- 1二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 00:52:07
別に大した理由があったわけではない。ただ、ゲヘナにおいて「いい子ちゃん」なんて息苦しいだけだった。だから、適当に遊んで、適当に過ごしていた。
別に自分から何かするでもないが、周りで騒ぎが起きたら便乗して爆破したし、乱闘騒ぎが起きれば狙われない程度にちょっかいをかけて反応を楽しんだ。
特に嵌ったのは火遊びであった。人と比べて、世間一般で言われる“イケメン”寄りの顔つきなのは自覚があった。少し口説いて本気の振りをしてやれば簡単に釣れることが面白くて、ざっと2桁は手を出したと思う。
キララと出会ったのは、そんな時期だった。今思えば、向こうも大した理由があった訳ではないのだろう。ただ、いつも通り知らない人に話しかけただけ。そういう娘だ。
「何?遊んで欲しいの?ホテル使うならそっちが料金もってよ?」と言ったら顔を真っ赤にして、「マジ何言ってんの!!?そういうことはジョーダンでも言うもんじゃないっしょ!!?」と慌てていた
見た目は明らかに遊び慣れている風だったから、私がどういう奴か知ったうえで話しかけてきたのだと思ったのだが、どうやら完全な生娘の反応だ。せっかく良い体つきをしているというのに、使い方を知らないのはもったいない。しかし、裏を返せば小学生のような純真さを持っている娘を見た目に沿った一人の女にすることが今からできるということだ。私はこの娘を自分好みに育てるのは、さぞ面白い遊びになるだろうと思い、しばらく彼女と一緒に行動してみることにした。 - 2二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 00:52:48
しかし、事はそう思った通りには運ばなかった。キララは誰かが困っていたら知らない人であろうと迷わず助けに行くし、面倒ごとが起きれば面白そうと言って解決に奔走する。しかも止めようとしても全く話を聞いてくれなかった。
1年前、ちょっとした都合で当時8歳の親戚の子どもの面倒を数日間見ることになった日を思い出した。危なっかしいし、考えなしだし、人懐っこくて誰にでも突撃する行動力だけはある。正直な話二度と子どものお守はゴメンだと思った。
けれども、キララとはなぜか一緒にいても不快に感じない。キララは何だかんだ問題は解決してしまうし、相手に合わせて話題を変えることも簡単に出来てしまう。意外と周りをよく見ているなと思ったものである。まぁ、一緒にいて疲れない訳ではないのだが。そんな風にキララについて常に考えるようになった頃には、キララと会わない日は物足りない日になってしまった。つまり、キララと一緒にいる時、私はもう日常に満ち足りるようにされてしまったのである。いつの間にか私は完全にキララにイカれてしまったようだ。 - 3二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 00:53:58
その日、いつも通り昼食を一緒に食べようとキララのいる第二校舎の教室に足を運んだ。中からキララと誰かが話している声が聞こえてきた。ああ、まただ。キララは私と違って友達が多く、私の知らない友達と話していることなんて何も珍しいことじゃなかった。それでも、キララが別の人と話しているとついムッと思ってしまう自分がいた。しかし、話の内容を聞いていくうちに私の顔は急速に青ざめた。
「最近よく一緒にいるらしいけど、あのエリカって人とは離れた方がいいよ。」「え!?マジで!?なんで!?」「なんでも、色んな女の子を食い物にしてるらしいよ。私の友達もあんなやつ女の敵だって。しかも、爆破や喧嘩に便乗して問題行為を起こして風紀委員会に目を付けられてた時期もあるんだって。キララちゃん純粋だから騙されてないかなって私心配になっちゃって。」
瞬間私は、キラキラした日常から、一気に私に相応しい現実に叩き戻された。全てあの娘の言った通りだ。キララの友達には私みたいなキララの優しさに付け込むような自分本位の奴じゃなくて、キララのことを心配して、キララを守ろうとしてくれるあの娘みたいな人がふさわしいんだ。それなのにキララは「ん~、大丈夫だよ。エリカちゃんはそんな娘じゃないからさ、マジで。」といつも通りだ。こっちは息が出来ないぐらいに苦しいのに。「そっか、まぁキララちゃんがそう言うなら大丈夫かな。それじゃ私はもう行くね。」キララの友達が去った後、私は息の仕方を必死に思い出し、呼吸を整え、覚悟と共に教室へと足を踏み入れた。 - 4二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 00:54:45
「あれ?エリカちゃんいたんだ。もしかして…さっきの会話聞こえちゃった感じ?」少しバツが悪そうにキララが話しかけてくる。互いに流れる気まずい沈黙の中、キララが次の言葉を発する瞬間に被せるように、やっと私の本当を伝える。
