【エ駄死・閲覧注意】俺は救護騎士団に閉じ込められたい先生2

  • 1二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 10:53:46
  • 2二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 10:54:12

    救護騎士団に監禁されて8日目
    ミネに朝食をもらって少しした頃、ノックと共に扉が開いた
    “…セリナ…”
    「先生、どうしてそんな風に怯えた目を向けるんですか?」
    “…セリナ、お願いだからこんなことはやめてよ…私は、もう辛いんだ”
    「……私も辛いですよ、先生に辛く当たるのがどれだけ辛いことか」
    セリナの手が首筋に触れる
    なぞるように、優しく頬を包む、平手で打たれた部分が熱くなる
    「…先生、私にこんな事、させないでください…よく考えてください」
    「先生はここに運び込まれた時点でそれだけの理由があったのに、ずっと反抗して、そんなの…しつけるしかないじゃないですか」
    “でも、こんなやり方…!”
    「先生、今だけですよ、今だけ我慢してくれれば、それで済むんですよ?」
    “…そんなの…ダメだよ、私は私のやるべき事が…”
    セリナの手が首筋に触れる
    “…ご、めん…やめて…”
    「何もしませんよ、先生」
    セリナの手が離れたと思うと、後頭部を抱きしめられる
    「…私は先生の味方ですから、先生が私の事を嫌いにならない限りは」
    “……うん”

  • 3二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 11:07:46
    セリナとミネの口論「セリナ、話があります」

    「どうかしましたか?団長」

    「…最近のあなたの行動は何かと目に余りましたが、流石に昨夜の事は看過できません」

    「何のことでしょうか?」

    セリナがすっとぼけるように首を傾げる

    「……シラを切る、というのなら…」

    「もし、それを注意するのでしたら…団長はそれをするつもりがないということになりますけど…いいんですか?」

    「っ!?」

    ミネの手からショットガンが落ちる

    「ミネ団長、私が昨夜行った事は、適切な医療行為だと考えています」

    「成人男性がこのような環境で何もたまらないはずがないじゃないですか、先生の為なんですよ」

    「それを何故、深夜、先生の了承も取らずに行ったのですか…」

    「それは勿論、先生なら拒否するからです」

    「だとすれば…そのような事は!」

    「今日は団長がやりますか?」

    「な…!?な、何を…!」

    「素直になりませんか?だって、先生を連れてきたのは、団長ですよね?」

    「それは、必要なことで…」

    「本当にそうですか?そんな事しなくてもなんとかなったのでは?」

    「…先生は、自分で自分を制御できません」

    「そうですか、なら、先生がここを出てシャーレに帰った後…そうですね」

    「ハスミ副委…
    telegra.ph
  • 4二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 11:11:05

    う わ で た よ

  • 5二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 11:15:06

    略奪どころか誘導されてる

  • 6二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 12:10:23

    待ってた
    セリナ最近少し変
    お前最近少し変

  • 7二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 12:27:49

    このレスは削除されています

  • 8二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 12:30:48

    “セリナは私をどうするつもりなんだろう”
    考えるほどわからない、でも、このままじゃマズイ
    なんとかして手錠を外して、逃げ出さなければならない
    “……バレたらどうなるんだろう”
    それを想像するだけで震えてしまう、大の大人が女の子に叩かれる事を恐れるなんて、なんて情けない…
    それでも、痛みは恐ろしい、その上どんな制限をかけられるのかと思うと…
    でも、それでも、ここからは逃げ出さなければならない
    ここにいてはセリナがおかしくなる、セリナの為にも、逃げなくてはならない
    (ガチッジャラッ…ガチャッ)
    “…外れないよね、やっぱり…硬すぎる”
    …失敗の恐れはあるけど、やっぱり選択肢は一つしかない、次にセリナが来た時がチャンスだろう
    “……よし、やるしかない…!”

    ノックと共に扉が開く
    “…セリナ”
    「お昼ご飯をお待ちしましたよ、先生」
    “…セリナ、お願いがあるんだ、これを外してほしい”
    「ダメです、その手錠がないと先生は…あれ?」
    “ずっと痒くて仕方ないんだ、お願いだから…”
    (…肉がえぐれて血まで…!)
    「わかりました!すぐに手当しますからじっとしててくださいね…!」
    (カチャカチャ…カチン)
    「外れました、すぐ手当を…」
    “…ごめん!”
    セリナを押しのけ、扉へと走る
    “これを逃したら、もうチャンスはない…絶対にここで逃げるんだ!”
    ドアを開き、廊下へと出て、そのまま走って…逃げ出す

  • 9二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 12:32:17

    次は腱とか切られそう

  • 10二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 12:34:19

    いやいや、ここはもう首輪つけてしまおう

  • 11二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 12:41:14

    「先生…!?ど、どうして…」
    正面から歩いてくるミネと出会してしまった
    “み、ミネ!?退いて!!”
    “(ミネならきっと見逃してくれる、このまま…)”
    (ガシッ)
    “…え?”
    「戻りましょう、先生」
    “い、嫌だ!ダメだ!ダメなんだよ!離して!”
    「…戻りますよ」
    …ミネの力に敵うはずもなく、部屋に連行されてしまった

    「先生、私、本当に心配したのに…」
    「セリナ、暴力はいけません」
    「わかってます」
    もう、死にそうだ、怖い、震えで歯がガチガチと鳴る
    何もされてないのに涙が滲み出てくる
    「恐れる必要はありません、先生」
    ミネがベッドに腰掛け、私の頭を自身の膝へと誘導し、寝かせる
    「先生、とりあえず腕を出してください」
    セリナが掻きむしった手をとり、優しく手を取る
    「消毒します、少し痛いですよ」
    “っ…”
    消毒液が染みる、少しして、軟膏を塗られ、傷口をガーゼで覆われて包帯で固定される
    優しい対応が逆に怖い、これはなんなんだろう、私は今からどうなってしまうんだろう
    「怯えなくていいんですよ先生、もう痛い思いはしなくていいんですよ」
    「先生、ごめんなさい、私がまだ未熟だったから、先生を留める方法をわかってなかったから」
    “な、なにを…?”
    「先生、先生が帰る場所はここです、居場所もここです、ですが恐ろしい場所であっては逃げ出したくもなります」
    「なので、先生にとって理想の場所になるように努力しますから」
    “…え…?”

  • 12二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 12:41:46

    とりあえず今日はここまで、他のこととかクリニックとかやるので続きはまた後日投下します

  • 13二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 12:45:16

    物理ではなく心で縛りに来たか、だが…?

  • 14二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 13:13:43

    またスレ落ちるぞ、今日やれ

  • 15124/05/18(土) 17:50:01

    こっちの内容が過激だからかあんまり書くと即座にホスト規制されるのよ…だから日を分けて書く

  • 16二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 20:33:31

    このスレの前のヤツまとめられてたよ!

  • 17124/05/18(土) 22:05:26

    見ました、ビビりました、物好きがすぎると思いました

  • 18二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 22:06:28

    やはり監禁は一般性癖......

