エルサレム聖杯戦争4【🎲⚓︎あり】

[1 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/13(月) 22:36:46]

前スレ

エルサレム亜種聖杯戦争【🎲⚓︎あり】｜あにまん掲示板

アーチャー陣営が結構すごそうな工房を作った聖杯戦争はーじまーるよー。尚使われない可能性のが高い、仕方ないネ

[2 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 22:39:42]

たて乙

[3 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/13(月) 22:39:49]

という訳で再開です！今日は残りの2陣営の動きから！

手なわけでどっち先にやるかをdice1d2=1 (1)

1、アサシン 2、ライダー

[4 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 22:41:12]

立て乙です、アサシン陣営からか

[5 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/13(月) 22:42:03]

てなわけでアサシン陣営から！アサシン陣営はどんな動きをしていたかを安価で！

>>10迄でだいす！

[6 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 22:44:05]

嘆きの壁で黄昏ていた

[7 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 22:45:03]

ライダー陣営を強襲

[8 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 22:45:16]

耀星くん巻き込んで食い倒れ観光中

[9 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 22:47:49]

2人で瞑想していた

[10 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 22:50:31]

アサシンが最低限死なないように訓練していた結果成長スピードが速すぎてとんでもない超人が生まれてアサシンは内心引いた。

[11 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/13(月) 22:51:18]

dice1d5=4 (4)

[12 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 22:52:07]

今のうちにキャラ設定前スレからペタリ

セイバー：アーサー・ペンドラゴン(プロト)
マスター：性別：男、出身：エルサレム貧民街の一般人、聖杯にかける願い：餓えないだけの地位と富

アーチャー：ケイローン
マスター：性別：女、出身：イギリスの魔術師、願い：根源到達、魔術系統：天体魔術

ランサー：レオニダス一世
マスター：性別：男、出身：アメリカの魔術師、願い：究極の筋肉、所属：フリーの魔術使い

ライダー：アキレウス
マスター：性別：女、出身：アトラス院のホムンクルス、願い：早く人間になりたい、所属：エルトナム家、魔術：エーテライト

アサシン：耀星のハサン
マスター：性別：男、出身：フィンランド(山の民の末裔)、願い：宇宙の果てを見る、観光に来た魔術回路の質と量が一級魔術師の１０倍良いの逸般人

キャスター：マーリン
マスター：性別：男、出身：日本(一般人)、願い：お金が欲しい

バーサーカー：坂田金時
マスター：性別：女、出身：パレスチナ(陰陽師)、願い：晴明に勝ちたい、無所属

[13 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/13(月) 22:53:12]

大人しいやつだ…

>>12

ありがとうございます！魔術設定も追加されてる！

[14 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/13(月) 23:13:17]

エルサレム近郊、とある家屋にて
2人の男が香の充満する部屋の中、共に瞑想をしていた…否、片方は男と言うにはやや幼く、少年と青年の狭間の頃合のようにも見えた。
彼の真名はハサン・サッバーハ、此度の聖杯戦争に置いてアサシンのクラスとして限界した者。またの名を耀星のハサンと言う。ハサンは閉じていた目を開き隣にいる男───自身のマスターへと問いかける。
｢…マスター、まだ動かないのか｣
｢偉大なる山の翁よ、未だ時ではありません｣
｢だが動かなければ勝利は厳しい、特に俺の能力では───｣
｢時期尚早、我らのような暗殺者は一度種が割れてしまえば脆い。故にその一撃は必殺出なくてはなりません｣
そう言ってアサシンのマスターの男は目を開く、その目はネコ科の肉食獣のような鋭い黄金色の瞳であった。
｢我らが動くべきは王手をかけることが可能な時、それに｣
"偉大なる山の翁の名を襲名した偉大な先達であるのは事実でしょう、卑下なさらないでください"
その言葉には何も返せなかったのかアサシンは立ち上がり自らを影へと紛れさせる、姿は見えなくなったが声だけは部屋に響く。
｢…承知した、ならば偵察へ向かおう｣
｢畏まりました、無事な帰りを願っております｣
そうして開いていた瞳を閉じて再びマスターは瞑想へと耽る。それは自らのアサシンの無事を願ってか、あるいは───

[15 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 23:14:54]

うーん、これは逸般人

[16 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/13(月) 23:16:52]

求道者＋達観した的な感じのマスターになっちゃったぜ、まぁ逸般人だしええやろ、耀星君と相性良さそうだし。

そんなわけで強者感バリバリのアサシン陣営はここまで、初日最後の陣営、ライダー陣営の動きは？

>>21

[17 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 23:20:36]

他陣営を探して戦車で飛行、但しマスターが変な方向に飛ぶよう指示してるせいでどの陣営とも会えない

[18 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 23:21:06]

使い魔で周辺を調査中、監督役の怪しい動きを目撃する

[19 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 23:21:17]

バーサーカーとランサーの戦いをマスターの使い魔で偵察中
アキレウスにもその様子を見せていた

[20 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 23:22:15]

監督役を不穏に思っているマスターが使い魔で動向を探る
アキレウスにも監督役が怪しいことを相談

[21 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 23:24:53]

マスターが使い魔で動向を探ろうとするがまだ情報がつかめない
あとこの聖杯戦争がどこか妙だと違和感を抱いている旨をマスターとアキレウスが話し合う

[22 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/13(月) 23:25:22]

dice1d5=1 (1)

[23 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 23:25:52]

うっかりマスター

[24 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 23:26:05]

世間知らずっぽいマスターになった？

[25 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/13(月) 23:26:10]

ほ、方向音痴系ホムンクルス…属性が増えた…

[26 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 23:26:39]

ライダーが笑ってそう

[27 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 23:27:18]

方向音痴ってアトラス院で生きていけたんだろうか…

[28 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 23:28:49]

アサシン陣営の文章、めっちゃ好きだわ

[29 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/13(月) 23:38:16]

エルサレム上空にて───
月が照らす夜の街、その上空にて緑色の流星が街全体を俯瞰するように飛行していた。
しかしその流星は星に非ず、聖杯戦争にて召喚されしライダーの宝具である三頭立ての戦車であった。
その戦車の御者席に1人の男とその前にてしっかりと捕まり落ちないように地上を観察する少女がいた。
｢指示：ライダー、北北東へ向かってください｣
｢おうよ！しかし、本当にその方角でいいのか？マスター｣
ライダーは自身のマスターに疑問を投げかける、それもそうだろうこれで4度目となる指示出しだが指定した方向に向かっても何も無い、それどころか逆方向から魔力の反応が確認されるほどだ。
｢回答：私の計算によれば必ず何かがあります｣
｢…よっしゃわかった！しっかり掴まってろよ！！｣
そうしてライダーは手綱を引き三頭の馬へと指示を出し方向転換する
｢さぁ！いくぞ！！｣
そうして緑色の流星となった戦車は北北東へと向かう。
───
｢……で、何がいたんだ｣
マスターに指示された地点に戦車を向かわせ地上に降りたライダーは何かを責めるようにマスターを見る。その視線の先のマスターはと言うと
｢提示：使い魔と思しき猫を確保｣
にゃーんと鳴き声をあげるマスターに抱えられた猫。生前、魔術に触れたことのあるライダーは人目で見抜く、ただの野良猫であると。
｢…召喚されるマスター、間違えたか？｣
ライダーは小さくため息を吐く、誉ある戦いの為にこの聖杯戦争に参戦した。その筈だったのだが───
｢提案：ミルクは要りますか？｣
尚マスターはは呑気に猫と戯れていた。

[30 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 23:42:07]

アキレウスの戦車で飛び回れるということは魔力は高いんだろうけど、ポンコツ可愛い系だー！

[31 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/13(月) 23:45:55]

思った以上にポンコツキャラになった、後悔はしていない。てなわけで聖杯戦争初日の各陣営の動きは終わり！

次は2日目、どの陣営から動くのか？ダイスで決めるよ！

dice1d7=1 (1)

1セイバー2アーチャー3ランサー4ライダー5アサシン6キャスター7バーサーカー

尚フェードアウトしてたランサー陣営は撤退したよ

[32 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/13(月) 23:47:30]

