(🎲オリ生徒)埋蔵金の地図で生計を立てていました part9

[1 氷室エル 24/05/23(木) 01:59:01]

以前は新しい地図を描いては色んな所で売っていました

私の地図はキヴォトスの埋蔵金の地図の6割近くを占めていましたが、今はほとんど出回っていません

何故かって？それはもう埋蔵金が見つけられてしまった以上、存在しない宝の地図は描けないからです

そして全てが終わった今、新しくなった自分を知るために自分探しをしています

『埋蔵金の地図のフレーバーテキスト』

探せ！この世の全てがそこにある！

キヴォトスの三大埋蔵金の在り処を示していると言われている地図。

割といろんなところで売られてる。

前スレ(part7となっていますが実質part8です)

(🎲オリ生徒)埋蔵金の地図で生計を立てていました　part7｜あにまん掲示板

[2 氷室エル 24/05/23(木) 01:59:39]

スペック

氷室エル
レッドウィンター所属　3年生　工務部
身長：124cm
体重：普通
肌は真っ白(ナグサぐらい)
Ｂ：Ｗ：Ｈ＝貧：厚：普
ヘイロー：見る角度によって色、数、形が変化する複数の四角。万華鏡で見たアリスのヘイローの様なもの
・光の当たり方や見る角度によって虹色に変わる髪と目を持っている
・工務部の格好に荷物が大量に入ってるリュックを持っている。ヘルメットにはツインテールを出す穴が開いてる
・色彩に近しい存在だとクズノハに指摘されている


戦闘力：99(フィジカル全振り)
知力　：21(脳筋よりだけどバカではない)
財力　：36(そこそこ売れてるけど余り手元に残らない)
技術力：88(たいていの物は作れる)
神秘　：97(意識して使わない様にしている)
探索力：23(足で探せば何とかなると思ってる)
倫理　：64(資本家が絡まなければ良識がある)
演奏　：72(人並み以上に演奏ができるが披露する機会はない)
察知力：78(視線や敵意等にはよく気づく)
酒耐性：62(強いか弱いかで言えば強い)
料理　：95(自炊専。披露する機会がない)
事務　：59(頭を使わない仕事なら人並みにできる)

[3 氷室エル 24/05/23(木) 01:59:56]

エルの神秘(真)
死にかけたり大怪我を負うと、弱い生命から順にエネルギーを吸収していき回復する。奪われた生命は枯れ果てる
傷が大きければ大きいほど奪う総量も多くなるが、エル本人が全てを奪う大人の様な力を嫌うので、意図的に発動する機会は少ない
無意識下でも植物・動物等の死を強く感じてしまう生命からは奪おうとせず、最低限しか回復しない



エルの恐怖
キヴォトスの外より飛来した恐怖をもたらす虹色の影は、ある時１人の少女と出会った
互いに独りぼっちだった２人は互いに溶けあい、一体化し、2人で1つになった
全てが虹色に染まりたくなければ少女の虹色は決して覗き込んでいはいけない


ヒムロエル
キヴォトスの外より飛来したショゴスが虹色の塊としてエルと一体化し、キヴォトスの恐怖として落としこまれたモノ
その虹色を深く見つめたものは視界が虹色に染まる等の恐怖で発狂する可能性がある

力が強く、体内に様々な器官を生みだす事ができ、自在に変形が可能。普段はエルの頭部を守るために髪やヘイローと一体化している。角度により色や形が変わって見えるのはこの為。他にも色々できるが二人の仲を引き裂こうとしなければ起こり得ない

氷室エルと酷似している部分は多数ある。鳴き声は旧支配者のものではなくエルのもの。知識はエルの脳をベースにしており、言葉使いや知力もエルとほぼ同じ
本来弱点は無いが、氷室エル同様ストレス耐性が低いので、エルを精神的に傷つけたり、頭部を狙ったりすると……世界が虹色に変わってしまうかもしれない

好きな物、大切な物は氷室エル

[4 氷室エル 24/05/23(木) 02:01:04]

地図について

地図の画力　　98(インテリアとしても使える)
地図の難解度　67(謎解き要素は簡単だが、答え合わせが難しい)
場所の危険度　95(未だに本人以外は到達できていない)
場所の認知度　21(危険な区域なので一般人は知らない)

キヴォトス全体のシェア率は62％。信憑性は５３％


・埋蔵金の地図を強奪事件をエルが引き起こした為、現在は出回っている地図は少なく、問題が起きている自治区もある
トリニティ
地図の価値 110 (激レア高騰中)　エルの人気：37 (アンチも入れば儲もいる。ミカのデモと合わせて学園でも騒動中)
ゲヘナ
地図の価値 92　(埋蔵金ではなく地図自体が人気)　エルの人気：93 (人気者。だけど地図を描かない事が本人から分かると……)
ミレニアム
地図の価値 37　(一部生徒以外は興味なし)　エルの人気：33 (価値がないので興味ない生徒の方が多い)


埋蔵金として保管されていた地図の価値
・宝の正体は親が残した今も流通しているキヴォトスの地図の原本。昔から発生している使用料が特定の口座に振り込まれ続けられている
・原本を42%を所有しているだけで、毎日遊んで暮らせるだけの使用料を入手できる
・現在この地図は先生とホシノで二分割して保管している

[5 氷室エル 24/05/23(木) 02:01:29]

前スレで変化があった好感度

エル：ハルナ　　78：68 (ハルナさん曰く1つのものを追い求める似た者同士)
エル：ジュンコ　57：78 (宝の地図の中から食の情報を求めてる人。美食研究会っぽい)
エル：アコ　　　50：63 (お得意様から私の事を昔からよく知る友人へ)
エル：イオリ　　50：45 (私の夢を叶えたメンバーの１人で友人の１人)

エル：ヒマリ　　??：33 (？？？)


将来の為の目的
"友人を10人以上作る" 現在6人(放課後スイーツ部、アコ、イオリ)
"埋蔵金の地図を3種類以上作る" 現在１枚 (美食)
"将来の可能性を3種類以上作る" 現在2種類(冒険家、ゲマトリア)
"キヴォトスを捨てる" 選択可能

[6 氷室エル 24/05/23(木) 02:13:36]

というわけでテンプレを少し短めに……全く出さなくてもいいんだけど、自分でも確認する時とかに楽だったりするので……再開します


125 VS 133
エル(体力　92/100)

｢落ちろ！！｣

何を……！？屋上が崩れ……！！


ドッシャーーン！！


ゲホッゲホッ……天井が落ちましたか………前言撤回します。ミレニアムの天井って結構もろいんですね
………いや、もしかしてさっきまで弾丸は上側じゃなくて

「そうだ。屋上にある物の重さで耐えられなくなるように屋上じゃなく、下の階の天井を攻撃した」
「後でセミナーに面倒くせぇ事言われるだろうが……これでようやくまともな勝負ができそうだな？」

…………屋上の時よりか床と下階の厚さは無さそうですし埋めるのはもう難しそうですね。でも結構無茶してませんか？

「してねぇ」

いやいや、私は受け身とれましたけど、首が動かせない貴方は落下の衝撃をそのまま

「そんなもん無茶の内に入らねぇよ」

[7 氷室エル 24/05/23(木) 02:22:39]

＜判定を３回行う＞

「それに……ようやく体を動かせると来たもんだ」

「もう不覚はとらねぇ。今度はこっちから攻めさせてもらうぜ」

(出会った時よりも強く見える……本気になったって事かな)

「いや、お前から聞き出したい事もある。まだ少し加減はしてやるよ」

！！……声に出してませんけど？

「お前の顔に"本気を出したのか？"って書いてあったからな」

………dice1d3=1 (1)

1.降参してもいいですか？(ネル補正+30)

2.逃げてもいいですか？(ネル補正+20)

3.手加減強めでお願いしますね(ネル補正+10)

[8 氷室エル 24/05/23(木) 02:27:23]

「おいおい。せっかく今からタイマンが始まるってのにそれはねぇだろ？」

タイマンならさっきやって私の勝ちだったじゃないですか。交換条件があったから加減してただけですよ

「ならここからは第２ラウンドだ！ さっさと準備しねぇと今度はこっちから行くぞ？」

なんで体力は減ってるのにそんなに元気なんですか！？

戦うよりも逃げる方が正解だったかも……今のこの人はヒナさんみたいに私よりも……！！

「おらぁ！ 考え事なんかしてんじゃねぇぞ！！」

エル(体力　92/100)

dice1d100=44 (44)　+99

ネル(体力　33/100)

dice1d100=70 (70)　+130

[9 氷室エル 24/05/23(木) 02:41:02]

143 VS 200
エル(体力　35/100)


隙を見て足を……！

「おらぁ！！ 同じ手を2度も食らわねぇぞ！！」　ｽﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ！

う゛っ！？ やっぱり初手で無効化しておかないと厳しいですね……

「どうしたどうした？ もうギブアップかぁ？」

……いや、まだですよ！

「いいねぇ！ なら口だけじゃなくて少しは向かってこいよ」
「なんならまたお前の好きな距離で相手してやろうか？」

………！………本当にいいんですか？

「あ゛？」

知っていると思いますが、私の戦い方はアレです
なので私の戦い方を見た上で接近戦をしたがる相手なんて誰もいないわけですが……

「！！お前もインファイトの自信があるのか？ それなら最初にそう言えよ」
「来いよ、今度こそ埋められたら負けを認めてやる」

！！　その言葉忘れないでくださいね！！

[10 氷室エル 24/05/23(木) 02:41:18]

エル(体力　35/100)

dice1d100=72 (72) +99

ネル(体力　33/100)

dice1d100=25 (25) +130

[11 氷室エル 24/05/23(木) 02:53:53]

171 VS 155

ネル(体力　17/100)

近ければ近いほど銃は威力を増す。だけど近ければ近いほど銃口の先から外れるのはたやすい

「いいねぇ！最高っに楽しいぜ！」

二人で大暴れした部屋は落ちた屋上の残骸のせいで爆発事故でも起きたかの様な惨状になってしまってる

この部屋の床もまた崩れ落ちそうだ

「お前もそう思うだろ？ また顔にそう書いてるぜ！」

………そんな顔していたのだろうか？

確かに最近は考える事ばかりだったし、悪の権力者を相手することも減った。戦いがあっても何か別の目的があって、純粋に戦闘をする……ましてや接近戦をする機会なんて全然なかった

「そうだ！ もっと本気で来いよ！」

普段だと絶対に考えられない事だけど………夢も、将来も、親も……何もかも忘れてしまって今この時を永遠に続けたい

一瞬だけでもそう思えてしまう程に、楽しい戦いだった

エル(体力　35/100)

dice1d100=47 (47)　+99

ネル(体力　17/100)

dice1d100=26 (26)　+130

[12 氷室エル 24/05/23(木) 03:04:46]

146 VS 156

エル(体力　25/100)

近ければ近いほど私の一撃は相手に届く。だけど近ければ近いほど私を掴もうとするその手も届いてしまう

「………っ！まだ掴めませんか」

二人で大暴れした部屋は文字通りの大惨事。修理費はセミナーに言えばなんとかなるだろ

それより二度と来ないかもしれないこの瞬間を楽しまないとな！

「…そうですね。ですがこの距離なら私が勝ちます。相手にしてきた数が違いますから！」

最初に見た時と比べて本当の事を言うようになってきたじゃねぇか！

だけどこの距離で相手にしてきた数って言うなら負けられねぇな！

「………今！！」

この間合いのあたしに勝てるヤツなんてキヴォトスに１人もいねぇんだよ！

エル(体力　25/100)

dice1d100=40 (40) +99

ネル(体力　17/100)

dice1d100=58 (58) +130

[13 氷室エル 24/05/23(木) 03:07:23]

139 VS 188
エル(体力　0/100)

ネルの勝利という事で今日はここまで。ネルの１人称がミスってる事はスレのテンプレを張ってる最中に気づきました………

因みに両者体力20のイベントは戦闘終了かつ双方に好感度ボーナスでした

[14 二次元好きの匿名さん 24/05/23(木) 12:36:54]

立て乙です！

[15 二次元好きの匿名さん 24/05/23(木) 21:34:00]

やっぱ強いわ００

[16 氷室エル 24/05/23(木) 23:45:08]

本日も少し更新します

………降参です

「おう、お前の動きも中々よかったぜ」

結構本気でやりましたが……自信無くしちゃいそうです。最後掴んだと思ったんだけどなぁ～

「そこは経験の差だな。そんじょそこらの相手にまだまだ負ける気はねぇよ」

経験の差で言うなら私も結構前線の経験はありますけど？

「あー……そうじゃなくて……dice1d100=3 (3) 」

ネルからエル dice1d100=30 (30)　(最低保証値30)

1～33.いやそんな事よりも、何でミレニアムに侵入したんだ？

34～66.いやそんな事よりも、１回ここを離れるぞ

67～100.お前には足りてねぇないものがある

[17 氷室エル 24/05/23(木) 23:55:00]

(間違って2度貼り付けちゃったけど、どっちにしろ好感度30です)

それはさっきも言いましたけど、特異現象捜査部を探しに

「だったら普通にアポ取って来たらいいじゃねぇか」

機械の中の人の連絡先なんて持ってないですよ。それに私の姿を見られるとパニックになったり迷惑をかけたりすることがあって

「？あたしはお前の事なんて知らねぇけど、なんか他所でもやらかしたのか？」

まぁその………色々と……

それで出来るだけ人目に付かない様に目的地まで行きたくて………すみませんでした

「なるほどな。大体分かったよ」

……………

「……だー！もう！！そんな辛気臭ぇ顔すんな！ ほら！行くぞ！！」

行くってどこにですか？

「んなもんdice1d3=1 (1) に連れてく決まってんだろ」

1.セミナー

2.うちの部室

3.お前の行きたい場所

[18 氷室エル 24/05/24(金) 00:04:27]

セミナー？　勉強会でもするんですか？

「………お前本当にこの学園の事分かってねぇんだな。お前、どこの学園の所属だ？」

レッドウィンターです

「！？ またえらく遠い所から来たもんだ。確か……お前のとこに事務局だかなんだかがあるだろ？」

はい

「セミナーはミレニアムで言うところの事務局だ」

事務局！？！？ …………えっと………帰ってもいいですか？

「言いわけねぇだろ。おら、さっさと行くぞ」

私このまま反省室送りにされたりします？

「………そうならねぇように一緒に行くんだろうが」

セミナーは今回の事件を

dice1d3=1 (1)

1.知ってるには知ってるが警備ロボットが対応したと聞いてる

2.知ってるしネルから発見連絡を受けている

3.2+発見場所に行ってみたらビルの屋上が崩落したのを確認している

[19 氷室エル 24/05/24(金) 00:21:54]

＜ セミナーのオフィス前 ＞

「いいか？悪い様にはしないから話を合わせてろ。それが終わったら特異現象捜査部でも何でも行けばいい」

私が言うのもなんですけど、いいんですか？私って不法侵入者なんですよね？

「お前にも事情があるって事は分かった。ミレニアムを襲撃したり何かを盗もうってんなら話は別だがそうじゃないんだろ？」

「それに最終的な判断をするのはあたしじゃなくてセミナーだ。セミナーが帰れって言ったら素直に帰れよ？」

………随分私の事気にかけてくれますけど……えっと……

「ネルだ。美甘ネル」

ネルさんはどうして味方してくれるんですか？

「んなもんお前が反省室送りになったら１勝１敗の勝負の続きができないだろ？」

………ネルさんは元気ですね。私はしばらく遠慮したいんですが

「お前も大概だろ。あの戦いでもまだ実力を隠してたんだろ？」

！！……"私"の力はあの時ちゃんと出し切りましたよ

[20 氷室エル 24/05/24(金) 00:31:48]

「もったいぶった言い方するな……えっと……」

エルです。氷室エル

「エルか……名前が似てるな」

そうですね。名前が似ていて

「接近戦でやり合うのが得意で」

身長が低い

「そうそう身長が……って！お前より私の方が10cm以上高いだろうが！！」

私の友達に早く大きくなりたいって悩んでる子がいるんですけど、その子とどっこいどっこいですよ？

「だからってお前と一緒にすんじゃねぇ！！」

「ちょっと！こんな所で騒がないでくれる！！」

dice1d3=1 (1)

1.ユウカ

2.ユウカ＋ノア

3.ユウカ+ノア+先生

[21 氷室エル 24/05/24(金) 00:37:49]

