- 1二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 23:37:46
Rick Astley - Never Gonna Give You Up (Official Music Video)
「おお……これは……」
昼下がりのトレーナー室に響き渡るのは、如何わしいタイトルと共に添えられた動画から放たれる甘い嬌声……ではなく、軽快なドラムと共に始まったダンス・ポップ。
歌手の甘いマスクに、煌めくような笑顔。バックダンサーの女性達の腰つきは大変悩ましいが、そんな事より、とばかりに陽気なリズムが見る者を自身の音楽へと誘い込む。
これには、動画のリンクをタップしたセイウンスカイも思わず苦笑い。
「これも一つの"釣り"ってヤツですかね。でも……」
普段ならこの手の動画はさっさとブラウザバックかブラウザごと閉じる所だが、何分音楽が良いのでその手が止まる。
いつしかミュージックビデオはサビに差し掛かり、バーのあるレストランのステージに立つ歌手と、二人のバックダンサーが力強く歌い、踊る。
最初は訝しげに見つめていたバーテンダーも、力強い歌声とダンスを聴きながら仕事をする内、みるみる笑顔になっていく。流石に演出とは思うが、スカイにはこのバーテンダーの気持ちが分かった。
「ふふ、こんな釣果なら大歓迎ですよっと」
いつしか、スカイの身体も音楽に併せて揺れ始める。二番が終わり、メロディーをもう一度奏でれば最後のサビまであと少し。
いつしか指先で机もタップして、自身のノリも最高潮に達しようとした、その時。
「こら」
「あたっ!」
突然頭に降ってきた空手チョップによって、スカイの奏でる音楽は中断と相成った。
頭を抑えながら振り返ると、自身のトレーナーがジロリと睨むようにスカイを見下ろしている。
「おやおや、誰かと思えばトレーナーさんじゃありませんか。もしかして、ご機嫌斜めな感じです?」
「当たり前だろう、勝手に人のパソコンをいじってからに」
ご立腹の様子のトレーナーに対し、スカイはにゃはは、としたり顔で応える。
- 2二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 23:38:21
「そりゃあだって、珍しく真面目に寄り道せずトレーナーさんの所にやって来てみたら、トレーナーさんの代わりに出しっぱなしのパソコンと、画面のど真ん中に面白そうな動画のURLがあるんですよ? そしたら思わずクリックしてみたくなるじゃないですか」
にまにまとイタズラな笑みを浮かべ、スカイは動画のタイトルを指差した。『専属担当♡ラブラブトレーニング~トレーナー室のヒミツ~』……如何にもその手の動画にありがちなタイトルである。
トレーナーは、大きな溜め息を付いて変わらずスカイを睨む。スカイもイタズラな笑みを一旦収め、今度は困ったような仕草を交えてトレーナーに笑いかけた。
「ま、URLが思いっ切りウマチューブなので、ハナからそうじゃないとは思ってましたけど」
「まったく、アイツめ……」
彼は思わずぼやき、笑い顔のスカイとは対照的に難しい表情で頭を掻いた。件名に態々"要確認"とまで入れて確認して見た本文がコレでは、彼でなくとも頭を抱えたくなるというものだろう。
"アイツ"こと、このメールの送り主は、彼の同期のトレーナーである。幼馴染で頭の回転が速く、勉強もゲームもそつなくこなすのが強みだが、如何せん悪戯にもその優秀な頭脳を遺憾なく発揮するので始末に困る。
もちろん、その分悪友の一人として子供の頃から一緒に笑ったり説教を喰らったりと楽しませてもらっているので、決して悪い関係ではないのだが。
「それにしたって、こないだ結婚式挙げたばっかの女がこんなメール送り付けてくるか? 普通」
「まあまあ、いいじゃありませんか。気兼ねなく悪戯できる関係の友達って、いいもんですよ」
そう言ってウインクしたスカイに、トレーナーの表情がようやく綻んだ。彼女には、同期でトゥインクル・シリーズに名を挙げた愛すべき友人達がいた。ターフの上ではライバルでも、ターフから一歩離れれば気の置けない親友である。
学生時代の友人達というのは、どうしても時の流れと共に距離が離れていきがちであるが、少なくとも、スカイと仲間たちの友情は、これからも変わらず続いていくだろう。
根拠は無いが、彼はスカイと友人達の交流を見て、そう確信していた。 - 3二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 23:39:11
「それにしても、いい曲ですねぇ、コレ」