  • 19二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 22:06:46

    さあ楽しんだならこっちを書け

  • 20二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 22:08:45

    動画見たら1いるのは笑うやん

  • 21二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 22:45:55

    今日は続かないの?

  • 22二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 02:58:01

    >>14

    あんまり急かさないで、保守がてらの感想書き込みでもするのじゃ

  • 23二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 11:02:12

    2人が部屋を出てしばらく経った
    …何もかもが激変してしまった、怯えなくていいと言われても、わからない
    手錠は外されたのに、動く事が怖い
    トイレも自由に行ける、シャワーも申し出れば傷の防水保護の後なら自由に行けるらしい
    どういう理由なのかがわからない、これもしつけなのだろうか?
    それとも、何かがいい方向に進み始めたのだろうか?
    わからないのが怖い、何が地雷で何が安全なのか、もしセリナの地雷を踏んだらまた叩かれるのではないか
    …恐ろしくて仕方ないのだ、抵抗しようにも、向こうのほうが圧倒的に強いのだから
    そんな諦めに私の心は支配されている
    コンコンコン、というノックの音に体が跳ねる、心臓が強く鳴り始める
    「先生!ご飯を持ってきましたよ!」
    “は、ハナエ!”
    ああ、良かった、胸をつい撫で下ろす
    そういえばしばらく会えてなかったな…
    “元気だった?何も変わりはない?”
    「はい、どうしたんですか?」
    “ハナエのことが心配になっちゃって”
    …嘘だ、わかっている、私自身の心配をしているだけだ
    “あれ、これ、ハナエが作ったの!?”
    「はい!頑張りました!」
    “すごく美味しそうだよ…!”
    肉じゃがにお味噌汁、お漬物と味つき混ぜご飯、てっきり料理は得意じゃ無いのかと思っていた
    “いただきます!うん、美味しいよ!”
    味付けは少し甘すぎたりしょっぱかったりはする、それでも真剣に作った事が伺える
    「良かったです!」
    特に混ぜご飯、これのしょっぱさがキツくはあるが、甘い味付けの肉じゃがに合わせると意外と悪く無い
    “ごちそうさま、おいしかったよ”

  • 24二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 12:00:55

    「そういえば、先生」とハナエが切り出して薬と何か別のカップをくれる
    「不安で眠れないだろうからって、団長が渡すようにと…このカップの中身は普段より強い薬みたいです」
    “そっか、ありがとう”
    「それでは、また来ますね!」
    ハナエを見送り、のんびりと横になる
    睡眠薬を飲めば明日になる、でも、コレを飲まなければ…
    私は選ぶ事ができる、きっと深夜の時間帯であれば…警戒は多少手薄だ
    わかってる、また怒られる、今度は片手では済まないだろう
    “……”
    しばらく薬と睨めっこをした後、その日は飲むことにした
    カップの中身は…どうにも気が進まなかった
    “はあ……私は、どうしたら…”

    「……飲みませんでしたか、残念です」

    “…ん…?うわっ!?せ、セリナ!?”
    「おはようございます、先生」
    いつの間に、いや、時計を見るとすでに起床時刻を過ぎていた…
    なんて事だ、寝過ごすなんて…と思ったのも束の間
    “待って何してるの!?なんで私…”
    「だって先生、昨日シャワーを浴びませんでしたよね?体を拭かないと」
    “だ、だからってズボンまで…あ…”
    この感覚、もう全部拭かれた後か…
    「すみません、でも清潔を守るためですから」
    “…うん、ありがとう…”
    まあ、もうセリナにはこれ以上のものを見られてるし、拭かれてもいる…諦めも大事だろう
    「先生、朝ごはんはこれですよ」
    “あっ…救護騎士団でもこういうもの食べられるんだ…?”
    出されたのはハンバーガーとポテト、それから炭酸飲料、健康とは真逆のファストフード

  • 25二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 12:01:28

    「どうしてですか?…あ、もしかして体に悪いと思ってますね?ちゃんと健康に気を使ったメニューですよ」
    “そうなの?”
    といいつつポテトを頬張る
    太めにカットされたホクホクしたポテトは適度に塩気があって最高だ
    「たとえばそのポテトは揚げてません、軽く油を塗ってグリルしてあるんですよ」
    “へえ、そうなんだ”
    ハンバーガーはレタスやトマトをはじめとした野菜がみずみずしくて、お肉以上の存在感を出す
    ジュースもどうやらフルーツのジュースにガスを混ぜた物のようだった
    “うん、どれもすごく美味しいよ!”
    「それはよかったです」
    “お店で食べてるみたいだけど、これも全部使ってるの?”
    「はい、もちろんです」
    “すごいなぁ…”
    心の底からそう思う、こんな料理を嫌な顔一つせず毎日出してくれる
    そんなの私には無理だろうな…
    (…でも、先生は食事や環境では、ここに縛り付けられませんよね?)
    (きっと今もあなたの頭の片隅には、ここでは無い場所へと帰る事があるんですよね?)
    (絶対に、させませんから)
    「…また、美味しいものを作ってきますからね」
    “楽しみにしてるよ”
    “(……)”

  • 26二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 12:01:58

    私監禁される側がする側の暴力や理不尽さ、優しさとヒステリーの飴と鞭でどんどん依存してくやつ好き!

  • 27二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 12:03:39

    >>26

    奇遇だな、お前も家族だ

  • 28二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 12:06:22

    >>26

    理解できる

  • 29二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 12:08:01

    その考え方大変えっちだと思います

  • 30二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 12:15:53

    実に美味しい概念だ…

  • 31二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 12:38:45
  • 32二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 14:07:56

    監禁されている。。。

  • 33二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 14:10:40

    >>31

    こっちでもセリナに監禁されてて笑うしかない

  • 34二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 14:18:21

    先生は監禁される運命か

  • 35二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 18:54:52

    また動画にされてるけど、追いつかれるだろこれ

  • 36二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 20:01:17
  • 37二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 22:15:54

    監禁系で見たい事全部書いてくれて嬉しすぎる

    >>26

  • 38二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 22:42:48

    「…先生、お邪魔します、お昼ご飯をお持ちしました」
    “ミネ…ありがとう”
    コトン、とぼんが置かれる
    お昼ごはんは…
    “カレー…じゃない?”
    「カレーは刺激物です、人によっては摂取すると痛みを感じたりする場合もあります」
    「なので、救護騎士団では代わりにハヤシライスを採用しています」
    “ああ、ハヤシライス…”
    成程と思いながらスプーンを手に取る
    トマトの香り、カレーとは違う優しい香りが食欲をそそる
    一口含むとまず甘さ、そしてほのかなスパイスの香り
    肉の旨みとトマトの香り…なんで美味しいんだろう
    “カレーとは違う美味しさだね”
    「ええ、そうですね」
    “スプーンでいいのも楽で凄く食べやすいよ、気を遣ってくれてありがとう”
    「……ええ」
    “…ミネ?”
    ミネは静かに見ているだけ、何か、変だ…
    「先生、食器を下げさせていただきます」
    空になった食器が直ぐに下げられ、ミネは部屋を出ていく
    “……何だったんだろう…それにしても、いつもよりお腹いっぱいだからか少し眠いな”
    “…やることもないし、少し眠ろう”
    そのまま、意識は微睡の中に落ちた

  • 39二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 03:46:42

    もしかしてセリナから渡された薬を…?