「ってあら？ ネル先輩じゃないですか。後ろの子は……？」

「あー……そのアレだ。さっき送られてきた画像の……」

「えっ！？ こんなdice1d100=67 (67)　が侵入者なの！？」

好感度　ユウカからエル

1～33.弱そうな子

34～66.小さな子

67～100.可愛い子

はい……ごめんなさい……

「そんでこいつを捕まえる為に少し交戦した。ちょっと建物が壊れた部分があるが、セミナーの依頼で不法侵入者を撃退したわけだから修繕費はセミナー持ちでいいな？」

(ちょっと……？)

「まぁそれくらいはいいですけど……後でポイントは教えてくださいね」

[22 氷室エル 24/05/24(金) 00:48:35]

(可愛いって言われたのすごく久しぶりかも……普段は取引先に舐められない様に気を張ってるから……)

(でも同年代の人に言われるのは初めてかもしれない)

………少し照れますね

「それにしてもこの辺りで見かけない子ね……名前はなんていうの？」

氷室エルです

「……氷室エル？ 氷室エルってあの氷室エル？」

あのって言われましても……どの？

「キヴォトスの各地を騒がせたキヴォトス三大埋蔵金の……」

その氷室エルの事を言ってるなら……はい。当人です

ユウカのエルの知識

dice1d3=2 (2)

1.事件後の挨拶周りの時にエルが来たという事だけ知っている

2.エルがクロノスを使って声明を出したというニュースを知っている

3.キヴォトスの一部地域でのトラブルも知っている

[23 氷室エル 24/05/24(金) 00:59:09]

「なんだエルの事知ってんのか？」

「……埋蔵金の中でもこの世の全てがそこにあると言われている程の価値があると言われるキヴォトス三大埋蔵金」
「その中でも市場に出回っている地図の半分以上を占めると言われている埋蔵金の地図。それが少し前にキヴォトスから大量に消えるという事件があったの」

…………

「そして事件からしばらくして、クロノスとシャーレの先生の協力の下で発表があった。氷室エルの埋蔵金は見つかってしまったと。一部の学区ではパニックが起きたそうよ」

「へぇ～。そんな事件になってるなんて知らなかったな」

「埋蔵金どちらかといえば考古学のジャンル。ミレニアムでは取り扱ってる部活も少ないし、未来の宝を作る方が好きな生徒が多いから興味もあまりないんでしょう」

……もしかして私が普通に歩いてても気にしない生徒の方が多いです？

「ミレニアムでは見かけない姿だからちょっと視線は集めるかもしれないけど……気にする生徒なんてほとんどいないんじゃないかしら」


…………他の学区に行くたびに裏目になる行動ばかりしてる気がする

[24 氷室エル 24/05/24(金) 01:22:27]

「この子が本物の氷室エルなら……この子３年生なの！？」

「んぁ？ なんだお前タメだったのか？ なら早くそう言えよ」

ネルさんも３年だったんですか？ 思ったより共通点出てきますね私達。悪の権力者を埋めるの好きだったりしません？

「別に好きじゃねぇけど、似たような仕事を受け持つ事はあるな」

………！！なるほど、ネルさんは同志だったんですね

好感度　エルからネル

dice1d100=85 (85)　(最低保証値40)

[25 氷室エル 24/05/24(金) 01:31:57]

エル：ネル　　　85：30 (悪の権力者を共に埋めましょう！)

「同志？」

ネルさんは資本主義についてどう思いますか？ やっぱり必要な物は皆で助け合って分け合う精神が大事ですよね？

まさかこんな所で同志と出会うなんて……ネルさんの悪の権力者を埋める仕事も私、興味あります！

「お、落ち着けって！」

ネルさんと私が力を合わせればこの世の悪の資本家達を全て地面の中に還す事だって夢じゃないですよ！！

「……意外ね。あの話題の氷室エルがこんなに小さくて可愛い子だったのもそうだけど……こんな子だったんだ」

「おい！ 感心してないで止めてくれ！！」

「そもそもこいつの処遇はどうするんだ？」

あっ！そうでした……私、どうしたらいいんでしょうか？

dice1d100=67 (67)　(67以下で許される)

[26 氷室エル 24/05/24(金) 01:48:31]

「エルちゃ……エルさんはミレニアムの事をよく分かってないとはいえ、ミレニアムの荷物に紛れ込んで侵入し、荷物搬送業者の方にも迷惑をかけました」

はい………

「本来ならそれ相応の罰がありますが……ネル先輩。さっきエルさんと交戦したって言ってましたよね？」

「あぁ。割と本気出して相手したな」

「なら罰は済んだという事にします。幸い怪我人が出たという報告もないし、被害は二人が戦闘して壊れた部分が少しある程度でしょ？」

「………まぁ、普段の任務よりかはマシだな」

「うん。なら問題ないわ」

…………え？いいんですか？

「エルさんは知らないかもしれないけど、そこにいるネル先輩はミレニアムの中でも最強と呼ばれる実力の持ち主なの」
「普通のミレニアムの生徒は罰としてネル先輩とやり合わされるくらいなら自主的に奉仕活動をする……それほどの相手なのよ」

………ネルさんがミレニアム最強？

「ちげーよ。あたしはキヴォトスの中でも最強だ」

[27 氷室エル 24/05/24(金) 01:58:42]

「……実を言うとね。エルさんがヒマリ先輩の元を訪れにくるかもしれないって先生から連絡を受けてたの」

先生が！？

「そう。なんでも大事な話をする予定があって、急にミレニアムを訪れた時は助けてあげてほしいって」

「トラブルに巻き込まれやすい子だって先生から聞いてたけど……まさかこんな出会い方になるなんて思ってなかったわ」

そうなんですか……先生、私の事見ててくれてるんだ……

「それじゃ早速だけど、途中まで一緒に行く？」

はい。ぜひお願いします！

「じゃあちょっと待ってね。先にエイミに連絡して迎えに来てもらわないと……」

ふぅ、色々回り道したけどようやくたどり着けそうかな

でも大事な話ってなんだろう？ 会いに来てくださいって言われたから行くだけで大事な話なんて……ないよね？

好感度

エルからユウカ　(最低値30)　

dice1d100=30 (30)

[28 氷室エル 24/05/24(金) 02:00:48]

エル：ユウカ　　　30：67 (可愛いって言われると照れますね…)

という事で今日はここまで　相変わらず仕事先は規制がかかるので反応いただけてとてもうれしい限りです
次回は実物のヒマリとご対面回になります

[29 二次元好きの匿名さん 24/05/24(金) 07:31:09]

妙なスイッチが

[30 二次元好きの匿名さん 24/05/24(金) 12:45:29]

投稿乙です

[31 二次元好きの匿名さん 24/05/24(金) 21:28:39]

初対面でも悪くはないぐらいか

[32 二次元好きの匿名さん 24/05/25(土) 08:16:02]

ふぁいとですよ！

[33 二次元好きの匿名さん 24/05/25(土) 18:09:54]

保守

[34 二次元好きの匿名さん 24/05/25(土) 22:56:55]

可愛い

[35 氷室エル 24/05/25(土) 23:21:21]

保守ありがとうございます　今日もひっそりと更新します


「……うん。それじゃあセミナーまで迎えに来てちょうだい」
「お待たせ。もうすぐ特異現象捜査部の生徒がここに来て案内してくれるわ」

こっちから直接行った方が早くないですか？

「うーん……普通の部活ならセミナーの私が便宜を図ってもいいんだけど、あそこは色々特殊だから」

特殊……

「そんなに気にする必要はないわ。招待されてるのは間違いないみたいだし」

そうですか、色々ありがとうございます。…………えっとセミナーの……

「早瀬ユウカよ。先生から事情も少しは聞いてるからミレニアムで困ったことがあったらいつでも頼ってくれていいわ」

ありがとうございますユウカさん


「んじゃ話もついたようだし、あたしは帰っていいか？」

わざわざここまで連れてくれてありがとうございましたネルさん。社会主義に興味があればぜひ工務部までお越しください

「そんなもんに興味はねぇが……またタイマン張りたくなったら相手してやるよ」

[36 氷室エル 24/05/25(土) 23:34:16]

～ 10分後 ～

「お待たせ。あなたが氷室エル？」

dice1d3=1 (1)

1.………下着？

2.……水着？

3.えらく涼しそうな恰好の人が……

「私は部長の指示で迎えに来た特異現象捜査部の和泉元エイミなんだけど……どうしたの？」

ハッ！？いえいえ、私の学校ではまず見ない恰好なので驚いてしまって

「レッドウィンター所属だったっけ？ いいよね。ここよりは涼しそうで」

それはまぁそうですけど……その格好で涼しくないんですか？

「う～ん……今日はちょっと暑いくらいかな？」

…………ネルさんといい、エイミさんといい、ミレニアムって1人1人がえらく個性的なんですね

ユウカさんも実は変わってたりします？

「私をあの二人と一緒にしないで！」

[37 氷室エル 24/05/25(土) 23:40:31]

「それじゃ早くいこっか。部長が準備して待ってるから」

準備？ なんかやるんですか？

「知らない」

即答……まぁ機械の中の人がやってる事なんて分かりませんか

それでは案内お願いします

ユウカさんもありがとうございました。それと……ご迷惑をおかけしてすみませんでした

「別にいいわよ。でも次からは普通にミレニアムに入ってきてね」

はい。それでは失礼します

「はい。じゃあこれ付けて」

なんですかこれ？dice1d3=1 (1)

1.制服？

2.病院の検査服？

3.アイマスク？

[38 氷室エル 24/05/25(土) 23:55:20]

ミレニアムの制服ですか？

「二人で歩くと目立つから来てほしいって部長が」

………なるほど。分かりました (エイミさんの恰好って目立ちますもんね)

「暑かったら羽織るだけでもいいよ (工事作業服に大きなリュック。小等部と間違えそうな身長に……ヘルメットから覗く虹色の髪。ミレニアムじゃなくても目立ちそう) 」

いえいえ、せっかく用意していただいたんで着替えます。少し待ってください

「急がなくていいよ。距離もそんなに遠くないから」

～～～～～～～～～～～～

～ 数分後 ～

「はい。ついたよ」

え？ 近くすぎじゃないですか？

＜　dice1d3=3 (3)　＞

1.ミレニアムの空き教室

2.保健室

3.特異現象捜査部

[39 氷室エル 24/05/26(日) 00:02:48]

「多分私達の歩くスピードが早いからだと思う。部長と一緒に歩くと数倍かかる」

「それにセミナーからの距離よりも、ここがミレニアムの中でも隠されたエリアだって事の方が重要かな」

そんな所に入っちゃっていいんですか？

「……それは部長に聞いて」

「部長、氷室エルを連れてきたよ」

dice1d3=1 (1)

1.ドローンがお出迎え

2.大きな画面にエルが車に侵入した時の画像が映ってる

3.ヒマリがお出迎え

[40 氷室エル 24/05/26(日) 00:15:15]

『よくここまでいらっしゃいました。歓迎しますよ氷室エルさん』

またドローンから声が…………やっぱり機械の中の人じゃないですか！！

「……部長？ 何してるの？」

『私としても直接お話したいのですが、私の可憐な姿をお見せする前に少々確認事項がありまして……よろしいですか？』

……悪質な契約じゃなければいいですよ

『では3つほど。1つ目、ここでの事は他言無用でお願いします。ここはミレニアムの中でも選ばれた人しか訪れる事ができない……秘密基地の様な場所です。外部の人間を入れるなんて例外中の例外です』

分かりました。これでも一応商売を少しばかりやっていましたので口は固いです

『2つ目。少しばかり身体検査をさせていただきます。ここは精密機器が多いので機械に悪影響を及ぼすものの持ち込みはあってはならないので』

手荷物検査って事ですか？ いいですけど私の荷物って結構多いですよ？

『そこはセンサーで纏めて確認しますのでご心配なく。では3つ目……1つだけ質問に答えていただきたいです』

質問？

『氷室エルさん。貴方は"デカグラマトン"と呼ばれる存在を知っていますか？』

dice1d3=2 (2)

1.え？デカ枕トン？なんですかそれ？

2.う～ん？ どういう物を指す言葉なんですか？

3.う～ん？知……！…はい、知らないです

[41 氷室エル 24/05/26(日) 00:23:23]

『なら質問を変えましょう。貴方は預言者を名乗るAIの存在をご存じですか？』

なんですかそれ？ 生きてる機械の中の人のお友達ですか？

『………ありがとうございました。はい、確認事項は以上です』
『ではエルさんは問題なしということで……いよいよご対面です』

ドキドキ………

[42 氷室エル 24/05/26(日) 00:38:45]

少し待つと後ろから車輪が音がする。音に釣られるように振り返ってみるとそこには車椅子の少女が現れていた

「お待たせしました。私こそミレニアムの煌めく朝露こと超天才病弱美少女ハッカー……明星ヒマリです！」

……これが機械の中の人？ 先生のパソコンの中の存在じゃなくて……

「えぇ、貴方と同じキヴォトスに住む人間ですよ」

………エイミさん。実は車椅子から映像を映してるとか、この空間が機械の中で私がパソコンの中にいるとかじゃないですよね？

「ここはそんなおかしな空間じゃないよ。………部長、この子にちゃんと説明しなかったの？」

「説明するために呼び出したのですから仕方ありません！」

「ほら、私が映像だというのなら、この手を取っていただけませんか？ ちゃんと実体なので触れますよ」

………失礼します

恐る恐る車椅子に近づき手を伸ばす。一瞬空をきるかと思った手はしっかりと私の手と繋がった

好感度　

エルからヒマリ　dice1d100=73 (73)

1~33.握ったその手は冷たかった

34~66.握ったその手を握り返してくれた

67~100.細くて壊れやすそうだったので優しく握った

[43 氷室エル 24/05/26(日) 00:45:18]

……………

「………あの」

……………

「私の手に見惚れてしまうのも仕方のない事ですが、離していただけると……」

あっ……す、すみません！ 本当に中身の人なんだと思ったら驚いちゃって……痛かったですか？

「いえ、思ったよりも優しく握っていただいたので痛みはありませんでしたよ」

ならよかったです。………なるほど、確かに直接シャーレまで行って当番をこなすのは難しそうですね

「全く足を運べないわけではないのですが……時たまあの日の様にお手伝いをすることもあります」

なるほど～……よく分かりました。疑って申し訳ないです

「気にしてませんから大丈夫ですよ」



じゃあ確認したい事も終わりましたし

「そうですね、まずは一度……」

帰りますね。招いていただいてありがとうございました

「お茶でも……え？」

[44 氷室エル 24/05/26(日) 00:55:11]

「もう帰るのですか！？」

私としてはヒマリさんの顔が見られて、実際に存在する人だって分かっただけで十分ですから

それ以外に何かやりたい事も思いつかないですし……

「……エイミ。検査はまだ終わらないのですか」ﾋｿﾋｿ

「まだ時間がいる。どこにこれだけ詰め込めたのか分からないくらい関係ない荷物が多すぎるよ」ﾋｿﾋｿ

「………！！そうです！！せっかくここまで来ていただいたのですからお茶くらい飲んでいきませんか？」

いいんですか？

「えぇ。数少ない機会ですから、お茶でも飲みながら互いの事についてゆっくりお話ししましょう」

互いの事って言っても私から話せる事なんて………ん？これは………

dice1d3=1 (1)

1.荷物検査中のエイミが目に入る

2.置いているエルの埋蔵金の地図が目に入る

3.モニターに映る"生命の樹"の画像が目に入る

[45 氷室エル 24/05/26(日) 01:05:51]

まだ荷物検査が終わりそうにないですか？ さっきはセンサーで纏めて調べるって言ってましたけど

「！！」

「うん、ごめんね。ちょっとセンサーの調子が悪いみたいで…」

なら部室の外に置いてきましょうか？ 結構重いから盗まれないでしょうし、最悪盗まれても取返しが付くものしか入ってませんし

「もうすぐ終わるだろうから気にしないで。部長とゆっくり話でもしていくといいよ」

「そうです！ このミレニアムに咲く一輪の高嶺の花である私と話す機会なんて早々あるものじゃないですよ！」

……？そこまで言うならもう少しゆっくりさせていただきますね

「はい。是非そうしてください」

「……………デカグラマトンの預言者達に使われた素材は入ってないか」

「一応素材の解析だけ軽くかけて終わりかな？」

dice1d3=3 (3)

1.リュック問題なし

2.氷室エルへの理解度が高ければ気づく異常

3.………？なんでここにこんなものが……？

[46 氷室エル 24/05/26(日) 01:08:10]