スカイの言葉に自分もパソコンを覗き込むと、いつのまにやら曲とミュージックビデオがループしている。再生時間を見るに、わざわざ何ループか再生し続けるよう編集したようだ。
相変わらずの悪友にため息をつきつつ、スカイに答える。
「この手の悪戯を仕掛けてくる時はいつもこの曲なんだ。海外じゃこういう時にはお馴染みの動画らしいけど。おかげで俺もすっかり覚えてしまったよ」
「へぇ、そうなんですか。ま、この曲ならイタズラでも許しちゃおうって気にもなりますね」
「ん、確かに」
二度目のサビを聞いていると、いつしか二人して身体が揺れ始める。チラリと時計を見ると、今日のトレーニングルームの使用開始予定まで、まだ少し余裕がある。着替えるにせよアレコレ準備するにせよ、このループ分を終えるまでなら問題ないだろう。
そんな事を考えながら動画を見ていると、不意にスカイが顔を上げ、椅子の背もたれを支えに頭をひっくり返してトレーナーと目を合わせた。
「トレーナーさん、この歌好きですか?」
「ん? そうだな……うん、好きだ。特に、サビの歌詞なんて素敵だと思う」
「へぇ……♪」
その瞬間、スカイの胸にいたずら心が灯る。この曲がラブソングなのは曲調と唄のトーン、歌詞の節々から読み取れる。そういった曲の歌詞が最も盛り上がる場所と言えばサビの部分だ。
そこが好きという事は、そういった歌詞のような恋をしたいと考えても不思議ではない。そう思い至ったスカイは、にんまりと笑みを浮かべ、くるりと椅子を回してトレーナーの方へと振り変えった。
「じゃーあ、もしセイちゃんがトレーナーさんの恋人だったら、サビの歌詞みたいに思ってくれます?」
「……!」
ニッと口元を光らせて、上目遣いでトレーナーを見つめる。声色にも少しだけ艶を込め、スカイはトレーナーの反応を伺った。
少しだけ、鼓動のスピードを早めながら。 - 4二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 23:40:12
実の所、スカイにはトレーナーをからかう以外に、もうひとつ目的があった。
彼はスカイに対して、何かに付けてストレートな言葉でその心を掴んでくる事がある。出会ってすぐの頃はスカイがトレーナーをのらりくらりと躱すこともあったが、いつしかトレーナーとスカイは策略家としての波長が合うようになり、いつしかこうして居心地の良い関係を築くに至る。
クラシックでは見事に逃げ切った一冠目に続き、咲かせられなかった赤い薔薇の悔しさを晴天の下に咲かせた大丁字咲きで晴らして見せた。それからいくつもの季節を重ね、こうして気兼ねなく話せる関係でいられるのも良いモノだと、スカイは思う。
さて、そうなると如何にトリックスターという異名を戴くスカイとて、年頃の少女である。何年も一緒にトゥインクル・シリーズを走り続けた自身に最も近い人が、本当の所こちらをどう思っているのか、気にならないと言えば嘘になる。
即ち、たまたま再生したミュージックビデオにかこつけて、その本心を探ろうというのだ。あくまでも、いきなり踏み込んだ質問を仕掛けて狼狽える所を見るついでに、である。
しかし、そんな事とは知らないトレーナーは何を言い出すんだ、等と慌てる素振りも見せず、スカイの問いかけに腕を組み、しばし考える。
そんなトレーナーに、なんか思っていたのと違うな、と思い始めたスカイがもう一度トレーナーに声を掛けようとすると、トレーナーはうん、と頷いて、スカイに向き直った。
「……そうだな、俺がもしスカイの恋人になれるなら、迷わずスカイに伝えると思う。スカイをがっかりさせるような事はしないよ」
「おお、流石はセイちゃんのトレーナーさん」
「それに、嘘をついて傷付けたりして、スカイを泣かせるような事もしない」
「にゃはは、そうストレートに言われては、ちょっと照れちゃいますねぇ」
そう言ってはにかんでみたが、想像よりも遙かにストレートな歌詞をトレーナーに読み上げられ、スカイの鼓動が一気に加速していく。
それを悟られぬよう、スカイは椅子の上で尻尾を揺らしつつ彼の言葉を聞いていた。 - 5二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 23:42:00
「他のウマ娘に、フラフラ目を惹かれたりもしない。俺は、スカウトした時からずっとスカイだけを見ている」
「……おお……っ」
「それに……」
そこで、彼はふと言葉を詰まらせた。一瞬目線を逸らし、次の言葉を言いあぐねているように見える。
好機到来、このスキを逃す手はない。瞬時にそう判断したトリックスターは、すぐさま椅子から立ち上がり、トレーナーに身体を寄せてイタズラな笑みを浮かべた。
