな方法であれ宝を見つけてくれる人を探していました。手段は問いません

2.……アコさんが知らないだけです

3.そ、それは……

[66 氷室エル 24/05/11(土) 01:06:46]

「言ってくれますね……ですが私は知ってますよ？ エルさんが宝に辿り着く人間をある程度ふるいにかけていた事を」

うっ…！

「自分で考えて答えを出してくれるのを望んでるからヒントを出したがるけど、答えを言う事だけは絶対にしない事も」

ううっ…！！

「………そしてまるで死に場所を探す様に夢を見つけようとする事も」　ﾎﾞｿｯ

「アコちゃん？」

「なんでもありません。とにかく！ 今の過程を飛ばして答えだけを知りたがる様なエルさんには、たとえ答えを私が知っていたとしても教える事はないです！！」

……返す言葉もないです

「全く……何を悩んでるかと思えば………エルさん、携帯は持ってますね？」

？はい

「じゃあそれを出してください。イオリも携帯を出して」

「別にいいけど……何をするの？」



「3人でモモトークのグループを作ります」

[67 氷室エル 24/05/11(土) 01:25:25]

「は？ グループ？」

モモトークって……工務部で登録したヤツの事ですか？

「…………エルさん。今のモモトークに登録されているのは？」

ミノリ部長、工務部、シャーレの先生、……後はトリニティでできた友人ですね

「友人！？ 私達を差し置いて友人ですか！？ あの友達と遊ぶくらいなら働くか地図を作るか売るかしかしないエルさんが！？」

はい。私の事を友達だと言ってくれて………驚きましたね

「なら私達も今から友人です！！ イオリもいいですね？」

「いや……そんな事急に言われても……」

そうですよ。イオリさんも迷惑だと思いますよ

「………二人は互いの事はどう思ってるのです？」

好感度　(最低保証値30)

イオリからエル dice1d100=21 (21)

1～33.先生とアコちゃんの頼みで助けた生徒

34～66.知人以上友達未満の知り合い

67～100.元から友人だと思ってたけど？

エルからイオリ dice1d100=50 (50)

1～33.先生を好きな人

34～66.頼りになる人

67～100.返しきれない程の恩がある人

[68 氷室エル 24/05/11(土) 01:43:25]

「はぁ……なんで貴方達は夢を叶えるという一大イベントをこなしてそんな関係なんですか！！」

なんでって言われましても……氷山では大活躍していた事は知っていますけど、特に世間話をしたとかもないですし、頼りがいがある人だなぁとしか

「 (それに私は虹色のこの子を見すぎて……少し苦手意識があるのよね……) 」


「なら猶更私達3人で親睦を深めるべきです！」

なんでこの3人で？

「エルさんの夢の答えを探す事に大きな意味があるからです！」

えええぇ！？

「………先ほど私は言いました。『氷室エルにできた新たな夢は？』という問いに対してあらゆる試行をしていない所か焦って答えだけを知ろうとしていると」

「ここで言う試行とは自分でその問いを考える事や、自分にできる事を試す以外に、他人に相談するというものがあります」

そうですね。だから私は2人に……

「えぇ、そこまでは合ってると思いますよ。ですが私達に聞く内容が間違っています」

[69 氷室エル 24/05/11(土) 01:59:09]

「例えば私達に夢はなんですか？と聞かれたら喜んで答えます。これからやる事が思いつかないという相談なら色々考えて出しますし、夢を叶える為に手伝ってほしいなら手やイオリを貸しましょう」

「もうあの日みたいなのはこりごりだからね！？」

ハハハ……

「ですが夢が叶ったら生きる意味がない？ 自分の夢が分からないから教えてほしい？ それは問いが間違いです」
「そんな気持ちで探して見つかるものが本当の夢なわけありません。そんなもので見つかるのは夢の様な何か別物ですよ？」

………アコさんなら私の夢にかける想いを知ってると思ってたんですけど

「えぇ知ってますよ。エルさんの愚痴だってカフェで何度も聞いていますから」

なら知ってるはずですよね？私は夢の為に命を捨てられるにんげ……

「そうやってヒントを無視して目先の夢じゃない物をつかもうとするから止めているのです」

………ヒント？

「えぇ、そこにいるじゃないですか……ねぇイオリ？」

「……え、私！？」

「先生がイオリを選んだのでしょう？ だったらイオリがヒントである可能性が高い………そう思いませんか？」

………イオリさんは何か知ってるんですか？

「へっ！？ そんな事急に言われても……」

[70 氷室エル 24/05/11(土) 02:10:20]

「…………なるほど、確かに今のエルさんは不安定な様ですね。いつも通りの様でいつも通りではない」
「エルさんは隠されたヒントの1つを見つけただけで全ての答えが分かるのですか？ 貴方はそんな簡単な謎しか埋蔵金の地図に込めてこなかったのですか？」

……！！
それは……違います。複数のヒントを混ぜる事もある、別の地図と合わせて使うものもある。ダミーや特殊な手法で完成するヒントがある！

「えぇ、問いの答えは自分で見つけるもの。私達が出せるものは精々ヒントまでです」
「そのヒントはいつ役に立つか分からないし、役に立たないかもしれない。そもそもヒントじゃないかもしれない」

「だけど地図の問題の様に色んな方法を試して多くのヒントを得ていくこと……私達との毎日は夢を探す事に大きな意味がある。そう思いませんか？」

[71 氷室エル 24/05/11(土) 02:11:04]

中途半端ですけど本日はここまで

次回で自分探しの旅ゲヘナ編は終わりまでもっていきたい……

[72 二次元好きの匿名さん 24/05/11(土) 05:44:54]

ちゃんとお友達が増えたぜ

[73 二次元好きの匿名さん 24/05/11(土) 12:12:29]

数日前にスレ立っとる！気付かんかった…たておつです

[74 二次元好きの匿名さん 24/05/11(土) 20:10:43]

焦りはよくないね

[75 二次元好きの匿名さん 24/05/11(土) 22:16:11]

今気付いた
続きが見れてうれしい

[76 氷室エル 24/05/11(土) 23:39:44]

本当はオリキャラ総合スレで報告したかったんですけどタイミングが悪かったもので……今日は少しだけ更新します

……言いたい事は分かりました。望む答えを早々に得ようと盲目になっていた事も認めます

でも、私達が同じグループに入るのと友達になるのは何の関係が？

「言ったでしょう？ ヒントになると」

……本当にそうなのかは一旦置いといて、ヒントになるから友達になるって友達じゃなくないですか？

「そうですね。恐らく先生はイオリとエルさんが仲良くなれる可能性があると思ったから相談する様に持ち掛けたのでしょう」

「いきなり友達とまではいかなくても二人でしか体験していない事もあるでしょうし、少しずつ不安に思ってる事を打ち明けて少しずつ問題を解いていくと」

「…でも実際はアコちゃんの方が詳しくない？」

「それは当然です。エルさんの学区内を除けば私が一番付き合いが長い同年代ですから……そうですよね？」

dice1d3=1 (1)

1.…………そうかも

2.長さだけで言えばそうですね

3.確かにそうですね

[77 氷室エル 24/05/11(土) 23:51:28]

「……なんですかその別人を思い出てしまった様な間のある返事は」

「まさか私以外とも隠れてやり取りしている相手が！？」

いやいや、そんなまさか……ゲヘナの知り合いはアコさんだけですよ

別の学区も昔に一通りは確認しましたけど、記憶に残ってるか怪しい学区ばかりですし、出歩くのはレッドウィンター自治区を除けば都市部とブラックマーケットばかりで……

「別に怒ってるわけじゃないです。むしろ積極的に関わるべきでしょう」

「その方に今日と同じ質問をしている所を聞いてみたいくらいです」

…………でもこの人はdice1d3=1 (1)

1.最近はすっかり疎遠になってしまいって……

2.昔少し交流があっただけですよ？

3.ただのお得意様ですよ？

「今まで自分の事ばかり……いえ、自分がどう見られているかすらまともに分かっていなかった人に拒否権はありません」

「で、どこの誰なんですか？」

[78 氷室エル 24/05/12(日) 00:07:49]

ゲヘナの人じゃないんですからアコさんに言っても分からないですって

「ならせめて疎遠になった理由だけでも教えてください」

「どうせエルさんの事ですから自分から相手を遠ざけたのでしょう？ 目標の障害になるからと」

失礼ですね！そんな理由じゃないですよ！ ただ……

「ただ？」

あの時の子は今やdice1d3=1 (1)

1.……悪の権力者になってしまったからですよ

2.……資本家になってしまったからですよ

3.……行方が分からなくなってしまったからですよ

[79 氷室エル 24/05/12(日) 00:21:13]

「……うちの議長みたいなものになったと？」

前に言ってた無茶ぶりしてくる人でしたっけ？……今ゲヘナにいることですし埋めてきますか？

「是非ともお願いしたい所ですが、今はエルさんの話が先です」

「悪の権力者……マコトって名前じゃないんですよね？」

違いますね。初めて出会った時はそんな事なかったんですけど、入学の時には悪の道に走って………次に悪の権力者をやってるって所を見たら埋めますねって話をして別れたので……

「エルさんにそこまで言わしめる程の悪の権力者ですか。それでいてゲヘナ生じゃないとなると……エルさんの所の会長じゃないんですよね？」

会長は資本家で権力者ですけど悪ではないです！！

………dice1d3=3 (3) って言ったら分かります？

1.カヤ

2.キサキ

3.アル

[80 氷室エル 24/05/12(日) 00:33:20]