入っていたもの

dice1d3=1 (1)

1.録音機

2.USBカード

3.虹色のグミ……？

[47 氷室エル 24/05/26(日) 01:14:46]

「………エルさん。これ」

はい？………あ、それマズかったりします？

「うん。今は付いてないみたいだけど一応ここの情報が洩れるかもしれないから持ち込めないんだ」

そうでしたか。最近使ってないからウッカリしてました……ちょっと外に置いてきますね

「私はその間にお茶の用意をしておきます」

～～～～～～～～～～

「……………エイミ。今の録音機がそうなのですか？」

「違う。普通の素材で出来た普通の録音機だったよ」

「？でしたら何故？」

「………dice1d100=6 (6) 」

エイミからエル　好感度

1～33.何がとは言えないけど違和感を感じた

34～66.録音されてるものが気になる

67～100.これは氷室エルのバックに入るはずのものじゃない

[48 氷室エル 24/05/26(日) 01:20:31]

「違和感？ なんですかそれ」

「それは分からない。そもそも今日名前を知ったばかりの人の事なんて分かるわけがない」

「せっかくここまで来てくれたというのに、氷室エルさんにえらく無関心ですね？」

「dice1d3=1 (1) 」

1.つい数時間前に調査しろって言われた対象に好意を持つ方が無理がある

2.……私はあの子じゃない方の地図のファンだから

3.……私は地図を描かない氷室エルに興味はないから

「そうですか、それにしても違和感ですか……」

dice1d100=14 (14)

(33以下で違和感の正体に気づく)

[49 氷室エル 24/05/26(日) 01:29:07]

「………エイミ。そのリュックの中には他には何が？」

「ほとんどが工具だよ。後は紙とかペンとか……報告にあった埋蔵金の地図を描くための道具だね」

「録音機に関係しそうなものは他にはありましたか？」

「ないよ。……なるほど。違和感の正体はこれだったんだ」

「はい。拡声器ならまだしも録音機……工事作業にも地図の製作にも使うものではありません」
「先ほどのエルさんの反応から知らずにリュックに混ざったものではない。意図的に持ち歩いてる事になる」

「何のために？」

「そこまでは分かりません。分かりませんしデカグラマトンと関係ない可能性もあります」

「じゃあどうする？ 入れ替わりで出て中身を聞いてくる？」

「………いえ、単刀直入に聞いてみましょう。その為に呼び出したのですから」

「了解」

[50 氷室エル 24/05/26(日) 01:34:10]

～～～～～～～～～～～～～

危ないものはないと思ってたけど録音機入れっぱなしだったのすっかり忘れてた……どうしよう

………こんなものここに置いておけないよね？ 盗まれるだけなら追えるけど壊されでもしたら……！！

え？もう一度持っていくの？ でもセンサーに引っかかるからすぐバレちゃうよ

……それでも持ってく？ ワタシがそうしたいなら別にいいけど

………………dice1d3=1 (1)

1.ちゃんと隠してよ？

2.食べちゃダメだよ？

3.ちょっとでもバレそうになったら逃げてね？

[51 氷室エル 24/05/26(日) 01:44:10]

～～～～～～～～

すみません、隠し場所を探してたら時間かかっちゃって……

「いえいえ、こちらもお茶の用意ができた所です。まずはゆっくりしましょう」

ありがとうございます………ふぅ………


「 (監視カメラの映像を見る限りエルさんは外に出てからそう遠くへ移動していない。それどころか録音機本体がカメラに映っていない) 」
「 (間違いなく録音機はこの近くに隠しているか……持ち込んでる) 」

どうかしました？

「いえ、エルさんは機械が苦手そうなのに録音機を持ち歩いているんだなと思いまして」

工具にも電動の物がありますし機械全般が苦手ってわけじゃないですよ？
ただコンピューターは使用する事がなかったので……

「何か音を集めていたりするのですか？」

ん～……まぁそんな所ですね

[52 氷室エル 24/05/26(日) 01:58:02]

「 (録音機自体に特殊な素材が使われているわけでもないのは検査の時に分かっています。後は……) 」

「エイミ、アレを持ってきてください」

？　はい？

「はい、持ってきたよ。氷室エルの埋蔵金の地図」

私の地図？

「氷室エルさん。この地図の埋蔵金に関する答えに嘘や偽りはありますか？」

ないです。嘘が混じった時、それは解答が違う時ですね

「ではこちらを…………こちらの解答は埋蔵金の周辺を徘徊する巨大なロボットに注意を促すものです」

「この解答に過不足はありますか？」

確認しますね……………うん、正解です。といっても埋蔵金はないのでもう意味はないのですが

「このロボット。今はどうしてるのですか？」

埋蔵金じゃなくてロボ？ ヒマリさんはこういうのが……まぁ機械の中の人みたいな事してるくらいですし気になっても仕方ないのかな？

dice1d3=1 (1)

1.知らないですよ。私も埋蔵金が見つかってからあまり向かってませんし

2.知らないですけどいるんじゃないんですか？ 自分から探そうと思いませんし

3.いま………せんよ

[53 氷室エル 24/05/26(日) 02:08:07]

「知らないですか……ではこの答えの意味を聞いてもよろしいですか？」

"周辺を彷徨う巨大な鉄に触れてはならない"　"アレは常に自分の事だけを考えている"

これの意味？……えっと……文字通りですよ？

「随分フワッとした解答ですが……本当にエルさんが作成を？」

それは勿論です。私の地図は私以外に描いていませんよ

「そうですよね。当然この"筆跡が違う地図"もご本人が描きましたよね？」

えっ！？………はい。それはもう色々な書き方を試しましたから、私の字に見えなくても仕方ありません

「いいえ、ミレニアムの誇る認証技術を利用し確認しました。間違いなく別人がこの地図を描いています」

別人じゃない！！

「ッ！？ エルさん……？」

…………ヒマリさん。貴方は何を知りたいんですか？ ロボットですか？ 字が違う事ですか？

dice1d3=3 (3)

1.ロボット

2.エルじゃない字を書いた人

3.どっちも

[54 氷室エル 24/05/26(日) 02:25:02]

「………これらは相互関係にあります。どちらかを聞けば解決するものではない。2つで1つのものです」

2つで1つ……

「ここまで来たのなら包み隠さずお話しましょう。……私とエイミ、特異現象捜査部はデカグラマトンと呼ばれる未曾有のAIについて調べています」

「デカグラマトンについては詳しい説明は省きますが……キヴォトス全体の脅威となりかねないという事だけ伝えておきます」

ＡＩ……………という事はロボットにそのデカグラマトンが入ってるって言いたいんですか？

「あくまで可能性です。私達はあらゆる可能性を考えないといけませんから」

………私がそんな危ない存在について知っていると？

「最初はそう思っていました。ですがエルさんは機械について疎い。そんな人物が書ける解答ではありません」

「教えていただけませんか？ この地図を解答を記した人物を、そしてこの解答の意味を」

dice1d3=1 (1)

1.……方法は？

2.……ずっとこんな話ばっかり……

3.……嫌ですって

[55 氷室エル 24/05/26(日) 02:34:47]

「はい？ 方法？」

…………………うん。ごめんね…………ワタシは話したくないよね

「エルさん？ 一体誰と話して……」

「……センサーに反応なし。いや、センサーにすら反応できない未知のナニカと……！」

……………ヒマリさん。要はデカグラマトンってものじゃなければいいんですよね？

「そうです。正確にはデカグラマトンに感化された"預言者"でもいけませんが」

…………………うん、分かった。

知る範囲でいいならお答えします。ですが条件があります

「条件ですか？」

dice1d3=3 (3)

1.姿を絶対に見ない事

2.私への詮索はしない事

3.仮にロボットがどのような存在であっても詮索を打ち切る事

[56 氷室エル 24/05/26(日) 02:46:54]

「！！それは……！」

勘違いしないでください。ヒマリさんが言う脅威であるかないかは私は本当に分かりません
ですが……これ以上関わらないでほしい。約束できないなら私はこのまま帰ります

「………分かりました。私は今後……」

私"達"は

「……私達は今後その地図のロボットに関わりません」

「いいの部長？こんな条件を飲んで」

「エルさん無しで調べられる事は調べ尽くしましたし、そうしなければ真実が分からないのなら……仕方ありません」


…………ありがとウござイマす。ではオハナシします

「はい？ エルさんがですか？」

何度も言っタじゃないデスか。この地図を描いタのは"ワタシ"で別人じゃナイと

「二重人格？いや、そんなもので筆跡は……」

このハナシは"私"も知らナイ話。ワタシ達の事を知らナイお前タチには理解できナイだろう

ソレデモイイナラ………ワタシノ"キオク"ノハナシヲシヨウ

[57 氷室エル 24/05/26(日) 02:49:11]

今日はここまで　次回はエルと関わり脳を持つ事によって作られるワタシの記憶の話

[58 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 08:06:41]

投稿乙！

[59 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 16:10:58]

さてさてどうなる？

[60 二次元好きの匿名さん 24/05/26(日) 19:36:21]

保守

[61 氷室エル 24/05/26(日) 23:48:41]

終わらせそうで終わらない感じ　再開します



「お話を聞かせていただく前に……貴方は一体何者なんですか？」

ワタシはワタシ。ソレをカイタ本人。別人ジャナイ

「ですが雰囲気が違いすぎますし、何より見た目は変わっていませんが違和感が……」

………あまりワタシを見ないホウガいいですヨ。私も望みまセン
特に、後ろカラ見てるアナタ

「……私？」

アナタがどういう目で私を見ているかワタシはよくシッテいる
コレ以上は……戻れなくナリマスよ？

「！！……それは脅し？」

警告はシタ。ハヤク説明してワタシ達はカエる

「………部長。本当に大丈夫なの？ 正直私は少し気持ち悪くなってきたよ？」

「これを呼び出してしまったのは私です。エルさんのお話は私だけでも最後まで聞きます」

[62 氷室エル 24/05/26(日) 23:56:23]

………そのチズの機械のハナシだったネ。私も言った通りウソは描いてない。モジドオリだよ

「徘徊するがロボット自身が自分の事を考えていると？ そんな事が何故分かるのですか？」

ワカル。ワタシが使ってるカラ

「使う？ どういう事ですか？地図から得た情報にも、先生から聞いた情報にもその様な事は描かれていませんでした」

私は使っていない。ワタシだけがツカっている。…………センセイから聞いたとイッタな？ワタシの事も聞いているのカ？

「 (やはり先生は何かを隠していましたか) 」

dice1d3=3 (3)

1.聞いていないと告げる

2.教えてほしいと頼む

3.カマをかけて喋らせる

[63 氷室エル 24/05/27(月) 00:07:01]

「 (直接は関係なさそうですが……ここは一度、確信に迫ってみますか) 」

「……はい。聞いています」

ホントウに？ アレでもワタシ達が信用シテイル唯一の大人。言わナイですよ

「そうですね。なので推察を話したら先生がポロっと」

……………ナラ。ワタシが直接話シタホウがハヤイか

「 (ヘルメットが動いて……中に何かいる！) 」

「直接ご対面していただけるようで感謝します」

………………イインデスネ？

「はい、覚悟はできてますから」

カクゴ？ ヒツヨウなモノはカクゴジャナイ………ヒツヨウナノハ………"正気"デスヨ

「………！？」

「部長！！」

エイミ

dice1d3=3 (3)

1.恐怖

2.dice1d10=3 (3)

3.外そうとしたヘルメットを急いで被せなおす

[64 氷室エル 24/05/27(月) 00:20:46]

ヘルメットの中に抑え込まれていたナニカがこちらを覗く。その視線に気づいた瞬間。私はなんて愚かな事をしてしまったのかと後悔した
二重人格？ 未知の生物？ 違う。そこにあったのは色を持った恐怖そのものだった

あぁ、私が開こうとしたのはパンドラの箱だったのでは……

「ちょっと待って！！」

生きる心地が希薄になる寸前。突如パンドラの箱は閉められた
気づけばエイミがヘルメットを上から押さえつけている

…………ナゼ止メルンデスカ？ 望ンダノハソチラデスヨネ？

「そこにいるのはよく分かった。どういった存在なのかもね」
「だから……もういいよ。この中にいたままでも会話できるでしょ？」

「それに部長は覚悟してたかもしれないけど私は覚悟なんてできてないから、出てこられると話が長引いちゃうよ」

……………ワカッタ。メンドウですがイイデス


「…………」

～～～～～～～～～～～

"……ヒマリが気になるなら話を聞いてもいいだろうけど……絶対に無理に聞き出したりはしないでね"
"みんなが不幸になるだけだから"

～～～～～～～～～～～

「………やはり先生の忠告を守っておくべきでしたね」

[65 氷室エル 24/05/27(月) 00:36:03]

「助かりましたエイミ。もう少し遅ければ手遅れに……澄み切った水にわずかな濁りが生まれていたでしょう」

「……部長。今回ばかりは手を引いた方がいいと思う。目的は半分達成した様なものだし氷室エルは早く帰した方がいいよ」

「確かにそうかもしれません。ですが私達はまだ話を聞いてはいませんから」

「…………危なくなったら勝手に行動するからね」

「はい、その時は任せましたよ。エイミ」

…………モウイイデスカ？

「お待たせしてしまいましたね。では申し訳ありませんがこのまま解説をお願いします」

………サイショに言いマスが、ワタシもムズカシイ言葉は分かりまセン。なのでジジツだけ言いマス

dice1d3=3 (3)

1.最低限話してくれる

2.1+質問には答えてくれる

3.出会いから話してくれる

[66 氷室エル 24/05/27(月) 00:51:52]

ソウデスネ………アレは私とワタシがしばらくタッタ日……

～～～～～～～～～～～～～～

＜氷原地区　氷山＞

「ねぇワタシ。このパンの賞味期限っていつだっけ？」

ワタシは来週までと答えた。ワタシは何でも食べられるが私はそうではない

もっとも、この空間に物を置けば冷凍して保管されるから問題ないとは思う

「そうだっけ？ 忘れちゃってたな……ならこっちから食べよ」

全部忘れないようにしてみせようか？と提案してみるが方法を聞いて断れてしまった

脳に直接刺激を与える方法も、脳を肥大化させる方法も気に入らなかったらしい

「………それにこれからも忘れたい事が増えるかもできるかもしれないから」

私の中には忘れてしまいたい記憶があった。できれば消してあげたいが……それも私は望まなかった

「これも私の夢を作ってるものの1つだから。忘れてしまうんじゃなくて消しちゃったら私が私じゃなくなっちゃうかもしれないよ？」

それは困る

「でしょ？だから気にしないでいいよワタシ。忘れてしまうのはしょうがない事だから」

[67 氷室エル 24/05/27(月) 01:10:10]

そう、人の脳は忘れてしまう機能を持っている

これは私にとってはよくてもワタシにとってはよくなかった。ワタシ達が共に歩んできた記憶は常に覚えていたかったから

だけど私の脳に無理やり詰め込む事はしたくない。ではどうするか？

dice1d3=1 (1)

1.脳を増やせばいいのだ

2.巨大な脳を作ればいいのだ

3.脳の代わりを見つければいいのだ

～～～～～～～～～～～～

「 (カマをかけたせいで答え合わせを飛ばしてしまい、詳しくは理解できていませんが……氷室エルは"2人"いる) 」

「 (1人は目の前にいる姿。そしてもう1人は頭部に潜む恐怖そのもの………それらが何故か共存している) 」

「 (デカグラマトンと関係がなくてもキヴォトスにおいて危険な存在だと思われますが……今は置いておきましょう) 」

[68 氷室エル 24/05/27(月) 01:17:30]

～～～～～～～～～～～～

最初は分体を作った。日ごとの記憶を記憶した脳を持つ分体を作り、それらをワタシ達が死ぬまで作り続ける

だけどそれは失敗した。脳だけしか持たない分体には生存能力がまるでなかったのだ

仕方がないのでワタシが覚えられるだけ覚える。だがその記憶も不安である

私だって忘れてしまうんだ。同じ脳を持つワタシだって忘れてしまうかもしれない

早急に対応しなくては

この頃私は夢の地図を配布する場所を求めて各地を渡り歩いていた

自治区と呼ばれる大きな場所から何も存在しないような場所まで、色々な場所を訪れては条件に合う人物を探す

そんな時だった。私は見つけた

dice1d3=1 (1)

1.記憶する為の道具を

2.記憶する道具の使い方を

3.記憶する道具の使い方を示すモノを

[69 氷室エル 24/05/27(月) 01:41:48]

