- 1二次元好きの匿名さん22/01/30(日) 20:06:16
スズカ「えっと・・・」
フク「スズカさーん!こっちですー!」
スズカ「ごめんなさい、遅れちゃって」
フク「いえいえ、大丈夫です!それにしてもスズカさんが遅れるとは珍しい、何かありましたか?」
スズカ「その、30分前には出ようとして準備してたの。ただスペちゃんのベッドの下から突然Gが出てきて・・・」
フク「あー、その対処に追われていたと」
スズカ「驚いて転んだ拍子にお尻で踏んで潰しちゃって、お風呂に入り直して洗濯もして」
フク「思ってたよりも大惨事でした!」
スズカ「そのあとは床を掃除したりスペちゃんのベッドの下から大量のお菓子を発掘したりで遅れちゃったの。ごめんなさい」
フク「いえいえ、事情があるなら仕方ないですよ。ほらほら、じゃあ行きましょう!」 - 2二次元好きの匿名さん22/01/30(日) 20:06:39
フク「それにしてもスズカさんから誘ってくれるなんて珍しい!どうしたんです、今日は?」
スズカ「トレーナーさんたちっていつもなんでもトレーニングのアイデアにするでしょう?なら私たちも普段行わない日常の中でトレーニングに活かせる経験が得られるかもしれないと思って」
フク「あれはもはや特殊技能と言いますか、いやでもトレーナーさん方はだいたいみんなやってますしそうでもない?」
スズカ「それで奇天烈で頓珍漢なことをするフクキタルといっしょならいいんじゃないかと思ってね」
フク「なるほどなるほど。って誰が奇天烈で頓珍漢ですか!」
スズカ「マチカネダイヒャッカ」
フク「作品を完成させないでください!藤子不二雄先生に怒られますよ!」
スズカ「みて、マチカネコウシンキョク。犬が交尾してるわ」
フク「キャベツ〜はどうした〜♪って何に注目してるんですか!」
スズカ「じゃあ次に行きましょ」
フク「え、今日一日このノリですか・・・?」 - 3二次元好きの匿名さん22/01/30(日) 20:07:11
フク「今日のスズカさんは狙ってボケてきますね」
スズカ「ツッコミも疲れるから」
フク「いえ、普段は天然ボケですよ」
スズカ「嘘でしょ」
フク「何でもかんでも『私の方が速いです』で押し通すのは天然ボケです」
スズカ「でも私の方が速いし」
フク「速さ以外で優劣決めません?そんなだからスペちゃんが追試で補習受けることになるんですよ」
スズカ「コロコロ鉛筆を渡したのはあなたでしょ!?」
フク「まあよく考えなくても国語の一夜漬けは効果ないですよね」
スズカ「やめた方がいいとは言ったんだけどね」
フク「やはり勉強は普段からやっておきましょう!ということですね!」
スズカ「それは勉強してる娘の台詞よ」 - 4二次元好きの匿名さん22/01/30(日) 20:07:47
フク「さてさてー、今日も開運グッズを」
スズカ「待って」
フク「はい?」
スズカ「リサイクルショップに開運グッズがあるの・・・?」
フク「今日の占いで使い古されたものを買うと吉!と出ましたので!」
スズカ「嘘でしょ・・・・・・ピンポイントすぎる」
フク「というわけでスズカさんも!これはと言うものを探してください!」
スズカ「そうは言われても私は・・・・・・これとか?」
フク「おやおや?これは!レア物じゃないですかぁ!」
スズカ「そうなの?」
フク「はい!お子様ランチに乗ってそうな旗!見る人が見ればよだれものですよ!ジュルリ」
スズカ「そうみたいね」
フク「スズカさんもやればできるじゃないですかー!このこのー!」
スズカ「なんでしょう、褒められてるはずなのに全く嬉しくない」 - 5二次元好きの匿名さん22/01/30(日) 20:08:18
スズカ「次は古着屋」
フク「古着は意外とオシャレなものも多いんですよ!トレーナーさんがよく買ってますし!」
スズカ「そのあたりの関係は知らないけど、確かにこれとか・・・」
フク「ぎゃー!スズカさん、だめです!それはだめです!」
スズカ「ええっ!?」
フク「今日のアンラッキーカラーはくすんだ紫!悪いことは言いません、やめておきましょう」
スズカ「なるほど。くすんだ紫色を集めればフクキタルを追い払えるのね」
フク「私そんな貧乏神みたいな扱いなんですか!?」
スズカ「ほら、あっちいけカード」
フク「ぎゃー!くすんだ紫色のカードー!」