  • 40二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 07:38:22

    こんなん生殺しやろ、何が起きたんや

  • 41二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 15:51:51

  • 42二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 19:01:39

    また規制か?それともお遊びか?

  • 43二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 20:58:29

    …ごめんなさい、先生、でもこれは先生にここにいてもらう為ですから」
    「だから、許してくれますよね…?」
    声が聞こえて、泥のように感覚のない身体をなんとか動かした、悲鳴のような声がした
    誰の声だろう、とにかく、目を覚まさなくてはならない、必死に目を開けた
    “…ミ、ネ…?”
    「な、なんで…!」
    “…なに、が……うっ…”
    …何が起きたのか、分からない
    身体を強く打ったのか、全身に鈍い痛みが走って、また意識を失ってしまった
    “……ん…ん?”
    …身体が痛い、しかも、布団やら着てるものまでめちゃくちゃだ
    手錠が外れたからってこんな酷い寝相になるものだろうか
    “……そろそろ夕飯か、変な時間に寝ちゃったせいで胃が熱いよ…”
    若干の気持ち悪さを覚えつつ、身なりと寝床を整える
    “……はぁ……私は、どうしたらいいんだろう”

  • 44二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 20:59:10

    >>42

    察しがいいな!規制だ!そして今は書き溜め文をフリーWiFiから投下している!

    急に反応が消えたならそういうことだ!よろしく頼む!

  • 45二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 21:22:01
    日誌3セリナを問い詰めた、最初こそシラを切られたがあっさりと白状した、いや、それとも違う

    むしろ知ってほしいと誇らしげに語られた、私に自慢をしているのだろうか

    直接的には答えなかったが、肯定された、そして私の中の劣情を肯定された

    私自身が否定したそれを肯定された、私は勝てなかった、その一言から、セリナに負けた

    セリナのあの手が触れたのは…

    私は、羨ましいと思った、そして、憎いとも

    だけどそれ以上に、愛しい何かを見てしまった

    セリナにとっては私なんてなんの障害にもならないのだろう

    …先生はこのままだとうつ病になると言っていた

    それは的を射ている、人は仕事が上手くいかないとうつ病になる傾向にある

    障害に道を閉ざされた時こそ心を病む、本来の職責を取り上げられた今こそその時なのだろう、そして心を病んだ先生を依存させる

    ……その方が健全だと言っていた、それに私は肯定した

    してしまった…

    受け取ってしまった

    ごめんなさい、弱い私をどうかお許しください

    ごめんなさい、このような形でしか愛を伝えられずごめんなさい

    私の心は、常にあなたに向いているので、どうか許してください



    先生が廊下を走って逃げ出そうとしていたのを、取り押さえてしまった…
    telegra.ph

    今日はここまで

  • 46二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 23:52:00

    うわあ、すごい終わり方しちゃったぞ?

  • 47二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 23:53:06
  • 48二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 23:54:05

    感想戦に使われてるけど、進行遅いし保守のためにもちょうど良さげだな

  • 49二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 23:54:15

    押し倒したの先生側だしへーきーへーき

  • 50二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 23:56:55

    カヤとのデートどこ?ここ。

  • 51124/05/20(月) 23:57:34

    >>48

    別に問題ないんだけど、地獄になったら困るかな

    こどもクリニックは正直セリナ強化を望む人が増えて持て余し始めた…

    ゼノブレイド2でシュルク(1主人公)を主人公にしようとしてるみたいな感じでちょっと困ってる

  • 52二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 23:58:52

    スレの趣旨や区別がつかない人が増えましたよね…
    何言っても絶対に聞き入れないでしょうし、そこはスレ主が適切に管理や取捨選択をするしかないかと

  • 53二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 23:59:17

    セリナは5%の確率で監禁するくらいのオチ要員がちょうどいいんだ

  • 54二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 07:26:37

    一応あっちとこっちは別スレだからねぇ

  • 55二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 09:03:40

    1がセリナをラスボス枠にしたのも悪いとは思う
    ただ、悪ノリが過ぎたのも悪い

  • 56二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 09:08:29

    来る人指定ですでにミサキ撃破済みとか、思い通りにしたい人増えちゃってるけどそれはまあ、そんだけ好きになったと思えば…

  • 57124/05/21(火) 10:34:26

    ごめん、なんか喧嘩の原因になってるね
    こっちと後はちょっと放置してる別があるからしばらくクリニックは控えます()
    まあ、建てたやつが言うのも変な話だけど、気楽に行こう

  • 58二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 11:38:59

    他にも立てたスレあんの?

    >>57

  • 59124/05/21(火) 11:52:23

    >>58

    いや、ハーメルン

    元々不定期だけど最近ちょっと更新遅くなったかなって…()

  • 60二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 12:03:21

    いいからお前はさっさと書け、本当に監禁されてでも書け

  • 61二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 12:17:26

    >>59

    今すぐタイトルかURLを書くのだ

  • 62124/05/21(火) 12:19:30

    こことは全然毛色が違います、書き方も何もかも違うんですが、ACとのクロスがやりまくて書いてます…
    燃え残りってやつです…

  • 63二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 12:20:10

    お望み通り監禁して書き終わるまでカンヅメにしてやれ

  • 64二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 12:21:20
  • 65二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 12:22:35

    頼むから誰かこいつの手をキーボードかスマホと接着してくれ
    さっさと書け

  • 66二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 12:25:20

    とんでもねぇクソ野郎だ、さっさと両方書け
    マジで早くしろ

  • 67二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 12:29:05

    もう全部1が悪いでよし、解散解散
    とりあえずこっちの次の更新待ってる

  • 68二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 12:41:15

    あんまり急かすんじゃありません!!

  • 69二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 12:46:51

    >>68

    好きなやつ両方同じ筆者で両方更新待ちしてる人間の気持ちがお前にわかるか!!!

  • 70124/05/21(火) 19:24:48

    1です、ホントにごめん
    責任もって、今日完結手前まで行きます
    どうかお許しとお付き合い願います

  • 71二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 20:56:30

    普通に楽しみ。気長に待つから渾身の頼んます。

  • 72二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 20:57:09

    ぼんやりと窓の外を眺める

    …時間がただ流れる、焦燥感はもう無い、何もしていないことへの焦りはもう感じることすらできない

    どうすれば良いんだろう?それがずっと頭の中で木霊している

    …ずっとこのままなのだろうか?

    「先生!晩ご飯ですよ!」

    “あ、ハナエ、ありがとう”

    「…どうかしましたか?」

    “ううん、なんでもないんだ…”

    ハナエに相談しても、仕方ないだろう…

    大人しく今は食事を摂ることにする、何を食べたのかすら覚えてない、味も、食感も

    美味しかったかどうかさえ、分からなかった気がする

    「…薬がまだ抜けてないのかな…?」

    “え?”

    「あ、なんでもありません!」

    “…うん…?そう…”

    “…あれ、ハナ、エ…?”