この世界には私の同種の他に、機械で作られた存在が蔓延っていた
そして機械で作られた存在の記憶は消される事はあっても忘れる事はないらしい

これだ。私達の事だけを記録する為の機械を用意する事ができれば、私を傷つけず私達の全てを残すことができる


その日から常に私と共にあるワタシの他に、記憶を残せる機械を探す分体を動かす事にした
世界に溢れるほどの機械だが、同じ機械でも記憶領域の差があり、ワタシの目的に使えそうなものは中々見つからなかった


日が経つごとに諦めはしなかったが余りにも見つからないので全ての機械を呑み込んで混ぜてみようかと思うようにもなった
そんなある日の事だった

ついに目当ての道具を……記憶する機械を見つける事ができたのだ

[70 氷室エル 24/05/27(月) 01:50:46]

～～～～～～～～

「1つ質問してもよろしいですか」

「その目当ての機械……どこで見つけたか覚えていますか？」

………分からナイ。バショの名前ナンテ知らナイし、興味がナイ

「どういう環境だったかという事すら覚えていないでしょうか？」

……………dice1d3=1 (1)

1.氷山の近く

2.廃墟

3.機械の施設

「え？」

覚えてイルのはソレくらいデス

[71 氷室エル 24/05/27(月) 02:05:16]

「(氷原地区。つまりレッドウィンター自治区の近くで見つけたもの……廃墟にいたデカグラマトンと関わっている可能性はこれで薄くなりましたが……)」
「つまり氷原地区に元々あったロボットという事ですか？」

………チガう。凍った場所ではあるけどワタシが作ったものじゃない。自然の氷山

「………氷海地域ですか！」

名前はシラナイ。私はそこにあった記憶をたくさんオボエられる機械をツカッタだけ

「まだ氷海地域は調べられていません。そんな場所に大型のロボットなんて存在するはずがない」
「もしもそこにデカグラマトンの預言者が潜んでいるとしたら…………いえ、待ってください」

？　マダ何か？

「膨大な記憶領域を持ち、巨大で、思考するAIを持つ……」
「まさかとは思いますが………エルさん。貴方がその記憶を保存する為に使った機械は……」

「デカグラマトンの預言者そのものではないのですか？」

[72 氷室エル 24/05/27(月) 02:35:22]

？ よくワカリません。今のアレはデカグラマトンではなくワタシです

ワタシが全てを掌握シテ、ワタシの為に私達の全てを記録するモノ……ただソレダケ

「つまりあの地図に残された言葉の意味は……エルさんの事を常に考えている貴方の記憶が詰まっているので触らないでほしい。そういう事ですか？」

サイショからソウ言っテます。これで満足デスか？

「貴方は機械の中……いわば記憶領域に入り込めるのですか？ そうでなければ全ての記憶を溜めておくなんて……」

dice1d3=1 (1)

1.機械で脳を解析している

2.機械で音声を録音している

3.機械内で脳を培養をしている

[73 氷室エル 24/05/27(月) 02:43:42]

中途半端な気もするけど今日はここまで

Q.結局色々言われてるロボットってなんなの？

A.エルの恐怖がエルとの記憶を忘れない様に氷海地域から基地からパクって来たロボットで、dice1d3=3 (3)

1.ゲブラを守護する為の実験用オートマタとか戦車を1つの塊にしてしまった物

2.預言者として覚醒する前の素体としてのゲブラ

3.ゲブラそのもの

[74 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 06:54:03]

うわーお

[75 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 08:17:44]

>>73

ま、じ、か

[76 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 13:00:01]

とんでもない物出てきたな

[77 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 15:55:01]

保守

[78 二次元好きの匿名さん 24/05/27(月) 21:24:43]

大変なことになってしまったぞ

[79 氷室エル 24/05/27(月) 23:24:37]

本編の時系列はまだエデン条約が終わったばかりで、パヴァーヌ二章が始まってないからへーきへーき　本日も少しずつ更新

ワタシは機械に覚えサセタだけ。ノウリョクを全てワタシの脳の代わりとシテ扱うヨウニさせただけデス

ワタシが日々をキオクした脳を持ってイキ、読み込まセル。いつでもワタシだけが確認できる

「まさか「全知」とも呼ばれる私に、ここまで理解できない事が起きてるなんて……」

「脳を持ち寄る？ 持ち寄った脳を解析する？ そしてそれを巨大な機械に記憶させる？」

「ミレニアムが誇る最高の技術を用いても、そもそも達成できないでしょう。動力・金額・素材……全てが未知数」

ワカラなくていいデス。今日をモッテ関わらナイのだから

「本当に理解しなくて良いのですか？ 貴方の大事な記憶を保管している物なのに？」

「そのロボットが自我に目覚め神を名乗り、記憶領域の消去を行うかもしれないのに？」

dice1d3=2 (2)

1.………ソンナ嘘に騙されナイ

2.ソンナ事できナイ様にしている

3.ヨク知ってマスネ

[80 氷室エル 24/05/27(月) 23:39:09]

武装は全てクラった。暴レタけどワタシには勝てナイ

意思を奪うマデ食らった。アレはもうワタシの意思がないと動けない

「………一応参考までにお聞きしますが、ロボットの特徴を聞かせてもらえませんか？」

オオキイ。ワタシの脳を解析してキオクできる

「それだけですか？」

キョウミのない部分は覚えていない………デカグラマトンというモノには判断できるトクチョウはないのデスカ？

dice1d3=3 (3)

1.元々は別の目的の為に作られた機械である(30以下で成功)

2.パスや異名を持つ(60以下で成功)

3.ヘイローがある(90以下で成功)

記憶に残っているか

dice1d100=33 (33)

[81 氷室エル 24/05/27(月) 23:47:42]

ヘイロー？ 確かニありマスネ

「！！それなら間違いなく……！！」

タダそれだけでデカグラマトンだと？ アレはワタシなんデス。ヘイローくらい付くでしょう

「 (そう。十中八九そのロボットはデカグラマトンの預言者なんですが……私の目の前にいる恐怖もまた未知の物) 」

「 (この生物が機械を掌握したからヘイローが付いた……その可能性も否定しきれない) 」

………もうオワリでいいですカ？ 終わりなら帰りマス。そしてアレが何だろうとカカワラないでください

「最後に1つだけ。dice1d3=2 (2) 」

1.ロボットの姿を見せてください

2.忠告をさせてください

3.調べさせてください

[82 氷室エル 24/05/27(月) 23:59:16]

忠告？

「貴方がただのメモリーとして使ってるだけの機械。それらは力や恐怖だけでは決して掌握なんてできません」
「もし記憶領域が欲しいだけであればミレニアムで専用のサーバーを用意することも可能です」

………信用デキナイ

「えぇ、今はそうでしょうね。ですので私から言える事は……気を付けてください」
「アレは貴方達の想像を超えるかもしれない存在です」

……………ハナシはオワッタよ。私

「そしてもしもおかしな事が起きたら私達に教えてください。直接関わらずとも手助けを……」

………手助けじゃなくてそのデカグラマトンとやらをワタシを利用して調べたいだけなんじゃないんですか？

「そんな事は！………あら？」

もう話は終わったみたいなので帰りますね………それでは失礼します

「待ってください！ 氷室エルさん、貴方にも話が……！」

ヒマリさん。機械の中に入るのは得意かもしれないですけど、私達の中には私達だけでいいんです
色々気遣ってくれた部分も分かりますが……私はワタシとヒマリさんならワタシの味方をするだけなんです

それでは失礼しますね

[83 氷室エル 24/05/28(火) 00:08:12]

＜ ？？？ ＞

「……今日のデータはまだ？ 最近戦闘データが少なくて面白くないんだけど」

「ちょっと前は面白いくらい取れたのにね。例の先生のデータも入ってたし、この調子で暴れてくれないかなーって期待してたのに」

ﾋﾟｺｰﾝ

「あ、送られて来たよ。………ん？これは……」

「どうかしたの？」

「私達の事を嗅ぎまわってるバカがいたじゃん？ そいつに会ったんだって」

「そうなの？ 見せて見せて」

「えっと……………な～んだ。全然私達に辿り着く気配すらないじゃん」

「辿り着かせる為の情報も出し渋ったみたいだし、仕方ないのでは？」

「そうだね。感謝なんかしないけど便利だね。この"氷室エル"って子」

[84 氷室エル 24/05/28(火) 00:20:56]

「ゲブラが鹵獲された時はどうするかと思ったけど、奪ってやる事が日記帳って……バカの考える事は分からないね」

「ゲブラの自我すら呑みこもうとする程のデータを詰め込もうとするからこっちに転送してあげてるけど、これ途中の方は消しちゃってよくない？」

「ゲブラの中にも住み着いてるみたいで、定期的に全ての記憶を調べなおしてるからやめた方がいいよ」

「でもこの子の記憶データを取っておくだけで、たまに面白いくらい戦闘データが集まるし……何よりこの子自身の解析をするのは面白いよ」

「無限に生成される脳の様なナニカを持つモノ……お姉さま復活に役立つといいんだけど……」

「それで、こっちの対処はどうする？ 氷海地域に今来られても基地しかないよ？」

「放置……もしくは最悪ゲブラを目覚めさせればいいでしょ。 記憶さえ消されなければあの子も文句ないだろうし……もしかしたら味方してくれるかも」

「アレを味方？ 素直に話を聞くタイプじゃなさそうだし……バカだけど危ないと思うよ」

「そうそう、今の関係のままでいいんじゃない？」

[85 氷室エル 24/05/28(火) 00:28:02]

＜ 次の日 ＞

今日は自分探しの為にアビドスへ行く………予定

正直あんまり気が進まないというか………他校に行くたびに問題行動を起こすか起こされるかされてますし……

でも先生に護衛してもらう子をお願いしちゃいましたし、それを当日になって断るなんて……先生に悪いですよね

それにしても、あのロボットをワタシが私との思い出を残す為に使ってたなんて知らなかったな

だから私はアレと一度も戦った事がなかったんだ

アビドスの護衛生徒

dice1d5=5 (5)　人

[86 氷室エル 24/05/28(火) 00:37:12]

とりあえず先生に連絡しないと……到着予定時間は……

～～～～～～～

"了解。アビドスの駅でみんな待ってるって聞いてるよ"

みんな？ 1人じゃないんですか？

"そのつもりだったんだけど……エルを迎えに行ってほしいって話をしたら誰が行くかで盛り上がっちゃらしくて"

そうなんですか、わざわざ手配してくれてありがとうございます

それとミレニアムでもユウカさんに連絡してくれたみたいで……おかげで助かりました。ありがとうございます

"気にしないで。アビドスでも何か新しい自分が見つかるといいね"

はい。そうだといいんですけどね

"…………エル？ 何かあった？"

……何もないですよ？

"何かあったらいつでも連絡してね"

"相談ならいつでも歓迎だよ"

………では1つだけ、なんで私に何かあったと思ったんですか？

dice1d3=3 (3)

1.元気がなさそうだから

2.乗り気じゃないから

3.しゃべり方

[87 氷室エル 24/05/28(火) 00:44:28]

"初めて出会った時みたいな話し方をしてたから……かな"

！！

"エルって人と距離を置いたしゃべり方をしてたから……気のせいだったらごめんね？"

………そうですね。ちょっと色々あって、昔と同じ様になりつつあったのかもしれません

"また1人だけで全部考えてた？"

………はい

"じゃあ今日のアビドスでは1人でいる時間はできるだけ無しにしよう。みんなにもそう伝えておくから"

いやいや！ それは迷惑じゃないですか？

"そうかな？ むしろ喜んでくれると思うよ"
"だってエルの迎えに行きたいって話で盛り上がった理由は、みんなが迎えに行きたいって言ったからみたいだから"

[88 氷室エル 24/05/28(火) 00:56:31]

＜ アビドス自治区 ＞

「「「「「 アビドスへようこそ！！ 」」」」」」

…………はい？

「遥々レッドウィンターからいらしたんですよね？ 疲れていませんか？」

「他の自治区では色々大変だったそうですね。アビドスでは私達がしっかりお守りしますから大丈夫ですよ！」

「ん、まずは学校まで案内する」

なんか私の待遇良すぎません！？

「うへ……騒がしくしてごめんねエルさん」

どうもホシノさん。正直今日はホシノさんの様子を見に来たくらいのものなんですけど………どうしてこんな事に？

「それはね、私がエルさんから埋蔵金の半分を貰っちゃったでしょ？」

貰っちゃったというか見つけたんで貰うのは当然なんですけど

「それでアビドスの借金がねdice1d3=1 (1) 」

1.半分以下になったの

2.1/10になったの

3.1/100になったの

[89 氷室エル 24/05/28(火) 01:09:38]

借金！？……いえそれよりも半分！？ 半分しか返せてないんですか！？ 嘘ですよね！？

「お恥ずかしながらね～」

………借金の理由が悪の権力者だったりするなら先生にお願いして残りの半分を引き渡す様にしますけど

「そこまでしてもらうのはエルさんにも先生にも悪いよ。それにこの借金はアビドスの借金だからエルさんに全部返済してもらうのは違うし」

埋蔵金は私の物じゃない、見つけた人の物です。ホシノさんが見つけたならホシノさんのお金ですよ

「いいのいいの。皆で頑張ったのに1人だけ総取りなんて真似できないし、これだけでも大満足だよ」

「定期的に使用料が振り込まれるおかげで利子の返済だけで精一杯、借金が全く減らないって事はなくなったからこれから私達の手で少しずつ返済を始められる。今はそれだけで十分」

本当に納得してるなら埋蔵金の使い道に口を出す気はないですけど……

「うん大丈夫。気遣ってくれてありがとうねエルさん」

「ちょっと！ そんな所で二人で話してないで、早く行くわよ！」

アビドス内での埋蔵金の地図の価値　dice1d100=24 (24)

アビドス内でのエルの人気　dice1d100=18 (18)

[90 氷室エル 24/05/28(火) 01:28:14]

アビドス
地図の価値 24　(ミレニアムとほぼ同じだがこっちは生徒の総数も少ない)　エルの人気：18 (事件を起こしたヤツとしてだけ知られている)



そういえば私ってアビドスでどんな扱いか分かったりします？

「この自治区はそもそも人があまりいないから分かっちゃうんだけど………あんまりよくないね」
「私達は事情を知ってるけど、知らない人からすると、つい最近見つかった窃盗犯みたいな扱いかな？」

そうですか……まぁ仕方ないですね

「そう！ だからこんな所で悠長に話してるのは危ないの！」
「ん、だから早く安全な場所に行くべき」

ホシノさん。彼女たちは？

「セリカちゃんにシロコちゃん。2人とも埋蔵金の地図に興味がある子だよ」

「今は周りに誰もいませんし、焦って移動する必要はありませんよ」
「そうですね、アビドスの景色も楽しんでもらいたいですし、のんびりいきましょ～♪」

「アヤネちゃんにノノミちゃん。2人は地図には興味はあまりないけど、とってもいい子なんだ」

そうなんですか。わざわざ大勢で来てくださって……ありがとうございます

「気にしないで～。あっそうだ」
「目的地まではちょっと距離があるし、せっかくだから皆と話しながらいこうよ。エルさんは誰とお話したい？」

[91 氷室エル 24/05/28(火) 01:30:33]

というわけで次回は自分探しinアビドス編

埋蔵金の地図が好き勢かつゲヘナでちょっとだけフラグが立ってたアルを出すかどうかは未だに悩んでます

dice1d3=1 (1)

1.セリカ・シロコ

2.アヤネ・ノノミ

3.ホシノ

[92 氷室エル 24/05/28(火) 01:32:31]

記載忘れ
エル：ヒマリ　　73：33 (私の事はロボットの為に近づいてきただけなんでしょうか……)

[93 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 07:35:09]

0.5アビドスか
随分ため込んでたんだな

[94 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 12:41:21]

投稿乙

[95 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 12:56:10]

乙

[96 二次元好きの匿名さん 24/05/28(火) 20:52:15]

金で上客になってしまった

[97 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 07:19:16]

なんにせよ悪く思われてないなら良し！

[98 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 14:02:39]

やっぱり世の中金よ

[99 二次元好きの匿名さん 24/05/29(水) 22:33:29]

保守

[100 氷室エル 24/05/30(木) 01:22:35]

昨日の台風の中でのお仕事で風邪引きかけてたので今日も更新無理です……だいぶ復活してきてるので明日には………

[101 二次元好きの匿名さん 24/05/30(木) 07:20:29]

