蒼崎橙子の幸せ結婚生活【ガレス精神】

んじゃ、軽めのネタだけ。

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「パパ、どうしたの？」
「珍しい。また橙子さんからだ」

私の愛する父が微妙な表情で眺めた封筒は、エルゴさんたちが旅立った翌週に届いたものだった。封筒の宛名は前と同じく両儀幹也。私は会ったことがないけど、手紙の作法は知らない人なのかしら。

「は？」

素っ頓狂な声を上げたのはお母様。いつのまにか縁側に来ていたみたい。封筒の中身は数枚の写真と、メッセージカード。……、これは。

「綺麗な花嫁さん、ね？」

写真の中には、ヨーロッパの街並みの中で幸せそうに微笑む女性と、はにかむ青年の姿があったのである。

「そんな、橙子さんに、負けた……！？」

鮮花おばさま。それは流石に失礼だと思いますよ。

>>39

39二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 15:34:26

>>38

いいですな…続けて？

>>42

40二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 20:03:17

あげ。

41二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 20:50:48

ご祝儀に敢えて偶数を入れる青子

42二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 22:00:59

>>39

しょうがないにゃあ……

適当に書いた故の雑さは赦されよ。

case.久遠寺有珠　蒼崎橙子の結婚報告「ふぅん？蒼崎の姉貴がねぇ……？」
昔馴染みの温泉旅館は私が初めて訪れた頃より活気があった。あの事件の折に発見された秘湯は隈乃温泉とその持ち主にそれなりの富と恩恵をもたらしたらしい。

それでも、私宛に届いた写真を眺める姿は、昔のままだった。

「青子も嬉々としてご祝儀を包んでいたわ。ご丁寧に偶数で」
「え？まだ仲悪いんだっけ？」
「ええ。直接殴り合うようなことは減ったけど」

かつてのような、ルーンや無数の人形を介した大規模な魔術戦はしなくなった。

本人曰く「弱くなった」とのことだが、別のこと、別の縁が彼女の角を取ったようにも感じた。それが今回の手紙にも繋がったのだろう。
青でも赤でもない、純白のウェディングドレス姿で写真に映る彼女は、何処にでもいる幸せそうな女性だ。

「橙子さん、だっけ？街中のパチンコで打ってた印象しかないなぁ。すらっとした美人さんで、メガネかけて優しそうで。当時、いいなぁって思った」
「木乃美くん、奥さんが見てるわよ」
「ひえっ」

昔馴染みを揶揄いながら、出された緑茶を啜る。紅茶派だけれど、こういう場所で飲むのは悪くない。

私も少しは変わったのだろう。
彼が変わったように。彼女が変わったように。…telegra.ph

>>43

43二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 22:10:09

>>42

いいですな、ありがとうございます。

44二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 06:48:31

保守

45二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 11:44:06

純愛イチャラブエッチ…いいよね

46二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 19:16:26

橙子さんを幸せにしたい大輔兄さん概念