    カラン、と手に持っていた何かを落とした

    体に力が入らなくて、いつのまにか横たわって眠っていた

    “…あ、れ…”

    何かおかしいぞ、何かがおかしいのだ

    だけどそれを理解する前に、混濁した意識は闇に沈んだ

    朝顔の嫉妬…ずるい、それが理由だった

    だから、私のものにしよう

    それ以上の理由はいらない

    団長が薬を混ぜたのも見てた、セリナ先輩がやった事も知ってる

    ……なら、私も同じようにしよう

    そう思って、私も薬を混ぜた、先輩の真似をすればいいのだから簡単だ

    グレープフルーツジュースに混ぜた薬を飲ませる

    それだけで良いんだから…


    こんなはずじゃなかった、こうなるなんて知らなかった

    先生は泡を吹いて、倒れて、私は、どうして良いか分からなくて

    「ハナエちゃん!」

    セリナ先輩が直ぐに来た、状況を把握していたように素早く処置をしていく

    呼吸の確保をして直ぐ、うつ伏せにさせ、胃の中身を無理やり吐き出させていた

    私は、ただ見ていることしかできなかった

    目の前で、人が亡くなりかけているのに

    私が、殺しかけていたのに…
    telegra.ph
  • 73二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 22:49:56

    “う……ん…?”
    …朝だ、イヤな気分だ、夢見が悪かったことだけは何故か覚えている
    「先生、お目覚めですか?」
    “……セリナ、どうしたの?”
    涙目のセリナと目が合う
    少し視線を落とすと、ハナエはベッドに寄りかかったまま眠っている
    泣いていたのだろう、目元が赤く腫れている
    …何かあった、それだけは確信できる
    だけど、何があったのかは分からない
    だから、話を聞こう
    ……そうだ、怯える必要なんてない
    目の前にいるのは、困っている生徒なのだから
    「…少し、やり方を間違えてしまったようです」
    “…そっか、でもそれがわかって良かったよ”
    “……セリナは、どうしたいの?”
    「……私は、先生にここにいて欲しいです」
    “そっか”
    全てが簡単に変わるわけではないけど、きっと何かが変わり始めている、少なくともセリナの中では
    「…診察をしますね」

  • 74二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 23:30:07

    なんで朝顔?

  • 75二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 23:36:55

    >>74

    朝顔はハナエの苗字ぞ

  • 76二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 23:40:58

    >>74

    >>75

    多分それもあるんだけど、勝手に思ったのは朝顔って梅雨のお花で、太陽をあんまり見れないじゃない?

    嫉妬って部分で先生を太陽に重ねてかけてるんじゃないかと思った

  • 77二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 07:31:39

    >>76

    それあじさいじゃね

  • 78二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 09:20:26

    >>77

    恥ずかしいけど消せなくなったから忘れてくれ

    1、続きは未だか

  • 79二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 18:57:04

    保守

  • 80二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 04:54:28

    1死んだ?

  • 81二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 11:19:21

    2日空いたくらいで死んだとか言うもんじゃありません

  • 82二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 21:04:12

    セリナの診察を受けて少し経ってハナエが目を覚ました
    …何か言いたげだったが、未だ呑み込めて無いのだろう、仕方のない事だ
    セリナから何があったのかは聞いた、過剰摂取、そして本来薬品と合わせてはいけないグレープフルーツを合わせて摂取したこと
    私は死にかけた、この救護騎士団のカゴの中で
    セリナやミネからすれば、絶対的な安心のはずの、この場所でそれが起きた
    それは何かが瓦解するには充分な理由になり得るだろう
    2人はそのまま部屋を出て行った
    …これを機に心変わりしてくれることをただひたすらに願うばかりだ
    ノックと共に扉が開く
    “ミネ、食事の時間には早いと思うけど”
    「……ええ、その、申し訳ありません」
    “…気にしなくて良いよ、大丈夫、私も確かにこの数日間でかなり体調が良くなったから”
    「……」
    “…ミネ、ごめんね、私もようやく目が覚めたんだと思う”
    “だから、やっぱり私は帰るね”
    「…はい、私はもう、止めません」
    「…結局、私達は、自分のわがままも貫き通す事もできませんでした」
    “それで良いんじゃないかな、ミネも、セリナも…みんなまだ、先があるんだから”
    “今回は、良い勉強になったと思えばいいんだよ”
    「……ハナエは、きちんとケアします」
    “うん、ありがとう、そういってくれて安心したよ”
    “でも…やっぱりもう一度ハナエと話してから帰ろうかな”
    「…でしたら、もう少し時間をおいていただければと思います」
    「セリナが宥めていますがやはりショックが大きいようで」
    “…うん、じゃあ少しだけ時間を空けるよ”
    …2人が納得してくれて良かった
    これでこの騒動は幕を閉じる、連邦生徒会への言い訳は救護騎士団と上手く口裏を合わせる事にした
    元々急に消えても碌に探されないのだから、こんな事に深く追及する余裕はないだろう
    みんなへの言い訳もちゃんと用意する、今回の件は、私たちだけの秘密にしよう
    それで今回の一件はおしまい

  • 83二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 21:04:34

    “ハナエ、少し良いかな?”
    「……先生…?」
    “この部屋暗いね、電気つけるよ”
    ハナエは空き病室の隅で座り込んでいた、きっとずっとそうしていたのだろう
    私には1番会いたくなかった筈だ
    「な、なんで来たんですか…!?」
    困惑、少しすると怒られると思っているのか、怯えを見せる
    “…ハナエ、大丈夫、私は元気だよ”
    “不安そうな顔をしないで、何も怒ったりなんてしてないから”
    「…なん、で…?」
    困惑の色がより強くなる
    “…誰だにって、失敗はあるからね…”
    “それに、今回は…まだやり直せる失敗だったから”
    “ハナエも、自分を許してあげてね”
    「……どうして…ですか?」
    “だって、こんな事でハナエが落ち込んでたら、私が悲しいからね”
    「先生が…?」
    “うん、私はハナエの元気な笑顔が大好きだからね”
    “だから、ハナエの笑顔が見られないのは、とっても悲しい…”
    “今は無理でも、笑ってくれる日を待ってるから、だから、私は行くね”
    「……わかりました」
    こうして、私は救護騎士団を後にした

  • 84二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 21:04:52

    連邦生徒会からのお叱りは厳しかったし、その間の当番の子達にはキツいお小言を連日もらった
    積み上げられた書類の山は…
    「この書類はどうしましょうか?」
    “うーん、要らないかな、そっちの書類はこれと同じにしてくれる?”
    「先生、こちらは…」
    “コピーを取って、そっちの封筒に入れて連邦生徒会宛のハンコを…”
    「わかりました…ところで先生、何か焦げ臭いような…」
    “…ほんとだ”
    「先生ー!食堂が…!」
    「ハナエちゃん!?」「すぐに救護を!」
    …救護騎士団の連日の協力のもと、3日をかけて完了させた
    今回の一件は、私の体調管理の不備ということでおわり
    それで良い
    この元の日常がどれほどかけがえないことか、私はよく知っているのだから

  • 85124/05/23(木) 21:05:59

    とりあえずいつ規制されるか分からないから謝罪より先に投下させて頂いた!
    大変申し訳なかった!!!どうかこれにてご容赦いただきたい!
    保守への感謝と、深い謝罪を述べさせていただく!!
    規制は勘弁してくれ!!

