あなたはSRT特殊学園の生徒です Part7

  • 1◆RyVP63jmuE24/05/13(月) 02:24:09

    SRT特殊学園に入学した九賀カオルコと愉快(?)な仲間たちのスレ


    カオルコ「メタな話になるけど、このスレのナンバリングPart7にするかPart6.5にするかでちょっと悩んだわ」

    コノハ「まあ、前スレがあれだったからね……」

    ミケ「と、ともかく、気を取り直していきましょう!」

    イザナ「そろそろボクたちの小隊名も決まってほしいところだね」


    前スレ

    あなたはSRT特殊学園の生徒です Part6【🎲・⚓・オリ生徒・オリキャラ】|あにまん掲示板SRT特殊学園に入学した九賀カオルコと愉快(?)な仲間たちのスレイザナ「メタな話になるが、ボクたちのイメージ画像を作成している画像メーカーが更新した」カオルコ「喜ばしいことじゃないの」ミケ「いや、それ…bbs.animanch.com
  • 2◆RyVP63jmuE24/05/13(月) 02:24:37
  • 3◆RyVP63jmuE24/05/13(月) 02:50:10

    >連邦生徒会役員の少女の案内を受けてカオルコたちがやってきたのはサンクトゥムタワーの上階――連邦生徒会長の執務室だった。


    コノハ「うわっ。広っ!」

    ミケ「こ、これってもしかして、ひとつの階のフロア丸ごと執務室として利用しているんですか!?」

    連邦生徒会役員「はい。そうです。

            連邦生徒会長の執務室ともなれば、毎日多くの役員や来客の方が出入りしますので――」

    カオルコ「広い部屋が必要になったのでここになった……

         もしくは、部屋を広くしていったら気づけばこうなってしまったってことね」

    イザナ「少なくともボクが以前ここに来た時にはすでにこんな感じだったよ。

        もう何年も昔の話だけどね……」

    コノハ「……ところで、肝心の連邦生徒会長はどこに?」

    連邦生徒会役員「えっ?」


    >コノハの言葉に役員の少女は連邦生徒会長が普段仕事で利用しているのであろうエグゼクティブデスクのほうへと目を向ける。


    >――そこには誰の姿もなく、机の上にもなにも置かれていなかった。

  • 4◆RyVP63jmuE24/05/13(月) 03:04:45

    イザナ「なんだなんだ?

        人のこと呼んでおいて自分がいないのか?」

    ミケ「え!? えっ!?

       連邦生徒会長はどこにいっちゃったんですか!?」

    コノハ「こ、これってもしかして、まさかのトラブル発生……?」

    カオルコ「いや、さすがにそれはないでしょ。

         なんらかの理由でちょっと席を外してるだけじゃないかしら?

         その……花を摘みにいってるとか……」

    連邦生徒会役員「…………」


    1:こ、これは事件です!

    2:またですか……

    3:ああ、たぶん七神行政官のところですね……

    4:あのバカ、またこんな時にどこか行きやがったなぁ!


    dice1d4=4 (4)

  • 5◆RyVP63jmuE24/05/13(月) 03:20:53

    連邦生徒会役員「あのバカ、またこんな時にどこか行きやがったなぁ!」

    カオルコ「へっ?」

    コノハ「は……?」

    ミケ「ひゃうっ!?」

    イザナ「おお?」


    >突如、役員の少女がカオルコたちの前で大声をあげてその顔を怒りの形相に変えた。

    >――正直言って、連邦生徒会の役員が公の場で他人に見せていい顔ではない。


    連邦生徒会役員「あのアマ、いつもいつも能力はあってどんな仕事もすぐに片付けちまうからって調子乗りやがって……!

            アタシはここまでくるのに何年かかったと思ってんだ!?

            3年になってやっと今の地位にまでこれたんだぞ!?

            それをあの1年は、人の努力や苦労を嘲笑うかのごとく……!」

    カオルコ「あ、あの……」

    連邦生徒会役員「あ、ああ、すいません……

            あのバカ会長、ちょっとでも目を離すとすぐこれなんですよ!

            ホント、マジでそのうち一回シメてやろうかと……」

    イザナ「いや、一回じゃたぶん懲りないだろうから少なくとも十回以上はやるべきだ」

    ミケ「イザナちゃん!?」

    コノハ(というか、3年生だったんだこの人……)

    カオルコ(まあ、1年生の人がなんの実績もなくいきなり連邦生徒会長に抜擢されたら不満に思う人は少なからずいるわよね……)

  • 6◆RyVP63jmuE24/05/13(月) 03:35:42

    カオルコ「あら?」


    >その時、カオルコたちの背後に位置していたエレベーターの扉がゆっくりと開いた。


    連邦生徒会長「お待たせ~♪

           イザナちゃん、元気だった~?

           あれ?

           なんか賑やか――」

    連邦生徒会役員「また勝手にどこ行ってやがった、このボケがああああああああああっ!!」

    連邦生徒会長「ドゥブッハァ!!」


    >エレベーターに乗っていた2人の少女のうち、最初に降りてきた1人――連邦生徒会長は執務室に足を踏み入れた瞬間、役員の少女が目にも止まらぬ速さで放った回し蹴りを顔面に思いっ切り食らう破目になった。


    コノハ「ええええーーーーーーーーーーっ!?」

    ミケ「せ、生徒会長さん蹴っちゃっいましたーーーーーーーーーーっ!?」

    イザナ「うん。いい蹴りだ。

        並の人間だったら今ので即KOしているだろうね」

    カオルコ(……いろんな意味で大丈夫なのかしら連邦生徒会?)

  • 7◆RyVP63jmuE24/05/13(月) 03:38:49

    とりあえずここまで
    なんかモブ役員ちゃんがいきなりおもしれーやつになったw

  • 8二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 06:26:33

    立て乙

  • 9二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 06:38:34

    復活してよかったです!
    このモブもうネームド級では?

  • 10二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 06:57:51

    上司に容赦無い系の事務官か

  • 11二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 07:20:50

    いきなりキャラ濃いモブが出たな

  • 12二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 07:32:42

    これがきっかけでリンちゃんみたいなキツい系を侍らす性癖になってしまったんだよね(風評被害)

  • 13二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 10:13:23

    モブ事務官ストレスマッハのハイランダー生徒みたいになってるな

  • 14二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 12:31:24

    ドゥブッハァ・・・
    スレ主、さてはシルフェイド見聞録プレイヤーだな!?

  • 15二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 14:49:22

    生徒会長は並の人間じゃないから痛いだけですんでるのかな?

  • 16二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 15:00:56

    一回転したかしないかで決まるな

  • 17二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 18:18:22

    事務官さんキャラ濃いけど3年生だからもうじき卒業しちゃうのか

  • 18二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 20:45:40

    >>17

    そうなんだよね

    先制来てからはなんか進級が起きてないっぽいけどそれまでは

    普通に進級してたみたいだし...諸行無常な

  • 19◆RyVP63jmuE24/05/13(月) 22:24:10

    連邦生徒会長「いやぁ~……

           いきなり驚かせちゃってごめんね~?

           さっきみたいなのはここではよくあることだから気にしなくていいよ?」


    >回し蹴りが顔面に直撃したため鼻血を垂らしてしまった連邦生徒会長は、両方の鼻の穴に強引にティッシュペーパーを突っ込みながら椅子に腰かけた。

    >正直シュールすぎる光景である。


    >なお、連邦生徒会長に回し蹴りを食らわせた役員は、その後執務室にやってきた別の役員の少女たちに簀巻きにされる形で部屋の外へと連れ出され――もとい連行されていった。


    コノハ「よくあることなんだ……」

    連邦生徒会長「うん。

           この間なんてちょっとコンビニでアイス買いにいったらサンクトゥムタワーに戻ってきた瞬間スクリューパイルドライバーされちゃって……」

    リン「会長?」

    連邦生徒会長「ああ、そうだった。

           みんな、はじめに紹介しておくね?

           こちらは統括室の行政官で同級生のリンちゃん」

    リン「ご紹介に預かりました統括室行政官の七神リンです。

       ――会長、いつも言っていますが、“リンちゃん”と呼ぶのはやめてください。

       それに、今は公務中なのですから相応の態度と姿で事に対応してもらわないと困ります。

       もう鼻血止まってますよね?」

    連邦生徒会長「ええ~?

           私のほうもいつも言ってるけど、リンちゃんは固すぎだよ~。

           力抜ける時は抜いておかないと疲れちゃうよ?」

    リン「どこかの誰かさんが常日頃から抜けすぎなだけではないですか?」

    連邦生徒会長「ぶー」


    >わざとらしく口をとがらせながら連邦生徒会長は鼻の穴に詰めていたティッシュペーパーをすぽんと引っこ抜いた。

    >リンが言っていたとおり、すでに出血は止まっていた。

  • 20二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 22:29:14

    まだ1年時代のリンちゃんだ!