「キララちゃんは騙されてるんだよ。私は、あの娘が言った通りの存在だよ。キララちゃんと一緒にいたのも、体だけが目当てだったって訳。」自嘲気味に少し笑いながら、言葉を紡ぐ。そうすれば、本心を隠せるから。きっと、少しでも私が哀しむ様子を見せれば、キララは私から離れてくれないから。
「へー、そうなんだ。別に騙してたとしても気にしないけどね。」「は?」あまりにもいつもの調子で話すから、つい口から疑問符が飛び出す。
「私も騙すことあるよ。この前も駅前のタピオカ屋に友達を案内しようとしたら、何故か全く知らない八百屋さんに行きついちゃったことあったし!マジウケるよね~。」いやそれはただの勘違いだろう。もしくはうっかり。
「あたしは、マジでエリカちゃんが好きなんだ~。騙されててもいいぐらい!」やめて欲しい。そんなこと言われる資格はない。
「だからさ、これからもずっと一緒にいようよ!!」ああ、そうだ。キララはいつも止めようとしても聞いてくれないんだった。そんなキララだから、私も救われたんだった。
「アハハ!エリカちゃん泣いてるの?別にそんな泣くことないじゃん!!」
「あぃが…とう。ごれがらもよろじぐね」「もちろん!!」涙と鼻水でぐしゃぐしゃにかたどられたガタガタの言葉を、キララはいつも通り受け取ってくれた。 - 5二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 00:55:49
「ねぇ、二人でパジャマパーティーしようよ!あたしの部屋に集まってさ!」お喋り好きのキララらしい提案だった。
「パーティーって言うぐらいなんだから、もっと人集めるもんじゃないの?キララちゃんならいくらでも呼べるでしょ?」
「いくらでもは言いすぎ~。エリカちゃんと二人でやりたいからいいんだよ。」そんなことを言われてしまったら、断れない。最も、キララからの誘いを断れないのはいつものことだが。準備のために家に帰る足取りは軽く、キララの家に向かう際に至っては私は無意識に駆けていた。
家についたら、軽くポッキーでも摘まみながらゲームをした。どこから買ってきたのかわからない協力プレイがオフラインしか対応していないレトロゲーを二人で遊び、キララが詰まっていたというステージをクリアした。
晩御飯にはピザを注文することになり、クリスピーかハンドトスで激論した結果、結局Sサイズを2枚注文することになった。
その後は交代でお風呂に入ることになり、私がお風呂から出てきた時、先にお風呂に入っていたキララはパジャマ姿でベッドに座り、こっちに座れと言わんばかりにベッドをポンポン叩いていた。私はキララの横に座り、最近買った服が既に持っている服と微妙に合わないから、どのように着こなすべきか相談でもしようと言葉を選んでいた時であった。不意に右手を引っ張られた感覚がして、私はベッドに横たわっていた。状況が飲み込めずにいるとキララが倒れた私を覗き込む。そのまま私の顔をまっすぐ見ながら「まさか、あたしが手を出すとは思わなかったっしょ?前言ったじゃん。あたしも誰かを騙すことぐらいあるって。」と
そりゃそうだ。思う訳が無い。だって今、キララの顔は耳まで真っ赤で、私を押し倒した状態で硬直している。明らかに素人丸出しだ。ここは経験者である私がリードするべきだろう。そうするべきだ。そう思い口から出た言葉は「優しく…してね。」だった。まるで初夜を過ごす生娘のような言葉だ。顔は信じられない程に熱くなり、呼吸が出来ない。初めて味わう感情・感覚の濁流に襲われながらも必死に目だけは逸らさないようにする。
キララが私のパジャマのボタンに手をかける。私は両の手を覆いかぶさるキララの背中に回し、全てを受け入れる意思を示す。ゆっくり、一つずつ、ボタンが外れていき、最後の一つを外すときにはゴクリと生唾を飲む音が共鳴した。 - 6二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 00:55:49
これがキラエリですか
- 7二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 00:56:46
- 8二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 00:57:16
- 9二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 00:57:42
- 10二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 00:58:14
やるじゃない……
- 11二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 00:58:45
- 12二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 00:59:42
うぐっ…お通しが高級料理のやつなんよ
めちゃくちゃ嬉しいけど!!!!!