セイバー陣営！主人公だなやっぱ！

という訳でセイバー陣営の今日の動きは？>>37迄でdice

[33 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 23:49:15]

キャスターの置いて行った花を持ったまま安全そうな場所へ移動して改めてマスターに説明

[34 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 23:49:53]

バーサーカーのマスターの少女が一般人が巻き込まれるなら話したいことがあると、聖杯戦争について説明してくれる
聖杯戦争を降りる選択肢もあることを教え、監督役のいる教会へ連れて行ってくれる

[35 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 23:51:01]

聖杯戦争についての基本とセイバーの正体と互いの願いの確認

[36 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 23:53:28]

昼にバーサーカー陣営と会う
一緒に昼食をとることに　

[37 二次元好きの匿名さん 24/05/13(月) 23:57:52]

貧民街で真面な暮らしを送ってこなかったマスターを見かねて、セイバーが美味しいものを食べさせたり洋服を用意したりする
あとバーサーカーとランサーの真名を当てるために図書館に行く

[38 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/13(月) 23:58:19]

dice1d7=6 (6)

[39 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/13(月) 23:58:44]

間違えたー！！振り直し！

dice1d5=3 (3)

[40 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 00:00:54]

ついに監督役登場か！？
あ、こちらは一日目まとめになります

1日目
・剣陣営：槍と狂の戦闘に巻き込まれて召喚、その後術と接触、真名確認
・弓陣営：工房強化
・槍陣営：狂陣営と戦闘、巻き込まれた一般人を殺そうするも失敗し撤退
・騎陣営：おそらのまいご
・殺陣営：瞑想、その後偵察？
・術陣営：剣陣営に使い魔を送り接触、真名確認
・狂陣営：槍陣営と戦闘、剣鱒の記憶処理失敗して召喚、交戦するも狂が暴走しかけて撤退

[41 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 00:03:12]

違った、35か。先頭見間違ってた

[42 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/14(火) 00:10:47]

エルサレム、貧民街にて
キャスターとの密談の後にマスターの少年の体力が限界に達したのか動けなくなったところをセイバーに連れられ自身のねぐらへと帰ることとなった。
ねぐらに着いた瞬間、疲労により即座に眠ってしまったマスターを守るためセイバーは寝ずの番をすることとなった…
｢……はっ！｣
朝日が登り始める頃、マスターの少年は目を覚ます。昨夜起きた出来事は夢だったのか、それを確認するために自らの右手の甲を見る。そこには赤い剣のような形をした痣が刻まれていた。
｢───夢じゃ、なかった…｣
｢ああ、起きたのかいマスター｣
独り言を呟いた瞬間に声をかけられたのか驚きボロボロの布から飛び上がり腰に挿してあった割った硝子に布を巻き付けたナイフを抜き声の主へと向ける。
｢っ…！？…なんだセイバーか｣
声の主がセイバーであると確認した少年は抜いたナイフをしまい込む。
｢驚かせてしまって申し訳ない、少し話をしなければと思ってね｣
｢話…？｣
｢そう、君が巻き込まれた聖杯戦争についてだ｣
そうしてセイバーの口から語られたのは信じられないような出来事だった───

[43 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/14(火) 00:36:26]

君が巻き込まれたのは聖杯戦争という儀式だ。
7人のマスターと呼ばれる魔術師が七騎の英霊を使役して最後のひと組になるまで争うものだ。勝者には万能の願望器、聖杯が渡される───
｢そう、君はその殺し合いに巻き込まれてしまったんだ｣
軽い概要を聞いた少年は半信半疑であった、確かに人智を超えた戦いを昨夜目にした、だがそれと願いが叶うと言うのが結びついていないのだ。
｢ま、待って、何で俺が選ばれたんだ、俺は魔術師じゃ無い！｣
少年は悲痛な叫びをあげる、貧民街でその日その日を必死に生きてきただけなのに…何故こんなことになったのだ！とセイバーを責めるように。セイバーは落ち着いて言葉を続ける。
｢聖杯は自身を手に取るに相応しい者へと令呪を授ける、時に魔術師では無い者にも…君は聖杯に選ばれてしまった｣
それは死刑宣告にも等しいものであった、魔術師たちの殺し合いに巻き込まれてしまう、それは昨夜襲ってきた2人のような敵が後4人もいるということ。なんの能力もない自分では到底敵わず殺されるだろう。だが少年は淡々と事実を受け入れる。
｢…わかった、巻き込まれて酷い目にあったんだな。じゃあセイバーや昨夜見たあの化け物たちは何なんだ｣
｢僕たちはサーヴァント、人類史に刻まれた英雄の影法師。自身の願いを叶えるために、聖杯戦争に呼ばれ戦うのさ｣
｢つまり……セイバーは昔の人？｣
｢そうなるね、僕の真名はアーサー・ペンドラゴン。ブリテン…今で言うイギリスを治めていた王さ｣
アーサー・ペンドラゴン、円卓の騎士を率いてブリテンを治めた王であり、騎士道の体現者、騎士王とも呼ばれる…が。

[44 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 00:39:22]

一般的には普通に納得されるアーサー王（男）。だが、こっちの方がレアなのだ…
ところで貧民街の少年って世界地図分かるかな…？

[45 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 00:40:35]

イギリスとイスラエルとパレスチナって凄え地雷な感じする

[46 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/14(火) 00:45:45]

｢あーさー？｣
｢ああうん、分からないか…｣
貧民街で生まれ育った少年がその話を知る由もない。その日を生きるために精一杯の少年に遠い異国の物語など星より遠いのだ。
｢……なぁセイバー、その聖杯ってどんな願いも叶えられるのか？｣
ふと、少年が口を開く、その顔は俯いているのかよく見えない。
｢ああ、叶えられる筈だ。何か願いたいことでも？｣
｢俺は…成り上がりたい、生きるのに困らない金と地位が欲しい！｣
セイバーの答えを聞いた少年は顔を上げる、その目には炎が燃えていた。生きるため、生き抜くためならばなんでもやってやるといった飢えが───。
飢えることのない生活、それが出来るのならばやってやろう、そう決心したのだ。
セイバーはその瞳に光を見た。純粋な、生きる為ならばなんでもしてやるという気高い飢えをを称える少年の瞳を───
｢…そうか、なら僕は協力しよう。マスターの願いを叶えるために｣
｢セイバーはなにか願いたいこととかあるのか？｣
｢───いいや、今の僕には願いは必要ないんだ｣
｢そうか？変なの｣
そう言って少年はねぐらから外に出る。
｢とりあえずメシ用意しないとな！｣
｢…お金はあるのかい？｣
｢あるわけないだろ、あったとしても俺みたいなのには売ってくれないよ｣
だから盗ってくるしかないんだ。少年はごく当たり前に口にする。
｢……それしか方法は無いのかい？｣
｢無いよ、セイバーも何かいる？｣
｢…いいや、僕は良いよ。サーヴァントは食事も要らないからね｣
へー便利、と言いながら少年はねぐらから出ていく。
｢こんな残酷な世界が今も残っているのか───｣
セイバーは少年のねぐら…ボロボロの廃屋の中で呟いた。その言葉は外の喧騒に紛れ消えていった…

[47 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/14(火) 00:47:16]

ふー、こんな所かな…今日はこれで終わりです！次はどの陣営をやるかだけダイスで！

dice1d6=6 (6)

1アーチャー2ランサー3ライダー4アサシン5キャスター6バーサーカー

[48 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 00:49:53]

乙でした
次回はバーサーカー陣営ですか…ここも出番ダイス強いね

[49 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 00:55:10]

乙です
バーサーカーのマスターはヒロイン枠の感じがある

[50 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 07:20:59]

ほしゅ

[51 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/14(火) 12:21:20]

金時と絶妙に縁があるなぁ…自分の書く金時のマスター＝ヒロインの図式ができそうで怖い
つまり金時が来ないのは俺がヒロインじゃないから…？？

[52 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 12:25:45]