「…………は？」

「えっと……アルって………陸八魔アル？」

はい。ブラックマーケットで市場の確保をしている時に知り合って……最初は私の地図に興味を持ってくれた一人でした

ですが時が経ち彼女は変わりました…………よく分からない悪を目指しながら所属しようとしていた学園を飛び出して学外で活動し、現在では金さえ貰えばなんでもやるという悪の会社の社長になっただとか……

一度は情報が間違いだと思い構えたオフィスを訪れた事もありますが…………悪の権力者になっていましたとも……

「…………あのですねエルさん」

すみません……説明しても分からないですよね？ ブラックマーケットで活動してるとこういう話題が入ってくることがないですよね

「………いや、その………」

「dice1d3=2 (2) 」

1.ややこしくなるから言わないでおきましょう

2.先生には後で一報入れておきますか

3.……！お手伝いしましょうか？

[81 氷室エル 24/05/12(日) 00:46:49]

「(先生に連絡しておけば上手い事するでしょう。後は知りません)」


なのでアコさん以外の昔からの知り合いは悪の権力者になってしまいましたし、もし積極的に関わろうものなら土の中に会社ごと埋めてしまうでしょう
………一応私の地図を喜んでくれていた過去もあります。極力接触は避けるようにはしています

「……エルさん。私が言うのもなんですが、あなたの交友関係ややこしくありませんか？」
「これからは今まで出会った人ともちゃんと向き合うべきですよ？」

う゛っ……！

「……そしてこれからも他人どころか自分の事すら見失いがちで分かってないエルさんの為に、私がチェックしてあげましょう」
「おかしな結論に辿り着く前や、問題の解き方が分からなくなって投げ出す前にちゃんと相談してヒントを貰う様に」

「そして同じ目線で並んでヒントを出せる者こそ……友達と言えるのではないでしょうか？」

アコさん………！

[82 氷室エル 24/05/12(日) 01:07:52]

「……そういう事なら私も付き合うよ。アレだけ苦労して助けたのに、また死にそうな顔しているのを見るのはこっちも嫌だし」
「それに友達が増える事自体は歓迎。こういうアコちゃんを見るのも珍しいし、3人で遊ぶのも悪くないと思う」

イオリさん……！

「そうと決まったら登録しますよ……もうすっかり遅くなってしまいましたからね」

え？………うわっ！？ もうこんな時間！

「美食研究会の妨害がなければ早く終わったのですが……こればかりは仕方ありません」
「でも問題ありません。今日からはこのグループでいつでも会話できますし、友人なのですから遊びに行くことだってできます」

確かにそうで 「が！！我々風紀委員は日々忙しい身ですので遊ぶ際はエルさんがゲヘナに遊びに来る事。これが必須になるでしょう」

す……ね！？ いやいや！！いつもの取引先のカフェでお茶とかでもいいじゃないですか！

「エルさんは私達に風紀委員の仕事を放り出して学区外へ来いという事ですか？……イオリはどう思います？」

「…！ ちょっと傷つくかなー……それにゲヘナには美食研究会以外にも問題児がいっぱいいるから、そもそも出られないかも……」

「ゲヘナに来てくれるのも一回だけだなんて……学内には他にも紹介したい施設だってありますのに」

……あ～！もう！！分かりましたって！！　遊びに行きますから！！

「よろしい。……分かりましたかイオリ？ エルさんはこうやって動かします」

「……この子に関してはアコちゃんの方が何枚も上手だって事がよく分かったよ」

[83 氷室エル 24/05/12(日) 01:39:15]

今日は色々ありがとうございました！！

「何か分からない事があったら相談するんですよ」

考えておきますね！！　それでは失礼します！　ﾀﾞｯ!



「……では私達も帰りますか」

「ねぇアコちゃん。さっきはわざわざ友達になる様に仕向けたけど、今回の事がなくても友達になりたかったんじゃないの？」

「そうですよ？　それをまさかポッと出の……しかもトリニティの生徒より後になるとは思っていませんでしたが」

「ずっと前からの付き合いだって言ってたけど、じゃあなんで今日まで友達だって言わなかったの？」

「………それは今までのエルさんが今日以上に周りが見えてなかったからです」
「彼女の物語は全て自分の中で完結していました。始まりがあって、必要な物を集めて、終わらせる為に日々を進める。そこに問題も解答もない。あるのは"夢"だけ」
「そしてエルさんの物語に"友達"は必要なかった。だから私を"お得意様"として関係を持っていたくらいにしか思ってなかったのでしょう」

「…………」

「だからこそ自分以外に目を向けるようになった今がチャンスです！！ イオリにも協力してもらいますからね！」

「そこまで分かってるのに落ち込んでないんだ」

「利用しているのはこちらも同じです。初めて出会った日から問題の更正や、購入をする時は断らない事を使って定期的に情報交換や心の内を聞いてきましたから」

[84 氷室エル 24/05/12(日) 01:40:21]

「アコちゃんはなんでそんなに氷室エルにこだわるの？」

「理由ですか……もったいぶる必要もないですが、それはまたの機会にしましょう。どうせならエルさんの前で話したいので」
「ふーん……なら私も次に遊びに来る機会を楽しみしようかな～」





「ちなみに委員長と氷室エルならどっちが好き…」

「愚問です。ヒナ委員長に決まってるでしょう」

「……そこは変わってなくてよかった」


好感度　友人になったキャラの好感度は最低保証値(45)が付きます
エル：アコ　　　50：63 (お得意様から私の事を昔からよく知る友人へ)
エル：イオリ　　50：45 (私の夢を叶えたメンバーの１人。友人の１人)

[85 氷室エル 24/05/12(日) 01:45:05]

＜次の日＞

ああ゛～疲れた～……ここ最近自室でゆっくり地図を描く時間がないから体動かしっぱなし～……

今が大事な時期とはいえ、一日くらい何もしない日を作った方がいいかもしれないなぁ

dice1d3=1 (1)

1.久々の事務局

2.シャーレの当番

3.ゲヘナの戦いで思った事

[86 氷室エル 24/05/12(日) 01:45:46]

というわけで今日はここまで
次回は久々にチェリノ会長とエルのお話です

[87 二次元好きの匿名さん 24/05/12(日) 07:39:02]

古巣か

[88 二次元好きの匿名さん 24/05/12(日) 12:37:26]

投稿乙
愉快な話になりそうだ

[89 二次元好きの匿名さん 24/05/12(日) 21:39:29]

事務局かぁ

[90 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 07:05:21]

挨拶はちゃんとしとかないとね

[91 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 12:47:32]

マナーは大事

[92 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 18:32:36]

進捗報告みたいになるんだろうか

[93 氷室エル 24/05/13(月) 21:40:50]

ただでさえ更新が遅いし少ないのに回り道はやりたくなってしまう　再開します

うん、そうしよう。

そうと決まれば今日を早速体を休ませる日に……

＜ ピンポンパンポーン

『我が同志エル！ 至急事務局まで急行せよ！来ないと粛清だからな！』

……一気に休めなくなってしまった

でも何の用だろう？ 新作の地図はもう作れないって説明したし、事務局の棚も直したし……う～ん？

とりあえず粛清される前に向かいますか

チェリノの機嫌(高いほど良い)

dice1d100=11 (11)

[94 氷室エル 24/05/13(月) 21:50:46]

「遅い！おいらが呼び出したんだからすぐに来るべきだ！ 粛清だ粛清！！」

……会長、怒ってます？

「怒ってない！」

絶対に怒ってるじゃないですか……何かあったんですか？

「何もない！！ おいらの言ってる事を疑うのなら……」

！！　いえいえ、疑ってはないですよ！

……それで、いつもの怒ってないチェリノ会長に聞きたいんですけど……今日は何の用なんですか？

「……うむ。確かに用もあるけどその前に……同志エルよ」

はい？

「おいらに何か話したい事があるんじゃないか？」

話したい事？

dice1d3=1 (1)

1.あっ！そういえば私の名前使って嘘つきましたよね！！

2.そういえば本棚の件ですけど……

3.……最近どうですか？

[95 氷室エル 24/05/13(月) 22:02:38]

旧校舎にいた人に聞きましたよ！！ 私の名前使って工務部が作る道を使わせないようにしてるって！

「！？ 誰だ！エルに旧校舎の話をしたのは！！」

工務部に依頼したら誰かが言わなくても私が見ることだってありますし、それが納期が間に合いそうにないとなったら手伝う事だってありますって

「……だがおいらは間違ってないぞ！ エルもレッドウィンターが誇る偉大な髭のおいらと、あのチビならおいらの味方をしてくれるだろう？」

……………

「だからアレは当然の行いというわけだ！！」

チェリノ会長……dice1d3=3 (3)

1.今なら一緒に謝りにいってあげますよ

2.今の会長とノドカさん達ならノドカさん達の味方をします

3.理由を教えてください。内容次第です

[96 氷室エル 24/05/13(月) 22:30:04]