「おやおや、どうしました? お顔が赤いですよ、トレーナーさん?」
「……そりゃあ、そうだ。流石に恥ずかしい」
「にゃはは、まあラブソングですしね~……でも、"それに"ってことは、続き、聞かせて頂けるんでしょ? セイちゃんへのラブソング、聞きたいなー♪」
千載一遇のチャンスを逃さず掴み取るべく、スカイは一気に攻勢に出た。頬を桜色に染めたトレーナーに尻尾を揺らしながらイタズラな笑みで迫る。相手の懐に潜り込めば本丸はすぐそこだ。
そんなスカイの内心を知ってか知らずか、トレーナーはふう、と長く息を付くと、真剣な表情でスカイに向き合った。レースの直前とはまた違うその表情に、スカイの胸が再び高鳴る。
「そこまで言うなら、続きを言わせて貰うよ、スカイ」
相手の懐に潜り込もうとする事は、時と場合によっては相手の間合いに飛び込むという事でもある。
スカイがそれに気付いた時、彼は真っ直ぐにスカイを見つめ、自身の想いを再びスカイへと届ける。
「もしも、スカイがまた壁にぶつかって、心が折れそうになっても、決して見捨てたりしない。俺はスカイが前を向く為なら、何度だって海に飛び込むよ。それに────」
スカイの脳裏に、あの夏の海の思い出が色鮮やかに蘇る。目の前にある高い壁を壊す勇気をくれた時の彼の力強い笑顔が、スカイの脳裏に過ぎった。
同時に、スカイの鼓動が先程よりもずっと早く加速していく。今、彼に対してどんな表情を向けているのか、自分でも分からない。分かっているのは、自分の頬の色が桜色から一気に夕焼け色に変わっていった事だけ。
そんなスカイに、彼は変らず真っ直ぐに自身の想いを届けた。 - 6二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 23:42:42
「────この先は、多分、もう長くない。いつだったか、そう伝えたな。けれど……スカイが引退して、専属契約を解除して、卒業しても、スカイには"さよなら"は言わないよ。この先何があっても、俺はスカイのことを諦めたくないから」
「……っ!!」
スカイの表情に、既にトリックスターの余裕は完全に失われていた。一つラブソングにかこつけてからかってみようとちょっかいを出したら全力のカウンターを合わせられたとあっては、目を合わせているだけでも大したものである。
そんなスカイに対し、自分の気持ちをラブソングの歌詞に乗せて伝えきったトレーナーは、ふう、と息を付いた。
「そろそろ準備に入ろう。もう良い時間だ」
「あっ……」
その瞬間、二人の間にあった空気がスイッチを切ったように変ったような気がした。スカイの表情には、一瞬それを惜しむ気持ちが宿る。
しかし、気付けば動画はとっくに終わっているし、もうすぐトレーニングの開始時間だ。何より、自分が言わせた以上どんな言葉を返してこの場を丸く収めれば良いか、今のスカイには何も思い付かなかった。
「……それじゃ、また後で」
もやもやした気持ちと一緒に鞄を肩に掛け、トレーナー室を一旦後にしようとした、その時。
「スカイ」
ピンと耳を立て、おずおずと振り返る。彼は、先程と同じ、真っ直ぐな目でスカイを見つめていた。
「いつか……スカイの気持ちも、聞かせてくれると嬉しい。俺はいつまででも待ってるから」
その言葉を受け取ったスカイは、少しだけ迷った後、桜色の笑みを浮かべて静かに頷いた。そして、踵を返し、トレーナー室を後にする。
後に残されたトレーナーは、思い切り息を吸い込んで胸を一杯にすると、一気に胸を空っぽにした。
「……やっちゃったかなぁー……」
スカイに煽られたとは言え、今の自分とスカイの関係性を考えれば、彼の言葉は大分過ぎた言葉である。
が、スカイに贈った言葉に嘘があったかと問われればそれも否である。そうで無ければ、彼がここまで頭を抱える事は無い。真剣に、真っ直ぐに、スカイを想えばこそ出た言葉であった。
トレーナーは、せめてスカイが好意的な返事と共に、せめて契約が解除されるまでは良好な関係で居続ける事が出来るよう、ただ只管に祈るのだった。 - 7二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 23:44:03
トレーナー室を飛び出したスカイは、今日使うトレーニングルームへと脚を急がせる。
長い付き合いになったスペシャルウィークとキングヘイローと戦った秋の天皇賞以降、かなりの期間を療養に当てていたという事もあり、まだあまり無理は出来ない。
それでも────。
スカイは思った。真っ直ぐに自身への想いを告げた彼に、自分もしっかり応えたい、と。
