- 1二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 19:46:59
タマ「さあ始まったでウマ娘ドッキリ大会！司会はウチ、タマモクロスや！」
クリーク「同じくスーパークリークです〜」
タマ「って、オグリやないんか？てっきりいつものノリで隣でボリボリ煎餅でも食いながら司会するんかと思ってたわ」
クリーク「ふふ、今日はオグリちゃんもターゲットなんですよ〜」
タマ「なるほど！んで、今回のドッキリは･･･どん！『トレーナー室にエロ本が置かれてたら〜』ってなんやこれ！ウチら未成年やぞ！企画したん誰や！」
クリーク「マルゼンさんです」
タマ「あ、はい」
クリーク「それではルールを説明しますね。各々担当のトレーナーさんに話は通してあります。トレーナーさんたちにはミーティングがあるけど理事長に呼ばれたからという理由で先にウマ娘たちがトレーナー室に入ってもらいます」
タマ「んで、トレーナーと机の上にエロ本が置いとったらどんな反応するかっていうドッキリやな！各々のトレーナーに入ってもらって、ちょっとしたところでドッキリ大成功のプラカードをゴルシが持っていくで！」
クリーク「それじゃあエントリーナンバー一番は〜、キングヘイローさんです。どうぞ〜」 - 2二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 19:47:56
タマ「おっ、入ってきたな」
クリーク「あら、ポットを持って外に･･････先にお湯を沸かす準備をするのね〜」
タマ「結構良妻になるタイプやな」
クリーク「あっ、戻ってきました」
タマ「さて、いつ気づくか･･････気づいた！」
クリーク「あらあら、固まっちゃってますね〜」
タマ「恐る恐る手を伸ばして･･････開いた！」
クリーク「読もうとした、というよりも中身を確認したと言ったところでしょうか」
タマ「そして閉じた！棚から黒いビニールを取り出して、入れた！そんでゴミ箱にしゅー！」
クリーク「あ、外しちゃった」
タマ「きーっ！って声が聞こえてくるな。流石に2回目はせーへんか。ちゃんとひらって入れよったで」
クリーク「キングちゃんは勝手に捨てる派でしたか〜。これは将来が大変そうですね〜」
タマ「お、ここでトレーナーが戻ってきたで」
クリーク「それじゃあゴルシちゃん、お願いしますね」 - 3二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 19:48:37
キング「おばか！へっぽこ！えっち！すけべ！あんなものを読むなんて信じられない！」
トレーナー「いやまあ、それはだなぁ」
キング「一流としてやっていくって約束したじゃない！あんなもので満足しないで！どうしても見たいならわた」
ゴルシ「そこまででやんす！」ﾊﾞﾀ-ﾝ!
キング「だ、誰ですの！？」
ゴルシ「ほい。読んでみ」
キング「えっと、ドッキリ大成功･･････えっ！？」
トレーナー「ドッキリ大成功〜〜〜〜！流石にトレーナー実でエロ本は読まないよ」
キング「こ、この･･････おばか！おばか！あと、えっと、おばか！」
ゴルシ「罵倒の語彙無さすぎかよ」 - 4二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 19:49:10
タマ「いやー、しょっぱなからいい反応をもらえたな」
クリーク「えっと、キングちゃんからコメントが届いてます」
タマ「なになに、えーっと『トレーナーさんにもうあんなことをやらせないで！』やって」
クリーク「それはキングちゃんの反応次第ですね〜」
タマ「まあリアクションいいから第二回とかあったら使われるやろうしな」
クリーク「ではでは、次のターゲットはライスシャワーさんです。どうぞ〜」 - 5二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 19:50:22
タマ「おっ、部屋に入ってきたで」
クリーク「お部屋に入ってまずは･･････マットを出してきましたね〜」
タマ「ストレッチを始めたな。てかストレッチ用のマットなんかあるんか」
クリーク「私も買ってもらいましょうか〜」
タマ「経費で落ちるんやろな、あれ。にしても入念にやるなぁ」
クリーク「怪我は怖いですしね〜」
タマ「おっ、やっと終わった。30分くらいやっとったんちゃうか」
クリーク「ちょうど30分、いつものルーティンなんでしょうね」
タマ「んで、やっと机に気づいたか」
クリーク「まあ！顔を手で覆っちゃって！可愛いですね〜」
タマ「ウチらも似たような歳やねんけどな」
クリーク「さてさて、えーっと、あっ、指の隙間からちらちら見てますね」
タマ「頑張って顔を背けようとしとうとこがいじらしいわ」
クリーク「･･････えっ？あー、なるほど。ライスシャワーさん、ここでタイムアップだそうです」
タマ「ストレッチで時間食ったからなぁ。まあ普通に偉いし褒められるべきやで」 - 6二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 19:50:56
ライス「ど、どうしよう、どうしよう」
お兄さま「ライス？」
ライス「お、お兄さま！？あ、あの、あのあの、あのね！あれね、ライスが来たときからあってね、ライスのじゃないの！ほんとだよ！」
お兄さま「うんうん、わかってるよ」
ライス「お兄さまはあんなの読まないし、誰かの忘れ物･･･？でもでも、ここに入る人なんてほかに」
ゴルシ「どーん！ライスー！ドッキリ大成功だぜー！」
