- 1二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 09:13:56
「……変なところ、ないよね?」
アタシは、くるりと回りながら、鏡に映った自分の姿を見回す。
白を基調としている模様の入った浴衣、鮮やかな緑色の帯。
サイズや丈にはほぼぴったり、帯もちゃんときれいに結べている。
貸出の浴衣で、着慣れてはいないけれど、とりあえず問題はない、はず。
「アイツも待たせているし、早く行かないと」
荷物をまとめて、下駄に履き替えて、ホテルの部屋を出る。
まだ時間には余裕があるけれど、アイツのことだ、とっくに待っているはず。
待ち合わせ場所であるホテルのロビーへ、慣れない足取りながら、急いで向かう。
そして近づくにつれて、心臓が、どきどきと、うるさいくらいに高鳴っていく。
それは、期待と不安。
ホテルで借りたものだけど、初めて見せる浴衣姿。
似合ってるって言ってくれるかな。
髪型だって、アップスタイルにして、首筋やうなじを晒してみた。
これで少しは大人っぽく見えるかな。
…………喜んでくれると、いいな。
「トッ、トレーナー、お待たせ……!?」
ロビーに辿り着いて、どの真ん中で立っている彼の姿を見つける。
……もう、その辺の椅子にでも座って、休んでいれば良いのに。
そんなちょっとした不満と、大きな緊張に気を取られて、アタシは気づかなかった。
彼が、今どんな服装でいるのか、ということに。 - 2二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 09:14:12
「やあ、ドーベル、俺も今来たばかりだから全然待ってないよ」
アタシを見つけて、柔らかい微笑みとともに、バレバレのウソをつくトレーナー。
彼は────浴衣に、身を包んでいた。
青色のシンプルな浴衣に、白色の帯、サマーウォークの時の服を彷彿とさせる色合い。
普段とはまるで違う印象の服を着た彼の姿に、アタシはドキリとして、目を奪われてしまう。
そうしているうちに、トレーナーはアタシのことをじっと見つめていた。
「……髪型も、変えたんだ?」
「えっ、あっ、うっ、うん、浴衣に合わせて、簡単に、だけど」
「そっか、浴衣と良くマッチしてて、大人な感じで、とてもきれいで、似合っていると思うよ」
「……っ!」
「君みたいな美人さんと一緒に歩けるなんて役得だな、なんてね?」
「…………バカ」
……トレーナーは、ずるい。
こっちが何か言う前に、言って欲しいことを、全部伝えて来る。
そんな風にされると、嬉しくて、恥ずかしくて、素直な言葉が返せなくなってしまう。
でも、そういうのは、嫌だったから。
アタシは大きく深呼吸をしてから、再び、トレーナーに向き直る。 - 3二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 09:14:26
「アンタも、浴衣、似合ってて、かっ、格好良い、よ…………それと、褒めてくれて、ありがと」
「…………あっ、ああ、こちらこそありがとう、ドーベル」
「……ふふっ」
「……あははっ」
トレーナーは一瞬驚いた顔になったが、すぐに、照れたような笑みを浮かべる。
その顔は少し恥ずかしそうで、でもとても嬉しそうにも見えて、アタシと同じだな、って思った。
なんだかおかしくなって、二人して、くすくすと笑い合ってしまう。
しばらくして、アタシの緊張も不安もどこか飛んで行ってしまった頃合い。
「それじゃあ、そろそろ行こう、時間もったいないから」
「ああ、お祭り、楽しみだな」
「……うん」
そう言って、アタシ達は、並んで歩き出す。
ホテルの近くの神社で行われている、お祭りに向かって。 - 4二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 09:14:41
アタシ達は、地方のファン感謝イベントに参加していた。
レースではなかったものの、応援してくれる人達へと感謝を伝える、大切な催し。
イベントそのものは午後に行われたため、その日は一泊して、次の日の朝に帰る予定だった。
『あっ……お祭り』
『ホントだ、結構大きなお祭りだね、人も結構多いし』
イベントを終えて、ホテルへと向かう途中、アタシはお祭りの行われている神社を見つけた。
お囃子が聞こえて、たくさんの人で賑わっていて、どこか煌びやかで、なんだか楽しそうで。
ふと、以前の夏合宿の時のことを思い出す。
トレーナーと一緒に、弟妹達への紙芝居作りをしていた時、近くで夏祭りが行われていた。