今日は、ダンスレッスン。それなら、この手でいこう。
まずは、脚の調子を確認しながら少しずつ身体を動かして、振り付けの確認。もしも調子が良ければ、そのままウェイトを上げていく。あまり負荷は掛けられないし、痛みが出ればすぐに中断となるだろうが、それでも今日のダンスレッスンは時間一杯まで続けられそうな気がする。
そうして後はクールダウンだけ、という時に、トレーナーさんを呼び止める。あとほんの少しだけ、見て貰えませんか? どうしても見て頂きたい箇所がありまして。
そう言って、トレーナーさんが私の正面に戻ったら、音楽を流す。次のレースのウイニングライブ曲・NEXT FRONTIER……ではなく、さっきの動画の曲を。
トレーナーさんが驚く間も無くサビが始まって、私は踊る。そして、歌う。Never gonna give you up,Never gonna let you down。
驚きで目を丸くするトレーナーさんが見守る中、サビを踊りきって一言。
「これがセイちゃんからのお返事、という事で」
私だって、さよならなんて言うつもりは無いし、諦めるつもりなんてない。そっちがその気なら、策も仕掛けもない真っ向勝負で行こうじゃありませんか。
そう心に決めたスカイは嬉しそうな笑みを浮かべながら、ダンスレッスンの舞台に立った。無事に始まったトレーニングに彼が内心安堵の溜め息をついていた事など、知る由もない。
スカイはただ只管に、この後に控える一世一代の大勝負に向け、ダンスと共に想いを昂ぶらせるのであった。 - 8二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 23:45:42
「……それにしても、珍しい事もあるのね。スカイさんが遊びの誘いを断るなんて」
スペ達との待ち合わせ場所に向かう道すがら、キングはぽつりと呟いた。
スペとエルから久しぶりに皆でゲームセンターでも、という誘いにキングは二つ返事で了承したが、スカイはその場で用事があるから、と断り、その場を後にしていた。
まあ、偶にはそういう日もあるわよね、フラワーさんとお出かけかしら。
そんな事を考えながら歩いていると、不意にキングの視線の先に見知った顔が映った。
「……スカイさん?」
彼女が認めた一流のライバルを見間違うハズもない。思わず声を掛けようとしたキングだったが、その為に開いた口をすぐさま閉じた。
普段の私服よりもずっとお洒落にコーディネートした可愛らしい姿、そわそわと時計を気にする仕草。
そして、ふと視線を前に上げた瞬間、まるで青空に輝く太陽のような笑顔でその先へと駆けていく。スカイは、そこに現れたスカイのトレーナーと二言三言言葉を交わすと、手を繋いで街中へと向かっていった。
「キングちゃん!」
不意の呼び声に振り返ると、スペシャルウィークが手を振りながらこちらへと向かってきた。
「あら、スペシャルウィークさん。偶然ね」
「うん! 今、あっちの方見てたけど、誰か居たの?」
スペはキングが見ていた先の雑踏を不思議そうに見つめる。その姿に、キングは務めて自然な笑顔で応えた。
「いいえ、何でもないわ。それより、早くいきましょう。グラスさんを待たせると怖いわよ?」
「そうだね、行こう、キングちゃん!」
スペの明るい声に促され、キングは脚を動かす。そして、ちらりと先程見ていた方を振り返り、一瞬だけ遠くに見える二人の姿を捉える。
キングは嬉しそうに笑みを浮かべると、心の中で一流のライバルへの祝辞を贈り、スペと共に待ち合わせ場所へと急ぐのだった。 - 9二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 23:50:58
以上です。ありがとうございました。
カウンターは貰うけどしっかり想いを伝え合って結ばれるセイちゃんとセイトレからしか摂取出来ない栄養素がある。
この尊さはDNAに素早く届く。 - 10二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 23:51:44
リックロールじゃねえk……
……🌥🎣
初手のチョップで親密さがよくわかるのとなぜか甘酸っぱいGive You Upがスーッと聞いてきて
鼻歌うたっててほしい - 11二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 23:52:08
応援スレに推薦しておいた
- 12二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 23:53:52
釣りだけど釣りじゃなかったねぇ
