- 1二次元好きの匿名さん22/02/02(水) 21:38:31
ほんとの空が見たいと言っているんだ。
私は驚いて空を見たんだ。
桜若葉の間に在るのは、切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりとした地平のぼかしは薄桃色の
朝の湿りだ。
北原は遠くを見ながら言うんだ。
金華山の山の上に毎日出ている青い空が
北原のほんとの空みたいなんだ。
あどけない空の話なんだ。 - 2二次元好きの匿名さん22/02/02(水) 21:39:36
どうしたオグリ
- 3二次元好きの匿名さん22/02/02(水) 21:40:11
いやなんです
あなたのいつてしまふのが―― - 4二次元好きの匿名さん22/02/02(水) 21:40:54
谷崎潤一郎だっけ？
- 5二次元好きの匿名さん22/02/02(水) 21:42:57
高村光太郎の智恵子抄かな
- 6二次元好きの匿名さん22/02/02(水) 21:44:20
北原死ぬのか……？
- 7二次元好きの匿名さん22/02/02(水) 21:47:24
慣れない東京での暮らしに憔悴した北原とそれを支えるオグリの話。北原穣抄は北原の死後、オグリが残した純愛文学なんだ
- 8二次元好きの匿名さん22/02/02(水) 21:50:56
つまりオグリは道程ということ？
オグリの詩をグラスが好んでいるということ？ - 9二次元好きの匿名さん22/02/02(水) 21:57:08
病んでしまった北原を支えるオグリは健気で可哀想過ぎるからNG
- 10二次元好きの匿名さん22/02/02(水) 21:59:23
騒がしい雲の色に忌々しい青空の色…
もうこの世界に本当の青い空は戻ってこないんや。 - 11二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 01:05:12
そういう時は重い荷物を枕元にするんだ
- 12二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 01:08:33
そんなにも北原はレモンを待っていたんだ…。
かなしく白くあかるい死の床で…