私はチェリノ会長がどんな人なのかは一般生徒よりかは分かってるつもりです

自分の為に突拍子もない事をやりたがる事も知ってます

ですが今回は急いで道を作るにしては橋を工務部に依頼し時間を与え、時間を与えて作らせる割には納期が……私がいない工務部に振るにしては短い

勢いで指示したように見えながらも、どこか計画性がある……けど計画自体が杜撰でした

「うぐっ…！？」

それに今までチェリノ会長は自らの威厳で何とかするタイプで、私の名前なんて使わず言う事を聞かせてきたでしょう？

なんで急に私の名前を使ったんですか？

「言いたくない！」

……何かあったんですか？

「………」

何も言ってくれないと私も何もしようがないんですけど……

dice1d3=2 (2)

1.先に呼び出された話の方を聞こう

2.トモエさんに聞いてみよう

3.「………から」

[97 氷室エル 24/05/13(月) 22:51:38]

「ふんっ！ なんと言おうと絶対に言わないからな！」

(へそを曲げられてしまった……こうなるとすぐには教えてくれそうにないか………)

(他にチェリノ会長の真意を知ってそうな人となると……1人しかいないよね)

トモエさん……トモエさん……！　ﾋｿﾋｿ

「…………」

トモエさんは絶対に理由に検討ついてますよね？　ﾋｿﾋｿ

「………」

なんでチェリノ会長があんな事をしたのか教えてください！ 最悪旧校舎の人達に説明だけしてくるとかできるんで！　ﾋｿﾋｿ

dice1d3=2 (2)

1.聞こえているが知らんぷり

2.おやつタイムを利用して教えてくれる

3.指を指される

[98 氷室エル 24/05/13(月) 23:17:02]

「すみません、チェリノ会長。そろそろアレが届く頃かと……」

アレ？

「もうそんな時間か？ よし！！アレはおいらが受け取りに行くからエルはここで待っていろ！」
「では行ってくるが……絶対に付いてきちゃダメだからね！ トモエはエルを見張っておくように！」

「分かりました」


……アレってなんです？

「アレの正体が何かはすぐに分かります。ですがその前に……」
「なんですかさっきの話は！ 久しぶりに直接呼び出されたというのにチェリノ会長にまともに話させず……！」

いやそれは……会長のせいで風評被害を受けてる側ですし……

「でしたらチェリノ会長の為、ひいてはレッドウィンターの為に嘘を真にしてあげようと努力しようと」

あの子達もレッドウィンター生なんで学校の為にはならないと思いますけど……って！そんなやり取りをしてる場合じゃないんですよ！

最近チェリノ会長に何かありました？ あんまり変わってないようで変わってるような……よく分からないですけど違和感があって……

「………氷室エルさん。エルさんはこの間まで行方不明になっていたそうですね」

お恥ずかしながら……って私の話じゃなくて会長の話をですね

「関係があります。むしろ大ありです」

[99 氷室エル 24/05/13(月) 23:38:40]

「エルさんがレッドウィンターに帰ってきてすぐ、チェリノ会長の元を訪れましたね？」

はい。色々と心配をかけたみたいですし……それに現地の事があって一度顔を見ておきたくなりました

「それはとても良い心がけです。そしてその場では何を？」

普通に戻ってきて、事情を軽く説明して、埋蔵金は先生が見つけたのでもう地図を描けないて持ってこれないと…「それです！！」
………もしかして私が新しく地図を描けないから機嫌が悪いと？

「正確には違います。………この話を私からしたくはありませんが、これもチェリノちゃんの為……仕方ありません」
「自分の口でもう一度言ってみてください。シャーレの先生が埋蔵金を見つけたので、エルさんは何と説明しましたか？」

もう埋蔵金の地図を描けない。描けない以上追加で持ってくることもできないと説明して、すっごく怒られました
え？ もしかしてこれで怒ってるから悪評をバラまいてるとかそういうのだったりします？

「………エルさんは会長の細かな心の機敏は分かるのに、こういう所には気づかないのですね」
「地図は作らない。だから持ってこない。事務局で氷室エルを呼び出す理由はほぼ無くなったと言っていいでしょう」

そうですね。事務局に入るのはこの前みたいに棚を直す時みたいな工務部での活動か、クーデター中くらいでしょうね
………ん？もしかして……

「流石にここまで言えば分かりましたか？………チェリノ会長はエルさんに出会う機会の喪失してしまったのです」

[100 氷室エル 24/05/13(月) 23:54:51]

あ～……なるほど…………そうですか………

「そして今日は久しぶりに呼び出して出会ったというのにエルさんときたら……」

いやそれは………って機嫌の問題は分かりましたけど、旧校舎の橋の工事はなんですか！？

旧校舎の生徒に私の名前を出すのは関係ないですよね！？

「……エルさんがレッドウィンター生にチェリノ会長から当たらずとも遠からずな噂が流されている事を知ったらどうしますか？」

それは今日みたいにチェリノ会長に聞きに行きますけど……あ！！まさか……

「そうです。今回の出来事はエルさんに出会う為の理由づくりです」

「さて、こういう理由作りになりそうなもの……他に心当たりはありませんか？」

…………本棚？

そういえばミノリ部長に私の部屋の本棚の修理を頼まれた時も、実際は私と話をすることが……あっ……だから事務局の本棚も大して壊れてなくて……

「よく分かりましたか？」

………ご迷惑をおかけしました

「迷惑をかけたと思ったのであれば、戻ってきたチェリノちゃんにどう対応したらいいか分かりますね？」

はい………

チェリノが取りに行ったアレ

dice1d3=1 (1)

1.プリン

2.勲章

3.武器

[101 氷室エル 24/05/14(火) 03:45:55]

寝落ちしてたので今日はここまでで……調子が中々上がってこない……

[102 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 12:12:10]

プリンだ
甘いもの大事

[103 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 18:31:15]

チェリノはかわいいなぁ

[104 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 00:00:54]

ﾁｪﾘﾉﾁｬﾝｶﾜｲｲﾔｯﾀｰ!

[105 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 00:37:51]

食べるのか、一緒に

[106 氷室エル 24/05/15(水) 01:08:22]

うーん復活したばかりなのに更新が進まなくて申し訳ない

お仕事が忙しい時期に入ってしまうと帰宅が23時とかになってしまうので……

[107 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 07:23:07]

待ってます

[108 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 12:30:35]

お仕事お疲れ様です！

[109 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 20:53:17]

仲良くやってほしい

[110 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 07:35:25]

待とう

[111 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 12:49:27]

まってるよ

[112 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 22:42:45]

仲良し

[113 氷室エル 24/05/17(金) 00:08:52]

個人的に日をこれ以上空けたくないので少しでも更新するぞ！！

「戻ったぞ！ トモエ！ エルは変な事していないな？」

「はい。しっかり見張っておきました」

戻ってきたチェリノ会長が持ってきたのは隠してる様で隠せてないプリンだった

………さっきトモエさんから言われた事を思い返すと、流石の私でも何をしたいか分かる

そうなると私がやるべきことは……

dice1d3=2 (2)

1.素直に持ってきたものが何かを聞いてみる

2.世間話を持ち掛ける

3.………今から一瞬で用意できるだろうか？(dice1d2=2 (2) 1.いける 2.ムリ)

[114 氷室エル 24/05/17(金) 00:29:13]

旧校舎の話も気になるけど………よくよく考えたら会長とゆっくり話す機会も減ったし、私も言い争いしたいわけじゃないよね


「ふっふっふっ……！ 同志エル！今日は私が問題を出す番だ！ 何を持ってきたか分かるか！？」

……何を持ってきたかですか？ わざわざ取りにいったくらいですし、新しい勲章とかですか？

「ハズレ！ ヒントはそうだな……レッドウィンターの生徒全てが大好きなものだ！」

………自分？

「そうじゃなくて！ もっと分かりやすいもので……ほら！！エルもここに来たらいつも好きだって言ってるものだ！」

そこまで言われたらヒントじゃなくて答えなんじゃ……プリンですか？

「！！ 正解だ！正解したご褒美に一緒に食べる権利を与えてやる！」
「だけどさっきの話を続けるならプリンは無しだ！ これでもうエロガキの話をする気が起きないだろう！？」

理由はそれだけではないんですけど………確かにチェリノ会長とプリンを食べながら最近起きた取り留めもない話をしたくなってきました。流石チェリノ会長ですね

「よし！……あっ、今のはよしはその……気にするな！」
「まずはこの日の為に用意したプリンを食べよう！　トモエ、おやつの準備だ」

「分かりましたチェリノ会長」

[115 氷室エル 24/05/17(金) 00:46:07]

それにしても最近起きた事か………慣れない事をやってるせいで１日１日が濃く感じてしまうなぁ……プリン美味しい……

「慣れない事？ エルは地図を作らないと言っていたが今は何をやっているんだ？」

一言で言うと自分探し……ですかね

とりあえず私の事を知ってそうな人を順番にあたっていって、自分では分からない自分に気づく旅をしています

「なに！？ ならなんで最初にエルの事を一番良く知ってるおいらに聞きにこないんだ！？」

dice1d3=1 (1)

1.聞こうと思いましたけど、追い返されたじゃないですか

2.最近呼び出しなかったじゃないですか

3.私は事務局の人間じゃないですっていつも言ってるじゃないですか

[116 氷室エル 24/05/17(金) 01:07:58]