宇沢抹茶アイスクリームください!!!!!!!!!!!! - 13二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 01:00:06
前は銃突きつけてすまんかったな
- 14二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 01:01:24
また来ちまったよ…マスター…
- 15二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 01:02:41
連邦生徒会長なにやってんの
- 16二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 01:03:22
ここなら…ここなら私が抱え続けてきた「エリカは手フェチのキララちゃんに綺麗な手を見せるために常に手袋をしている概念」を昇華できる…!
でしょう!?店主殿!?もう我慢できないんです! - 17二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 01:03:42
これが「身構えてるときに死神は来ないものだ」ってやつか…
- 18二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 01:05:42
よぉあんちゃん、そのメニューおいらにも作ってくれやしねぇか
- 19二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 01:05:57
マスター!せめて二人がどこまでヤッたのかくらい教えておくれよ!
- 20二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 01:42:59
- 21二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 01:47:02
お通しが豪華すぎる…
セクシーセイアさんも見習って欲しいよね - 22二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 01:49:58
バーボンツムギっぽい感じはしてたんだ。なんか文体似てるから……でも俺はその現実を認めたくなかったんだ……!
クソッ…………アイリサイダーを一つ…… - 23二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 02:34:46
はらりと、キララの白く艶やかな指先でパジャマの最後のボタンが外され、残すところは私の手袋と下着のみとなった。
「わっ…黒レースのキャミソール。めっちゃ似合ってる…。さっすが、エリカ。大人カワイイ系だね?」
そんなキララらしい褒め言葉と共に、いつもらしくないボディタッチの指先が、私の胸元からお臍周りをするすると音を立てながら優しくなぞる。
「生地はサテンかなぁ?触り心地バツグンだねぇ…?ねぇ、エリカ?今日もしかしてさ…“期待”してた…?」
期待してなかったと言えば、嘘になる。
心のどこかでキララがいつものキラめく目とは違う、熱を帯びた視線で私を見てくれる日がいつか来る事を期待してた。そして今、そんなキララの目を見つめて…いつもとは違う雰囲気とのギャップから、急に気恥ずかしくなって顔を逸らしてコクリと静かに頷く。
「あ、ははっ…!チョー嬉しいんですけど…!真っ赤になってるエリカ、めちゃヤバぁ…!」
口調はいつも通りだったけど、同じように顔を赤らめているキララも、緊張してるせいか呼吸は少し荒そうだった。
「ねっ、エリカ?私、“ハジメテ”だからさ…?痛くしたら…ゴメンね?」
私のボディラインを割れ物を扱うように優しくなぞりながら、お風呂上がりの髪からは仄かに優しいアプリコット、口元からはシトラスの爽やかな香りを纏わせて耳元でそっと囁いた。月はまだ登りきってない。きっとこれから、甘くて熱くて長い私たちの夜が始まる。 - 24二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 09:32:20
- 25二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 13:19:34
マスター、>>5のキララがやっぱり恥ずかしくなっちゃって落ち着いてきたエリカに逆転されて優しく抱かれるシチュをロックで
- 26二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 21:05:03
新作来てるじゃん嬉しい
- 27二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 21:08:45
水がボトル一本1000円する店
- 28二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 03:35:01
ごちそうさんです…
- 29二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 03:37:11
そのあにまんのブルアカSS書きの中でも普通に上位に入りそうな文章力を何故こんなバーボンスレに使ってしまうのか
ごっつぁんです - 30二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 04:27:13
二人とも蠟人形にされちまったのか?