お疲れ様です

[102 二次元好きの匿名さん 24/05/30(木) 08:34:46]

お大事に

[103 二次元好きの匿名さん 24/05/30(木) 12:48:07]

ゆっくり休んでください

[104 二次元好きの匿名さん 24/05/30(木) 23:30:01]

保守

[105 氷室エル 24/05/31(金) 00:02:18]

少しだけでも動かさないと自分で展開を忘れそうなのでちょっと再開

う～ん……特に希望はないんで何か私に用がある人がいるならその人にでも。もしもいるならの話ですけど

「ん、私は聞きたい事がある」

そうなんですか？

「エルは埋蔵金の地図をいっぱい作ってるって聞いた」

「今回ホシノ先輩達が見つけた宝の地図もの以外にも地図を作ってたりするの？」

あ～………埋蔵金の地図は作ってないですね

「？ なら他の地図を作ってる？」

一応……こっちはある意味では埋蔵金の地図よりも地図自体が見つけにくいものですけど

埋めてる物も私の埋蔵金じゃないですし……価値はあるんでしょうけどね

「！！ 聞いたセリカ？」

「聞いたわよシロコ先輩！ ねぇエルさん！ちょっとエルさんに相談があるんですけど……」

なんとなく言いたい事は分かりますけど……どうぞ

「「 まだ見つかってないお宝の地図って余ってませんか！？ 」」

dice1d3=2 (2)

1.余ってない

2.(宝の地図はではないので)余ってない

3.一応……

[106 氷室エル 24/05/31(金) 00:16:44]

「本当に？」

はい。私がこれはお宝ですよって言って出せる地図は持ってないですよ

「じゃあエルは埋蔵金の地図以外に何の地図を描いてるの？」

今はもう描いてないですけど、前は悪の資本家のものを全て埋めてました

「全て？ それって凄く価値のあるものなんじゃないんですか？」

分かりません。私は何に価値があって、何に価値がないのかよく分からないので全部埋めてきました

そんなガラクタが入ってるかもしれないもの、宝の地図だなんて世に出せませんよ

「それなら何でそんな地図を作ってたんですか？」

地図を見た人に等しく可能性を与える為ですね

埋まってる物を見てゴミだと思うなら捨てられるか放置されるでしょう。仮に価値があった上で見つけて、その価値を理解できる人が私の様な人ならきっと正しく資本を分配してくれるハズです

再び悪の資本家が見つけたのなら、きっと悪の資本家として目立つ事になるでしょう、その時は私がまた埋めればいいだけです

「その地図はどのくらいあるの？」

ざっとdice1d3=3 (3)

1.10種類くらい。目立つ悪の資本家なんてそういないものです

2.50種類くらい。工務部で仕事をしてると良く見かけますから

3.100種類くらい。色々と怪しい場所で行動することも多いですから

[107 氷室エル 24/05/31(金) 00:35:26]

「100種類……！」

「私達が残りを見つけたら残りの借金も一気に返せるかも！」

うーん……やめといた方がいいと思いますよ？ 損しかしないでしょうし

「エルの埋蔵金程じゃなくても資本家と呼ばれる人の財産が埋まってるなら探す価値はあると思う」

いえ、埋まってる物の価値の話じゃなくてですね。仮に数百・数千万の価値がある物が埋まってたとしても単純に労力の割に合わないと思います

「えっ！？ そうなの！？」

まず、お二人は穴を掘ったらお金や換金できる物が出てくると思っているでしょうが………恐らく最初に出てくるのは……多分ビルの外壁とか飾ってあった彫刻みたいなものになります

「なんでそんなものまで埋まって……」

言ったじゃないですか"全部埋めてきました"って

金・家具だけなく扉・床・壁……ありとあらゆるものを解体して各地に埋めてきました。なので掘っても無駄足になる可能性が高いです。そしてそんなものを１か所に全て埋められるわけがありません。なので複数の場所に埋めています

価値だって分散してしまっているかもしれない。頑張って金目のものを見つけても資本家になるには足りない可能性が高いです

そして最後に。これらの地図は一体誰の為に作られるかですが………悪の資本家の為に作っています

「え？ それじゃ意味がないんじゃ……」

宝を見つける可能性は平等に与えられるべきですからね。本当に大事なものがあるなら全てを失っても諦めずに探しに行くでしょう。ですが、何も知らない人が探すのはおススメしません………それでも欲しいですか？

シロコ・セリカの順　dice2d3=3 1 (4)

1.やめておく

2.一応…

3.欲しい！

[108 氷室エル 24/05/31(金) 00:41:21]

「そこまで言われたら私は諦めようかな……シロコ先輩は？」

「ほしい」

別に渡すのはいいんですけど……正直、私の埋蔵金で半分返せてた程度にしかならないのなら借金返済の手助けにはならないと思いますよ？

「それでもほしい」

…………理由を聞いてもいいです？ 私の地図を何の為に使う気ですか？

dice1d3=3 (3)

1.借金返済

2.目的地

3.景色

[109 氷室エル 24/05/31(金) 00:50:26]

………景色？

「ん、ホシノ先輩から聞いた。エルの埋蔵金は埋蔵金自体の価値ともう一つ。大事にしている物があったって」

「それが宝の場所から見える景色。詳しくは教えてくれなかったけど、とても良いものだって言ってた」

「私はそれが見たい」

……………期待してもらってる所申し訳ないですけど、ホシノさんが見たものが特別というだけで、これらの地図にそういう希望は持たない方がいいですよ？

大量に埋めないといけないので場所にも制限がありますし、現場から遠くまで運べないという縛りも……

「それでもいい。私も同じ体験をしてみたいだけだから」

………仕方ありませんね

好感度

エルからシロコ

dice1d100=38 (38)　+30(最大値100)

1～33. できるだけ近場で見つけやすそうなものを

34～66. 清書して

67～100. 2+覚えてる中での選りすぐりを

[110 氷室エル 24/05/31(金) 01:04:50]

「本当にいいの？」

はい。先ほども言いましたけど宝を見つける可能性は平等に分配しますって言いましたから

ですが今すぐというわけにはいきません。流石に普段から持ち歩いているものじゃないですし、全部渡すわけにもいかない以上選定も必要です。それに少しは整えて地図を描かないと見るに堪えないですからね

「地図はもう描かないって聞いてる。残ってるものでいい」

原本以外はもう私の手を離れています。そして原本は私以外が見ても何も分からないですよ

というか私が地図を描かないってこと知ってたんですね

好感度

シロコからエル dice1d100=44 (44)　(最低保証値30)

セリカからエル dice1d100=87 (87)　(最低保証値30)

1～33.ホシノから話を聞いていた

34～66.以前からエルの埋蔵金に興味があったので知っていた

67～100. 1+2

「……私の為に描いてくれるの？」

はい、任せてください。少しうれしい事がありましたから

[111 氷室エル 24/05/31(金) 01:13:37]

「……嬉しい。ありがとう」

どういたしまして。作った地図はどうしましょうか？先生にでも渡しておきましょうか？

「それよりも私が取りに行く。連絡先を教えてほしい」

分かりました、でしたら携帯で……

「………ちょっと待って！」

はい？

「セリカ、どうかした？」

「シロコ先輩ばっかりズルい！ そういう話なら私も欲しい！」

1枚も2枚も変わらないのでそれは別にいいですけど、さっきも言った通り金目の物は……

「私が地図を欲しかったのはそれだけじゃないから！」

セリカは地図のどこが好き？

dice3d5=3 1 3 (7)　(出た数値全て採用)

1.三大埋蔵金

2.謎

3.絵

4.気品

5.過去作と繋がる

[112 氷室エル 24/05/31(金) 01:34:32]

「最初はキヴォトスの三大埋蔵金の伝説に興味があったの。アビドスだと人気がないから安く買えるし、ちょっとバイトを頑張れば何枚か簡単に集められた」

「謎解きが難しくて中々答えにはたどり着けなかったけど、埋蔵金じゃなくて地図自体が見てるだけで色んな事を想像できるというか……見てて飽きないというか……とにかくすっごく惹かれる絵だった」

「絵が綺麗な埋蔵金の地図を先生から貰って集めて、たまにホシノ先輩やシロコ先輩と一緒に相談して地図を解読したり……埋蔵金と同じくらい地図にも惹かれていったの」

「本当はホシノ先輩みたいに場所が分かるなら行きたかった……先生からのメールに込められたヒントに気づけたら私も直接見に行けたのに……」

セリカさん……

「セリカはホシノ先輩が埋蔵金を持って帰ってきた時、借金返済の事より自分がその場にいなかった事にすごく落ち込んでた。それに先生にも……」

「ちょっと！？ シロコ先輩！ それいじょう変な事言わないでよ！」

…………ありがとうございます。セリカさんの気持ちは伝わってきました

好感度

エルからセリカ

dice1d100=67 (67)　+30(最大値100)

1～33. 同じ物を渡してもつまらないと思うので２人別々の物をお渡ししますね

34～66.ちょっとセリカさんの分は気合い入れて描きますね

67～100. 特別な物を用意しますよ

[113 氷室エル 24/05/31(金) 01:54:24]

「本当！？」

はい。埋蔵金の地図をという事ならお断りしていましたが、今も埋まってるアレの地図を描くのは別に構いません

セリカさんの地図はちょっと気合い入れて作りますよ

「ありがとうございます！！ 言ってよかった……！」

「よかったねセリカ」

できるだけご期待に添えられるようにしますね

「あっ！ でも２人分の地図を急に作ってって迷惑なんじゃ……地図を描かないって言ってる所にシロコ先輩の地図を描いてもらって私の分もなんて……」

今更ですから気にしないでください。それに………ありがとうございます

「なんでエルさんがお礼を言うんですか！？」

……自業自得とはいえ最近私の地図が原因でトラブルだったり厄介事に巻き込まれたりすることが多くて……そんな中、私の埋蔵金に興味があった上で、地図が好きだって言ってくれる人とこうして出会えた事がとても嬉しいんです

私の地図が好きだって言ってくれる人は会長だとかナギサさんだとか……いるにはいるんです。

でもその方たちには埋蔵金の地図を描けないから地図でお返しできなくて……だからこんな地図でお返しできるという事が分かっただけで嬉しいんですよ

「dice1d3=2 (2) 」

1.私達の感謝は学校でお返しする

2.地図にこだわらなくていいと思う

3.描いてあげればいいと思う

[114 氷室エル 24/05/31(金) 02:08:42]

どういう事ですか？

「私達は埋蔵金の地図に興味がないわけでも、ましてや埋蔵金自体に興味がないわけでもない。むしろエルさんから何かを貰えるなら地図を貰いたいくらいです」

「でも、お返しの方法は1つじゃなくていいと思います。私はイラスト、シロコ先輩は宝の場所から見える景色………きっとそれに関係する何かでお返しを貰っても同じ様に嬉しくなるから」

それは………そうですね

「ん、私もセリカと同じ気持ち。だからお返しの方法だっていっぱいあるはず」

(会長は地図に描かれた出来事について話す事が好きだった。 ジュンコさんは食べ物の話。ナギサさんは……しっかり話せば分かるのかもしれませんね)

「だからエルがその人に何かを返したいなら、何が好きかを話してみるといいと思う」

「分からないなら私達も相談に乗る。だから連絡先交換しよ？」

そういえば話の流れで１回中断してましたね。えっと登録先を…………

dice1d3=3 (3)

1.仕事用

2.アビドス

3.友人

[115 氷室エル 24/05/31(金) 02:21:16]

「どうかした？」

…………いえ、ちょっと登録先をやっぱり変更しようかと……

「？見せて………！！」
「これは……セリカも見て」

「どうしたのシロコ先輩……え、これって！！」

す、すみません！ 仕事用に振り分けようと思ったらつい………すぐに移動させますから…！

「いい。私達は友達」

いやいや！ 私達出会って１時間も経ってないじゃないですか！？

「友達になるのに時間は関係ない。セリカはどう思う？」

「私も同じ意見よ！ むしろそう思ってくれて嬉しいというか……」
「とにかく！ 私達の関係は"友達"でいいじゃない！ 地図以外の話だっていっぱいしたいし……」

「ん、明日からも話したい事がいっぱいある」

シロコさん……セリカさん………！
………じゃあ改めて、友人として連絡先を交換しましょう！

「「 オッケー！ 」」

好感度　(友人補正により最低値45)
エル：シロコ　　68：45 (友人の１人。目的地から見える景色……楽しみにしていてください)
エル：セリカ　　97：87 (友人の１人。私の地図のファンの人。特別な地図、楽しみにしていてください)

[116 氷室エル 24/05/31(金) 02:30:12]

"友人を10人以上作る" 現在8人(放課後スイーツ部、アコ、イオリ、シロコ、セリカ)
"埋蔵金の地図を3種類以上作る" 現在２枚 (美食、景色(悪の資本家の跡地リメイク) )

ネルやユウカはまだ友人に該当しません。



というわけで今日はここまで　次回はノノミ・アヤネ編

ナギサの好感度の時(part6)も描きましたが、エルは自分の描いた地図を熱心に追っている人・埋蔵金自体に興味がある人・ワタシに理解がある人には好感を感じます

セリカは前2つに該当した上で、エルが相手の望みに応えられたので下駄を履かせましたが、結果チェリノに次ぐ相性になりましたね

[117 二次元好きの匿名さん 24/05/31(金) 07:16:23]

友達増えたぜ

[118 二次元好きの匿名さん 24/05/31(金) 08:31:57]

（＾＋＾）Ｖ

[119 二次元好きの匿名さん 24/05/31(金) 12:40:48]

よかったね！

[120 二次元好きの匿名さん 24/05/31(金) 21:54:29]

友達はいればいるだけ楽しいからね

[121 氷室エル 24/06/01(土) 01:58:09]

出会ってすぐに友達………ちょっと前の私だったらありえない事だよね

これも私の変化なのかな？ それとも少しでも別の事を考えたくて………

「は～い！ 到着しましたよ～」

そんなに時間をかけてしまったのかと慌てて周囲を確認するが校舎らしきものは何も見えない

あるのはちょっとしたコンビニだけ……商業施設の類が全くないと思ってたんですけど、一応こういう所もあるんですね

「あるといっても都市部と比べたら品揃えはあってないようなものですけどね」

「それじゃエルさん。一緒に行きましょうか！」

へ？

「荷物持ちは私とノノミ先輩で十分ですから、３人は校舎で準備をお願いします」

「りょうか～い」

何か買い物するんですか？

dice1d3=1 (1)

1.おにぎりとかお茶

2.お菓子を買えるだけ

3.コンビニだけではなく、アビドス郊外にも向かう

[122 氷室エル 24/06/01(土) 01:58:43]

と、ここまで書いて寝落ちしてたので続きは明日です………すみません

[123 二次元好きの匿名さん 24/06/01(土) 09:52:41]

ピクニックみたいだ

[124 二次元好きの匿名さん 24/06/01(土) 17:39:55]

楽しそう

[125 二次元好きの匿名さん 24/06/01(土) 23:54:27]

投稿乙！

[127 氷室エル 24/06/02(日) 01:38:26]

ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ

あまり綺麗でない外観通りというか何というか……お昼ごはんも満足に買えないとは……

大丈夫なんですかこのお店？ 今週潰れるって言われても納得しますよ

「そうですね。その内本当に潰れちゃうかもしれません」

「ですけどアビドスでは貴重な近場で食料品を入手できる場所なので、できる限り残ってほしいです」

………レッドウィンターも一般的なキヴォトスの立地と比べると環境は良くありませんが、ここはレッドウィンター以上の様ですね

ただそれなら建設する時に防塵対策なり防砂対策なり作っておけばいいのに……工事側の怠慢ですね

「しょうがないです。このお店はアビドスに砂嵐がくる前からありましたから」

砂嵐？ この砂だらけの町並みは砂嵐のせいで……いや、そんな事でも起きないとここまで砂だらけにならないか

「はい………氷室さんはアビドスについてどこまでご存じですか？」

dice1d3=3 (3)

1.全く知りません

2.名前と自治区の範囲だけ知ってる

3.昔来たことがあるけど……

[128 氷室エル 24/06/02(日) 01:52:42]