「あ、あれは……その……」

特に気にしてないんで大丈夫ですよ。ここに呼んでもらってる理由のほとんどがなくなる話ですからね

それに今こうして会長からも聞けるからいいじゃないですか

「うん！ たしかにそうだな！」

「それでエルは自分のどういう所を知りたいんだ？」

どういう所……たしかにその辺りはフワフワしてるかも

会長は前までの私をよく見てましたし……そうだ！　今の私って前の私と比べて何か大きく変わった部分ってあったりします？

「変わった所か……dice1d3=2 (2)　」

1.付き合いが悪くなった！

2.よく分からないな

3.何も変わってないぞ！

[117 氷室エル 24/05/17(金) 01:41:04]

本人でも分かっていない部分をいきなり言われても難しいですもんね

でも一見して変わった部分がないって分かっただけでも安心しました

「エルは何か変わってしまったのか？」

どうなんでしょうね？ 自覚はないです

……でも漠然とした不安はありますね。特に私はこの先どうなるのか将来の事が全く思い浮かばなくて……

「ん？ そんな簡単な事で悩んでいたのか？」

事務局のポストに付けばいいって話ならお断りしますよ

「そうじゃない。おいらはエルはこの先dice1d3=3 (3) と思ってたぞ」

1.悪を裁く傭兵になる

2.宝の地図以外の地図を作る

3.新しい宝を見つける冒険の旅に出る

[118 氷室エル 24/05/17(金) 02:22:14]

打ち込んでた文章が消えてしまったので中途半端ですが今日はここまで……

[119 氷室エル 24/05/17(金) 02:33:48]

F12無効化してきたので次からは消えないはず……

[120 二次元好きの匿名さん 24/05/17(金) 07:28:36]

冒険かぁ
そもそも自分でお宝を作ってたわけだしそう思われるのも納得

[121 二次元好きの匿名さん 24/05/17(金) 12:51:48]

投稿乙です

[122 二次元好きの匿名さん 24/05/17(金) 23:18:45]

エルちゃん大丈夫かな

[123 二次元好きの匿名さん 24/05/18(土) 06:47:24]

どうなるかな

[124 二次元好きの匿名さん 24/05/18(土) 12:01:43]

期待

[125 二次元好きの匿名さん 24/05/18(土) 20:43:52]

プリンおいしい

[126 氷室エル 24/05/18(土) 22:33:31]

今日は少し早めに帰ってこれたのでチビチビ再開

新しい冒険？

「そうとも！ そしてまた見つけたお宝の地図を描いて、おいらの元に持ってくる」

「これで元通り！ またエルから新しい話をたくさん聞くことができるようになるし万々歳だな！」

………でもアレ以上の宝なんて私には見つかりませんよ

伊達に生き方を決めてから最近までの間、ずっと生きてた中でアレ以上は見たことがないですから

「……エルは新しい宝を見つけたくはないのか？」

dice1d3=1 (1)

1.そんな事はないんですけど……

2.……見つけられないですよ

3.……そうかもしれませんね

[127 氷室エル 24/05/18(土) 22:43:37]

でも宝って言われても私お金に興味ないですし……資本家は敵ですけど

自分が欲しくもない物を探す気にもならないです

「エルはなにが好きなんだ？」

私が好きな物……プリンと……地図を描く事自体は好きですし後は……

「………」

！！チェリノ会長の事も好きですよ？

「………！！ ほんと！？」

えぇ、本当ですよ　dice1d3=2 (2)

1.さぁ。私の話はこの辺りで止めて、次は会長の話を聞かせてください

2.パッと思いつくのはこれくらいですね

3.後は………あっ……

[128 氷室エル 24/05/18(土) 22:57:00]

「そうか！ 何にせよエルも大好きな偉大なる生徒会長。チェリノの言葉を覚えておけ！」
「そしていつの日か思い出していろんな冒険した暁にはおいらの元に報告にくるように！ こないと粛清だからね！」

はいはい。分かりましたよ会長

「分かったならいい！ おいらはずっと待ってるからな！」

ありがとうございます会長。会長の言葉よく覚えておきますね

「うん！ さぁもっとエルの話をしてくれ！ プリンも今日は多めに用意したから2つ食べてもいいぞ！おいらは３つ食べるからな！」

私の話もいいですけど会長の話もお願いしますね




宝を探す冒険の旅か………私の求める宝は…………私の夢はどこか遠くにあるのかな？

[129 氷室エル 24/05/18(土) 23:06:51]

その後会長とプリンを食べながら話をしていたらdice1d3=2 (2)

1.チェリノ会長の就寝時間になってトモエ秘書官に怒られた

2.日付が変わりそうになっていた

3.徹夜していた

意図せずゆっくりする事になった一日だった

旧校舎の話は時期をみてトモエさんにでも聞く事にしますか

それにしてもレッドウィンターでの交友は最低限にして埋蔵金に関係ある相手以外は最低限の対応だけしているつもりでしたし、なんなら最初に見つかって工務部に入れられる事を決められたのは嫌だったんですが……

チェリノ会長といい、ミノリ部長といい………私って恵まれてたんですね

[130 氷室エル 24/05/18(土) 23:13:24]

＜次の日＞

……体が休まったとはいえ徹夜に近い状態から自分探しの旅をする気にはなれない

今日も活動は控えめにしておこう

dice1d3=1 (1)

1.先生に会いに行こう

2.ゲヘナの戦いで思った事

3.……もう一度見に行こうかな

そういえばアレからクズノハさんから何も言われてないけど今の私は正しい方向に進んでいるのだろうか？

だったらいいんですけどね～

[131 氷室エル 24/05/18(土) 23:14:23]

シャーレの当番

dice1d3=1 (1)

1.いる

2.いるけど席をはずしてる

3.いない

[132 氷室エル 24/05/18(土) 23:30:01]

という事で様子を見に来ましたよ先生

"いらっしゃい"

"遊びに来たとかじゃないんだね"

はい。先生がちゃんと信じられる大人かどうか、判断している最中ですからね

”手厳しい……”

"そういえば自分探しは順調？"

少しずつですけど分かってきた事もあるので順調といえば順調です

ですけど自治区でトラブルを起こしたり、拉致されて火山に連れていかれたりと全てが思い通りには行きませんね

あっ！たしかホシノさんでしたっけ？ ホシノさんの学校に行くときは絶対に誰か案内を呼んでください！！

人気があろうとなかろうとトラブルばっかりでまた出先で迷惑をかける事になったら……！！

"dice1d3=2 (2) "

1.だったら今日の当番の子に頼む？

2.分かったアビドスの子に連絡しておくよ

3.そ、そうだね。護衛してくれそうな子が見つかるといいんだけどね

[133 氷室エル 24/05/18(土) 23:48:42]

よろしくお願いします！ 3回目は失敗したくありませんから！！

……ところで先生。わざわざシャーレに乗り込んでこんな事を聞くのもなんですが……

先生って暇だったりします？ 暇なら少しお話でも

"ごめんね。まだ書類作りが終わってないんだ"

そうですか……よければ手伝いましょうか？

"大丈夫。お手伝いの子はもう来てもらってるから"

"ほら、あそこの机にいる子だよ"

dice1d3=3 (3)

1.(レッドウィンターを除く)エルが好感度ダイスを振った事がある生徒

2.エルが好感度ダイスを振った事がない生徒

3.>>135

[134 二次元好きの匿名さん 24/05/19(日) 00:17:15]

ksk

[135 二次元好きの匿名さん 24/05/19(日) 01:34:44]

ヒマリ

[136 二次元好きの匿名さん 24/05/19(日) 07:49:46]

薄幸の天才美少女じゃん

[137 二次元好きの匿名さん 24/05/19(日) 12:55:49]

投稿乙

[138 二次元好きの匿名さん 24/05/19(日) 21:50:03]

出会ってしまったか

[139 氷室エル 24/05/19(日) 22:28:13]

再開前にこれだけ判定

ヒマリはシャーレの仕事を

dice1d3=1 (1)

1.ドローン越しで手伝っている

2.リモートワークで手伝っている

3.実際に来て手伝っている

[140 氷室エル 24/05/19(日) 22:35:34]

………先生って機械に名前つけて可愛がるタイプなんですね

それともシャーレの当番を機械に任せる事で直接関わらない様にしているとかですか？

"違うよ！？"

"このドローンを操作している子が今日の当番なんだけど、dice1d3=1 (1) "

1.シャーレまで来るのは大変だから

2.理由は聞かされてないけどドローンだけ飛んできて………

3.忙しくて部室から出ていけないみたいで

…………アレがちゃんと仕事できるんですか？

私の方がお手伝いできると思いますけど

事務　dice1d100=59 (59)

『聞き捨てなりませんね』

うわっ！？ しゃべった！？

[141 氷室エル 24/05/19(日) 22:53:57]

事務：59　(頭を使わない仕事なら人並みにできる)


『この正体不明の超天才美少女の手にかかれば1機のドローンですら生徒5人以上の情報処理能力を持ちます』

本当に仕事をしていたのか定かではないけど、さっきまで仕事をしていた席からドローンが私の前に飛んでくる
銃火器も何も付いてない。ただの警備用のドローン

………大丈夫ですよ先生。先生が機械に名前をつけるだけじゃなくてキャラ設定も考えて機械に美少女と名乗らせて側に置いているのは黙っておきます
ちょっと信用は減りましたけど

"だから違うからね！？"

だってアレがどうやって仕事のお手伝いをするんですか？

"うーん……データ整理の手伝いをしてもらってたからパソコンにモニターを見せる方が早いかな？"
"ヒマリ。エルにどう仕事をしているか見せてあげて"