  • 86124/05/23(木) 21:08:55

    なんか腑に落ちない終わりになってるとは思うが
    拾うものを拾わないことで大団円風にしてます
    私は辛い終わりは苦手なので

    ええ、厄ネタは拾ってないだけでたくさん仕込んで、拾ってません
    拾わない事で仮初の幸せが見られるのですから…

  • 87二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 21:09:14

    完走乙、巻き込み規制はどうしようもないからねぇ

  • 88124/05/23(木) 21:10:20

    >>87

    ありがとう!本当にありがとう!

  • 89二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 21:11:07

    >>78

    月だと思えば良いよ、朝顔は多分夜には枯れてるはずだし

  • 90二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 22:07:01

    え、テレグラフ禁止になってる…

  • 91二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 22:07:59

    仕方ない、コピペするか

  • 92二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 22:09:41

    「…私は、先生にここからいなくなってほしくありません…」
    …そう言った、確かにそう言ったのに
    私は先生を見送るしかない、見送らなきゃ、行けない
    先生は、今日ハナエちゃんの所に行くらしい、そして、きっと…
    「……」
    それが、最後のチャンスで…
    私は、全てを失っても良かった、だから
    「先生」
    廊下を歩く背中に声をかけた
    “セリ…な…?”
    振り返る前に抱きついた、ギュッと、強く抱きしめて顔を埋める
    少し酸っぱくて、香ばしい匂いがする
    ……ああ、これを私だけのものにしたいな

    ……

    …そうじゃない



    私のものにするんだった

  • 93二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 22:10:41

    “……っ…う…?”
    「あ、先生、目が覚めましたか?」
    “……何、これは…セリナ…?”
    「はい、先生だけのセリナですよ!」
    “…セリナ…?”
    目が覚めて、最初に見えたのは…
    いや、何も見えない、目隠しをされている?
    身じろぎしようとして、腕が拘束されてる事に気がついた
    そして、足も動かない
    “……セリナ、これは、どういう事?”
    「…私は、ハナエちゃんもミネ団長も大事で、信頼しています」
    “…セリナ?”
    「だから信じてるんです、2人は立ち直って、きっと2人だけでなんとかやっていけるって!」
    “セリナ、私、何言ってるかわからな…”
    「先生、私と2人で暮らしましょう、先生に愛してもらうためになんでもしますから」
    おかしい、これが、少し前に話したセリナと同じだとは到底信じられない
    “とにかく、目隠しを外してよ、拘束も…”
    「…良いですよ、まずは目隠しから外しますね」
    急に視界が明るくなり、眩しい
    何度か瞬きしながら、ゆっくりと目を光にならす
    白飛びした世界がだんだん鮮やかになる
    “ここは、どこ…?”
    見たことのない部屋だ
    木で作られたかのような、簡素な造りの家…

  • 94二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 22:11:27

    「…樹海の奥深くですよ、先生」
    “樹海……あ”
    かつてミネと探索した事がある
    探索ルートを外れたら戻る事が難しいという
    地図も何も役に立たないという、あの樹海なのならば…助けは、絶望的だろう
    “ど、どうして…どうしてこんな事を…?”
    「…先生、私は先生と一緒になりたいんです」
    もしこれが愛だとするのなら、それはどれほど捩れて歪んだ物なのだろうか
    セリナの目には、私しか映っていない
    セリナが足と手の拘束を解く
    にこにことした笑顔を向けられる
    …きっと、本当に樹海の奥深くに連れてこられたのだ、逃げる手段はもう存在しない
    「先生は、約束は破りませんよね?」
    “…約束…?”
    セリナが紙の束を差し出す
    …同意書だった、中身を改めて読み込む、最初の2枚ほどは確かに必要な内容だったがそれ以降は…
    “こ、んなの…サインしたら、自由を捨てるようなものじゃ…”
    それ以降は、完全に管理されることへの同意を求める内容だった
    そして最後の一文
    [この書を持って、私は鷲見セリナと一生を共にすることを誓います]

  • 95二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 22:13:06

    …正常な判断力を持っていれば、きっとサインしなかったであろう
    “こ、こんなの…!”
    「先生、どうしてもイヤなら出て行っても構いませんよ?もちろん安全な場所までお送りします」
    “!?”
    「……私には、先生にいただいた子がいますので」
    “……え…?”
    …理解できない
    セリナの言動が、全てが
    その言葉の意味が、下腹部に手を当てる意味が、その表情が目線が、その目に込められた慈しみが
    理解できない…
    「…先生、実は先生に薬を飲んで眠ってもらった日があったんです」
    ゾワリと、背筋を何かが撫でた
    「私も、可能な限り周期を合わせて、その日に…先生はちゃんと眠ったままでしたよ」
    「なので、先生には…」
    「なんの責任もありませんから」
    “……”
    言葉が出ない
    つまり、だけどまだ、そうと決まったわけじゃ…
    もしかしたら、できてない、かも…
    頭の中で言い訳をする
    呼吸が速くなってる気がする
    セリナの目を見られない

  • 96二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 22:13:23

    「…先生、いいんですよ、私は1人でも生きていけますから」
    「私はここから帰ってトリニティに行く事もできます、私なら心配はありません」
    「それに、1人くらいなら、私は守れます」
    “……セリナ、その、それは…”
    「…ふふふ、どうしましたか?先生」
    “…ぅ…あ、ぁ…”
    “……のこ、るよ…その…少しの間、だけ…”
    その間に、セリナが考え直してくれるかもしれない
    そもそも、そんな事は起きたいなかもしれない
    起きたとしても、子供なんて…
    「……♡」
    …そう、まだ、わからないじゃないか
    (そう、まだわかりませんよね…)
    (だから、これから確実に…ですよ、先生)



    …IF END

  • 97二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 22:14:24

    見ろ!醜い欲望まみれの豚が本性を表したぞ!

  • 98二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 22:26:07

    ひえええ…ハッピーエンド出したからってフルスロットル…

  • 99二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 22:30:33

    やはりラスボスはセリナなのか

  • 100二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 22:45:17

    またセリナだ!またセリナだ!

  • 101二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 23:03:34

    ミネ団長は!?

  • 102124/05/23(木) 23:11:09

    IFエンドが辛い方は脳内の好きなタイミングでサプライズ便利屋理論をぶちこんでお楽しみください

  • 103二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 23:11:48

    入院の同意書の時点で薬仕込まれてたのかね

  • 104二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 23:19:15

    これは嬉しい誤算だった、本?それ以外も?横になって時間を潰すこともできずに過ごすのかと思ったのに…期待で筆が走る

    これの通りなんじゃないだろうか
    監禁初日の夜死ぬほど暇な思いしてるから単に馬鹿みたいにサインしただけオチだと

  • 105二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 23:22:49

    あれ、これどのルートでもセリナだけ子どもみごもって勝ちルートでは???