金時にはビースト戦で摂津式大具足・熊野を出して欲しいですけど、大具足を出すには多分最低でも令呪三画を重ねて一気に使うのが必要なレベルで魔力を使いそうだと思うんですよね。

[53 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 12:29:10]

確かFate/prototypeって未完成で結末はまだ出ていませんよね？

[54 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 16:40:43]

>>53

プロトの詳細はそもそも出てないな、プーサーの能力とかは蒼銀とかFGOでは見れるはず

[55 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/14(火) 22:06:11]

こんばんは！再開します！

エルサレム、とある豪邸にて

｢ふざっけんじゃないわよ！！！｣

夜が明けてもなおバーサーカーのマスターは怒っていた。

部屋の中の調度品に当たり散らかしながら叫ぶ

｢なんなのよあのガキ！！！穏便に済ませようとしたらサーヴァントを召喚して…！ましてやあのステータス！！アタシがバーサーカーを召喚するためにどれだけ金を積んだと思ってるのよ！！！｣

彼女の家系は日本の没落しかけていた陰陽道の家系をその有り余る財を用いて家系ごと買い上げ魔術師となった所謂"成り上がり"。そして時計塔に鳴り物入りで参入するために彼女は聖杯戦争という舞台を選んだ。時計塔内でも聖杯戦争に参加した魔術師は少なくない訳では無い、だが無事に帰ることが出来たものは数える程しか居ない。当代の現代魔術科のロードも聖杯戦争に参戦し、成り上がったとの話だ。

故に、外部の出である彼女は成り上がる為に聖杯戦争に参戦した。勝利する為に大金を積み極東の触媒を取り寄せてだ。

それなのに───

｢ああああああ！！！ムカつくムカつくムカつく！！！｣

イレギュラーによるストレスの為か調度品が散らばった部屋の中心で頭を掻きむしりながら叫ぶ。

｢落ち着け、マスター｣

扉を開きバーサーカーが入ってくる、その顔は落ち着いたものだ

｢バァサァカァァ…！｣

｢昨日は頭に血が昇っちまった、すまねぇ｣

｢ほんとよ！！貴方の狂化ランクは低いから大丈夫だと思ったのに…！！｣

｢安心しな、アイツの間合いは見切った。後は勝つだけだ｣

その言葉と自信には嘘は見られない、落ち着いたのかバーサーカーのマスターはにんまりと笑顔を浮かべながら

｢アッハハ！！ならいいわ！それにちょうどいいわバーサーカー、これから>>60をしようと思ってたの！｣

という訳で安価です！バーサーカーのマスターは何をしようとした？>>60迄でdice

[56 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 22:12:31]

遭遇済みの陣営の居場所探索

[57 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 22:12:41]

セイバーのマスターを探しに

[58 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 22:13:37]

かつて金時が使っていた状態が当時の状態のまま保存されている並大抵の事では壊れない鎧が届いたからそれで強化。

[59 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 22:24:11]

ランサー陣営に追撃

[60 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 22:25:13]

セイバーの陣営を探る

[61 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/14(火) 22:26:04]

dice1d5=1 (1)

[62 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/14(火) 22:28:15]

お、遭遇済みの陣営を探りに行くのかセイバーとランサーは遭遇してるけど他にもいるのかな？diceを振ろう

遭遇したほか陣営はいるか

dice1d2=2 (2)

(1いる、2居ない)

いる場合は何個の陣営と遭遇した？

dice1d5=3 (3)

[63 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 22:30:06]

事前の遭遇はなかった模様

[64 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 22:31:27]

マスターの様子からバーサーカーはマスターから多少の影響を受けて狂化が発動しかけたみたいだな。

[65 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 22:33:59]

スレ主、考えついたんですけど
何故プロト聖杯がエルサレムの地下に埋まっていたのかの理由を思い付いたんですけど、良いでしょうか？

[66 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 22:35:24]

>>65

そういうのは昼間に保守兼ねてネタとして流しておけば？

拾うも拾わないもスレ主次第で

[67 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/14(火) 22:38:20]

｢アッハハ！！ならいいわ！それにちょうどいいわバーサーカー、これから他陣営の居場所を探ろうと思ってたの！｣
｢へぇ、てことは歩き回って探すのかい？｣
｢ナンセンスよバーサーカー。私には有り余る財がある、そしてその財が有るならば人を使うなど容易いことよ！｣
指を鳴らすと部屋の外に複数人の黒服たちが現れる。それぞれが屈強な男たちで構成された彼女専用のボディーガードたちである。
｢さぁ！行きなさい！アタシのことをコケにした汚らしい餓鬼とあのハゲマスターを探ってくるのよ！！｣
彼女の号令とともに彼らは街へと出ていく、それぞれが街に紛れるような変装をして。
｢アタシの強みはこの財産、最大限に活用してこの聖杯戦争を勝ち抜く！ゆくゆくは時計塔に名を刻むのよ！！！｣
オーッホッホッホと高笑いをするマスター、バーサーカーはそんな彼女を見て軽く笑いながら
(最初は大丈夫かと思ったが…芯は強いな)
そう考えながら一先ず部屋にちらばった調度品の片付けに取り組んだ。

[68 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/14(火) 22:40:51]

てなわけでバーサーカーのマスターはセイバーとランサー陣営を探りに行きました。最初は地雷系女子感のあるヒステリックなマスターにしようかと思ってたのになんか高飛車プリンセスな感じになっちゃった

では他の陣営の動きに行きましょう！

dice1d5=2 (2)

(1アーチャー2ランサー3ライダー4アサシン5キャスター)

[69 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 22:42:09]

バーサーカーのマスターはなんかお金に困ってない凛みたいなイメージが出てきた

[70 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 22:42:23]

式神辺り使うかと思ったら人海戦術なのね
そして探されてるランサー陣営へ

[71 65 24/05/14(火) 22:42:50]

>>66

なるほど、確かにそうですね。ネタとして保守代わりにやります。

採用するかどうかの判断はスレ主次第です。

[72 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/14(火) 22:43:30]

探られるランサー陣営、何をしている？

>>77

[73 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 22:45:19]

一般人一人も殺せぬとは筋肉が足りん、特訓だ！

[74 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 22:45:59]

前回の反省からスパルタトレーニング

[75 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 22:51:55]

スパルタ式トレーニング

[76 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 23:01:03]

スパルタ式特訓

[77 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 23:01:09]

レオニダスに師事してスパルタトレーニング

[78 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/14(火) 23:02:19]

…ダイスいらなくない？

dice

1d5=

[79 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/14(火) 23:02:44]

ミスっちゃった…dice1d5=5 (5)

[80 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/14(火) 23:03:20]

ディース・イーズ・スパルタアアアアアアア！！！
てなわけでトレーニングじゃあああ！！

[81 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 23:04:29]

ランサーのマスターのあの濃いキャラから考えて、
一択しかないという事は皆んな分かっているようだね、

[82 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 23:05:21]

だって鱒鯖とも方向性一致しそうだから…

[83 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/14(火) 23:27:03]

エルサレム、放棄された倉庫群にて男の声が響き渡る。
｢ぬああああああああ！！！｣
様々な武器と様々なトレーニング器具が運び込まれた倉庫の中、スキンヘッドの大男が叫びながらベンチプレスを行っている。まるで何かを発散するかのような激しいトレーニングだ。
｢ハーッハーッ…f〇ck…！！｣
勢いよくバーベルを置いた男、ランサーのマスターは息を粗げながら悪態を着く、それもそうだろう。バーサーカーとの戦闘で遅れを取り更には子供一人を取り逃したのだ。傭兵としてのプライドも、魔術師としてのプライドも砕かれてしまった。
｢マスター！！！落ち着きましょう、こういう時こそ冷静になるべきです！！｣
明らかに人が持てる重量では無いバーベルを持ち上げたランサーから声をかけられる。
｢HAHAHA！ランサー！俺は冷静さ！これは俺流のanger managementさ！！｣
そう言ってプロテインを取り出しシェイカーに測り入れ振り出すマスター。振りながらも言葉を続ける。
｢今回は不覚を取ったが次は負けるのは俺のPrideが許さねぇ｣
そう言ってプロテインを一気に流し込む。そして口元を拭いながら自身のランサーへと宣言する
｢次は勝つ！その為には俺もより鍛え上げないとならねぇ！ランサー！俺を鍛えてくれ！｣
｢…承知しました！であればこのレオニダス、本気で鍛えさせていただきましょう！｣
そう言ってランサーはバーベルをおろしマスターの元へと歩み寄る、そしてマスターの肉体をぺたぺたと触る
｢フゥム、成程…素晴らしい筋肉の質ですね…ですが！まだまだ鍛える余地が残されています！｣
｢Oh…やってやろうじゃないか！｣
そうして廃棄された倉庫街に二人の男の声が響くようになった。