来た事自体はあります。昔、地図をどこで売ろうか探してた時にこの辺りも全部ではないですけど訪れました

ただ私が来た時はもっとアビドスは広かった記憶が……ここって僻地だったりします？

「いえ、ここは元々活気が溢れていた中心街の様な場所でした」

「おそらく氷室さんが昔見たというのはアビドス……に見せかけたアビドスの郊外だと考えられます」

嘘！？ アビドス自治区の人を調べたハズなんだけど……

「この砂嵐の被害は私達が生まれる前から続いています。数年で劇的に変化したというわけではありません」

「アビドス自治区ギリギリ外、砂漠化の及ばない範囲に住んでいる人には自治区から転居した人も大勢いましたから。その方たちに聞いてしまったのでしょう」

う～ん…………確かに地図の事ばかりでアビドスがどんな所かとか興味が全くない時期だし、ありえるかも……

砂嵐の原因も分からないんですよね？

「はい……」

私よりもずっと過酷な環境で過ごしているなんて…………よし！！dice1d3=1 (1)

1.一旦帰って色々持ってきますね！！

2.残りの資金を先生に貰いましょう！！

3.都市開発をしましょう！！

[129 氷室エル 24/06/02(日) 02:05:29]

足りてない物はありますか？ いや、何が足りないかはシロコさんやセリカさんにメールして聞けばいいか

後は先生に連絡して連邦生徒会に……

「えっ！？ ちょ…ちょっと待ってください！！ 一体何を……」

なにって……助け合いですよ。こんな場所で正しく働けるわけないじゃないですか！

私は悪の資本家は大嫌いですけど、共に悪と戦う労働者は大事にしないといけません！！

悪と戦う力が足りないなら私が、それでも足りないなら悪と戦う工務部が力になります！

「悪ですか？」

はい！ ホシノさんはアビドスの借金って言ってました。恐らく復旧費を借金として受け入れているんですよね？なるほど確かに私の埋蔵金の半分では難しいかもしれません

そして……そんな借金を作っておいて、この地に還元しない……まさしく悪の資本家が借金を請求しているのでしょう！

「氷室さん！ 気持ちは嬉しいんですが、少し落ち着いて……！」

大丈夫です！！ 悪の資本家には私は決して負けませんから！！ さっそくかえ……

「え～い☆」

dice1d3=2 (2)

1.口におにぎりを突っ込まれる

2.口にお茶のペットボトルを突っ込まれる

3.それらが入った袋を投げ渡される

[130 氷室エル 24/06/02(日) 02:20:14]

んむっ！？　げほっげほっ……！！

「落ち着いてくださいエルちゃん☆ 私達なら大丈夫ですから」

ゴホッ………ど、どういう意味ですか？

「アビドスの借金というのはエルちゃんが思ってるようなものじゃないです。借金がなくなっても街は急によくなったりしません」
「だから心配しないでいいんですよ」

でも……

「それにエルちゃんに今帰られたら先に学校で待ってくれてる3人に悪いですから」
「お買い物も終わったし、後は学校に向かうだけ。それなのにエルちゃんがどこかに行ったら３人も私達も悲しいですよ？」

………分かりました。すみません、わざわざ呼んでいただいたのに
ただ！悪の権力者が相手ならいつでも呼んでくださいね！！ 前線で体を張るのは得意ですから！

「はい。その時はよろしくお願いしますね☆」




「ありがとうございましたノノミ先輩。まさか氷室さんがあんなに元気になるなんて……」

「気にしないでくださいアヤネちゃん。学校に戻ったらカイザーの話はしないように皆に伝えておかないとね」

「そうですね。話を聞いた瞬間にアビドスを飛び出しかねないですから………」

[131 氷室エル 24/06/02(日) 02:52:33]

そういえばこのお茶飲んで大丈夫なんですか？ たしか人数分置いてなかった様な……(dice1d5=5 (5)　本)

「今日買ったのは保管用なので今すぐ使いませんし大丈夫ですよ」

え゛っ……保管する用の物を飲んじゃった方がマズいんじゃ……

「細かい事気にしちゃダメですよ！ 過ぎた事は忘れて楽しくなる話をしましょう！」

楽しくなる話ですか？

「例えば……好きな物の話でもしましょう！ エルちゃんは何が好きですか？」

何が好きかですか？ そんなのワタ………！

「綿ですか？」

は、はい………ベッドを工務部で作る時は綿を使った物が多くて……長持ちするので重宝しています

「エルちゃんは工務部なんですね～。よく使うものを好きになるのは分かります！」

後はそうですね……嫌いな人はいないと思いますがプリンが好きです

「甘い物好きなんですね～。なら今度一緒にパフェでも食べにいきませんか？」

パフェ………よろしければぜひ。あのパフェ以外のパフェも食べてみたかったので

「本当ですか！ 美味しい所知ってますから楽しみにしてくださいね！」

[132 氷室エル 24/06/02(日) 03:06:04]

「…………」

「どうかしましたか？ アヤネちゃん」

「い、いえその………好きな物だと真っ先に埋蔵金の地図が挙がると思ってたのでちょっと意外だなと思いまして……」

あー……う～ん………地図を描くのは好きですよ？
毎日続けてきた事ですし、さっきシロコさんとセリカさんに地図を新しく描くってなった時もどちらかといえば嬉しかったです

埋蔵金の地図自体も…………好きですね。言わば私の生きてきた足跡みたいなものですから

「そうなんですね……すみません。変に勘ぐってしまって」

いえいえ、なら今度はお二人の好きな物を教えてもらっていいですか？

「もちろんです！ 私は………」





そう、埋蔵金の地図は私の……私達の大切なもの。嫌いなわけがない………んだけど………

[133 氷室エル 24/06/02(日) 03:16:12]

～～～～～～～～～～

『黒服本人から聞いたのですよ。キヴォトスという箱庭を知る為に正確かつ詳細が分かる地図を集めた事があり、その時みた子供が貴方であったと』

………地図が欲しいだけなら普通に買えばいいでしょう！ なんで私の家族を連れていく必要があったんですか！？

『貴方の家族は黒服とある契約を結んだようです。それは自身の全てを捧げても叶えたいとのことで黒服も契約を飲んだらしいですよ』

～～～～～～～～～～

…………いや、嫌いだった。埋蔵金がどうこうじゃない。地図が嫌いだった。見たくなかった。あの日の事を思い出してしまうから
だけど地図は宝であり価値があるから。私には地図以外の表現が思いつかなかったから。ワタシと夢へ向かう為に作る事は楽しさで塗りつぶして忘れさろうとした


～～～～～～～～～～

『この本を渡す対価として、貴方の家族に会いたくないですか？』

『はい。貴方の家族は今、キヴォトスの外にいます』

『ならば諦めますか？ 貴方の両親との再会を』

～～～～～～～～～～

前までなら好きですよって軽く返事できたのに…………………変な大人のせいで………
……………嫌な思い出のハズなのに………私は………

[134 氷室エル 24/06/02(日) 03:26:41]

×　ワタシと夢へ向かう為に作る事は楽しさで塗りつぶして忘れさろうとした
〇　ワタシと夢へ向かう為に作る事の楽しさで塗りつぶして忘れさろうとした



「………エルちゃん？ 大丈夫ですか？」

はい？どうかしましたか？

「ちょっと元気がなさそうに見えたから……歩くの疲れました？」

いえいえ、大丈夫ですよ！
以前はキヴォトス中を走り回って地図を売っていたくらいなんで体力には自信があります！

それにアヤネさんがいろんな本を好きな話も、ノノミさんが色んな所にショッピングで周ってる話も楽しく聞けたので歩いた距離を忘れたくらいですよ

「そう…ですか？」

はい。私は本を読むのは苦手ですし、買い物も必要な物を最低限買えばいいと思ってるタイプの人間なので、こうしてお話できてよかったです

「それならいいんですけど……何かあったらいつでも言ってくださいね？」

「はい。その時は私も力になりますので！」

お二人ともありがとうございます！ では何かあったらよろしくお願いしますね

[135 氷室エル 24/06/02(日) 03:42:07]

私はちょっと嘘をついた
話はちゃんと聞いてたし、本の話にもショッピングの話にも興味はある。二人と話ができてよかったと思ってる

歩くのにも疲れてないし、地図の件で気分が悪くなったのも少しの間だけ。しばらくしたら誰にも気づかれないだろう


でも嘘をついた。私は既にナニカに巻き込まれている
だけど……それを二人に相談なんてできない。関わらせてはいけない


私の嫌った大人。嫌った過去。そして自分が嫌った存在になるかもしれないという選択肢
そんなものに誰が関わらせようと思うだろうか？

もし話してしまえば私の事情に二人を巻き込んでしまうかもしれない。今日出会ったばかりのただの知り合いにアレの話はできない
シロコさんやセリカさんも同じ……私の数少ない友達だからこそ関わらせれない


私の夢は人との関わりでなんとかなるかもしれないけど……私の過去の問題は私だけで解決しないと……

[136 氷室エル 24/06/02(日) 03:42:37]

今日はここまで　次回は歓迎会＆ホシノ編

[137 二次元好きの匿名さん 24/06/02(日) 12:39:50]

おつです
どうなるかなぁ

[138 二次元好きの匿名さん 24/06/02(日) 20:59:10]

抱え込んじゃってる

[139 二次元好きの匿名さん 24/06/03(月) 07:30:32]

とりあえず楽しもう

[140 二次元好きの匿名さん 24/06/03(月) 12:38:43]

投稿乙！

[141 二次元好きの匿名さん 24/06/03(月) 21:55:29]

保守

[142 氷室エル 24/06/03(月) 22:18:49]

更新頻度が遅くなってますが、公式と解釈違いを起こしてしまう前に最低限アビドス編は終わらせたいので実はちょっと焦ってたりしてます。再開します



「到着しましたよ。ここがアビドス高等学校です」

ここが皆さんが通う学校……ここも砂嵐の被害に？

「はい。ここも例外じゃないですよ」

そうですか………その割には結構管理されてる様に見えますね

「毎日通う場所ですからお掃除はしっかりやってます！」
「それでも校舎の一部は砂だらけだったり……あそこに見えるプールの中にも砂が詰まってたりしているので、管理しきれているとは言えませんが」

私はアビドスという町の様子を見る限り十分綺麗に保ってる。管理できていると思いますよ

「そう言っていただけると嬉しいですね。私達にとって守っていきたい大切な母校ですから」
「それでは早速教室に向かいましょうか。先に準備してもらっている３人を待たせてしまってるかもしれませんし」

教室……あんまり悪目立ちしたくないので出来れば他の生徒に見られたくないんですけど……

「他の生徒はいませんから大丈夫ですよ」

いない？ まさか私の為に貸し切りに？

「いえ、そういうわけではなく……いないんです」
「氷室さんと出会った私達５人。その５人が現在のアビドス高等学校の生徒の全員です」

[143 氷室エル 24/06/03(月) 22:30:52]

「はい。到着です」

アビドス廃校対策委員会……

「私達は全員この対策委員会に所属しています」
「因みに顧問はシャーレの先生ですよ☆」

………確かに先生なら顧問でも何でもやりそうですね



「ただいまもどりました☆」

「あっ！ ３人ともやっときた！！」

「おかえり。準備ならもうできてる」

準備？ ホシノさんがいない事が何か関係するんですか？

「違う。ホシノ先輩はいつもの場所で寝てる」

ね、寝てる……？

「気にしないでエルさん！ 私がすぐ呼んでくるから！」　ﾀﾞｯ！

行っちゃった……そういえば出会った時もどこかのんびりしてましたし、ホシノさん徹夜でもしたんですか？

「違う。ホシノ先輩はいつもあんな感じ」

はぁ……氷山で見た時とは別人みたいですね

[144 氷室エル 24/06/03(月) 22:43:57]

しばらくしてセリカさんに手を引かれてホシノさんがやってきた


「うへ～…待たせてごめんねエルさん。準備が早く終わったし、ちょっとお昼寝したくなっちゃって～」

お疲れだったりします？

「疲れてないよ～。疲れてなくてもゆったり横になってお昼寝したくなる時ってあるでしょ？ おじさんはそれがちょっと多いだけ」

「………ちょっと？」

周りの反応を見る限り結構な頻度でやってるらしい

「まぁまぁ私の話はここまでにしよ。主役をいつまでも待たせるわけにはいかないからねぇ」

「ん、これエルの分」

はい？ クラッカー？

「アヤネちゃん後はよろしく～」

「分かりました。では失礼して……氷室エルさん」

はい？

「まずは本日アビドスまで足を運んでいただきありがとうございました！」

[145 氷室エル 24/06/03(月) 22:58:56]

いや、アビドスまで来たのは個人的に用事があっただけなので感謝される程の事ではないんですけど……

「また、キヴォトス三大埋蔵金の1つとも言われている氷室エルさんの埋蔵金の半分をホシノ先輩に渡す事を良しとしていただいてくれた事も私達は感謝しても感謝しきれない事で……」

いやいや、むしろその件でお礼を言われるなら私以外の３人に言われるべき言葉ですよ？

「おかげで借金の返済予測期間も100年を切る事ができました！ しかも利子の返済で借金の返済が進まないという事もなくなりました」

それに関しては私も驚いてますけど……でも結局は私は何もしてないですよ？ 何かしたのはホシノさんであって褒められるべきはホシノさんでは？

「その事についてはホシノ先輩が……」

「そうそう。私がエルさんも一緒に祝ってほしいってお願いしたんだ～」

ホシノさんがですか？ なんでです？

dice1d3=3 (3)

1.金額以上の物も見られたから

2.実際に地図を分割していいと言ったのはエルであるから

3.1+2

[146 氷室エル 24/06/03(月) 23:15:52]

そういえば景色の事シロコさんに話したって言ってましたね

「うん、あんなに綺麗なもの見たのおじさんも初めてだったからね。その分のお礼もしたくて」

「それにさっきから違うって言ってるけど配分を決める時……」

～～～～～～～～～～

じゃあ先生。いったん地図を私に貸してください

先生じゃどの地図がどれくらいの価値がつくか分からないですよね？ 私が4等分になるように分配しますから

へ？ ナツさんはいらないんですか？あの景色でお腹いっぱい？

必要なら先生から貰う？……本当にいらないならいいですけど………

イオリさんは欲しいですよね？ 何がってお宝ですよ。自分で言うのもなんですけどかなり価値はありますよ？

先生を助けるために来ただけ……本当にいらないんですか？ 後で欲しいって言っても渡せませんよ？

じゃあ２人がいらない分はホシノさんでしたっけ？ ホシノさんが貰います？

何故って……先生が私の埋蔵金を使うか心配じゃないですか。大人はちょっとは信用できますけど、まだ信用しきれない部分もありますし……

先生が最初に見つけたんだから先生の総取りでいい？ そういう約束をした？(part4 >>17)

…………つまり２人と違って埋蔵金が欲しくないわけじゃないんですね？ ならホシノさんも貰ってください

[147 氷室エル 24/06/03(月) 23:41:29]

「………って感じで結局二分割になったよね？」

それは当然じゃないですか？ 財産は全員に等しく配当されるべきでしょう
いらない人に無理やり渡す気はないですし、借金の話を事前に聞いてたらもっと配当を調整しましたけど

「……だってさ。みんな」

「「「「 ………… 」」」」

？ 私おかしな事言いました？

「いやぁ？ おかしな事じゃないんだけど、その代わり……」


「これでホシノ先輩の話の確証が取れましたのでで改めて………」
「ホシノ先輩お疲れ様会と氷室エルさんありがとう会を開催しようと思いますが……何か異議のある方はいますか？」

「異議なーし！！ 早く始めましょ！」
「護衛の話が出た日からお菓子もジュースも準備してますよ～☆」
「ん、後は主役二人の合図待ち」

「だってさ。少なくとも私達はエルさんに感謝はしてるよ」

……ちょっと恥ずかしいですね

「それじゃ皆をこれ以上待たせない為にも合図を出してあげないとね？」

はい。それでは………始めましょうか！

パーン！と歓迎会の始まりを告げる2つのクラッカーが鳴らされた

[148 氷室エル 24/06/03(月) 23:55:17]

歓迎会は

dice1d3=1 (1)

1.いや～楽しかったですね～

2.ホシノと話すくらいは……

3.１人ずつ１回くらいは話しましょう

[149 氷室エル 24/06/04(火) 00:15:49]

そこからは一瞬で時間が過ぎていった

遠慮なんてお構いなしにどんどんお菓子やジュースが運ばれてくるから放課後スイーツ部の皆さんと一緒に遊んだ時以上に食べた気がする

そして運ばれてくるお菓子以上に質問がどんどんと押し寄せてくる

まだ眠ってる埋蔵金の話。普段の生活の話。道具や施設の修理の話。あの景色を皆で見たいという話

逆に私からも色々とアビドスや対策委員会の皆さんについて聞いたりして……相手は５人もいるからずっと話が終わらないんじゃないかと思うくらいには続いてしまって……昼前に訪れたアビドスも、気づけば日が落ちようとしていた

dice1d3=3 (3)