- 31二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 11:13:07
陽キャギャルがクールな愛棒に好きに抱かれていちゃつく光景からはいい栄養が摂れる
- 32二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 11:30:59
商品棚が埋まっていくシステム…
- 33二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 11:33:36
- 34二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 11:41:29
正しくは相棒だったけどまあいいか
キララ「もうこんなになってる。私のこと好きすぎっしょ」
エリカ「仕方ないでしょ、我慢なんてできないし……するよ?」
キララ「うん…来てっ……んんっ」
ってリードするのもいいし、先に弄られて主導権取られちゃうのもいいよね…
- 35二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 13:51:13
- 36二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 14:01:36
- 37二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 20:37:48
これまではギャルはエッチだという共通認識がありながら、ギャルがいなかったからアスナやカリンがその役目を押し付けられてきた…だが今は違う!!これからはキラエリの時代が来るのだ!!
- 38二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 21:52:19
- 39二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 22:45:04
生徒同士のトラブルだと思ってキララが顔を突っ込んだら、予想以上にヤバい案件でヒナが救助にきてくれなかったら命の危険があったような事案
ギリギリ助けられたキララが本当にここにいるのかと全身に触れていって、一晩かけてキララの感触と熱を確かめようとする重い感情持ちのエリカ概念はあります! - 40二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 01:59:39
素晴らしい概念だ。色々と軽めなキララに対して、凄く重い感情を持つエリカは健康にいい
- 41二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 10:36:32
マスター、「保守」、置いとくぜ
- 42二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 20:31:07
Ho
- 43二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 22:15:50
- 44二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 23:31:30
- 45二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 23:33:44
マヌケは見つかったようだな…
- 46二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 08:59:06
Ho
- 47二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 10:57:46
正直なところまだキャラがうまく掴めないのよ、エリカは未実装だし
なので私は前振りそこそこに二人で神秘するエ駄展開に持っていくね… - 48二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 20:47:10
ほす
- 49二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 23:14:57
Age
- 50二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 01:30:20
ほ
- 51二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 02:09:12
私のこの気持ちを返して欲しい
バーボンスレに初めて殺意を抱いたかもしれない - 52二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 11:00:12
バーボンスレで笑顔になれないのは嫌です。
そんな暗くて憂鬱な釣りスレ、私は嫌なんです。
それが真実だって、このスレの本質だって言われても、私は好きじゃないんです!
私には、好きな百合があります!
平凡で、大した性癖もない私ですが……自分が好きな百合展開については、絶対に譲れません!
友情から愛情が芽生え、恋がきちんと報われて
辛いことは慰めて、お友達と慰め合って……!
乱暴なことがあっても……誰もが最後は、笑顔になれるような!
そんなハッピーエンドが私は好きなんです!!
誰が何と言おうとも、何度だって言い続けてみせます!
私たちの求めるお話は、私たちが書くんです!
終わりになんてさせません、まだまだ続けていくんです!
私たちの物語……私たちの、百合の物語(Lily Archive)を!! - 53二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 11:13:41
- 54二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 21:57:26
スリスリとしなやかな指が私の体をゆっくりと丁寧になぞる。見慣れたいつものロングネイルはしてない。きちんとケアされた綺麗な桃色の爪先。
慣れないキララなりに私を気遣っている優しい感触が、少しづつ胸に響くようで心地良い。「ねぇ、キララ…?そろそろ…」シよう?…と言いかけたその時。
「うぅ〜…せっかくの可愛い下着脱がしちゃうの超もったいない…。って、あっ!ヤバぁっ!?エリカ!ゴメンねっ!?私、大切なこと忘れてたじゃん!」
…と、急に慌てた様子で声を荒らげる。忘れてた大切なこと?思い当たるものが浮かばなくて、わたしも思わず困惑してしまう。
「どうしたの、キララ?忘れてたことって?」
「うん。あのね…エリカちゃん…。私、ずっと!ずーっとあなたのことが大好きでした!良かったら、私と付き合って下さいっ!」
いつもと変わらないキラキラと光る目で、顔をもっと赤くしながらそんな事を目の前で大マジメに言ってくる。もう、そんなの分かりきってるくせに―――。