[84 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/14(火) 23:34:31]

うーんマッスル…もしかして1番相性のいい主従では？

という訳で次の陣営は？

dice1d4=3 (3)

(1アーチャー2ライダー3アサシン4キャスター)

[85 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 23:37:03]

目的的に、ランサーに鍛え上げられたらある程度満足しそうなくらいには噛み合ってそう
そしてYAMA育ち陣営か

[86 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/14(火) 23:37:08]

アサシン！耀星君は確か偵察に出たね！じゃあアサシン陣営の動きは？

>>90迄だいす！

[87 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 23:39:48]

キャスター陣営を発見した

[88 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 23:40:22]

嘆きの壁を訪れていた

[89 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 23:45:34]

ライダー陣営を見つける

[90 二次元好きの匿名さん 24/05/14(火) 23:47:56]

>>89

[91 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/14(火) 23:49:44]

dice1d4=1 (1)

[92 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/14(火) 23:57:13]

キャスター陣営の陣地を見つけたのか、成程

[93 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/15(水) 00:32:07]

少し時は遡る、未だに日が登らぬ影が支配する時間帯。
その中をひとつの影が疾走する。何者にも捕えられぬ程に気配を消し街中を駆け巡る。其れはアサシン、ハサン・サッバーハであった。
(マスターにああ言われたんだ、何か一つでも手がかりを…
、ん…？)
彼が駆けていたのは観光ホテルが立ち並ぶエリア、ここには何も無いと自身の知覚は伝えている。だが自身の経験則が、明らかな違和感を捉える。
(あのあたりか、何故この区画を感知できない…？)
それは普通のホテル、彼の経験などからこの中には人がいるとはわかる、だが明らかに希薄…否、意識せねばここにホテルがあることさえ気づけないだろう。
(…どこの陣営だ？それともはぐれの魔術師か？どちらにせよ一度報告しなければ…！？)
離れようとした瞬間、花の香りを感じる。急ぎその場を離れるとそのホテルから1人の男が出てきた。ごく普通の旅行者といった風体だが…
(アイツも気配が薄い？いや、あの花のアミュレットから魔力を感じる、アレが理由か…！)
そうしてホテルへと視線を向ける、途端に得体の知れぬ城へと感じられるようになった。まるで自身…いや、あらゆるサーヴァントに対して｢ここには入るな｣と警告するような
(つまりあのアミュレットは礼装か、あの男が作れそうには無い。となるとキャスターか)
そうして彼は姿を闇に溶け込ませる、情報を手に入れたのならば深入りはせず、一旦引くのが定石だ。
(マスターに連絡だな、【マスター、聞こえるか】)
【…アサシンですか、一体何がありましたか？】
【キャスターの陣地と思しきホテルを見つけた、一度引いて体勢を整えたい】
念話で必要最小限に事実と要望を伝える。マスターにも意図は伝わったのか
【わかりました、帰還してください】
【承知した】
そうして彼は闇に沈み街を駆ける、頭上を飛び回る流星とは対照的に暗い闇に気配を沈めて───

[94 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/15(水) 00:33:13]

とりあえず今日はここ迄！おやすみなさい！

次陣営だけ振っておこう

dice1d3=1 (1)

(1アーチャー2ライダー3キャスター)

[95 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 00:34:30]

乙でした
よくマーリンの幻術抜いて見付けたな、流石だ耀星くん

[96 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 00:42:21]

乙です

[97 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 00:44:50]

お疲れ様でした。マーリンの幻術見破ったのスゲェぜ耀星のハサン君。

[98 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/15(水) 10:50:44]

おはようございます、時間が空いたので再開します！

本日最初はアーチャー陣営、ホテルを工房に改造しましたね。というわけでアーチャー陣営の動きを安価ダイスで！

>>103まででダイス！

[99 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 11:04:08]

使い魔を街に放って各陣営を探りに行く

[100 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 11:04:45]

魔術で他陣営の拠点を探してみる
天体魔術なら占術系入ってるだろうし

[101 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 11:09:25]

今回の目的である突然発生した聖杯の調査をアトラス院から派遣された人と聖堂教会の監督役と一緒に合同で行う。

[102 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 11:16:53]

聖杯の調査と各陣営の探りに行く

[103 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 11:35:07]

聖堂教会からの監督者にマスターが全員揃ったのかを尋ねる

[104 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/15(水) 11:43:09]

dice1d5=2 (2)

[105 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/15(水) 11:44:19]

占星術使って他陣営の場所を占うとかか、調べ物せな…

[106 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/15(水) 12:14:05]

アサシンがキャスターの工房を見つけた頃、工房を完成させたアーチャー陣営はホテルの屋上にてある儀式を行っていた。
｢Stars, lead me. A star in the celestial sphere. Twelve positions, illuminate your destiny｣
円形のホテルが十二に分割され天球と照応された儀式の場、即ち巨大なホロスコープとなり儀式の精度を更に向上させる。彼女の立つ場所は自身の星の場、能力を最も高めることが可能になる。そしてダメ押しとばかりにアーチャーを射手座の場へと立たせることで魔術的にホロスコープの精度を高める。
町中に放った使い魔たちから得られたマスターであろう者たちの姿と形を用いて彼らの拠点を探る。
「───ッグ…lead me,lead their place!!」
回路が唸りをあげる、本来はもっと小規模に行う術式を拡張、精度を強引に上げ行っているのだ。負荷は大きくなる。そしてホロスコープとなったホテルの屋上に六色の異なる線が走り出す。それぞれが彼らの運命を照らし出した線だ。
「フゥ…フゥ…コレで、儀式は完遂した…」
そうして手元に持っていた小型のホロスコープを見る。そこには屋上に引かれた線が刻まれていた。それを見てバランスを崩し倒れ込みそうになるところをアーチャーが支える。
「マスター、無事ですか」
「アーチャー…ああ、何とか。負担は大きかったがそれ以上にアドバンテージを得られた。解読する時間が必要だがこの工房ならばそれだけの時間は稼げる」
「なるほど、であれば一旦休みましょう。貴方への負担が大きかった、解読は1度休んでから行いましょう」
そうしてアーチャーはマスターを抱きかかえて部屋へと戻る。
星の導きが彼女たちに与える影響は善か悪か───

[107 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 13:15:04]

星の導きが絶対不穏な予測になるな…

[108 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 17:29:04]

他六騎のいる方向はわかった感じかな
後は解読して何が出て来るか…

[109 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/15(水) 23:00:14]

こんばんわ再開します！

という訳で残り二陣営をやっちゃいましょう！

dice1d2=1 (1)

(1ライダー、2キャスター)

[110 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/15(水) 23:02:19]

ライダー陣営！ぬこと戯れる天然系ホムンクルスちゃんの陣営です！

彼女たちは一体何をしている？

>>115迄でdice！

[111 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 23:03:24]

空からでダメなら今度は地上から！
別名にゃんことお散歩

[112 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 23:06:32]

市街を歩いているとセイバーのマスターと遭遇、友達になる(ただしマスターとは気づいてない)

[113 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 23:08:23]

ライダーの戦車の馬のクサントスがマスターに正論と同時に流れるように罵倒、それを受けてマスターはどのように反省するべきか、どう改善するか、そしてどう行動すべきかな演算と自身のアップデートを行う為に工房に引きこもる。