  • 21二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 22:39:11

    まあ流石に簀巻きだよね
    サンクトゥムタワーに売店すらないの悲しすぎるけどニコニコ本社並に爆破されてそうだから仕方ないか

  • 22二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 22:59:05

    この頃の連邦生徒会忙しくはあっても原作開始後よりはずっと仕事楽なのかな

  • 23二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 23:01:29

    >>22

    少なくとも原作よりは犯罪率は低いだろうね

    発足したばかりとはいえSRTも健在だし

  • 24◆RyVP63jmuE24/05/13(月) 23:09:42

    ミケ「……なんか、想像していたよりも別の意味で違っていますね?」

    カオルコ「そうね……

         まあ、イザナとの関係を知っている身としてはどこか納得できるけど……」

    イザナ「そりゃあ、君たちが知っているメディアで取り上げられている時の彼女なんて所詮は一側面さ。

        これが本来の我らが連邦生徒会長殿だよ」

    コノハ「そ、それでもギャップがすごすぎるというか……」

    リン「――ンンッ」

    カオルコ&コノハ&ミケ「「「ッ!」」」

    イザナ「おっと……」


    >リンがその場にいる一同に聞こえるよう咳払いをすると、カオルコたちは一瞬で自らのスイッチをプライベートからSRTの生徒へと切り替える。

    >四人がその場にビシッと気をつけの姿勢で横に並び、一息間を置いてからカオルコが代表して一歩前に踏み出した。


    カオルコ「連邦生徒会長、報告いたします。

         SRT特殊学園第一期生、一年九賀カオルコ以下四名、定刻どおりサンクトゥムタワーに到着いたしました」

    連邦生徒会長「はい。確認しました。

           お忙しい中わざわざ来てくださりありがとうございます」


    >SRTの生徒として間違いなく満点な敬礼をしてみせたカオルコに対して、連邦生徒会長は口では公人とした話し方だが、その顔とその身にまとっている空気は先ほどまでと同様ふわふわしていた。


    連邦生徒会長「こちらが辞令と皆さんの部隊章となります。

           今日からSRTの正規隊員としてキヴォトスの秩序と市民の平穏のためにその力を振るってください」

    カオルコ「微力を尽くします」


    >机の引き出しから取り出された辞令とSRTにおける自分たちを示す証である部隊章を、連邦生徒会長の手からカオルコはゆっくりと受け取った。

  • 25二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 08:23:52

    やっぱ仕事とプライベートはしっかり分けなくちゃね

  • 26二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 08:27:21

    いよいよ小隊名が決まるのか

  • 27◆RyVP63jmuE24/05/14(火) 08:55:47

    >カオルコたちの目にとまったのは言わずもがな部隊章だ。


    カオルコ「リンクス……」


    >四人が思っていたことを代弁するかのようにカオルコがつぶやく。

    >部隊章には確かに「LYNX」という四文字と眼帯をしたオオヤマネコのシルエットが描かれていた。


    コノハ「山猫小隊か……

        かっこいい名前だねぇ」

    イザナ「正確にはオオヤマネコだけどね。

        ――まあ、小隊長ともう一人の背が高いかららしい名前でもあるかな?

        正直に言うとGIRAFFE小隊なんて名付けられるんじゃないかと思っていた」

    ミケ「あ、あの……

       部隊名、わたしの耳を見て決めたなんてことないですよね……?」

    カオルコ「…………」


    >仲間たちの反応はまさに三者三様といった感じだが、部隊章を手にしているカオルコもまた仲間たちとは違う感情を抱いていた。


    カオルコ(いよいよか……)

  • 28二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 17:58:03

    ついに部隊名決まったか

  • 29二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 18:01:02

    にゃんこ部隊…やっぱりミケか…

  • 30二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 20:48:37

    ミケ以外猫耳付きの軍用ヘルメットかぶったりするのかな?

  • 31二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 20:50:39

    ネクスト操縦者...(小声)
    それはさておき遂にSRTの一部隊として名を上げられたのはめでたい

  • 32◆RyVP63jmuE24/05/14(火) 20:57:47

    >>30

    カオルコ → ネコミミ付きヘッドセット(モモイやミドリがしてるアレの軍用版みたいなやつ)

    コノハ → リボンが正面から見るとネコミミみたいに見えるから特になし

    イザナ → フードにネコミミが付いてるポンチョ(マント型ギリースーツ)着用


    イメージとしてはこんな感じですかね?

  • 33二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 07:31:31

    このレスは削除されています

  • 34二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 09:06:36

    期待の新部隊だな

  • 35二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 17:37:31

    新章突入って感じだな

  • 36二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 19:17:34

    これからが楽しみだな

  • 37二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 23:30:44

    眼帯をしたオオヤマネコカッコいいな

  • 38二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 23:31:53

    まだ1年
    ここからヤマネコたちの活躍が始まるのか(そして2年後連邦生徒会長失踪)

  • 39◆RyVP63jmuE24/05/16(木) 00:04:37

    イザナ「想定される任務は主に強襲作戦ね……

        ボクが医者志望と知っててやらせる嫌がらせじゃないよね?」

    連邦生徒会長「ごめんね~。

           こればかりは個人個人で分別するわけにはいかないから……

           即戦力は一人でも多く欲しいっていうのはうちも同じなの」

    ミケ「ヴァルキューレもそうですけど、各自治区や学園の治安組織は常に人手不足ですからねぇ……」

    コノハ「あたしたちは装備や物資に恵まれてるだけマシっしょ」

    カオルコ「そうね……

         ヴァルキューレの人たちの前でワタシたちが不満なんて口にしたら嫌味かと思われるのは間違いないわ」


    >辞令の内容に目を通しながら各々が思っていたことを口にしていく。

    >連邦生徒会長を含む全員のスイッチがすでに公人から私人に切り替わっていた。

    >堅苦しい慣例が終わったのでもういいだろう、といった感じである。

    >――そばに控えていたリンはなにか言いたげな目をしていたが、ハナから諦めていたのか黙って見ているだけであった。


    カオルコ「連邦生徒会長、小隊の装備は任意とのことですが、これは学園側に申請すればよろしいのでしょうか?」

    連邦生徒会長「うん。

           こっちに出されても対応できるの私くらいしかいないからね。

           なにか欲しい装備があったら申請さえしてくれればすぐに届くと思うよ?

           さすがに即日ってわけにはいかないだろうけど……」

    コノハ「そういえばユキノちゃんが使ってたなんか光るやつ、あれも確かSRT専用の装備だったっけ?」

    ミケ「レーザーサイトですね。

       わたしもあれちょっと興味あります」

    イザナ「ミケ、君は機関銃手だろう?

        マシンガンにそんなもの取り付けても意味ないぞ?」

  • 40二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 00:07:00

    >――そばに控えていたリンはなにか言いたげな目をしていたが、ハナから諦めていたのか黙って見ているだけであった。

    おいたわしやリンちゃん...

    この時点で苦労人感がムンムン

  • 41二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 07:25:42

    このレスは削除されています

  • 42◆RyVP63jmuE24/05/16(木) 08:03:20

    カオルコ「とりあえず今ちょっと聞くけど、みんな希望する銃とか装備ってある?」

    イザナ「ボクは別に今のままでいいかな?

        本分は衛生兵だから積極的に前に出るつもりはないし……

        でも、せっかくだから最新のやつに更新するのもありかな?」

    ミケ「わたしもどうせなら最新式の装備使ってみたいですぅ」

    カオルコ「ちゃっかりしてるわね二人とも。

         ――コノハはどうする?」

    コノハ「あたし?

        う~ん……そうだね……

        ミケちゃんが機関銃で、イザナちゃんが狙撃銃なわけだから……」


    1:無難にAR

    2:無難にAR

    3:近接戦闘が得意だからSMG


    dice1d3=1 (1)

  • 43◆RyVP63jmuE24/05/16(木) 09:02:00

    コノハ「バランスも考えて無難に突撃銃でいいかな?

        確かこれもSRT専用で最新のものが調達されてたよね?

        どうせならそれ使いたいな」

    カオルコ「ああ、最新式の機関銃と同じ弾薬を使うやつね。

         6.8ミリ弾だったかしら?」

    連邦生徒会長「あ。じゃあ、LYNXのみんなには最新装備の実戦データ収集もお願いしていいかな?

           装備を納品してくれているメーカーもそのほうが喜んでくれるだろうし……」

    リン「え……?

       会長、その任は別の部隊に任せる予定だったはずでは……?」

    連邦生徒会長「そうだったけど、こういうのはやっぱり実戦に勝るものはないと思うんだ~」

    リン「……財務室から予算関連で苦情が出たら会長が対処してくださいね?

       現に先日の砂漠の一件でもいろいろと言われたんですから……」

    連邦生徒会長「――リンちゃん、権力っていうものはね、使うべき時に使うのが正しいんだよ?」

    リン「そうかもしれませんが、軍事面ばかりでそれを行使しするのは内外から危険視されるものです」

    イザナ「まあ、正論だね。

        防衛費をケチったことでテロなどによる被害額が跳ね上がって結果的に莫大な金を消費する可能性があることを考慮しなければの話だが……」

    カオルコ「イザナ、そのあたりの話に口を挟むのはやめときなさい。

         ワタシたちが政治の話に一線以上踏み込んだらSRTが軍閥だと思われかねない」


    >カオルコのその発言は、逆に言えば「踏み込み過ぎなければ政治の話にも介入していい」ということなのだが、それを指摘するものはその時は誰もいなかった。

    >そういう解釈ができるほど政治面に頭が回るものがこの場にはカオルコと連邦生徒会長の二人だけだったというのが理由である。

  • 44◆RyVP63jmuE24/05/16(木) 09:21:06

    カオルコ「ワタシの装備はこれまでどおり短機関銃でいいわね。

         だけど、せっかく最新鋭の装備が使えるならワタシもそうさせてもらおうかしら?

         確か5.7ミリ弾を使用するやつがあったはず……」

    ミケ「ああ、以前クルミちゃんが『マガジンの形状が独特すぎてリロードに慣れるのに時間がかかる』って言ってたやつですね?」

    カオルコ「ええ。

         昨今の民間に出回ってる防弾装備も性能が上がってきてるから、9ミリや.45口径じゃ威力不足かもしれないもの」

    コノハ「あの銃見た目も面白いよね。

        SF映画とかに出てきそうな形してて……」

    イザナ「――銃器メーカーに弾薬の増産をお願いしておいたほうがいいんじゃないかい?」

    連邦生徒会長「任せて!」

    リン「はぁ……」


    >そう遠くない未来に顔を真っ赤にすることになるであろう財務室の者たちに内心同情しつつリンはため息をついた。

    >――「自分の責任じゃないからいいか」という無意識からくる楽観もあったが。

    >キヴォトス全体の政治を担う者といっても、連邦生徒会の役員たちも所詮はまだ10代の子供である。

    >どれだけ政治的才能があろうとも、本来子供には不相応な責任を進んで背負い込もうとする者などそうそういない。


    >――しかし、リンをはじめ連邦生徒会全体で密かに蔓延しているこの無意識下の「責任逃れ体質」は、後の世に大きな問題となって彼女たちやキヴォトスに襲いかかることになる。

  • 45二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 09:32:44

    カイザーグループの事かな?<責任逃れ体質

  • 46二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 12:07:53

    カイザーの場合は責任逃れというより損切りじゃね?