1.そろそろ帰らないと

2.晩御飯食べていかない？

3.今日はお泊りしましょう

[150 氷室エル 24/06/04(火) 00:26:53]

……お泊り？ この学校ってそんな施設もあるんですか？

「ん、なかったけど作った」

「先生がアビドスで遅くまで仕事をすると泊まり込みしないといけない事があるから、その時に用意した」

でも泊まり込みの用意とか持ってきてないですよ？

「こんな事もあろうかと色々買い揃えてきました☆」

………借金がある割には羽振りよくないです？

「まぁまぁ～細かい事は気にしちゃいけないよ～」

「それともエルさんには戻らないといけない用事があったりとかする？」

それはないですよ

「ならゆっくりした方がいいんじゃない？ 駅まで遠いし、今からレッドウィンターまで帰るのは大変だと思うよ」

そこは別にどうとでもなるんですけど……分かりました。せっかくなのでご厚意に甘えさせてもらいますね

dice1d3=1 (1)

1.ホシノと一緒にお泊り

2.dice1d5=1 (1)　人お泊り

3.全員お泊り

[151 氷室エル 24/06/04(火) 00:35:39]

「それじゃエルさん今夜はよろしくね～」

ホシノさんもお泊りするんですか？

「そうだよ。本当は皆でお泊りしたいって話だったんだけど、さっき言った先生の宿泊スペースは先生用ってだけあってそこまで広くないんだよね～」

「氷室さんはホシノ先輩に用事があってアビドスまで来たという話を聞いてましたので、今夜は二人でゆっくりお話してもらえればと」

だから泊まり込みの準備をされてたんですね……気を使ってくてれてありがとうございます

「それでは私達は帰りますね。明日の昼にはまた皆で見送らせてください」

そこまでしてもらわなくてもいいとは思いますが………こういう判断をして色々やらかしてきたのが今までの旅だったので今回は素直に厚意を受け取らせていただきます

……皆さん本日はありがとうございました！ 皆さんに歓迎されてアビドスに来てよかったです！！

[152 氷室エル 24/06/04(火) 00:51:29]

………皆さん帰っちゃいましたね

「そうだねぇ」

「それじゃ行こっかエルさん。迷子にならないように付いてきてね」

＜休憩室＞

「今日の寝室はここだよ～」

表札の名前が書かれてない教室に入っていくホシノさん

後に続いて入ると、1つのベッドと手入れされている机が目に飛び込んできた

そういえば普段は先生が使っているのだった。先生は休憩室にも仕事を持ち込むタイプなのかな

「ベッドは1つしかないんだけど、私もエルさんも小柄だし一緒の布団で寝られると思うよ」

「エルさんが気になるならこっちの部屋にマットを持ってくるけど……どうする？」

マットの上で寝るのは風邪をひきそうなのでベッドでお願いします

「そう言ってくれてよかったぁ。おじさん今日は楽しかったけど疲れちゃったから早く横になりたくて……」　ﾊﾟﾀﾝ

「普段は先生が来た時だけ整えてるんだけど……やっぱりお布団はいいよねぇ～……」

気持ちは分かります。それじゃもう電気消して寝ますか？

「消すのはいいけど、私に何か話があったんじゃないの？」

dice1d3=3 (3)

1.もう聞きましたから大丈夫ですよ

2.明日で大丈夫ですよ

3.………今までの旅で色々分かったので大丈夫ですよ

[153 氷室エル 24/06/04(火) 01:05:47]

私には夢があったんですよ。その夢を叶える事こそが私の生きる意味で存在理由

それは自分が隠した埋蔵金を見つけてもらうという夢
それから……埋蔵金を見つけた人と一緒にあの時の空を見て、できれば私と同じように綺麗だなって思ってほしいという夢

そして私の夢は叶った………んですけど

「けど？」

どうにも今の"私の夢"は違うみたいなんです
だけど自分の夢なのに私にはそれが分からなくて、自分だけで考えてもきっと間違った答えに辿り着くから。だからアビドスを含めて色んな場所を周ってみる事にしました

「……うん。私もその方がいいと思うよ」

そして私はトリニティに向かったり、ゲヘナに向かったり、ミレニアムに向かったり……向かった先で多くの人に助けられました
今まで見えてこなかった視点で教えてくれたり、自分１人では達成できない事をしたり、………友達と胸を張って言える友達も初めて作りました

そして私は………これからどうするかを考えて答えを少しずつ見つけていってる気がします
皆さんの出会いから私は成長している……といいんですけどね

なのでホシノさんに特別聞きたい事言えば……聞きたい事を思いつかないです
埋蔵金の使い先が気になったといえば気になりましたが、それも聞きましたし……もう大丈夫ですよ

[154 氷室エル 24/06/04(火) 01:10:35]

という事でお疲れのホシノさんを無理に起こして話す程の話はないですよ

……そうですね、何か思い出したら明日の朝にでもお話しますね

好感度

ホシノからエル

dice1d100=65 (65)　+20(最大値100)　

1～33.「……そっか。ならエルさんも一緒に早く寝よ？」

34～66.「それならどうして断らなかったの？」

67～100.「じゃあエルさんは今、夢以外の事で悩んでるわけだ」

[155 氷室エル 24/06/04(火) 01:19:08]

えっ……なんで……！？

「図星だった？ 見た時から会った時からそうだったと思ったんだ～」

い、いえ………いえいえ！ 私はそんな悩みなんて……

「嘘はダメだよ。私はエルさんと付き合いが短いけど、エルさんがどういう人なのか知ってるからね」

……………

「話したくない？ なら私の予想だけど、エルさんが……」

好感度

エルからホシノ

dice1d100=80 (80)　+20(最大値100)

1～33.………何を言っても話すことはないですよ

34～66.ホシノの言葉を聞く前に逃げる

67～100.巻き込みたくない

[156 氷室エル 24/06/04(火) 01:36:28]

言わないでください！！

「っ！？」

ホシノさん。ホシノさんはどう思っているか分かりませんが、私はホシノさんの事を大切に思っています
私の地図を知って追って埋蔵金までたどり着き、埋蔵金の価値にもあの空の価値にも理解を示してくれて……何よりワタシが私にとってどういう存在なのかも理解している

恐らく他に同じくらい理解しているのは先生だけです……だからこそ、この話には巻き込みたくないです

「……その言い方だと何か危ない橋でも渡ろうとしてる？」

言えません。絶対に………ゼッタイニ……

「髪が動いて…！！」

………すみまセン。今までどんな事がアロウとワタシをこういう使う事は一度もありませんでしタ
軽蔑してもいいデス。嫌っテくれてイイデス。思いっきりナグられても抵抗しまセン

「……何をする気かな？」

この話を誰にもシナイならそれでいいデス
もしも先生やアビドスの仲間にハナすなら、私達が終わらせるまでユクエフメイになってモライます。痛くはしまセンよ

「エルさんを知っている人が見たら、エルさんが悩んでる事くらいすぐ分かるよ？」
「特に先生なんかは一発で分かると思うな」

でしょうね。朝に少しデンワしただけで分かられるとオモイました

「………少し聞いてもいい？ エルさんはこれから何をする気なの？」

[157 氷室エル 24/06/04(火) 01:49:10]

………ワタシ。一旦落ち着いテ……………ふぅ、言えば納得してくれますか？

「内容によるかな？」

シロコさんとセリカさんに地図を作ります。約束しましたから

「……それだけ？」

そんなわけないですよ。地図だけでいえば美食研究会の皆さんの地図も作って渡しにいかないといけませんし、その時にアコさんイオリさんと一緒にコーヒーに合うお茶菓子を買う予定ですね

お菓子といえば放課後スイーツ部の皆さんと限定スイーツを買いに行く話も近いです。人数限定なんですって
それとミノリ部長とチェリノ会長に挨拶して………あ、そういえばミレニアムの制服借りっぱなしだったんだ……返さないと……

「予定いっぱいで忙しそうだねぇ。長い間行方不明になるのは皆を心配させちゃうし、こうしてベッドに横になれないのはおじさんにとっては辛いよ」

期間については心配しないでください。全部周るのに多分2日もかからないですから

「それはどういう………！！ まさか！？」
「エルさん！ それは！！」

………えぇ、最低な事をするのは百も承知です。ですが場合によってはこれ以上に酷い事をするかもしれないですから………

「………それが悩みの正体？」

………ノーコメントで

[158 氷室エル 24/06/04(火) 02:00:33]

私の予定をお話しましたけど……諦めてくれますか？

「………最後に1つだけ、もし私が誰にも絶対に話さない事を約束したらエルさんはどうするの？」

そうですね………少し優先順位を変えますね。今から徹夜でシロコさん達の地図を作って次の日の朝には渡します
アビドスから出た後に皆さんに連絡して、その次の日にさっき言った用事を済ませつつ……お別れですね

「そういうのは本人の口から言ってあげた方がいいと思うよ」

ですがホシノさんの様子から誰かが気づくかもしれませんからね。あぁ、姿を隠してくれるなら急ぐ必要もないのでそのままですけど

「…………今のエルさん。随分嫌ってた悪の権力者みたいな方法を取ろうとしてる様に見えるよ」

…………そうですね。私もこんな事する為に色んな所を周ったわけじゃないんですけどね

「今ならみんなエルさんの力になってくれるよ？ だから……」


だからダメなんです！！

[159 氷室エル 24/06/04(火) 02:14:08]

……………今度はこっちが聞く番です
どうします？ 今夜をなかった事にしますか？ それとも行方不明になってでも誰かにこの事を話しますか？

「…………止めるよ」

……………聞き間違いだと願いたいのでもう一度聞いてもいいですか？

「今日ここでエルさんを止める。聞き間違いじゃないよ」

ワタシの事は知っていますよね？ あの変な力を持つシャーレの先生も、アビドスの仲間もいない。それでも………

「………」

…………そうですよね。あの日の氷山でホシノさんが先生の為にワタシに向かってきた時の顔つきになってますから

「私は今でもエルさんが何を抱えているのか聞かせてほしいよ」

……………教室、出ましょうか。せっかく綺麗に準備してもらった所を滅茶苦茶にする必要はありませんから

[160 氷室エル 24/06/04(火) 02:26:11]

＜グラウンド＞

………大丈夫です。痛みはありません

ちょっと虹色を……"氷室エル"を見たくなくなるだけ。明日の朝には私の話すら聞きたくなくなるだけです

でも精神的には辛いかもしれません。………私だってホシノさんを傷つけたくない。引いてくれませんか？

「………今度は質問じゃないんだけど私の話を聞いてくれる？」

「さっき先生に会話で気取られそうになったって言ってたって事は、エルさんはアビドスに来る前から調子悪かったよね？」

「それでもアビドスまで来てくれたんだよね」

………先生に護衛の手配もしていましたし、断るのは迷惑ですから

「でもこれから取ろうとしてる事を試してもよかった。ちゃんと本人が来てくれた」

「そう……恐らくこれからエルさんがしようとしている事」

「エルさんは"別れの挨拶に虹色の自分を使おうとしている"」

……一応訂正するとワタシの姿は私に合わせる事もできます。全員に私本人として対応する事ができますよ

「そこまで出来るのにこうして来てくれたのは……誰かに胸の内を聞いてほしかったからじゃないの？」

[161 氷室エル 24/06/04(火) 02:49:39]

…………いいえ。言ったじゃないですか。巻き込みたくないと

「それもエルさんの本心だと思う。それでもやっぱり聞いてほしいとも思ってる」

はい？

「エルさんはもっと自分の気持ちに素直になった方がいいと思うよ」

「巻き込みたくないくらい危険な事だけど、どうしようもなく不安だから聞いてほしい。これでいいと思う」

そんな事……

「言いたくない気持ちも分かるよ？ おじさんも皆を巻き込みたくなくて色々やらかしちゃったから」

「でも結局は皆に相談して一緒に解決した方がいいよ。１人で全部やろうとすると……必ず後悔する。私は……！」

…………ここまでですホシノさん………ココから先は………聞かナイ事にします………！

「エルさん……！」

………最後に私カラも一言だけ

ありがとうございました

エル(体力　100/100)

dice1d100=47 (47)　+？？？

ホシノ

dice1d100=88 (88)　+50

＜勝利条件：HPを0にする＞

<イベント：エルの判定値に6が含まれる(３回まで)。エルが判定値で4・13・17・39・66を出す。>

[162 氷室エル 24/06/04(火) 03:01:21]

??? VS　133　エル体力( 0/100)

ホシ■の勝利で■

「 (あの時の強さは私はよく知ってる。まずは一気に攻め込む！！) 」

「さっき一発入れてもいいって言ってたよね！ まずは皆の代わりにおじさんの一発を受けてほしいね！」

……！！うぐっ……いきなり強気ですね！

「どうしたのエルさん？ もしかしておじさん相手だから手加減してくれてる？」

手加減なしの方がいいですか？ いくら知ってるとはいえ何度も見たくはないでしょう？

「確かにそうだけど、どんな相手でも力になれるって所も見せたいからねぇ～」

…………無理ですよ。だってこれからは……

『カズでショウブしますカラ！』

「！！」

エル(体力　100/100)

dice2d100=52 14 (66)　+？？

ホシノ

dice1d100=6 (6)　+50

[164 氷室エル 24/06/04(火) 03:10:56]

戦闘中ですが今日はここまで。ここにきて好感度100が出るとは思ってなかったですが、好感を持つ条件を達成している数少ない生徒ではあります


戦闘については合計値で66が出ていますが、判定値は52.14と6が含まれず該当数値ではないのでイベントは発生しません

一応ギミックのネタバレをするとエルの判定値はイベント専用であり、必ず敗北し戦闘力の差し引きの値として使いません
そしてライフが0になる一撃を代わりに分体が受け"？"を減らし、そのまま敵として立ちはだかり判定ダイスを増やします


要は負けたがっていながら負けられないのです

[165 二次元好きの匿名さん 24/06/04(火) 08:18:37]

投稿お疲れ様です

[166 二次元好きの匿名さん 24/06/04(火) 09:21:24]

難儀な性格…

[167 二次元好きの匿名さん 24/06/04(火) 14:14:37]

なんでも自分で決めつける性格が欠点だね
困ったらすぐ相談させないといけない

[168 二次元好きの匿名さん 24/06/04(火) 22:32:38]

もうちょっと柔らかくなれればな

[169 二次元好きの匿名さん 24/06/05(水) 07:34:58]

保守

[170 二次元好きの匿名さん 24/06/05(水) 12:45:36]

投稿乙！

[171 二次元好きの匿名さん 24/06/05(水) 21:44:36]

保守

[172 氷室エル 24/06/05(水) 22:54:59]

保守ありがとうございます　結局ストーリー更新までに終わらなかった……ストーリーはまだ見てませんが再開します

??? VS　66　エル体力( 34/100)

少し前に先生と共に氷室エルを追っていた時も何度か見ていた氷室エルの分身……いや、氷室エルに酷似したナニカ

トリニティでは複数の、氷山では巨大な１体を相手どった事がある

当然エルと対峙すると決めた時、数で押される可能性も考えた。ある意味予想通りでもある

「でもこれは……」

『……あまりにも似ている。ですよね？』

「！！」

今まで見てきた氷室エルともう一人の氷室エルの見分け方。それは体表が明らかに虹がかっていることだ

人を模った別の物だと理解できたからこそ判断は容易い。そう踏んでいた

だが目の前にいる２人の氷室エルは少なくとも外見では区別がつかない。同じ顔・同じ服・同じ声……唯一違うのは本人じゃない方は微妙にイントネーションがおかしい所くらいだろうか？

『ずっと一緒にいるんデス、私の姿に似せる事なんて造作もないですヨ』

『今までホシノさんが見てきたワタシは他人に見られる事を気にしていない時のワタシです。私がちゃんとお願いしたら本人と同じ様に見せる事くらい簡単ですよ』

………氷室エルの実力は分からないが、あの虹色の氷室エルの本気になった時の戦闘力の差はじゅうぶん理解している

幸いまだどちらが本物かは判別できる。これ以上増える前に早く決着をつけるしかない！

エル(体力　34/100)

dice2d100=23 95 (118)　+？？

ホシノ

dice1d100=28 (28)　+50

[173 氷室エル 24/06/05(水) 23:08:00]