[114 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 23:08:46]

エルサレム市街地で観光中
その時にセイバーのマスターと遭遇

[115 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 23:14:30]

>>112

＋エルサレム旧・新市街で観光を満喫

[116 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/15(水) 23:27:58]

dice1d5=4 (4)

[117 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 23:31:20]

ずっとアトラス院にいたから外の世界を楽しみたいのかな？

[118 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/15(水) 23:35:01]

観光！そしてセイバーのマスターと遭遇、つまりセイバー陣営の話のすぐあと位かな？

[119 二次元好きの匿名さん 24/05/15(水) 23:56:30]

エルサレムなら観光したくなるのも分かる

[120 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/16(木) 00:45:56]

エルサレムには様々な観光地が存在する、その中でもこのマハネ・イェフダ市場はエルサレムの食事という点で見れば外すことの出来ない観光地とも言えるだろう。
｢報告：この焼き魚、とても美味しいです｣
紙皿の上に乗った焼き魚をフォークでつつきながらライダーへと感想を言うマスター。ライダーもその辺で買ったりんごを頬張りつつ頷く。
｢へぇ〜そんなに美味いのか、1口くれよ｣
｢了承：はいアーン｣
｢あ〜…ん！うめぇなこれ！どこで売ってた！｣
｢解答：五軒ほど後ろの左側の通りの店舗です｣
｢よっしゃ買ってくる！｣
人混みのためか自慢の速度は出ずとも素早い身のこなしで魚を買いに行くライダー。それを見つつ自信の買った焼き魚に舌鼓を打っていると隣の店から呼びかけられる
｢そこの嬢ちゃん！どうだい、新鮮な野菜買ってかないか？｣ ｢思案：少々考えさせてください｣
｢早くしないと売り切れちまうよ！どの品も逸品物だからねぇ！！さぁさぁ！買った買った!｣
｢困惑：こ、困ります…｣
押し売りされそうになり戸惑っていると人影からするりと1人の少年が表れ押し売りしようとした品物をひょいと手に取る
｢ちょっと待ったおっさん、これ随分悪い野菜じゃねぇか｣
｢なっ！何を言って…！｣
｢明らかに軽いんだよ、大方この辺りに…やっぱあった、中身虫食いじゃねぇかこんなん買えねぇよ｣
｢す、スラムのガキが…余計なこと言いやがって…！｣
｢この市場でやるならもっと真っ当な商売しろよ、こいつだってここじゃなきゃ高く売れるっつーのに｣
そう言って持っていた野菜を店主へと投げ返し少女の手を取り走り出す
｢おねーさんコッチ！さっさと離れるぜ！｣
｢当惑：は、はい！？｣
｢あ、待ちやがれ！！！｣

[121 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/16(木) 00:46:32]

少年は少女の手を引き人混みと入り組んだ市場をするりするりと駆け抜ける、そうして先程の押し売りを巻いたのか市場から少し離れたベンチで一息つく。

｢ふぃーこんなもんかな、おねーさん大丈夫か？｣

｢解答：はい、無事です。感謝：ありがとうございます｣

｢いーのいーの、観光客から巻き上げるような店には行かない方が良いぜ…っと中々いい店の品物買ってるじゃん！｣

手に持っていた焼き魚を指さしながら少年は驚いたように言う。

｢その店、安いし美味いんだよな！地元の奴らぐらいしか買わないと思ってたぜ｣

｢解答：いい匂いがしましたので｣

｢へぇ〜、良い鼻してんね。他に連れとか居ないの？｣

｢解答：1人背の高い男がいます｣

｢そりゃよかった、この辺りはマシとはいえ女ひとりで歩くには危ないからな！ソイツが来るまで俺が居てやるよ！｣

自信満々に話す少年、少女は一瞬驚きそして疑問を口に出す

｢疑問：何故そこまでしてくれるのですか？｣

｢アッハハ！そりゃこれの為だよ｣

そうして手でお金のハンドサインをする、それを見た少女は申し訳なさそうに

｢謝罪：今そこまで手持ちはなく…｣

｢そんなにかからないから気にしないでくれよ、そうだな…あ、じゃあなんか奢ってくれよ！それが依頼料ってことで！どう？｣

｢審議：少々お待ちください…解答：お願いしても良いですか？｣

少し思案した少女がそう言うと指を鳴らし少年は立ち上がり手を伸ばす

｢よっしゃ！ならよろしくな、おねーさん！！｣

｢解答：はい、よろしくお願いします｣

そうして握手を交わす、互いに軽く自己紹介をしながらライダーを待つことになった。

というわけで彼女たちに次起こることは？>>125迄でダイス

[122 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 01:04:06]

現代の服装に着替えたセイバーが来る

[123 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 01:10:17]

マスター二人が仲良く話してるところに、両側からセイバーとライダーが同着

[124 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 01:14:06]

ライダー側のマスターが自分と同じような令呪がある事に気づく

[125 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 01:20:32]

ライダーが魚を持って合流する

[126 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/16(木) 01:21:18]

dice1d4=2 (2)

[127 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/16(木) 01:21:38]

うわー！！！！事故だー！！！

[128 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 01:24:42]

えー…誰が一番早く状況を把握できるか次第？
アキレウスが最速で動くと町中で戦闘になる可能性が…

[129 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 01:25:21]

流石に昼間だろうし、戦闘はしないはず……だよね？

[130 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/16(木) 01:39:16]

｢そういやおねーさんはなんでここに来たんだ？観光？それとも仕事かなんか？｣
｢解答：やりたいことがありまして、そのためにこの国へ｣
焼き魚を食べながら表情を変えずに質問に答える少女、少年から見た感じだとエジプト辺りからの旅行者に見えたらしく質問を問いかけてきた。
｢へ〜まぁあんまり聞かないけどほんとに1人になるのは危ないから気をつけなよ｣
｢留意：以後は気をつけます…発見：話してた男が来ましたね｣
そう言って手元のフォークを皿に置き手を上げる。
｢見つけたぜマスター！ったく勝手にうごかないでくれよ、市場を3周ぐらいしちまったぜ｣
片手に湯気をあげる焼き魚の皿を持ちつつ特に息も荒げた様子もない緑髪の男が合流してきた。少年には目もくれず少女へと話しかける。
｢謝罪：すみません、少々込み入った事情がありまして｣
｢なるほどねぇ…ん？なんだコイツ｣
｢紹介：彼は私を助けてくれた少年です、あなたが来るまで一緒にいてくれました。｣
視界に入っていなかったのか少年をじっと見るライダー、少年の右手の甲が目に入ると目付きが鋭くなる。
｢へぇ…成程そういう事か。おい小僧、お前は…｣
ライダーが何かを口にしようとした瞬間、ライダーが来た方向とは逆側から現代風の服装に着替えたセイバーが手を振りながら3人の元へと駆け寄っていく
｢見つけたよ、マスター！随分遅いと思って追いかけてきてしまったんだが…大事はないかい？｣
状況を一瞬で把握したのかセイバーも鋭い目線をライダーへ向け互いに睨み合う。間に挟まっているマスター達は一体何が起きているのか分からない様子だ。
｢マスター、彼女は一体？｣
｢そこの市場で困ってたから助けた、報酬に飯奢ってもらう予定｣
｢おいマスター、この小僧はどうやってきたんだ？｣
｢私が困っているとこを人混みから出てきて助けてくれましたが？｣
互いのサーヴァントに事情を説明するマスターたち、その行動で何となく状況を理解したのかセイバーのマスターとライダーのマスターが互いに視線を交わす。
｢もしかしてこの国に来た用事って言うのは…｣
｢解答：聖杯戦争です、疑問：あなたは見たところ魔術師ではなさそうですがどうして参戦を？｣
｢成り行きかな…｣

[131 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 01:40:53]

ライダーのマスターさんも早くもヒロイン候補か？

[132 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 01:44:59]

巻き込まれ一般人なんです、保護…される側だな、このポンホム子も

[133 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/16(木) 01:49:35]