ライス「ふぇぇ！？」
ゴルシ「つーかお前ストレッチ長すぎ！模範か！」
ライス「えーっと、あ、ありがとう？」
お兄さま「ライスが俺がいなくても毎日やってくれてるみたいで嬉しいよ」
ライス「お兄さま･･････」
ゴルシ「あーあーあー、ゴルシちゃんこれ回収して帰るからあとはごゆっくり〜」 - 7二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 19:52:01
タマ「平然といちゃつき始めたであいつら。トレセン学園をなんやと思っとんねん」
クリーク「まあまあ。タマちゃんももしオグリちゃんに『このケーキは今晩まで絶対食べたらダメ』って言ってちゃんと夜まで待ってくれたら嬉しいでしょ？」
タマ「オグリはウチの娘か！扱いが同期やないねん！」
クリーク「あっ、ライスちゃんからコメントが届いてますね」
タマ「えーっと、『ライス、全然見てないからね！ちょ、ちょっとだけだから！』やって。嘘つけへんタイプやなこれは」
クリーク「さてと、次はハルウララさんです〜」
タマ「え、犯罪やない？大丈夫？」
クリーク「あの子も中等部ですよ？」
タマ「まあウチら全員未成年やから今更やけどな･･････」 - 8二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 19:53:32
タマ「さて、入ってきて･･････出てった！」
クリーク「あらあら？」
タマ「また入ってきた！」
クリーク「周りを見回して･･････トレーナーさんがいないから部屋を間違えたと思ったのかしら？」
タマ「話ちゃんと聞いてなかったんやろな･･･」
クリーク「あっ、でもスマホで確認してますよ。メモは取ってたみたいですね」
タマ「それは偉い！･･････いやアレメモやなくてメッセージアプリや！しかもトレーナーから今送られてきたやつやん！」
クリーク「まあウララちゃんらしいというかなんというか。あっ、本を発見しましたね」
タマ「そもそもアレがなんなのかわかっとんか？･･････いや、写真撮るな！」
クリーク「誰かにメッセージを送ってますねー。相手は、トレーナーさんですね」
タマ「ただそのまま待ってても既読はつかんで。さてどうするか･･････手に取った！」
クリーク「あっ、そのまま外に･･････えっ、この方向は」
ﾄﾚ-ﾅ-!ﾍﾔﾆﾍﾝﾅﾉｵｲﾃｱｯﾀ-!
クリーク「隣の理事長室まで持って行ったみたいね〜。･･････えーと、このままドッキリ大成功ということで次にいきましょうか」
タマ「成功か？これ成功なんか！？」 - 9二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 19:54:49
ウララ「ほぇー、ドッキリだったんだー！」
ゴルシ「おう。まさかここまで持ってくるとはこの海のゴルシの目を持ってしても見抜けなかったぜ」
トレーナー「まあトレーナー室に変なものがあったら正しい行為かもしれないけど」
ウララ「でもトレーナーもこんなエッチなの見るんだねー。巨乳天国？」
トレーナー「俺のじゃない！って、それが何かわかって･･････？」
ウララ「わたしだってエッチな本ぐらいわかるよ！家の近くのコンビニで売ってるもん！」
ゴルシ「高知はまだ置いてんのか･･･？」※ウララちゃんがもっと小さい頃の話だよ！今でも売ってるかは知らない
トレーナー「全国的に廃止になったはずだけど」
ウララ「よかったー。トレーナーがおっぱいすきだったらどうしようって思っちゃった！」
トレーナー「俺は胸よりも尻派で･･････って何言わせるんだ！」
ウララ「なるほど、トレーナーはおしりが好きなんだ〜。すけべ〜」
トレーナー「な、何を言うんだ！なぁ！」
ゴルシ「いや、自爆だろ」
ゴルシ(てかこいつ、実は「わかって」やがるな？恐ろしや恐ろしや) - 10二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 19:56:33
クリーク「ウララちゃんならのコメントは『うっらら〜♪』ですって」
タマ「持ちネタずるいわ！さて、次のターゲットはオグリや」
クリーク「いったいどんな反応を見せてくれるんでしょうか〜」
タマ「おっ、来たな。そして冷蔵庫に一直線やな」
クリーク「おやつのわらび餅を出しましたね。おいしそうです」
タマ「んで机に行って･･････気づかんと食っとる！」
クリーク「オグリちゃんのトレーナー室、家の冷蔵庫みたいなサイズですね〜」
タマ「備え付けのちっちゃいやつやと入り切らんからわざわざ買ったんやろな･･･」
クリーク「あっ、やっと食べ終わったみたいです。流石にそろそろ･･････あっ、気づいた！気付きました！」
タマ「うわ！顔真っ赤にしとる！オグリもあんな顔するんやな！」
クリーク「恐る恐るページをめくって･･････顔を遠ざけながらも読んでますね〜！」
タマ「だんだん顔が近なって行っとんのがいじらしいな。さて、そろそろトレーナーを突撃させるか」
クリーク「は〜い」 - 11二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 19:57:20
トレーナー「オグリー！」
オグリ「っ！？と、トレーナー！？はっ、ち、違うんだこれは！たまたまここにあったから興味本位で時間潰しに読んでみただけで、決して興味があったわけじゃないんだ！」
トレーナー「落ち着いて」
オグリ「わ、わかってくれるな！私はこんなものを持ち込まないしわざわざ買ったりもしない！」