紙芝居作りは楽しかったし、あの子達も喜んでくれたし、ライアンのお土産も美味しかったし、花火を見ることが出来た。
ただ────夏祭りそのものに行けなかったのは、ほんの少しだけ心残りにはなっていた。
でも、知らない場所のお祭りに、一人で行くのは少し怖い。
トレーナーにも迷惑かけたくないし、諦めよう、そう思った矢先。
『俺、行きたいな』
『……えっ?』
『せっかくだし、ちょっと覗きたいなって思ってさ、ドーベルも行かない?』
気を遣わせてしまったな、とまず思った。
そして次に、アタシを見つめるトレーナーの瞳が、お祭りの会場みたく、きらきらとしてることに気づく。
ああ、そっか、トレーナーは本当に行きたいと思っているんだ。
アタシと、行きたいって、思ってくれてるんだ。
遠慮しているのがバカみたいに感じて、すり抜けるように、素直な言葉を口にしていた。 - 5二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 09:14:56
『行く、アタシも、行きたい』
『それじゃあ、ホテルに荷物を置いてから行こうか』
『……うん』
こくりと頷くと、トレーナーは嬉しそうに微笑む。
それを見て、アタシの尻尾をパタパタと動いてしまうのであった。 - 6二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 09:15:11
「あっ、わたあめ……ふふっ、懐かしいな、ライアンと一緒に食べてたっけ」
「せっかくだから買っていけば?」
「うーん、でも、あそこのたこ焼きも、美味しそうで」
「じゃあ、俺がたこ焼き買うから、それを少し食べれば良いんじゃないかな」
アタシ達は、まず、屋台を見て回っていた。
賑やかで華やかな騒がしさと、思わず心が踊ってしまうような楽しい空気。
こういうお祭り特有の雰囲気が、アタシが気に入っている。
ただ、少しだけ、頭に引っかかっていることがあった。
……なんか、今の状況に、妙な既視感があるんだよね。
割と最近、覚えがあるのだれど、ここ数カ月の範囲でお祭りには行っていないはず。
そんな中、お面を売っている屋台が目に入って────そして、思い出した。
「そっか……こないだ読んだ漫画だ」
「たこ焼き結構美味しいな、って、どうかしたの?」
「最近読んだ漫画に、お祭りに行くシーンがあったなあ、って」
トレーナーはたこ焼きを食べながら、首を傾げる。
脳裏に浮かんでいたのは、ちょっと前に読んだ漫画のお話。
主人公の女の子が、お世話になっている先輩を、お祭りに誘おうとするんだよね。
色々と悪戦苦闘するんだけど、最終的には先輩の方から誘われてしまう、ってオチ。
でも先輩は先輩で、初めて見る主人公の浴衣姿に、ドキっとしちゃってさ。
それから、あーんしてもらったり、人混みで密着しちゃったり、はぐれないように手を繋いだり。
最後、下駄の鼻緒が切れちゃって、おんぶをしてもらうんだよね。
すごく良かったな、お祭りデートの回。
……デート? - 7二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 09:15:38
「────デッ、デートじゃないからっ!」
「えっ、何の話?」
トレーナーは、きょとんとした表情を浮かべて、首を傾げる。
……アタシは、何をやっているんだろうか。
幸い、大きな声は周囲の喧騒に紛れて、あまり目立つことはなかった。
ため息一つ、首を左右に小さく振って、アタシはトレーナーに言葉を返す。
「…………ごめん、聞かなかったことにして」
「おっ、おう…………あっ、ドーベルも、たこ焼きどうぞ」
「うっ、うん、ありが────」
その瞬間、アタシは言葉を失ってしまう。
トレーナーが、優しい微笑みとともに、爪楊枝に刺さっているたこ焼きを、差し出して来たから。
その光景が、漫画のワンシーンと、重なってしまう。
そして、気が付けば、アタシはそのシーンを再現するように、口を大きく開けていた。
「……あむっ」
ぱくりと、一口でたこ焼きを頬張る。
まだ温かいはずだけど、頬が熱すぎるせいで、そんな気が全然しない。
多分、美味しいのだと思うけれど、ドキドキしすぎて、味も良く分からない。
…………でも、悪くはない、かな。
アタシは妙な満足感を覚えながらゆっくりと咀嚼していると、トレーナーは驚いたような声を出す。 - 8二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 09:15:53
「爪楊枝ごと、渡すつもりだったんだけど」
「…………っ!」
いまさら言わなくて良いでしょ、そんなこと……っ!?