『分かりました。ドローンのUSBをモニターに接続してください』
1.パソコンが勝手に起動する
2.1+パソコンのスピーカーからヒマリの声が聞こえる
3.2+ウィンドウが開いてヒマリの映像が映る

[142 氷室エル 24/05/19(日) 22:54:15]

振り忘れ

dice1d3=2 (2)

[143 氷室エル 24/05/19(日) 23:19:12]

『はい。接続完了です』

！？ ドローンから声が移った！？

『そこまで驚く事ですか？』

『でしたら……これはどうでしょう？』

………先生！ パソコンの画面が勝手に動いてますけど大丈夫ですか！？

"大丈夫だよ。変なことはしないって信用してるから"

『信頼していただけるというのなら先生のメインPCのデータ整理も喜んでさせていただきますよ』

"そこは機密だから。ごめんね"

『そうですか。それは残念です♪』

…………この機械の中の人dice1d3=2 (2)

1.すごい人なんじゃ……

2.パソコンの中に住んでる人なんじゃ……

3.大人なんじゃ……

[144 氷室エル 24/05/19(日) 23:47:26]

"エルってもしかしてパソコン苦手？"

苦手というか使わないです

"でも自分の地図の統計とか普及率とか出してなかった？"

"そういった計算は機械を使った方が便利だよ"

そんなもの自分の足で調べて計算したらいいじゃないですか

電卓くらいは使いますけどね

『私は仮想世界の住人ではなく現実に存在する生徒です。今は少し先生のパソコンの中を覗かせてもらって手元の端末で操作しています』

本当に先生が作り出したロボットの中に住む美少女を名乗る生徒という名の何かではないんですよね？

『まだ疑ってます？』

疑うというか実感がないというか……

"それなら現実のヒマリの顔を見たら納得するんじゃない？"

『私の素顔ですか？』

dice1d3=2 (2)

1.いいですよ

2.今は少し……美少女の素顔は安くありませんから

3.……少し待ってくださりますか？

[145 氷室エル 24/05/19(日) 23:56:41]

"ヒマリ？"

『……素顔の件については後日お見せしましょう』

『そうですね。時間がある時にでもミレニアム学園のdice1d3=3 (3) という場所を訪れてみてください』

1.セミナー

2.ヴェリタス

3.特異現象捜査部

そこまで指定されると実際にいそうな気がしてきますね……実際にいなかったら迷惑がかかるわけですし

……分かりました。今はそういうすごい事ができる人がいると納得しておきます

『えぇ。ミレニアムが誇る天才清楚系美少女ハッカーはすごいですから』

……さっきと紹介変わってません？

"……ん？"

"（パソコンモニターの画面に『氷室エルさんを一度帰してください』というファイルが追加されている）"

[146 氷室エル 24/05/20(月) 00:06:19]

じゃあ私は仕事の邪魔にならないように帰りますね
パソコンのお仕事は手伝えないだろうという事はよく分かりましたし……

"仕事はパソコンを使わないものも多いからエルの力も借りる時が来るよ"
"また当番になった時はよろしくね"

『私もミレニアムでお会いできる時を楽しみにしています』

はい！ それでは失礼します



～～～～～～～～

"………行ったかな？"
"ヒマリ。さっきのファイルは私の見間違いじゃないよね？"

『はい。今は少し氷室エルさんに私の顔を見せるわけにはいかないですから』

"あれ？ ヒマリにエルの苗字って教えたっけ？"

[147 氷室エル 24/05/20(月) 00:10:06]

"もしかしてヒマリはエルの事を知ってるの？"

『はい。といっても一方的にでしょうけど』

好感度

ヒマリからエル dice1d100=33 (33)

1～33.彼女はデカグラマトンと接触しています

34～66.彼女はデカグラマトンの関係者であるかもしれません

67～100.実はファンでして……

[148 氷室エル 24/05/20(月) 00:20:32]

"！？"

『ですからデカグラマトンを追っている私の素顔を見られるわけにはいきませんでした』

"待ってヒマリ！ パソコンにも疎いエルが……ありえないよ！"

『………』

『埋蔵金の地図。私も何度か先生からいただいたアレは氷室エルさんの地図ですね？』

"……全部が全部じゃないと思うけどほとんどはそうだと思う"

『その中に注目すべき項目がありました。立ち入り禁止の氷原地区には"巨大なロボット"が登場すると』

"まさかそれだけで？"

『もちろんそれだけではありません。……先生、エルさんの埋蔵金の地図はまだお持ちですか？』

"何枚かは持ってるよ"

『もしかすると残っているかもしれません。持ってきていただけませんか？』

dice1d10=1 (1)　+1(先生が持っていたレア地図)　見つかった枚数

[149 氷室エル 24/05/20(月) 00:26:18]

『2枚ですか……望み薄ですが解いてみましょう』

"すでに見つかった地図の謎を？"

『はい。ロボットについての答えが載っていれば当たりです』

"どっちも載ってなかったと思うけど……"

『氷室エルは解答を複数入れたり偽の解答を入れる事もあるといいますが……今回はそういうものを探すのではありません』

『調べるのは問題の解答もそうですが………大事なのは時事です』

『これくらいの問題。この超天才病弱美少女にかかれば…』

地図　dice1d100=61 (61)　(10以下で該当)

レア地図 dice1d50=48 (48)　(10以下で該当)

[150 氷室エル 24/05/20(月) 00:51:50]

『見つからずですか……』

"私もロボットの件はチェリノから聞いただけだからね"

『……デカグラマトンの性質の1つ。"デカグラマトンに感化させAIを自律的に動かす"というもの』

『その巨大なロボットとやらはエルさんの為に動いている可能性が高いです』

"！！"

『私の手持ちの地図の中でだけ読み取れる事だけ説明しましょう』

『1つ。巨大なロボットはエルさんに利敵行為を行っていない。先生が氷原地区へ向かった時もロボットは登場していませんね？』

"なんでヒマリがその事を知って……"

『アレはデカグラマトンの預言者……のなり損ないであればいいのですが、最悪預言者へと至る可能性もあります』

『その思考は……今もなおどこかの地図の中に眠っている可能性があります』

『2つ。エルさん自身はこのロボットが何の為に作られたのかを知らない……ハズなのですが』

『わずかにアレがなんなのかを記載されている項目があり……それを描いたのはエルさんではありません』

"そんな事が分かるの？"

『筆跡を調べました。意図的に崩してた本人の字とも考えましたが、こちらで精査した所、本人の字ではありませんでした』

"………！(それは多分あの子……もう一人のエルが描いた地図！)"

『そして3つ。別の地図にその字で奇妙な答えが載っていました。dice1d3=2 (2) 』

1.記憶について

2.思考について

3.存在証明について

[151 氷室エル 24/05/20(月) 01:14:20]

『"周辺を彷徨う巨大な鉄に触れてはならない"　"アレは常に自分の事だけを考えている"』

『その地図の問いの答えです。常に自身の事だけを考える機械……偶然とすることもできましょう』

『ですが……氷室エル。主な活動場所はレッドウィンター連邦学園、ブラックマーケットを含む様々な商業施設……そして』

『立ち入り禁止区域』

”……！！”

『あまりに露骨すぎると怪しまれるでしょうから廃墟を訪れたかどうかは聞けませんでしたが、訪れている可能性は高いです』

『……本当に記載されている通り大きな機械であるならば、ミレニアムの廃墟からレッドウィンターの氷原地区には持っていくのは難しいでしょう』

『ですが自分の事を人目に付かない所で自分の事をずっと考える機械………黒とは言いませんが何らかの危険性を孕んでいるとは思いませんか？』

"………それでも無理筋だと思うよ"

『はい。ですので一度ミレニアムを訪れた際に確認できればと……地図の情報が増えれば答えの意味も変化するかもしれませんから』

"(……デカグラマトン。アレにエルが関わっている？)"

"(いや、エルというよりも……もう一人のエルが関わっているなら……)"

エルの恐怖について

dice1d100=86 (86)

1～50.言えない

51～89.仮に……

90～100.相談してみる

[152 氷室エル 24/05/20(月) 01:33:39]

"仮になんだけど、その筆跡が違う字を書いた子をエルが知っている上で誰の事か話したくないって言ったらどうする？"

『デカグラマトンに……ひいてはその徘徊するロボットに関係がないならそれでいいと思います』
『ですがもしも関係ないなら……エイミに直接調べてもらうしかなさそうですね』

"危険じゃないかな。いくらエイミが寒さに強いからといっても、あそこは常に吹雪で荒れている"
"私もエンジニア部の力を借りれなかったら足を踏み入れる事すらできなかったよ"

『………先生？ 先生が全ての生徒に優しいのは知っていますが、今回はやけに肩を持ちますね』
『本当は何か知っているのですか？』

"私はエルとロボットの関係は知らないけど……信じてるから"

『先生？』

"……ヒマリが気になるなら話を聞いてもいいだろうけど……絶対に無理に聞き出したりはしないでね"
"みんなが不幸になるだけだから"

『……忠告として受け取りますね』

"うん。ありがとう"

[153 氷室エル 24/05/20(月) 01:40:00]

＜ 次の日 ＞

ヨシミさんへ……身長は伸びてませんが体重はちょっと増えました。多分ちょっと前に食べ過ぎたのが原因です

アコさんへ……風紀委員長さんの盗撮写真保管場所にしないでください。良さを共有したいならもっと別の事で教えてください

…………こんなやりとりをする事になるなんて1週間前の私は思ってなかっただろうなぁ

dice1d4=3 (3)