スズカ「よくわからないポイントカードも持っていて役に立つのね」 - 6二次元好きの匿名さん22/01/30(日) 20:08:57
スズカ「カラオケよ」
フク「ということでスズカさん、トップバッターをどうぞ」
スズカ「ありがとう」ピッピッピツ
フク「わーお、また数十曲入ってる・・・・・・」
スズカ「前と同じく割り込みで入れてね」
フク「はい、わかりました」
🕠
スズカ「あの、フクキタル。曲いれないの?」
フク「いえいえ、まだ選んでるところなんですー。スズカさんは気持ちよく歌っててくださーい」
スズカ「私もう連続8曲目、そろそろ休憩を」
フク「ほらほら、始まりましたよ!」
スズカ「私が悪かったからー!お手洗い行かせてー!」 - 7二次元好きの匿名さん22/01/30(日) 20:09:31
フク「はぁー、今日は楽しかったですねー!」
スズカ「そうね。ネギタン塩5人前」
フク「赤てっちゃん3人前で!まさか焼肉まで乗ってきてくれるとは!」
スズカ「たまにはいいんじゃないかと思ってね」
フク「トレーナーさんも連れてきてくれるんですが野菜を食べろだとかその肉まだ焼けてないとかちょっと口うるさいんですよねー」
スズカ「焼肉奉行なのね、フクキタルのトレーナーさんは。私は別にそんなことないけど」
フク「あっ、スズカさん!カルビ、カルビ焦げてます!」
スズカ「えっ、嘘でしょ!・・・・・・フクキタル?」
フク「スズカさんが育ててたやつじゃないですかー!自分で処理してください!」
スズカ「はぁ、トレーナーさんに早すぎるって言われたから意識したらこんなことに」
フク「なーんだ、スズカさんも言われてるんじゃないですかー!」
スズカ「網においてから5秒は表面すら焼けてないって」
フク「それは私でも止めます」 - 8二次元好きの匿名さん22/01/30(日) 20:10:21
フク「はー、満腹満腹!お腹が満ちると幸福感も満ちてきますね!」
スズカ「そうね。次はタイキでも呼ぶ?」
フク「タイキさん!いいですねぇ!バーベキューとは別のジャパニーズヤキニクを味わってもらいましょう!」
スズカ「ついでにドーベルとかブライトとか」
フク「パールさんとか!」
スズカ「・・・・・・当日は頑張って、ドーベル」
フク「ツッコミ放棄する気ですねー?」
スズカ「・・・・・・あら、もう寮についちゃったわ」
フク「早いですね〜」
スズカ「私の方が速いわ!」ダッ
フク「あっ!不意打ちは卑怯です!ここから差し返して、無理ー!」 - 9二次元好きの匿名さん22/01/30(日) 20:11:42
スズカ「ふぅ、私の方が速かったわね」
フク「せめてタイミング合わせてから言ってくださいよ!あれ、ウララさん?」
ウララ「あっ、おかえりー!ただいまー!」
スズカ「ただいま、おかえり・・・・・・どこかに行ってたの?」
ウララ「うん!ライスちゃんと焼肉行ってたんだ!商店街の近くの!」
フク「あ、私たちと同じですね」
スズカ「それでライスシャワーと別れて?」
ウララ「うん!ちょうどさっき帰ってきたとこ!」
フク「つまり、スズカさんよりもウララさんの方が早かったということでは?」
スズカ「う、嘘でしょ・・・・・・ウララに負けた・・・・・・」
ウララ「よくわかんないけど勝ったー!」 - 10二次元好きの匿名さん22/01/30(日) 20:12:05
スズカ「フクキタル、今から焼肉行くわよ」
フク「え゛っ!?いや、今帰ってきたところでそもそもお腹いっぱい」
スズカ「ウララも行きましょ。先頭の景色は譲らないわ」
ウララ「えー、でもわたしもうおなかいっぱいで」
スズカ「ニンジンアイス好きなだけ食べていいわよ」
ウララ「やったー!行く行くー!」
フク「乗らないでください!誰かー!ツッコミできる人呼んでー!」 - 11二次元好きの匿名さん22/01/30(日) 20:14:48
- 12二次元好きの匿名さん22/01/30(日) 20:15:23
- 13二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 00:32:56
良かったんだ。次があればタイキも誘ってほしい。
- 14二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 08:43:35
フクスズたすかる