自然体で話し合う2人のマスター、しかし、互いの背ではそれぞれのサーヴァントが何時動いてもいいように臨戦態勢に入っていた。どこか異様な雰囲気を感じたのか周囲の人々は足早に去っていく。
｢おあつらえ向きに広くなったが…やるか？｣
｢マスターに危害を加えると言うならば相手をしよう｣
互いに魔力が高まり一触即発の状態になった瞬間
｢指示：やめなさいライダー｣
｢待ってくれセイバー、ここで戦うのはまずい｣
互いのマスターが止めに入る、セイバーは鉾を収めるがライダーは納得いかない様子で
｢しかしだなマスター、いずれ戦うというのであれば今ここでやっても｣
｢宣言：彼とは敵対するつもりはありません、少なくとも今は｣
｢はぁ！？いきなり何言ってんだ！？｣
｢解答：彼に助けてもらった恩を返していません｣
それを聞いたライダーはため息を吐き頭を掻きながら言う
｢わぁーったよ、とりあえずマスターが納得するまでは付き合わせてもらいますよ｣
｢感謝：ありがとうライダー【解答：ライダーを待つ間ににエーテライトで読み取った限り、彼には悪意はありません】｣
【…なるほどな、まぁマスターが言うならそうなんだろうよ】
ライダーは理由に納得したのかそれ以上は文句を言わなかった。
一方セイバー組はと言うと
｢今ここで戦われたら俺の飯がなくなっちまう、それだけは避けたい｣
｢…戦闘で被害がでることではないのかい？｣
｢今ここで飯食えれば2日は生きれるんだ、そのチャンスを棒に振りたくないんだよ｣
その言葉にセイバーはハッとしつつもどこか納得しきれない様子で
｢…う〜ん、うん。わかった、とりあえず戦闘はなしにする｣
｢わかってくれて何よりだ｣

[134 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 01:56:23]

セイバーのマスターは一貫して一般人な感じよね
個人的に彼の両親はどんな人だったんだろ？

[135 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/16(木) 01:59:09]

そうして互いの陣営で何とかまとまったのか再び向かい合う
｢提案：とりあえず今は休戦という事にしましょう｣
｢賛成、今は戦いたくねぇもん｣
そうして休戦協定を結んだところで少年の腹が鳴る、中々の音だったが鳴らした本人はケロりとしていた。
｢提案：レストランにでも向かいますか？それとも屋台？｣
｢屋台で頼むよ、俺みたいなのがレストランに行くと悪目立ちしちまう｣
｢了承：では市場に戻りましょう、指示：ライダー、これ持っててください｣
そうして荷物をライダーに押し付けた少女は少年の手を取り市場へ向かう、手を握られた少年は驚き自分が案内すると提案した。
そんな姿をセイバーと荷物を持ったライダーが見つめる。会話の口火を切ったのはライダーだった。
｢お前、どのクラスのサーヴァントだ？｣
｢セイバーだ、君はライダーか？相当の実力者とお見受けする｣
｢そいつは俺のセリフだ、まるで人じゃねぇ怪物と向き合ってるみてぇな圧力だったぜさっきのお前｣
先程の一瞬のやり取りで互いの能力を把握したふたりは今この場で戦う訳には行かないということを最も理解していた、今ここで戦えば少なくとも市場そのものが吹き飛びかねないと──────
｢まぁマスターが納得するまで坊主は付き合わされるだろうさ、それまでは互いに護衛ってことでどうだ？｣
｢良いだろう、とりあえずマスター達を追わないとね｣
そうしてサーヴァントたちも人が溢れかえる市場へと自分たちのマスターを見失わないようにおっていく。

[136 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/16(木) 02:00:01]

てなわけで一時休戦と相成ったふたつの陣営、今後どうなるかは安価で決めます！とりあえず今日はここまでにします！

[137 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 02:01:39]

乙です
一気にホムンクルスちゃんのヒロイン度が上がりましたな

[138 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 12:01:33]

乙でした
強陣営二つが手を組んだとしてもそれなりに穴が残りそうな組み合わせだから、まだ…？

[139 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 12:20:06]

>>138

素人と天然系ホムンクルスだからなぁ、マスターとしては下から数えた方が早いんだよな。その代わりにサーヴァントがトップ二人なんだけどね

[140 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/16(木) 21:46:39]

こんばんわ！残りの陣営、キャスター陣営の行動についてやっていきましょう！

てなわけで>>145迄でダイス！

[141 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 21:53:50]

キャスターが千里眼で色々見ていたら黒幕ちゃんと目が合って身の危険を感じる

[142 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 21:54:44]

マーリンの千里眼が常に妨害を受けており、エルサレムの辺りが全く見えない

[143 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 21:55:26]

ここマーリンの千里眼があるからどこまで把握してるかがわからないんだよなぁ…
友好接触できそうな剣陣営がなんだか騎陣営と接触中だし、今のうちにキャスパリーグの行方捜索

[144 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 21:57:34]

アサシン陣営に察知されたことを千里眼で把握。拠点を移動する

[145 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 21:59:41]

監督役、キャスパリーグの情報収集してセイバー陣営との接触に備える

[146 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 21:59:56]

千里眼で黒幕を確認しようとするが何も見えない

[147 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/16(木) 22:00:49]

dice1d5=5 (5)

[148 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/16(木) 22:01:10]

情報収集！千里眼大活躍！！！

[149 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 22:02:43]

グランドろくでなしがちゃんと働いてる！　異常事態！！

[150 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 22:02:52]

>>139

天然だけど、戦闘に入ったら強い方かもしれんよ

[151 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 22:05:23]

マーリンがちゃんと働いてるって事は相当不味い事態という事だからね…

[152 65 24/05/16(木) 22:23:11]

ちょっと、すみませんが色々と決まりそうになると思うのでその前に考えたネタを勝手ながら出させていただきます。
旧ビーストがプロトアーサーに敗北した後に、単独顕現を使ってプロト聖杯を持って別世界に逃亡、しかし単独顕現が不完全な事とビーコンも無しに使った為に地下に埋まってしまい身動きが取れなかった。そこに黒幕が偶然来て、黒幕の願いにプロト聖杯が呼応、プロト聖杯の人々の想念を受け止め、黙示録の獣を呼び出す性質とフォウ君の人の感情を糧にする性質が噛み合い、フォウ君が引き寄せられる。旧ビーストはこれ幸いと黒幕と手を組み、フォウ君をプロト聖杯に取り込み、キャスパリーグにさせつつ旧ビーストがキャスパリーグを乗っ取る。これにより７騎もの英霊の魂が無くとも顕現は出来るようになったが、フォウ君は旧ビーストの乗っ取りに抵抗。旧ビーストが身体を乗っ取る為の定着を早める為の魔力を集まるように聖杯戦争を黒幕と起こした。というのはどうでしょうか？
守護者とサーヴァントじゃ抑止力補正のある守護者の方が強いでしょう。サーヴァントで倒せるようにフォウ君と旧ビーストを引き剥がせればなんとかなるというのを考えました。採用する場合は、まるっと採用する必要はありません。ある程度変更しても良いです。採用しなくても構いません。

[153 65 24/05/16(木) 22:25:07]

>>152

あと、この設定なら乗っ取りに抵抗している状態なので本来の状態のキャスパリーグより弱くなっていると思います。

[154 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/16(木) 22:54:00]