  • 47二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 17:12:35

    連邦生徒会長につい頼っちゃう状態のことかな?

  • 48二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 20:26:29

    財務室の苦労は今も昔もたいして変わらなそうだな

  • 49二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 23:28:28

    >>48

    会長失踪前→SRTの軍事費や維持費で金がかかる

    会長失踪後→各地で発生しまくる事件による被害の復興で金がかかる


    結局金がかかるのは同じなんだけど、間違いなく前者のほうが安いだろうなってのは予想できる

  • 50二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 23:32:04

    >>46

    避けられない責任を関係者や支社を切り離して誤魔化してる感じ

    要するにトカゲのしっぽだ

  • 51二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 03:02:32

    カイザーは原作開始の時点でキヴォトスのインフラ関連はほぼ牛耳ってるし一般社会にも密接に関わってしまっているんで
    どれだけ悪事を白日の下にさらしても完全に潰すことは不可能な状態っていうのが本当にどうしようもない
    仮にカイザー完全に潰すとなると今のキヴォトスの社会を破壊するのと同義なんで連邦生徒会は実質はじまりの時点で詰んでる
    ぶっちゃけカイザーも「武力で連邦生徒会を倒して完全勝利したい」という頭キヴォトスなおかげでギリギリ学園都市の体裁が保ててるだけってのが正しい

  • 52二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 07:04:13

    マジでキヴォトスってめちゃくちゃ危うい状態で成り立ってるな

  • 53◆RyVP63jmuE24/05/17(金) 12:39:13

    >>51のようにカイザーが政治軍事双方で連邦生徒会を制し

    完全勝利を成し遂げたうえでのキヴォトス制圧にこだわらったのって

    メタなこと言っちゃうと「そうしないと物語が成立しない」「そうしてくれないと物語がつまらない」からでしょうね……w


    るろうに剣心京都編で方治の進言受けて方針転換した志々雄みたいなもんです

    あれも志々雄が方治の進言受け入れなければ戦略面では間違いなく勝ってましたしw

    (現実的に考えると志々雄のやり方がベターなんだけどそれだと物語がつまらなくなるからやらないという……)


    一応ブルアカも「プレジデントが箱舟の入手を優先していたから」という説明が後からされていますが

    ぶっちゃけ連邦生徒会を政治面で牛耳ってから探したほうが明らかに安牌だろと言ってはいけない……w

  • 54二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 12:43:36

    ぶっちゃけカイザーを倒すなら
    上層部根切りにして組織は維持が相対的にマシな結果になると思います
    もし物理的に排除できたとしてもカイザーグループの空白を他の企業が埋めようとして大抗争になるうえ
    経済がガッタガタの大惨事になる...

  • 55二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 12:46:51

    >>53

    あとはキヴォトスが「学園都市」だからっていうのも大きいんじゃないでしょうか

    大人が如何に戦力や金を得たところで統治権は生徒たちにあるから間接的に操るのが手一杯

    だからサンクトゥムタワーを制圧して「企業都市」、すなわち大人に統治権の有るキヴォトスにしようとした...とか

    まあ推測まみれなんですけどね...

  • 56◆RyVP63jmuE24/05/17(金) 14:03:36

    >>55

    >キヴォトスの企業都市化

    クラフトチェンバーのアクセス権欲してたからたぶんそうなんだろうだと思います

    カイザーはキヴォトスが帝国だった頃の統治者たち(もしくはその末裔)で、かつて自分たちが支配していた頃のキヴォトスに戻そうとしていたって説もあったり……

  • 57二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 19:21:25

    もうすぐ小隊合同訓練かな

  • 58二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 19:38:39

    カイザーも舞台装置っちゃ舞台装置感あるよね

  • 59二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 21:57:39

    この世界線のブルアカのイベントストーリーで料理研究会メンバーが出る料理系のストーリーありそう

  • 60二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 07:16:55

    リンクス小隊の今後の活躍が楽しみだな

  • 61二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 17:02:27

    面白いことになってるなぁ

  • 62二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 18:49:55

    部隊章のオオヤマネコが眼帯してるのはカオルコの片目隠れとかコノハの左右の瞳の色が違ってるところが由来なのかな

  • 63二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 21:10:08

    マジで連邦生徒会長居るときはすごい頼りになりそうだな

  • 64二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 21:11:39

    >>59

    SRT唯一の部活動...いいなあ

  • 65◆RyVP63jmuE24/05/19(日) 03:26:49

    【LYNX小隊の固有武器①】

    LYNX-90式短機関銃
     カオルコがSRT特殊学園から支給された制式サブマシンガン。
     貫通力の高い専用弾を使用し、取り回しが良いため閉所や近距離での戦闘に優れる。
     銃口下部に赤外線レーザーサイトが内蔵されており、中~長距離であっても高い命中精度を誇る。
     元ネタはFN P90 TacticalおよびLaserex Technologies社製レーザーサイトを内蔵した特殊部隊向けモデルのFN P90。
     アクセサリーとして上部レールにドットサイト、側面にフラッシュライトが取り付けられている。

    LYNX-7式突撃銃
     コノハがSRT特殊学園から支給された制式アサルトライフル。
     最新の弾薬を使用する最新鋭のライフルで、コノハがこの銃を受領したのは実戦テストも兼ねている。
     サプレッサーが標準搭載されていることが特徴。
     元ネタはXM7(XM5)およびM7。
     アクセサリーとして上部レールにドットサイトとマグニファイア、レーザーサイト、ハンドガード側面にフラッシュライト、下部にフォアグリップを取り付けている。

  • 66◆RyVP63jmuE24/05/19(日) 03:27:11

    【LYNX小隊の固有武器②】

    LYNX-250式機関銃
     ミケがSRT特殊学園から支給された制式マシンガン。
     コノハのライフルのものと同じ最新の弾薬を使用する最新鋭軽機関銃である。
     ベルト給弾式だが、従来のマシンガンよりも弾倉ポーチの取り付け・取り外しがスムーズに行える。
     元ネタはXM250およびM250。
     アクセサリーとして上部レールにドットサイト(SIG SAUER ROMEO8T)とマグニファイア(SIG SAUER Juliet Micro 5)を取り付けている。
     また、サプレッサーとバイポッドは標準搭載。

    LYNX-22式狙撃銃
     イザナがSRT特殊学園から支給された制式スナイパーライフル。
     マルチロールライフルとも呼ばれ、バレルを換装することで様々な口径の弾薬が使用できる。
     元ネタはMk 22 ASR。
     アクセサリーとして上部レールにスコープ(Nightforce ATACR 5-25x56 F1)、ハンドガード下部にバイポッド、銃口にサプレッサーを取り付けている。

    LYNX-57式拳銃
     LYNX小隊がサイドアームとして使用しているSRT特殊学園制式拳銃。
     カオルコのサブマシンガンと同じ弾薬を使用するため、自動拳銃ながら非常に高威力。
     小型のドットサイトが標準搭載されている。
     元ネタはFN Five-seveN Mk3 MRD。
     アクセサリーとして下部レールにフラッシュライト(SUREFIRE X300U-A)を取り付けている。

  • 67二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 12:41:07

    装備の充実ぶりすごいな

  • 68二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 22:06:08

    このレスは削除されています

  • 69二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 22:11:59

    みんな先生とどういう風に先生と接するか楽しみだな

  • 70二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 07:17:34

    このレスは削除されています

  • 71二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 16:46:59

    このレスは削除されています

  • 72二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 17:45:05

    まだだいぶ先だろうけどリンクス小隊のメモロビとかどんなふうになるかな

  • 73二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 18:06:30

    予算も物資も後ろ盾も完璧、
    これが全盛期SRT特殊学園だ!

    なお本編

  • 74二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 18:27:45

    連邦生徒会長失踪後のSRTを考えると今から辛いな

  • 75二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 20:43:18

    カオルコの過去とかもそのうちわかるかな

  • 76二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 08:19:10

    このレスは削除されています

  • 77◆RyVP63jmuE24/05/21(火) 08:37:31

    カオルコ「――とりあえず、装備と弾薬のほうはなんとかなりそうでよかったわね」

    ミケ「そうですねぇ。

       ちょっと先ほどのリン行政官や財務室の方々には申し訳ない気もしますけど……」

    カオルコ「犯罪抑止のための必要経費だと思って納得してもらいましょう。

         それに、役員たちを説き伏せるのは連邦生徒会長なんだし、ワタシたちはそんな会長の期待に応えるだけよ」

    コノハ「最新の装備を回してもらうわけだしね」


    >カオルコ、コノハ、ミケの三人はそのような会話を交わしながらエレベーターを降りて一階のロビーに戻ってきた。


    ミケ「――それにしても、イザナちゃんだけ話があるからって残されてましたけど、どういうことなんでしょう?」

    コノハ「さあ?

        だけど、イザナちゃんと連邦生徒会長って一応姉妹なんでしょ?