「うん。私も大好きだよ…キララ。今までも、これから先も、ずっと一緒にいよう?」
私も忘れてた大事なこと。いつもは流れに乗せてマトモに扱わなかった大切な感情。そうだ。これこそ、私がキララのことが好きな理由なんだ。
「えっへへ…。ちょー恥ずいけど、超嬉しいー!きゃー!やっぱ、これだけは絶対、ぜーったい!言わなきゃダメっしょ!?ふふふっ!」
ノリは軽いけど、大切なことは忘れない。その朗らかな笑顔でキラキラ輝く小悪魔。たまらなくなって私の方からそっと口付けを交わす。爽やかで軽やかな香りが一層強くなって、私の中に弾ける刺激が…キララがもっと入り込んでくる。
「んんっ!?んはっ…えへへっ、ファーストキス…あげちゃった。やっぱ、慣れてるんだね?」
さっきまでの勢いとは変わってどぎまぎとした態度で私の心を煽り立てる姿にまた胸を打たれる。
「違うよ。今までのことなんて、どうでもいい。キララは…キララだけは絶対特別で…。私もこんなにドキドキしてるのは、初めてだから…。」
いかにもナンパで冷たい女って思われるかも知れない。でも、これだけは本当。ここまで本気になれたのは後にも先にも絶対に、キララだけ。
この子だけは絶対に離さない。何があっても。
- 55二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 22:06:53
ゲヘナ生の百合展開を応援するヒフミ。これがエデン(楽園)条約、その真の姿か
- 56二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 02:53:28
おぉ、続きが上がってる
- 57二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 07:05:18
保守
- 58二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 11:28:50
よく考えたらキララとエリカって、元々部活未所属なのに、必ず二人でいたんだよな。特にキララとか友達多そうなのに。これは公式からキテるのか?
- 59二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 11:33:39
もしくはCBTで時が止まっているか……。
- 60二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 21:17:39
保守
- 61二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 22:41:54
こいつらキラキラ部(隠語)したんだ!!
- 62二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 06:55:16
ほしゅ
- 63二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 15:38:12
- 64二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 19:55:10
「じゃあさ、エリカちゃん…。ホントに私だけなら…もっと態度で示して欲しいな…?」
初めてなりにぎこちなく誘いながら、こんな軽薄な私の事を受け入れるつもりでいるキララの唇に私まで初めての時を思い出したように火が灯る。
「っ!キララ…!」
君が欲しい。違う。ずっと輝く君の傍に―――。
さっきの挨拶代わりのキスとは違う、更に求め合う為の口づけ。深く。熱く。ずっと離れないように指も舌もきつく固く結び付け合うように絡ませ合う。
「んはっ、あっ…。すき…大好きだよ?」
「うん。私も…好きだ!愛してるっ…!」
煌めく輝きに照らされて、心の隅に追いやった感情の熱が、シトラスとアプリコットの香りに包まれて少しづつ熱を取り戻していく。
「あはっ…うれしっ…!嬉しいよぉ…」
嬉しさのあまり涙を流すキララのいじらしさが愛しくて…堪らなくて…。ジワリと私の下腹部が熱を帯び始める。私の初めては単なる興味本位な自己満足の子供の火遊びだった。
でも、今になってようやく、この時こそは。
キララの輝きの中でなら、燃え盛る炎のように燃え尽きても構わない。本気でそう思えた。
- 65二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 22:00:27
お熱いねぇ…最高だよ
- 66二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 08:48:16
ほ
- 67二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 15:57:08
保守!
…俺にも文才があればなぁ… - 68二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 21:34:24
支援
- 69二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 21:58:05
エッッッ
- 70二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 23:23:10
- 71二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 01:47:37
- 72二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 07:37:31
バーボンツムギ増えたら、実装前にあにまんだとバーボンの生徒で定着しそうだな
- 73二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 15:21:16
まずは書いて人に見せてみることからだ。俺も最初人に見せる時に凄い緊張したけど、意外と噛みついてくる怖い人なんていなくて、受け入れてくれるからさ
- 74二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 22:18:36
し
- 75二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 08:16:38
し
- 76二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 08:35:07
スレ主です。バーボンツムギ関連のネタは、皆さま自由に使っていただいてかまいませんよ。もちろん、バーボンツムギスレが増えるのも大歓迎です。
- 77二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 18:43:11
ほ