エルサレム、観光ホテルが建ち並ぶエリア
花の魔術師により現代では考えられないほどの堅牢さとなったホテルにてキャスター…マーリンは自身の能力を最大限に活用し情報収集に当たっていた。
｢やれやれ、こんなに働くのはブリテンの頃以来だ｣
そう言いながら街にはなった複数の使い魔の並列操作と自身の千里眼を使った全体の監視、必要な物資の補給の為に出ることになったマスターの保護と護衛等本来の彼のあり方からすれば異常とも言えるほどの働きぶりを見せていた。
｢キャスパリーグがいなくなるのは想定外すぎる、僕が蹴り出したりしなければあの塔から出ていくことはまず無いんだが…｣
そう言いながらキャスパリーグ…アーサー王伝説において登場する幻獣であり災いをもたらす凶獣を探していた。
｢兎に角早く見つけないと手に負えなくなってしまう、下手に聖杯に触れられてしまったら…｣
その顔には焦燥が見える、それもそうだろう。キャスパリーグという怪物が成長しきってしまえば霊長の殺戮者としての権能を振るい世のあらゆる人を殺し尽くしかねないのだ。
｢それだけは避けなければならない、幸い彼が居るおかげで多少は余裕が出来た。今は…ライダーと共にいるのか、運が向いてるね。このまま他の陣営も巻き込んでしまいたいんだが…っと見つけた｣
自身の千里眼でエルサレム中を見ながら独り言をしていると目当てのもの───聖杯を見つけた。それはエルサレムにおいて救世主が亡くなりし丘にて建てられた教会、聖墳墓教会の地下に安置されていた。
｢あれが今回の聖杯…ん？待て、明らかに願望器としてはおかしいぞ…？｣
千里眼で捉えた聖杯は確かに聖杯と呼べるほどの神秘を称えてはいた、だがそれは何処か歪みがあるようにも見え…
｢アレは駄目だ、1騎も脱落させる訳には行かない…！｣
願望器と呼ばれたものを視認した瞬間、マーリンに凄まじい怖気が走る。そして見ていたはずの景色に赤黒いノイズが入り人影が写った瞬間、激痛が走る
｢ッ痛──────！！？僕の視覚に干渉を─────！？｣
瞳から血を流し抑えるマーリン、彼へと干渉してくるなど尋常ではない。一瞬映った人影は…何だったのだろうか
｢……一先ず、彼らに接触しなければ｣
今後の動きを決めたマーリンはホテルのベットに横になり目を閉じ傷を癒す──────。

[155 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/16(木) 22:58:29]

という訳でマーリン真相に気づくの回。
一体誰が干渉したんやろなぁ……？

[156 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 23:00:13]

絶対ヤバい奴やんけ

[157 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 23:00:48]

ﾏｰﾘﾝｼｽﾍﾞｼﾌｫｰｳ！　だったら笑えるんだが

[158 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/16(木) 23:08:10]

という訳で2日目の前半戦は終わり、そして聖杯戦争の本番である夜に移ります！

どこの陣営が動いた？？ >>163まででダイス！

[159 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 23:08:45]

アーチャー

[160 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 23:09:35]

アーチャー陣営

[161 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 23:12:51]

アサシン

[162 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 23:13:00]

バーサーカー

[163 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 23:13:19]

ランサー

[164 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/16(木) 23:13:46]

dice1d5=3 (3)

[165 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/16(木) 23:14:20]

アサシン陣営！標的は？

>>170まででダイス！

[166 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 23:14:29]

アサシンか
マーリンヤバい？

[167 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 23:14:31]

アサシン陣営好きなんだよな
もちろんどこの陣営も面白くて好きだが

[168 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 23:15:19]

　ランサー

[169 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 23:15:33]

監督役に違和感を感じた

[170 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 23:16:02]

監督役

[171 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/16(木) 23:16:47]

dice1d4=1 (1)

(1番目はキャスター陣営として扱います)

[172 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/16(木) 23:17:34]

…ヤバくね？

[173 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 23:17:54]

そこ行くか！そりゃマーリンの幻術見破ったんだからそうするよな頑張れアサシン陣営

[175 166 24/05/16(木) 23:19:26]

書き直し
感想を書いただけのつまりだったんだ
だからスレ主、すまない

[176 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 23:20:14]

情報をつかむとピンチになる、よくあるよくある（ガクブル）

[177 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 23:22:56]

まあマーリンが目的のためにアサシン陣営をここで倒さない可能性もあるかも？
黒幕を打倒するためには少しでも戦力は多い方が良いだろうし

[178 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/16(木) 23:23:32]

>>175

まぁよくある事故ってことで

という訳でアサシン陣営がキャスター陣営に強襲をかけます！頑張れ耀星のハサン！

[179 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 23:24:25]

聖杯に一基でも入ったら不味いって相当よ

[180 二次元好きの匿名さん 24/05/16(木) 23:27:53]

耀星くんとYAMA育ちマスターはどこまで幻術を見抜けるか

[181 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/17(金) 00:39:39]

日が沈み夕日が街を照らす時間帯、アサシン達の拠点にて
瞑想を行っていたマスターは香が切れた瞬間、立ち上がる
｢時は来ました、動きましょう｣
｢ようやくか、標的はキャスターでいいのか？｣
暗闇の中から白い髑髏が浮かび上がる、偵察から戻り身を休めていたアサシンだ。
｢ええ、これよりは我らの時間。其の御業、存分に振るっていただきます｣
｢承知した…マスターも行くのか？｣
｢ええ、術者の腹の中に飛び込むなら最悪を考えなければなりません。例えば契約を切られるなど｣
そう言ってアサシンのマスターは独特な模様の刀剣を佩き片目を開く
｢私が居ればそう言った不測の事態に対処できます。さて、向かいましょう。案内を頼みます｣
｢了解した、俺が先行しよう。｣
そうしてアサシンは影に身を潜め街を進む。マスターもそれに倣い気配を最小限まで抑え街へ出る。
夕闇の中、二人の暗殺者が街へと放たれた──────

[182 二次元好きの匿名さん 24/05/17(金) 00:43:48]

普通のキャスターなら大丈夫そうだが
なんせ相手が相手だしなぁ

[183 二次元好きの匿名さん 24/05/17(金) 00:51:53]

アサシンはやっぱマスター殺しが怖いな…なんかマスター出かけてたし

[184 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/17(金) 00:55:58]

エルサレムのホテル街、煌びやかな輝きが街を照らす中一人の男が歩いていた、その目は肉食獣の如き鋭さをしながらもその身からは気配というものを感じさせない──────。
【マスター、そこの角にあるホテルだ】
｢…なるほど、確かにこれは気づきませんね｣
目の前にはごく普通のホテルがある、なんの違和感も感じさせない。そう、何も無さすぎる。人の喧騒なども感じない、そこにあるだけのホテル。しかし異常を生きてきた二人には理解ができた、普通すぎることこそ最大の違和感であると。
アサシンはマスターから離れ、隣のホテルの屋上で突入の機会を伺っていた。
｢さて、突入しますか｣
なんの躊躇いもなくマスターは口にする
【本気か？】
｢はい、陽動にもなりますし｣
【…わかった、命を優先しろ。いいな？】
｢わかっています、では｣
そうしてマスターはホテルへと突入する。敷地に足を踏み入れた瞬間、花の香りが漂う。
｢これは────｣
『やれやれ、随分物騒な客だ。とりあえず聞こう、引く気は無いかい？』
どこかからか声が響く、ホテルのホール内には人の気配は無い。おそらくキャスターの術式だろう
｢残念ですが引く気はありません｣
『それは残念だ』
その言葉と共に景色が一変する、ホテルのホールから無限に広がる花畑へと
『なら夢の中でゆっくり休んでいきたまえ』

[185 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/17(金) 01:15:44]

｢やれやれ、これはどうなるか(任せましたよ、アサシン)｣
花畑の中心で冷や汗を流しながらアサシンのマスターは自身の曲刀に手を添えつつ状況を把握していた

一方その頃、ホテルの外で状況を見守っていたアサシンはある違和感に気づく。
(そういえばキャスターのマスターは何処にいる？工房の中？)
自分がこの工房を見つける決め手となったキャスターのマスターと思しき男、その姿がホテル内から感じられないのだ。
｢礼装や工房の効果…では無いな、まさか居ないのか…！？｣
マスターは最も安全な場所で待機している、そう思っていた。だが昨夜もキャスターのマスターは何処かへと出ていた、とすれば…
｢不味い…！マスターはここに居ない！｣
その事実に気づいたアサシンは即座にその場から動く。
【マスター！その工房に敵マスターはいない！】
【なるほどわかりました、何とか時間を稼ぎますのでそちらはキャスターのマスターを追ってください】
【っ！？何を言っているんだ！】
【キャスターは幸い、私を殺すつもりは無いようです。その間に敵マスターを捕えれば交渉ができる。任せましたよ】
【っ…！了解…！！】
そうしてアサシンは夜の街を駆ける、一度見た者の顔は絶対に忘れない。獲物は確実に仕留めてこそのアサシンだからだ───