        姉妹同士二人っきりじゃないと話せないなにかなんじゃない?」

    カオルコ「なにか、ねえ……」


    >カオルコの脳裏に思い出されるのは、はじめてイザナと出会った時のこと。

    >イザナから聞かされた彼女と連邦生徒会長の関係と、二人の出生に関する秘密――

    >そのことを考えれば、二人だけで話したいことがなんなのかはだいたい察することができる。


    カオルコ「まあ、案外ただの世間話かもしれないけどね」

  • 78◆RyVP63jmuE24/05/21(火) 08:54:57

    ミケ「ところで……」

    カオルコ「うん?」

    ミケ「カオルコちゃんたちは長期休暇の間の予定ってすでに考えてますか?」

    コノハ「長期休暇……

        ああ、そういえばそんな話もあったね」

    カオルコ「――正直すっかり忘れていたわ」


    >SRTとはいえカオルコたちもキヴォトスの学生であることに変わりはない。

    >他の学校と比べれば当然期間は極めて短いが、彼女たちも夏季や年末年始にはそれぞれ一週間ほど休みが与えられている。

    >もちろん、非常時に対する備えは必要なので休暇期間は部隊や個人によってバラバラであるが。


    カオルコ「ワタシたち夏は実家にも戻らず寮で過ごしていたからそういうのぜんぜん考えてなかったわ」

    ミケ「そ、そうなんですか……」

    コノハ「う、うん……」

    カオルコ「そういえば、ミケの実家ってどこの自治区なの?

         イザナの生まれがあれだから今までそういうの聞かなかったけど……?」

    ミケ「わたしの実家ですか?

       わたしは dice1d5=4 (4) の生まれで、実家もそこにあります」


    1:D.U.

    2:ミレニアム

    3:トリニティ

    4:百鬼夜行

    5:山海経

  • 79◆RyVP63jmuE24/05/21(火) 09:10:23

    カオルコ「百鬼夜行……

         言われてみると百鬼夜行の人っぽい雰囲気してるわよねミケって」

    コノハ「確かに……」

    ミケ「そうですか?

       中学まではずっと百鬼夜行自治区で暮らしていたので、そういうのはよくわからないんですが……」


    ミケの実家の家柄 : dice1d100=59 (59)

     ※1ほど格式が低く貧乏、100ほど格式が高く裕福

  • 80二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 09:59:59

    すごいそれっぽい出身地だな

  • 81二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 10:13:20

    一般家庭!貯金に余裕があるくらいだろうか

  • 82二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 10:18:34

    それなりに裕福な一般家庭かな?

  • 83二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 12:03:45

    カオルコ実家とかあるのかな

  • 84二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 14:52:30

    少なくとも学籍なきゃSRT受験できなかっただろうから家や戸籍はあるでしょ
    コノハみたいに偽造されたものの可能性もあるけど

  • 85二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 14:57:04

    カオルコはどの学区出身なんだろ

  • 86二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 18:03:05

    改めてみると髪飾りとか百鬼夜行味あるな

  • 87二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 21:40:14

    今のところミケはリンクス小隊で唯一の一般人枠だな

  • 88二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 22:00:19

    現状リンクス小隊のメンバーで能力値一番低いのもミケだな
    それでもだいたいの能力は50オーバーだから特殊部隊員としては平均的な数値なんだろうけど

  • 89二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 07:38:40

    リンクス小隊ほんとにバランス良いな

  • 90◆RyVP63jmuE24/05/22(水) 08:42:22

    ミケ「――このようなこと言っちゃうと失礼ですが、百鬼夜行ってトリニティほどじゃないですけど伝統とか格式とかにうるさいところがあるんですよね。

       戦術論とかも一昔前の根性論前提なものとかが当たり前のように今でも残ってたりとか……」

    コノハ「もしかしてSRTに入学することにしたのもそれが理由?」

    ミケ「……そうですね。

       わたしには百鬼夜行のそういった空気が合わなかったのかもしれません。

       歴史や文化を重んじるのは良いことだとは思いますが……」

    カオルコ「誰にだって好みや相性といったものはある――

         諦めたり妥協せず故郷を出る決心をしたことは立派だとワタシは思うわ」

    コノハ「…………」


    >カオルコの発言を隣で聞いていたたコノハは、一瞬だけなにか言いたげな目をカオルコに向けたが、カオルコとミケは気がつかなかった。


    ミケ「まあ、そんなわけなので、わたしは個人的な意味でもSRTに入学できてよかったわけです」

    カオルコ「なるほどね……」

  • 91◆RyVP63jmuE24/05/22(水) 08:50:25

    コノハ「――そういえばさ、カオルコちゃん」

    カオルコ「ん? なに?」

    コノハ「カオルコちゃんの出身地ってどこなの?

        思い返してみたらあたし今まで聞いたことなかったなって……」

    ミケ「あ。そうですね。

       せっかくですから教えてくれませんか?」

    カオルコ「えっ?」


    >――ほんの数秒ほどその場がシンと静まり返る。


    カオルコ「――ああ、ワタシの出身地?

         ワタシは dice1d5=3 (3) だけど?」


    1:D.U.

    2:ミレニアム

    3:トリニティ

    4:ゲヘナ

    5:dice1d2=2 (2) (1でクリティカル、2でファンブル)

  • 92二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 08:53:41

    トリニティか
    ある意味百鬼夜行以上に伝統と格式に縛られてそうだが

  • 93◆RyVP63jmuE24/05/22(水) 09:00:56

    コノハ「えっ!?

        カオルコちゃんトリニティ出身だったの!?」

    ミケ「正直ちょっと意外でした……」

    カオルコ「まあ、そう思うわよね。

         実際自分でもあまりトリニティの人間らしくないとは思ってるわ。

         ついでに言うと、うちは派閥としては代々 dice1d5=3 (3) の家系みたいよ?」


    1:フィリウス分派

    2:パテル分派

    3:サンクトゥス分派

    4:ヨハネ分派

    5:dice1d2=2 (2) (1でクリティカル、2でファンブル)

  • 94◆RyVP63jmuE24/05/22(水) 09:11:13

    コノハ「サンクトゥス……?

        トリニティにはいくつもの政治派閥があるとは聞いたことあるけど、それってどういう勢力なの?」

    カオルコ「簡単に言ってしまうとトリニティの生徒会である『ティーパーティー』を構成する三大派閥のひとつね。

         実質勢力の規模としては最高クラスだと思ってくれていいわ」

    ミケ「……もしかして、カオルコちゃんって結構いいところのお嬢様だったり?」

    カオルコ「…………」


    カオルコの実家の家柄 : dice1d100=28 (28)

     ※1ほど格式の低い一般家庭、100ほど格式が高い富裕層

  • 95二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 09:16:24

    まあ政府に所属してる人全員が良いとこ出な訳もない

  • 96◆RyVP63jmuE24/05/22(水) 09:20:37

    カオルコ「いや、ワタシの家――というか、ワタシ自身はそんな裕福でもお堅い家柄でもないわ。

         うん。本当にワタシはね……」


    >そう口にするカオルコの顔が明らかに渋いものになる。


    ミケ「え、えっと……」

    コノハ「な、なにか家のことで嫌なことでもある……とか?」

    カオルコ「ああ、別に家庭環境がアレとかそういうわけじゃないのよ。

         ただね……家というかワタシのパトロン的な存在がいるんだけど……

         そいつがいろいろとね……

         面倒くさいというか、いろいろと話すことが回りくどいというか……」

    ミケ「ぱ、パトロン?」

    コノハ「よ、よくわかんないけど……

        いろいろとあたしたちが思っていた以上に複雑なのトリニティって……?」

    カオルコ「他の家はどうなのかわからないけど……

         たぶんそうなんじゃないかしら……?」

  • 97◆RyVP63jmuE24/05/22(水) 09:39:31

    ???「くしゅん!」



    >同時刻、トリニティ自治区某所――


    >見るからにお高く格式ばった雰囲気が漂う屋敷の一室に、可愛らしいくしゃみの音が響き渡った。


    ???「風邪?

        ……いや、違うな」


    ???「誰かが私のおかしな噂でも広めている……?

        さしずめミカあたりかな?」



    セイア「――それとも、カオルコ?

        やはり彼女のSRT進学を認めたのは間違いだったかな……?」


    >カオルコのパトロンこと百合園セイアはそうつぶやくと、手元のティーカップを手に取る。

    >――カップの中の紅茶はまだ彼女好みの熱さまで冷めてはいなかった。

  • 98二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 10:14:00

    ある意味カオルコとセイア相性良さそうだな

  • 99二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 10:16:52

    本質的にはパテル派っぽいけどなカオルコ
    秩序1だしw

  • 100二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 10:23:53

    カオルコ本心では混沌を望んでるやべーやつだけど
    正義とは暴力を超える暴力によってこそ成されるものと考えてるリアリストでもあるから
    パテルのトリカスたちには同調せず積極的にボコると思う

  • 101二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 10:34:37

    まあ適性の怪しいところに押し込められるよりは...

  • 102二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 18:25:34

    カオルコは自分が混沌を求めてるの自覚あるのかな?

  • 103二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 19:30:47

    カオルコの政治と神秘の数値が高いことにも説明ついたね
    セイアの関係者ならそりゃ高数値だわ

  • 104二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 22:05:04

    カオルコとサヨ同郷になるわけか

  • 105二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 23:56:52

    >>102

    初代スレのアライメントが↓で正義という形で自らの暴力性を肯定したいタイプみたいだから自覚はありそう


     秩序 : dice1d100=72 (72)

      ※1ほど己の正義に従い、100ほど社会の正義に従う


     善悪 : dice1d100=32 (32)

      ※1ほど利己的、100ほど利他的


     思考 : dice1d100=23 (23)

      ※1ほど常識人、100ほど頭キヴォトス(物事は穏便に暴力で解決!)


     友情 : dice1d100=43 (43)

      ※1ほど見知らぬ誰かのため、100ほど身近な人々のために行動する


     平穏 : dice1d100=1 (1)

      ※1ほど騒がしく騒乱が絶えない世を望み、100ほど平和で穏やかな生活を望む


     反骨 : dice1d100=69 (69)

      ※1ほど不正などセコい手段も容認し、100ほど自他ともにそれを許さない

  • 106二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 08:00:05

    このレスは削除されています

  • 107二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 10:03:40

    このレスは削除されています

  • 108二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 10:41:43

    保守
    敵も味方も増量されたキヴォトスですが無事先生の到着まで持ちこたえることが出来るのでしょうか

  • 109◆RyVP63jmuE24/05/23(木) 12:00:50

    >カオルコがトリニティ出身設定になったことでサヨが同郷となったわけだが……

    >サヨの家はどこの派閥に属しているのだろうか?