  • 106二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 03:59:28

    責任感ある男限定だけど、子供を作れる女にだけできる究極の束縛法だよね
    子を鎹として使う醜悪さがヤンデレ味を引き立てていますわ

  • 107二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 07:49:55

    セリナが好きすぎるだろ

  • 108二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 07:50:41

    こういったらなんだけどIFルートすごい大人しいな
    暴力も強制的なアレもないし、精神的には縛ってるけど

  • 109二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 12:17:33

    ミネハナエルートは??

  • 110二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 12:26:15

    >>108

    あくまで先生と一緒にいたいの中には殺してでも一緒にいたいとかはないからね

    先生を傷つけないに越したことはないのよ

  • 111二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 12:29:05

    >>110

    少し残念

  • 112二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 12:36:23

    思うんだけど殺す系のヤンデレって腐りゆく物体を眺めて飽きないのかな
    普通に生かす以外の選択肢がよくわからん、あと何に高揚感を得られるのかも分からんし、次が欲しくなるのだろうか?

  • 113二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 12:49:02

    これ大団円の中のセリナも妊娠の可能性あるのヤバイだろ

  • 114二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 14:45:27

    先生はこの状況なら逃げない、絶対に、逃げられない
    そうなんだよな…

  • 115二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 15:33:33

    >>114

    セリナは理解者だからな

  • 116二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 16:36:33

    勝手に理解してるつもりなだけやん

  • 117二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 17:06:46

    それはそう

  • 118二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 17:12:24

    ヤンデレなんてそんなもんだろ、それが可愛いんだろ

  • 119二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 17:32:23

    これヤンデレって呼ぶのか?

  • 120二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 17:41:09

    ハナエとミネ団長が空気になって終わった……

  • 121二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 17:50:22

    ハナエミネルートはまだですね?

  • 122二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 21:35:09

    ※少し時は遡り、最後にミネが部屋を訪ねる前あたり
    「…私の睡眠薬だけ、どうして…?」
    そのことがずっと頭から離れなかった
    セリナを問い詰めても、何の意味もなかった、私は、私には、何ができたのだろうか?
    あそこで止まらなければ…止まらな、ければ…?
    (……セリナは、既に…)
    「……」
    ずるい、だって、セリナは既にやった後で、私には、それはできてなくて…
    ずるい、羨ましい、なんで私だけ
    まるで子供のような感情を制御できない
    …わかってる、こんな事をしたら、先生は私を2度とあの目では見てくれない
    他の子達を見るような優しい目は、2度と向けてもらえない
    ……
    (それでも…)
    私は、先生が欲しかった
    だから、これは、私には、抗えない欲望で…

  • 123二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 21:35:59

    ノックと共に病室の扉が開く
    「失礼します」
    “ミネ、食事の時間にはまだ…?”
    「……」
    “…ミネ?”
    「ごめんなさい、先生」
    何かを反応する時間もなく、私はベッドに押し倒された
    いくら柔らかいベッドとはいえ、背中を強く打つ衝撃で意識が明滅する
    呼吸もままならない、何が起きたのか理解した時には、既に視界が狭まり始めていて
    首にかけられたミネの両手を私には外せなくて…
    「ごめんなさい…ごめんなさい…」
    目が、開かなくて、もう、意識が途切れる…

    “……っ…う…?”
    「目が覚めましたか?先生」
    “…ミネ…!?”
    つい飛び上がる、あの瞬間の恐怖が蘇る…
    “(いや、あれは、夢…?でも…)”
    首に触れる、僅かに熱を感じる、そう、間違いなく…
    ここを締め付けられたという強烈な感覚がある
    「…すみません、それについては、夢ではありません」
    “……どうして?”
    (…先生、やはり、私には…もうあの目を向けては…)
    ミネを警戒しながら辺りを見渡す、本やセリナの持ってきたタブレットのような物
    病室ではあるようだが、ここは一体…

  • 124二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 21:36:45

    「ここは、救護騎士団の部活棟です」
    “じゃあ、あんまり移動してない…?”
    「はい」
    “……ねえ、ミネ…なんでこんな事を…”
    「…先生は、セリナとだけ結ばれました、私にはそれが我慢なりません」
    “…え?”
    ミネがこちらに近づいてくる
    逃げようと後退りを始めても、すぐに背中が壁に当たってしまった
    近づくミネを少しでも遠退けようと押し出した両手は掴まれて壁に押し当てられる
    「先生…私がなぜこんな事をするのか、それはひとえに…あなたが好きだからです」
    “…だとしたら、間違ってるよ…!”
    「知っています」
    “っ…!?”
    ミネの唇が私の唇に触れる
    「…口を開けてください、舌を差し出してください」
    “い、いや…んむっ!?”
    ガリッと、イヤな感触、そして鉄の味わいが口に広がる
    なのに、ミネは唇を決して離さない、それどころか流れ出る血液を注ぎ込もうとしているかのようだった
    呼吸もままならないまま、2人の匂いが、味が、溶け合っていく

  • 125二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 21:37:05

    “ん……むっ…んんっ…”
    「……っ…はぁ……先生、いかがですか、私の味は」
    息が苦しい、体が熱くなっていく
    言葉が、上手く出てこない…否定したいのに、ミネの顔も見られない…
    “先生…お願いします、私の愛を…感じてください…知って欲しいんです”
    “私を、先生の記憶の中に居させてください…”

    …私達は、ただひたすらにミネに許しを乞うしかなかった
    その場を、誰も邪魔する事はなかった…
    ふとタブレットに目をやる
    …SNSのアプリを開く
    今入ってるアカウントからログアウトし、自身のアカウントにログインする
    …できてしまう、送れる
    SOSと、助けてと、それを送れば、きっと…

    ミネはこの先普通には生きていけない
    ……
    …違う筈だ、そんな事を考えるのは、違う筈なのに
    「先生」
    冷たい声に驚いて、タブレットを落とす
    「……先生、先生は……私を、1人にするのですか」
    “……”
    「……」
    タブレットを拾って、元の場所に戻し、両腕を開いてミネを受け止める
    …もう遅いのだ、きっと
    私には、もう…

    IF END2

  • 126二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 21:39:34

    まあセリナだけずるいはある
    ミネも救われて

  • 127二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 21:44:12

    先生ストックホルム症候群になってない…?
    ミネを受け入れるのはだめだろう…

  • 128二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 21:56:18

    どんな子でも生徒だから多少はね?

  • 129二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 22:01:53

    歪んでる

  • 130二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 00:44:18

    可愛い

  • 131二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 01:03:19

    体の関係を育んでから好きになるパターンの典型例

  • 132二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 09:48:27

    愛があるならokです

  • 133二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 11:41:26

    全部ハッピーエンドだな、ヨシ!!