1.自分探しの旅　inアビドス

2.ゲヘナの戦いで思った事

3.……もう一度見に行こうかな　(特異現象捜査部に行く前に選ばれると……)

4.特異現象捜査部か……

[154 氷室エル 24/05/20(月) 01:43:46]

自分で自分を見つめなおすのはあんまりしない方がいいって言われたけど……
それでもやっぱり気になっちゃうよね……私の実家みたいなものだし

………うん。アレからどうなったか見てないし一度戻ってみようかワタシ


私達の出会った場所へ

[155 氷室エル 24/05/20(月) 01:55:35]

今日はここまで　夜中に更新すると文章情報がごちゃごちゃになってしまう……

ヒマリはエルが廃墟に侵入した際にデカグラマトンと接触した結果、氷原地区に預言者になりかけている存在を持ち込んでいると考えていますが、地図の筆跡が違うので特異現象捜査部に呼び込んで調べたいと思っています

先生はほぼ間違いなく虹色のエルが地図を描いたと思っていますが、エル本人が知っているかどうか不明かつ、不安になるとヒマリ達が危険なので穏便に終わる様に考えています

それと最終編終了時の分岐を前は出してたって事を思い出したので追加します。本当はゲヘナ編が終わった時に出すやつとチェリノ編が終わった時に出すやつです

<最終章終了時のEND分岐に"埋蔵金の地図を3種類以上作る"が追加されました>　現在1(美食研究会)

<最終章終了時のEND分岐に"将来の可能性を3種類以上作る"が追加されました>　現在1(冒険家)

次回は氷原地区編………デカグラマトン編と見せかけて分岐を達成できなかった時のEND候補が出てくるはず……

[156 二次元好きの匿名さん 24/05/20(月) 07:08:20]

友達がいるっていいね

[157 二次元好きの匿名さん 24/05/20(月) 12:32:46]

投稿乙です！

[158 二次元好きの匿名さん 24/05/20(月) 20:48:53]

面倒そう

[159 氷室エル 24/05/20(月) 23:53:52]

今日の更新は今から少しだけ

＜氷原地区＞

久々に戻ってきたこの場所の吹雪はいつもより強く、寒く感じる

私達は夢の跡地へと久々に戻ってきた

あの日崩れた氷山は当たり前だが崩壊しており、以前の1/3ほどの高さしかないが……残骸が残っていただけでもありがたい

今日、私達はここにとある物を探しに来た。夢とは別だけど私達にとってとても大切なもの

期待は程々に氷山の残骸に足を踏み入れる。吹き飛ばされない様に注意しないと……

dice1d2=2 (2)

1.見つかる

2.見つからない

[160 氷室エル 24/05/21(火) 00:04:26]

…………見つからない。残骸の中をひっくり返しても、ワタシが狭い隙間に入り込んでも見つからない

探しているもの。それは私達の繋がりの記録。互いを互いが記したもの

とても大事なモノでワタシから見た私の本はdice1d3=3 (3)

1.先生が持っている

2.先生が読めない代わりに読ませていた分体が持っている

3.戦いの最中に見失った

逆に私から見たワタシの本は氷山の中に隠したままだった。なのでそれを探しに来たんだけど………見つからない

この吹雪で吹き飛ばされちゃったのかな？ だとしたら流石に探しきれないよね……

でも大切なものだから諦めるには早すぎる。もう少し周辺を探して………ん？どうかした？

dice1d3=3 (3)

1.召集がかかりきっていない分体を探す

2.分体を使って周辺捜索

3.本を持つ者が現れる

[161 氷室エル 24/05/21(火) 00:16:55]

………誰かこっちに向かって来る？ もしかして埋蔵金の地図を見て来てくれた人かな？
私の地図の宝は見つけられたって説明したハズなんだけど……どこに隠してたか場所も説明スベきダったかなァ……

………どうしたのワタシ？普ツウの人にミツかったらアブないからオチついて………え？普通の人じゃナイ？


しばらくワタシが気にする先を見つめると人影がゆっくりと近づいてきた
その人影はこの吹雪の中でも冬に見かける程の恰好で吹き飛ばされる事もなくまっすぐとした歩みでこちらに向かってくる



『初めまして氷室エルさん。背を向けたままの挨拶という無礼。お許しください』

首から上が存在しなかった

[162 氷室エル 24/05/21(火) 00:29:34]

…………

『そう警戒なさらないでください。私は「ゴルコンダ」と申します。以後お見知りおきを』

………埋蔵金の中身ならもうありません。宝の地図を見てここまで来たのなら申し訳ありませんがお引き取りを

『いえ、私は貴方に用があります』
『こちらの2冊の本。どちらもあなたのものではありませんか？』

っ！？

『此の地を訪れた際に拾わさせていただきました。どうぞお受け取りください』

たしかにその本は私の本です。ですが……なんで私の本だと思ったんですか？
私はその本に名前を描いていません。しかも字が違いますよね？ 普通2冊目は別人が描いた本だと思いませんか？

『一般的な生徒はそう解釈するかもしれません。ですが我々は同じ様な存在ですから』

同じ？

「そういうこったぁ！」

！？ え？今の声はどこから………

[164 氷室エル 24/05/21(火) 00:45:38]

『あぁ、配慮が足りずに申し訳ございません。貴方の本を持つためとはいえ私の姿は見えにくい状態でしたね』

そういうと私の本を小脇にしまい、何かの絵を見せてくる。吹雪の中でもくっきりと後ろ向きの男の姿が映っていた

……まさか今の声はその絵が喋ったと？

『違います。先ほどから貴方と会話しているのが私、ゴルコンダ』

『私の体を代行しているのがデカルコマニーと言います』

「そういうこったぁ！」

……！！

『私達は互いに互いが「虚像」と「非実在」を象徴とする相棒であり、いわば貴方達と近しいと思っていただければと』

わけの分からない事を言わないでください！

……確かにその本は両方とも私のものです。それを渡す為にこんな場所に？ ありがとうございます

その本に対して対価を求めますか？それなら少しは考えますからぜひ言ってください。できる限り善処しましょう

(……ワタシはアレの周囲に潜らせてる。おかしな動きを見せれば本だけ奪い取って逃げてしまおう)

(なにか……嫌な感じがする。そう、あの姿は昔見た……)

『対価ですか……ではdice1d3=3 (3) 』

1.同志になりませんか？

2.キ■ォトスの■に興味は■りませんか？

3.あ■たの■■に■いたく■いですか？

[165 氷室エル 24/05/21(火) 00:52:03]

…………………え？

『聞こえませんでしたか？ この吹雪ですから無理もありません。ではもう一度言いましょう』


『この本を渡す対価として、貴方の家族に会いたくないですか？』



そうだ。思い出した
本人じゃないけど似てるんだ。雰囲気とか、同じ人間に見えないところとか

そっか、だからわたしはこんな首のない姿を見ても普通に話せてるんだ
だってこんな大人と出会うのは初めてじゃないから

あの日私がワタシと出会う前に見たあの姿


『あなたの親御さんは、キヴォトスの外を知る為に、私に魂を売ったんですよ』


私の家族と消えたあの男に似てるんだ

[166 氷室エル 24/05/21(火) 01:04:45]

気づけばワタシが飛びかかっていた

『……こうして近くで見るのはマダムの一件以来ですね。貴方もまた氷室エルの解釈によって、その形を互いに示すモノ……私達の様に』

『………！！！！』

声も発さずにあの男を包み込んでいく。私のストレスがあの姿にあると伝わったのか、一気に丸呑みせんと虹色の塊が塗りつぶしていく

直接見る機会は少ないけど私はよく知ってる。ああなったら誰であっても助からない

『……仕方ありませんか』

なのに吹雪の中で少し通った声が聞こえた直後

ワタシの虹色は何か吸い込まれた

消失率　dice1d100=13 (13)

[167 氷室エル 24/05/21(火) 01:22:20]

『……！？』

ワタシとしても予想外が起きたのか、危険を感じて距離を取る

『本来は色彩に接触しようとしたマダムの対策として用意していたものです』

『ですがこの程度しか効果が期待できないとなると……もう少し強力なものを生産する必要がありそうですね』

色彩！？ なんでその名前を……！

『我々は目的の為に色彩に対処する必要がありますから』

「そういうこったぁ！」

…………あぁ、そういえば私もクズノハさんから色彩から似た存在って言われてましたね私

『ダイジョウブだよ私。スグにアイツをケシてヤル！』

待ってワタシ！ ……………ゴルコンダさんでしたっけ？dice1d3=2 (2)

1.あなたはその話をするためだけにここまで来たのですか？

2.なぜ私の親の事を知っているのですか？

3.あなたは私に何を求めてるのですか？

[168 氷室エル 24/05/21(火) 01:33:06]

『私が所属している組織内に黒服という男がいます』
『黒服本人から聞いたのですよ。キヴォトスという箱庭を知る為に正確かつ詳細が分かる地図を集めた事があり、その時みた子供が貴方であったと』