    1:フィリウス分派

    2:パテル分派

    3:サンクトゥス分派

    4:ヨハネ分派

    5:まさかの無所属

    6:その他の派閥(オリジナル含む)


    dice1d6=1 (1)

  • 110◆RyVP63jmuE24/05/23(木) 12:08:15

    >ナギちゃんよかったね。

    >物語がこのまま順当に進んでいけば2年後に君を守ってくれる心強い味方が手に入るよ。

    >なお、その2年後に当のナギサが原作どおり疑心暗鬼に陥っている可能性……

  • 111二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 12:42:10

    ワンチャンエデン条約編でサヨだけじゃなくカオルコも出たりするかな?

  • 112二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 13:18:47

    カオルコとサヨがトリニティ転入することになったら転入時期次第ではセイア襲撃阻止できるんじゃね?
    そうなったらユメ先輩が生存したアビドス同様、ストーリーが大幅に変わりそう

  • 113二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 16:17:56

    カオルコがエデン条約編に出るとしたらトリニティに転入するか故郷の不穏な噂を聞いて様子を見に行くとかかな?

  • 114二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 16:43:13

    トリニティ組 料理できないのそれらしい

  • 115二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 19:06:47

    >>114

    トリニティの人なら家に使用人の一人や二人いそうだしな

  • 116二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 21:36:49

    このレスは削除されています

  • 117二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 22:39:43

    このレスは削除されています

  • 118二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 23:35:57

    エデン編でカオルコがセイアの護衛したりとかあるかな?

  • 119二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 23:38:44

    >>118

    それよりミネとセイアに情報流すとかもありそうだな

  • 120二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 00:18:03

    >>114

    良家のお嬢様だから自分は料理なんてしなくていいので料理下手だし料理しないサヨ

    良家のお嬢様が支援者だけど一般家庭なので料理はするが料理ヘタクソなカオルコ

    どちらも料理下手なトリニティ生まれだけど上手く差別化できてるの草

  • 121二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 07:11:53

    学園閉鎖後にリンクス小隊がどうなるかで本編ストーリーへの関わり方変わりそうだな

  • 122二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 10:46:05

    そういえばカオルコは神秘が滅茶苦茶高かったし今回のでトリニティ出身だって事も分かったから3大天使並のネームド天使の神秘を宿してそうだよね。

    現状一番合ってそうなのは正義に逆らうものを容赦なく攻撃する恐ろしい一面もあるけど、恐怖や不安から人々を守りという役割も持ってるカマエルあたりだろうか?

  • 123二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 13:39:46

    >>122

    カマエル - Wikipediaja.wikipedia.org

    >神の力を象徴しており、神の立てた正義を前提にして、神に敵対する者達を容赦なく攻撃するといわれている。


    >その攻撃的な性格から、オカルト教義では堕天使や岩にうずくまる豹の姿をした地獄の悪魔として扱われることがあったとされ、そのことから「赤い豹」という通り名で呼ばれたともいわれる。


    見た感じカオルコがサンクトゥス派じゃなくてパテル派だったら違和感なかったかも

  • 124二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 16:27:43

    ケルト神話にもカマエルの名前は出ていて、唯一戦いの天使だとか戦いの神だと明言されてるらしいネ!

  • 125二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 19:06:20

    すごいカオルコにピッタリな天使だな

  • 126二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 19:58:04

    正義実現委員会もカマエルモチーフ説あるけどカオルコと仲良くなれそうかな

  • 127二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 02:27:58

    この世界線原作以上に展開読めないな

  • 128二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 08:09:35

    凄いなぁ

  • 129二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 11:49:48

    このレスは削除されています

  • 130二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 12:13:42

    保守
    RYNXたちの活躍が楽しみだ

  • 131◆RyVP63jmuE24/05/25(土) 15:07:49

    カオルコの神秘の元となった神格とか正直まったく考えてなかった……w
    (公式でもはっきりと言われてるのなんてクロコくらいだし)
    こりゃそろそろ候補をある程度見つけておいたほうがいいかな?

  • 132◆RyVP63jmuE24/05/25(土) 16:37:18

    連邦生徒会長「どう?

           SRTでの生活は上手くいってる?」

    イザナ「上手くいってなかったら今頃はこうしてSRT生として君に会ってないよ」

    連邦生徒会長「……そうだね」


    >応接用のソファーにそれぞれ向かい合う形で座りながら、連邦生徒会長とイザナはそれぞれコーヒーが入ったカップに一度口をつけた。


    イザナ「――ボクからすれば、こちらの心配をしてくれている君のほうこそ大丈夫なのか、と問いただしたいね」

    連邦生徒会長「それはどちらの意味で聞いてるのかな?

           連邦生徒会長としての責務のこと?

           それとも――」

    イザナ「もちろん君個人の心配だよ」


    >そう言ってイザナはもう一度コーヒーに口をつける。

    >先ほどと違い、今度はぐいっと中身を一気にあおる勢いでカップを傾けた。


    イザナ「まだしっかりと……“個”としての君は残っているかい、■■■?」

    連邦生徒会長「…………」


    >イザナの口から発せられた連邦生徒会長の名――

    >それはなぜか編集加工されたかのように乱れ、連邦生徒会長にも発したイザナにも正しく聞き取ることはできなかった。

    >――まるで、なにか強大な力か存在によって、その名を口にすることを阻まれたかのようである。

  • 133◆RyVP63jmuE24/05/25(土) 17:14:13

    連邦生徒会長「――うん。大丈夫。

           まだ私は“私”をはっきりと自覚できているし、維持できているよ」

    イザナ「そうかい。

        それはよかった」

    連邦生徒会長「だけど、長く持ってもあと2年くらいだと思う。

           連邦生徒会長としての役目を終えると同時に、たぶん……」

    イザナ「――――」


    >連邦生徒会長のその言葉に、運動、思考を含むイザナのすべてが数秒間だけ止まる。


    イザナ「なんとかしようと思って今まで医学的な観点から君を救う方法を探していたんだけどね……」

    連邦生徒会長「そのことには本当に感謝してるよ。

           だけど、これはそういう次元の話じゃないから……

           “超常”とか“理外”とか――そういう神秘的な領域の話になっちゃう……」

    イザナ「――本当はボクだって最初からわかっていたんだ。

        能力に個体差があるとはいえ、ボクも君と同一の存在なんだからね……」


    >それでも、とつぶやいた後にイザナは話を続ける。


    イザナ「十年以上育んできた知識と技術を無駄にはしたくない――

        だからボクは医者を目指すことにした。

        時間を重ねていけば医学的なやり方で君を救う術が見つかるかもしれない、と一握の希望を抱いた。

        ――だけど、それでも無理だと気づいてしまったんだ」


    >そう言ってイザナはゆっくりと倒れ込むようにソファーの背もたれに己の身を預ける。

    >連邦生徒会長はイザナがこのまま燃え尽きてしまうのではないかと少しばかり不安になった。

  • 134◆RyVP63jmuE24/05/25(土) 17:38:08

    イザナ「SRTに入ったのは、正直に言うと『仕方なかった』からだよ。

        医者になっても無駄なら、せめてわずかでも君の助けになることをしようと思った――」

    連邦生徒会長「連邦生徒会に入ってくれてもよかったのに……」

    イザナ「ボクたちはいわば人の形をしたプログラムだ。

        連邦生徒会というシステムの中に、外観は違えど中身は同一のプログラムが複数組み込まれたらどのようなバグが発生するかわからない――

        連邦生徒会に身を置かないことに決めたのも『仕方なかった』からさ」

    連邦生徒会長「…………」

    イザナ「システム……

        そう。システムだ……

        BOT……」

    連邦生徒会長「――!」


    >BOT。

    >イザナの口から漏れたそのワードに、連邦生徒会長の体がビクリと軽く跳ね上がる。


    イザナ「――Burn Off Terror。

        ”恐怖”を焼き払い、世界(キヴォトス)に永遠の安定をもたらすシステム……

        “真実”という神を隠すことで全てを守護する、世界を守るための嘘……

        それによって、そしてそれを成すために生み出されたのがボクたち“BOTの落とし子”――」

    連邦生徒会長「やめよう。その話は。

           私が連邦生徒会長になったのは、決してそうなるように最初から決められていたからじゃない。

           自分で選んだ道だからだよ」

    イザナ「……そう思いたいね」


    >――だけど、それを証明することがはたして君やボクにできるか?

    >背もたれから身を起こしたイザナの目は連邦生徒会長にそう言っているように見えた。

  • 135二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 17:47:56

    このレスは削除されています

  • 136二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 17:53:54

    ローブ軍団の目的であるBOTってそういう事かあ...
    キヴォトスの制御装置なのね

  • 137◆RyVP63jmuE24/05/25(土) 18:08:53

    リン「失礼します。

       会長、そろそろ決議のお時間です」

    連邦生徒会長「あ――

           うん。わかった」

    イザナ「――本当に大変だね君も?