トレーナーに抗議をするべく、こくりと口の中のものを飲み込んで、彼をジトっと睨む。
その、瞬間であった。
「────ごめん、ドーベル」
突然、トレーナーはアタシの背中に片手を回して、ぐいっと抱き寄せた。
あまりに唐突な出来事だったから対応することが出来ず、されるがまま、身体は動く。
ぽふんと、トレーナーの胸元に顔を埋める形で、アタシは彼に密着してしまう。
がっしりとして、意外と筋肉質で、ごつごつとした感触。
それでいて何だか安心するような温もりがあって、微かな香水の匂いがして、そこに汗とソースの匂いが混じって。
とろんと頭が蕩けてしまうような感覚とともに、息が抜けてしまって。
トクンと、心臓が高鳴る。
そして直後────背後からけたたましい足音が聞こえて来た。
身体が現実に引き戻されたかのように、びくりと反応してしまう。
するとトレーナーは、安心させるように、ぽんぽんと背中を軽くさすってくれた。 - 9二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 09:16:06
「急に悪かったね、もう大丈夫そうだから」
「……今、のは?」
「わからないけど、奥の方で大きなイベントをやるみたいだよ、後で行ってみる?」
何てこともない様子で、問いかけて来るトレーナー。
彼の胸元から聞こえて来る心音は、ゆったりとしていて、アタシとは大違い。
そのことが、なんとなく、悔しかった。
もやもやとしか気持ちを抱えながら、アタシは彼から離れて、ひとまず礼を告げる。
「…………どうも、アンタのおかげで、助かったよ」
「どういたしまして、でも怖がらせちゃって、本当にごめんね」
「……別に、怖くなんてなかったよ」
それは、本当だった。
怖くなんてなかった、むしろ安心した。
でも、トレーナーとぴったりくっついて、感触と芳香と体温を感じて、アタシは今もドキドキしている。
それに対して、彼は平然そのものの、穏やかな笑みを浮かべていて、それが少し気に入らない。
だから────少しだけ意趣返しをすることにした。 - 10二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 09:16:22
「……手」
「えっ?」
「手、繋いでよ、はぐれたりすると、危ないからさ」
「あっ、ああ」
差し出した、アタシの手のひら。
トレーナーはそれを見て、少しだけ動揺した様子で、遠慮がちに手を伸ばす。
普段はあんな大胆なクセに、こういうことは、アタシ相手でも恥ずかしいんだね。
心の中で、くすりと笑みを浮かべてしまう。
やがて、きゅっと、宝石でも扱うように大切そうに、トレーナーの手がアタシの手を包む。
固くて、ざらざらとしていて、熱がこもっていて、大きな手のひら。
小さな頃お祭りでアタシを導いてくれたライアンの手とは全然違う。
でも、優しくて、頼りになって、落ち着いた気持ちになるのは、一緒。
……なおさら、ドキドキしてしまうのは、ちょっと違うかもしれないけど。
「……ほら、もっとちゃんと握ってよ」
アタシはそう言って、自らの指を、トレーナーの指にしっかりと絡ませていく。
しっとりとしてしまった手のひらの感触が伝わってしまうけど、それはお互い様みたい。
赤く染まっているであろう頬をわたあめで隠して、アタシは口元を緩ませる。
「行こう、トレーナー、離しちゃダメだからね?」
今度は、アタシがトレーナーを連れ出すように、歩みを進める。
なんだか、あの漫画の、主人公になったみたいで、少しだけ心が踊っているアタシがいた。 - 11二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 09:16:38
────だからって、こんなところまで同じじゃなくて良いのに。
アタシは、人だかりから少し外れたところにあるベンチに腰掛けて、大きくため息をついた。
そしてトレーナーは、屈みながらアタシの脚をじっと見つめて、やがて困ったような顔で見上げる。
「これは、ちょっと応急処置も難しいかな」
「……ごめん、ハシャぎすぎたの、かも」
「ドーベルのせいじゃないって、まあ、色々と運が悪かったんだよ」
項垂れるアタシの視線の先には、鼻緒が切れてしまった、右足の下駄。
お祭りの雰囲気に乗せられて、あちらこちらへと、隅々まで回るように歩き回ってしまって。
その結果、鼻緒は楽しい時間の終わりと告げるように、ぶちんと切れてしまった。
仕方のないことだとは、わかっているけれど。
「……漫画やドラマなんかで良くあるアクシデントだけど、実際遭遇すると、結構ヘコむね」
「まあ、出先で履物がダメになるって割とダメージ大きいよね、俺も昔さ」
そう言って、トレーナーは、ちょっとした思い出話を語ってくれる。
一人でお出かけした先で、スニーカーのソールが剥がれてしまった話。
靴屋に辿り着くまですり足で歩いてたとか、その反省で早めに買い替えるようにしたとか。
そんなことを冗談混じりで話してくれて、それで笑っているうちに、少しだけ気持ちが軽くなる。
……まあ、最後は残念だったけど、十分以上にお祭りは楽しめたから、良いよね。 - 12二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 09:17:04
「それじゃあ、そろそろ帰ろうか、まだ食べたいものとかある?」