  • 134二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 15:34:49

    「……先生、先生は……私を、1人にするのですか」
    こんな厭らしい同情を誘うような言い方から愛に狂った度合いが察せられるなぁ

  • 135二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 16:12:02

    >>134

    ここのミネは色々と流されやすくて弱いよね

  • 136二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 16:16:37

    そもそも学生で多感な時期で、好きな人をどうこうできる力があるのに常日頃から我慢してるのが普段だからね
    いつだってそれを壊したいし、一度壊れたら修復するのはもっともっと大変なんだよ

  • 137二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 16:42:04

    マジでこのミネかわいいな

  • 138二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 00:18:34

    このミネとはスる時はナメクジみたいに絡み合うことになりそうだな

  • 139二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 06:54:57

    ハナエルートのために保守

  • 140二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 10:57:45

    >>139

    あるなんて言われてないから期待しないほうがいいぞ

  • 14124/05/26(日) 14:02:17

    >>139

    ありがとう、要望は聞きました

    ゼロから考えるので日にちをください…

  • 142二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 14:26:40

    ハナエは無自覚的に愛を押し付けてくるのが似合うのか否か

  • 143二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 23:53:07

    純粋だからめっちゃ似合うだろ

  • 144二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 11:39:37

    ほしゅ

  • 145二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 21:29:07

    ハナエは闇に墜ちきる前に良心が耐えられなさそう

  • 146二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 02:53:00

    待機

  • 147二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 09:09:54

    >>145

    そこでとまれるやつはそもそもやらかさないだろ

  • 148二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 15:05:52

    >>141

    ありがとう…ありがとう…いくらでも待ちます…

  • 149124/05/28(火) 15:09:14

    >>148

    もう読む人が他にいない前提で聞きたいんだけど、どうなって欲しいですか?

    いくつか思いついたけど、なんか、待たせて失望されたくないって気持ちに負けちゃった

  • 150124/05/28(火) 15:53:32

    >>149

    カニバリズム

  • 151124/05/28(火) 15:54:25

    >>149

    これ今日中に出たやつで考えます

  • 152二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 15:55:55

    カニバリズムは、考えてるやつ間違って投稿した
    カニバリズムと逆と監禁と心中がある

  • 153二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 17:47:36

    >>152

    全部落とせば?

  • 154二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 17:51:43

    >>153

    いや、なんか、わざわざ待つって言ってくれてる人の期待を裏切ら結果は嫌だなって…

  • 155二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 18:30:58

    >>154

    めんどくせぇやつだな!!

  • 156二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 02:03:54

    笛だとかで待たされるのは慣れてるから書けるなら気長に待ってるよ

  • 157二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 14:04:42

    このレスは削除されています

  • 158二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 23:24:21

    待機

  • 159二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 23:39:06

    1です、シチュの要望がなかったので、明日1番しっくり来たのを投下します

  • 160二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 23:47:54

    救護騎士団に監禁されるのエッチだぁ…

  • 161二次元好きの匿名さん24/05/30(木) 06:40:48

    >>159

    了解

  • 162二次元好きの匿名さん24/05/30(木) 15:16:02

    ほしゅ

  • 163二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 00:49:05

    ごめん、こんな時間でしかも日付変わってて申し訳ないんだけど仕事仕事で書ききれてない、見通しが甘くて申し訳ない
    保守はしなくて大丈夫、もし間に合わなかったら嘘つきの最低なやつと思ってくれていいから

  • 164二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 00:49:32

    7割完成してるけどまだ仕事あるから書き切ったらまとめて投下します!ごめんなさい!!!

  • 165二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 02:25:09

    嘘つきになってしまったな

  • 166二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 06:06:09

    気長に待機なのじゃ~

  • 167二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 06:50:45

    嘘つきで最低なやつは、監禁されてもらおうか......

  • 168二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 11:26:25

    “ハナエ、少し良いかな?”
    「……先生…?」
    “この部屋暗いね、電気つけるよ”
    …先生は、どうしてこの部屋に来たのだろう
    先生の命を奪いかけた、私が…唯一逃げ込めたこの空き病室に
    私は、思う
    私を殺しかけた人がいたら…きっと私は怖い、ものすごく怖い
    事故でも、そんな人に接するのは…
    なのに、先生は笑顔で私に対応してくれる
    それはなんでだろう?
    “…ハナエ、大丈夫、私は元気だよ”
    “不安そうな顔をしないで、何も怒ったりなんてしてないから”
    「……」
    そっか、最初から何も起きてなかったんだ
    “ハナエ、大丈夫だからね”
    私のことを励まそうと、頭に手が伸びる
    「…はい!」
    先生の手を掴んで引き寄せて、先生をぎゅっと抱きしめる
    “は、ハナエ?”
    「先生!良かったです!」
    全身で先生を捕まえる、照れたような笑いが聞こえる
    …ああ、よかった、絶対に離したくない、2度と私のそばから離れて欲しくない
    だから次はやり方を間違えない
    “は、ハナエ…そろそろ離してくれる?”
    「……」
    “ハナエ?”
    セリナ先輩ならどうするだろう?団長ならどうするだろう?
    「わかりました!」
    パッと体を離す
    心が引き裂かれるようだった

  • 169二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 11:27:10

    …ああ、やっぱり離れたくない、どうすればいいんだろう?
    先輩のやり方は上手く行ってた、ならそれを真似しよう
    私が余計なことをしなければ、全てうまく行ってたのだから
    その通りに…だから、準備をしなくちゃ
    今は先生を見送って、ちゃんと準備をして、迎えに行かなきゃ

    シャーレに戻って数日、溜め込んだ仕事に、舞い込む仕事忙殺されながらも、毎日を楽しく送っている、なぜなら…
    「先生〜!お手伝いにきましたよ!」
    “ハナエ!ありがとう!”
    当番の子とは別に、この1週間毎日のようにハナエが来てくれる
    そしてハナエは決まって甘いお菓子を持ってきてくれる
    “今日は…プリンか、ありがとう!”
    「いえいえ!喜んでもらえて嬉しいです!」
    甘くてとろけるプリンを口に運ぶたびに疲れた脳が喜ぶ、すごく美味しい
    “(ハナエも料理がこの数日ですごく上達してるなぁ…)”
    「……ふふ」
    (…ああ、先生がまた…)
    “どうしたの?ハナエ…少し顔が赤いけど…息も荒いし”
    「あ!は、走ってきたので!」
    “そ、そう…?”
    「……あ、じゃあお手伝いしますね!」
    “(…?)”
    最初こそ、お菓子をもらうことに疑いの気持ちはあった
    薬か何かが入っているのかと考えもした
    だけどハナエが自分で作ったというお菓子を食べないわけにはいかない
    何より自身の空腹に抗えなかった
    それが数日続いた頃だった

  • 170二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 11:27:34

    “え?……幽霊?”
    “トリニティは教会も多いからね、そういう噂もあるのかな…”
    トリニティに夜な夜な人魂が出るという話を聞き、それを解決して欲しいという依頼が来た
    よくある話だ、シャーレは何でも屋である、と揶揄われることも少なくない
    どんな依頼も無碍にせず受けてきたのだから、この依頼ももちろん受けた
    “……さて、いやぁ…本当に幽霊がいたらちょっと嫌だな…”
    そう思いつつ辺りを探索する
    夜間であることもあって、人の気配はまるでない、本当に誰かいるのだろうか
    そもそも幽霊なら気配などするわけもないのだが
    意外と自分に余裕があることを認識し、ぼんやりと歩いているとふと何か明るいものが横切った気がした
    “(あれは……)”
    …あの高さに浮かんでいる明るいもの、おそらく間違いないだろう
    “(ヘイロー…?)”
    一気に安心感が溢れてくる
    幽霊ならヘイローなんて浮かんでいるはずがない、そう思うと何も怖くない
    声をかけようと早足で追いかける
    次第にヘイローの形も明瞭に見えるようになり…