- 13二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 00:02:27
このレスは削除されています
- 14二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 00:10:10
釣られたと思ったら良SSだったでござるの巻
名曲と告白のコンビネーション、良いよね……(語彙) - 15二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 00:11:49
このレスは削除されています
- 16124/05/17(金) 00:17:09
読んで頂きありがとうございます(名前無かったので再送)。
セイちゃんとセイトレは最終的にすごくすごい気兼ねなく一緒に居られる関係になると良いなと思います。個人的卒業したら速攻同棲するランキング1位です。
一緒に過ごしながら鼻歌歌うのめっちゃ良いですね……。
初めて自薦を追い越されました、推薦戴きありがとうございます!
こういった形式は初めてでございました。お楽しみ頂けましたら幸いです。
釣りと見せかけて……というコンセプトにしようと思って書いたのですが、思った以上にロングになりました。
リックロールが有名ですが、紛れも無く愛を語る超名曲だと個人的には思います。リック・アストリーは良いぞ……。
- 17二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 06:26:32
見事に釣られてしまった……歌詞にダンスで返事するセイちゃんが良き
- 18二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 06:32:05
ただ釣っただけで終わらぬとはさすが
釣り動画が切っ掛けになるとはご友人もそこまでは…いや考えてたりしたのか? - 19二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 12:04:43
このタイプのスレタイ詐欺SSは初めてだったけどセイちゃんが幸せそうなのでOKです
なんかのパーティでドロワ衣装と正装であの曲をBGMに踊ってそう - 20二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 17:38:20
よく知らなかったけど海外の釣りミームだったのね
- 21二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 18:05:18
俺の壊滅的な英語力じゃロクに聞き取れなかったけどこれラブソングだったんだ。後で和訳調べよ。
SS、長かったけど無駄なところはなくて、よかったです。結局は釣り餌のつもりであろうスレタイも当たらずとも遠からずだったわけですね。 - 22124/05/17(金) 22:16:19
読んで頂きありがとうございます!
ドロワよろしく素敵なダンスと歌で返事するセイちゃんはきっと素敵な笑顔を向けていると思います。
釣りで終わらせるにはもったいないと思ったのが始まりでした。
友人トレは動画を見たトレーナーを想像して笑っていることでしょう。セイちゃんが先に見たのは想定外かもしれませんが、それはそれで満足してると思います。
自分がSS書くと長くなりがちなので1レスでスレタイ詐欺SSを書き切る皆様は永遠にリスペクトしています。
セイちゃんとセイトレが幸せそうにダンスする姿……良いですね!
馴染みの薄いネタで失礼致しました。
初見のインパクトがすごい釣りは他にもありますが、コレで曲と歌手と知った自分としてはすごくすごい印象に残りました。
和訳を調べるとストレートに愛を語っているので是非。
無駄が無いと言って頂けて嬉しいです。スレタイはあっちの世界っぽいタイトルを適当に考えたハズでしたが、改めて見ると内容にかなり引っ張られてましたね。
- 23二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 03:47:19
(この曲がラブソングだなんて)知らなかったそんなの…
ちゃんと攻めきった後に反撃もらってるの良き…そしてちゃんと返すのも良い… - 24二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 11:15:23
空気が読める一流キングヘイロー
お洒落コーディネートセイちゃん見たいすぎる - 25124/05/18(土) 20:45:09