「ううん、平気、大丈夫だよ」
アタシが持ち直したのを見計らったように、トレーナーは帰還を提案する。
お祭り自体も終わりが近づいているのか、先ほどよりも人の声が少なくなって来ていた。
少しだけ名残惜しい気がするけど、これもまた風情だと思うことにする。
下駄はアレだけど、気をつけて歩けば、ホテルまではなんとかなるだろう。
そう考えて、立ち上がろうとして。
「あっ、ドーベル、座ったまま、軽く足を持ち上げてくれる?」
「……こう?」
「そうそう、オーケイ、よっと」
「ひゃあっ!?」
トレーナーから指示に従って、少し脚を上げると、その隙間と背中に、彼の太くて逞しい腕が通る。
そして直後、アタシの身体がふわりと浮き上がって、思わず悲鳴を上げてしまった。
今、アタシは、トレーナーに横になった状態で抱きかかえられている。
いわゆる────お姫様抱っこ、というヤツだ。
なんで最後だけは漫画を越えて来るのか。
アタシは顔を燃えるように熱くして、トレーナーに向けて抗議する。 - 13二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 09:17:18
「なっ、えっ、あっ……!? あっ、歩ける! 一人で歩けるってば!?」
「でもホテルまでそこそこ距離あるし、変な歩き方で傷めたりしたら、大変でしょ?」
「それは、そうだけどさ……!」
トゥインクルシリーズを駆けるウマ娘にとって、脚はそれほど大事に扱わなければいけない部分。
それはわかっているけれど、さすがにこの格好は、あまりに恥ずかしすぎる。
しかし、暴れるわけにもいかず、暴れる気分にもなれず、アタシはトレーナーの腕の中、しおらしくなってしまう。
「……真っ直ぐ、帰ってよね」
「もちろん、体勢は辛くない?」
「…………大丈夫、居心地は、良いよ」
アタシは何を言っているのか。
思わず、出てしまった本音、いや、失言に気づいて慌てて口元を押さえる。
けれどトレーナーはまるで気にした様子無く、嬉しそうに微笑むと、ゆっくりと帰路に着いた。
しばらくの間、無言の時間が過ぎていく。
そうしていると、なんだか急に不安になって、気が付いたら彼の浴衣をそっとつまみ、問いかけていた。 - 14二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 09:17:39
「重く、ない?」
「そんなことはないよ、むしろ思ったよりも軽くてびっくりしてる」
「トレーナーも、疲れてるでしょ? 無理しなくても」
「大丈夫、君に比べたら今日の負担なんてないようなもんだし、俺だって少しは鍛えてるんだよ?」
それは、今日一日で、良くわかったけどさ。
お節介で、割と世話焼きなトレーナーのことだ、仮に負担だとしても表には出さないだろう。
なら────少しでも負担を軽くしてあげないと。
以前、漫画を描く時に、お姫様抱っこについて調べたことがある。
その体勢の構造上、お互いの密着とが高いほど、安定性が高くなって、抱いている方の負担は楽になるとか。
だからアタシは、トレーナーの背中に手を回した。
必然的に、彼の顔が、近づく。
「ドッ、ドーベル?」
「……この方が、安全だから、それだけだから」
トレーナーの、大きく見開かれた目、赤く染まった顔。
本当は、アタシも恥ずかしくて、頬が熱くて、目を逸らしたくらいだったけど。
それ以上に、そんな彼の顔を見ていたくて────ホテルに着くまで、アタシはじっと見つめ続けていた。
……あの漫画の続き、どうだったかな。 - 15二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 09:18:42
お わ り
ベルちゃんかわいい - 16二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 09:19:37
あー
好き - 17二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 17:27:07
めっちゃいい・・・
- 18二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 17:34:25
ああ〜尊いんじゃ〜
- 19二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 17:39:51
すごーくよかった
最高
好き
あなたのベルちゃんの話読めて最高に嬉しい
ありがとう - 20二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 18:38:15
少女漫画脳の博覧会か??
スパダリこの上ないのに照れまで繰り出してくるトレーナー反則すぎて好き
恥ずかしいよりも好きが上回って照れ顔を隠さなくなったベルちゃんはもっと反則すぎてもっと好き
つまり何かというとこれものすごく好き
甘すぎて砂糖が脳に直接届く - 21二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 18:46:09
大人の余裕を見せつけてくる女慣れしてそうな成人男性に悔しくなるベルちゃん好き
ベルちゃんの可愛さと大胆さに思わず照れちゃうベルトレも好き - 22124/05/24(金) 06:21:38