………地図が欲しいだけなら普通に買えばいいでしょう！ なんで私の家族を連れていく必要があったんですか！？

『貴方の家族は黒服とある契約を結んだようです。それは自身の全てを捧げても叶えたいとのことで黒服も契約を飲んだらしいですよ』


あぁ、アレだけ忘れていたのに嫌でも思い出してしまう。氷山の一件で一度思い出したせいで記憶の扉が緩くなってしまったのだろうか？

全てを犠牲にしても叶えたい夢………キヴォトスの外を地図として残す事………

『はい。貴方の家族は今、キヴォトスの外にいます』

！？ 生きてるの！？

『それは教えられません。これは本を返す対価に含まれていますから』

[169 氷室エル 24/05/21(火) 01:47:59]

………本を受け取れば貴方は私を家族に合わせてくれると？

『えぇ。ですがその為には貴方にも色々と捨ててもらわないといけません』

最終的にやりたい事は人の弱みをついた悪質な詐欺ですか？
ワタシに対抗する手段はあるなら私が相手をしてもいいんですよ？

『色彩についての知識はどこまで存じてますか？』

キヴォトスの外から来る災禍で毒……………待って。待って待って待って！！
もしかしてパパやママが言ってたキヴォトスの外ってキヴォトスの地図になってない立ち入り禁止区域の奥って意味じゃなくて……！

『想像の通りですよ。文字通りキヴォトスの外。色彩の出所と言っても差異はないでしょう』

なにそれ。私に死んでこいって言ってます？

『いいえ？ この世界に簡単に戻ることはできないと言っています』

！！

[170 氷室エル 24/05/21(火) 02:00:43]

『あなたの家族に会いにいくという事はこの地を捨てるという事になります。そして戻ってくることも不可能』
『マダムは違いましたが本来我々も色彩との接触は避けたい身です。我々ができるのは貴方の家族を送り込んだ場所に貴方を送り込む事くらいです』

…………他に手段はないんですか？

『でしたら1つだけ、我々と共に来ませんか？』

はい？

『我々の技術を用いれば外の世界に送り込んだ家族に直接会えずとも消息はつかめるかもしれません。最も、我々の目的を達成した後になるのでいつになるかは分かりませんが』

………悪質な契約を結ばせる気ですか？

『いえいえ？ただ少しばかり表立った行動は避けてもらい、キヴォトスの先生や生徒と敵対してもらう事もあるかもしれませんが』

キヴォトス共通の敵になれって事ですか？ 嫌に決まってるじゃないですか！
メリットとデメリットが釣り合ってません！

『メリットはありますよ？ それも私達と同じ存在である貴方にとって大きなメリットが』

私達は大人じゃない！！勝手に一緒にしないでください！！
大人のメリットなんて私には必要ないです！

『いいえ、これは私と貴方達だけの共通項です。聞けば喜んでいただけると思いますよ？』


『私は貴方達を文字通り1つにすることができます』

[171 氷室エル 24/05/21(火) 02:17:02]

…………は？ 何を言い出すかと思えば……お手伝いがなくとも私達は一心同体です！

『貴方達は互いが互いを求め、1つになろうと常に重なり、互いが存在しないと自分が存在しない存在である』

『だが違う部分も多い。それに気づいていながらも互いを同じ様に扱い守り続けている』

『今この場で全てを説明するのは難しいですが……私にお任せしていただければ貴方達を互いを示す1つの"記号"に変えてさしあげましょう』

『私なら貴方達を正しく"解釈"できる。決して失敗はしませんよ？』

…………私はそんなに賢くないんで言ってる事はほとんど分かりません

でも、ろくでもない事くらいは分かりますよ

『ならば諦めますか？ 貴方の両親との再会を』

それは……

『すぐに答えを出すのは難しいでしょう。答えが決まったなら再びこの地を訪れてください』

『私はいつでもお待ちしていますから』

「そういうこったぁ！」

わたしは……パパとママを………

<"将来の可能性を3種類以上作る"が更新されました>　現在2(冒険家、ゲマトリア)

<最終章終了時のEND分岐に"キヴォトスを捨てる"が追加されました>　(全ての分岐を達成しない場合は一択になります)

[172 氷室エル 24/05/21(火) 02:20:10]

『それでは失礼します。答えが決まったら本はお返しましょう』
『良い返事をお待ちしておりますよ』



…………………

『私……』


……………ごめんね私。本も無いみたいだしもう帰ろっか

『むりシないデネ』





『キョウのコトはハヤくキロクしないト……！』

[173 氷室エル 24/05/21(火) 02:21:40]

今日はここまで

次回はdice1d3=2 (2)

1.自分探しの旅　inアビドス

2.特異現象捜査部か……

3.家から出る事ができない

[174 二次元好きの匿名さん 24/05/21(火) 07:31:28]

妙な情報ゲットしちゃったから藁にも縋る、ってやつかな？

[175 二次元好きの匿名さん 24/05/21(火) 12:26:23]

投稿乙です

[176 二次元好きの匿名さん 24/05/21(火) 15:17:14]

またストレスがかかりすぎないといいけど

[177 二次元好きの匿名さん 24/05/21(火) 20:58:52]

大丈夫かな

[178 二次元好きの匿名さん 24/05/22(水) 07:19:26]

仲良くできるかな

[179 二次元好きの匿名さん 24/05/22(水) 12:48:14]

きっとできるよ

[180 二次元好きの匿名さん 24/05/22(水) 20:31:20]

ドキドキするね

[181 氷室エル 24/05/22(水) 23:03:01]

再開しようと思ったけど次スレの準備の事をすっかり忘れてた

多分次回のテンプレは短くすると思います。好感度とかその内行数制限かかるだろうし

＜次の日＞

……………………ダメだ。一人で考えるのはダメって皆に言われたんだし抱え込んじゃダメだ

でもこんな事………誰に言えば…………！！

そういえば一昨日、シャーレで見た機械の中の人………あの人が機械なら誰にも心配かけずに相談できるかも！

でも、もしも本当に人だったら………いや、その時はその時！

たしかミレニアムの特異現象捜査部……だっけ？今日はそこに行ってみようかな

dice1d3=2 (2)

1.思い出す

2.現地について思い出す

3.思い出さない

[182 氷室エル 24/05/22(水) 23:10:03]

＜ミレニアム自治区＞

場所が変わればここまで風景が変わるものなんですね。前にこの辺りまで調査に来た時はこんなに機械だらけじゃなかったと思ってましたが……現地市場の再調査もしておくべきだった

……って、もう地図は売らないんだから市場調査なんてしても無駄……あ……！

自分探しの旅じゃないからすっかり忘れてた。先生に案内してくれる人お願いするの忘れてた！！

ミレニアム内での埋蔵金の地図の人気　dice1d100=37 (37)

ミレニアム内でのエルの人気　dice1d100=33 (33)

[183 氷室エル 24/05/22(水) 23:16:28]

地図の人気というか価値でした……

ミレニアム

地図の価値 37　(一部生徒以外は興味なし)　エルの人気：33 (価値がないので興味ない生徒の方が多い)

ゲヘナの時みたいに調査しながら進みたいですが、人の数よりも機械の数が多くて調べると時間かかりそう

でもゆっくりしてるとゲヘナの時みたいに違う人に声かけられる事もあるだろうし………

ここはdice1d3=2 (2)

1.先生に今からでも案内してくれる人の紹介を頼もう！

2.物陰に身を隠しながら侵入する

3.全速力で学園内に入り込んでとにかく急いで目的地に向かう！

[184 氷室エル 24/05/22(水) 23:23:15]

幸いモノ自体は多い。いたるところに見たこともない機械があるし、資材や建物も多い。なにより戦闘音が聞こえない

見つかっても何もないと思いたいけど……ここは安全を期して隠れながら進もう！

例えばdice1d3=1 (1)　とか

1.建物の影から影(20以上)

2.搬入される資材(40以上)

3.警備ロボットの真後ろ(60以上)

dice1d3=2 (2)　から侵入することで見つからないで済むはず！

1.校門から堂々と(30以上)

2.業者が荷物を持ち運んでいく所(50以上)

3.センサーの類がなさそうな場所(70以上)

dice2d100=42 43 (85)

[185 氷室エル 24/05/22(水) 23:36:15]

ミレニアム学園行きの大きそうな資材の中に隠れれば姿を隠せて迷わずに移動できる！ これだ！

後は荷物を探すだけ。あまり周囲に目を配ってる人は少なさそうだし建物の影に隠れながら探せばいけそう！

こればっかり足で探すしかないけど……頑張ろう！！

～～～～～～～～～～

『ミレニアムサイエンススクール　dice1d3=2 (2) 宛』

1.早瀬ユウカ

2.白石ウタハ

3.和泉元エイミ

これだ！　後はこの荷物を運ぶ車に侵入するだけ！

今回は上手くいく！ 間違いないですね！！

dice1d3=3 (3)

1.車が生体反応センサーに引っかかる

2.荷物を待ちきれない生徒が搬入の車を出待ちしている

3.車に侵入するエルの姿が警備ドローンに映っていた

[186 氷室エル 24/05/22(水) 23:52:37]

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛ…！

おっ、動き出した。後はこのまま待つだけ……今回は何とかなりそうでよかった
外の音は聞こえづらいけど学園の中にさえ入っちゃえばこっちのもの。後は隙を見て脱出して……特異現象捜査部の場所を探さないといけないのか……今の内に先生に場所聞いておこうかな？


