ダイワンワンワンッwwwイヌwwwww

  • 1主◆wCObTt/EmQ24/05/22(水) 00:18:26

    「トレーナー」
    「ぁ、あう」
    声が出ない。目の前にある笑顔は見慣れたもののはずなのに身体が動かない。
    「うぁう、あぅう」
    「なあに?」
    「うぅ…」
    「うん、いい子いい子。大丈夫だからね」

    俺は君の子供じゃない。トレーナーだよ。
    「あぅ、あーっ、あぅう」
    「疲れちゃった?ねんねしますかー?」
    柔らかい微笑みで俺を見てくる。ちがうよ、ちがうよ、ダイ───
    「ねーん、ねーん、ころーりーよー♪」
    「ぁうあぅ、うう…」
    おれ、のあたまがぼんやり……

  • 2主◆wCObTt/EmQ24/05/22(水) 00:18:59

    ───

    「スカーレット君。」
    「あら、タキオンさん!」
    私の前にほやほやの笑顔を出してくるダイワスカーレット。何があったのかは私自身が一番知っているだけに辛くなる。

    「あのね!この前のお薬なんだけどすごく良いの!」
    「…っ」
    「流石に効きすぎたらどうしようって思ったけど流石はタキオンさん、調整は天才的ねぇ♪」

    私は嬉々として語る彼女に、意を決して話す。
    「スカーレット君。老婆心から言うが───」

    「………作っておいて今更説教すんの?」

    「………!」
    あまりに冷たく、ゆっくりと腹に刺すような声で私を止めながら話す。

    「し、しかし」
    「なに?」
    「トレーナー君は…君と」
    「それが説教だっつってんの!!!」
    思い切り近くのゴミ箱を蹴り上げた為、大きな音が鳴り周囲の人間が注目する。

    「スカーレット君!落ち着いてくれ!!」
    「フーッ、フーッ!!」
    「………!」
    血走った目で私を射コロすように睨みつけて、その場を去った彼女。その場に残されたのは散らばったゴミと周囲の行き場が無くなり私に刺さる怯える視線だけだった。

  • 3主◆wCObTt/EmQ24/05/22(水) 00:19:43

    ───
    「大丈夫だからね、トレーナー…⚫︎⚫︎。」
    「……すぅ、すぅ……」

    「大丈夫。大丈夫。大丈夫。」

    誰に言い聞かせるのかわからない言葉を、ひたすら彼女は愛おしい存在に語りかけるのだった。



    ぉーわーりぃ California

  • 4二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 00:35:49

    ダスカにはヤンデレが似合う(至言)

  • 5二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 00:44:29

    もういっそ自分で薬を作ればいいのでは………?

オススメ

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