トレーナー「わかった、わかったから。俺の後ろ、見てみ」
オグリ「･･････ん？」
ゴルシ「ドッキリ大成功〜〜〜！！！キング並みにいいリアクションもらえたぜ！撮れ高撮れ高！」
オグリ「ど、ドッキリ？･･････つまり、私は騙されたのか？」
トレーナー「まあ、そういうことだな」
オグリ「っ〜〜〜〜〜！！！！」ﾎﾟｶﾎﾟｶ
トレーナー「痛い痛い！悪かったから叩くな！いた、やば、オグリ待ってこれマジでいた」 - 12二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 19:59:22
タマ「あっはっはっはっは！オグリの反応おもろすぎや！」
クリーク「オグリちゃんも思春期の女の子ですからね〜」
タマ「今晩はこのネタでいじったるか」
クリーク「ほどほどにね〜。オグリちゃんからのコメントは『本当に時間を潰すために読んだだけだ！あとトレーナーが倒れた、どうしよう』ですって」
タマ「救急車呼べー！」
クリーク「さてさて、次は最後のお方です」
タマ「え、放置で行くん？まあゼンノロブロイやってな。ほないくでー！」 - 13二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 19:59:59
タマ「おっ、入ってきたな」
クリーク「そのまま机に一直線で･･････あっ、気付きましたね〜」
タマ「何の躊躇いもなく手に取った！」
クリーク「がっつり読んでますね･･････顔色ひとつ変えることなく」
タマ「･･･あれ？戻した」
クリーク「趣味に合わなかったんでしょうか〜？」
タマ「んでカバンから本出して読み始めたな･･････」
クリーク「･･････待って。あれ、官能小説じゃない？」
タマ「あれ？エロ本もまた手に取ったで」
クリーク「･･････読み比べ？」
タマ「まさか！官能小説の表現をエロ本見て確認しよんか！？」
クリーク「そ、そんな高度なこと･･････知識欲って怖いわね〜」
タマ「誰かそろそろ止めろ！あのままやと全部読みきるであの娘！」 - 14二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 20:00:34
ロブロイ「･･････」
トレーナー「ロブロイ、ロブロイ！ストップ、ストップだ！」
ロブロイ「あれ、トレーナーさん？････････････トレーナーさん！？ち、ちち違うんですトレーナーさん！あのそのこのどのこれはですね、私が買ったり持ってきたりしたものじゃなくて偶然見つけたものをちょっと興味本位で読んでみただけで図書委員として本という形態をとっている以上無視することもできずについ内容を確認してしまって」
トレーナー「わかってる、わかってるから！」
ロブロイ「わ、私えっちな娘じゃないんです！本当です！」
トレーナー「わかってる、わかってるから！」
ゴルシ「あー、ドッキリ大成功〜、なんだけど･･････」
ロブロイ「そもそも本を読むためには表現を頭で視覚的なイメージにする必要があってそのために情報を仕入れる必要があるといいますか一般に売られている本でもそう言ったいわゆるベッドシーンなんかもたくさんあって現代だと少女漫画とかでもしっかりと致している様子もありますから」
トレーナー「わかってる、わかってるから！落ち着いてロブロイ！」
ゴルシ「聞いちゃいねーなこいつ」 - 15二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 20:02:19
クリーク「えーと･･････あっ、コメントが届きました〜。『私はえっち娘じゃないです！本当です！』ですって〜」
タマ「エロいかどうかはともかく終わった後の反応は面白かったけどな。ゴルシが負けとったし」
クリーク「それじゃあ第一回トレセン学園ドッキリ大会は終了で〜す」
タマ「第二回もあるんか、これ？」
クリーク「さあ？」
タマ「こんな悪趣味なもんやらせんといてほしいんやけどな」
クリーク「タマちゃん大笑いしてたじゃないですか〜」
タマ「それはそれ、これはこれや！そんじゃあ次会う時があったらそのときあおな！」
クリーク「それではまた来世〜」 - 16二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 20:02:46
乙、面白かった
- 17二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 20:03:18
乙
オグリかわいい - 18二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 20:04:46
顔を真っ赤にしたオグリを書きたかった。普段感情表現の薄い娘が動揺するのはかわいいよね！
そしてしっかりウララさんがトレーナーの好みの情報を把握してる。策士ウララ。
ロブロイの巨乳天国を読みたい。 - 19二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 20:05:14
- 20二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 07:15:37
いいドッキリだった
- 21二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 07:51:29
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