        時間というものは本当に気にしていない時に限って早く流れてしまう……」

    連邦生徒会長「……そうだね。

           気にしている時はものすごくゆっくりでイライラするのに……」


    >イザナと連邦生徒会長はお互い苦笑いを浮かべながらゆっくりとソファーから立ち上がった。


    イザナ「久々に会えて嬉しかったよ。

        次に会う時はコーヒー以外のものも用意してほしいな?」

    連邦生徒会長「じゃあ、次はケーキも用意しておくね。

           このコーヒーにすっごく合うの知ってるから」


    >イザナは軽く口元を歪めると、エレベーターのほうに向かって歩き始める。

    >――途中、リンとすれ違いざまに独り言のように口を開いた。


    イザナ「リン行政官、どうやら君は彼女の友人のようだから言わせてほしい――

        どうか、この先なにがあっても彼女を公人としてではなく、私人として大切にしてくれ。

        そうすれば■■■は一日でも長く『連邦生徒会長』としてではなく『■■■■■■』として存在していられる――」

    リン「えっ?」


    >聞き慣れない言葉――それもかなり乱れていた――を耳にしたため、リンは思わずその場で振り返ってしまう。

    >しかし、振り返った先で彼女が目にしたのは、イザナを乗せたエレベーターの扉がゆっくりと閉まる光景だった。

  • 138◆RyVP63jmuE24/05/25(土) 18:42:19

    リン「彼女はいったいなにを言っていたのでしょうか……?」

    連邦生徒会長「あはは……

           イザナちゃんの言うことはあまり気にしなくていいよ、リンちゃん?」

    リン「ですから“リンちゃん”と呼ぶのは……」


    >言いかけたところで、もうこいつには言うだけ無駄だろうな、と諦めたリンは一度口を閉ざしてしまった。


    リン「はぁ……

       まあ、会長のご親族の方だそうですし、普段の会長同様のトンチキと思っておきます」

    連邦生徒会長「“私同様”ってちょっと酷くない!?

           リンちゃん私のことそう思っていたの!?」

    リン「事実でしょう?

       というか、私だけでなく連邦生徒会の皆が会長のことをそう思っているはずですよ?」

    連邦生徒会長「ええ~……?」


    >――さりげなくリンは自らの失言の罪を自分以外の役員たちにも擦り付けたが、連邦生徒会長はそのことに気がつくこともツッコむこともなかった。

    >この七神リンという少女、能力は確かなのだが、その性格や言動が敵を作りやすいことに加えて、無意識に自らが負うべき責任から逃れようとしたり、これまた無意識に自らの責任を他者に押しつけようとする社会で生きていくうえでは極めて深刻な悪癖があったりする。


    リン「ともかく、決議のお時間が迫っておりますので準備をお急ぎください」

    連邦生徒会長「はーい。

           ――あ。そうだリンちゃん」

    リン「はい?

       なんでしょう?」

    連邦生徒会長「リンちゃんは私の名前覚えてる?」

    リン「は……?」

  • 139二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 18:46:57

    またシリアスになってきたな

  • 140◆RyVP63jmuE24/05/25(土) 19:01:33

    リン「……言ったそばから、なにおかしなこと言ってるんですか?

       会長は“会長”でしょう?

       『連邦生徒会長』という名前以外になにがあるというんです?」

    連邦生徒会長「…………」

    リン「……えっ?」


    >リンのその発言と同時に、連邦生徒会長の顔から笑みが消えた。

    >だが、次の瞬間にはその顔には再び気の抜けた表情が戻っていた。


    >――リンはなぜ連邦生徒会長がそのような顔をしたのか、そして自分が口にした言葉の異常さに気がつかなかった。


    連邦生徒会長「あはは……そうだね……

           用意できたらすぐに議場に行くから、リンちゃん先行っててもらえるかな?」

    リン「あ。はい……

       本当にお早めにお願いしますね?」


    >リンが執務室を後にしたのを確認した連邦生徒会長は、先ほどのイザナのように崩れ落ちるようにソファーに再び座り込んだ。


    連邦生徒会長「うん……わかっていたよリンちゃん……

           だけど、やっぱり直接言われるとキツいなぁ……

           はは……」

  • 141二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 21:48:49

    悲しいなぁ…

  • 142二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 22:10:50

    これつまり謎ローブ集団は連邦生徒会長という偽りの神を倒してキヴォトスを学園都市になる前の世界に戻そうとしているってことでいいのか?

  • 143二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 22:12:23

    あー、”役割”が必要なだけで本人が求められている訳ではないと...

  • 144二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 22:27:45

    謎ローブたちのセリフと今回の内容的に謎ローブたちの言う主上ってのは神聖四文字のことっぽいな
    それでBOTという組織(?)がその力か役割を奪い取って連邦生徒会長に本来神が担う役目を押し付けているってことか
    イザナが会長の名前喋っても伏字になったり、リンが会長の個人としての名を知らない(忘れた?)のは神の名は口にできないからで...
    謎ローブデカグラマトンのこと見下してたし、たぶん合ってるはず

  • 145二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 23:16:24

    BOTの意味が「Burn Off Terror」ってことは対色彩って意味も含まれてる?

  • 146二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 02:12:47

    覚えてるのかと聞かれてるからリンちゃんは名前知ってたけど忘れた感じなのかな?

  • 147二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 02:38:20

    連邦生徒会長に就任した(神の座についた)から個人としての名前は世界から抹消された感じか
    神(連邦生徒会長)は人ではなく世界を維持するシステムに過ぎないから

  • 148二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 02:41:26

    じゃあ、連邦生徒会長失踪=神の不在ってこと?

  • 149二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 03:10:56

    >>148

    会長=アロナと考えたら、むしろ神の座が空席になるというより神という概念の固定化じゃないかな?

    「連邦生徒会長」という役職じゃなくて「アロナ」という個人が以降はキヴォトスの神になる的な

    アブラハム宗教における人が昇天してマジもんの高次存在になる感じの


    アロナという神はただ高次に座するだけの存在になり、先生という予言者に当たる人間が地上における代理になる

    一時期あった先生=イエス説も当てはめた場合そう考えたほうがしっくりきそう

  • 150二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 10:58:49

    キリスト、ユダヤ、イスラム教の同一の神様である唯一神はそれぞれの宗派で呼ばれ方が違いますしそれを神秘に対応すると
    ユダヤ教のヤハウェ
    キリスト教のエホバ←先生=イエス関連でエホバがアロナの神秘元の可能性あり
    イスラム教のアッラー←高い確率でのイザナの神秘?
    になりそう。

    となると謎の集団はキリストとイスラムの3大宗教の原点であるユダヤ教関連で多分ヤハウェの神秘を持ったアロナとイザナ並の人造超人もいそう。

  • 151二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 13:45:00

    さすがにそこまでは考えすぎじゃないかね?
    イザナが褐色肌デザインになったのは会長と同じクローン人間って設定がダイスで生まれる前からだし

    さらに言うとエホバは誤読で正式な読みではないとされているからユダヤ教の神にあたるのはアドナイかエル
    だから会長はヤハウェで問題ないんよ
    おまけにアッラーフの語源はエジプトのラーって説もあるからこのあたりまで掘り下げるとめちゃくちゃややこしくなる
    (元の宗教の時点でこのあたりの解釈とかルーツを巡るのはめちゃくちゃややこしい話になるし)

  • 152◆RyVP63jmuE24/05/26(日) 16:56:45

    >さて、LYNX小隊が無事結成されたところで起きるイベントは――


    1:小隊としての訓練

    2:個人訓練

    3:他のSRT生とのコミュ

    4:小隊結成早々いきなり事件です!

    5:dice1d2=2 (2) (1でクリティカル、2でファンブル)


    dice1d5=1 (1)

  • 153二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 16:57:20

    連邦生徒会長の本名いつか公式で出るかな

  • 154◆RyVP63jmuE24/05/26(日) 17:25:19

    カオルコ「――というわけで、今日からはLYNX小隊としての訓練も始まるから頑張っていきましょう」

    コノハ「了解でーす、小隊長殿」

    カオルコ「別に作戦行動中や演習中でなければこれまでどおり名前呼びで構わないわ」

    コノハ「わかってるわかってる。言ってみただけ♪」

    ミケ「これまで以上に厳しい訓練になりそうですねぇ……」

    イザナ「そりゃボクたちも今後は実戦の場にバンバン駆り出されることになるだろうからね。

        よく『実戦での経験こそが重要だ』なんて言う人がいるけど、そんな輩は決まって実戦経験がないやつだ。

        何事も日々の練習や鍛練を積み重ねなきゃ実戦の場でどのようにやればいいのかすらわからないんだからね」

    カオルコ「同感ね。

         『とりあえずやってみろ』が通用するのは訓練の中だけよ」

    ミケ「ところでカオルコちゃん、今回の訓練はわたしたちだけで行うんですか?」

    カオルコ「ああ、今回は――」


    1:LYNX小隊のみ

    2:他の小隊と合同


    dice1d2=1 (1)

  • 155◆RyVP63jmuE24/05/26(日) 17:38:55

    カオルコ「LYNX小隊としてはじめての訓練だからワタシたちだけよ。
         小隊としての陣形やそれを前提とした部隊行動の基礎をやっていくわ」
    イザナ「まあ、当然だね」
    カオルコ「ワタシも小隊長に任命された以上、前線での指揮とかそういうのも知っていかなきゃいけないし……」
    コノハ「大変だね~、カオルコちゃん」
    カオルコ「コノハ、あなたもよ?
         書類上の副小隊長はあなたってことになっているんだから」
    コノハ「……今からでもミケちゃんかイザナちゃんにできない?」
    イザナ「ボクは狙撃手かつ衛生兵だから無理」
    ミケ「わたしもさすがに戦闘と指揮の両方をこなすのはちょっと難しいですぅ……」
    カオルコ「そんなわけだから頼むわよ?
         ワタシはポイントマンも兼ねているから作戦行動中の背中は任せるわ」
    コノハ「ひいぃ……
        なんかいきなりとんでもない責任押し付けられたんですけど……?」
    イザナ「適材適所というやつだ。諦めろ」

  • 156◆RyVP63jmuE24/05/26(日) 17:47:17

    カオルコの統率値(現在10)成長判定 : dice1d10=1 (1)

     ※1~3でちょっとだけ上昇(+1D5)、4~6で少し上昇(+1D5+5)、7~8で結構上昇(+1D10+10)、9でかなり上昇(+1D10+20)、10で覚醒


    カオルコの戦術値(現在99)成長判定 : dice1d10=4 (4)

     ※1~8で上昇せず、9で限界値到達(100に)、10で最後のガラスをぶち破れ!