  • 171二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 11:28:07

    “ん?あれって…”
    「あ!」
    声に反応して振り返ったのは…
    “ハナエ!?な、なんでここに…?こんな時間に出歩いてたら危な…おわっ!?”
    問いかけの答えの前にハナエに飛びつかれる
    “は、ハナエ!?どうしたの!?”
    「やっとお呪いの効果が出ました!」
    “お、おまじない…?”
    頭に浮かんだハテナマークが消える前にハナエに手を引かれる
    「こっちに来てください!」
    “え、ちょっと!?”
    ハナエに連れられてたどり着いたのは…
    “ここ、誰の家?”
    「借りたお家です!先生と暮らすために」
    “え?”
    カチャリと金属の音、そして腕への重量感…この重みには覚えがある

  • 172二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 11:28:47

    手に視線を落とすと…
    “……な、なんで手錠…?”
    「先生が逃げないようにしないといけなくて…」
    “こ、今回は誰が…セリナ?ミネ?”
    「先輩たちは関係ありません!私が、先生が欲しいんです!」
    “は、ハナエが…!?うわっ!?
    手錠ごと引っ張られ、家の中へと引き摺り込まれる
    こうなっては間違った方向に進む生徒を止めるしかない
    “ハナエ、こんな事ダメだからね!?”
    「……」
    ハナエがこちらに振り向く、そしてビンタを浴びせられる
    頬が熱い…耳がキーンとして何も聞こえない…
    “……え…?”
    「…大丈夫ですか?」
    不思議そうに顔を覗かれる、なんでこんな顔をしてるんだろう、叩いたのは、ハナエなのに
    「先生、もう叩きたくないので、いうことを聞いてくださいね」
    “…ど、どうして…?こんな事…”
    「私、先生が欲しいからって、言いましたよ?」
    “で、でもこんなやり方…”

  • 173二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 11:29:08

    ハナエが腕を振り上げる
    それに反応して咄嗟に防御姿勢をとった…衝撃は来ない
    「…ダメじゃないですよね?」
    “…だ、ダメ…だよ…”
    顔を守っていたから、背中を叩かれる
    叩かれた部分がすごく熱い、同じ問いかけ、同じ答え、同じ痛み
    それを何度か繰り返して、ハナエが顔を守っていた腕を掴んで無理矢理どけさせる
    「ダメじゃないですよね?」
    “…ぅ……あ…”
    「ね?先生」
    …恐怖の余り、小さく、本当に小さく、首を縦に振ってしまった
    ニッコリと笑ったハナエは上機嫌に手を引いて家の奥へと私を案内する
    「先輩達のやり方は正しかったです、でも私は上手くできなかったので…」
    「だから、真似してみたんですけど…ちゃんとできてますね!よかったです!」
    “…ぅ…”

  • 174二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 11:29:36

    「先生にかけたお呪いもちゃーんとききましたし!」
    “…お呪い……お呪いって、何…?”
    「先生に私を食べてもらうおまじないです!」
    “…私が、ハナエを…?!”
    「はい!」
    何を言ってるんだ?食べる?ハナエを…?
    頭の中でグルグルと回っている何かが、急にどこかまとまり始める
    “まさか、あの…お菓子って……”
    「はい!私の体の一部が入ってます!」
    そう言ってハナエが自身の服をはだけさせる
    首筋のおびただしい数の傷、ガーゼなどでよく見えないが、それなりに深い傷跡も有るのだろう
    “うっ……”
    思わず吐き気がする、セリナですらここまではしなかった、何がこうした?
    何があのハナエを変えてしまったのか?
    「これで先生は私のことを忘れられません、なので…たとえ肉体が切り離されても、一生一緒です!」
    “は、ハナエ…こんなの…”
    頬に衝撃が走る、そして後頭部から床に倒れ、強く頭を打つ
    視界が明滅する、考えられない、認識ができない
    「…ま……な…で…言うんですか?先生?」
    手錠を引かれ、無理矢理体を起こされる
    ハナエは私のことを抱きしめて、頭をそっと撫でる
    「…わかりました、今はまだわからなくていいので、ゆっくりわかりましょうね」

  • 175二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 11:29:54

    撫でられているからか、体温を感じているからか、優しい声からか
    それとも恐怖か?安心か?痛みか?何かわからないのに、私の目からは涙が溢れて止まらない
    大の大人が声を殺して泣いているのに、ハナエは満足げに頭を撫でる
    …もう、私の中の抵抗の意思はポッキリと折れてしまった

    そこからはスムーズだった、結局手錠は片手につけられただけで特に拘束はされていない
    その家の中では手錠はあれど自由に動けるのだ
    食事は毎回3食運ばれてくるし、おやつもでてくる、本もたくさんあるし、何より基本はずっとハナエがいる
    …逃げる事は難しいのだろう
    この手錠は脅しだ、私の寝室には鋼鉄製の支柱がある、それに繋がれれば、ベッドで横になることもできない
    トイレにもお風呂にもいけない
    その恐ろしさを私はよく知っている、そして何より、ハナエに叩かれることの怖さを知っている
    ハナエはセリナよりも容赦が無い、だから…できれば、叩かれたく無い
    お菓子や食事を拒否するたびに叩かれる、この中にハナエが入っていると思うと食べられない
    だけど食べなければ叩かれる、逃げ出せば叩かれて拘束される
    …そうだ、もう逃げる事はできない
    「先生、私を受け入れてくれて、ありがとうございます!」
    …私は、ハナエの思う通りにしか生きられない
    私はもう、この檻からは決して出られないだろう

    …IF END3

  • 176二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 11:30:53

    遅くなってしまい、大変申し訳ありませんでした!!!
    これにて改めて完走です、どうか怒りをおさめていただければ幸いです…
    誤字脱字等あればすみません、それでは私はここで失礼します…

  • 177二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 11:36:00

    これで安心して監禁されることができるな
    檻の中でよく休め

  • 178二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 12:24:44

    完走か、なんとも無難な感じだな

  • 179二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 12:56:54

    まあ確かにハナエならこれがしっくりくるな

  • 180二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 14:17:52

    これでこころおきなくシャーレこどもクリニックできるな!

  • 181二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 15:01:43

    やはり監禁…監禁は全てを解決する…

  • 182二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 15:34:59

    完走乙、面白かったよ

  • 183二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 20:04:08

    >> 思わず吐き気がする、セリナですらここまではしなかった、何がこうした?

    普通にやってるんだよなあ…

  • 184二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 20:06:26

    子供作ってないだけまだマシなのかなこれ
    って思ったけど100%作るよな、そりゃ

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