??? VS　78　エル体力( 0/100)

ホシ■の勝利です

盾を構えて相手を視界に入れないようにしつつ、至近距離での一撃を叩き込む

狙いは最初に吹き飛ばした方！！

『早っ……！？』

……大抵の相手ならこれでしばらく動けないんだけど

『………残念ハズレです』

ちょっと転んだくらいの調子で立ち上がるエルさん。その背後にはまた同じ姿をしたもう一人の氷室エルが立っている

『残念。そちらもワタシです』『これで３対１』『次は誰を攻撃しますか？』

攻撃する度にダメージを与えられないどころか増える相手、絶望とはこういう事を言うのかもしれない

だけど…………絶望よりも怒りの感情の方が強く沸き上がってくる

『……どうしました？ 諦めましたか？』

「……諦めた？違うよエルさん」

「諦めてるのはエルさんの方だよ！！」

エル(体力　100/100)

dice3d100=42 83 22 (147) +？

ホシノ

dice1d100=93 (93) +50

[174 氷室エル 24/06/05(水) 23:21:42]

??? VS　143　エル体力( 0/100)

ホシノの勝利で「違う！！」

『まだやるんですか？』

「……エルさん。どうして私に向かってきてくれないの？」

『向かう必要がないからですよ』『だって私がホシノさんを傷つける理由がないですから』

『このまま諦めるまでワタシが相手をしたら』『少しだけ"直接"ワタシを見る事になるだけです』

「………傷つける理由がない？ 本気で言ってるの？」

『はい、だって私は…「私は、今この場でエルさんが私に向かってきてくれない事に怒ってるし、傷ついてるんだよ？」

『『『『 ……！！ 』』』』

「もしもエルさんの言葉が嘘じゃないなら………私を傷つける理由がないなら………本気で相手をして」

「……行くよ！」

『ま、待ってくだ……！』

エル(体力　100/100)

dice4d100=87 34 44 28 (193)

ホシノ

dice1d100=24 (24) +50

[175 氷室エル 24/06/05(水) 23:48:00]

??? VS 76　エル体力( 24/100)

私の一言が予想外だったのか、目に見えてエルさんが焦り出す

私が怒ってる事が……傷ついてる事が予想外だったという顔をしている

この子にはまず人の気持ちというものを教えてあげた方がいいのかもしれない

『……どうするの私？』『手加減する？』『いや、もう素のワタシを出して動けなくした方が早いんじゃ……』

『いやいや！ ワタシに手加減なんて無理でしょ！ ホシノさんが戻ってこれなくなったらどうするの！？』

挙句の果てに私そっちのけで言い争いをはじめる始末………それなりに覚悟を持って挑んだ戦いだったんだけど、どうにも肩透かしを食らわされた様で……

『ま、まずは作戦変更だよワタシ！ 逃げ回ってれば致命傷は当たられないハズだから、隙を見て……』

……ブチッ！

「……エルさん。私もあんまり強い言葉を使いたくないんだけど、言わせてもらうね？」

『……へ？』

「いい加減こっちを見ろぉ！！」

エル(体力　24/100)

dice4d100=36 86 7 99 (228)

ホシノ

dice1d100=26 (26) +50

[176 氷室エル 24/06/05(水) 23:53:16]

??? VS　76　エル体力( 0/100)

ホシノの勝利です

＜エルが判定値で4・13・17・39・66を出す>　即〇ギミック

＜エルの判定値に6が含まれる(３回まで)＞　次以降、上記の数値を±出た回数分だけ判定を広げる

思ったよりも6が出なかったのは

dice1d3=1 (1)

1.ホシノの意思の力だよ

2.エルに躊躇があるよ

3.どっちもだよ

[177 氷室エル 24/06/06(木) 00:06:51]

一撃だった

勝負の初めにもわざと一撃をもらったが、ワタシが常に身を守っていたのでそんなにも痛くはなかった

だけど最後の一撃はホシノさんの怒ってる様な悲しんでる様な心が伝わってくるようで……何より至近距離で見たホシノさんの顔は氷山で見たような頼れる表情でも、歓迎会をした時ののほほんとした表情でもなく

まっすぐ私を見つめていた

これは好都合でもある。ちょっとホシノさんの眼前にワタシが顔を覗かせればそれで終わり。私が最初にしようとしていた事が完遂できる

ホシノさんは見つめているだけで何もしない。銃を押し当てては来ているが隙だらけだ。ワタシからの横やりはもちろん、この距離でなら普通に私でもやりこめるだろう、そんな距離

そんな考えを同じワタシが分からないハズがない。迷わずワタシが動いてくれるはず……はずなのに周りは時が止まってしまったかの様に静まり返ってしまって………

私は少し考えた後、ホシノさんを見つめ返し、そして……！

エル

dice1d100=50 (50)　-20

ホシノ

dice1d100=35 (35)

[178 氷室エル 24/06/06(木) 00:23:43]

ホシノさんを掴もうとした腕は空を切った

「やっとこっちを見てくれたね。エルさん」

ホシノさんの声が頭の後ろから聞こえる。完全に動きが読まれていたとしか思えない動きで背後に……実際読まれていたのだろう

ヒナさん。ネルさん。そしてホシノさん……最近はずっと有利な条件を貰っても負けてばかりです

「おじさんもまだまだ若い子には負けてられないからねぇ～」

そうですね。ホシノさんは凄いですね

「そう見えた？ ならそれは私がエルさんを1人にさせたくないって思ってた証拠かもね」

………！

「エルさんの抱えてる悩みがどれだけ危険で言いたくない話なのかは分からないよ？」

「でも私はエルさんを1人にしない為ならこれくらいの事はできるよ」

……どうしてですか？

dice1d3=3 (3)

1.友愛

2.親愛

3.恋愛

[179 氷室エル 24/06/06(木) 00:28:50]

「………それはちょっとおじさんの口からは言えないかなぁ。恥ずかしいし」

恥ずかしい？

「だってエルさんだっておじさんの事どう好きかなんて言えないでしょ？」

私はホシノさんをdice1d3=2 (2)

1.大切な恩人と思ってますから

2.憧れの存在と思ってますから

3.………と思ってますから

[180 氷室エル 24/06/06(木) 00:38:08]

「憧れ？」

はい。先生からも頼られる強さも、一緒に空を眺めて綺麗だと思ってくれた感性を合わせ持っている事を埋蔵金の一件で知りました

そして今日では他の生徒の皆さんに慕われ、埋蔵金の私欲の為でなく借金返済に惜しみなく使い、……私の様な人でも助けようとしてくれるやさしさを知りました

ホシノさんの姿は……理想の1つなんです。私の宝をこういう人に見つけてほしいと思ったあの日の理想の姿

私の夢は正しく叶ったんだと思わせてくれるような……そんな私では及ばない、そんな憧れの人なんです

「………そっか～憧れか～。おじさんも少し照れちゃうね」

「だったらさ、そんな憧れの人がエルさんの抱えてるお悩みの解決も手伝ってくれたら嬉しいと思わない？」

そ、それは………

「……ここまでやっても言いたくないならそれでもいいよ。だけど今日の所はここで気絶させてもらおうかな？」

dice1d3=1 (1)

1.………どうぞ

2.………………

3.………本当にいいんですか？

[181 氷室エル 24/06/06(木) 00:44:22]

「………」　ｶﾁｬﾘ

………ワタシ。私が寝てる時にホシノさんを襲っちゃダメだからね？

「………ごめんね」

なんで謝るんですか？ 悪いのは私の方ですから謝るのは私で……

「それでも今は謝らせて」

………ワタシ。後はワタシに任せるよ

ワタシが判断したなら絶対に後悔しないから

ズドンッ！

dice1d3=1 (1)

1.虹色の影は全て消える

2.エルを運ぶために一人だけ残ってる

3.虹色の影はホシノに用がある

[182 氷室エル 24/06/06(木) 00:48:52]

「…………もう一人のエルさんも何も話してくれないか」

「………」

「…………ベッドまで運んであげないと風邪ひいちゃうね」

「………悔しいね、こんなにも力になれないと思ったのは久しぶりだよ」

dice1d3=2 (2)

1.そのまま朝まで何事も起こらず

2.「確かさっきエルさんの話だとこの後は……」

3.「………でもここで諦めちゃダメだよね。やれる事はやらないと」

[183 氷室エル 24/06/06(木) 00:58:36]

～～～～～～～～

「………少し聞いてもいい？ エルさんはこれから何をする気なの？」

シロコさんとセリカさんに地図を作ります。約束しましたから

～～～～～～～～

「気絶させたから地図を夜に作る時間はない。アビドスから帰ってから作るわけだからまだ時間はある」

「シロコちゃんとセリカちゃんに一度は接触してくる予定だろうし、その時までに準備しないとね」

「後は……先生にお願いするしかないかな」

～～～～～～～～～～～～～

…………んぁ？……あれ……ここは………？

………あぁ、そういえば今日はアビドスにお泊りして…………！？ えっ、なんでこんな所で寝て……？

昨日はホシノさんと………そうだ！ホシノさんは……？

dice1d3=3 (3)

1.隣に眠ってるホシノ

2.もうすでに起きているホシノ

3.対策委員会集合済み

[184 氷室エル 24/06/06(木) 01:08:30]

「……あ、やっと起きた」

へ？ ホシノさんじゃなくて……シロコさん？

「エル。もう朝の11時」

え……嘘！？ 私そんなに寝てました！？

「おじさんよりも遅いなんて……エルさんはねぼすけだねぇ～」

ホシノ……さん………！

「まぁまぁ、昨日は盛り上がりましたし。エルちゃんもお疲れだったんじゃないですか？」

「それに昨日はホシノ先輩と夜更かしして遅くまでお喋りしていたと聞きましたし、仕方ないかもしれませんね」

へ……いや、私とホシノさんは昨日………

「……エルさんエルさん。昨日の話をそのまま話してもいいの？」 ﾋｿﾋｿ

……！！ そういう事ですか、ありがとうございますホシノさん　ﾋｿﾋｿ


「エルとホシノ先輩が内緒話してる」

「昨日だけで随分仲良くなったみたいですね～☆ それなら次は皆でパジャマパーティーをしましょう！」

………そうですね。時間が合えばその時はよろしくお願いします

「………エルさん」

[185 氷室エル 24/06/06(木) 01:25:00]

～～～～～～～

……！ 電車が来ましたね、私はそろそろ帰ります

この度は皆さんありがとございました！ こうしてお見送りまでしていただいてとても嬉しいです

「見送りといっても大した事はできていませんが、そう言ってもらえると嬉しいです」「またいつでも遊びにきてくださいね☆」

ありがとうございます。アヤネさん。ノノミさん

わざわざ歓迎会を計画してくれてとても嬉しかったです！ また機会があれば会いにいきますね！

「地図楽しみにしてる」「地図の話じゃなくてもいいからいつでも連絡してよね！ 私達待ってるから！」

分かりました。シロコさん。セリカさん

できるだけ力を入れて地図を作りますので期待して待っててくださいね！

「うへ。もう行っちゃうんだねエルさん」

………ホシノさん。色々ありがとうございました

ホシノさんに出会えた事は忘れません

「……おじさんだけ今生の別れみたいな言い方されると寂しいな」

「他の皆みたいに"また会いましょうね"って言ってくれないの？」

………！dice1d3=1 (1)

1.……あっ！発車してしまうので乗り込まないと！！

2.……ホシノさん。分かって言ってますか？

3.……ホシノさん。私もまた会いたいですよ

[186 氷室エル 24/06/06(木) 01:35:40]

「…………じゃあ言わなくてもいいけど1つだけ忠告しておくよ」

………

「昨日の夜にエルさんから聞いた予定の中に、絶対入ってないといけない予定が入ってなかったよね？」
「意図的に避けているんだろうけど………先生からは絶対に逃げられないよ」

「例え連絡をすっぽかしても、明日で全部終わらせても、絶対にエルさんを見つけ出す」
「先生は諦めが悪いからね。もちろん私もまだ諦めてないけど………だから、逃げ切れないよ」

…………忠告。ありがとうございます
それでは今度こそ失礼しますね


～～～～～～～


「………ふぅ行っちゃったね」

「ホシノ先輩。エルと昨日何かあった？」

「……そうだね。色々あったんだけど、何も起きなかったんだよね」

「？ よく分からない」

[187 氷室エル 24/06/06(木) 01:51:49]

都市部に戻る電車に揺られながらホシノさんの言葉を思い出す

先生からは逃げられない……か……そんな事は言われなくても分かってる
分かってるけど………今は待ってる人もいるし、先に地図を描かないと…………

…………これも分かってる。これも結局は逃げだ
勉強をしたくないから部屋の片づけを始めてしまう様に、他にやるべき事があるからと大事な問題から逃げ出してしまう


……もし私から全てを奪った大人の話をしたらどうなるだろうか？ 私が今後敵対するかもしれない話をしたら？ 私がこの世界から消える話をしたら？ 私が色彩へと続く窓を開けようとしているとしたら？ ワタシですら通用しない相手がいる話をしたら？ 親に会えるかもしれない話をしたら？


こんな事誰にも相談できない話をしたら？


言えない。皆助けてくれるかもしれない。奪われるかもしれなくても、恐怖にまみれても、どれだけ凶悪な相手でも向かって行ってしまうかもしれない
それはダメ。絶対にダメ。私の新しい夢に他人の犠牲が必要なら、そんなもの必要ない


またぜんぶとられたくない……たいせつなものをなくしたくない……！
わたしが……私達だけで終わらせないと………！！

[188 氷室エル 24/06/06(木) 02:07:58]

というわけで本日はここまで。次回は次スレ立てつつ始めると思います
もう終わりに近づいています……が、分岐目的を達成していません

"友人を10人以上作る" 現在8人(放課後スイーツ部、アコ、イオリ、シロコ、セリカ)
"埋蔵金の地図を3種類以上作る" 現在２枚 (美食、景色(悪の資本家の跡地リメイク) )
"将来の可能性を3種類以上作る" 現在2種類(冒険家、ゲマトリア)

ホシノはエルが巻き込まない様に距離を取っている為、現時点では友人として扱いません


という事で、アビドスから帰った後に逃げる事を悪い意味で諦めて氷原地区に向かうルートが唯一選べる"キヴォトスを捨てる" ルートになります
ですがエルにはまだやらないといけないこと自体は残っていますので、別の用事に逃げたがります

というわけで選択肢の内どこへ行くことを優先するかレスしていただくとそちらに向かいます。ハズレかどうかはダイス次第なので見たい物があればどうぞ。埋まるくらい反応がある方が嬉しいので残りレス数とかお気になさらず


1.放課後スイーツ部と限定スイーツを買いに行く (トリニティへ)
2.美食研究会に地図を渡して、その後風紀委員会へ (ゲヘナへ)
3.チェリノ会長とミノリ部長に挨拶をする (レッドウィンターへ)
4.エイミから借りていたミレニアムの制服を返す (ミレニアムへ)
5.シロコとセリカに地図を渡す (アビドスへ)

[189 氷室エル 24/06/06(木) 02:12:14]

入れ忘れ
エル：ホシノ　　100：85 (私の夢を叶えたメンバーの１人。私の理想の体現だからこそ巻き込みたくないんです！！)

[190 二次元好きの匿名さん 24/06/06(木) 07:35:03]

んもう、エルちゃんったら

[191 二次元好きの匿名さん 24/06/06(木) 08:23:52]

もうすぐ次のスレだね

[192 二次元好きの匿名さん 24/06/06(木) 12:40:21]

もう一度アビドスには行ってほしい

[193 二次元好きの匿名さん 24/06/06(木) 18:34:34]

ゲヘナで

[194 二次元好きの匿名さん 24/06/06(木) 21:27:46]

1で

[195 氷室エル 24/06/06(木) 23:07:37]

次スレ

(🎲オリ生徒)埋蔵金の地図で生計を立てていました　part10｜あにまん掲示板

[196 氷室エル 24/06/06(木) 23:25:32]

メインストーリーを見てると、どっちかといえばホシノとエルは似たような行動をしそうで解釈違いが起きてる気もしますが、このスレでは気にしない事にします

[197 二次元好きの匿名さん 24/06/06(木) 23:56:33]

たておつです

[198 二次元好きの匿名さん 24/06/06(木) 23:56:43]

うめ

[199 二次元好きの匿名さん 24/06/06(木) 23:57:02]

おつです

[200 二次元好きの匿名さん 24/06/06(木) 23:57:12]

乙