    コノハの統率値(現在49)成長判定 : dice1d10=1 (1)

     ※1~3で上昇せず、4~6でちょっとだけ上昇(+1D5)、7~8で少し上昇(+1D5+5)、9で結構上昇(+1D10+10)、10で覚醒


    コノハの戦術値(現在74)成長判定 : dice1d10=6 (6)

     ※1~6で上昇せず、7でちょっとだけ上昇(+1D5)、8で少し上昇(+1D5+5)、9で結構上昇(+1D10+10)、10で覚醒

  • 157◆RyVP63jmuE24/05/26(日) 17:49:07

    カオルコの統率 : 10 + dice1d5=3 (3)

  • 158二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 17:54:08

    カオルコ 戦術はいいけど統率酷いから副官タイプかな

  • 159◆RyVP63jmuE24/05/26(日) 18:14:02

    >年末年始――

    >文字どおり一年の終わりと新たな一年の始まりを告げる期間である。

    >同時に、ある者にとっては休息の時であり、またある者にとっては戦いの時でもあった。


    >カオルコたちLYNX小隊はというと――


    1:休みは年明けまでお預けです

    2:休みは年明けまでお預けです

    3:ヒャッハー! 長期休暇だぁーっ!


    dice1d3=1 (1)

  • 160◆RyVP63jmuE24/05/26(日) 18:37:53

    コノハ「クリスマスライブの開場待ちで長蛇の列かぁ……

        この人たち暇そうで羨ましいなぁ~……」

    イザナ「ボクからすれば気楽なものだ、と言いたいね。

        調子に乗ったバカやテロリストが爆弾を起爆したり、ロケットランチャーを撃ち込んでくる可能性だってあるというのに……」

    コノハ「戦車や武装したヘリが突っ込んでくるってのもありそうだね~」

    ミケ「二人とも、なに物騒なこと言ってるんですか!?

       こういうイベントが行われているってことは、それだけ今は平和だってことでしょ!?」

    カオルコ「見方を変えて言ってしまうと、ワタシたちやヴァルキューレをはじめとした裏方で馬車馬のごとく働いている人たちがいるおかげでなんとか保ててる平和だけどね」

    ミケ「カオルコちゃんまでそんな生々しいこと言わないでくださいよう……」

    カオルコ「う~ん……

         でも事実だし……」


    >テレビに映っているニュースをLYNX小隊の面々はシビアな目で見ていた。

    >世間がクリスマスで浮かれているなか、彼女たちは今日も朝からSRTとして訓練漬けだったこともあり、その瞳には疲労と冬休みシーズンを満喫している一般市民に対する少しばかりの嫉妬の色が含まれている。


    FOX小隊 : dice1d4=2 (2)

     ※4で長期休暇中


    CAMEL小隊 : dice1d4=1 (1)

     ※4で長期休暇中

  • 161二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 19:11:19

    みんなペロロのことどう思ってるんだろ

  • 162二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 19:14:35

    特殊部隊員は大変だな。

  • 163二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 20:37:44

    日常に適応できないと社会に帰れないぞ

  • 164二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 22:25:47

    料理研究会でクリスマス楽しむイベントとかありそうだな

  • 165◆RyVP63jmuE24/05/27(月) 03:28:16

    アラシ「世間がお休みムード一色でも休めないのが公僕の辛いところだね」

    オトギ「ん~?

        聞いた話だと、この時期は連邦生徒会の役員も結構休んでるらしいよ?」

    サヨ「というより、連邦生徒会の人たちが普段真面目に働いてることなんてあったっけ?」

    アミ「…………(黙って首を軽く横に振る)」

    ライカ「少なくとも私が知る限りはないな」

    クルミ「言っちゃ悪いけど、連邦生徒会がしっかりした組織だったらSRTなんてハナっから作られなかったわよ」

    アラシ「確かに……

        テロや重大事件もヴァルキューレの公安局だけで事足りていただろうね」

    ユキノ「…………」


    >LYNX小隊の面々の近くの椅子に腰かけていた他の小隊の者たちもテレビに視線を向けながらそのような会話を交わしていく。

    >彼女たちもカオルコたち同様、不測の事態の備えとして休暇が与えられず学園での待機を命じられた身である。

    >――むしろ、こういう時だからこそカオルコたちをいつでも動かせておく必要があるのだが、そこはやはり特殊部隊員とはいえ10代の少女たち、心のどこかでは同年代の普通の学生たちに憧れに近い感情を抱いてしまうのも仕方のないことだ。

  • 166◆RyVP63jmuE24/05/27(月) 04:01:27

    ニコ「みんなダメだよ、私たちSRTも一応は連邦生徒会に連なる組織なんだから……

       私たちが連邦生徒会を批判したら私たち自身にいずれ跳ね返ってきちゃうよ?」

    カオルコ「心配しないで、今のワタシたちの一連の発言は全部公人ではなく私人としてのものだから」

    イザナ「そうとも。

        ボクたちもキヴォトスの一市民であることに変わりはないんだから、社会や政治に対する不満や愚痴を口にする権利は与えられているよ」

    ライカ「……ところでニコ、それはなんだ?」


    >ライカはニコが左右の手にそれぞれ手にしている風呂敷包みを指さす。


    ニコ「ああ、これ?

       せっかくのクリスマスでみんな揃ってるから作ったんだ。

       今は時間もあるし、みんなで一緒に食べよ?」

    オトギ「おっ。いいねえ~」

    コノハ「さすがは我らが料理研究会会長!」

    ユキノ「ニコ、いつ緊急の出動要請が出されるかもわからない状況で不用意な飲食は――」

    カオルコ「いいじゃないユキノ、クリスマスくらいはワタシたちもちょっとばかり気を緩めてもバチは当たらないはずよ?」

    ユキノ「――九賀小隊長、正規部隊に昇格したからといって浮かれすぎじゃないか?」

    カオルコ「浮かれてなんていないわ。

         自分で言うのはなんだけど、オンとオフの切り替えをしっかりしているだけ。

         それに、さっきミケも似たようなこと言ってたけど、ワタシたちがこうして半ば暇を持て余しているのは平和な証だからいいことじゃない」

    クルミ「そうそう。

        私たちから言わせてもらうとユキノは真面目過ぎるのよ」

    アミ「……疲れない?」

    ユキノ「心配せずとも休息は取れる時にちゃんと取っているさ」

    イザナ「医学的な観点から言わせてもらうけど、肉体の疲労だけとれても人間上手く生きてはいけないよ?

        精神の疲労をとることも重要だ。

        そして食事というのは肉体に栄養を摂取するためだけでなく、精神を回復するための行為でもある」

    ユキノ「…………」

  • 167◆RyVP63jmuE24/05/27(月) 04:21:38

    サヨ「状況から考えて、ユキノちゃん詰んでるわね?」

    ライカ「ああ。完全にお前の負けだユキノ。

        状況的にも民主主義的にもすでに敗北している」

    ユキノ「……食べ過ぎるなよ?」

    オトギ「よし! FOX小隊、隊長からのお許しが出たぞ!」

    クルミ「言質は取ったからね!?

        後から撤回しても遅いわよ!?」

    アラシ「こっちも援護もとい配膳のお手伝いしますか」

    コノハ「そうだね~。

        会長だけに負担押し付けるわけにもいかないし……」

    カオルコ「取り皿も必要かしら?」


    >――その後、その日は特になんの事件も起きることはなく、SRTの生徒たちは各々の「クリスマス休戦」を過ごすことになるのだった。


    カオルコ「……クリスマスに食べるのがケーキやチキンじゃなくていなり寿司というのは、客観的に見るとちょっとシュールね」

    コノハ「ははは……

        でもニコちゃんの作るおいなりさん本当に美味しいよね」

  • 168二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 05:47:30

    連邦生徒会が働いていないと思われているのもそれはそれでかわいそうやの

  • 169二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 07:21:52

    ここらへんのシーン過去回想とかでスチルででてきそう

  • 170二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 10:24:37

    微笑ましいな

  • 171二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 17:12:48

    そう言えばホシノは矯正局出られたのだろうか…
    ノノミのイベントもシロコのイベントも両方1年次の冬のお話だったからそこのフラグ拾えないと結局アビドスが廃校になっちゃうんだけど…

  • 172二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 22:21:45

    >>167

    ???「クリスマスにはシャケを食え!!!」

  • 173二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 22:23:27

    クリスマスイベントで料理研究会でケーキとか作る展開ありそう。いなり寿司も作りそうだけど。

  • 174◆RyVP63jmuE24/05/28(火) 02:02:02

    >クリスマスも終わり、いよいよ大晦日と正月を迎えるキヴォトス。

    >カオルコたちLYNX小隊をはじめとしたSRT特殊学園はというと――


    1:小隊としての訓練

    2:個人訓練

    3:久しぶりの料理研究会

    4:起きちゃったよ……事件が……

    5:dice1d2=1 (1) (1でクリティカル、2でファンブル)


    dice1d5=1 (1)

  • 175◆RyVP63jmuE24/05/28(火) 02:06:02

    >普段と変わらず訓練に勤しんでいた模様。

    >SRTの力が必要になるような大事件が起きないことはいいことです――


    1:LYNX小隊のみで訓練

    2:LYNX小隊と他の小隊による合同訓練


    dice1d2=1 (1)

  • 176◆RyVP63jmuE24/05/28(火) 02:09:08

    カオルコの統率値(現在13)成長判定 : dice1d10=3 (3)

     ※1~3でちょっとだけ上昇(+1D5)、4~6で少し上昇(+1D5+5)、7~8で結構上昇(+1D10+10)、9でかなり上昇(+1D10+20)、10で覚醒


    カオルコの戦術値(現在99)成長判定 : dice1d10=9 (9)

     ※1~8で上昇せず、9で限界値到達(100に)、10で最後のガラスをぶち破れ!


