【SS】絵本ライスと作家ノロブロイ、あとハシルウララとか

  • 1二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 17:23:08

    ライス「進路希望かぁ」

    ロブロイ「どうしたんですか?」

    ライス「今日のホームルームでね、進路希望調査票みたいなのが渡されて。どうしようかなって」

    ロブロイ「私たちももらいましたよ」

    ウララ「将来のゆめってむずかしいよね。ニンジンいっぱい食べたいーとかじゃダメって言われたし」

    ライス「それだったらニンジン農家さんとかは?」

    ウララ「それね、スペちゃんの前で言っちゃダメだよ。『農家なめてたら凍え死にますよ!』って」

    ロブロイ「スペシャルウィークさんは家が牧場でしたっけ?その分辛さを知ってるんでしょうね」

    ライス「うう、そんなの聞いちゃうと気軽に書けなくなっちゃう・・・・・・」

  • 2二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 17:23:58

    たづな「あら、みなさん。その紙は・・・・・・進路希望調査ですか?」

    ライス「あっ、たづなさん。うん、今日もらったの」

    たづな「そっかぁ、もうそんな時期なんですね」

    ロブロイ「たづなさんも昔から理事長秘書になりたかったんですか?」

    たづな「私ですか?うーん、秘書になりたかったわけではなく学校を卒業するころにはウマ娘のみんなが走るのをサポートしてあげたいと思ってましたね」

    ウララ「おー、おっとなー!」

    たづな「いえいえ、それほどでもありませんよ。ただこんな漠然とした目標でも持っていると方針を決められたりするものです。すでに決まっているならともかくそうでないなら自分がなんとなーくやりたいことを考えてみるといいかもしれませんね」

    ライス「はい!ありがとうございます!」

    ロブロイ「さすがたづなさんですね」

    たづな「いえいえ。こんな形でもお役に立てたなら幸いです。それじゃあ頑張ってくださいね」

  • 3二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 17:24:38

    ロブロイ「たづなさんはやっぱり大人っぽいですね」

    ウララ「うーん、ニンジン食べたいじゃなくて、いっぱい走りたいとか・・・?」

    ライス「絵本作家・・・・・・でも、ライスなんかがこんなの・・・・・・」

    テイオー「マヤノー、進路希望のやつだしたー?」

    マヤノ「もちろん!」

    ウララ「マヤちゃんもう決まったんだ。おーい!マヤちゃーん!」

    マヤノ「あれ、ウララちゃん?」

    テイオー「3人集まって何してるの?」

    ロブロイ「ちょっと進路希望のことで悩んでたんです。よければいっしょに考えませんか?」

    テイオー「あー、ボクもまだ決まってないしここでやっちゃうかー」

    マヤノ「ふふーん、マヤがアドバイスしてあ・げ・る♡」

  • 4二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 17:25:12

    テイオー「で、マヤノはなんで書いたの?」

    マヤノ「マヤはもちろん!トレーナーちゃんのお嫁さん!」

    ライス「およっ!?」

    ロブロイ「さ、さすがはマヤノさん」

    ウララ「おー!じゃあわたしもトレーナーのおよめさんって書けばいいのかな?」

    テイオー「他に思いつかないならボクも・・・・・・」

    ライス「はわわわ、みんなすごいなぁ。ライスそんなの恥ずかしくて書けないよ・・・・・・顔が暑くなってライス、炒飯になっちゃう・・・・・・」

    ロブロイ「わ、私もそれは・・・・・・もしかしたらトレーナーさんにも話がいくかもしれませんし・・・・・・」

    テイオー「げっ、そ、そっか・・・・・・そりゃいくよね・・・・・・」

    マヤノ「別にいってもよくない?」

    ウララ「だよねー」

    テイオー「マヤノは強すぎるしウララは何も考えてないしでほんとこいつら」

    ライス「い、一回落ち着いて考え直そ?ね?」

  • 5二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 17:26:01

    マヤノ「落ち着くも何もマヤは本気だもん!」

    テイオー「マヤノは自分のトレーナーが待ち受けだもんね。トレーナーガチ勢・・・・・・」

    ウララ「わたしはキングちゃんがニンジンの壁紙にしてくれたよ」

    ライス「ライスは実家の自分の部屋に飾ってた青いバラだよ」

    テイオー「ってなんで壁紙談義になってるのさ!始めたのボクだけど!違う違う!進路!」

    ライス「はっ、そ、そうだった」

    ロブロイ「たづなさんは漠然としていたって言ってましたし、これ!と決めきらなくてもいいのかもしれないですね」

    ウララ「うーん、だったらやっぱりいっぱい走りたい、とか?」

    テイオー「ボクもそれでいいかなー」

  • 6二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 17:27:06

    ロブロイ「・・・・・・やっぱり私は作家になりたいなぁ」

    ライス「ライスも、絵本作家になりたい・・・・・・」

    マヤノ「じゃあそれ書いちゃえばいいじゃん☆」

    ライス「でも、ライスなんかがそんな・・・・・・」

    マヤノ「だってだって、これってただの希望なんでしょ?だったら書いてて損はないよ!」

    ルドルフ「その通りだ」

    テイオー「あっ、カイチョー!」

    ルドルフ「本当に自分のなりたいものを書いておかないと先生方もそれに見合った進路を考えられない。大言壮語、夢は大きくていいんだ」

    ライス「そ、そっか・・・・・・うん!そうだね!」

    マヤノ「そっかー、先生のことも考えてあげないといけないのかー」

    テイオー「ちなみにカイチョーはなんで書いたの?」

    ルドルフ「私か?私は総理大臣と書いてみた。だから進路はそう、理系だな」

    ウララ「?」

    テイオー「あー・・・・・・」

    マヤノ「これがなかったらなー・・・・・・」

  • 7二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 17:27:33

    ─後日─

    やよい「困惑!進路希望調査でトレーナーの伴侶になることを希望する者が多すぎる!第三希望までのいずれかに半数以上が書いていた!」

    たづな「あー、本当ですね。まぁトレーナーさん方は思春期のあの娘たちにとっては刺激が強いですから」

    やよい「先生方もなんとアドバイスしたらいいのか悩んでいた!そこで!トレセン学園にゼクシィを取り寄せてや

    たづな「やめなさい」

    やよい「えー、じゃあどうする?」

    たづな「トレーナーさんも含めて三者面談をしましょう。念のため」

    やよい「ではそのように通達する!」

    たづな「はぁ、いつの時代も変わりませんね・・・・・・」

    やよい「たづな、ばばくさい」

    たづな「やよい」

  • 8二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 17:29:15

    進路希望を書かせようと思ったらゼクシィが置かれようとしてた。
    トレセン学園は婚活会場とちゃうねんぞ!トレーナー?あいつはウチの家族や!
    ロブロイのベルを鳴らしたい。

  • 9二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 17:29:51
  • 10二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 17:30:46
  • 11二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 17:53:17

    毎度乙なんだzw

  • 12二次元好きの匿名さん22/02/02(水) 00:28:14

    実際ウマ娘の将来の職業はどうなるか気になる

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