[186 二次元好きの匿名さん 24/05/17(金) 01:19:21]

流石にマーリンの幻術からマスターが逃げるのは無理か
初手マスター殺しの最悪だけは防げそうね

[187 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/17(金) 01:34:02]

｢はぁ…ここにも無い…｣
青年は毎晩あるものを探しにこの夜市へと通っていた。
｢…どうにかしてあの香を探さないといけないんだけどなぁ｣
聖杯戦争という危険真っ只中の状況でも尚キャスターに頼み込み買い物をできるようにして貰ったのだ。
｢なあ店主さん、これ以外に無いの？｣
｢無いねぇ、これ以上質のいいもん探すならもっとアッチの方に行かないと無いよ｣
露天商から聞いた答えに頭を抱えながら項垂れる。
｢う〜…これ以上ホテルからは離れられないし昼間に売ってるようなもんでも無いからなぁ…｣
ブツブツと文句を言いながら自身の拠点のホテルへと向かう。
人通りが少なくなり月の明かりが雲に隠れる。その瞬間、何処かで嗅いだことのあるような香の香りが漂った。
｢ん？これって｢動くな、動いたら殺す｣は！？｣
青年の首に冷たい刃が当てられる、瞬間体が強ばる。
｢は！？ちょ、何！？｣
｢騒ぐな暴れるな、大人しく着いてこい。良いな？｣
アサシンの言葉に無言で頷きながらホテルに向かい歩いていく。
(一体全体何が起きてるんだ…？？？)
疑問符を浮かべながらホテルへと二人は向かっていく。

[188 二次元好きの匿名さん 24/05/17(金) 01:46:04]

互いにマスターを取られた状態か
どうなることやら

[189 二次元好きの匿名さん 24/05/17(金) 01:49:12]

交渉が出来ること自体はマーリンにとってメリットになりそう
キャスターのマスターの探し物はアサシンのマスターが焚いていたお香？　なんでだろう

[190 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/17(金) 01:49:21]

ホテル内、キャスターの幻術の中でアサシンのマスターはその目を閉じていた。
(…ふむ、気配もダメですね。はてさてどうしたものか)
『さて、君のサーヴァントは何のクラスだったかな？確かアサシンだったはずだ。彼はどこにいるんだい？』
｢それを答えるとでも？｣
(そこまで情報を得ているとは…さて、どうしたものか)
アサシンのマスターは思考を回す、アサシンが敵マスターを捕らえるまでどうにかして時間を稼がなければならない。
『ああ、そうそう。先に言っておくが君たちに危害を加えることは無いよ。加えられないと言ってもいい』
｢…？どういうことですか？｣
『色々込み入った事情でねぇ、戦力が少しでも欲しいんだ。良ければ協力してくれるとありがたい』
(嘘…ではなさそうですね)
キャスターの言は本来であれば聞く必要も無いもののはず、だが彼の今までの経験からこれは聞かなければならない、そう判断したのだ。
｢…理由を聞いても？｣
『理由を知れば君を逃がす訳には行かない、協力して願いを叶える権利を得るか、それとも協力せず願いを放棄するか。君の選択はこの二択だけだよ』
キャスターの言葉と共に花畑の花が二色に分かれる。赤い花と青い花の花畑に
『さぁどうする…？』
(これはもう答えるしかないですね…)
｢わかりました、私は──────｣
アサシンのマスターが口を開こうとした瞬間、ホテルの扉が勢いよく開く
｢そこまでだ！｣
そこにはキャスターのマスターの首筋に刃を当てたアサシンが立っていた──────。

[191 二次元好きの匿名さん 24/05/17(金) 01:51:56]

＞花畑の花が二色に分かれる。赤い花と青い花の花畑に

マーリン、日本のバラエティ番組でも見てたかｗ

[192 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/17(金) 02:04:10]

『マスター！捕まってしまったのかい！？』
｢ごめんキャスター…｣
この状況に形勢が一気に傾く、キャスターの圧倒的に有利な立場から互いの生命線であるマスターの命を握ったイーブンな状態へと。
｢アサシン、流石ですね｣
呑気にアサシンのマスターは言うがアサシンは冷や汗を流しながらマスターへと文句を言う
｢死ぬ気かお前は！まぁいい！おいキャスター、お前のマスターの命が惜しければ俺のマスターを解放しろ｣
『断る、と言ったら彼の首を切るのだろう？』
｢お察しの通りだ、さぁどうする｣
その言葉にキャスターは思案する、さてこの状況どうすればサーヴァントを脱落させずに解決できるか…
｢待ってくださいアサシン。キャスター、なにか事情があるのでしょう？我々を殺せない事情が｣
意外なところから助け舟が飛んできた、アサシンのマスターからだ。
｢マスター！何を！？｣
｢事情をお聞かせください、それによっては私たちは協力できます。｣
『なるほど…わかった、話そうか。僕が見たあの聖杯について──────』
そうしてキャスターの口から話されたのはこの聖杯戦争の裏でおぞましいナニカが蠢いているということだった。
｢なるほど、そういう事ですか｣
『信じてもらえるかな？』
｢信じられるわけないだろ、マスター｣
アサシンは吐き捨てる、骨董無形にも程がある。そんな顔をしながらマスターへと行動を指示するよう促す、しかしマスターはアサシンの想定外の行動を起こす

[193 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/17(金) 02:05:05]

｢…わかりました、それが本当ならば協力しなければなりません。互いのマスターの命の保証を引き換えに協力させて頂きましょう。｣
｢何を言っているんだマスター！？｣
｢彼は嘘をついていませんし互いにこの膠着状態、なら手を組んで状況を有耶無耶にした方がよっぽどいいでしょう。｣
｢だがなぁ…！！｣
｢あのー、俺も協力案に賛成です。そうすればキャスターの言っていた最悪だけは避けられる。｣
『マスター…、わかったそれを条件に君を解放しよう。それでいいかい？』
｢ええ、問題ありません｣
｢おい！俺は納得出来ないぞ！｣
｢アサシン、お願いです｣
｢…あ〜！！！仕方ない！いいだろう！！｣
そうして互いに人質を解放する。そして幻術の花畑が解けホテルのロビーになり、階段から一人の男が降りてきた。
『という訳で僕がキャスターだ。よろしく頼むよ』
｢よろしくお願いしますね｣
そうしてアサシンのマスターとキャスターは握手をする、それはこの聖杯戦争に2つ目の同盟が出来上がった証左だった。

という訳で強引ですがアサシン、キャスター同盟締結です！とりあえずキリいいとこなんで寝ます！次回は次スレ建ててから！よろしくお願いします！

[194 二次元好きの匿名さん 24/05/17(金) 02:06:35]

乙です

[195 二次元好きの匿名さん 24/05/17(金) 02:08:43]

乙でした、ここで情報共有した同盟が出来たのはありがたい
更にセイバーへ繋げば４陣営情報共有行ける可能性が出てきた

[196 二次元好きの匿名さん 24/05/17(金) 02:12:31]

乙でした。
アサシンへの説得はキャスターは圧倒的優位に立っていたにもかかわらず、声色に焦りと危機感が含まれているのを感じていたからと説明すればいけるかな？

[197 二次元好きの匿名さん 24/05/17(金) 11:03:42]

保守しとこう、スレ主さん夜メインっぽいし

[198 スレ主◆p7tGWirjNSb. 24/05/17(金) 20:56:07]

こんばんわ！次スレです！

エルサレム聖杯戦争5【🎲⚓︎】｜あにまん掲示板

[199 二次元好きの匿名さん 24/05/17(金) 21:06:56]

立て乙です。
埋め

[200 二次元好きの匿名さん 24/05/17(金) 21:23:47]

うめめ