    コノハの統率値(現在49)成長判定 : dice1d10=1 (1)

     ※1~3で上昇せず、4~6でちょっとだけ上昇(+1D5)、7~8で少し上昇(+1D5+5)、9で結構上昇(+1D10+10)、10で覚醒


    コノハの戦術値(現在74)成長判定 : dice1d10=2 (2)

     ※1~6で上昇せず、7でちょっとだけ上昇(+1D5)、8で少し上昇(+1D5+5)、9で結構上昇(+1D10+10)、10で覚醒

  • 177◆RyVP63jmuE24/05/28(火) 02:20:26

    >カオルコの戦術値がついに限界値に到達しました。

    >そのため、以降戦術値が上昇することはありません。


    カオルコの統率 : 10 + dice1d5=5 (5)


    カオルコの戦術 : 100

  • 178◆RyVP63jmuE24/05/28(火) 02:21:29

    >>177

    ミス

    カオルコの統率値は正しくは 13 + dice1d5=5 です

  • 179◆RyVP63jmuE24/05/28(火) 03:20:09

    >年が明け、キヴォトスに新たな一年が幕を開けた。

    >新年を迎えたSRT特殊学園では――


    1:普段どおり訓練

    2:LYNX小隊にちょっと遅い冬休み(長期休暇だ!)

    3:小隊合同遊撃訓練開始

    4:年明け早々事件です……

    5:dice1d2=2 (2) (1でクリティカル、2でファンブル)


    dice1d5=5 (5)

  • 180◆RyVP63jmuE24/05/28(火) 03:31:48

    >新年早々ファンブルってなんですか……?


    1:年明け早々にSRT出動案件な大事件発生

    2:カイザーPMC理事「今のうちにアビドスの戦力を削れるだけ削っておくか」

    3:新年早々暗躍するゲマトリア

    4:???

    5:dice1d2=1 (1) (1でクリティカル、2でファンブル)


    dice1d5=3 (3)

  • 181◆RyVP63jmuE24/05/28(火) 04:04:47

    >新年早々、なにをする気だゲマトリア……?


    1:黒服「“暁のホルス”とどうにか接触できませんかね?」

    2:ゴルコンダ「こんなもの作ってみました」

    3:ベアトリーチェ「SRT特殊学園……?」

    4:???

    5:dice1d2=1 (1) (1でクリティカル、2でファンブル)


    dice1d5=2 (2)

  • 182◆RyVP63jmuE24/05/28(火) 04:40:43

    黒服「……ほう。

       これが先日あなたがおっしゃられていた――」


    >キヴォトス某所のとある一室――

    >そこに数名の異形の集団が卓を囲む形で集っていた。


    >異形の集団のうちの一人、「黒服」が自分たちの目の前に置かれた“ある物”を見てそうつぶやくと、もう一人の異形の存在がそれに答える。


    ゴルコンダ「はい。

          これがこの度わたくしが解釈したい『崇高』に至るために生み出した『記号』――

          あえて名前を付けるのならば、“神秘貫通弾”とでもお呼びしましょうか?」

    デカルコマニー「そういうこった!」


    >それは首のないコートを身にまとった男――ではなく、その男が抱えている「帽子をかぶった男性の後頭部が描かれた絵画」であった。

    >そして、絵画の言葉に続くように、それを抱えている首無しのコートの男からも叫び声があがる。

    >――首がないのになぜ声が発せられているのかを気にする者はその場には誰もいなかった。


    マエストロ「“神秘貫通弾”だと?

          その名前のとおりの意味ならば、つまりこれは――」

    ゴルコンダ「そのとおりです、マエストロ。

          この弾薬にはキヴォトスの住人を守護している神秘の壁――それを貫き、対象となる相手の肉体に直接ダメージを与える力があります。

          ――あくまでも理論上の話なので、実際にそのとおりの効果を発揮できるかは現時点ではわかりませんが」

    デカルコマニー「そういうこった!」


    >ゴルコンダが自分たちの前に置いたそれは、銃火器に用いられる実包とそれを収めている小さな箱――

    >一見普通の弾薬にしか見えないそれは、部屋の明かりをその身に反射させて不気味な輝きをかすかに放っていた。

  • 183◆RyVP63jmuE24/05/28(火) 05:15:39

    黒服「神秘を貫通ですか……

       対象を殺傷してしまう可能性があるという点には少しばかり思うところがありますが、なかなかに興味深い物をお作りになられましたね、ゴルコンダ」

    マエストロ「逆に私はこういう物は好かんな。

          『破壊』も作品を生み出すうえでは重要な一工程ではあるが、これによってもたらされるのはその『破壊』だけだ。

          そこで止まってしまっては創作とも作品とも呼べぬ」

    ベアトリーチェ「そうですか?

            私は大変素晴らしい発明品だと思いますが?」


    >二つの頭を持つマネキン人形のような異形の男「マエストロ」が自らの感想を述べると、それに反目するかのごとく赤い肌をした白いドレス姿の異形の女「ベアトリーチェ」が口を開いた。


    マエストロ「……芸術を理解できぬ以前に理解する気のないそなたにはこの手の話は一生わからぬことだろうな」

    黒服「まあまあ。そう気分を害さないでくださいマエストロ。

       マダムもあなた同様自らの感想を述べただけなのですから」

    ゴルコンダ「そのとおりです、マエストロ。

          今あなたが不快感を示すべき相手がいるとすれば、それはマダムではなくこの弾薬を作り出したわたくしでしょう」

    デカルコマニー「そういうこった!」


    >マエストロをなだめつつ、ゴルコンダは自らの作品である“神秘貫通弾”についての話を再開する。


    ゴルコンダ「――さて、こうして皆の前でこの“神秘貫通弾”を紹介したのはほかでもありません。

          これを使用し、実際に効果が発揮されるか否かの実証を行いたいのです。

          わたくしとデカルコマニーではこれを使用する機会を得ることは叶いませんので……」

    マエストロ「要するに試験運用の協力というわけだな?

          私はパスだ。

          先も述べたが、私はそのようなものは好かんのでな」

    黒服「クックック……

       では、協力するのは私かマダムのどちらかということになりますね?」

  • 184◆RyVP63jmuE24/05/28(火) 05:25:22

    ゴルコンダ「ふむ……

          それでしたら、わたくしとしては dice1d3=2 (2) にご協力をお願いしたいのですが?」


    1:黒服

    2:マダム

    3:↑+ベアトリーチェ「申し訳ありませんが、私もお断りします」

  • 185◆RyVP63jmuE24/05/28(火) 05:43:00

    ゴルコンダ「――マダム、あなたが治めている領地の者たちにこの弾薬のテストをお願いしたい。

          彼女たちならば上手くこれを扱ってくれるでしょうからね」

    ベアトリーチェ「アリウスの生徒たちですか?

            正直に申しますと、今彼女たちを動かすのは気が引けるのですが……」

    ゴルコンダ「では、等価交換――“貸しひとつ”ということでいかがでしょう?

          いずれマダムがなにか必要としているものがあった時、わたくしが力を貸すということでどうか……」

    ベアトリーチェ「ほう……?」


    >ゴルコンダの提案に、ベアトリーチェは顎に手を添えて思考しているかのような仕草を見せる。

    >そして、数秒ほどそれを続けた末に――


    ベアトリーチェ「――わかりました。

            その提案に乗らせていただきましょう」

    ゴルコンダ「感謝します、マダム。

          では、そうと決まれば早速準備を始めるといたしましょうか。

          『善は急げ』というわけではありませんが、何事も答えは早く導き出したほうがよろしいので――」

    デカルコマニー「そういうこったぁ!」

  • 186二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 07:20:30

    エデン条約編で使われそうだな神秘貫通弾

  • 187二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 07:31:00

    大丈夫かな SRTにアリウスの兵士捕まったらoutになりそうだな そしてアリウス分校バレる可能性あるからな 

  • 188二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 08:51:35

    ベアおば的には貴重な手駒であるアリウスが連邦生徒会やSRTにバレる危険性があるから動かしたくはないけど
    この段階でゴルコンダに貸しを作っておけばエデン条約編の頃にヘイロー破壊爆弾よりもやべー兵器を作ってくれる可能性があるから
    リスクとリターン的に考えたらプラスではあるのかな?

    仮にアリウスの存在がバレてもカタコンベの入り方わからなければ儀式自体は邪魔されないわけだし
    (なお遅くてもエデン条約編で確実にカタコンベのこともバレる模様)

  • 189二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 14:54:16

    神秘貫通弾って下手したらヘイロー破壊爆弾よりもヤバくね?
    もし普通の弾薬の中にこっそり混ぜ込まれたりしたら疑心暗鬼の種になりそう

  • 190二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 17:19:00

    どうやって実験するんだろ?誰かを襲撃するのかな?

  • 191二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 19:06:27

    オリキャラスレでは原作のような舞台装置にすらなれずに終わることが多いベアおば
    はたしてこのスレではどうなる?

  • 192二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 23:41:09

    カバーチェになりそう

  • 193二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 06:24:31

    アリウスとカオルコ達が接敵するかな

  • 194二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 11:15:43

    恐怖捻じ込み弾なんやろな

  • 195二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 12:09:46

    >>194

    下手したらテラーに反転する生徒が複数人現れる可能性があるとすれば、それはそれでヤバいな

  • 196二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 18:26:48

    場合によっては大事件になりそうだな…

  • 197二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 21:20:11

    誰か亡くなる展開にならなきゃいいけど。

  • 198二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 23:27:39

    アリウス生徒も心配だな

  • 199二次元好きの匿名さん24/05/30(木) 07:47:38

    どうなるかな

  • 200◆RyVP63jmuE24/05/30(木) 09:57:21

オススメ

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