～～～～～～～～～

ビー！　ビー！　ビー！

「え？何で警報が鳴って……」

『失礼します。身分証明書と搬入物のリスト提示をお願いします』

「警備ドローンまで……、私悪い事してませんよ！？ リストは……こちらです」

『照合します……確認完了。こちらは全てエンジニア部宛の荷物ですね？』

「は、はい」

『………車の後部から正体不明の熱源を感知』
『監視カメラの映像を収集中………収集完了。警備ロボット配置開始』

「あの……何が起きているのですか？」

『運転手の方は危険ですので降車し、ドローンの後に続いてすみやかに退避を願います』

「危険！？……わ、分かりました！」

[187 氷室エル 24/05/22(水) 23:58:39]

………エンジンが止まった？って事はもう着いちゃったんだ

途中で降りるつもりだったけど……どうしよう。このままだと荷物を降ろす時にバレちゃうよね……

荷物がなくなったら隠れてやり過ごすのは無理そうだし、出るしかないか

外の様子はどうだろう？ 誰かに見られたら終わりだし少し確認して……

dice1d4=2 (2)

1.何もいない

2.警備ドローン一機のみ

3.何かのロボットがこちらに向かってくるのが見える

4.警備ロボット配備済み

[188 氷室エル 24/05/23(木) 00:05:21]

「…の………が………の…すか？」

『………方は……で降車…………続いて…………ます』

よく聞こえないけど誰かとドローンが会話してる？ トラブル？

降車って聞こえたから荷物をもう降ろし始めるって事かな？

これ以上隠れてても埒が明かないし、ドローンが離れた隙を見て……

『……に……すみやかに……………ます』

！！どっかに行った！！ ここしかない！！

dice1d3=2 (2)

1.脱出成功！

2.脱出成功……？

3.車から離れる事には成功したが、警備ロボットが集まってくる

[189 氷室エル 24/05/23(木) 00:24:27]

(すみません！！荷物は壊してないので簡便してください！！)

「うわっ！？荷台から何か出た！？」

『熱源消失。学園内に不審物侵入。警備システムに通達。対象消失地点は……』

見られる前に全力で！！ 逃げる！！

～～～～～～～～～～～

…………撒いた？ あ～……ビックリした

さて、次は特異現象捜査部って所を探さないといけないんだけど、見られちゃ困るものが増えちゃったわけで……どうしようかな？

逃げるのに必死でdice1d3=1 (1)

1.何かの建物の屋上に登ったのはいいんだけど……どうしようかな

2.どこに来たか分からないけど……普通に歩いてて大丈夫かな？(-20)

3.今も全速力で学内を走り回ってるわけだけど……絶対怪しいよね私(-40)

dice1d100=12 (12)

1～33.「よぉ、何してんだお前？」

34～66.その辺の機械に話しかけたら分かるかも。探しているのは機械の中の人だし

67～100.こういう時こそ先生に連絡！

[190 氷室エル 24/05/23(木) 00:34:56]

！？……ビックリしたぁ……すみません。人がいるとは思いませんでした……

「いや、いきなり壁から人がよじ登ってきた方が驚くだろ。ここ何階だと思ってんだ」

あー結構必死だったもので、驚かせてすみません

「……お前、見ない顔だけどここの生徒じゃねぇだろ？ こんな所に何の用だ？」

ここに用があるわけじゃなくて……特異現象捜査部って知ってますか？

「！！」

時間がある時に訪れる様にと機械の中の人に言われまして……

「なんだ。お前アレの関係者かよ」

「dice1d3=2 (2) 」

1.………じゃあ猶更逃がすわけにはいかなくなったな

2.しゃあねぇな。案内してや……ん？通知？

3.しゃあねぇな。案内してやるよ

[191 氷室エル 24/05/23(木) 00:43:57]

………嫌な予感が

「今、セミナーからこの写真が送られてきたんだが……これお前か？」 (荷物を運ぶ車の中に入り込むエルの写真dice1d3=2 (2) )

1.映像がブレているので分かりづらい（-10）

2.髪の長さや服装等が似てる(-50)

3.虹色の髪が決定的。(-80)

……！！dice1d3=3 (3)

1.特異現象捜査部は別の人に聞きますね！ ありがとうございました！(-10)

2.いや、違うと思いますよ。いや～それにしても私に似てますね(+10)

3.……なんですかそれ？ それが特異現象捜査部の人ですか？(+30)

dice1d100=53 (53)

1～33.敵対

34～66.捕縛

67～100.案内

[192 氷室エル 24/05/23(木) 00:55:15]

「しらばっくれる気か？」

しらばっくれるも何も、私は知りませんので……

「お前がそういう態度なら仕方ねぇ」

…………一応聞きますけど、特異現象捜査部ってどこか分かります？

「不法侵入者に教えるわけねぇ……いや、教えてやってもいい」

本当ですか！？

「あぁ、私に勝ったら教えてやるよ。私の権限で他の追手も止めてもいい」

……もしかして結構偉い人だったりします？

「どうだかな。さぁどうする？」

dice1d3=1 (1)

1.戦う

2.逃げる

3.勝負の内容を勝てそうなものにする

[193 氷室エル 24/05/23(木) 01:13:09]

………一応聞きますね。貴方は悪の権力者だったり、部下だったりしますか？

「お前私の事も知らずにミレニアムに忍び込んだのか？」

「不法侵入者に悪がどうこう言われる筋合いはねぇが……ちげぇよ」

じゃあ初めに謝っておきます。特異現象捜査部を見つけたら後で戻ってくるのでしばらく動けなくなっても我慢してくださいね？

「チビの癖に言うじゃねぇか！ いいねぇ！！」

私は武者修行したくて学校巡りしてるわけじゃないんですけど……仕方ないですね

速攻で埋めて終わらせます！！

エル(体力　100/100)

dice1d100=65 (65)　+99

ネル(体力　100/100)

dice1d100=15 (15)　+(dice1d3=2 (2) 1.90 2.100 3.120)

<勝利条件：HPを0にする>

<イベント：判定を３回行う、互いの体力が20以下になる、１回目の判定でエルが勝利する>

[194 氷室エル 24/05/23(木) 01:23:59]

155 VS 115

ネル(体力　60/100)

<１回目の安定でエルが勝利する>

「初手は譲ってやるよ。さぁ！どこからでも撃ってきな！！」

…………自分が強いと思ってるタイプはやりやすくていいですね　ﾀﾞｯ!

(ヒナさんの時と違って今回の目的は時間稼ぎじゃなくて早期決着……)

(ならやる事は1つ！ 最速で近づいて……)

｢あ？ いきなりインファイトか？ ますます私好みじゃねぇか！｣

……ご期待には添えられないですよ

(背後をとって……埋める！！)　ｶﾞｼｯ

「ッ！？ 足？………うおっ！？ 床にしずむ…！」 ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ！

はい。これで私の勝ちですね

「……ってぇなぁ！ おいクソチビ！！ タイマンの最初にやる事じゃねぇだろ！！」

言ったじゃないですか。速攻で埋めて終わらせますって

約束通り、場所を早く教えてください

「あ゛？ お前もう私に勝った気でいるのか？」

[195 氷室エル 24/05/23(木) 01:33:25]

はい？………あぁ、思ったよりも体が動くとかですか？ やっぱり地上じゃないと埋まりきりませんか

でも首だけ出して強がっても無駄ですよ。動けないですし、銃は……撃てるかもしれませんね。だから強気なんですか？

でも体の動きが制限されてる以上銃を撃つ方向も限定されるし、そもそも天井を貫通なんて……

「御託はいいから黙って……」

(埋まっている体を動かしてる……？何を……)

「受け取りな！！」

dice1d3=1 (1)

1.サブマシンガンの弾丸

2.銃自体が飛んでくる　(次補正ネル+20)

3.2+背後を取られる　(次補正ネル+40)

[196 氷室エル 24/05/23(木) 01:39:35]

ｽﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ!!

音だけは聞こえますね。だけど銃弾は天井を貫通しない……無駄です

悪の権力者にも往生際の悪いタイプがいますが……貴方もそういうタイプですか？

「こんなの障害でも何でもねぇよ！」

………あんまり埋めた人に追撃した事ないんですけど、適当に気絶するまで手持ちで撃ってみますか

「………！」

エル(体力　100/100)

dice1d100=91 (91)　+99

ネル(体力　60/100)

dice1d100=63 (63) +100

[197 氷室エル 24/05/23(木) 01:46:53]

190 VS 163

ネル(体力　33/100)

降参しませんか？　ﾊﾟﾝ! 　ﾊﾟﾝ！

｢ってぇなぁ！ 覚えてろよクソチビ！！｣ 　ｽﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ！

……ミレニアムの天井は弱い造りなのかと思ってましたが、しっかりと作られている様で安心しました

私も目的の場所を聞いてからじゃないと離れられないので、早く話してくれませんか？

「うるせぇ！ 私はまだ負けてねぇ！」

…………じゃあもういいです。場所は別の人に聞くか、最悪自力で探しますので

ただ逃げる先を見られたくないので唯一屋上に出ているその頭も埋めてしまいますね

「(………ここだ！)」

エル(体力　100/100)

dice1d100=26 (26)　+99

ネル(体力　33/100)

dice1d100=33 (33) +100

[198 氷室エル 24/05/23(木) 02:02:19]

次スレ

(🎲オリ生徒)埋蔵金の地図で生計を立てていました　part9｜あにまん掲示板

[199 二次元好きの匿名さん 24/05/23(木) 06:50:33]

たておつ

[200 二次元好きの匿名さん 24/05/23(木) 06:50:43]

乙です